JP5652819B2 - 住宅用分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅や店舗等における住宅用分電盤に関し、特に、住宅用分電盤のキャビネットを構成するケースの構造に関する。
住宅用分電盤は、キャビネットの内部に、主開閉器、該主開閉器の二次側に接続される母線、該母線と各々接続される分岐開閉器などの内部機器を組み込んだもので、住宅等における電路の引込口装置として用いられている。適用される電路は、通常、交流50Hz又は60Hzの単相2線式電路(100V)、もしくは単相3線式電路(100/200V)が印加される電路である。
前記キャビネットは、住宅用分電盤の外郭を構成するもので、一般的に、前記内部機器を取付ける中底を取付け固定し、住宅用分電盤の上下左右の側面及び背面を覆う壁を形成するケースと、内部機器の操作面側に臨む前面側を覆うよう前記ケース前面側に設けられるカバーとを備えて構成される。
このような住宅用分電盤においては、特許文献1の図4、特許文献2の図2に示されるように、キャビネットを構成するケースにおける上下左右の側面は、側壁により囲繞されて形成されている。そしてケースの背面側から前面側に至る間で、側壁の前面側周囲が外方に一段拡大されて段差部分が形成されている。住宅用分電盤を持ち運んだり、壁面に取り付ける際には、前記段差部分に指を掛け前面側のカバーを押さえて挟むように把持していた。
特開2006−36769号公報 特開2005−229746号公報
前述したような段差部分は、本来、住宅用分電盤を壁面に設けた開口部にはめ込む際の嵌め込み量を規制するためのもので、また、外方に一段拡大された部分をケース内において電線を引き回すためのガタースペースを拡大するためのものとして利用されているものである。前記段差部分は、住宅用分電盤を持ち運んだり、壁面に取り付ける際の把持に用いる部位として形成されたものではないため、把持部として使用した場合には次のような課題点が想定される。
前記ケースの左右の側壁における段差部分は、住宅用分電盤を取付ける壁面の天地方向に沿って形成されているから、該天地方向に対して滑りやすいという課題がある。特に、住宅用分電盤の回路数が多くなる場合、壁面の天地方向に対して水平方向の長さが長くなるとともに、住宅用分電盤の重量が増加するから、前記段差部分を把持して保持する場合、該段差部分に加わる荷重並びに応力が大きくなり、把持しにくくなることに加えて、住宅用分電盤に撓みや歪が生じ、ケース自体や内部機器に損傷が起きる可能性がある。
また、本来把持部でない部分を把持することにより、住宅用分電盤を誤って落下した場合等には、作業者の脚部を怪我したり、住宅用分電盤自体が損傷する虞がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、住宅用分電盤の保持や持ち運びを壁面の天地方向においても容易安全に行えると共に、ケースの強度を向上することができる住宅用分電盤のケースの構造を提供することを目的とする。
本発明に係る住宅用分電盤の構造は、上述の課題を解決すべく構成されたもので、内部機器を収納するケースの背面から、前面側にケース側壁を形成する住宅用分電盤であって、
前記ケース側壁におけるケースの背面からケース側壁前方までの部分にケース内部に凹む凹部を形成することによりケース把持部を設けて構成するとよい。
かかる構成によれば、ケース側壁におけるケースの背面からケース側壁前方までの部分に凹部の把持部が形成されるから、住宅用分電盤を把持部を大きく確保することができる。また、前記凹部がケース内部に凹んでいるため、該凹部がケース内部においてケース側壁と背面との接触面積が増加するとともに、背面と側壁とに連結されるリブとして作用するから、ケースの強度を向上させることができる。
また、本発明に係る住宅用分電盤の構造は、前記ケース把持部は、前記凹部により住宅用分電盤を取付ける壁面の天地方向に対して段差を形成して構成してもよい。
かかる構成によれば、前記凹部における段差が、住宅用分電盤の自重を保持するための前記天地方向における把持部として用いられるから、安定して住宅用分電盤を把持することができる。
以上の如く、本発明によれば、住宅用分電盤の保持や持ち運びを壁面の天地方向においても容易安全に行えると共に、ケースの強度を向上することができる住宅用分電盤のケースの構造を提供することができる。
第1の実施形態を示す住宅用分電盤の背面図を示す。 同実施形態に係るケース背面側からの斜視図を示す。 同実施形態に係るケース前面側からの斜視図を示す。 同実施形態に係るケース内側前面側からの斜視図を示す。 同実施形態に係るケース内側前面側の断面図を示す。 従来の住宅用分電盤を表わした図を示す。 従来の住宅用分電盤を表わした図を示す。
次に本発明の実施形態を図1乃至図5を用いて詳細に説明する。
(住宅用分電盤の概要説明)
第1の実施形態に係る住宅用分電盤100は、単相3線式の商用電路に用いられるものである。該住宅用分電盤は、キャビネットの内部に、電流制限器、主開閉器、該主開閉器の二次側において接続部材を介して接続される母線、該母線と各々接続される分岐開閉器、これら内部機器を取付ける中底を設けて構成される。図1には住宅用分電盤を背面側から臨んだ図を示しており、110が電流制限器取付部、111が主開閉器取付部、112が分岐開閉器取付部としての中底である。
前記キャビネットは、住宅用分電盤の外郭を構成するもので、一般的に、前記内部機器を取付ける中底を取付け固定し、住宅用分電盤の上下左右の側面及び背面を覆う壁を形成するケース120と、内部機器の操作面側に臨む前面側を覆うよう前記ケース前面側に設けられるカバーとを備えて構成される。
ケース120には、壁面等に取り付けられる基部101と、該基部から連なり前面側に延設する側壁102が設けられている。側壁102の前面側周縁部は外方に一段拡大されて第一の段差部分105が周囲に形成されている。また、天地方向において、中央部には凹部103が形成されている。該凹部103は、前記基部101の背面側からケース側壁102の前方にかけて形成されるとともに、前記凹部103がケース内側にも突設して設けられている。
ケース120の背面視においては、該ケースの基部101における左右略中央部に凹みが形成され、該凹みが基部101から前面側に延設される側壁にもそのまま続いて形成されている。ケース120の左右側面部分に該当するケース側壁102と基部101との接触面積が凹みの線分だけ増加し、また、ケース120の基部101とケースの側壁102とが立体的に接続支持され、凹部103全体が基部101から側面に至る補強リブとしての役割を担う。
また、図4に示したように、前記凹部103における側壁102の前面側は、前記第一の段差部分105が前記凹部103のケース内側への突設部分だけ内側に延設されて形成された壁面に連続的に続くよう接続される。
このため、特許文献1、特許文献2に示されたような、ケースの基部の上下左右をケースの側壁により単純に四角形状に囲繞する場合と比べて、ケース側壁102の左右外方への曲げ強さ、前記天地方向への曲げ強さなどが増加するとともに、ケース120の水平方向、天地方向、斜め方向への撓みや捩れ、歪に対する耐性を増加させることができる。
一方で、前記凹部103により、住宅用分電盤100の天地方向には、該凹部103の窪んだ部分と本来の側壁102部分との間に段差104(第二の段差という)が形成される。また、住宅用分電盤100の背面側から前面側の方向には、前記凹部103の窪んだ部分と側壁102の外方に一段拡大されて形成されている前面側周縁部に第一の段差部分105よりも大きな段差106(第三の段差)が形成される。
これにより、住宅用分電盤100を施工するときの持ち運びや壁面等への取付保持の際には、前記第二の段差104部分や第三の段差106部分に指を掛けて持ち運び保持することにより、持ち運び保持の仕方の自由度が増し、前記補強されたケース120と相まって天地方向への住宅用分電盤の自重を安定して支えることができる。
本実施形態においては、前記第二の段差104部分は、前記窪んだ部分と本来の側壁部分との間がなだらかに接続されるよう斜面を設けて形成している。前記窪んだ部分と本題の側壁部分を階段のステップのように直角の段差を設けて形成してもよいが、なだらかな斜面を形成することにより、段差104部分と他の側壁とが急峻でなくなり、住宅用分電盤を臨んだ場合の段差部分への視覚的な注目度を突出させることなく、デザイン的にも一体感をもたせたうえで、把持部としての機能と、補強リブとしての機能を併せ持たせているものである。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本発明のケース構造を用いた住宅用分電盤は、単相3線式の商用電路の他、単相2線式の電路や三相3線式の電路他に用いることができる。また、住宅用分電盤の他、標準盤のケースに適用したり、一般的な樹脂製のケースに代えて金属性のケースに適用することができる。
また、第一の実施形態において、ケース120の側壁102に形成された凹部103を前記天地方向において複数設けて形成してもよい。補強リブとしての役割が増加することでよりケースの強度を増加させた住宅用分電盤を構成することができる。
100 住宅用分電盤
101 基部
102 側壁
103 凹部
104 第二の段差
105 第一の段差
106 第三の段差
110 電流制限器取付部
111 主開閉器取付部
112 分岐開閉器取付部

Claims (2)

  1. 内部機器を収納するケースの背面から、前面側にケース側壁を形成する住宅用分電盤であって、
    前記ケース側壁におけるケースの背面からケース側壁前方までの部分にケース内部に凹む凹部を形成することによりケース把持部を設けて構成したことを特徴とする住宅用分電盤。
  2. 前記ケース把持部は、前記凹部により住宅用分電盤を取付ける壁面の天地方向に対して段差を形成して構成したことを特徴とする請求項1記載の住宅用分電盤


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