JP5651715B2 - 液晶プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は液晶プロジェクタに関する。
画像を投射表示するための液晶プロジェクタにおいては、高画質を得るために精度の高いフォーカス性能が要求される。フォーカス性能は投射レンズのみならず、例えば液晶パネル周辺の構成要素にも依存している。温度変化により構成要素の位置が微妙に変わる場合には、使用開始時にユーザが手動でフォーカスを調整したとしても、その後の温度変化によりフォーカスずれが発生する。ユーザが簡単に再度のフォーカス調整を行える場合はまだ良い。しかし、大きな会場で使われるような天井取付け型の装置では、使用中のフォーカス調整は困難である。
特許文献1においては、プロジェクタにおける温度変化による投射レンズの焦点距離の変化を、伸縮部材の温度特性による伸縮で相殺する技術を開示している。
特開2010−256394号公報
液晶プロジェクタにおいては、エンジンボトムと称するベースに対して他の主な構成要素が取付けられ、位置決めされている。エンジンボトムの材料には、例えば不飽和ポリエステル樹脂が使用されている。鉄やアルミニウムをはじめとする材料による熱膨張係数の小さい金属ダイキャストを使えば、エンジンボトムの温度変化による伸縮は大幅に改善され、前記したフォーカスずれの問題は改善する。しかし、樹脂や板金と比較して金属ダイキャストは高価であり、量産性にも問題があって好ましくない。
特許文献1は、樹脂によるエンジンボトムを用いる際の問題点の解決方法に係る文献であり、温度補償効果が期待できると思われる。しかし、構造が複雑であり、使用する構成要素の寸法の公差を積み上げると温度補償効果にバラツキが出る恐れもある。樹脂によるエンジンボトムを用いた液晶プロジェクタにおいて、さらに簡素で低価格な構造によりフォーカスずれを低減する方法が望まれる。
本発明の目的は前記した問題に鑑み、温度変化に起因するフォーカスずれを低減した液晶プロジェクタを提供することにある。
前記課題を解決するため本発明は、画像を光学的に投射表示する液晶プロジェクタであって、
投射表示する画像を生成する液晶パネルと、該液晶パネルが生成した画像を外部に投射するための投射レンズと、該投射レンズと前記液晶パネルを含め前記液晶プロジェクタが有する構成要素を固定するための樹脂材料によるエンジンボトムと、該エンジンボトムに対して前記液晶パネルを固定するための第1の取付け部材と、前記エンジンボトムに対して前記投射レンズを固定するための第2の取付け部材と、前記投射レンズの光軸から見た位置が前記第1の取付け部材の近傍に位置する第3の取付け部材と、前記投射レンズの光軸から見た位置が前記第2の取付け部材の近傍に位置する第4の取付け部材と、前記第3の取付け部材と第4の取付け部材により前記エンジンボトムに固定される金属材料による伸縮防止部材を有することを特徴としている。
本発明によれば、温度変化に起因するフォーカスずれを低減した液晶プロジェクタを提供でき、液晶プロジェクタの基本性能の向上に寄与できるという効果がある。
液晶プロジェクタの光学エンジンのブロック図。 液晶プロジェクタの投射レンズ付近の見取り図。 クロスプリズム周辺の分解図。 液晶プロジェクタの光学エンジンの第1の外観図。 液晶プロジェクタの光学エンジンの第2の外観図。 液晶プロジェクタの光学エンジンの第3の外観図。 ブレケット周辺の平面図。 ブラケットの取付け方法を示す第1の外観図。 ブラケットの取付け方法を示す第2の外観図。 ブラケットの取付け方法を示す第3の外観図。 ブラケットの取付け方法を示す第4の外観図。
以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明する。まず液晶プロジェクタの光学エンジンの全般的な構成を説明する。
図1は、液晶プロジェクタの光学エンジンのブロック図を示している。図1で、光源ユニット101は発光部である管球101aと反射面としてのリフレクタ101bを含んでいる。楕円形状のリフレクタ101bの第1焦点位置に配置された管球101aから出射された光束は、リフレクタ101bの第2焦点位置に集光するように前記反射面から反射される。光束サイズを縮小された集光光束は、平行化作用を有する凹レンズ102により平行光束に変換される。なお、リフレクタ101bを放物面形状とした場合は、平行化作用をするための凹レンズ102は不要となる。
凹レンズ102から出射された平行光束は、第1マルチレンズアレイ103aの各セルレンズにより部分光束に分割されて、第1マルチレンズに対応した第2マルチレンズアレイ103bの各セルレンズ上に集光される。集光された各部分光束は、直線偏光化部104で一旦、振動方向が互いに直交する2つに直線偏光に分離され、さらに一方の直線偏光の振動方向を他方の振動方向に合わせることで、振動方向が一方向の直線偏光に変換される。直線偏光化部104を出射した各部分光束は、重畳レンズ105によりRGB各色用の液晶パネルユニット1R,1G,1Bに重畳して照射される。なお、重畳レンズ105と液晶パネルユニット1R,1G,1Bの間の光路には、光路を折り曲げるための反射ミラー106a,106b,106c,106dと、色分解光学部としてのダイクロイックミラー107aと107bが設けられ、さらに各液晶パネルユニット1R,1G,1Bの手前には、投射光束の主光線を平行化するコリメータレンズ108R,108G,108Bが配置される。緑色や青色よりも光路長の長い赤色の光路には、重畳した光束を赤色用の液晶パネルユニット1Rの位置に写像するためのリレーレンズ109と110が配置されている。
このようにして液晶パネルユニット1R,1G,1Bに供給された管球101aからの光束は、液晶パネルユニット1R,1G,1Bの各々に別途供給される映像R信号、映像G信号、映像B信号のレベルに応じて液晶パネルを通過できる量を変化される。これにより、前記光束に映像信号の情報が与えられる。このために、液晶パネルユニット1R,1G,1Bは液晶パネルのみならず、所定の振動方向の光束を通過させるための偏光板を備えている。
液晶パネルユニット1R,1G,1Bを通過した各光束は、クロスプリズム2で互いに合成され、投射レンズ3を介して外部に設けられたスクリーン(図示せず)に前記映像信号に応じた映像を表示する。
以下、本実施例では前記したフォーカス性能について述べるため、液晶パネルユニット1R,1G,1B、クロスプリズム2、投射レンズ3、及びその周辺について詳しく説明する。なお、1R,1G,1Gの液晶パネルユニットに共通する事項を述べる際は、単に液晶パネルユニット1と記すことがある。
図2は、液晶プロジェクタの投射レンズ3付近の見取り図である。ここでは、図1のブロック図に対して左側の側面より見た、液晶パネルユニット1(図示する都合上1Gのみを示す)、クロスプリズム2、投射レンズ3とこれらの周辺を示している。
液晶プロジェクタのベースであるエンジンボトム5(図中に右上から左下方向の斜線を付す)には、多くの構成要素が取付けられるが、構成要素によっては、他の構成要素を介してエンジンボトム5に取付けられる。
投射レンズ3は、ネジをはじめとする固定部材32を用いてエンジンボトム5に取付けられ、固定される。
クロスプリズム2は、プリズムホルダ4(図中に左上から右下方向の斜線を付す)に対して固定される。プリズムホルダ4はエンジンボトム5に対して、まず基準ピン42で位置決めされた後に、ネジをはじめとする固定部材41を用いて固定される。即ち、クロスプリズム2は、プリズムホルダ4を介してエンジンボトム5に取付けられ、固定される。
なお、固定部材32と41につき、図面の煩雑化を避けるため図2では1個のみに符号を付している。固定部材32は投射レンズ3の周辺部に4個程度、固定部材41はプリズムホルダ4の周辺部に3個程度設けられることが多い。
液晶パネル11を備える液晶パネルユニット1は取付け孔を有しており、クロスプリズム2が有するパネルブラケット21(21a,21b)が挿入されることでクロスプリズム2に取付けられ、固定される。即ち、液晶パネルユニット1は、パネルブラケット21、クロスプリズム2、プリズムホルダ4を介してエンジンボトム5に取付けられ、固定される。
ここでフォーカスずれを起こさないためには、投射レンズ3と液晶パネル11の光学的な距離を一定に保つことが重要である。現在使われている光学系では、前記距離が1μmずれると、例えば10cm程度の焦点距離のずれが発生することがあり、温度特性による前記距離の変化に対しては充分な配慮が必要である。
図3は、クロスプリズム2の周辺の分解図であり、図1の斜め左上方向から描いた図である。液晶パネルユニット1は、液晶パネル11と偏光板12を備える。クロスプリズム2は、プリズムホルダ4に固定される。クロスプリズム2の上下に有するパネルブラケット21a,21bが、液晶パネル11の周辺の取付け孔(図3では液晶パネル1個当たり4箇所)に挿入され、液晶パネルユニット1をクロスプリズム2に固定する。プリズムホルダ4の周辺部には、ネジをはじめとする固定部材41(図示せず)を通す取付け孔41aが設けられており、取付け孔41aを通して固定部材41がプリズムホルダ4を先のエンジンボトム5に固定する。取付け孔41aは図3では1個のみ符号を付しているが、前記したようにプリズムホルダ4の周辺部に3個程度設けると良い。
なお、液晶パネル11から上方に伸びる部材は、液晶パネル11に映像信号を供給するためのフレキシブル基板である。パネルブラケット21a,21bは、液晶パネルユニット1が3個あるために計12個の凸部が設けられているが、図3では他の構成要素の陰に入るものがあるため、計6個が描かれている。図面の煩雑化を避けるため、その一部のみに符号を付している。また、ブラケット6については後に詳しく説明するが、ここでは形状の一例と概略の位置を示している。
図4は、液晶プロジェクタの光学エンジンの第1の外観図であり、図3と同様な方向から描いている。液晶パネルユニット1を周辺に取付けたクロスプリズム2は、上方に外された状態となっている。
図5は、液晶プロジェクタの光学エンジンの第2の外観図であり、図3と同様な方向から描いている。図4とは異なり、液晶パネルユニット1を周辺に取付けたクロスプリズム2は、所定の取付け位置において、エンジンボトム5に取付けられている。このため、クロスプリズム2の上方にあるプリズムホルダ4が主に描かれている。
前記した温度変化によるフォーカスのずれは、液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離が、温度によって変化することに起因している。この距離をより具体的に定義すれば、図2の液晶パネル11の表示面と投射レンズ3が含む後球レンズ31の間の距離Pとなる。図2から分かるように、液晶パネル11と投射レンズ3の距離Pは、主にパネルブラケット21、プリズムホルダ4、エンジンボトム5の伸縮により変化する可能性がある。
クロスプリズム2と液晶パネルユニット1の相対的な位置は、パネルブラケット21で規定されている。パネルブラケットは部品の体積が小さいこともあって、例えば鉄材を用いることができるため、温度変化に対する伸縮は殆ど問題にならない。これに対して、プリズムホルダ4やエンジンボトム5については、金属材料を用いるとコストや量産性で問題があり、さらには重量が増加する問題がある。このため、例えばポリフェニルエーテルとポリスチレンを含む樹脂や不飽和ポリエステルが使われることが多い。樹脂を使用する場合は、温度変化による伸縮が問題となる。特に、サイズの大きいエンジンボトム5の伸縮は、液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離Pを変化させて、使用中のフォーカスずれを引き起こす大きな要因となる。
図6は、液晶プロジェクタの光学エンジンの第1の外観図であり、先の図4や図5でも示されていたブラケット6の取付け方法も含め図示されている。なお、後記するようにブラケット6の形状は、図4や図5で示したものとはいくらか異なっている。本実施例においては、例えばステンレス材によるブラケット6を用いて、液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離の変化を低減することを一つの特徴としている。
図6でエンジンアッパーケース7は、エンジンボトム5の上側に取付けられるケースであって、例えばポリカーボネート樹脂で作られている。ブラケット6は、例えばネジをはじめとする取付け部材61と62によりエンジンボトム5に取付けられるが、ここでは取付け部材61と62は、ブラケット6とエンジンアッパーケース7を共締めする場合を示している。
投射レンズ3の光軸であるZ軸上での(図2において矢印Aで示す方向に見た場合の)構成要素の位置を説明する。取付け部材61はZ軸上から見て(矢印Aで示す方向に見て)取付け部材41または基準ピン42と同じか近傍に設けられており、ブラケット6をエンジンボトム5に固定する。一方、取付け部材62はZ軸上から見て(矢印Aで示す方向に見て)取付け部材32への取付け位置と同じか近傍に設けられており、ブラケット6をエンジンボトム5に固定する。ブラケット6は例えばステンレス材で作られており、エンジンボトム5と比較して温度変化による伸縮は遥かに小さく、剛性は大きい。このため、温度が変化することによる液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離の変化は、ブラケット6の作用により大幅に低減される。これにより使用中にフォーカスがずれる問題は解消される。
次に、ブラケット6の取付け方法をさらに詳しく説明する。
図7は、ブラケット部の平面図であり、図6におけるブラケット6の真上から描いた図である。ブラケット6の断面を取る位置の関係で一部が実線で接続されていないが、実際には破線で示すように一体となっている。71aと72aは、先の取付け部材61と62がエンジンアッパーケース7と共締めされ、エンジンボトム5に固定されている時の取付け部材61と62の断面を示している。61aと62aは、先の取付け部材61と62が挿入される取付け孔であり、ブラケット6に設けられている。
ここでは、取付け部材61と62の断面71aと72aはほぼ円形である。一方、取付け孔61aと62aはほぼ四角形の孔であり、ブラケット6の長手方向に対して略45度の角度で設けられている。これは、本実施例の一つの特徴であり、ブラケット6が液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離の変化を低減する効果を、いっそう高めるようにしている。その原理を下記に記す。
ブラケット6を取付ける際に、取付け部材61を取付け孔61aに通して仮止めし、次に取付け部材62を取付け孔62aに通して先のエンジンボトム5に仮止めした後、図中の矢印Bで示す方向に向け作業者がブラケット6に力を加える。この時、取付け部材61が四角形をした取付け孔61aの二辺に当接するよう取付け部材61を最初に締め込む。次に、再度矢印Bで示す方向に力を加えながら取付け部材62を締め込むことで、取付け部材62は四角形をした取付け孔62aの一辺と当接させることができる。使用中の温度変化については、多くの場合で温度上昇が問題である。前記したブラケット6の取付け孔61aと62aのピッチ寸法を設定することにより、使用中の温度上昇により液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離が増加する方向となる際に、取付け部材62とブラケット6の取付け孔62aが強く噛み合うことで、前記した距離の増加を低減することができる。図7は、前記の場合の実施例を示している。
また、ピッチ寸法の設定により、温度下降時に液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離が減少することを低減することも可能であることはいうまでもない。
次に、ブラケット6の異なる例を説明する。
図8から図11は、ブラケットの取付け方法を示す第1から第4の外観図である。いずれも液晶プロジェクタの外観図と、ブラケット6の拡大図の双方を示している。
図8は、先の図4と図5で示した液晶プロジェクタと同様なブラケット6を用いた例を示す。ブラケット6は、図6で示した二つの取付け部材61と62のみならず、さらに二つの取付け部材を用いて、プリズムホルダ4を共締めしながらエンジンボトム5に固定される。
図9は、二つの取付け部材を用いる例であるが、ブラケット6は、プリズムホルダ4を共締めしながらエンジンボトム5に固定される。
もちろん、ブラケット6は、これまでの例のように図の右手寄りに設けられるとは限らない。図10においては、図6で示したブラケット6は、これまでの例とは逆に投射レンズ3を挟んで図の左手寄りに設けられている。もちろんブラケット6の形状は、図6のブラケット6と線対称な形状である。また、図11においてブラケット6は2個のブラケット6aと6bを有しており、図の右手寄りと左手寄りに設けられている。これにより、液晶パネルユニット1と投射レンズ3の距離の変化をいっそう低減している。
また、これまでの例のようにブラケット6を液晶プロジェクタの上部に設けられるとは限らない。投射レンズ3を挟んで下部に設けられても良い。さらに、一方向に長い形状に限らず、例えば平面材であっても良く、例えばプリズムホルダ4の上側をカバーする形状であっても良い。即ち、棒状の平面形状を有するブラケットに限定されない伸縮防止部材であって良い。
いずれの場合においても本実施例によれば、樹脂のエンジンボトムを用いた場合において、温度変化による液晶プロジェクタのフォーカスずれを低減できる。さらには、簡素で低価格な構造により前記目的を達成できるという効果がある。
ここまで示した実施形態は一例であって、本発明を限定するものではない。例えば、図1に示した光学系のブロック図、図2以降で示した見取り図や外観図において、異なる実施形態を考えることができる。このように、本発明の趣旨に基づきながら異なる実施形態を考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
1:液晶パネルユニット、2:クロスプリズム、3:投射レンズ、4:プリズムホルダ、5:エンジンボトム、6:ブラケット、7:エンジンアッパーケース、11:液晶パネル、12:偏光板、21:プリズムブラケット、31:後球レンズ、32,41,61,62:取付け部材、42:基準ピン、61a,62a,71a,72a:取付け孔。

Claims (4)

  1. 画像を光学的に投射表示する液晶プロジェクタであって、
    投射表示する画像を生成する液晶パネルと、
    該液晶パネルが生成した画像を外部に投射するための投射レンズと、
    該投射レンズと前記液晶パネルを含め前記液晶プロジェクタが有する構成要素を固定するための樹脂材料によるエンジンボトムと、
    該エンジンボトムに対して前記液晶パネルを固定するための第1の取付け部材と、
    前記エンジンボトムに対して前記投射レンズを固定するための第2の取付け部材と、
    前記投射レンズの光軸上の位置が前記第1の取付け部材の前記投射レンズの光軸上の位置の近傍に位置する第3の取付け部材と、
    前記投射レンズの光軸上の位置が前記第2の取付け部材の前記投射レンズの光軸上の位置近傍に位置する第4の取付け部材と、
    前記第3の取付け部材と第4の取付け部材により前記エンジンボトムに固定される金属材料による伸縮防止部材を有し、
    前記伸縮防止部材は、前記エンジンボトムの異なる位置に取付けられる複数のブラケットを含むことを特徴とする液晶プロジェクタ。
  2. 請求項1に記載の液晶プロジェクタにおいて、
    前記液晶パネルは映像赤信号、緑信号、青信号に応じた3個の液晶パネルを備え、
    前記液晶プロジェクタは前記3個の液晶パネルが生成した画像を合成するクロスプリズムを備え、
    前記液晶パネルは前記クロスプリズムを介して前記エンジンボトムに固定されることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  3. 請求項1に記載の液晶プロジェクタにおいて、前記ブラケットは、棒状の平面形状を有することを特徴とする液晶プロジェクタ。
  4. 画像を光学的に投射表示する液晶プロジェクタであって、
    投射表示する画像を生成する液晶パネルと、
    該液晶パネルが生成した画像を外部に投射するための投射レンズと、
    該投射レンズと前記液晶パネルを含め前記液晶プロジェクタが有する構成要素を固定するための樹脂材料によるエンジンボトムと、
    該エンジンボトムに対して前記液晶パネルを固定するための第1の取付け部材と、
    前記エンジンボトムに対して前記投射レンズを固定するための第2の取付け部材と、
    前記投射レンズの光軸上の位置が前記第1の取付け部材の前記投射レンズの光軸上の位置の近傍に位置する第3の取付け部材と、
    前記投射レンズの光軸上の位置が前記第2の取付け部材の前記投射レンズの光軸上の位置近傍に位置する第4の取付け部材と、
    前記第3の取付け部材と第4の取付け部材により前記エンジンボトムに固定される金属材料による伸縮防止部材を有し、
    前記伸縮防止部材は、前記エンジンボトムの異なる位置に取付けられる複数のブラケットを含み、
    前記伸縮防止部材は、前記第3の取付け部材を通すための略四角形の第1の取付け孔と、前記第4の取付け部材を通すための略四角形の第2の取付け孔を有し、
    第1の取付け孔と第2の取付け孔を結ぶ軸に対して略45度傾いた方向に、前記第1及び第2の取付け孔の辺を有し、
    前記第3及び第4の取付け部材は、前記略45度傾いた辺に当接して取付けられることを特徴とする液晶プロジェクタ。
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