JP2007240692A - リアプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することが可能なリアプロジェクタを提供すること。
【解決手段】画像信号に応じて変調された光を供給する光学エンジン部と、反射により光学エンジン部からの光をスクリーンの方向へ折り返すミラーと、少なくとも光学エンジン部及びミラーを収納する筐体と、筐体内の空間を貫き、かつ光学エンジン部からの光の光路以外の位置に設けられた補強部17と、を有し、補強部17は、筐体を支持する骨格構造16の一部をなし、光学エンジン部からミラーへ進行する光の光路と、ミラーからスクリーンへ進行する光の光路とが交差する領域の近傍を貫くように配置される。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像信号に応じて変調された光をスクリーンにて透過させることにより画像を表示するリアプロジェクタの技術に関する。
従来、リアプロジェクタは、画像信号に応じて変調された光をスクリーンへ入射させる光学系の構成上、他の大型ディスプレイ、例えば液晶テレビやプラズマテレビと比較して薄型な構成とすることが困難であるとされている。これに対して、リアプロジェクタの薄型化を図るために、スクリーンに対して斜めに光を入射させる構成とする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−84576号公報
リアプロジェクタは、画像表示のための光の光路が筐体内の空間の大部分を占めることから、筐体内には何も配置されない広い空間が形成される。大型にするほど筐体内の空間も広くなることから、リアプロジェクタは、大画面であるほど筐体の剛性を十分に確保する必要がある。また、リアプロジェクタを薄型化するほど、光学エンジン部、ミラー、スクリーン等の光学要素の位置関係が崩れることによる光学性能の低下が顕著となると考えられる。このような光学性能の低下を低減するためにも、筐体の剛性を十分に確保することが求められる。以上から、従来の技術では、筐体の十分な剛性、高い光学性能を確保することが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、筐体の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することが可能なリアプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、画像信号に応じて変調された光を供給する光学エンジン部と、少なくとも光学エンジン部を収納する筐体と、筐体内の空間を貫き、かつ光学エンジン部からの光の光路以外の位置に設けられた補強部と、を有することを特徴とするリアプロジェクタを提供することができる。
筐体内の空間、特に、筐体内の空間の中心部近傍を貫く補強部は、筐体内で筐体を支持する背骨として機能する。補強部を設けることで、外力等による筐体の変形を低減し、筐体の十分な剛性を確保することが可能となる。補強部の追加により、容易に、かつ製造コストの大幅な上昇を招来すること無く効果的に筐体の高剛性化を図れる。光学エンジン部からの光の光路以外の位置に補強部を設けることにより、補強部により光学エンジン部からの光が遮られる事態を回避し、画像信号に応じた正確な画像を表示することができる。筐体の十分な剛性を確保することにより、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を低減することができる。高い光学性能を確保することにより、高品質な画像を表示することが可能となる。これにより、筐体の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することが可能なリアプロジェクタを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、筐体を支持する骨格構造を有し、補強部は、骨格構造の一部をなすことが望ましい。リアプロジェクタは、補強部を有する骨格構造を備えることで、筐体の剛性をさらに高めることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、反射により光学エンジン部からの光をスクリーンの方向へ折り返すミラーを有し、光学エンジン部、ミラー及びスクリーンは、光学エンジン部からミラーへ進行する光の光路と、ミラーからスクリーンへ進行する光の光路とが互いに交差するように配置され、補強部は、光学エンジン部からミラーへ進行する光の光路と、ミラーからスクリーンへ進行する光の光路とが交差する領域の近傍を貫くように配置されることが望ましい。光学エンジン部からミラーへ進行する光の光路と、ミラーからスクリーンへ進行する光の光路とを交差させることで、かかる領域の近傍に、補強部を貫かせるスペースを確保することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、ミラーは、スクリーンの外縁部近傍に設けられ、光学エンジン部は、スクリーンの中心に対して、ミラーが設けられる側とは反対側に設けられることが望ましい。例えば、ミラーを筐体上部に設ける場合、光学エンジン部は、スクリーンの中心に対してミラーが設けられる側とは反対側である筐体下部に設けられる。筐体下部の光学エンジン部から筐体上部のミラーへ光を進行させ、かつミラーからスクリーンへ斜めに光を入射させる構成とすることで、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。これにより、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、ミラーは、非球面形状の曲面を有することが望ましい。ここで、非球面形状の曲面とは、中心軸に対して略回転対称な形状の曲面、例えば放物面や楕円面等、及び非回転対称な形状の自由曲面のいずれであっても良いものとする。非球面形状の曲面を有する非球面ミラーは、光の折り曲げと広角化とを同時に行うことが可能である。非球面ミラーで光を広角化させる構成とすることで、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。これにより、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光学エンジン部からの光を反射する第1ミラーと、反射により第1ミラーからの光を広角化させる第2ミラーと、反射により第2ミラーからの光をスクリーンへ入射させる第3ミラーと、を有し、第3ミラーは、スクリーンの外縁部近傍に設けられ、光学エンジン部、第1ミラー及び第2ミラーは、スクリーンの中心に対して、第3ミラーが設けられる側とは反対側に設けられることが望ましい。第1ミラー、第2ミラーを経た光学エンジン部からの光を第3ミラーからスクリーンへ入射させる構成とすることで、光学エンジン部及び第3ミラーの間の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。これにより、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、光学エンジン部、第1ミラー及び第2ミラーのうち少なくとも1つを固定することが望ましい。光学エンジン部、第1ミラー及び第2ミラーのうち少なくとも1つを補強部で固定し位置精度を高めることにより、光学性能の低下を低減することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、光学エンジン部、第1ミラー及び第2ミラーのうち少なくとも1つから直接スクリーンの方向へ進行する光を遮光することが望ましい。光学エンジン部等から直接スクリーンの方向へ進行する光が存在すると、光学エンジン部等が設けられる位置がスクリーンを介して明るく見える場合がある。補強部により光学エンジン部等から直接スクリーンの方向へ進行する光を遮光することで、画像の輝度ムラを少なくでき、高画質な画像を得ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光学エンジン部からの光を反射する第1ミラーと、反射により第1ミラーからの光を広角化させ、スクリーンへ入射させる第2ミラーと、を有し、第1ミラー及び第2ミラーは、スクリーンの中心に対して、光学エンジン部が設けられる側とは反対側に設けられることが望ましい。光学エンジン部からの光を第1ミラー、第2ミラーを経てスクリーンへ入射させる構成とすることで、光学エンジン部及び第2ミラーの間の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。これにより、筐体内部の空間の中心部近傍を貫くように補強部を配置することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、棒状部材を有することが望ましい。これにより、筐体内部の空間を貫くような補強部を形成することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、複数の棒状部材を有することが望ましい。複数の棒状部材を有する補強部を用いることで、筐体の剛性をさらに高めることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、第1棒状部材と、第1棒状部材に対して略直交させて設けられた第2棒状部材と、を有することが望ましい。第1棒状部材及び第2棒状部材を有する補強部を用いることで、筐体の剛性をさらに高めることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、筐体を支持する骨格構造を有し、補強部は、骨格構造の筋交いをなすことが望ましい。骨格構造の筋交いをなす補強部を用いることで、外力等による筐体の歪みを低減することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、補強部は、板状部材を有することが望ましい。これにより、筐体内部の空間を貫くような補強部を形成することができる。また、板状部材を設けることで、光学エンジン部等から直接スクリーンの方向へ進行する光を遮光することも可能となる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るリアプロジェクタ10の概略構成を示す。図1に示す構成は、リアプロジェクタ10のX方向の中心におけるYZ断面構成である。リアプロジェクタ10は、スクリーン14の一方の面に光を投写し、スクリーン14の他方の面から出射する光を観察することで画像を鑑賞するものである。光学エンジン部11は、画像信号に応じて変調された光を供給する。光学エンジン部11は、スクリーン16の中心位置Oより鉛直下側(マイナスY側)であって、筐体15の底面近傍に設けられている。
図2は、光学エンジン部11の構成を説明するものである。光源部である超高圧水銀ランプ20は、第1色光である赤色光(以下、「R光」という。)、第2色光である緑色光(以下、「G光」という。)、及び第3色光である青色光(以下、「B光」という。)を含む光を供給する。第1インテグレータレンズ21及び第2インテグレータレンズ22は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレータレンズ21は、超高圧水銀ランプ20からの光束を複数に分割する。第1インテグレータレンズ21の各レンズ素子は、超高圧水銀ランプ20からの光束を第2インテグレータレンズ22のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレータレンズ22のレンズ素子は、第1インテグレータレンズ21のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレータレンズ21、22を経た光は、偏光変換素子23にて特定の振動方向を有する偏光光、例えばs偏光光に変換される。重畳レンズ24は、第1インテグレータレンズ21の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレータレンズ21、第2インテグレータレンズ22及び重畳レンズ24は、超高圧水銀ランプ20からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ24からの光は、第1ダイクロイックミラー25に入射する。第1ダイクロイックミラー25は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー25で反射したR光は、第1ダイクロイックミラー25、反射ミラー26でそれぞれ光路を略90度折り曲げられ、R光用フィールドレンズ29Rへ入射する。R光用フィールドレンズ29Rは、反射ミラー26からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置30Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置30Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。R光用空間光変調装置30Rに設けられた不図示の液晶パネルは、2つの透明基板の間に、画像表示のための液晶層を封入する。液晶パネルに入射したs偏光光は、画像信号に応じた変調によりp偏光光に変換される。R光用空間光変調装置30Rは、変調によりp偏光光に変換されたR光を出射する。R光用空間光変調装置30Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム31へ入射する。
第1ダイクロイックミラー25を透過したG光及びB光は、第2ダイクロイックミラー27へ入射する。第2ダイクロイックミラー27は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー27で反射されたG光は、第2ダイクロイックミラー27で光路を略90度折り曲げられ、G光用フィールドレンズ29Gへ入射する。G光用フィールドレンズ29Gは、第2ダイクロイックミラー27からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置30Gへ入射させる。
G光用空間光変調装置30Gは、G光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。G光用空間光変調装置30Gに入射したs偏光光は、液晶パネルでの変調によりp偏光光に変換される。G光用空間光変調装置30Gは、変調によりp偏光光に変換されたG光を出射する。G光用空間光変調装置30Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム31へ入射する。
第2ダイクロイックミラー27を透過したB光は、2枚のリレーレンズ28及び2枚の反射ミラー26を経由して、B光用フィールドレンズ29Bへ入射する。B光の光路は、R光の光路及びG光の光路よりも長い。空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ28を用いるリレー光学系が採用されている。B光用フィールドレンズ29Bは、反射ミラー26からのB光を平行化し、B光用空間光変調装置30Bへ入射させる。
B光用空間光変調装置30Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。B光用空間光変調装置30Bに入射したs偏光光は、液晶パネルでの変調によりp偏光光に変換される。B光用空間光変調装置30Bは、変調によりp偏光光に変換されたB光を出射する。B光用空間光変調装置30Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム31へ入射する。なお、各空間光変調装置30R、30G、30Bは、変調によりs偏光光をp偏光光に変換するほか、p偏光光をs偏光光に変換することとしても良い。
クロスダイクロイックプリズム31は、互いに略直交するように配置された2つのダイクロイック膜31a、31bを有する。第1ダイクロイック膜31aは、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜31bは、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム31は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ12の方向へ出射させる。投写レンズ12は、クロスダイクロイックプリズム31で合成された光をミラー13(図1参照)の方向へ投写する。
図1に戻って、投写レンズ12で広角化された光は、筐体15の天井面近傍に設けられたミラー13へ入射する。ミラー13は、反射により光学エンジン部11からの光をスクリーン14の方向へ折り返す。ミラー13は、略平坦な平面形状を有する。ミラー13は、平行平板上に反射膜を形成することにより構成できる。反射膜としては、高反射性の部材の層、例えばアルミニウム等の金属部材の層や誘電体多層膜等を用いることができる。また、反射膜の上には、透明部材を有する保護膜を形成することとしても良い。スクリーン14は、筐体15のうち、観察者側であるプラスZ側の面に形成されている。スクリーン14は、投写レンズ12及びミラー13を経た光を透過させる透過型スクリーンである。
図3は、スクリーン14の要部断面構成を示す。スクリーン14は、画像信号に応じた光が入射する側に設けられたフレネルレンズ35を有する。フレネルレンズ35は、ミラー13から斜めに入射する光を観察者の方向へ角度変換する。フレネルレンズ35は、凸レンズの凸面を切り出した形状のプリズム部34を平面上に並べて構成されている。複数のプリズム部34は、略同心円状に配置されている。プリズム部34は、同心円の中心を通るYZ断面において、第1面32及び第2面33により形成される略三角形状を有する。
ミラー13からの光は、第1面32からプリズム部34へ入射する。プリズム部34へ入射した光は、第2面33で全反射した後、観察者の方向であるZ方向へ進行する。フレネルレンズ35は、このようにしてミラー13から斜めに入射する光を観察者の方向へ角度変換する。スクリーン14は、フレネルレンズ35以外の他の構成、例えば、フレネルレンズ35からの光を拡散させるレンチキュラーレンズアレイやマイクロレンズアレイ、拡散材を分散させた拡散板等を設けることとしても良い。
図1に戻って、筐体15は、光学エンジン部11、投写レンズ12及びミラー13を収納する。筐体15は、板状部材を組み合わせて構成されている。筐体15の内面側には、筐体15を支持する骨格構造16が設けられている。骨格構造16は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫く補強部17を有する。骨格構造16は、いずれも矩形形状の断面を有する棒状部材を組み合わせて構成されている。骨格構造16、補強部17を構成する棒状部材としては、軽量かつ強固な部材、例えば、アルミニウム部材を用いることができる。
光学エンジン部11は、スクリーン14の中心位置Oに対して、ミラー13が設けられる鉛直上側とは反対の鉛直下側に設けられている。光学エンジン部11、ミラー13及びスクリーン14は、光学エンジン部11からミラー13へ進行する光の光路と、ミラー13からスクリーン14へ進行する光の光路とが互いに交差するように配置されている。補強部17は、光学エンジン部11からミラー13へ進行する光の光路と、ミラー13からスクリーン14へ進行する光の光路とが交差する領域の近傍を貫くように配置されている。
図4は、本実施例との比較として、従来のリアプロジェクタ40の概略構成を説明するものである。背面ミラー41は、筐体15のうち、天井面に対して斜めに形成された背面部に設けられている。投写レンズ12からの光は、背面ミラー41で反射した後、スクリーン14へ入射する。一般に、従来のリアプロジェクタ40の筐体15は、光学エンジン部11を固定する底面部、スクリーン14を固定する前面部、及び背面ミラー41を固定する背面部を組み合わせて構成される。通常、光学エンジン部11、スクリーン14、及び背面ミラー41は、前面部、底面部、及び背面部を組み合わせることにより、互いの相対位置が決定される。
図中ハッチングを付して示すように、リアプロジェクタ40は、筐体15内の空間の中心部を含む大部分が、光学エンジン部11からの画像表示のための光の光路により占められている。何も配置されない広い空間が筐体15内に形成されることから、リアプロジェクタ40は、大画面であるほど筐体15の剛性を十分に確保する必要がある。さらに、筐体15の強度が不十分である場合、筐体15が変形することにより光学エンジン部11、背面ミラー41、スクリーン14の位置関係が崩れ、光学性能が低下することが考えられる。
図5は、従来のリアプロジェクタ40に適用可能な骨格構造50の斜視構成を示す。骨格構造50は、筐体15内の空間を取り囲むように配置された棒状部材により構成される。筐体15内の空間の大部分が画像表示のための光の光路で占められるため、筐体15内の空間を貫くような構造物を用いて筐体15を補強することは非常に困難である。
図6は、本実施例のリアプロジェクタ10の骨格構造16の斜視構成を示す。骨格構造16は、筐体15内の空間を取り囲むように配置された棒状部材と、筐体15内の空間を貫くように配置された棒状部材である補強部17とを組み合わせて構成されている。リアプロジェクタ10は、筐体15の天井面に形成されたミラー13からスクリーン14へ斜めに光を入射させる(図1参照)ため、筐体15内の空間の中心部近傍に補強部17を配置するための領域を確保することができる。補強部17は、筐体15内の空間の中心部近傍をX軸に沿って貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部17の両端部は、骨格構造16を構成する他の棒状部材に固定されている。
さらに、骨格構造16は、補強部17の両端部に連結された2つの側面側支持部61と、2つの側面側支持部61の間に設けられた底面側支持部62を有する。側面側支持部61は、Y軸に沿って配置された棒状部材であって、筐体15の側面側にて補強部17を支持する。底面側支持部62は、補強部17に略平行に配置された棒状部材であって、筐体15の底面側にて2つの側面側支持部61を支持している。骨格構造16は、補強部17を設けることで、従来のリアプロジェクタ40に適用可能な骨格構造50(図5参照)と比較して高い剛性を確保することが可能となる。
筐体15内の空間の中心部近傍を貫く補強部17は、筐体15内で筐体15を支持する背骨として機能する。補強部17を設けることで、外力等による筐体15の変形を低減し、筐体15の十分な剛性を確保することが可能となる。補強部17の追加により、容易に、かつ製造コストの大幅な上昇を招来すること無く効果的に筐体15の高剛性化を図れる。光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に補強部17を設けることにより、補強部17により光学エンジン部11からの光が遮られる事態を回避し、画像信号に応じた正確な画像を表示することができる。
筐体15の十分な剛性を確保することにより、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を低減することができる。高い光学性能を確保することにより、高品質な画像を表示することが可能となる。これにより、筐体15の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することができるという効果を奏する。なお、リアプロジェクタ10は、筐体15内の空間を貫く補強部17を有する構成であれば良く、図6に示す構成の骨格構造16を用いる場合に限られない。筐体15の剛性を十分に確保可能であれば、骨格構造16に代えて、補強部17を有する他の構成を用いても良い。また、補強部17は、光学エンジン部11からの光を遮ることが無い位置であれば本実施例の場合とは異なる位置に配置することとしても良い。
図7は、本発明の実施例2に係るリアプロジェクタ70の概略構成を示す。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。リアプロジェクタ70は、非球面ミラー73を用いることで筐体15を薄型化している。非球面ミラー73は、反射により光学エンジン部11からの光をスクリーン14へ入射させるミラーである。また、非球面ミラー73は、光学エンジン部11からの光の広角化を行う。非球面ミラー73は、筐体15の天井面であって、スクリーン14の上側外縁部近傍に設けられている。
非球面ミラー73は、非球面形状の曲面を有する。本実施例及び以下の実施例において、非球面形状の曲面とは、中心軸に対して略回転対称な形状の曲面、例えば放物面や楕円面等、及び非回転対称な形状の自由曲面のいずれであっても良いものとする。非球面ミラー73は、非球面形状を有する基材上に反射膜を形成することにより構成できる。リアプロジェクタ70は、スクリーン14の外縁部近傍に非球面ミラー73を設け、非球面ミラー73の真下に光学エンジン部11を配置することにより、筐体15のZ方向の長さを短くすることができる。
筐体15は、骨格構造76により支持されている。骨格構造76は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫く補強部77を有する。骨格構造76は、矩形形状の断面構成を有する棒状部材を組み合わせて構成されている。光学エンジン部11は、スクリーン14の中心位置Oに対して、非球面ミラー73が設けられる鉛直上側とは反対の鉛直下側に設けられている。光学エンジン部11、非球面ミラー73及びスクリーン14は、光学エンジン部11から非球面ミラー73へ進行する光の光路と、非球面ミラー73からスクリーン14へ進行する光の光路とが互いに交差するように配置されている。
薄型な構成によって大型な画像を表示するためには、短い光路で広い範囲へ光を広げることが望まれる。本実施例のリアプロジェクタ70は、従来のリアプロジェクタ40(図4参照)よりも光を広角化させる。また、本実施例のリアプロジェクタ70は、投写レンズ12の光軸から特定の側へ光をシフトさせるシフト光学系を採用することで、光の進行方向をある程度揃えることが可能である。スクリーン14の入射面に沿う方向に光を揃えることで、薄型な筐体15内にて光を進行させることができる。なお、非球面ミラー73に代えて平面形状のミラーを用いることとしても良い。平面形状のミラーを用いる場合、非球面ミラー73を用いる場合よりも投写レンズ12により光を広角化させることで、筐体15を薄型化することが可能となる。
図8は、本実施例との比較として、薄型化を実現するために従来提案されているリアプロジェクタ80の概略構成を示す。背面ミラー83は、筐体15のうち、スクリーン14に対向する背面部に設けられている。投写レンズ12からの光は、背面ミラー83で反射した後、スクリーン14へ入射する。リアプロジェクタ80は、図4に示したリアプロジェクタ40と比較して、スクリーン14の入射面の法線に対して大きく傾けられた光をスクリーン14へ入射させる構成とすることで、薄型化が図られている。
図中ハッチングを付して示すように、リアプロジェクタ80は、筐体15内の空間の中心部を含む大部分が、光学エンジン部11からの画像表示のための光の光路により占められている。何も配置されない広い空間が筐体15内に形成されることから、リアプロジェクタ80は、大画面であるほど筐体15の剛性を十分に確保する必要がある。また、筐体15の厚みを稼ぐことで筐体15の剛性を確保しようとすると、筐体15の薄型化が困難となる。
図9は、投写レンズ12の位置の変化がスクリーン14上の画像サイズへ及ぼす影響について、図4に示す通常のリアプロジェクタ40と、薄型化が図られたリアプロジェクタ80を比較するものである。例えば、60インチのスクリーン14に画像を表示するとする。60インチのスクリーン14の対角距離Sは、1524mmとなる。例えば、従来のリアプロジェクタ40の投写レンズ12が、光軸上の位置P2を中心とする角度θ2=60°の範囲で光を広角化させるとすると、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L2は、以下のように表すことができる。
L2=(S/2)/tan30°
図4に示すリアプロジェクタ40において、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L2が1mm減少したときの対角距離S’は、以下のように計算される。
S’={(L2)−1}×tan30°×2=[{(S/2)tan30°}−1]×tan30°×2≒1523(mm)
従って、図4に示すリアプロジェクタ40の場合、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L2が1mm減少したとしても画像の対角距離Sが1mm減少するのみである。次に、薄型化が図られたリアプロジェクタ80の投写レンズ12が、光軸上の位置P1を中心とする角度θ1=160°の範囲で光を広角化させるとすると、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L1は、以下のように表すことができる。
L1=(S/2)/tan80°
薄型化が図られたリアプロジェクタ80において、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L1が1mm減少したときの対角距離S’’は、以下のように計算される。
S’’={(L1)−1}×tan80°×2=[{(S/2)tan80°}−1]×tan80°×2≒1513(mm)
従って、薄型化が図られたリアプロジェクタ80の場合、投写レンズ12からスクリーン14までの距離L1が1mm減少すると、画像の対角距離Sは約10mmも減少することとなる。このことから、薄型化が図られたリアプロジェクタ80の場合、通常のリアプロジェクタ40と比較して、各光学要素の位置関係が崩れることによる光学性能の損失が顕著となるといえる。
図10は、薄型化を実現するために従来提案されているリアプロジェクタ80に適用可能な骨格構造100の斜視構成を示す。骨格構造100は、筐体15内の空間を取り囲むように配置された棒状部材により構成される。筐体15内の空間の大部分が画像表示のための光の光路で占められるため、筐体15内の空間を貫くような構造物を用いて筐体15を補強することは非常に困難である。
図11は、本実施例のリアプロジェクタ70の骨格構造76の斜視構成を示す。骨格構造76は、筐体15内の空間を取り囲むように配置された棒状部材と、筐体15内の空間を貫くように配置された棒状部材である補強部77とを組み合わせて構成されている。本実施例のリアプロジェクタ70は、筐体15の天井面に形成された非球面ミラー73からスクリーン14へ斜めに光を入射させる(図7参照)ため、筐体15内の空間の中心部近傍に補強部77を配置するための領域を確保することができる。上記実施例1と同様に、補強部77は、筐体15内の空間の中心部近傍をX軸に沿って貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部77の両端部は、骨格構造16を構成する他の棒状部材に固定されている。
さらに、骨格構造76は、補強部77の両端部に連結された2つの側面側支持部111と、2つの側面側支持部111の間に設けられた底面側支持部112を有する。側面側支持部111は、Y軸に沿って配置された棒状部材であって、筐体15の側面側にて補強部77を支持する。底面側支持部112は、補強部77に略平行に配置された棒状部材であって、筐体15の底面側にて2つの側面側支持部111を支持している。骨格構造76は、補強部77を設けることで、従来のリアプロジェクタ80に適用可能な骨格構造100(図10参照)と比較して高い剛性を確保することが可能となる。
非球面ミラー73を用いる本実施例のリアプロジェクタ70は、光学要素の光軸の不一致を生じる、いわゆる非共軸光学系を採用する。非共軸光学系を採る場合、各光学要素の変位が光学性能に及ぼす影響は特に大きくなると考えられる。よって、筐体15の十分な剛性を確保することにより、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を効果的に低減することができる。これにより、筐体15の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することができる。
ここで、本実施例のリアプロジェクタ70に適用可能な補強部の変形例について説明する。例えば、図12に示す骨格構造120は、2つの棒状部材77、121を備える補強部を有する。第1棒状部材77及び第2棒状部材121は、略平行に配置されている。第1棒状部材77は、筐体15(図7参照)内の空間の中心部近傍を貫く。第2棒状部材121は、第1棒状部材77と底面側支持部112との間に配置されている。第1棒状部材77、第2棒状部材121は、いずれも両端が側面側支持部111に固定されている。第1棒状部材77に加えて第2棒状部材121が設けられた補強部を用いることにより、筐体15の剛性をさらに高めることができる。なお、補強部は、2つの棒状部材77、121を有する構成に限らず、3つ以上の棒状部材を有する構成としても良い。
図13に示す骨格構造130は、第1棒状部材77、及び第1棒状部材77に略直交させて設けられた3つの第2棒状部材131を備える補強部を有する。第1棒状部材77は、X軸に沿って配置されている。3つの第2棒状部材131は、いずれもY軸に沿って配置されている。3つの第2棒状部材131は、いずれも一方の端が第1棒状部材77に、他方の端が底面側支持部112に固定されている。また、3つの第2棒状部材131は、2つの側面側支持部111の間において略等間隔で配置されている。
第1棒状部材77に加えて第2棒状部材131が設けられた補強部を用いることにより、筐体15の剛性をさらに高めることができる。なお、補強部は、1つの第1棒状部材77、及び3つの第2棒状部材131を有する構成に限らず、第1棒状部材77、第2棒状部材131の数を適宜決定することができる。
図14に示す骨格構造140は、第1棒状部材77、及び骨格構造140の筋交いをなす2つの第2棒状部材141、142を備える補強部を有する。2つの第2棒状部材141、142は、第1棒状部材77、2つの側面側支持部111、底面側支持部112で構成される矩形形状の対角線に沿ってそれぞれ配置されている。かかる矩形形状の中心位置で、2つの第2棒状部材141、142は互いに交差する。
第2棒状部材141、142を設けることにより、第1棒状部材77、2つの側面側支持部111、底面側支持部112で構成される矩形形状を平行四辺形状に変形させるような筐体15の歪みを低減することが可能となる。これにより、第1棒状部材77に加えて第2棒状部材141、142を備える補強部を設けることにより、筐体15の剛性をさらに高めることができる。
図15に示す骨格構造150は、図12に示す骨格構造120に用いた第2棒状部材121、及び図13に示す骨格構造130に用いた3つの第2棒状部材131、骨格構造150の筋交いをなす第2棒状部材151、152を備える補強部を有する。第1棒状部材77、2つの側面側支持部111、底面側支持部112で構成される矩形形状は、X軸に沿う第2棒状部材121、及びY軸に沿う第2棒状部材131により8つの矩形形状に分割されている。骨格構造150の筋交いをなす第2棒状部材151、152は、8つに分割された各矩形形状の対角線に沿うように配置されている。
図11〜図14にて説明した棒状部材を組み合わせた補強部を用いることで、筐体15の剛性をさらに高めることができる。骨格構造は、筐体15内の空間を貫くように配置された補強部に加えて、図11〜図14にて説明した補強部と同様の構造物を、筐体15内の空間を取り囲む部分に配置することとしても良い。これにより、筐体15の剛性をさらに高めることができる。
補強部は、図16の各断面構成に示すように、リブ形状の棒状部材を用いても良い。例えば、断面にて略正方形の外縁をなすように薄肉部材を成形した棒状部材161、断面にてL字型をなすように薄肉部材を成形した棒状部材162、略正方形の3辺に相当するコの字型をなすように薄肉部材を成形した棒状部材163を用いることで、補強部は、軽量かつ曲げに強い構成とすることができる。また、棒状部材164は、断面構成において略正方形を縦及び横について等分するように、棒状部材161に薄肉部材を加えたものである。棒状部材165は、断面構成においてL字型の直角部を含む三角形を形成するように、棒状部材162に薄肉部材を加えたものである。これにより、補強部は、さらに曲げに強い構成とすることができる。
その他、棒状部材166は、断面にて長方形の外縁のうち一の長辺の中間部を除いたような形状をなすように薄肉部材を成形したものである。棒状部材167は、断面にて2つの折れ部がそれぞれ略直角となるようにZ字を変形させたような形状をなすように薄肉部材を成形したものである。補強部に用いる棒状部材の構成は、強固なものであれば良く、断面構成を図示して説明するものに限られない。図示する形状以外の形状の断面構成を有するリブ形状、さらにリブ形状以外の形状の棒状部材を用いることとしても良い。また、骨格構造のうち補強部以外の部分についても、補強部と同様の棒状部材を用いることとしても良い。
補強部は、棒状部材を用いる構成に限られない。例えば、図17に示す骨格構造170は、板状部材を備える補強部171を有する。補強部171は、図11に示す骨格構造76のうち補強部77、2つの側面側支持部111、及び底面側支持部112により囲まれる部分に相当する領域に形成された板状部材である。補強部171は、筐体15(図7参照)内の空間の中心部近傍を貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部171は、骨格構造170を構成する他の棒状部材に固定されている。板状部材を備える補強部171を用いる場合も、筐体15の十分な剛性を確保することができる。
投写レンズ12から直接スクリーン14の方向へ進行する光が存在すると、スクリーン14を介して光学エンジン部11の周辺が明るく見える場合がある。投写レンズ12から直接スクリーン14の方向へ進行する光を補強部171で遮光することにより、画像の輝度ムラを少なくでき、高画質な画像を得ることができる。また、補強部171のうち光学エンジン部11側の面に、光を吸収する吸収層を形成することとしても良い。これにより、補強部171で投写レンズ12から直接スクリーン14の方向へ進行する光を吸収し、迷光の発生を低減できる。吸収層は、例えば色材を塗布することにより形成できる。なお、本実施例のリアプロジェクタ70と同様に、他の実施例のリアプロジェクタについても補強部を変形することとしても良い。
図18は、本発明の実施例3に係るリアプロジェクタ180の概略構成を示す。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。リアプロジェクタ180は、投写レンズ12からスクリーン14までの光路中に設けられた第1ミラー181、第2ミラー182、及び第3ミラー183を有する。リアプロジェクタ180は、スクリーン14の中心位置Oに対して第3ミラー183が鉛直上側、光学エンジン部11、第1ミラー181、第2ミラー182が鉛直下側に配置されて構成されている。
第2ミラー182は、筐体15の背面近傍に設けられている。第1ミラー181は、投写レンズ12及び第2ミラー182に対向する位置に設けられている。第1ミラー181は、光学エンジン部11からの光を第2ミラー182の方向へ反射する。第1ミラー181は、略平坦な平面形状を有する。第1ミラー181は、平行平板上に反射膜を形成することにより構成できる。
第2ミラー182は、非球面形状の曲面を有する。第2ミラー182は、反射により第1ミラー181からの光を主にX方向について広角化させる他、第1ミラー181からの光を筐体15の天井面の方向へ折り曲げる。第2ミラー182は、非球面形状を有する基材上に反射膜を形成することにより構成できる。投写レンズ12のみならず第2ミラー182にて光を広角化することで、投写レンズ12のみにより光を広角化する場合より投写レンズ12を小型にすることができる。
第3ミラー183は、筐体15の天井面であって、スクリーン14の上側外縁部近傍に設けられている。第3ミラー183は、第2ミラー182からの光をスクリーン14の方向へ反射する。第3ミラー183は、第1ミラー181と同様に、略平坦な平面形状を有する。なお、第3ミラー181は、筐体15の天井面に略平行に配置する他、天井面に対して傾けて配置しても良い。
投写レンズ12は、光学エンジン部11からの光を、投写レンズ12の真上に設けられた第1ミラー181へ入射させる。第1ミラー181へ入射した光は、第1ミラー181で略90度折り曲げられた後、第2ミラー182へ入射する。第2ミラー182へ入射した光は、第2ミラー182で略90度折り曲げられ、また広角化されて第3ミラー183へ入射する。第3ミラー183へ入射した光は、第3ミラー183で折り曲げられた後、スクリーン14へ入射する。
固定部185は、光学エンジン部11、第1ミラー181、第2ミラー182を固定する。光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182は、固定部185を基準として、互いの相対位置を正確に決定することができる。光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182が固定された固定部185を筐体15内に組み込むことにより、光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182と他の光学要素との位置調整を容易かつ正確に行うこともできる。これにより、リアプロジェクタ180の組立や各部の位置等の調整を簡易にでき、製造コストを低減できる。なお、固定部185は、光学エンジン部11、第1ミラー181、第2ミラー182の全てを固定する構成に限られず、光学エンジン部11、第1ミラー181、第2ミラー182のうちの少なくとも1つを固定する構成であれば良い。
リアプロジェクタ180は、第2ミラー182から第3ミラー183へ進行する光の光路と、第3ミラー183からスクリーン14へ進行する光の光路とが互いに交差するように構成されている。リアプロジェクタ180は、光学エンジン部11の真上に配置された第1ミラー181から第2ミラー182へ光を折り曲げる構成とすることで、筐体15内の空間の中心部近傍に補強部77を配置するスペースを確保することができる。補強部77は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部77を用いて筐体15の十分な剛性を確保することにより、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を効果的に低減することができる。これにより、筐体15の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することができる。
図19及び図20は、本実施例の変形例を説明するものである。図19に示すリアプロジェクタ190は、上記の固定部185(図18参照)として機能する補強部191を有する。光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182は、補強部191のうち、固定部185と同様に形成された部分に固定されている。また、補強部191は、第1ミラー181を固定する部分から筐体15内の空間の中心部近傍までを占める板状部分を有する。
補強部191は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部191により、光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182の固定と、筐体15の剛性の確保を行うことを可能とし、部品点数を少なくすることができる。なお、補強部191は、光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182の全てを固定する構成に限られず、光学エンジン部11、第1ミラー181及び第2ミラー182のうちの少なくとも1つを固定する構成であれば良い。
図20に示すリアプロジェクタ200は、第3ミラー183からスクリーン14へ進行する光の光路と固定部185との間の空間に形成された補強部201を有する。補強部201は、板状部材を備える。補強部201は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。補強部201は、光学エンジン部11、第1ミラー181、第2ミラー182のうち少なくとも1つから直接スクリーン14の方向へ進行する光を遮光する。光学エンジン部11等から直接スクリーン14の方向へ進行する光を補強部201で遮光することにより、画像の輝度ムラを少なくでき、高画質な画像を得ることができる。また、補強部201のうち光学エンジン部11側の面には、光を吸収する吸収層を形成することとしても良い。
図21は、本発明の実施例4に係るリアプロジェクタ210の概略構成を示す。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。投写レンズ12は、投写レンズ12の光軸AXから鉛直上側へ光をシフトさせて進行させる。ミラー211は、筐体15の天井面の近傍であって、スクリーン14の上側外縁部近傍に設けられている。ミラー211は、反射により光学エンジン部11からの光をスクリーン14の方向へ折り返す。
ミラー211は、平行平板である基板上に反射膜を形成することにより構成できる。ミラー211は、図示するように天井面に対して斜めに配置する以外に、天井面に略平行に配置しても良い。また、ミラー211は、平板形状とする場合に限られず、上記のリアプロジェクタ70の非球面ミラー73(図7参照)と同様に、非球面形状としても良い。リアプロジェクタ210は、光軸AXから特定の側へ光をシフトさせるシフト光学系を採用することで、光の進行方向をある程度揃えることが可能である。リアプロジェクタ210は、光をスクリーン14面に沿う方向に揃えることで、筐体15を薄型にすることができる。なお、リアプロジェクタ210は、投写レンズ12に代えて他の投写光学系、例えば、複数のミラーを組み合わせた投写光学系や、ミラーとレンズとを組み合わせた投写光学系を用いても良い。
リアプロジェクタ210は、投写レンズ12からミラー211へ進行する光の光路と、ミラー211からスクリーン14へ進行する光の光路とが互いに交差するように構成されている。補強部77は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫き、かつ光学エンジン部11からの光の光路以外の位置に設けられている。本実施例の場合も、補強部77を用いて筐体15の十分な剛性を確保し、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を十分に低減することができる。なお、補強部は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫く部材の他、筐体15内の空間の中心部より背面側の位置を貫く部材を備える構成としても良い。
図22は、本発明の実施例5に係るリアプロジェクタ220の概略構成を示す。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。リアプロジェクタ220は、投写レンズ12及びスクリーン14の光路中に設けられた第1ミラー221、及び第2ミラー222を有する。リアプロジェクタ220は、スクリーン14の中心位置Oに対して光学エンジン部11が鉛直上側、第1ミラー221、第2ミラー222が鉛直下側に配置されて構成されている。光学エンジン部11は、画像信号に応じて変調された光を筐体15の底面に向けて供給する。第1ミラー221は、スクリーン14の下側外縁部近傍であって、筐体15の底面に近い位置に設けられている。
第1ミラー221は、光学エンジン部11からの光を第2ミラー222の方向へ反射する。第1ミラー221は、略平坦な平面形状を有する。第1ミラー221は、平行平板上に反射膜を形成することにより構成できる。第2ミラー222は、第1ミラー221に対向する位置であって、筐体15の背面、及び底面に近い位置に設けられている。第2ミラー222は、非球面形状の曲面を有する。第2ミラー222は、反射により第1ミラー221からの光を主にX方向について広角化させる他、第1ミラー221からの光をスクリーン14の方向へ折り曲げる。第2ミラー222は、非球面形状を有する基材上に反射膜を形成することにより構成できる。
投写レンズ12は、光学エンジン部11からの光を第1ミラー221へ入射させる。第1ミラー221へ入射した光は、第1ミラー221から第2ミラー222の方向へ反射する。第2ミラー222へ入射した光は、第2ミラー222で折り曲げられ、また広角化されてスクリーン14へ入射する。リアプロジェクタ220は、光学エンジン部11から第1ミラー221へ進行する光の光路と、第2ミラー222からスクリーン14へ進行する光の光路とが互いに交差するように構成されている。
骨格構造76は、筐体15内の空間の中心部近傍を貫く補強部77を有する。本実施例で用いる骨格構造76は、上記実施例2のリアプロジェクタ70に用いられる骨格構造76(図11参照)をY方向、即ち上下について反転させたものである。本実施例の場合も、補強部77を用いて筐体15の十分な剛性を確保することができる。特に、筐体15の十分な剛性を確保することで、光学要素の中で重量が大きいとされる光学エンジン部11を筐体15上部に配置しても、筐体15の撓みを低減することができる。これにより、筐体15の十分な剛性を確保し、光学要素の位置関係の崩れに起因する光学性能の低下を十分に低減することができる。
リアプロジェクタ220は、スクリーン14の中心位置Oより鉛直上側に光学エンジン部11を配置することにより、光学エンジン部11周辺のメンテナンスを容易にできる、光学エンジン部11からの熱を筐体15で循環させず熱を効果的に排出できる等の利点を得られる。本実施例の他のリアプロジェクタについても、光学エンジン部11を筐体15上部に配置するように変形することが可能である。
上記の各実施例で説明するリアプロジェクタとは異なる構成を有するリアプロジェクタについても、筐体内の空間を貫く補強部を設けることにより、筐体の十分な剛性、及び高い光学性能を確保でき、高品質な画像を表示することが可能となる。上記の各リアプロジェクタは、光学エンジン部11の光源部として超高圧水銀ランプを用いているが、これに限られない。例えば、発光ダイオード素子(LED)や半導体レーザ等の固体発光素子を用いても良い。また、3つの透過型液晶表示装置を設けた、いわゆる3板式のリアプロジェクタに限らず、例えば、反射型液晶表示装置を用いたリアプロジェクタやティルトミラーデバイスを用いたリアプロジェクタであっても良い。リアプロジェクタは、光の回折効果を利用して光の向きや色等を制御する投影デバイス(例えば、GLV(Grating Light Valve))を用いるものであっても良い。さらに、リアプロジェクタは、画像信号に応じて変調されたレーザ光を走査させるレーザプロジェクタであっても良い。レーザプロジェクタとする場合、光学エンジン部11に代えて、画像信号に応じて変調されたレーザ光を供給するレーザ光源と、レーザ光源からの光を走査させる走査光学系とが用いられる。
以上のように、本発明に係るリアプロジェクタは、薄型な構成により大型かつ高品質な画像を表示する場合に有用である。
本発明の実施例1に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。 光学エンジン部の構成を説明する図。 スクリーンの要部断面構成を示す図。 従来のリアプロジェクタの概略構成を示す図。 従来のリアプロジェクタに適用可能な骨格構造の斜視構成を示す図。 リアプロジェクタの骨格構造の斜視構成を示す図。 本発明の実施例2に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。 薄型化を実現するために従来提案される構成について説明する図。 投写レンズの位置の変化が画像サイズへ及ぼす影響について説明する図。 従来のリアプロジェクタに適用可能な骨格構造の斜視構成を示す図。 リアプロジェクタの骨格構造の斜視構成を示す図。 2つの棒状部材を備える補強部を示す図。 第1棒状部材に略直交させた第2棒状部材を備える補強部を示す図。 骨格構造の筋交いをなす第2棒状部材を備える補強部を示す図。 図12〜図14で説明する構成を有する補強部を示す図。 リブ形状の棒状部材の断面構成の例を示す図。 板状部材を備える補強部を示す図。 本発明の実施例3に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。 実施例3の変形例を説明する図。 実施例3の変形例を説明する他の図。 本発明の実施例4に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。 本発明の実施例5に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
10 リアプロジェクタ、11 光学エンジン部、12 投写レンズ、13 ミラー、14 スクリーン、15 筐体、16 骨格構造、17 補強部、20 超高圧水銀ランプ、21 第1インテグレータレンズ、22 第2インテグレータレンズ、23 偏光変換素子、24 重畳レンズ、25 第1ダイクロイックミラー、26 反射ミラー、27 第2ダイクロイックミラー、28 リレーレンズ、29R R光用フィールドレンズ、29G G光用フィールドレンズ、29B B光用フィールドレンズ、30R R光用空間光変調装置、30G G光用空間光変調装置、30B B光用空間光変調装置、31 クロスダイクロイックプリズム、31a 第1ダイクロイック膜、31b 第2ダイクロイック膜、32 第1面、33 第2面、34 プリズム部、35 フレネルレンズ、40 リアプロジェクタ、41 背面ミラー、50 骨格構造、61 側面側支持部、62 底面側支持部、70 リアプロジェクタ、73 非球面ミラー、76 骨格構造、77 補強部(第1棒状部材)、80 リアプロジェクタ、83 背面ミラー、100 骨格構造、111 側面側支持部、112 底面側支持部、120 骨格構造、121 第2棒状部材、130 骨格構造、131 第2棒状部材、140 骨格構造、141、142 第2棒状部材、150 骨格構造、151 第2棒状部材、161〜167 棒状部材、170 骨格構造、171 補強部、180 リアプロジェクタ、181 第1ミラー、182 第2ミラー、183 第3ミラー、185 固定部、190 リアプロジェクタ、191 補強部、200 リアプロジェクタ、201 補強部、210 リアプロジェクタ、211 ミラー、AX 光軸、220 リアプロジェクタ、221 第1ミラー、222 第2ミラー

Claims (14)

  1. 画像信号に応じて変調された光を供給する光学エンジン部と、
    少なくとも前記光学エンジン部を収納する筐体と、
    前記筐体内の空間を貫き、かつ前記光学エンジン部からの光の光路以外の位置に設けられた補強部と、を有することを特徴とするリアプロジェクタ。
  2. 前記筐体を支持する骨格構造を有し、
    前記補強部は、前記骨格構造の一部をなすことを特徴とする請求項1に記載のリアプロジェクタ。
  3. 反射により前記光学エンジン部からの光をスクリーンの方向へ折り返すミラーを有し、
    前記光学エンジン部、前記ミラー及び前記スクリーンは、前記光学エンジン部から前記ミラーへ進行する光の光路と、前記ミラーから前記スクリーンへ進行する光の光路とが互いに交差するように配置され、
    前記補強部は、前記光学エンジン部から前記ミラーへ進行する光の光路と、前記ミラーから前記スクリーンへ進行する光の光路とが交差する領域の近傍を貫くように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のリアプロジェクタ。
  4. 前記ミラーは、前記スクリーンの外縁部近傍に設けられ、
    前記光学エンジン部は、前記スクリーンの中心に対して、前記ミラーが設けられる側とは反対側に設けられることを特徴とする請求項3に記載のリアプロジェクタ。
  5. 前記ミラーは、非球面形状の曲面を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のリアプロジェクタ。
  6. 前記光学エンジン部からの光を反射する第1ミラーと、
    反射により前記第1ミラーからの光を広角化させる第2ミラーと、
    反射により前記第2ミラーからの光をスクリーンへ入射させる第3ミラーと、を有し、
    前記第3ミラーは、前記スクリーンの外縁部近傍に設けられ、
    前記光学エンジン部、前記第1ミラー及び前記第2ミラーは、前記スクリーンの中心に対して、前記第3ミラーが設けられる側とは反対側に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のリアプロジェクタ。
  7. 前記補強部は、前記光学エンジン部、前記第1ミラー及び前記第2ミラーのうち少なくとも1つを固定することを特徴とする請求項6に記載のリアプロジェクタ。
  8. 前記補強部は、前記光学エンジン部、前記第1ミラー及び前記第2ミラーのうち少なくとも1つから直接前記スクリーンの方向へ進行する光を遮光することを特徴とする請求項6又は7に記載のリアプロジェクタ。
  9. 前記光学エンジン部からの光を反射する第1ミラーと、
    反射により前記第1ミラーからの光を広角化させ、スクリーンへ入射させる第2ミラーと、を有し、
    前記第1ミラー及び前記第2ミラーは、前記スクリーンの中心に対して、前記光学エンジン部が設けられる側とは反対側に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のリアプロジェクタ。
  10. 前記補強部は、棒状部材を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のリアプロジェクタ。
  11. 前記補強部は、複数の棒状部材を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のリアプロジェクタ。
  12. 前記補強部は、第1棒状部材と、前記第1棒状部材に対して略直交させて設けられた第2棒状部材と、を有することを特徴とする請求項11に記載のリアプロジェクタ。
  13. 前記筐体を支持する骨格構造を有し、
    前記補強部は、前記骨格構造の筋交いをなすことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のリアプロジェクタ。
  14. 前記補強部は、板状部材を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のリアプロジェクタ。
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JP2010032815A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Mitsubishi Electric Corp 投射型映像表示装置

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