JP5651212B2 - 非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路に関し、具体的には、ダムの洪水吐ゲート、河川の水位を制御する転倒ゲート等の駆動源である油圧シリンダの油圧回路が震災により破損され、または停電による油圧源等の非常時に対応して油圧シリンダを作動させるための非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路に関する。
ダムの洪水吐ゲートあるいは水門に利用される油圧回路は、駆動源である油圧源とこの駆動源からの作動油により作動する油圧シリンダの間が、例えば油圧シリンダがダムの水門に設けてあり、油圧源がそれを備えた制御ハウスに設けてあるので、油圧源から油圧シリンダまでの距離が長くなる。また、河川を横断して設けた転倒ゲート装置も、前述と同様にその油圧源が制御ハウスに設けてあり油圧シリンダ転倒ゲートの近くに設けてある。
このような構成であるから、震災による配管の破損あるいは停電になり、水門あるいは転倒ゲートが作動しなくなると、放水が止まる。あるいは、転倒ゲートによる水位の制御ができなくなる。この放水の停止および水位が制御不能になれば、それによる被害が発生する。従って、このような震災、停電によっても水門、転倒ゲートの作動を確実に作動できるようにする必要がある。
特許文献1に開示された非常用の油圧源装置63は、図6に示す様に、可逆型可変容積式の油圧ポンプ60を、油圧源と、その回転方向によって圧油供給方向の制御する方向切換弁の役割に機能させる構造である。
非常用の油圧源装置63は、油圧ポンプ60を矢印A方向に回転させて、給排回路62bから作動油を吸引し給排回路62aに圧油を吐出すると、この圧油はロードチェック弁61aを介して油圧シリンダ70のキャップ側圧力室に供給され、ロッド側圧力室の圧油がロードチェック弁61bを介して給排回路62bから吸引される、このため油圧シリンダ70はそのロッドが矢印C方向に伸張する。
また、油圧ポンプ60を矢印B方向に回転させて、給排回路62aから作動油を吸引し給排回路62bに圧油を吐出すると、この圧油はロードチェック弁61bを介して油圧シリンダ70のロッド側圧力室に供給され、キャップ側圧力室の圧油がロードチェック弁61aを介して給排回路62aから吸引される、このため油圧シリンダ70はそのロッドが矢印D方向に縮小する。なお圧力制御弁64aと圧力制御弁64bは、油圧ポンプ60の吐出圧力を制御する。
特開平10−281106
上記した特許文献1の非常用の油圧源装置は、内燃機関等の動力源で駆動される可逆型可変容積式の油圧ポンプをその油圧源とすると共に、エンジンの回転方向によって、油圧シリンダへの圧油の給排方向を切替える構成であるから、非常時にエンジンの回転方向を選択する必要があるので操作性が良くない。
また、特許文献1の非常用の油圧源装置を用いた非常油圧回路は、非常用の油圧源装置が誤操作されやすい為にその影響により、非常時における油圧シリンダの操作を誤る場合(例えば、エンジンの回転方向を誤ると、上昇する必要がある油圧シリンダを下降させる等の誤操作)があり、非常時の操作により、被害を拡大する問題点がある。
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本発明の非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路は、内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプを備えた油圧発生装置と、この油圧発生装置の吐出側に配置した方向切換弁と、この方向切換弁の一方の側に接続し前記油圧発生装置が接続する供給回路とタンクに接続する排出回路と、前記方向切換弁の他方の側に接続し油圧シリンダに接続する給排回路とで構成とした非常用の油圧源装置と、通常駆動回路の給排回路が接続される圧油シリンダと、この圧油シリンダに設けてあり前記通常駆動回路の給排回路を開閉する止弁を備えの止弁と前記圧油シリンダとの間に自動閉鎖機能つきの継手を有する構成とした多機能弁と、で構成し前記油圧源装置の給排回路を、前記油圧シリンダの多機能弁の自動閉鎖機能つきの継手に接続した事を特徴とする。
本発明の非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路は、油圧シリンダ装置に設けた多機能弁の止弁が油圧シリンダ装置をその通常駆動回路の給排回路から分離し、多機能弁の自動閉鎖機能を有する継手に非常用の油圧源装置の給排回路を接続することで、油圧シリンダを任意に作動させることができる。また、特に非常時でなくても、特定の油圧シリンダのみを作動させてその油圧シリンダの作動点検を他の油圧シリンダの作動と関係なく行なうことができる効果を有する。
本発明の非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路は、内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプを備えた油圧発生装置と、この油圧発生装置の吐出側に配置した方向切換弁と、この方向切換弁の一方の側に接続し前記油圧発生装置が接続する供給回路とタンクに接続する排出回路と、前記方向切換弁の他方の側に接続し油圧シリンダに接続しロードチェック弁を備えた給排回路と、で構成とした非常用の油圧源装置と、電動機で駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプに作動油を供給するタンクと、この電動機で駆動される油圧ポンプの吐出側と前記タンクが一方側に接続し他方側にロードチェック弁を備えた内部回路が接続する方向切換弁とで構成される駆動源装置と、前記油圧シリンダに前記駆動源装置の前記内部回路を介して接続する給排回路と、で構成する通常駆動回路と、で構成し、前記非常用の油圧源装置の給排回路のロードチェック弁の下流側を前記駆動源装置の内部回路のロードチェック弁の下流側に接続した事を特徴とする。
本発明の非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路は、非常用の油圧源装置の給排回路のロードチェック弁の下流側を、前記駆動源装置の内部回路のロードチェック弁の下流側に接続した構成であるから、油圧シリンダからの圧油を前記した非常用の油圧源装置の給排回路のロードチェック弁と前記駆動源装置の内部回路のロードチェック弁で遮断できるので、駆動源装置を停止して非常用の油圧源装置を作動させると、油圧シリンダを非常用の油圧源装置の油圧源に作動させることがいつでも簡単に操作できる。したがって、非常時の訓練が極めて容易に出来る効果を奏する。
本発明の第1実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第1実施形態の非常駆動回路の回路図。 多機能弁の回路図。 本発明の第2実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第2実施形態の非常駆動回路の回路図。 本発明の第3実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第3実施形態の非常駆動回路の回路図。 本発明の第4実施形態の非常駆動回路の回路図。 従来の非常用の油圧源装置の回路図。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第1実施形態の非常駆動回路と多機能弁を図1、図2に基づいて説明する。
図1において、10は非常用の油圧源装置であり、30はこの油圧源装置10に接続しゲート装置32を作動する油圧シリンダ装置である。また、20は、前記非常用の油圧源装置10と油圧シリンダ装置30とで構成する非常駆動回路を示している。
(非常用の油圧源装置)
非常用の油圧源装置10は、その内部に非常用の油圧源装置10を構成する各種の部品を収納する筐体11を備えており、この筐体11を搬送手段(自動車、ヘリコプター)で必要な場所まで搬送することで所望の場所に移動させることができる。
(油圧発生装置)
非常用の油圧源装置10の油圧発生装置12は、手動操作型の油圧ポンプ21と、内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22の構造の相違する油圧ポンプで構成しているので、同一の原因で故障する確率が少なくなり、油圧源を確実に確保できる。すなわち、動力操作型の油圧ポンプ22の動力源を内燃機関とする場合は、燃料切れになると機能しないが、手動操作型の油圧ポンプ21に燃料切れは発生しない、つまり同一原因による故障が回避される。また、手動操作型の油圧ポンプ21は、故障が少ないが油圧吐出量が少ないので、油圧の吐出量が多く必要な場合、動力操作型の油圧ポンプ22の機能を併用することが出来る。
また、手動操作型の油圧ポンプ21と、内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22は、その圧油の吐出方向を一方方向に制限すれば、その操作方向を一定の方向に制限できる。すなわち、手動操作型の油圧ポンプ21は、その操作ハンドル21aの操作方向を一定にすればよいのでその構造が簡単になり、さらに、操作性も良くなる。また、動力操作型の油圧ポンプ22の動力源22aをエンジンにした場合その回転方向が一定の方向であるため始動が容易になる。さらに回転方向を変換する必要がないので、出力軸に直接油圧ポンプ本体22bを接続すればよいから、その構造を簡素化できる。
(手動操作型の油圧ポンプ)
手動操作型の油圧ポンプ21は、操作ハンドル21aで駆動される油圧ポンプ本体21bを備える構成である。この油圧ポンプ本体21bの吸込側は、逆止弁21dとストレーナ21eを介してタンク15に接続しており、吐出側は逆止弁21cを介して吐出回路23aから供給回路23に接続する。このような構成を有する手動操作型の油圧ポンプ21は、その操作ハンドル21aを操作すると、油圧ポンプ本体21bがタンク15の作動油を吐出回路23aに吐出する。この手動操作型油圧ポンプは、油圧シリンダ駆動用として利用できるが、その吐出を極微小にすることが出来るので可撓性ホースに充満させて、接続時に油圧シリンダに空気を混入させない役割にも利用できる。
(動力操作型の油圧ポンプ)
内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22は、動力源である内燃機関22aで駆動される油圧ポンプ本体22bを備える構成である。この油圧ポンプ本体22bの吸込側は、逆止弁22dとストレーナ22eを介してタンク15に接続しており、吐出側は逆止弁22cを介して吐出回路23bから供給回路23に接続する。このような構成を有する内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22は、その動力である内燃機関22aにより駆動すると、油圧ポンプ本体22bがタンク15の作動油を吐出回路23bに吐出する。
非常用の油圧源装置10の油圧発生装置12は、前述したように手動操作型の油圧ポンプ21と動力操作型の油圧ポンプ22をセットにした構成を示した。しかし、手動操作型の油圧ポンプ21は、機動性に劣り、かつ圧油の発生量も少ないためその用途が制限されるので、油圧発生装置12を内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22のみで構成してもよい。
(方向切換弁)
手動操作型の油圧ポンプ21の吐出回路23aと内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22の吐出回路23bを合流させた供給回路23は、方向切換弁24の一方の側(油圧発生装置12側)に接続する。また、この方向切換弁24一方の側には、タンク15と供給回路23がリリーフ弁25aを介して接続する排出回路25が接続し油圧発生装置12吐出圧力をリリーフ弁25aで制御する。
前記方向切換弁24の他方の側(油圧シリンダ装置30側)には、油圧シリンダ装置30に接続される給排回路26と27が接続する構成である。したがってこの方向切換弁24は、給排回路26と27を閉鎖するか供給回路23と排出回路25に切換接続する。
また、方向切換弁24は、中立位置24aと右切換位置24bと左切換位置24cを備えており操作レバー24dで操作され、その位置がデテント機構24eで保持される構成である。すなわち、操作レバー24dで操作された位置は次に操作されるまでデテント機構24eで保持される。この方向切換弁24は、中立位置24aに操作すると供給回路23を排出回路25に接続と共に給排回路26と27を閉鎖し、右切換位置24bに操作すると供給回路23を給排回路26に接続すると同時に給排回路27を排出回路25に接続し、左切換位置24cに操作すると供給回路23を給排回路27に接続すると同時に給排回路26を排出回路25に接続する構成である。
(給排回路)
給排回路26は、その一端が方向切換弁24に接続し、他端が可撓性ホース26bの接続具26aとの間に配置した管路26cとで構成してある。この管路26cは、ロードチェック弁26dと速度制限弁26eを備えた構成である。
給排回路27は、その一端が方向切換弁24に接続し他端が可撓性ホース27bの接続具27aとの間に配置した管路27cとで構成してある。この管路27cは、ロードチェック弁27dと速度制限弁27eを備えた構成である。
なお、可撓性ホース26bと27bは非常用の油圧源装置10を運搬して油圧シリンダ装置30に設置する場合を想定したものであり、非常用の油圧源装置10を常設する場合は、固定配管で構成する給排管路にすることができる。したがって、可撓性ホースと表現するが可撓性ホース26bと27bは、固定管路を含むものである。
(速度制限弁、ロードチェック弁)
ロードチェック弁26dと27dには、可撓性ホース26bと27bが油圧シリンダ31に接続された時に油圧シリンダ装置30の負荷圧力が作用するが、このとき方向切換弁24が中立位置24aに有ると、ロードチェック弁26dと27dのパイロット回路に圧力が作用しないので給排回路26、27を遮断して負荷圧力を保持する、しかし、右切換位置24bまたは左切換位置24cに操作されるとそのパイロット回路に作用する油圧により開弁する機能を備えた構成である。また、速度制限弁26eと27eは、油圧シリンダ装置30からの作動油の排出油量を制限して油圧シリンダ31の作動速度を制限する構成である。
(油圧シリンダ)
油圧シリンダ装置30の放水ゲート装置32を駆動する油圧シリンダ31は、図2に示すように通常駆動装置の一部である通常給排回路48a、48bから給排される圧油により作動する構成である。この油圧シリンダ31の具体的構成は、シリンダ本体31aに摺動自在に挿入してありロッド31bが固定されるピストンと、このピストンがシリンダ本体31aにキャップ側圧力室とロッド側圧力室を形成しており、このキャップ側圧力室とロッド側圧力室の何れかに圧油を供給し他方を排出すると油圧でロッド31bが作動する構成である。
(多機能弁)
油圧シリンダ31のキヤップカバー31cに設けてあり図2に示す多機能弁35は、通常給排回路48bとキャップ側圧力室31eを開閉する第1止弁35cを有する通路35aと、メイン給排回路30bとロッド側圧力室31fが接続する管路36の間を開閉する第2止弁35dを有する通路35bと、第1止弁35c、第2止弁35dの上流側で通路35aと通路35bを連結し第3止弁35fを備えたバイパス通路35eを有する。
この多機能弁35の通路35aと通路35bの第1止弁35cと第2止弁35dは、それを閉鎖することで油圧シリンダ31を通常給排回路48aと48bから切り離すことができる。また、バイパス通路35eの第3止弁35fを開くことで通常給排回路48aと48bを接続してフラッシングができるようにしている。
通路35aの第1止弁35cの下流側(油圧シリンダ装置側)から分岐する分岐回路38は、開放されると自動閉鎖する機能を備えた継手38aを備えている。この継手38aは、可撓性ホース26bの先端に設けた継手28が接続されると前記自動閉鎖機能が解除されるように構成してある。また、通路35bの第2止弁35dの下流側(油圧シリンダ装置側)から分岐する分岐通路39は、開放されると自動閉鎖する機能を備えた継手39aを備えている。この継手39aは、可撓性ホース27bの先端に設けた継手29が接続されると前記自動閉鎖機能が解除されるように構成してある。この構成を有する多機能弁35は、第1止弁35cと第2止弁35dを閉鎖し、継手38aに継手28を接続すると共に継手39aに継手29を接続すると油圧シリンダ31は、通常給排回路48aと48bから分離され、非常用の油圧源装置10からの圧油で動作する。
(ヒューズ弁)
多機能弁35に接続しロッドカバー31に設けたフランジ37に接続する管路36は、シリンダ本体31aに添って配置してある。この管路36とロッド側圧力室31fの間にはヒューズ弁33を設置してある。このヒューズ弁33は、絞り位置33aと遮断位置33bを備えロッド側圧力室31fの圧力が作用するパイロット通路33cが接続するパイロット室33dの押圧力とバネ33eとが対向して作用して絞り位置33aと遮断位置33bの何れかに切替わる構造である。このヒューズ弁33は、バネ33eの押圧力で絞り位置33aに位置するが、ロッド側圧力室31fからの排出油量が大きくなると絞り位置33aの流過抵抗でパイロット室33dの圧力による押圧力が高くなって遮断位置33bに作動する。このため配管の破損などによる大量の圧油の流出にも関わらず油圧シリンダ31の暴落を止める。
(非常用の油圧源装置の作動)
非常用の油圧源装置10は、方向切換弁24が図1に示す中立位置24aにあるとき油圧発生装置12の手動操作型の油圧ポンプ21と内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22の吐出圧油が供給回路23に合流され方向切換弁24から排出回路25を介してタンク15に還流する。
方向切換弁24を右切換位置24bに操作すると油圧発生装置12の吐出圧油がロードチェック弁26dと速度制限弁26eを介して可撓性ホース26bに流入し、可撓性ホース27bが速度制限弁27eとロードチェック弁27dを介して排出回路25からタンク15に接続する。
方向切換弁24を左切換位置24cに操作すると、油圧発生装置12の吐出圧油がロードチェック弁2dと速度制限弁2eを介して可撓性ホース2bに流入し、可撓性ホース2bの作動油が速度制限弁2eとロードチェック弁2dを介して排出回路25からタンク15に排出される。
(非常用の油圧源装置と油圧シリンダの接続)
非常用の油圧源装置10と油圧シリンダ31は、震災などで、停電あるは配管の破損が発生した場合、まず油圧シリンダ31の多機能弁35の第1止弁35cと第2止弁35dの閉鎖で、油圧シリンダ31と通常給排回路48aと48bを遮断することで、油圧シリンダ31からの圧油の漏れを防止する。次に、非常用の油圧源装置10は、方向切換弁24を操作してその可撓性ホース26bと27bに手動操作型の油圧ポンプ21の吐出圧油を供給してその内部の空気を排出して接続準備を完了する。
非常用の油圧源装置10と油圧シリンダ31で構成する非常駆動回路20は、接続準備が完了した非常用の油圧源装置10の可撓性ホース26bの継手28を多機能弁35の継手38aに接続すると共に、可撓性ホース27bの継手29を多機能弁35の継手39aに接続することで図1に示す様な非常用の油圧源装置10と油圧シリンダ31を接続して形成される。
(非常駆動回路の作動)
図1に示す第1実施形態の非常駆動回路20において、方向切換弁24が中立位置24aに操作されているとき、油圧発生装置12の吐出圧油が供給回路23から、排出回路25を介してタンク15に還流する。方向切換弁24を左切換位置24cに操作すると、油圧発生装置12の吐出圧油がロードチェック弁27dと速度制限弁27eを介して可撓性ホース27bに供給される。
可撓性ホース27bに供給された圧油が継手29と継手39aから分岐回路39を経て管路36からヒューズ弁33を介して油圧シリンダ31のロッド側圧力室31fに供給される。他方、キャップ側圧力室31eの作動油が分岐回路38から可撓性ホース26bを経て非常用の油圧源装置10の非常タンク15に還流する。この還流する圧油が速度制限弁26eによって制限されるので、油圧シリンダ31はその速度で作動する。
上述の説明において、方向切換弁24を左切換位置24cに切換えて、油圧シリンダ31のロッド側圧力室31fに圧油を供給してゲート装置32を上昇させるようにした。しかし、方向切換弁24を右切換位置24bに切換えて、油圧シリンダ31のキャップ側圧力室31eに圧油を供給しロッド側圧力室31fの作動油を非常タンク15に帰還させると、ゲート装置32を下降させるように働く。
(非常用の油圧源装置)
上記の作動において油圧発生装置12の手動操作型の油圧ポンプ21は、その吐出油量が小さいので、油圧シリンダ31の細かい作動を行なわせるのに最適である。また、油圧シリンダ31に接続する前に可撓性ホース26bと27bにその吐出圧油を供給しその内部の空気を排出するなど、動力操作型の油圧ポンプ22では達成しにくい細かい作動を行なうことができる。他方動力操作型の油圧ポンプ22は、動力源により駆動するものでありから、油圧シリンダ31を早く操作する場合に利用できる。
上記の作動において方向切換弁24は、中立位置24aで供給回路23を排出回路25に接続しているので内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプ22の動力(内燃機関)の始動時に無負荷として滑らかに始動することができる。また、供給回路23と排出回路25の間に設けたリリーフ弁25aは、供給回路23の圧力を一定の値に制御する。
油圧シリンダ31のロッド側圧力室31fに設けたヒューズ弁33は、通常給排回路48bが破損してロッド側圧力室31fの作動油が大量に流出しようとした時、パイロット通路33cのパイロット油圧により遮断位置33bに切替わりその流出を停止する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第2実施形態の非常駆動回路を図3に基づいて説明する。図3において、通常駆動回路41は、油圧シリンダ31とこの油圧シリンダ31に作動油を給排する駆動源装置42に非常用の油圧源装置43を2本の可撓性ホース46aと46bで接続する構成である。すなわち、通常運転の場合は、駆動源装置42に非常用の油圧源装置43の圧油を供給しない様にし、停電のときのみ非常用の油圧源装置43の圧油を供給して、油圧シリンダ31の操作を可能にする。なお、油圧シリンダ31および第1実施形態と同様の部品には同一符号を使用してその詳細説明を省く。
(通常駆動装置)
油圧シリンダ31に圧油を給排する駆動源装置42は、通常駆動装置を構成するものであり、タンク47に接続し電動機45cで駆動される油圧ポンプ45とこの油圧ポンプ45の吐出回路45aと排出回路45bが接続しており、吐出回路45aと排出回路45bに油圧シリンダ31の給排回路48aと給排回路48bに切換接続する電磁操作型の方向切換弁49(なお、この方向切換弁49は、手動操作型で構成してもよい。)と給排回路48aに設けた速度制御弁51aとロードチェック弁51cおよび速度制御弁51bを駆動源スタンド42に一体的に設けた構成である。なお42bは、駆動源スタンド42の一部を示す部分断面であり、自動閉鎖機能付継手52aと52bが固定される。
前記駆動源スタンド42には、排出回路45bが接続する自動閉鎖機能付継手52bと吐出回路45aが接続する自動閉鎖機能付継手52aが設けてある。また、可撓性ホース46aの先端に設けた自動閉鎖機能付継手53aは、前記自動閉鎖機能付継手52aと接続する。同様に、可撓性ホース46bの先端に設けた自動閉鎖機能付継手53bは、前記自動閉鎖機能付継手52bに接続する。なお、自動閉鎖機能付継手52aと自動閉鎖機能付継手53aおよび自動閉鎖機能付継手52bと自動閉鎖機能付継手53bは、特開2011―12692号に示されるように、分離されたときその内部に閉鎖する弁を備えた公知の構成であるからその説明は省く。
(非常用の油圧源装置)
非常用の油圧源装置43は、内燃機関43cで駆動される油圧ポンプ43bとこの油圧ポンプ43bの吸引側に接続する吸引回路44bと吐出側に接続する吐出回路44a及びこの吐出回路44aと吸引回路44bの間に設置してあり連通位置と遮断位置とを有する開閉弁43dとを備えた構成である。また、吐出回路44aは、可撓性ホース46aを介し、逆止弁43eを経て吐出回路45aに接続する。さらに、吸引回路44bは、可撓性ホース46bを介して排出回路45bに接続する。
(非常駆動回路)
非常用の油圧源装置43と駆動源装置42が接続されて構成される非常駆動回路40は、駆動源装置42の油圧ポンプ45に油圧源装置43aの内燃機関等の動力源で駆動される油圧ポンプ43bが並列に接続されるので、非常用の油圧源装置43の内燃機関等の動力源で駆動される油圧ポンプ43bが発生する作動圧油を、駆動源装置42の方向切換弁49で操作することにより油圧シリンダ31を動作させることができる。なお、開閉弁43dが油圧ポンプ43bの吐出回路44aと吸引回路44bを接続すると油圧ポンプ43bは無負荷となるので、エンジン43cを容易に始動することができる。
(通常駆動装置の作動)
駆動回路41を駆動源装置42で作動させる場合について述べる。図3において、駆動源スタンド42から可撓性ホース46aと46bを外すと、自動閉鎖機能付継手52aと52bがその先端を閉鎖する。この状態で油圧ポンプ45を作動させ方向切換弁49を左切換位置49cに操作すると、作動圧油は、給排回路48bから油圧シリンダ31のロッド側圧力室に供給され、油圧シリンダ31ヘッド側圧力室の排出油が給排回路48aから速度制御弁51aを介して左切換位置49cから排出回路45bを経てタンク47に還流する。このため、油圧シリンダ31は速度制御弁51aで制御された速度でそのロッドを方に移動させる。
また、方向切換弁49を右切換位置49bに操作すると、作動圧油は、給排回路48aから油圧シリンダ31のロッド側圧力室に供給され、油圧シリンダ31のキャップ側圧力室の排出油が給排回路48から速度制御弁51を介して左切換位置49bから排出回路45bを経てタンク47に還流する。このため、油圧シリンダ31は速度制御弁51bで制御された速度でそのロッドを方に移動させる
(非常駆動回路の作動)
上述した駆動回路の通常運転時に停電が発生した時、図3に示す様に、非常用の油圧源装置43の可撓性ホース46aと46bを駆動源スタンド42に接続すると駆動源装置42に非常用の油圧源装置43が接続されその圧油油圧シリンダ31油圧源とすることができる。
駆動源装置42に接続した非常用の油圧源装置43は、開閉弁43dを連通位置に操作し、油圧ポンプ43bに負荷が作用しない状態にして内燃機関43cが起動される。この起動により油圧ポンプ43bは、その吸引回路44bと排出回路45bを介してタンク47の作動油を吸引し、吐出回路44aに吐出する。この吐出された作動油は、可撓性ホース46から吐出回路45aに供給する。
上述したように非常用の油圧源装置43が吐出する作動油は、駆動源装置42の方向切換弁49の操作で油圧シリンダ31に供給される。すなわち、非常駆動回路40は、その作動油圧を非常用の油圧源装置43で発生させ、その作動圧油を駆動源装置42の方向切換弁49で制御するものである。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の非常用の油圧源装置とその非常用の油圧源装置を用いた第3実施形態の非常駆動回路を図4に基づいて説明する。第3実施形態は、第2実施形態の一部を変更したものであるから、変更部分について説明して、同一部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態は、その非常用の油圧源装置43の油圧ポンプ43bを内燃機関43cで駆動される油圧ポンプ43bのみとして、第2実施形態の開閉弁43dを装置42内に設置して非常用の油圧源装置43の構造を簡単軽量にするものである。
前記非常用の油圧源装置43の吐出側は、非常駆動回路の形成時に吐出回路44aを介して、接続する可撓性ホース46aを経て油圧ポンプ45の吐出回路45aに接続する。この吐出回路45aの方向切換弁49側から分岐しタンク47に開放する分岐回路54は、開閉弁54aを有する。
前記開閉弁54aは、駆動源スタンド42に設けたハンドルスタンド54bのハンドル54cで開閉駆動される構造である。黒色で示した開閉弁54aは、ハンドル54cで閉鎖された状態を示しているので可撓性ホース46aからの圧油を吐出回路45aに送出できるようにする。また、ハンドル54cで開閉弁54aを開くと吐出回路45aがタンク47に接続されるので可撓性ホース46aの圧油がタンク47へ放出され非常用の油圧源装置43b無負荷起動として容易に起動できる。
駆動回路41を駆動源装置42で作動させる場合について述べる。図4において、取付スタンド42から可撓性ホース46aと46bを外すと、自動閉鎖機能付継手52aと52bがその先端を閉鎖する。この状態で油圧ポンプ45を作動させ方向切換弁49を左切換位置49cに操作すると、作動圧油は、給排回路48bから油圧シリンダ31のキャップ側圧力室に供給され、油圧シリンダ31のロッド側圧力室の排出油が給排回路48aから速度制御弁51bを介して左切換位置49cから排出回路45bを経てタンク47に還流する。このため、油圧シリンダ31は速度制御弁51aで制御された速度でそのロッドを下方に移動させる。
また、方向切換弁49を右切換位置49bに操作すると、作動圧油は、給排回路48aから油圧シリンダ31のロッド側圧力室に供給され、油圧シリンダ31のキャップ側圧力室の排出油が給排回路48aから速度制御弁51aを介して切換位置49bから排出回路45bを経てタンク47に還流する。このため、油圧シリンダ31は速度制御弁51bで制御された速度でそのロッドを方に移動させる
(通常運転時に停電が発生した時)
上述した駆動回路の通常運転時に停電が発生した時、図4に示す様に、非常用の油圧源装置43bの可撓性ホース46aと46bを駆動源スタンド42に接続すると駆動源装置42に非常用の油圧源装置43bが接続され非常駆動装置が構成されるから非常用の油圧源装置43bの圧油で油圧シリンダ31を作動させることができる。
駆動源装置42に接続した非常用の油圧源装置43bは、開閉弁54aを連通位置に操作し、油圧ポンプ43bに負荷が作用しない状態にして内燃機関43cが起動されると、油圧ポンプ43bは、その吸引回路54dを介してタンク47の作動油を吸引し、吐出回路44aに作動油を吐出する。次に開閉弁54aを閉鎖すると、油圧ポンプ43bから吐出された作動油は、可撓性ホース46から吐出回路45aに流入する。
上述したように非常用の油圧源装置43bが吐出する作動油は、駆動源装置42の方向切換弁49の操作で油圧シリンダ31に給排される。以上説明したように非常駆動回路40aは、その作動油圧を非常用の油圧源装置43bで発生させ、その作動圧油を駆動源装置42の方向切換弁49で制御するものである。
(第4実施形態)
本発明の第1実施形態の非常用の油圧源装置を用いた第4実施形態の非常駆動回路を図5に基づいて説明する。図5に示す第4実施形態は、図1に示し第1実施形態で説明した非常用の油圧源装置10の可撓性ホース26bと27bを第2実施形態で説明した通常駆動回路41の通常給排回路48aと48bに接続する構成であり、非常用の油圧源装置10の非常タンク15をタンク回路15aから駆動源スタンド42の自動閉鎖機能付継手53bを介して駆動源装置42Cの排出回路45bからタンク47に接続する構成である。
第4実施形態に示した非常駆動回路40は、第1実施形態で説明した非常用の油圧源装置10を通常駆動回路41の駆動源装置42に常設する構造の実施形態であり、主に震災時に発生する停電に対応するものである。すなわち、第1実施形態は、震災による被害が、配管の破損、停電などあらゆる事態に対応しようとして、油圧シリンダ31がいかなる状況に至っても作動可能な様にしたものである。
しかし、震災で起こり易い災害の多くは、停電であり、配管の関係に損傷を及ぼす災害は少ないのではないかとの観点より、第1実施形態と第2実施形態及び第3実施形態の考え方を総合して、停電に対応して且つ取り扱い易い装置を提供しようと考えた実施形態である。
(第4実施形態の構成作用)
図5に示す第4実施形態は、第1実施形態に示した非常用の油圧源装置10の非常タンク15を通常駆動回路41の駆動源装置42のタンク47にタンク回路15aで接続して非常タンク15の作動油が不足したときタンク47から吸引し、あるいは満杯になったときタンク47に排出しようとするものである。したがって、第2実施形態に示すように非常タンク15を省いて直接タンク47に接続する構造でも良い。
実施形態に示した非常用の油圧源装置10の可撓性ホース26bと27bは、通常駆動回路41の駆動源装置42の通常給排回路48aと48bに接続する駆動源装置42内の内部回路48cと48dに設けたロードチェック弁51c、51dの下流側(油圧シリンダ側)に接続する構成である。なお、その他の構造の説明は、各実施形態で用いた符号と同一符号を用いることで省略する。
この様な構成の第4実施形態は、通常駆動回路41の駆動源装置42の油圧ポンプ45が停止していると、その通常給排回路48aと48bは、内部回路48cと48dに設けたロードチェック弁51cと51dで閉鎖され、可撓性ホース26bと27bは、非常用の油圧源装置10のロードチェック弁26dと27で閉鎖される。
(震災発生時)
次に震災で停電が発生した時には、駆動源装置42の油圧ポンプ45を作動できない状態であるから内部回路48c、48dは、そのロードチェック弁51c、51dにより閉鎖され、非常用の油圧源装置10の動力操作型の油圧ポンプ22を操作して作動油圧を発生させて、非常用の油圧源装置10の方向切換弁24を操作して内部回路48c、48dを介して油圧シリンダ31に供給することが出来る。
第4実施形態は、以上の説明の様に、通常駆動回路41の駆動源装置42を停止したときには、いつでも油圧シリンダ31に非常用の油圧源装置10から作動油を供給することが出来るので、例えば、第1実施形態で説明した非常用の油圧源装置10を駆動源装置42の内部に組み込むと、駆動源装置42の油圧ポンプ45を停止して、非常用の油圧源装置10を作動させるだけで、油圧シリンダ31を操作できる。
したがって、第1実施形態で説明した非常用の油圧源装置10で油圧シリンダ31を操作する訓練操作は、駆動源装置42を停止して、非常用の油圧源装置10の動力操作型の油圧ポンプ22を作動させることにより、行なうことができる。このため、訓練ための用意、後始末などが全く不要でるから、訓練操作を頻繁におこない操作に災害に対応し易くなる効果を有する。
前記した訓練操作は、油圧シリンダ31を作動させない状態で実施することが出来る。すなわち、通常給排回路48aと48bが接続する3連型多機能弁35の第1止弁35cと第2止弁35dを閉鎖すると、通常給排回路48aと48bが閉鎖され油圧シリンダ31は作動しない。この状態で第3止弁35fを開くと、通常給排回路48aと通常給排回路48bが連結される。このため非常用の油圧源装置10の給排回路26と27からの圧油が第3止弁35fを介して循環するので油圧シリンダ31作動させずに、非常用の油圧源装置10の操作訓練を行なうことができる。
上記した各実施形態においてゲート装置32などの被駆動装置を駆動する圧油機器として油圧シリンダを示したが特に油圧シリンダに限定する必要は無く、圧油モータなどの他の作動機器であっても良い。
10 非常用の油圧源装置
12 油圧発生装置
15 非常タンク
20 非常駆動回路
21 手動操作型の油圧ポンプ
22 動力操作型の油圧ポンプ
24 方向切換弁
25 排出回路
26 給排回路(給排管路)
27 給排回路(給排管路)
28 継手
29 継手
30 油圧シリンダ装置(圧油機器装置)
31 油圧シリンダ(圧油機器)
32 ゲート装置(被駆動装置)
33 ヒューズ弁
35 多機能
1c ロードチェック弁
51d ロードチェック弁

Claims (2)

  1. 内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプを備えた油圧発生装置と、この油圧発生装置の吐出側に配置した方向切換弁と、この方向切換弁の一方の側に接続し前記油圧発生装置が接続する供給回路とタンクに接続する排出回路と、前記方向切換弁の他方の側に接続し油圧シリンダに接続する給排回路とで構成とした非常用の油圧源装置と、
    通常駆動回路の給排回路が接続される圧油シリンダと、この圧油シリンダに設けてあり前記通常駆動回路の給排回路を開閉する止弁を備えこの止弁と前記圧油シリンダとの間に自動閉鎖機能つきの継手を有する構成とした多機能弁と、
    構成し前記油圧源装置の給排回路を、前記油圧シリンダの多機能弁の自動閉鎖機能つきの継手に接続した事を特徴とする非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路
  2. 内燃機関等の動力源で駆動される動力操作型の油圧ポンプを備えた油圧発生装置と、この油圧発生装置の吐出側に配置した方向切換弁と、この方向切換弁の一方の側に接続し前記油圧発生装置が接続する供給回路とタンクに接続する排出回路と、前記方向切換弁の他方の側に接続し油圧シリンダに接続しロードチェック弁を備えた給排回路と、で構成とした非常用の油圧源装置と、
    電動機で駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプに作動油を供給するタンクと、この電動機で駆動される油圧ポンプの吐出側と前記タンクが一方側に接続し他方側にロードチェック弁を備えた内部回路が接続する方向切換弁とで構成される駆動源装置と、前記油圧シリンダに前記駆動源装置の前記内部回路を介して接続する給排回路と、で構成する通常駆動回路と、
    で構成し、前記非常用の油圧源装置の給排回路のロードチェック弁の下流側を前記駆動源装置の内部回路のロードチェック弁の下流側に接続した事を特徴とする非常用の油圧源装置を用いた非常駆動回路
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