JP5650157B2 - 結像素子アレイ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、レンズ及びミラーで構成する結像素子アレイ、及び結像素子アレイを用いた画像形成装置に関する。
従来、スキャナ、複写機、複合機(MFP)等の画像形成装置では、照明装置と、複数のレンズを配列したレンズアレイを用いて原稿の画像をイメージセンサに結像して原稿画像を読み取るようにしている。また、プリンタ、複写機、複合機(MFP)等の画像形成装置では、LED等の発光素子とレンズアレイを用いて、LEDからの光線をレンズアレイを介して感光体ドラム上に結像し、感光体ドラム上に像を形成(露光)するようにしている。レンズアレイとしては、複数枚のレンズとアパーチャを組み合わせたものがある。
しかしながら、レンズアレイは、1つの光線が通るレンズ相互間での光軸がずれると、結像特性や光量むらが大きく劣化する。また複数枚のレンズとアパーチャを組み合わせる際に、組み立て時のずれによる性能の劣化を招き、かつコストアップを招いていた。
また透明体の素子を一体化して、組み立て時のずれによる性能劣化を回避したものに、特許文献1の例がある。この例は、レンズ面とルーフミラープリズムを含む結像素子を複数個配列したアレイであって、収差を制御できる面がレンズ面の2面しかなく、しかも2面の形状が同じとなっているため、被写界深度を深くしたり、光量を増やしつつ、結像特性を満足させることが難しかった。
特開2005−70519号公報
発明が解決しようとする課題は、レンズとミラーの相対位置のずれを抑え、1つの成形品で形成可能であり、形状をコントロールできる面を、レンズ面2面、ミラー面3面、またはそれよりも増やし、その面を主走査方向に垂直な軸に対し非対称とすることで、被写界深度を深くしたり、光量を増やしたりでき、さらに遮光用専用平面ミラー1面を入れることで、迷光がない結像素子アレイ、及び結像素子アレイを用いた画像形成装置を提供することにある。
実施形態に係る結像素子アレイは、光を入射する入射面と、前記入射面からの光を反射する反射面を4面有し、少なくとも一つが、外方に突出した凸部の頂部に形成された複数の反射面と、前記複数の反射面を経由した光を出射する出射面とを有し、前記出射面から出射した光を像点に結像する一体成形された結像素子を複数個備え、前記複数個の結像素子を配列し、前記反射面で反射した光以外の光が前記出射面に進行するのを阻止する面を前記複数の反射面のうちの少なくとも1つの反射面の周囲に形成したものである。
一実施形態に係る画像形成装置の構成図。 一実施形態に係る画像形成部を拡大して示す構成図。 一実施形態に係る画像読取装置を拡大して示す構成図。 一実施形態に係る結像素子アレイを光の入射面から見た斜視図。 一実施形態に係る結像素子アレイを光の出射面から見た斜視図。 一実施形態に係る結像素子アレイの構成を概略的に示す斜視図。 一実施形態におけるレンズ面61での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるミラー面63での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるミラー面64での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるミラー面65での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるミラー面66での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるレンズ面62での光線の進行状態を示す説明図。 一実施形態におけるミラー面66を拡大して示す斜視図。 一実施形態におけるミラー面66の断面図。 ミラー面66の凸部の有無による迷光の発生状況を示す説明図。 一実施形態に係る結像素子アレイの光線の経路を示す斜視図。 一実施形態に係る結像素子アレイの光路を主走査方向から見た図。 一実施形態に係る結像素子アレイの光路を副走査方向から見た図。 一実施形態に係る結像素子アレイの非対称項を除去した場合の集光状態を主走査方向から見た図。 第2の実施形態に係る結像素子アレイの構成図。 第2の実施形態に係る結像素子アレイの光路を主走査方向から見た図。 第2の実施形態に係る結像素子アレイの光路を副走査方向から見た図。 第2の実施形態係る結像素子アレイの変形例を示す構成図。 第3の実施形態に係る結像素子アレイの構成図。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
図1は、一実施形態に係る結像素子アレイを用いた画像形成装置の構成図である。図1において、画像形成装置10は、例えば複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)や、プリンタ、複写機等である。以下の説明ではMFPを例に説明する。
MFP10の本体11の上部には透明ガラスの原稿台12があり、原稿台12上には自動原稿搬送部(ADF)13を開閉自在に設けている。また本体11の上部には操作パネル14を設けている。操作パネル14は、各種のキーとタッチパネル式の表示部を有している。
本体11内のADF13の下部には、読取装置であるスキャナ部15を設けている。スキャナ部15は、ADF13によって送られる原稿または原稿台上に置かれた原稿を読み取って画像データを生成するもので、密着型イメージセンサ16(以下、単にイメージセンサと呼ぶ)を備えている。イメージセンサ16は、主走査方向(図1では奥行方向)に配置されている。
イメージセンサ16は、原稿台12に載置された原稿の画像を読み取る場合は原稿台12に沿って移動しながら原稿画像を1ライン分ずつ読み取る。これを原稿サイズ全体にわたって実行し1ページ分の原稿の読み取りを行う。またADF13によって送られる原稿の画像を読み取る場合、イメージセンサ16は、固定位置(図示の位置)にある。
さらに本体11内の中央部にはプリンタ部17を有し、本体11の下部には、各種サイズの用紙を収容する複数のカセット18を備えている。プリンタ部17は、感光体ドラムと、感光体ドラムを露光する光走査装置を有する。光走査装置は発光素子であるLEDを含む走査ヘッド19を有し、走査ヘッド19からの光線によって感光体を走査して画像を生成する。
プリンタ部17は、スキャナ部15で読み取った画像データや、PC(Personal Computer)などで作成された画像データを処理して記録媒体である用紙に画像を形成する。プリンタ部17は、例えばタンデム方式によるカラーレーザプリンタであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像形成部20Y,20M,20C,20Kを含む。
画像形成部20Y,20M,20C,20Kは、中間転写ベルト21の下側に、上流から下流側に沿って並列に配置している。また、走査ヘッド19も画像形成部20Y,20M,20C,20Kに対応して複数の走査ヘッド19Y、19M、19C、19Kを有している。
図2は、画像形成部20Y,20M,20C,20Kのうち、画像形成部20Kを拡大して示す構成図である。なお、以下の説明において各画像形成部20Y,20M,20C,20Kは同じ構成であるため、画像形成部20Kを代表に説明する。
図2に示すように、画像形成部20Kは、像担持体である感光体ドラム22Kを有する。感光体ドラム22Kの周囲には、回転方向tに沿って帯電チャージャ23K、現像器24K、1次転写ローラ25K、クリーナ26K、ブレード27K等を配置している。感光体ドラム22Kの露光位置には、走査ヘッド19Kから光を照射し、感光体ドラム22K上に静電潜像を担持する。
画像形成部20Kの帯電チャージャ23Kは、感光体ドラム22Kの表面を一様に全面帯電する。現像器24Kは、現像バイアスが印加される現像ローラ24aによりブラックのトナー及びキャリアを含む二成分現像剤を感光体ドラム22Kに供給し、感光体ドラム22K上にトナー像を形成する。クリーナ26Kは、ブレード27Kを用いて感光体ドラム22K表面の残留トナーを除去する。
また図1に示すように、画像形成部20Y〜20Kの上部には、現像器24Y〜24Kにトナーを供給するトナーカートリッジ28を設けている。トナーカートリッジ28は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーカートリッジを含む。
中間転写ベルト21は、駆動ローラ31及び従動ローラ32に張架され循環的に移動する。また中間転写ベルト21は感光体ドラム22Y〜22Kに対向して接触している。図2に示すように、中間転写ベルト21の感光体ドラム22Kに対向する位置には、1次転写ローラ25Kにより1次転写電圧が印加され、感光体ドラム22K上のトナー像を中間転写ベルト21に1次転写する。
中間転写ベルト21を張架する駆動ローラ31には、2次転写ローラ33を対向して配置している。駆動ローラ31と2次転写ローラ33間を用紙Sが通過する際に、2次転写ローラ33により2次転写電圧が用紙Sに印加される。そして中間転写ベルト21上のトナー像を用紙Sに2次転写する。中間転写ベルト21の従動ローラ32付近には、ベルトクリーナ34を設けている。
また図1で示すように、給紙カセット18から2次転写ローラ33に至る間には、給紙カセット18内から取り出した用紙Sを搬送する搬送ローラ35を設けている。さらに2次転写ローラ33の下流には定着器36を設けている。また定着器36の下流には搬送ローラ37を設けている。搬送ローラ37は用紙Sを排紙部38に排出する。さらに、定着器36の下流には、反転搬送路39を設けている。反転搬送路39は、用紙Sを反転させて2次転写ローラ33の方向に導くもので、両面印刷を行う際に使用する。
次に図2を参照して光走査装置の走査ヘッド19Kの構成を説明する。走査ヘッド19Kは、感光体ドラム22Kと対向し、感光体ドラム22Kを露光する。感光体ドラム22Kは、予め設定した回転速度で回転し、表面に電荷を蓄えることができ、走査ヘッド19Kからの光を感光体ドラム22Kに照射して露光し、感光体ドラム22Kの表面に静電潜像を形成する。
走査ヘッド19Kは、結像素子アレイ50を有し、結像素子アレイ50は保持部材41に支持されている。また保持部材41の底部には支持体42を有し、支持体42には、発光素子であるLED素子43を配置している。LED素子43は主走査方向に直線状に等間隔で設けている。また、支持体42にはLED素子43の発光を制御するドライバICを含む基板(図示せず)を配置している。結像素子アレイ50の詳細な構成については後述する。
ドライブICは制御部を構成し、スキャナ部15で読み取った画像データや、PCなどで作成された画像データに基づいて走査ヘッド19Kの制御信号を発生し、制御信号に従って所定の光量でLED素子を発光させる。そして、LED素子43から出射した光線は、結像素子アレイ50に入射し、結像素子アレイ50を通過して感光体ドラム22K上に結像し、像を感光体ドラム22K上に形成する。また走査ヘッド19Kの上部(出射側)にはカバーガラス44を取り付けている。
図3は、スキャナ部15(読取装置)のイメージセンサ16の構成を示す説明図である。イメージセンサ16は、原稿台12上に載置された原稿の画像、またはADF13によって給紙された原稿の画像を、操作パネル14の操作に従って読み取る。イメージセンサ16は、主走査方向に配置された1次元のセンサであり、筐体45を有する。
筐体45は基板46上に配置され、筐体45の原稿台12側の上面には、原稿の方向に光を照射する2つのLEDライン照明装置47,48を主走査方向(図の奥行方向)に延びるように設けている。LEDライン照明装置47,48は、LEDと導光体を備える。なお、光源はLEDに限定されず、蛍光管、キセノン管、冷陰極管又は有機EL等であってもよい。
筐体45上部のLEDライン照明装置47と48の間には、結像素子アレイ50が支持され、筐体45の底部にある基板46には、CCDやCMOSなどで構成されるセンサ49が実装されている。また筐体45の上部にはスリット51を有する遮光体52を取り付けている。
LEDライン照明装置47,48は原稿台12上の原稿の画像読み取り位置を照射し、画像読み取り位置で反射した光は、スリット51を介して結像素子アレイ50に入射する。結像素子アレイ50は、正立等倍レンズとして機能する。結像素子アレイ50に入射した光は、結像素子アレイ50の出射面から出射され、センサ49上に結像する。すなわち照明装置47、48が照射した光が結像素子アレイ50の中を透過する。結像した光は、センサ49によって電気信号に変換され、電気信号は、基板46のメモリ部(図示せず)に転送される。
以下、結像素子アレイ50の構成について詳しく説明する。図4、図5は、第1の実施形態に係る結像素子アレイ50の基本構成を示す図であり、図4は光の入射面から見た結像素子アレイ50の斜視図、図5は光の出射面から見た結像素子アレイ50の斜視図である。光の入射方向を矢印Aで示し、光の出射方向を矢印Bで示す。
結像素子アレイ50は、入射面であるレンズ面61と、出射面であるレンズ面62と、レンズ面61から入射した光を複数回(図4,5の例では4回)反射して出射レンズ面62に反射する反射面63,64,65,66と、を有する結像素子70を複数個備えている。以下、反射面をミラー面と呼ぶ。
結像素子アレイ50は、図4、図5に示すように複数個の結像素子70を入射面同士及び出射面同士が互いに隣接するように、主走査方向に配列したものである。また、複数個の結像素子70は、樹脂またはガラスにて一体に形成されている。尚、以下の説明では、結像素子アレイ50を単にアレイ50と呼ぶこともある。
図4,図5において、レンズ面61は、主走査方向に対して垂直な方向に非対称なレンズ面(入射面)であり、レンズ面62は、主走査方向と垂直な方向に非対称なレンズ面(出射面)である。以下、レンズ面61を入射レンズ面、レンズ面62を出射レンズ面と呼ぶこともある。
また、図4,図5に示すように、ミラー面63は、主走査方向と垂直な方向に非対称な自由曲面のミラーであり、アレイ50の外観ではテーパ状の凹部となっている。ミラー面64も、主走査方向と垂直な方向に非対称な自由曲面ミラーであり、テーパ状の凹部となっている。
さらに、ミラー面65は、主走査方向と垂直な方向に非対称な自由曲面ミラーであり、テーパ状の凹部となっている。ミラー面66は、光の入射方向から見て外方に突出した凸部67の頂部に反射面が形成されている。ミラー面63,64,65をテーパ状としたのは、成形時に型からアレイ50が抜けやすくするためである。また凸部67の形状も高さ方向にテーパを付けている。
図6は、結像素子アレイ50の構成を概略的に示す斜視図である。図6(a)は、入射レンズ面61、ミラー面63,64,65,66及び出射レンズ面62を含む結像素子70を複数個組み合せた結像素子アレイ50を示す。尚、図6(a)では、レンズ面61、ミラー面63,64,65,66及びレンズ面62を分離して示しているが、これは各結像素子70の構成を分かりやすく示すためであり、実際にはガラス又は樹脂で一体に成形されている。
図6(b)は、レンズ面61、ミラー面63,64,65,66及びレンズ面62で構成する1セットの結像素子70を示し、1セット内で集光される光線が結像に寄与する。1セットの結像素子70の入射レンズ面61に入射した光線が、他のセットの結像素子に入射して結像面に達する光線を迷光と呼ぶ。迷光は、結像性能を劣化させる光線となる。尚、図6(b)において、主走査方向は「主」、副走査方向は「副」の矢印で示している。尚、以降の図においても、「主」で示す矢印は主走査方向を表し、「副」で示す矢印は副走査方向を表す。
結像素子アレイ50に入射した光X(図6(b)では光路の中心光線のみを示す)は、レンズ面61に入り、主走査方向及び副走査方向両方に収束して、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面63に入射する。ミラー面63に入射した光線は、全反射条件を満たす入射角で入射するため、全ての光線はミラー面63で反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面64に全反射条件を満たす入射角で入射する。ミラー面64に入射した全ての光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、反転像を形成した後、ミラー面65に全反射条件を満たす入射角で入射する。さらにミラー面65に入射した全ての光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面66に全反射条件を満たす入射角で入射する。
ミラー面66は、外方に突出した凸部67の頂部に形成されており、ミラー面66に入射した全ての光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、出射レンズ面62に導かれ、レンズ面62によって再度結像され、等倍正立像を像面に形成する。像面は、センサ49や、感光体ドラム22に相当する。
図4,図5からもわかるように、アレイ50は、入射光線を順次反射してレンズ面62へ導くミラー面63,64,65,66と、入射光線を次のミラー面以外へ導くか、最終的に像面に入射しない部分へ導くか、或いはアレイ50の遮光部へ導く部分が主走査方向に交互に並んでいる。
即ち、ミラー面63,64,65,66で反射した光以外の光がレンズ面62に進行するのを阻止する面(進行阻止面)をミラー面63,64,65,66の両サイドに設けている。図4,図5では、ミラー面64,65の両側の凸部68や、ミラー面63の両側の凸部69、及びミラー面66を山とする凸部67の壁に相当する部分が進行阻止面となる。
図7〜図12は、各レンズ面及び各ミラー面での光線の進行状態を示す説明図である。図7〜図12において、矢印Aは光線Xの進行方向を示している。
図7(a)は、レンズ面61への光線Xの入射方向を示している。(b)は、レンズ面61を副走査方向から見た図であり、(c)はレンズ面61を主走査方向から見た図である。レンズ面61は、主走査方向と垂直な方向に非対称なレンズ面(入射面)を構成し、隣の結像素子との境界がレンズの縁となっている。したがって、遮光される入射光を極力減らして、光学効率を上げている。
図7(b)、(c)に示すように、光線Xは、主走査方向、副走査方向の両方に対して収束光となり、所定の物体高の物点から出た光線を1セットの結像素子70の中に収めて、結像に寄与する光量を増やす役割を持っている。またレンズ面61の形状を、主走査方向と垂直な方向に非対称にすることで、ミラー面に斜めに光線が入射することにより発生する様々な収差を打ち消している。
図8(a)は、ミラー面63への光線Xの入射方向を示している。(b)は、ミラー面63を副走査方向から見た図であり、(c)は光の入射方向からミラー面63を見た図であり、(d)はミラー面63を主走査方向から見た図である。
ミラー面63は、主走査方向と垂直な方向に非対称なミラー面であり、次のミラー面64に光線を導く。(c)の一点鎖線Cは隣の結像素子70との境界面を示し、ミラー面63と境界面Cまでの間は前述した進行阻止面となっており、この領域に入射した光線を最終的に遮光部に導くか、センサ面や感光体ドラム等の像面以外の場所に導く。
図8(d)において、光路の中心光線をX(一点鎖線)としたとき、ミラー面63が光線に作用する位置は、中心光線Xの上側と下側で異なる。上側では中間の像面(図17の2点鎖線Sで示す)よりも離れた光路上流側でミラー面が作用し、下側では中間の像面Sに近い光路の下流側でミラー面が作用する。
集光位置の光線の上下でのずれを少なくするために、図8(d)の上側の部分でのパワーの絶対値は相対的に小さく、下側の部分では上側の部分に比べてパワーの絶対値を相対的に大きくしている。このため、ミラー面63は主走査方向と垂直な方向には非対称な形状としている。
図9(a)は、ミラー面64への光線Xの入射方向を示している。(b)は光の入射方向からミラー面64を見た図であり、(c)は、ミラー面64を副走査方向から見た図であり、(d)はミラー面64を主走査方向から見た図である。
ミラー面64は、次のミラー面65に光線を導く。(b)の一点鎖線Cは隣の結像素子70との境界面を示し、ミラー面64と境界面Cまでの間は前述した進行阻止面となっており、この領域に入射した光線を最終的に遮光部に導くか、センサ面や感光体ドラム等の像面以外の場所に導く。また図9(d)において、光路の中心光線をX(一点鎖線)としたとき、ミラー面64が光線に作用する位置は、中心光線Xの上側と下側で異なる。上側では中間の像面Sよりも離れた光路上流側で作用し、下側では中間の像面Sから近い光路の下流側でミラー面が作用する。
集光位置の光線の上下でのずれを少なくするために、(d)の上の部分でのパワーの絶対値は相対的に小さく、下の部分では上の部分に比べてパワーの絶対値を相対的大きくしている。このため、ミラー面64は、主走査方向と垂直な方向には非対称な形状としている。
図10(a)は、ミラー面65への光線Xの入射方向を示している。(b)は光の入射方向からミラー面65を見た図であり、(c)は、ミラー面65を副走査方向から見た図であり、(d)はミラー面65を主走査方向から見た図である。
ミラー面65は、次のミラー面66に光線を導く。(b)の一点鎖線Cは隣の結像素子70との境界面を示し、ミラー面65と境界面Cまでの間は前述した進行阻止面となっており、この領域に入射した光線を最終的に遮光部に導くか、センサ面や感光体ドラム等の像面以外の場所に導く。
また図10(d)において、光路の中心光線をX(一点鎖線)としたとき、ミラー面65が光線に作用する位置は、中心光線Xの上側と下側で異なる。上側では中間の像面Sよりも離れた光路下流側で作用し、下側では中間の像面Sから近い光路の上流側でミラー面が作用する。
集光位置の光線の上下でのずれを少なくするために、(d)の上側の部分でのパワーの絶対値は相対的に小さく、下側の部分では、上側の部分に比べてパワーの絶対値を相対的大きくしている。ミラー面64とは逆に、反転像からの距離が光路上流側で短く、光路下流側で長くなる。パワーの絶対値は、反転像からの距離が短いほど大きい必要があるため、ミラー面64とは、相対パワーの絶対値の関係が反対になる。このため、ミラー面65は、主走査方向と垂直な方向には非対称な形状としている。
図11(a)は、ミラー面66への光線Xの入射方向を示しており、ミラー面66の下側から光が入射する。(b)は、ミラー面66を副走査方向から見た図であり、(c)は、光の入射方向からミラー面66を見た図であり、(d)は、ミラー面66を主走査方向から見た図である。
ミラー面66は、次の出射レンズ面62に光線を導く。またミラー面66は、外方に突出する凸部67の頂部に形成されている。凸部67の壁面によって、主走査方向に対して所定の角度以上の光線を遮光する。また(c)の一点鎖線Cは隣の結像素子70との境界面を示し、ミラー面66と境界面Cまでの間は前述した進行阻止面となっており、この領域に入射した光線を最終的に遮光部に導くか、センサ面や感光体ドラム等の像面以外の場所に導く。
図12(a)は、出射レンズ面62への光線Xの入射方向を示している。(b)は、出射レンズ面62を副走査方向から見た図であり、(c)は出射レンズ面62を主走査方向から見た図である。
出射レンズ面62は、隣の結像素子との境界がレンズの縁となっている。(b),(c)に示すように、光線は、主走査方向、副走査方向の両方に対し、収束光となり、センサ49や感光体ドラム22等の像面で結像するようになっている。レンズ面62の形状を、主走査方向と垂直な方向に非対称にすることで、前段のミラー面に斜めに光線が入射することにより発生する様々な収差を打ち消している。
次にミラー面66における凸部67の壁の作用について説明する。図13はミラー面66を拡大して示す斜視図であり、図14はミラー面66の断面図である。
ミラー面66は、凸部67の頂部に形成しており、光Xがミラー面66に入射し、ミラー面66で反射して出射する。一方、凸部67の壁面は、主走査方向角度θの絶対値の大きな光線を遮光する作用を有する。図13において、主走査方向の入射角が所定の角度の光線X(実線)は、ミラー面66によって全反射し、次の光学面(レンズ面62)に向かう。一方、主走査方向の入射角θの絶対値の大きな光線X1(一点鎖線)は、凸部67に向かい凸部67の壁面にぶつかって反射し、最終的には像面(センサ49、或いは感光体ドラム22)の外の領域へ導かれる。
図14に示すように、主走査方向の入射角θの絶対値の最大値は、ミラー面66へつながる入口の主走査方向の幅をW、入口からミラー面66までの距離をLとしたとき、θは、下記式により決まる。
tan|θ|≦W/2/L
したがって、上記式をもとに凸部67の壁面の形状を決定することにより、迷光が像面に結像するのを防ぐことができる。また凸部67の壁面及び隣り合う壁面間に、遮光膜を形成するとよい。遮光膜としては、例えば遮光用のインク67’を塗布する。遮光用のインク67’を塗布することにより、凸部67の壁面に達した光を吸収することができる。
図15は、凸部67の有無による迷光の発生状況を示す説明図である。図15(a)は、凸部67が無い場合にミラー面66から出射される光線の様子を示す。図15(a)において、中間の像面Sからの光は、ミラー面66によって反射され、結像光(結像に使われる光)となる。この結像光では、ある程度の範囲(矢印Dで示す範囲)の迷光はカットできるが、幅広い領域全域では迷光をカットできない。
図15(b)は、矢印Dで示す範囲外の(a)の迷光部分Eを拡大して示す図であり、矢印Dで示す範囲外で発生している迷光X2では、各ミラー面に入射する光、或いは各ミラー面から出射する光の主走査方向の角度の絶対値θが、結像光として使われる光線よりも大きいことがわかる。すなわち、光路中の少なくとも1か所で、結像光として使われる光の主走査方向角度の絶対値よりも、大きな主走査方向角度絶対値を持つ光線を遮光すれば、迷光を全領域で無くすことができる。
図15(c)は、凸部67を設けた場合にミラー面66から出射される光線の様子を示す図である。図15(c)から分かるように、凸部67を設けることにより、迷光が無くなっていることを確認できる。
図16は、物体面71と像面72の間に設けた結像素子アレイ50の光線Xの経路を示す図である。物体面71とアレイ50の間には、迷光を防ぐためのスリット73を配置している。物体面71(LED43又は原稿台12の原稿載置面)からの光は、スリット73を通って絞られ、アレイ50のレンズ面61に入射し、ミラー面63,64,65,66でそれぞれ反射し、レンズ面62から出射し、像面72(感光体ドラム22又はセンサ49)に結像する。
図17は、アレイ50の光路を主走査方向から見た図であり、図18は、アレイ50の光路を副走査方向から見た図である。
図17から分かるように、主走査方向に関しては、物体面71からの光束(例えばR,G,B)は、スリット73を通ってレンズ面61に入射し、アレイ50の中間(S)付近で一度、反転像を形成し、その反転像を再度反転することにより像面72に正立像を形成する。結像素子アレイ50を用いることにより、被写界深度を深くしたり、光量を増やすことができる。また、図18から分かるように、副走査方向に関しては、複数セットの結像素子70を通った光が像面72で一点に集光される。
以上述べたように、ミラー面66以外のレンズ面61,62、ミラー面63,64,65は、主走査方向と垂直な方向に非対称な形となっており、像面湾曲や、コマ収差を補正するようにしている。
図19は、第1の実施例において、レンズ面61,62、ミラー63,64,65,66を含むアレイ50の非対称項を除去した場合(主走査方向と垂直な方向に対称な形にした場合)の集光状態を、主走査方向から見た図である。非対称項を除去した場合、光束(例えばR,G,B)は副走査方向の位置により、デフォーカス量が変わっていることが判る。つまり、それぞれの集光位置Fr,Fg,Fbが異なる。したがって、狭い範囲でしか集光しないが、それほど集光精度を必要としない場合は、図19の実施形態であっても使用可能である。
尚、第1の実施形態において、凸部67を有するミラー面66は、平面としているが、ミラー面66をパワーを持つ面(曲率を持つ面)としてもよい。
またミラー面66を出射レンズ面62の直前に配置し、ミラー面63,64,65,66のうち、遮光性能の一番高いミラー面66を、最も下流に置くことにより、上流側で発生した迷光のうち、絶対値θ以上の角度を持つ光を全て遮光することができる。さらに図14に示すように、凸部67の壁面に遮光膜(遮光用インク67’)を付けると、迷光を遮光する効果は大きい。
(第2の実施形態)
図20は、第2の実施形態に係る結像素子アレイ50の構成図である。第2の実施形態では、図20(a)に示すように、凸部67を有するミラー面66を入射レンズ面61の次の位置に配置し、出射レンズ面62の前にミラー面63を配置した結像素子70を組み合せたものである。他の構成は第1の実施形態と同じである。
即ち、図20(b)に示すように結像素子70に入射した光Xは、レンズ面61(入射面)に入り、主走査方向及び副走査方向の両方に収束して、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面66に入射する。ミラー面66は、外方に突出した凸部67の頂部に形成されており、ミラー面66に入射した全ての光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面64に入射する。
ミラー面64に入射した光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、反転像を形成した後、ミラー面65に入射する。さらにミラー面65に入射した光線は反射されて、そのうちの結像に寄与する光線は、ミラー面63に入射する。ミラー面63に入射した光線のうち結像に寄与する光線は、レンズ面62(出射面)に導かれ、レンズ面62によって再度結像され、等倍正立像を像面に形成する。
入射レンズ61のみを通った光線の主走査方向における光線の角度は、物体面からの主走査方向の距離が大きくなれば単調に増加するため、凸部67を有するミラー面66を入射レンズ面61の直後に配置することにより、入射レンズ面61のすぐあとで不要な光線を遮光することができる。また、使わない光線を上流側で遮光するため、下流側の各ミラー間の遮光部分(進行阻止面)の形状も単純化でき、アレイ50の成型時の金型の形状を単純化することが。
ただし、ミラー面66よりも下流側で迷光を発生させてしまうと角度の大きな迷光を全て遮光することが難しくなるため、ミラー面64,65,63の縁部ではシャープな形状とすることが必要となる。
図21は、図20のアレイ50の光路を主走査方向から見た図であり、図22は、アレイ50の光路を副走査方向から見た図である。図21から分かるように、主走査方向に関しては、物体面71からの光束(例えばR,G,B)は、スリット73を通ってレンズ面61に入射し、アレイ50の中間(S)付近で一度、反転像を形成し、その反転像を再度反転することにより像面72に正立像を形成している。また、図22から分かるように、主走査方向に関しては、複数セットの結像素子70を通った光が像面72で一点に集光されている。
図23は、第2の実施形態の変形例の結像素子アレイの構成図である。図23の例では、(a),(b)に示すように、凸部671を有するミラー面661を入射側のレンズ面61の次の位置に配置し、出射側のレンズ面62の前に凸部672を有するミラー面662を配置したものである。
入射レンズ面61のすぐあとで、ミラー面661によって不要な光線を遮光することができる。また、出射レンズ面62の前においても迷光を遮光できるため、像面に迷光が入射するのを防ぐことができる。
尚、以上述べた実施形態では、物点から出る光が広い放射角を持つ場合を想定したものであるが、物点から出る光が指向性の強いものであれば、外方に突出した凸部67に形成した遮光用の壁面ではなく、他の面のような進行阻止面を形成するだけでよい。
(第3の実施形態)
図24は、第3の実施形態に係る結像素子アレイ50を示す構成図である。図24(a)の結像素子アレイ50は、図6に示す光の入射方向から見て外方に突出した凸部67の頂部に反射面が形成されているミラー面66の代わりに、ミラー面68を使用した結像素子70を組み合せたものである。図24(b)は1つの結像素子70を示す。
各ミラー面68の間は、他のミラー面63,64,65と同様に、進行阻止面となっており、この領域に入射した光線を最終的に遮光部に導くか、センサ面や感光体ドラム等の像面以外の場所に導く。また集光位置の光線の上下でのずれを少なくするために、ミラー面68を主走査方向と垂直な方向には非対称な形状としている。
第1の実施形態から第3の実施形態において、要求される仕様によっては、ミラー面のいくつかは、主走査方向と垂直な方向にも対称な形状な形や、平面とすることができる。また、いくつかのミラー面の間は、進行阻止面を設けず、ミラー同志が接している形であってもよい。
以上説明した実施形態の結像素子アレイによれば、1つの成形品のみで結像素子アレイを形成するため、レンズ、ミラーの相対位置ずれを抑えることができる。したがつて、画像形成装置に適用することで品位の高い画像を形成することができる。また、実施形態の結像素子アレイは、遮光のための切れ込み量が小さく、アレイの高さと幅の比(アスペクト比)が小さいため、成形や金型作製がしやすく、成形サイクルタイムを短縮することができる。
また形状をコントロールできる面を、2つのレンズ面と4つのミラー面で構成し、それぞれのミラー面を主走査方向に垂直な方向に対して非対称とすることにより、被写界深度を深くしたり、光量を増やしたりする結像素子アレイを提供することができる。
本実施の形態では、MFPを画像形成装置として説明をしたがこれには限定されない。画像形成装置をスキャナ単体の画像読取装置に適応した場合や、電子写真プリンタ単体の光走査装置に適応した場合も、本実施の形態の画像形成装置の範疇に包含される。
尚、本発明のいくつかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…画像形成装置
15…画像読取装置(スキャナ部)
17…プリンタ部
19…走査ヘッド
20Y,20M,20C,20K…感光体ドラム
43…センサ
49…光源(LED)
50…結像素子アレイ
61…入射レンズ面
62…出射レンズ面
63〜65,68…ミラー面
66,661,662…ミラー面
67,671,672…凸部
67’…遮光膜
70…結像素子

Claims (6)

  1. 光を入射する入射面と、前記入射面からの光を反射する反射面を4面有し、少なくとも一つが、外方に突出した凸部の頂部に形成された複数の反射面と、前記複数の反射面を経由した光を出射する出射面とを有し、前記出射面から出射した光を像点に結像する一体成形された結像素子を複数個備え、
    前記複数個の結像素子を配列し、前記反射面で反射した光以外の光が前記出射面に進行するのを阻止する面を前記複数の反射面のうちの少なくとも1つの反射面の周囲に形成した結像素子アレイ。
  2. 前記結像素子は、前記複数の反射面の内、前記入射面の次に位置する第1の反射面及び前記出射面の前に位置する第2の反射面の少なくとも一方が、前記外方に突出した凸部の頂部に形成された請求項記載の結像素子アレイ。
  3. 前記複数の反射面は、結像に寄与する全光線に対し、全反射条件を満たす角度を持って配置された請求項1記載の結像素子アレイ。
  4. 前記結像素子は、前記入射面として、光を入射し主走査方向に光を収束させる入射レンズ面を有する請求項1記載の結像素子アレイ。
  5. 光を入射する入射面と、前記入射面からの光を反射する反射面を4面有し、少なくとも1つが、それぞれ主走査方向と垂直な方向に非対称な形状を有する複数の反射面と、前記複数の反射面を経由した光を出射する出射面とを有し、前記出射面から出射した光を像点に結像する一体成形された結像素子を複数個備え、
    前記複数個の結像素子を配列し、前記反射面で反射した光以外の光が前記出射面に進行するのを阻止する面を前記複数の反射面のうちの少なくとも1つの反射面の周囲に形成した結像素子アレイ。
  6. 光を照射する照明装置と、
    前記照明装置からの光を透過させる請求項1〜請求項のいずれかに記載の結像素子アレイを用いた画像形成装置。
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