JP5648541B2 - 光受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コヒーレント受信を行う光受信装置に関する。
インターネット・トラフィック等の増大により、光通信ネットワークの大容量化が望まれており、1波長当たり100G(bit/s)を超える信号の伝送を行うシステムの開発が行われている。
しかしながら、1波長当たりのビットレートを大きくすると、光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal Noise Ratio)耐力の劣化や、波長分散または偏波モード分散などの非線形効果に起因する波形歪みによる信号劣化が増大する。
一方、近年になって、OSNR耐力の劣化や波形歪みによる信号劣化の改善が期待されるディジタルコヒーレント受信方式(Digital Coherent Receiver Technology)が注目されている。
コヒーレント受信は、受信した光信号と、受信器内の局部発振光とをミキシングして、受信光信号の電界情報(光の位相および強度)を抽出し、光の電界情報を電気信号に変換した後に復調する受信技術である。
また、ディジタルコヒーレント受信は、抽出した電界情報の電気信号を、A/Dコンバータで量子化してディジタル信号に変換し、ディジタル信号処理によって復調を行うものである。
ディジタルコヒーレント受信方式は、OSNR耐力を向上させ、さらにディジタル信号処理による波形歪み補償を行うことにより、波形歪み耐力を向上させることができる。このため、従来の直接検波方式などに比べて、ビットレートの大きい光伝送においても良好な特性を得ることが可能である。
従来技術として、コヒーレント受信において、局部発振光源から出力される局部発振光の波長または周波数を制御する技術が提案されている。
特開2010−109847号公報 特開平6−338856号公報
ディジタルコヒーレント受信では、受信光信号の搬送波周波数と、局部発振光源(Local Oscillator)から発振する局部発振光の発振周波数とを許容周波数差の範囲内で一致させる制御が行われる。
また、ディジタルコヒーレント受信は、任意の波長チャネルのAdd(挿入)/Drop(分岐)を行って、WDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送を行う光伝送システムなどの受信部に適用することができる。
このような光伝送システムでは、波長チャネルのAdd/Dropが行われることにより、伝送される光信号の波長(搬送波周波数)が変化する。この場合、光信号の搬送波周波数と、局部発振光の発振周波数との周波数差が、許容周波数差(引き込み範囲)以内にあれば、再び双方の周波数がロックして同期がとれるが、許容周波数差から外れてしまうと引き込むことができずに同期が外れてしまい、伝送品質が劣化するといった問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、光信号の周波数変動が生じた場合でも、局部発振光源の発振周波数の適応的な設定制御を行って周波数差を減少させ、伝送品質の向上を図った光受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、光受信装置が提供される。光受信装置は、光信号と、局部発振光源から発振される局部発振光とを混合してコヒーレント受信を行う受信部と、前記光信号の周波数である光信号周波数をモニタするモニタ部と、前記光信号周波数と前記局部発振光源の発振周波数とから周波数補正量を求め、前記周波数補正量にもとづき、前記局部発振光源の前記発振周波数の設定制御を行って、前記光信号周波数と前記発振周波数との周波数差を減少させる制御部とを有する。
伝送品質の向上を図ることが可能になる。
光受信装置の構成例を示す図である。 光伝送システムの構成例を示す図である。 許容周波数差を示す図である。 光受信装置の構成例を示す図である。 受信部の構成例を示す図である。 動作を示すフローチャートである。 光受信装置の構成例を示す図である。 動作を示すフローチャートである。 光受信装置の構成例を示す図である。 光受信装置の構成例を示す図である。 動作を示すフローチャートである。 動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は光受信装置の構成例を示す図である。光受信装置10は、受信部11、モニタ部12および制御部13を備える。
受信部11は、局部発振光源11aを含み、光信号と、局部発振光源11aから発振される局部発振光とを混合してコヒーレント受信を行う。モニタ部12は、光信号の周波数(搬送波周波数)である光信号周波数をモニタする。
制御部13は、光信号周波数と局部発振光源11aの発振周波数とから周波数補正量を求める。そして、周波数補正量にもとづき発振周波数を補正し、局部発振光源11aに対して発振周波数の設定制御を行って、光信号周波数と発振周波数との周波数差を減少させる(なお、周波数差のことを以降では、周波数オフセットとも呼ぶ)。
このように、モニタした光信号周波数と、局部発振光源11aの発振周波数とから周波数補正量を求め、周波数補正量にもとづき発振周波数を適応的に補正して、周波数オフセットを減少させる(補償する)構成とした。
これにより、運用中に変動する光信号周波数に対し、局部発振光源11aの発振周波数を許容周波数差の範囲内で一致させて周波数オフセットを効率よく補償することができるので、伝送品質の向上を図ることが可能になる。
次に光受信装置10を含む光伝送システムについて説明する。図2は光伝送システムの構成例を示す図である。光伝送システム1は、光伝送ノード1a−1〜1a−Nを有し、波長チャネルのAdd/Dropを行って、WDM伝送を行うシステムである。
光伝送ノード1a−1〜1a−Nは、光ファイバ伝送路F(WDM回線)でシリアルに接続され、ノード内部には、光受信装置10および光送信装置20を備える。光受信装置10は、Drop機能を有し、光送信装置20はAdd機能を有している。
光送信装置20は、送信部21−1〜21−n、波長多重部22、WSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)23、ポストアンプ24を含む。なお、光受信装置10は、図1で上述した構成要素を含む(詳細構成は後述)。
光受信装置10は、光ファイバ伝送路Fを通じて伝送されたWDM光信号を受信して、通信要求にしたがって、WDM光信号をトリビュタリ側へDropし、またはWDM回線上をスルー(through)出力する。
光送信装置20において、送信部21−1〜21−nは、トリビュタリから送信されたクライアント信号を受信する。クライアント信号が電気信号の場合は、E/O変換して所定の波長の光信号を生成する。また、波長多重部22は、送信部21−1〜21−nから出力された各波長の光信号の波長多重を行う。
WSS23は、波長多重されている光信号から所定の波長の光信号を選択し、光受信装置10から送信されたWDM光信号と、選択した波長の光信号とを波長多重して、あらたなWDM光信号を生成する。ポストアンプ24は、WSS23から出力されたWDM光信号を増幅して、光ファイバ伝送路Fを通じて次段ノードへ出力する。
ここで、周波数オフセットの発生について説明する。受信する光信号の周波数と、局部発振光の発振周波数とを一致させる際の許容周波数差(引き込み範囲)は、具体的には例えば、受信アルゴリズムとして単純な累乗法(QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の場合は4乗法となる)を採用した場合、±simbol rate/8GHzで求まる。
例えば、OTU4(Optical channel Transport Unit 4)を考えると、OTU4は、111.84Gbpsのストリームであるので、OTU4のシンボルレートは111.8/4であり、さらにこれを8GHzで割って許容周波数差を求めると、およそ±3.5GHzとなる。すなわち、双方の周波数のずれである周波数オフセットが、±3.5GHz以内であれば、引きこむことができて周波数をロックさせることができる。
一方、WDM伝送において、一般的な波長多重用光源を使用した場合、現在の商用光源の発振周波数の確度はおよそ±2.5GHzであるので、送信側で±2.5GHzのずれがあり、受信側で±2.5GHzのずれがあるとすると、システム全体における周波数オフセットは±5.0GHzに達する。
図3は許容周波数差を示す図である。商用光源を使用した際のシステム内で生じる周波数オフセットの範囲は、下限値が−5GHzで上限値が+5GHzの±5GHzの範囲である。また、許容周波数差は、下限値が−3.5GHzで上限値が+3.5GHzの±3.5GHzの範囲である。
したがって、システム内で生じる周波数オフセットが範囲h1、h2に達する可能性があり、この場合は、周波数オフセットの調整可能な許容周波数差から外れてしまうので、引きこむことができず同期が外れてしまう。
また、システム運用時のAdd/Dropの動作により、波長切替(伝送ルート切替)などがあった場合には、今まで伝送されていた波長の光信号が、他の波長の光信号に切り替わるので、光信号の波長(周波数)が変化する。すると、それまで一致するように調整していた局部発振光の発振周波数の設定ポイントが変化してしまう。
例えば、図2に示す光伝送システム1の光伝送ノード1a−1内の光送信装置20でAddされた波長の光信号を後段の光伝送ノード内の受信部にて受信しているとする。
この状態から、光伝送ノード1a−1において、今までAddしていた光信号をスルー光信号に切り替えるような波長切替が発生すると、後段の光伝送ノード側の局部発振光の発振周波数の設定ポイントが変わる可能性がある。設定ポイントの変化量は、局部発振光源の発振周波数の確度から最大で5.0GHzであるので、引込み範囲から外れる可能性がある。
本技術はこのような点に鑑みてなされたものであり、光信号の周波数変動が生じた場合でも、局部発振光源の発振周波数の適応的な設定制御を行って周波数差を補償し、伝送品質の向上を図った光受信装置を提供するものである。
次に光受信装置10内の構成および動作について以降詳しく説明する。図4は光受信装置の構成例を示す図である。光受信装置10−1は、受信部11−1〜11−n、モニタ部(OCM:Optical Channel Monitor)12、制御部13、プリアンプ14、波長分離部15、カプラc1、c2を備える。
プリアンプ14は、WDM光信号を受信して増幅する。カプラc1は、増幅後のWDM光信号を2分岐する。2分岐された一方のWDM光信号は、光送信装置20側へ送信され、他方のWDM光信号は、カプラc2へ送信される。
カプラc2は、受信したWDM光信号を2分岐する。2分岐された一方のWDM光信号は、モニタ部12へ送信され、他方のWDM光信号は、波長分離部15へ送信される。
波長分離部15は、受信したWDM光信号の波長分離を行い、各波長の光信号を受信部11−1〜11−nへ送信する。例えば、波長λ1〜λnの互いに異なる波長が多重されているWDM光信号が波長毎に分離され、波長λ1〜λnの各光信号が、受信部11−1〜11−nそれぞれに対して送信される。
受信部11−1〜11−nは、局部発振光源11a−1〜11a−nを含み、受信した光信号に対して、ディジタルコヒーレント受信処理を行い、クライアント信号を生成して出力する。
モニタ部12は、カプラc2で分岐されたWDM光信号を受信すると、各波長の光信号の周波数(波長)をモニタし、モニタ結果を出力する。制御部13は、受信部11−1〜11−n内に設置されている局部発振光源11a−1〜11a−nに対し、現在設定されている発振周波数と、モニタされた光信号周波数とから周波数補正量を求める。そして、周波数オフセットを低減するように、受信部11−1〜11−n内に設置されている局部発振光源11a−1〜11a−nに対して発振周波数の設定制御を行う。
次に受信部11−1〜11−nの内部構成について説明する。図5は受信部の構成例を示す図である。受信部11は、局部発振光源11a、光ハイブリッド回路11b、O/E部11c−1〜11c−4、A/Dコンバータ11d−1〜11d−4、ディジタル信号処理部11eおよび出力I/F(インタフェース)部11fを備える。
局部発振光源11aは、制御部13からの発振周波数設定制御を受けて、発振周波数を可変に設定して局部発振光を出力する。光ハイブリッド回路11bは、波長分離部15から出力された光信号と、局部発振光とをミキシングして、光信号の電界情報(光の位相および強度)に対応するベースバンド信号を出力する。
O/E部11c−1〜11c−4は、電界情報であるベースバンド信号をアナログの電気信号に変換する。A/Dコンバータ11d−1〜11d−nは、所定のサンプリングクロックのサンプリングタイミングで、電界情報を含むアナログ信号を量子化し、ディジタル信号に変換して出力する。
ディジタル信号処理部11eは、ディジタル信号を受信して、ディジタル信号処理による検波を行って復調する。出力I/F部11fは、出力インタフェース処理を行ってデータ(クライアント信号)を出力する。
ここで、ディジタルコヒーレント検波では、受信する光信号の周波数と、局部発振光の発振周波数とが許容周波数差の範囲内で一致していることが重要となる。双方の周波数が一致しているときは、光ハイブリッド回路11b内では、受信光信号と局部発振光とが干渉する。そして、互いの位相が一致すれば強め合って1となり、互いの位相がπずれていれば弱め合って0となることで、光ハイブリッド回路11bからベースバンド信号が出力される。
このように、ディジタルコヒーレント検波では、周波数を略一致させた受信光信号と局部発振光とを干渉させて生成したベースバンド信号から検波を行う(このような検波方式はホモダイン検波と呼ばれる)。
次に光受信装置10−1の動作についてフローチャートを用いて説明する。図6は動作を示すフローチャートである。
〔S1〕制御部13は、初期運用時などに、受信部11−1〜11−n内それぞれの局部発振光源11a−1〜11a−nに対して、所定の発振周波数(f1、f2、・・・、fn)の設定を行う。
〔S2〕モニタ部12は、システム運用時、カプラc1でDropされ、かつカプラc2で分岐されたWDM光信号を受信し、各波長の光信号の周波数(光信号周波数)をモニタし、モニタ結果を制御部13へ送信する。
〔S3〕制御部13は、局部発振光源11a−1〜11a−nに設定した発振周波数の情報(f1、f2、・・・、fn)と、モニタされた現在の光信号周波数(O1、O2、・・・、On)とを比較し、差分値である周波数補正量(α1、α2、・・・、αn)を求める(αk=Ok−fk)。そして、受信部11−1〜11−nそれぞれの補正量として、内部メモリに保持する。例えば、周波数補正量(α1、α2、・・・、αn)=(O1−f1、O2−f2、・・・、On−fn)となる。
〔S4〕制御部13は、初期運用時に局部発振光源11a−1〜11a−nに設定した発振周波数の値に、周波数補正量を加算し、加算後(補正後)の発振周波数を局部発振光源11a−1〜11a−nに設定する。
〔S5〕制御部13は、ステップS4の制御を行った後、受信部11−1〜11−n内のエラー状況を確認する。
例えば、受信部11−1〜11−nのディジタル信号処理部11eなどから、LOS(Loss Of Signal)やLOF(Loss Of Frame)等のアラーム信号が発出された場合は、同期外れなどのエラーが生じていると認識する。または、FEC(Forward Error Correction)訂正カウント情報などによって、エラーを認識することもできる。
〔S6〕制御部13は、エラーを発生した受信部(例えば、受信部11−1とする)に対して、局部発振光源11a−1の発振周波数設定の微調整を行う。この場合、ステップS4で設定した際の発振周波数を所定範囲スイープさせ、エラーが収束するか確認し、エラーが収束したときの周波数値を局部発振光源11a−1に設定する。
ここで、上記のステップS6についてさらに詳しく説明する。受信部11−1〜11−nにおける許容周波数差をA、局部発振光源11a−1〜11a−nの局部発振光の発振周波数確度をB、モニタ部12のモニタ精度をCとする。
このとき、A≧B+Cの条件を満たす場合は、ステップS4までの制御フローによって、局部発振光源11a−1〜11a−nそれぞれの発振周波数を適切に設定することができる(光信号周波数と発振周波数との周波数オフセットを、許容周波数差以内に設定することができる)。したがって、すべての受信部11−1〜11−nで同期がとれるので、正常な信号疎通が可能である。
一方、A≧B+Cの条件を満たさない場合について考える。例えば、A=3.5GHz(QPSK方式での累乗法かつOTU4レートの場合)とし、B=2.5GHz(商用局部発振光源の周波数確度)とする。
この場合、モニタ部12に必要なモニタ精度は、(A−B)=(3.5−2.5)≧Cであるから、Cは1.0GHz以下となる。したがって、モニタ精度が1.0GHz以下であれば問題はないが、例えば、モニタ精度が1.25GHzの場合は、0.25GHzの精度不足が生じることになる。
モニタ部12に精度不足があると、ステップS4で算出した補正後の発振周波数では、許容周波数差以内での設定を行うことが難しくなる。したがって、モニタ部12の精度不足がある場合には、精度不足を考慮したステップS5以降の処理が行われる。
すなわち、エラーの認識後において、モニタ部12の精度不足量Dは、D=±(B+C−A)として、あらかじめ求められるので、ステップS4で一旦設定した発振周波数を基準にして、精度不足量−D〜+Dの範囲において、発振周波数をスイープする。
そして、受信部11−1内部のエラーがクリアされることを確認し、エラーがクリアされたときの発振周波数を局部発振光源11a−1に設定する。
以上説明したように、上記のようなステップS1〜S4の制御を行うことにより、光信号の周波数変動が生じた場合でも、局部発振光源における許容周波数差を確実に満たして、局部発振光源の発振周波数の適応的に設定することができるので、周波数オフセットを補償して伝送品質の向上を図ることが可能になる。
また、上記のステップS5、S6の制御により、受信部からのエラーを認識した際は、モニタの精度不足量にもとづいて発振周波数の微調整を行って、局部発振光源に発振周波数の設定制御を行う構成とした。
これにより、モニタの精度不足があるような場合でも、高品質に局部発振光源の発振周波数の設定を行うことができ、局部発振光源における許容周波数差を確実に満たした周波数オフセットの補償を行うことが可能になる。
なお、光受信装置10−1において、モニタ部12が、Drop波長の光信号をモニタしている場合に、WDM回線からのDropが無い受信部があると認識したとする。
この場合、制御部13は、モニタ結果にもとづき、該受信部内の局部発振光源の電源を断する制御を行う。このように、受信動作していない受信部の局部発振光源の電源を断することにより、低消費電力化を実現することができる。
次に光受信装置10の他の実施の形態について説明する。図7は光受信装置の構成例を示す図である。光受信装置10−2は、受信部11−1〜11−n、モニタ部12、制御部13、プリアンプ14、可変波長フィルタ16−1〜16−nおよびカプラc1〜c3を備える。
図4で示した光受信装置10−1と主に異なる箇所は、波長分離部15が、1入力・n出力の分岐を行うカプラc3になっていること、また、可変波長フィルタ16−1〜16−nをあらたに含むことである。
カプラc3は、カプラc2から出力されたWDM光信号をn経路に分岐して出力する。可変波長フィルタ16−1〜16−nはそれぞれ、分岐された後のWDM光信号を受信し、制御部13からの透過波長フィルタリング指示にもとづき、所定波長の光信号を透過する。
例えば、可変波長フィルタ16−1〜16−nそれぞれに対して、波長λ1〜λnの透過波長フィルタリング指示が与えられた場合は、可変波長フィルタ16−1は波長λ1の光信号を透過出力し、同様にして、可変波長フィルタ16−nは波長λnの光信号を透過出力する。
次に光受信装置10−2の動作についてフローチャートを用いて説明する。図8は動作を示すフローチャートである。
〔S1a〕制御部13は、初期運用時等に、可変波長フィルタ16−1〜16−nに対して、透過波長フィルタリングの設定を行う。さらに、受信部11−1〜11−n内それぞれの局部発振光源11a−1〜11a−nに対して、所定の発振周波数(f1、f2、・・・、fn)の設定を行う。
〔S2〕モニタ部12は、システム運用時、カプラc1でDropされ、かつカプラc2で分岐されたWDM光信号を受信し、各波長の光信号の周波数(光信号周波数)をモニタし、モニタ結果を制御部13へ送信する。
〔S3〕制御部13は、局部発振光源11a−1〜11a−nに設定した発振周波数の情報(f1、f2、・・・、fn)と、モニタされた現在の光信号周波数(O1、O2、・・・、On)とを比較し、差分値である周波数補正量(α1、α2、・・・、αn)を求める(αk=Ok−fk)。そして、受信部11−1〜11−nそれぞれの補正量として、内部メモリに保持する。
〔S4〕制御部13は、初期運用時に局部発振光源11a−1〜11a−nに設定した発振周波数の値に、周波数補正量を加算し、加算後(補正後)の発振周波数を局部発振光源11a−1〜11a−nに設定する。
〔S5〕制御部13は、ステップS4の制御を行った後、受信部11−1〜11−n内のエラー状況を確認する。
〔S6a〕制御部13は、エラーを発生した受信部(例えば、受信部11−1とする)に対して、局部発振光源11a−1の発振周波数設定の微調整を行う。この場合、ステップS4で設定したときの発振周波数を所定範囲スイープさせ、エラーが収束するか確認し、エラーが収束したときの周波数値を局部発振光源11a−1に設定する。なお、局部発振光源11a−1の周波数補正時に、可変波長フィルタ16−1の波長設定も同時に変更する(微調整した発振周波数に対応する波長でフィルタの再設定を行う)。
上記のように、光受信装置10−2のような構成とすることで、波長無依存(カラーレス)のシステムを構成することができ、信号波長の動的な変化にも柔軟に対応した伝送を行うことが可能になる。
次に光受信装置10の他の実施の形態について説明する。図9は光受信装置の構成例を示す図である。光受信装置10−3は、受信部11−1〜11−n、モニタ部12、制御部13、プリアンプ14、可変波長フィルタ16−1〜16−nおよびカプラc1、c3−1を備える。
図7で示した光受信装置10−2と主に異なる箇所は、カプラc2が無くなり、カプラc3が1入力・(n+1)出力のカプラc3−1になっていること、さらに、カプラc3−1の出力端とモニタ部12の入力端とが接続していることである。
カプラc3−1は、カプラc1から出力されたWDM光信号を(n+1)経路に分岐して出力する。#1〜#nまでの分岐経路には可変波長フィルタ16−1〜16−nが接続し、#(n+1)の分岐経路には、モニタ部12の入力端が接続する。このように、カプラc3−1の1つの出力端とモニタ部12の入力端とを接続することにより、図7で示したカプラc2を削除することができ、実装規模の低減化を図ることが可能になる。
次に光受信装置10の他の実施の形態について説明する。図10は光受信装置の構成例を示す図である。光受信装置10−4は、受信部11−1〜11−n、モニタ部12、制御部13、プリアンプ14、可変波長フィルタ16−1〜16−n、カプラc1〜c3およびスイッチ部17を備える。
図7で示した光受信装置10−2と主に異なる箇所は、受信部11−1〜11−nの出力信号をスイッチングするスイッチ部17をあらたに備えることにある。スイッチ部17は、制御部13からのスイッチ指示にもとづき、受信部11−1〜11−nの出力信号を所定のポートへスイッチングする。
次に光受信装置10−4の動作についてフローチャートを用いて説明する。図11、図12は動作を示すフローチャートである。なお、以降では、受信部11−1〜11−(n−1)が動作し、受信部11−nを予備(未使用)の受信部として説明する。
〔S11〕制御部13は、初期運用時等に、可変波長フィルタ16−1〜16−(n−1)に対して、透過波長フィルタリングの設定を行う。さらに、受信部11−1〜11−(n−1)内それぞれの局部発振光源11a−1〜11a−(n−1)に対して、所定の発振周波数(f1、f2、・・・、f(n−1))の設定を行う。
〔S12〕モニタ部12は、システム運用時、カプラc1でDropされ、カプラc2で分岐されたWDM光信号を受信し、各波長の光信号の周波数(光信号周波数)をモニタし、モニタ結果を制御部13へ送信する。
〔S13〕制御部13は、局部発振光源11a−1〜11a−(n−1)に設定した発振周波数の情報(f1、f2、・・・、f(n−1))と、モニタされた現在の光信号周波数(O1、O2、・・・、O(n−1))とを比較し、差分値である周波数補正量(α1、α2、・・・、α(n−1))を求める(αk=Ok−fk)。そして、受信部11−1〜11−(n−1)それぞれの補正量として、内部メモリに保持する。
〔S14〕制御部13は、初期運用時に局部発振光源11a−1〜11a−(n−1)に設定した発振周波数の値に、周波数補正量を加算し、加算後(補正後)の発振周波数を局部発振光源11a−1〜11a−(n−1)に設定する。
〔S15〕制御部13は、ステップS14の制御を行った後、受信部11−1〜11−(n−1)内のエラー状況を確認する。
〔S16〕制御部13は、エラーを発生した受信部(例えば、受信部11−1とする)に対して、局部発振光源11a−1の発振周波数設定の微調整を行う。この場合、ステップS14で設定したときの発振周波数を所定範囲スイープさせ、エラーが収束するか確認し、エラーが収束したときの周波数値を局部発振光源11a−1に設定する。なお、局部発振光源11a−1の周波数補正時に、可変波長フィルタ16−1の波長設定も同時に変更する(微調整した発振周波数に対応する波長でフィルタの再設定を行う)。
〔S17〕制御部13は、受信部11−1〜11−(n−1)の障害(故障)検出を行う。例えば、受信部11−1〜11−(n−1)内の各構成要素(局部発振光源、A/Dコンバータ、DSP等)からのアラームを監視し、障害の発生状況を確認する。
〔S18〕制御部13は、障害が発生している受信部である障害受信部を検出すると、モニタ部12での波長モニタ結果を参照して、予備受信部(現在未使用の受信部)の特定を行う。ここでは、波長λ1の光信号を受信する受信部11−1が故障したとし、受信部11−nを予備受信部とする。
〔S19〕制御部13は、可変波長フィルタ16−nに対して、透過波長λ1のフィルタリングを設定する。さらに、受信部11−nの局部発振光源11a−nに対して、発振周波数を設定する。なお、ここで設定する周波数の値は、受信部11−1に設定していた値と同じ値の周波数である。
〔S20〕制御部13は、ステップS15、S16と同様な処理を行って、受信部11−nのエラー状況を確認し、エラーがあれば上述したスイープ制御によって、該エラーが収束する周波数に微調整する。
〔S21〕制御部13は、スイッチ部17に対して、受信部11−nの出力先を、受信部11−1の出力先が接続されていたポートp1に接続する指示を与える。スイッチ部17は該指示にもとづきスイッチングを行う。
このように、光受信装置10−4の構成によれば、システム運用中に、受信部で障害が発生した際のプロテクションにも対応することが可能になる。例えば、従来の光受信装置において受信部内部のデバイス障害(故障)が発生した場合、受信部自体の交換が必要となり復旧までに時間を要していたが、光受信装置10−4のような構成とすることで、短時間でのプロテクション動作が可能になる。
以上説明したように、光受信装置10では、WDM回線からDropされる光信号をモニタして、モニタした周波数(波長)情報にもとづいて、受信部内の局部発振光源の発振周波数を適応的に設定制御する構成とした。
これにより、回線切替等の光信号周波数の変化があった場合でも、ディジタルコヒーレント受信の許容周波数差を満たして、局部発振光源の発振周波数を適切に設定することができるので、周波数オフセットを補償して伝送品質の向上を図ることが可能になる。
また、モニタの精度不足量にもとづいて、発振周波数の微調整を行うので、モニタの精度不足がある場合でも、高品質に局部発振光源の発振周波数の設定を行うことが可能になる。さらにまた、受信部に障害が発生した場合でも、予備の受信部を使用したプロテクション制御を行うので、障害発生時の信号疎通(回復)時間の高速化につながる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
10 光受信装置
11 受信部
11a 局部発振光源
12 モニタ部
13 制御部

Claims (11)

  1. 光信号と、局部発振光源から発振される局部発振光とを混合してコヒーレント受信を行う受信部と、
    前記光信号の周波数である光信号周波数をモニタするモニタ部と、
    前記光信号周波数と前記局部発振光源の発振周波数とから周波数補正量を求め、前記周波数補正量にもとづき、前記局部発振光源の前記発振周波数の設定制御を行って、前記光信号周波数と前記発振周波数との周波数差を減少させる制御部と、
    を有する光受信装置。
  2. 前記制御部は、前記発振周波数の設定制御をした後に、前記受信部内でエラーが発生した場合は、前記発振周波数を所定範囲スイープさせ、前記エラーが収束したときの周波数値を前記局部発振光源に設定する請求項1記載の光受信装置。
  3. 前記制御部は、前記局部発振光源の発振周波数確度と前記モニタ部のモニタ精度との和から前記周波数差の許容値を引いた値であるモニタ精度不足量の範囲内で、前記発振周波数をスイープさせる請求項2記載の光受信装置。
  4. 波長多重光信号の波長分離を行う波長分離部と、
    波長分離経路毎に配置されて、波長分離された各波長の光信号と、局部発振光源から発振される局部発振光とを混合してコヒーレント受信を行う複数の受信部と、
    前記光信号の周波数である光信号周波数をモニタするモニタ部と、
    前記受信部毎に、前記光信号周波数と前記局部発振光源の発振周波数とから周波数補正量を求め、前記周波数補正量にもとづき、前記局部発振光源の前記発振周波数の設定制御を行って、前記光信号周波数と前記発振周波数との周波数差を減少させる制御部と、
    を有する光受信装置。
  5. 前記制御部は、前記発振周波数の設定制御をした後に、前記受信部内でのエラーが発生した場合は、補正後の前記発振周波数を所定範囲スイープさせ、前記エラーが収束したときの周波数値を前記局部発振光源に設定する請求項4記載の光受信装置。
  6. 前記制御部は、前記局部発振光源の発振周波数確度と前記モニタ部のモニタ精度との和から前記周波数差の許容値を引いた値であるモニタ精度不足量の範囲内で、前記発振周波数をスイープさせる請求項5記載の光受信装置。
  7. 波長多重光信号を複数の経路に分岐する分岐部と、
    分岐経路毎に配置されて、分岐後の前記波長多重光信号から所定の波長の光信号を透過し、透過した前記光信号と、局部発振光源から発振される局部発振光と、を混合してコヒーレント受信を行う複数の受信部と、
    前記光信号の周波数である光信号周波数をモニタするモニタ部と、
    前記受信部毎に、前記光信号周波数と前記局部発振光源の発振周波数とから周波数補正量を求め、前記周波数補正量にもとづき、前記局部発振光源の前記発振周波数の設定制御を行って、前記光信号周波数と前記発振周波数との周波数差を減少させる制御部と、
    を有する光受信装置。
  8. 前記受信部は、分岐後の前記波長多重光信号から所定の波長の光信号を透過する波長可変フィルタを有し、
    前記制御部は、前記周波数補正量にもとづき、前記波長可変フィルタの透過する波長の設定制御を行うことを特徴とする請求項7記載の光受信装置。
  9. 前記制御部は、前記発振周波数の設定制御をした後に、前記受信部内でのエラーが発生した場合は、補正後の前記発振周波数を所定範囲スイープさせ、前記エラーが収束したときの周波数値を前記局部発振光源に設定する請求項7記載の光受信装置。
  10. 前記制御部は、前記局部発振光源の発振周波数確度と前記モニタ部のモニタ精度との和から前記周波数差の許容値を引いた値であるモニタ精度不足量の範囲内で、前記発振周波数をスイープさせる請求項9記載の光受信装置。
  11. 前記受信部の出力先を所定のポートへ接続するスイッチ部をさらに備え、
    前記制御部は、障害が発生した前記受信部である障害受信部を認識すると、予備の前記受信部である予備受信部に対して、前記障害受信部で受信されていた前記光信号の透過波長および前記発振周波数を設定し、
    前記スイッチ部は、前記予備受信部の出力先を、前記障害受信部の出力先が接続されていたポートに接続する請求項7記載の光受信装置。
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