JP5648430B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、2成分現像方式の現像装置と、その現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び、前記現像装置または前記プロセスカートリッジを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
従来、キャリアとトナーとを有する2成分現像剤を収容すると共に、像担持体上に形成される潜像を現像する2成分現像方式の現像装置が知られており、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられている。
2成分現像方式による現像装置の現像ユニットは、水平に配置した2本乃至3本のスクリュを並べ、そのうちの1本と現像剤担持体(例えば現像スリーブ)を対向させ、現像スリーブとスクリュ(供給スクリュ)の間で現像剤供給と回収を同時に進行させるやり方が一般的であった。また、カラー化の進展に伴い連続SolidやHTの性能向上の目的とタンデムレイアウトの構成上より小型化への要望から、下記公知例のような上下にスクリュを配置し、供給と回収を別々に行うべく、断面構成上で現像剤を一方向に循環搬送させる方式が提案されている(例えば特許文献1(特許第3104722号公報)、特許文献2(特開平11−174810号公報)等)。
前記従来技術は、現像スリーブに担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材(例えばドクターブレード)が現像スリーブの上方にあるため、現像剤の一方向循環搬送は供給スクリュから現像スリーブに搬送し、その後、供給スクリュの略下方に配置した回収スクリュに搬送されるように構成されている。
このような構成の現像装置においては、画像形成装置の転写手段が下方に配置されている場合は順現像、転写手段が上方に配置されている場合は逆現像となるため、システム構成上の制約事項となる場合がある。
一方、ドクターブレードを現像スリーブの下方に配置した場合で現像剤の一方向循環搬送を行った現像装置が提案されている(例えば特許文献3(特許第3950735号公報)等)。このような現像装置においては、第一の現像剤搬送部材(供給スクリュ)と第二の現像剤搬送部材(回収スクリュ)の間に現像剤の往来を規制する仕切り部材(分離板)が必要となる。そして、このような現像装置においては、トナー飛散の防止が課題としてある。
また、特許文献4(特開2009−128673号公報)に開示の現像装置においては、上部に排気用空間を設けることで、現像装置の圧力を逃がし、トナー飛散を防止している。
しかし、特許文献3のような現像装置では、供給スクリュと回収スクリュの間に分離板が存在するため、特許文献4のように上部に排気用空間を設けても、上方に配置した回収スクリュ部の圧抜きは可能だが、下方に配置した供給スクリュ部の圧抜きは難しく、トナー飛散を防止できない。
また、供給スクリュ部では、現像剤搬送方向の下流に行くにつれ、現像剤嵩が低くなり、現像剤中に取り込まれていたキャリアに保持されていないトナー(浮遊トナー)が舞いやすくなる。さらに、現像剤搬送方向に向かって気流が流れるので、浮遊トナーを多く含んだ気流が供給スクリュ下部に溜まってしまう。その結果、供給スクリュ下流側で圧力が高い状態となり、集中的な現像装置外へのトナー飛散が発生するという課題がある。
特許文献5(特開2009−58633号公報)には、現像スリーブに担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材(ドクターブレード)が現像スリーブの上方にあり、現像剤の一方向循環搬送は供給スクリュから現像スリーブに搬送し、その後、供給スクリュの下方に配置した回収スクリュに搬送されるように構成されている現像装置において、現像剤供給口(トナー補給口)でのトナー飛散を防止するため、攪拌搬送路の現像剤供給口であるトナー補給口近傍の空気を密閉する密閉空間を、攪拌スクリュと攪拌現像剤と攪拌搬送路を形成するケーシングの内壁である攪拌搬送内壁とによって形成し、攪拌スクリュによる現像剤の搬送に伴って攪拌スクリュの搬送方向下流側に密閉空間も移動し、密閉空間によって密閉されて攪拌スクリュの搬送方向下流側に移動した空気を、トナー補給口に対して搬送方向下流側にある排気口としての落下口を通して攪拌搬送路から供給搬送路へと排出することが提案されている。
この従来技術では、攪拌スクリュと搬送内壁とによってトナー補給口近傍の空気を密閉する密閉空間を形成し、攪拌スクリュの現像剤の搬送に伴って密閉空間が現像剤の搬送方向下流側に移動することにより、攪拌搬送路のトナー補給口近傍の空気は搬送方向下流側に移動して、その後、トナー補給口に対して搬送方向下流側にある排気口から搬送路の外へ排出される。トナー補給口近傍の空気が搬送方向下流側へ移動するため、移動した空気の分を外部から取り込むこととなり、トナー補給口で現像装置の外部から内部に向かう吸引気流が発生する。このようにトナー補給口で吸引気流が発生することによって、トナー補給口の近傍で舞い上がったトナーがトナー補給口から外部に向かうことを防止することが出来るため、トナー補給口でのトナー飛散を防止することができる。
しかし、この従来技術では、供給スクリュの下部に隔壁を介して配置された回収スクリュの搬送路での圧抜きは考慮されておらず、回収スクリュの搬送方向下流側では回収した現像剤嵩が高くなることにより圧力が上昇し、回収搬送路の下流側で現像装置外へのトナー飛散が発生するという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、現像剤担持体の下部に現像剤規制部材を設けて一方向循環させる方式の現像装置において、装置内部の圧力を下げることができ、装置外へのトナー飛散を防止し、安定した現像を行うことができる現像装置を提供することを目的とする。また本発明は、その現像装置を備えたプロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明では以下のような解決手段を採っている。
本発明の第1の解決手段は、キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を前記現像剤のトナーで現像する現像装置において、前記像担持体に対向するとともに周囲に複数の磁極が形成された現像剤担持体と、前記現像剤担持体の下方に対向するように配設されるとともに前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、現像装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路を形成する複数の搬送部材と、を備え、前記複数の搬送部材として、前記現像剤担持体の略下方に対向配置され現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第一の現像剤搬送部材と、前記現像剤担持体に対向し前記現像剤担持体から離脱した現像剤と補給トナーを混合攪拌する第二の現像剤搬送部材とを有し、前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材は前記現像剤担持体よりも長く形成されて前記現像剤担持体の現像領域の外側に延在部を有し、前記延在部における前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材により現像剤を一方向に循環搬送させる構成であり、前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材の間には現像剤の往来を規制する仕切り部材を有し、少なくとも、前記第一の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向の下流側の前記第二の現像剤搬送部材との現像剤受け渡し部付近に、圧抜き手段を設けたことを特徴とする(請求項1)。
本発明の第2の解決手段は、第1の解決手段の現像装置において、前記第二の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向の下流側に、現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段を設けたことを特徴とする(請求項2)。
また、本発明の第3の解決手段は、第1または第2の解決手段の現像装置において、前記圧抜き手段は、前記現像剤に覆われない場所に配置することを特徴とする(請求項3)。
本発明の第4の解決手段は、第2の解決手段の現像装置において、前記現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段は、前記現像剤担持体と前記複数の現像剤搬送部材を収納したケーシングに形成された開口部と、該開口部を覆うフィルタ部材により構成されることを特徴とする(請求項4)。
また、本発明の第5の解決手段は、第4の解決手段の現像装置において、前記フィルタ部材は、空気を通し、前記現像剤のトナー及びキャリアを通さないフィルタであることを特徴とする(請求項5)。
さらに本発明の第6の解決手段は、第4または第5の解決手段の現像装置において、前記フィルタ部材は、多孔質材料からなり、装置内側から進入するトナーを捕集して空気を装置外側に通過させることを特徴とする(請求項6)。
本発明の第7の解決手段は、画像形成装置であって、第1〜第6のいずれか一つの解決手段の現像装置を一つまたは複数備えたことを特徴とする(請求項7)。
また、本発明の第8の解決手段は、プロセスカートリッジであって、像担持体と、第1〜第6のいずれか一つの解決手段の現像装置と、帯電手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持したことを特徴とする(請求項8)。
さらに、本発明の第9の解決手段は、画像形成装置であって、第8の解決手段のプロセスカートリッジを一つまたは複数個具備し、該プロセスカートリッジは、画像形成装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とする(請求項9)。
本発明の一方向循環搬送方式の現像装置では、少なくとも、第一の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向の下流側の第二の現像剤搬送部材との現像剤受け渡し部付近に、圧抜き手段を設けることにより、効果的に第一の現像剤搬送部材下流部の圧力を下げられる(第一の現像剤搬送部材の下流部に向かう気流が、圧抜き手段に流れる)ので、現像装置外へのトナー飛散を防止することができる。
また、本発明の現像装置では、第二の現像剤搬送部材の下流部に圧抜き手段を設けることにより、効果的に第二の現像剤搬送部材の下流部の圧力を下げられる(第二の現像剤搬送部材の下流部に向かう気流が、圧抜き手段に流れる)ので、現像装置外へのトナー飛散を防止することができる。
さらに本発明の現像装置では、圧抜き手段は、現像剤に覆われない場所に配置する。より詳しくは、第一の現像剤搬送部材と第二の現像剤搬送部材は現像剤坦持体よりも長く形成されて現像剤坦持体の現像領域(現像剤坦持体上に現像剤が坦持されている領域)の外側に延在しており、該延在部に圧抜き手段を設けている。すなわち、第一の現像剤搬送部材から第二の現像剤搬送部材への現像剤受け渡し部が、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に第一の現像剤搬送部材下流部の圧抜き手段を設けている。また、第二の現像剤搬送部材から第一の現像剤搬送部材への現像剤受け渡し部も、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に第二の現像剤搬送部材下流部の圧抜き手段を設けている。
このようにすることで、圧抜き手段の圧抜き効果を最大限に発揮でき、トナー飛散防止効果が高まる。
さらに本発明の現像装置では、現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段は、現像剤坦持体と第一の現像剤搬送部材、第二の現像剤搬送部材を収納したケーシングに形成された開口部と、該開口部を覆うフィルタ部材により構成されており、フィルタ部材は、空気を通し、現像剤のトナー及びキャリアを通さないフィルタであり、さらにフィルタ部材は、多孔質材料からなり、装置内外から進入するトナーを捕集して空気を装置外側に通過させるようになっているので、圧抜き手段からのトナー飛散、及びキャリア飛散を確実に防止することができる。また、安価な構成にて、現像装置からのトナー飛散を防止することができる。
本発明の画像形成装置では、上記のような構成及び効果を有する現像装置、またはその現像装置を有するプロセスカートリッジを備えているので、トナー飛散のない安定した現像を行うことができ、高品質な画像形成を行うことができる。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置の概略全体構成図である。 本発明の一実施形態を示すプロセスカートリッジの概略断面図である。 図2に示すプロセスカートリッジの現像装置部分の概略断面図及び斜視図である。 図2、図3に示す現像装置を上方(図3中の矢印A方向)より見た状態の図(現像器上壁を取り除いた状態の図)である。 現像装置の現像器中における現像剤の堆積の様子を示す概略図である。 本発明の現像装置の実施例を説明するための断面図である。 本発明の特徴を備えた現像装置を示す図であり、図6の現像装置の供給スクリュの現像剤搬送方向の下流側で、回収スクリュへの剤受け渡し部の断面図である。 本発明の別の特徴を備えた現像装置を示す図であり、図6の現像装置の回収スクリュの現像剤搬送方向の下流側で、供給スクリュへの剤受け渡し部の断面図である。 本発明の特徴を備えた現像装置の供給スクリュ下流側と回収スクリュ下流側の様子を示す図である。 本発明の現像装置の別の実施例を示す図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、符号100は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、32は原稿を搬送する原稿搬送部を備え原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、30は出力画像が積載される排紙トレイ、26は転写紙等の被転写材Pが収容される給紙部、27は給紙部に収容される被転写材Pを1枚ずつ給紙する給紙ローラ、28は被転写材Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ対を示している。また、符号6Y、6M、6C、6Bkは各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))の作像部であり、1Y、1M、1C、1BKは各色のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、5Y、5M、5C、5Bkは各感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、9Y、9M、9C、9Bkは各感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)を示している。
また、符号8は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、10は中間転写ユニット、19は中間転写ベルト8上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、31は各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)を現像装置5Y、5M、5C、5Bkに供給する各色のトナーボトル31Y、31M、31C、31BKを収容するボトル収容器を示している。
図1に示すように、中間転写ユニット10の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))に対応した作像部6Y、6M、6C、6Bkが並設されている。なお、装置本体100に設置される4つの作像部6Y、6M、6C、6Bkは、作像プロセスに用いられるトナーの色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))が異なる以外はほぼ同一構造であり、例えば図2に示すような構成となっている。図2においては、作像部6と感光体ドラム1と1次転写バイアスローラ9とにおける符号のアルファベット(Y、M、C、K)を省略して図示している。
図2に示す作像部6は、像担持体としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1の周囲に配設された帯電部4、現像部としての現像装置5、クリーニング部2等で構成されている(図1では現像装置5のみ表示)。感光体ドラム1上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われ、感光体ドラム1上に所望のトナー像が形成される。
作像部6を構成する、感光体ドラム1、帯電部4、現像部(現像装置)5、クリーニング部2は、それぞれ、画像形成装置本体100に対して着脱自在に設置できるように構成されている。そして、それぞれが、寿命に達したときに、新品のものに交換される。
なお、本実施形態では、作像部6を構成する、感光体ドラム1、帯電部4、現像部5Y、クリーニング部2は、それぞれ単独のユニットとしてもよいが、図2に示すように、これらを一体化して、装置本体100に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジとすることにより、作像部6のメンテナンスを行う際の作業性が向上し、かつ交換も容易となり、リサイクル性が向上する。
以下、図1に示す画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。なお、各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk))の作像部6Y、6M、6C、6Bkにおいて感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上で行なわれる作像プロセスについては、図2も参照して説明する。
まず、原稿は、図示しない原稿搬送部の搬送ローラによって原稿台から搬送されて、原稿読込部32のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部32で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
より詳しく述べると、図示を省略しているが、原稿読込部32は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理を行ない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、露光部(図示省略)に送信される。そして、露光部からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(図2)が、それぞれ、対応する感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム1Y、1M、1C、1BKは、それぞれ、図1の時計回り方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BKの表面は、帯電部4(図2参照)との対向部で、一様に帯電される(帯電工程)。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上には、帯電電位が形成される。
その後、帯電された感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK表面は、不図示の露光部から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって静電潜像が形成される(露光工程)。
より具体的には、露光部において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる。
イエロー成分に対応したレーザ光Lは、紙面左側から1番目の感光体ドラム1Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム1Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部4にて帯電された後の感光体ドラム1Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光Lは、紙面左から2番目の感光体ドラム1M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光Lは、紙面左から3番目の感光体ドラム1C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光Lは、紙面左から4番目の感光体ドラム1BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK表面は、それぞれ、現像部の現像装置5Y、5M、5C、5Bkとの対向位置に達する。そして、各現像装置5Y、5M、5C、5Bkから感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上の潜像が現像される(現像工程)。
その後、現像工程後の感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト8との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト8の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Bkが設置されている。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Bkの位置で、中間転写ベルト8上に、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム1上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、転写工程後の各感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK表面は、それぞれ、クリーニング部2(図2参照)との対向位置に達する。そして、クリーニング部2のクリーニングブレード2a等で、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程)。
その後、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で各感光体ドラム1Y、1M、1C、1BK上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、4つの作像部6Y、6M、6C、6BKで、それぞれおこなわれる。すなわち、図1を参照して、作像部の下方に配設された露光部から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6Y、6M、6C、6BKの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。その後、上述した現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の被転写材P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、被転写材Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
中間転写ベルト上に残存する未転写トナーは、図示せぬベルトクリーニングユニットによって除去されることで初期状態に復帰する。
こうして、中間転写ベルト8上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された被転写材Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された被転写材Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、被転写材Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、被転写材P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された被転写材Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が被転写材P上に定着される。
その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。
排紙ローラ対29によって装置本体100外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図5にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
図2は作像部6を構成するプロセスカートリッジの概略断面図であり、図1に示す各色の作像部6Y、6M、6C、6Bkに着脱可能に装着されるものである。図3は図2に示すプロセスカートリッジの現像装置部分の概略断面図及び斜視図である。
図2において、現像部(現像装置)5は、現像器(ケーシング)50と、この現像器50内に配設され、感光体ドラム1に対向する現像剤担持体としての現像ローラ51と、現像ローラ51の下方に設置された現像剤規制部材としてのドクターブレード52と、現像器50の現像剤収容部58、59内に配設された2つの搬送スクリュ53、54とを備え、現像剤収容部58、59内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。また、現像器50の搬送スクリュ54と対向する位置には、現像剤G中のトナー濃度を検知するための、トナー濃度センサ56が設けられている。
なお、2つの搬送スクリュのうち、搬送スクリュ53は、現像ローラ51の略下方に対向配置され現像剤を長手方向に搬送しながら現像ローラ51に現像剤を供給する第一の現像剤搬送部材としての供給スクリュ、搬送スクリュ54は、現像ローラ51に対向し現像ローラ51から離脱した現像剤と補給トナーを混合攪拌する第二の現像剤搬送部材としての回収スクリュであり、供給スクリュ53と回収スクリュ54により現像剤を一方向に循環搬送させる構成である。
次に、図3に示すように、現像ローラ51は、内部に固設された複数の磁極を有するマグネットローラ55や、マグネットローラ55の周囲を回転する円筒状の現像スリーブ51a等で構成されている。
現像ローラ51のマグネットローラには、例えばP1極〜P5極の5つの磁極が形成されている。そして、5つの磁極が形成されたマグネットローラ55の周囲を現像スリーブ51aが回転することで、その回転にともない現像剤Gが現像ローラ51上(現像スリーブ上である。)を移動することになる。なお、図3の現像ローラ51のマグネットローラ55に付した放射状の線分は、P1極〜P5極のそれぞれの磁力がピークになる位置を示すものである。また、図3では5極の磁極(P1極〜P5極)が形成されたマグネットローラとしたが、磁極の数は5極に限らず、4極あるいは6極としてもよい。また、マグネットローラに代えて、複数の固定磁石を配置した構成としてもよい。
次に、一方向循環現像方式の代表的な構成例について説明する。
図3(a)は本発明の現像装置の一例を示す断面図であり、現像ローラ51とドクターブレード52、供給スクリュ53、回収スクリュ54から構成されている。
現像装置5の現像器50内の現像剤収容部58,59には、ポリエステル樹脂を主成分とするトナー(粒径5.8μm)と磁性微粒子であるキャリア(粒径35μm)を7wt%に均一混合した現像剤が一定量充填されており、並列に配置した供給スクリュ53と回収スクリュ54内を600〜800rpmで回転させる事によって補給後のトナー攪拌と搬送を同時に行い、トナーとキャリアの均一混合と帯電付与を行っている。均一混合された現像剤は現像ローラ51の現像スリーブ51aに近接して平行に設けられた供給スクリュ53より現像スリーブ51aに内包されたマグローラ55のP4,P5磁極の磁力によって現像スリーブ外周部の表面に搬送され、現像スリーブ51aが図中矢印の通り回転することによって感光体1と現像スリーブ51aによって作られる現像領域に運ばれ、図示しない高圧電源による現像電界を形成する事によってトナーが感光体上の潜像を現像する。現像後の現像剤は現像スリーブ51aの回転に伴って現像器50内に回収されるようになっており分離板57を介して回収スクリュ54に回収されるようになっている。
図4は図2、図3に示す本発明の現像装置5を上方(図3中の矢印A方向)より見た状態の図(現像器上壁を取り除いた状態)であり、現像装置内の現像剤の流れを示すものである。なお、図4(a)は現像ローラを除去した状態の図で、スクリュ間の現像剤の流れを示しており、同図(b)は現像ローラから回収スクリュへの現像剤の流れを示す図である。
図4(a)に示すように、スクリュ端の領域a及びbでは上段の回収スクリュ54と下段の供給スクリュ53による攪拌室が上下に連通して現像剤の受け渡し部となっており、a部では上段から下段へ、b部では下段から上段へ現像剤が搬送されるようになっている。また、供給スクリュ53と回収スクリュ54は現像ローラ51よりも長く形成され現像ローラ51の現像領域の外側に延在しており、その現像領域外の部分に現像剤の受け渡し部がある。
連通部(受け渡し部)におけるスクリュの形状はパドルや逆巻きのスクリュを設けており、搬送方向に対して垂直方向への搬送能力を持たせている。また、回収スクリュ54の搬送方向上流側の延在部には、トナーを補給するトナー補給部が設けられている。
図5は現像装置5の現像器中における現像剤の堆積の様子を示す概略図である。図5に示すように、本発明の現像装置では、供給スクリュ53にて攪拌搬送を行いつつ現像ローラ51の現像スリーブ51に現像剤供給を行い回収スクリュ54にすべて回収する方式を取っているため、現像剤の堆積状態が斜めになる(供給スクリュ中の現像剤量が下流方向に従って減少する)。
ここで、供給スクリュの径、ピッチと回転数から求まる現像剤搬送量能力:Wmと現像スリーブ51a上の現像剤搬送量:Wsの関係がWm>Wsとなる場合に現像剤が一様に現像スリーブ51a上に搬送されるようになる。そして、この条件が成立しないと供給スクリュ53の下流側において現像剤が不足してしまい現像スリーブ51aへの現像剤の供給が不可能となってしまうので、本発明に係る現像装置では、上記の条件が成立するようにしている。
以上、本発明に係る現像装置と、その現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置の基本的な構成の実施形態について説明したが、本発明では、現像剤坦持体(現像ローラ)51の下部に現像剤規制部材(ドクターブレード)52を設けて一方向循環搬送させる方式の現像装置5において、装置内部の圧力を下げることができ、装置外へのトナー飛散を防止し、安定した現像を行うことができるようにするものである。
本発明で提案する一方向循環搬送方式の現像装置は、第一現像剤搬送部材である供給スクリュ)53は現像剤を搬送方向下流(以下、下流という)に運びながら、現像剤担持体(現像ローラ)51に現像剤を供給する。よって、供給スクリュ53の下流に向かうにつれ、現像剤嵩は低くなる。そして、供給スクリュ53の下流部では、供給スクリュ53の略上方に配置した第二現像剤搬送部材である回収スクリュ54への現像剤受け渡しのための開口が設けてある。
供給スクリュ53の下流部のように現像剤嵩が低くなると、供給スクリュ53の羽根の露出量が大きくなり、現像剤中に取り込まれていたキャリアに保持されていないトナー(以下、浮遊トナーと呼ぶ)が、スクリュ羽根の回転とともに舞い上がるので、供給スクリュ53の下流部では浮遊トナーが充満してしまう。
また、供給スクリュ53、及び供給スクリュ53の現像剤搬送により発生した気流は、供給スクリュ53の下流に向かって流れていく。そのため、供給スクリュ53の下流部では圧力が高い状態となる。この気流は、現像剤受け渡しのための開口、もしくは現像ローラ開口部に向かって流れていく。現像ローラ開口部に向かった気流は、現像装置外へのトナー飛散の原因となる。また、一方向循環搬送方式の現像装置においては、供給スクリュ53の下流部では、浮遊トナーを多く含んだ気流となっているため、トナー飛散の影響が大きい。
そこで本発明では、供給スクリュ53の下流部である回収スクリュ54との現像剤受け渡し部付近に圧抜き手段を設けている。そして、回収スクリュ54との現像剤受け渡し部付近に圧抜き手段を設けることで、効果的に供給スクリュ下流部の圧力を下げられる(供給スクリュ下流部に向かう気流が、圧抜き手段に流れる)ので、現像装置外へのトナー飛散を防止することができる。
ここで、「現像剤受け渡し部付近」としているのは、供給スクリュ部ではなく、回収スクリュ部に圧抜き手段を設けても、現像剤受け渡しの開口(連通部)を通じて供給スクリュ部の圧抜きが可能だからである。
本発明で提案する一方向循環搬送方式の現像装置においては、回収スクリュ54は、現像ローラ51から分離した現像剤を回収しながら搬送するため、下流に行くにつれ、現像剤嵩が高くなる。
回収スクリュ54、及び回収スクリュ54の現像剤搬送により発生した気流は、回収スクリュ下流に向かって流れていくので、回収スクリュ下流部での圧力が高くなる。この時、回収スクリュ下流部は現像剤が多くあるため、気流が流れにくい状態となっているので、回収スクリュ下流部から現像ローラ開口部に向かって、気流が流れ、現像装置外へのトナー飛散が発生してしまう。
そこで本発明では、少なくとも回収スクリュ54の下流部に圧抜き手段を設けている。そして、回収スクリュ54の下流部に圧抜き手段を設けることで、効果的に回収スクリュ下流部の圧力を下げられる(回収スクリュ下流部に向かう気流が、圧抜き手段に流れる)ので、現像装置外へのトナー飛散を防止することができる。
上記のように、供給スクリュ53の下流部である回収スクリュ54との現像剤受け渡し部付近に圧抜き手段を設け、かつ、回収スクリュ54の下流部に圧抜き手段を設けることで、効果的に現像装置内部の圧力を下げることができ、現像装置外へのトナー飛散を防止し、安定した現像を行うことができるようになるが、現像剤が圧抜き手段を覆ってしまうと、圧抜き効果が小さくなる。
そこで本発明では、圧抜き手段は、前記現像剤に覆われない場所に配置する。より詳しく述べると、図4、5に示したように、供給スクリュ53と回収スクリュ54は現像ローラ51よりも長く形成されて現像ローラ51の現像領域(現像ローラ上に現像剤が坦持されている領域)の外側に延在しており、該延在部に圧抜き手段を設けている。すなわち、供給スクリュ53から回収スクリュ54への現像剤受け渡し部が、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に供給スクリュ下流部の圧抜き手段を設けている。また、回収スクリュ54から供給スクリュ53への現像剤受け渡し部も、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に回収スクリュ下流部の圧抜き手段を設けている。
このようにすることで、圧抜き手段の圧抜き効果を最大限に発揮でき、トナー飛散防止効果が高まる。
より具体的に述べると、本発明の現像装置では、供給スクリュ53の下流側において、現像ローラ51の長手方向外側まで供給スクリュ53及び回収スクリュ54を延長することになる。すると、延長部(延在部)では現像ローラ51がないので供給スクリュ部への圧抜き手段の配置可能な領域が広がる。特に、供給スクリュ53、回収スクリュ54の配置を調整すれば、供給スクリュ53の上方に圧抜き手段を配置できるようになる。上方に配置することで、現像剤に覆われなくなり、効果的な圧抜きが可能となる。
また、回収スクリュ54から供給スクリュ53への現像剤受け渡し部が現像領域内にあると、回収スクリュ下流の現像後の現像剤が、十分に攪拌されずに供給スクリュ部に落下することになる。すると、トナー濃度にムラがある現像剤が現像ローラに供給されることになり、画像濃度ムラが発生してしまう。
そこで本発明では、上記したように、回収スクリュ54の下流側において、現像ローラ51の長手方向外側まで供給スクリュ53及び回収スクリュ54を延長すると、現像後の現像剤は、回収スクリュ54で、現像ローラ長手方向の外側まで搬送され、供給スクリュ53に受け渡される。そして、供給スクリュ53に搬送され、現像ローラ51に供給される。つまり、搬送経路が延びることになる。これにより、現像後に回収した現像剤の攪拌時間が増えるので、現像剤のトナー濃度が均一になり、画像濃度ムラのない高画質な現像装置を実現できる。また、回収スクリュ54の延長部(延在部)では現像ローラ51がないので回収スクリュ下流側の圧抜き手段の配置も容易になり、装置外への圧抜きを確実に行うことができる。
本発明の現像装置においては、現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段は、現像ローラ51と供給スクリュ53、回収スクリュ54を収納した現像ユニットのケーシング50に形成された開口部と、該開口部を覆うフィルタ部材により構成されている。そして、フィルタ部材は、空気を通し、現像剤のトナー及びキャリアを通さないフィルタである。より具体的には、フィルタ部材は、多孔質材料からなり、装置内外から進入するトナーを捕集して空気を装置外側に通過させるようになっている。
このような構成とすることで、圧抜き手段からのトナー飛散、及びキャリア飛散を防止することができる。また、安価な構成にて、現像ユニットからのトナー飛散を防止することができる。
次に本発明の現像装置のより具体的な実施例について説明する。
図6は本発明の現像装置の実施例を説明するための断面図である。
同図に示す通り、縦2軸の搬送スクリュ(回収スクリュ54および供給スクリュ53)で、現像ローラ51の下部に現像剤規制部材(ドクターブレード)52を設ける方式は、感光体ドラム1の上部に転写部材(中間転写ベルト8)を設ける方式において現像に使用した現像剤を供給路に戻さない現像剤一方向循環を実現し、かつ感光体ドラム1に対し現像スリーブ51aが順方向に回転する現像方式(ウィズ現像)を成立させることができる構造となっている。
以下に本発明の特徴である現像剤攪拌・分散機構について説明する。
図6に示す現像装置は、図3〜5を参照して説明した現像装置と同様に、現像ローラ51の現像スリーブ51aと、現像スリーブ51aに内包されたマグネットローラ55と、現像スリーブ51aに対向して現像剤を供給する供給スクリュ53と、供給した現像剤を現像スリーブ51a上で規制するドクターブレード52と、現像スリーブ51aに対向して現像後の現像剤を回収する回収スクリュ54から構成され、回収スクリュ54の中心が現像スリーブ51aの上側頂点aから下側頂点bの間に位置し、回収スクリュ54と上記現像スリーブ51aの間に現像剤分離部材57を設けることで、現像スリーブ51aの中心を通る垂直線eと水平線dより区画される現像スリーブ上の第2象限の領域から現像剤を分離搬送するように構成されている。
現像スリーブ51aからの現像剤分離力は内包するマグネットローラ55のP3、P4極を同極配置し反発力を作用させ、且つスリーブ回転による遠心力を加える事によって与えている。本実施例では矢印gの方向に分離される。
また分離板57はその先端を現像スリーブ51aから現像剤が剥離する剥離ポイントより若干下流に配置し、剥離した現像剤を捕集し、回収スクリュ54に取り込むようになっている。
図7は、前述した本発明の特徴を備えた現像装置を示す図であり、図6の現像装置の供給スクリュの現像剤搬送方向の下流側で、回収スクリュへの剤受け渡し部の断面図である。図中の黒色の矢印は気流の流れ、点線矢印は現像ローラ51、供給スクリュ53、回収スクリュ54の回転方向、灰色の矢印は現像剤60の流れを表す。また、スクリュ部の現像剤60は、スクリュの回転方向に伴い傾斜している。なお、ここで記載するのは一例である。
図7に示す現像装置では、供給スクリュ53の現像剤搬送方向の下流側で、ケーシング50の回収スクリュ54の上方に開口部を設け、排気経路64と圧抜き手段65を設けている。これにより、供給スクリュ53によって発生した供給スクリュ53の現像剤搬送方向下流側に向かって流れる、浮遊トナーを多く含んだ気流が、供給スクリュ53から回収スクリュ54への現像剤受け渡し部の下流側の開口61を通って、圧抜き手段65が接続した排気経路64に導かれる。その結果、供給スクリュ下流部での圧力上昇に伴う現像ユニット外へのトナー飛散を防止することができる。また、この構成では、現像剤の流れ方向(現像剤搬送方向)と空気の抜ける方向が同じとなるので、圧力を抜き易いという利点があり、また、供給側搬送室内の全領域の空気を抜くことができる。
なお、圧抜き手段としては、フィルタ部材と、吸引ポンプや排気ファン等が考えられるが、上記のように供給スクリュ53の現像剤搬送方向下流側に圧抜き手段を設ける場合には、現像剤受け渡し部の下流側の開口(連通部)61を通して回収スクリュ側に圧力を抜き易いので、吸引ポンプや排気ファン等の排気手段を設けなくても圧抜きを行うことができ、コストを削減できる。
図8は、前述した本発明の別の特徴を備えた現像装置を示す図であり、図6の現像装置の回収スクリュの現像剤搬送方向の下流側で、供給スクリュへの剤受け渡し部の断面図である。図の黒色の矢印は気流の流れ、点線矢印は現像ローラ51、供給スクリュ53、回収スクリュ54の回転方向、灰色の矢印は現像剤60の流れを表す。また、スクリュ部の現像剤60は、スクリュの回転方向に伴い傾斜している。なお、ここで記載するのは一例である。
図8に示す現像装置では、回収スクリュ54の現像剤搬送方向の下流側で、ケーシング50の回収スクリュ54の上方に開口部を設け、排気経路64と圧抜き手段65を設けている。これにより、回収スクリュ54によって発生した回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側に向かって流れる気流が、圧抜き手段65が接続した排気経路64に導かれる。その結果、回収スクリュ下流部での圧力上昇に伴う現像ユニット外へのトナー飛散を防止することができる。また、この構成の場合も、現像剤の流れ方向(現像剤搬送方向)と空気の抜ける方向が同じとなるので、圧力を抜き易いという利点があり、回収側搬送室内の全領域の空気を抜くことができる。
図9は本発明の特徴を備えた現像装置の供給スクリュ下流側と回収スクリュ下流側の様子を示す図である。本発明の現像装置では、
供給スクリュ53と回収スクリュ54は現像ローラ51よりも長く形成されて現像ローラ51の現像領域(現像領域とは、現像ローラ51が現像剤を保持できる軸方向の幅(領域)の外側に延在しており、該延在部に圧抜き手段65を設けている。すなわち、供給スクリュ53から回収スクリュ54への現像剤受け渡し部が、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に供給スクリュ下流部の圧抜き手段65を設けている。また、回収スクリュ54から供給スクリュ53への現像剤受け渡し部も、現像領域の外側に配置されており、該現像剤受け渡し部の外側に回収スクリュ下流部の圧抜き手段65を設けている。なお、図9では、現像ローラ51の現像領域の外側、つまり現像ローラ51の長手方向外側に供給スクリュ53と回収スクリュ54部の現像剤受け渡し部を設けるので、現像ローラ51、ドクターブレード52は点線で示している。
図9(a)は供給スクリュ下流側の場合で、供給スクリュ53の上方のケーシング開口部に排気経路64と圧抜き手段65を設けている(現像領域では、現像ローラ51があるので、供給スクリュ53上方には配置できない)。これにより、図7のように現像剤受け渡し部の開口61を通さずに、直接供給スクリュ部を圧抜きすることができる。また、上方に配置することにより、圧抜き手段が現像剤60に覆われることなく、効果的に圧抜きすることができる。
図9(b)は回収スクリュ下流側の場合で、回収スクリュ54の上方のケーシング開口部に排気経路64と圧抜き手段65を設けている。このように上方に配置することにより、圧抜き手段が現像剤60に覆われることなく、効果的に圧抜きすることができる。
図10は、本発明の現像装置の別の実施例を示す図である。
図10(a)は、圧抜き手段として、供給スクリュ53の下流部のケーシング上側と回収スクリュ54の下流部のケーシング上側に、開口部とその開口部を塞ぐフィルタ部材66を設けている。
また、図10(b)は、圧抜き手段として、供給スクリュ53の下流部のケーシング上側と回収スクリュ54の全域に渡るケーシング上側にフィルタ部材66を設けている。これらの構成により、回収スクリュ部、及び供給スクリュ部を効果的に圧抜きすることができる。
図10に示す実施例では、圧抜き手段は、ケーシング50に形成された開口部と該開口部を覆うフィルタ部材66により構成される。フィルタ部材66は、発砲ウレタンや不織布等の多孔質材料からなるフィルタであり、装置内側から侵入するトナーを捕集して空気を装置外側に通過させる。これにより、ケーシングの開口部から現像装置内の気体を装置外に排出する際に、装置外へのトナー飛散を防止することができる。
不織布からなるフィルタとしては、通常、ポリオレフィンやポリエステル等の繊維が絡み合って構成されており、繊維径は数μm〜数十μmとなっている。加工時には、その繊維を目付量として50〜60g/m程度に集め、熱をかけながら圧縮していくことにより繊維の一部が溶けて絡み合い、外見上は塊となったフィルタが出来上がる。この工程で繊維を挟み込む板の一方には一般的に無数の微小な針が突出しており、これがプレス時に繊維の集まった内部に刺さって入り込むことによって、繊維同士がより複雑に絡み、フィルタとしてのまとまりが強くなる。
なお、本実施例で用いるフィルタ部材66の具体例としては、平均粒径35μmのキャリア、平均粒径5.8μmのトナーから成る2成分現像剤60に対して、日本バイリーン株式会社のFM−65HFをフィルタとして使用してすることができる。
本発明では、以上に説明した実施例のような構成にすることで、下部にドクターブレード52を設け、一方向循環搬送させる現像装置5において、圧抜き手段により装置内部の圧力を効果的に下げることができ、現像装置外へのトナー飛散を防止することができ、安定した現像を行うことができる。そして、本発明の画像形成装置では、上記のような構成及び効果を有する現像装置、またはその現像装置を有するプロセスカートリッジを備えていることにより、トナー飛散のない安定した現像を行うことができ、高品質な画像形成を行うことができる。
1、1Y、1M、1C、1Bk:感光体ドラム(像担持体)
2:クリーニング部
4:帯電部(帯電装置)
5、5Y、5M、5C、5Bk:現像部(現像装置)
6、6Y、6M、6C、6Bk:作像部(プロセスカートリッジ)
8:中間転写ベルト
9、9Y、9M、9C、9Bk:1次転写バイアスローラ
10:中間転写ユニット
19:2次転写バイアスローラ
20:定着装置
26:給紙部
27:給紙ローラ
28:レジストローラ対
31:ボトル収容器
31Y、31M、31C、31Bk:トナーボトル
32:原稿読込部
50:現像器(ケーシング)
51:現像ローラ(現像剤担持体)
51a:現像スリーブ
52:ドクターブレード(現像剤規制部材)
53:供給スクリュ(第一の現像剤搬送部材)
54:回収スクリュ(第二の現像剤搬送部材)
55:マグネットローラ
56:トナー濃度検知センサ
57:仕切り板(仕切り部材、現像剤分離部材)
58、59:現像剤収容部
60:現像剤
64:排気経路
65:圧抜き手段
66:フィルタ部材
100:画像形成装置本体
P1〜P5:磁極
特許第3104722号公報 特開平11−174810号公報 特許第3950735号公報 特開2009−128673号公報 特開2009−58633号公報

Claims (9)

  1. キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を前記現像剤のトナーで現像する現像装置において、
    前記像担持体に対向するとともに周囲に複数の磁極が形成された現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の下方に対向するように配設されるとともに前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    像装置内に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路を形成する複数の搬送部材と、を備え、
    前記複数の搬送部材として、前記現像剤担持体の略下方に対向配置され現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する第一の現像剤搬送部材と、
    前記現像剤担持体に対向し前記現像剤担持体から離脱した現像剤と補給トナーを混合攪拌する第二の現像剤搬送部材とを有し、
    前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材により現像剤を一方向に循環搬送させる構成であり、
    前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材の間には現像剤の往来を規制する仕切り部材を有し、
    前記第一の現像剤搬送部材と前記第二の現像剤搬送部材は前記現像剤担持体よりも長く形成されて前記現像剤担持体の現像領域の外側に延在部を有し、
    前記延在部における少なくとも、前記第一の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向の下流側の前記第二の現像剤搬送部材との現像剤受け渡し部付近に、圧抜き手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記第二の現像剤搬送部材の現像剤搬送方向の下流側に、現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2に記載の現像装置において、
    前記圧抜き手段は、前記現像剤に覆われない場所に配置することを特徴とする現像装置。
  4. 請求項2に記載の現像装置において、
    前記現像装置内の空気圧を現像装置外へ抜く圧抜き手段は、前記現像剤担持体と前記複数の現像剤搬送部材を収納したケーシングに形成された開口部と、該開口部を覆うフィルタ部材により構成されることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項4に記載の現像装置において、
    前記フィルタ部材は、空気を通し、前記現像剤のトナー及びキャリアを通さないフィルタであることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項4または5に記載の現像装置において、
    前記フィルタ部材は、多孔質材料からなり、装置内側から進入するトナーを捕集して空気を装置外側に通過させることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の現像装置を一つまたは複数備えたことを特徴とする画像形成装置
  8. 像担持体と、請求項1〜6のいずれか一つに記載の現像装置と、帯電手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持したことを特徴とするプロセスカートリッジ
  9. 請求項8に記載のプロセスカートリッジを一つまたは複数個具備し、該プロセスカートリッジは、画像形成装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とする画像形成装置
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