JP5648047B2 - 半導体ウェハの洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

半導体ウェハの洗浄方法及び洗浄装置 Download PDF

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Description

本発明は、概して半導体ウェハの洗浄方法及び洗浄装置に関係する。より詳細には、超音波/メガソニック(megasonic ;高周波超音波)装置とウェハとの間の隙間を洗浄工程中のウェハの各回転毎に変化させて、ウェハに対する均一な超音波/メガソニックパワー密度分布を達成し、ウェハにおける装置構造を損傷させることなく効果的にパーティクルを除去することに関係する。
半導体装置は、トランジスタ及び配線エレメントを作るための多数の異なる製造過程を用いて製造又は作成される。半導体ウェハに使われる各トランジスタ端子を電気的に接続するために、導電性(例えば金属)トレンチ及びビア等が、半導体装置の一部として絶縁性材料の中に形成される。トレンチ及びビアは、各トランジスタ、半導体装置の内部回路、半導体装置の外部の回路の間において電気信号及び電力を伝達する。
配線エレメントを形成する際、半導体装置における所望の電気回路を形成するために、半導体ウェハは例えばマスキング、エッチング及び堆積の工程を経る。具体的に、複数のマスキング及びプラズマエッチングステップを行なうことにより、半導体ウェハ上の絶縁膜に凹領域を形成し、配線のためのトレンチ及びビアとして用いることができる。エッチング又はフォトレジストアッシングの後に、トレンチ及びビア内のパーティクル及び汚染を除去するためには、ウェット洗浄工程が必要である。特に、装置製造のノードが65nm及びその先にまで至るにつれて、トレンチ及びビア内における側壁の損失は、限界寸法を維持するために極めて重要である。側壁の損失を減らす又は無くすためには、適度な、希釈な薬品か、時には脱イオン水のみを用いることが重要である。しかしながら、希釈な薬品又は脱イオン水は、通常、トランジスタ及びビア内のパーティクルを除去するためには効率的ではない。従って、機械的力、例えば超音波又はメガソニック(mega sonic)が、効率的にパーティクルを除去するために必要である。超音波及びメガソニック波は、ウェハ構造に機械的力を印加し、パワー強度及びパワー分布が、損傷の限度内に機械的力を制御すると共にパーティクルを効率良く除去するための重要なパラメータとなる。
メガソニックエネルギーをノズルと結合させて半導体ウェハを洗浄することについては、U.S. Pat. No. 4,326,553 に公開されている。流体が加圧されると共に、当該流体に対してメガソニック振動子によってメガソニックエネルギーが加えられる。ノズルは、洗浄液をリボン状に噴出させると共に、メガソニック周波数にて振動しながら表面に衝突させるように形成されている。
細長いプローブを振動させて音響エネルギーを流体に伝えるエネルギー源が、U.S. Pat. No. 6,039,059 に開示されている。1つの装置配置では、流体はウェハの両側に噴出され、プローブは上面近くに配置させている。他の装置配置では、短いプローブが端面の表面近くに配置され、プローブは、ウェハの回転に応じて移動する。
ウェハ表面に平行な軸により回転するロッドが振動するエネルギー源が、U.S. Pat. No. 6,843,257 B2に開示されている。ロッド表面には、曲がった溝、例えば螺旋状の溝がエッチング形成されている。
適正な量のメガソニックパワーをウェハ全体に均一に加えることが、洗浄工程において重大である。仮に、メガソニックパワーがウェハに均一に加わらなかったとすると、メガソニックパワーを少なく受けた部分のウェハは良好には洗浄されず、パーティクル及び汚染がその部分のウェハに残る。且つ、メガソニックパワーを余分に受けた部分のウェハは、気泡の内破により生じる高圧且つ高温の微小ジェットによって、ウェハにおける装置構造に損傷を発生させることがあり得る。
ウェハにおけるメガソニックパワー密度分布を制御し、より効率良く且つ構造の損傷を小さくしながらウェハ又は基板表面におけるパーティクル及び汚染を洗浄するより良い方法が必要とされている。
本発明の実施形態の1つは、洗浄工程においてメガソニック装置を回転するウェハの上面に隣り合うように配置し、メガソニック装置とウェハとの隙間をウェハの各回転毎に変化させることである。メガソニック装置とウェハとの間の隙間は、ウェハの上面に平行な軸に沿ってメガソニック装置を時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変更される。
本発明の他の実施形態は、洗浄工程においてメガソニック装置を回転するウェハの上面に隣り合うように配置し、メガソニック装置とウェハとの隙間をウェハの各回転毎に変化させることである。メガソニック装置とウェハとの間の隙間は、メガソニック装置の表面に平行な軸に沿って、ウェハ表面を時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変更される。
本発明の他の実施形態は、メガソニック装置を回転するウェハの下面に隣り合うように配置し、洗浄工程において、メガソニック装置とウェハとの間の隙間をウェハの各回転毎に変化させることである。メガソニック装置とウェハとの間の隙間は、ウェハの下面に平行な軸に沿ってメガソニック装置を時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変更される。
本発明の他の実施形態は、メガソニック装置を回転するウェハの下面に隣り合うように配置し、洗浄工程において、メガソニック装置とウェハとの隙間をウェハの各回転毎に変化させることである。メガソニック装置とウェハとの間の隙間は、メガソニック装置の表面に平行な軸に沿って、ウェハ表面を時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変更される。
本発明の半導体ウェハの洗浄方法及び装置によると、ウェハの各部がメガソニックパワー密度を同じ量を受けるので、不均一なパワー分布を克服することができる。
図1Aは、例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図1Bは、例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図1Cは、波の反射と波長に関して説明する図である。 図1Dは、隙間の大きさとメガソニックパワー密度との関係を示す図である。 図2は、例示的ウェハ洗浄工程を示す。 図3Aは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図3Bは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図4Aは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図4Bは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図4Cは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図4Dは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図4Eは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図5Aは、更に他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図5Bは、更に他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図5Cは、更に他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図6は、ウェハ洗浄方法を示す。 図7は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図8は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図9は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図10は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図11は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図12は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図13は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図14は、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図15Aは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図15Bは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図15Cは、他の例示的ウェハ洗浄装置を示す。 図16Aは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Bは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Cは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Dは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Eは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Fは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。 図16Gは、超音波/メガソニック共振器の様々な形状を示す。
図1A及び図1Bが示しているのは、メガソニック装置を用いる従来のウェハ洗浄装置である。該ウェハ洗浄装置は、ウェハ1010と、回転駆動機構1016によって回転させられるウェハチャック1014と、洗浄薬品又は脱イオン水1032を供給するノズル1012と、メガソニック装置1003とを含む。メガソニック装置1003は、更に、共振器1008と音響的に結合された圧電変換素子1004を含む。変換素子1004は電気的に励起されて振動し、共振器1008は高周波音響エネルギーを液体に対して発する。メガソニックエネルギーによる洗浄液の攪拌によって、ウェハ1010上のパーティクルは緩くなる。このように、汚染はウェハ1010の表面から振動分離され、ノズル1012に供給された液体1032の流れを通じて前記表面から除去される。
図1Cに示すように、エネルギーの反射を最小限にするためには、(水膜の上部からの)反射波r1の位相は、(水膜の下部からの)反射R2とは反対である必要がある。従って、膜厚は、次と等しくなければならない。
d = nλ/2,n=1,2,3,…… (1)
ここで、dは水膜の厚さ又はメガソニック装置1003とウェハ1010との間の隙間、nは整数、そしてλは水中のメガソニック波の波長である。例えば、メガソニック周波数937.5KHzに対して、λ=1.6mm、d=0.8mm、1.6mm、2.4mm、等である。
図1Dは、隙間dと、図1におけるセンサー1002により測定されたメガソニックパワー密度との関係を示す。パワー密度は、隙間の大きさが0.4mm増加するにつれて最低値の20w/cm2 から最高値の80w/cm2 まで変化し、隙間の増加0.8mm(0.5λ)のうちに全周期に及ぶ。ウェハ全体における均一なメガソニックパワー分布を維持するためには、隙間を正確に維持することが重大である。
しかしながら、現実には、それほどにも正確に隙間を均一に維持するのは極めて難しく、ウェハが回転モードの際には尚更難しい。図2に示すように、仮に、ウェハチャック1014がメガソニック装置2003の表面に対して100%垂直にはなっていないとすると、メガソニック装置とウェハ2010との間の隙間は、ウェハの端からウェハの中心に向けて小さくなる。このことから、図1Dに示されたデータのように、ウェハの端からウェハの中心に向かう不均一なメガソニックパワー分布を生じる。
あり得る他の隙間の変化は、チャックの回転軸Eが3010の表面に対して垂直でないことによって発生し、図3A及び図3Bに示されている。回転するとウェハは揺れ、図3Bは、図3Aに示す状態から180°回転した後の隙間の状態を示す。ウェハの端の隙間は、図3Aに示す最大値から、図3Bに示す最小値まで減少する。これにより、ウェハがメガソニック装置を通過する際、ウェハに対して不均一なメガソニックパワー密度分布を生じる。このようなあらゆる均一でないパワー分布は、ウェハの装置構造に損傷を与えるか、均一に洗浄されていないウェハを生じる。
チャックが回転する際の隙間の変化によって生じる不均一なパワー分布を克服するために、本発明は、図4A〜図4Eに示す方法を開示する。メガソニック装置4003とウェハ4010との間の隙間は、洗浄工程中、チャック4014が回転するのに応じて、モーター4006によって変化させられる。制御ユニット4088は、モーター4016の速さに基づいて、モーター4006の速さを制御するために用いられる。ウェハ4010又はチャック4014の各回転毎に、コントロールユニット4088はモーター4006に指示して、メガソニック装置4003を時計回り及び/又は反時計回りに軸4007の回りに回転させる。ウェハ4010又はチャック4014の各回転毎におけるモーター4006の回転角の増分は、
Δα = 0.5λ/(FN) (2)
ここで、Fはメガソニック装置4003の幅、λは超音波/メガソニック波の波長、そしてNは2から1000までの間の整数である。
チャック4014がN回転した後、メガソニック装置4003は、合計回転角0.5nλ/Fまで回転する。ここで、nは1から始まる整数である。
図6に更に示されるように、ウェハ又はチャックの各回転毎に隙間が変化すると、同じ箇所におけるメガソニックパワー密度はP1からP2に変化する。隙間が合計してメガソニック波の波長の半分だけ変化したとき、パワー密度は、P1からP11までの全周期を変化する。周期の始点はメガソニック装置とウェハの部分との隙間に依存する。しかしながら、ウェハの各部は、隙間がメガソニック波の半波長増加すると、全周期のパワー密度を受けることになる。言い換えると、たとえ、メガソニック装置とウェハとの間の隙間が、図2、図3A及び図3Bに説明した理由に起因して均一に設定されていなかったとしても、ウェハの各部は、メガソニック装置がメガソニック波の半波長だけ(周波数937.5kHzであれば約0.8nm)上に移動すると、メガソニックパワーの全周期を受ける。このことは、ウェハの各部が、同じ平均パワー密度、同じ最大パワー密度、及び、同じ最小パワー密度を含むメガソニックパワー密度を同じ量を受けることを保証する。操作過程は、次の通りであっても良い。
工程順序1(メガソニック周波数:f=937.5kHz、及び、脱イオン水中の波長=λ=1.6mm):
ステップ1:ウェハを速度ωにて回転させる。ωは10rpmから1500rpmの範囲である。
ステップ2:メガソニック装置を、ウェハに隣り合って隙間がdとなるように移動させる。dは0.5から5mmまでの範囲である。
ステップ3:脱イオン(DI)水又は薬品と共にノズルを動作させて、且つ、メガソニック装置を動作させる。メガソニック装置のパワー密度は、0.1から1.2watt/cm2 の範囲であり、且つ、望ましくは0.3から0.5watt/cm2 の範囲である。
ステップ4:チャック4014の各回転毎に、メガソニック装置4003を時計回りに角度0.5λ/(FN)だけ回転させる。ここで、Nは2から1000までの範囲の整数である。
ステップ5:メガソニック装置4003が合計して時計回りに角度0.5nλ/F回転するまでステップ4を繰り返す。ここで、nは1から始まる整数である。
ステップ6:チャック4014の各回転毎に、メガソニック装置4003を、反時計回りに角度0.5λ/(FN)だけ回転させる。ここで、Nは、2から1000までの範囲の整数である。
ステップ7:メガソニック装置4003が合計して反時計回りに角度0.5nλ/F回転するまでステップ6を繰り返す。ここで、nは、1から始まる整数である。
ステップ8:ステップ4からステップ7までをウェハが洗浄されるまで繰り返す。
ステップ9:メガソニック装置を停止し、DI水又は薬品を停止した後、ウェハを乾燥する。
工程順序2(メガソニック周波数:f=937.5kHz、及び、脱イオン水中の波長=λ=1.6mm):
ステップ1:ウェハを速度ωにて回転させる。ωは10rpmから1500rpmの範囲内である。
ステップ2:メガソニック装置を、ウェハに隣り合って隙間がdとなるように移動させる。dは0.5から5mmまでの範囲である。
ステップ3:脱イオン(DI)水又は薬品と共にノズルを動作させて、且つ、メガソニック装置を動作させる。メガソニック装置のパワー密度は、0.1から1.2watt/cm2 の範囲であり、且つ、望ましくは0.3から0.5watt/cm2 の範囲である。
ステップ4:チャックの各回転毎に、メガソニック装置4003を時計回りに角度0.5λ/(FN)だけ回転させる。ここで、Nは2から1000までの範囲の整数である。
ステップ5:メガソニック装置が合計して時計回りに角度0.5nλ/F回転するまでステップ4を繰り返す。ここで、nは1から始まる整数である。
ステップ6:メガソニック装置を停止し、DI水又は薬品を停止した後、ウェハを乾燥させる。
変換素子の周波数は、除去するべきパーティクルに基づいて、超音波域又はメガソニック域に設定することができる。パーティクルが大きいほど、低い周波数を用いるべきである。超音波域は20kHzから200kHzであり、メガソニック域は200kHzから10MHzである。また、力学的波の周波数は、同じ基板又はウェハにおける大きさの異なるパーティクルを除去するために、一度に1つずつ連続して又は一斉に変更しても良い。仮に、波の双周波数(dual frequency)を用いる場合には、高い方の周波数f1 は、低い方の周波数f2 の整数倍、変換素子の回転角範囲は0.5λ2 n/F、チャックの各回転毎の変換素子の角度増分又は減分はλ1 /(FN)であるべきである。ここで、λ2 は、低い周波数f2 の波の波長、λ1 は高い周波数f1 の波の波長、Nは2と1000との間の整数、nは1から始まる整数である。
パーティクル及び汚染を除去するために用いられた薬品の一例は、以下に示す通りである。
有機物の除去 : H2SO4:H22=4:1
有機物の除去 : オゾン:H2O=50:1000,000
パーティクルの減少 : NH4OH:H22:H2O=1:1:5
金属汚染の除去: HCl:H22:H2O=1:1:6
酸化物の除去 : HF:H2O=1:100
図5A〜図5Cは、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態である。当該実施形態は、追加の回転機構5009が加えられている点を除いて、図4に示したものと類似している。制御ユニット5088が、ウェハ5010又はチャック5014の各回転毎に、モーター5006及びモーター5009に指示して、メガソニック装置5003とウェハ5010との間の隙間を変化させる。ウェハ5010又はチャック5014の各回転毎に、制御ユニット5088は、モーター5006に指示して、メガソニック装置5003を時計回り及び/又は反時計回りに軸4007に沿って回転させる。同時に、モーター5009に指示して、メガソニック装置5003を時計回り及び/又は反時計回りに軸5011に沿って回転させる。ウェハ5010又はチャック5014の各回転毎のモーター5006の回転角の増分は、
Δα = 0.5λ/FN (3)
ここで、Fはメガソニック装置5003の幅、λは超音波/メガソニック波の波長、Nは2と1000との間の整数である。
チャック5014がN回転した後、メガソニック装置5003は合計して角度0.5nλ/Fまで回転する。ここで、nは1から始まる整数である。
ウェハ5010又はチャック5014の各回転毎のモーター5006の回転角の増分は、
Δβ = 0.5λ/(LN) (4)
ここで、Lは、メガソニック装置5003の長さであり、λは超音波/メガソニック波の波長であり、Nは2と1000との間の整数である。
図7は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。この実施形態は、チャック7014が時計回り及び反時計回りに軸7007に沿ってモーター7006によりウェハ7010の各回転毎に回転する点を除いて図4に示す実施形態と類似している。より具体的に述べると、制御ユニット7088は、モーター7006に指示し、軸7007に沿って時計回り及び反時計回りにチャック7014を回転させて、メガソニック装置7003とウェハ7010との間の隙間dを変化させる。
図8は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。この実施形態は、他のモーター8009が追加され、ウェハ8010の各回転毎に軸8011に沿って時計回り及び反時計回りにチャック8014を回転させる点を除いて図7に示す実施形態と類似している。より具体的に述べると、制御ユニット8088は、モーター8006及びモーター8009に指示し、軸8007及び軸8011に沿って時計回り及び反時計回りにチャック8014を回転させて、メガソニック装置8003とウェハ8010との間の隙間dを変化させる。
図9は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。この実施形態は、メガソニック装置9003がウェハ9010の下面に隣り合うように配置され、モーター9006により軸9007に沿って時計回り及び反時計回りに回転する点を除いて、図4に示す実施形態と類似している。制御ユニット9088は、モーター9006に指示し、軸9007に沿って時計回り及び反時計回りにメガソニック装置9003を回転させることにより、メガソニック装置9003とウェハ9010の裏面との間の隙間dを変化させる。メガソニック波は、水膜9034及びウェハ9010を通してウェハ9010の上面及び水膜32に伝わる。ノズル9015は、DI水又は薬品を供給して、メガソニック装置9003とウェハ9010の裏面との間の水膜9034を維持する。この実施形態の利点は、ウェハ9010上面の装置構造に対して発生しうるメガソニック波による損傷を減少させるか又は無くすことである。
図10は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。この実施形態は、他のモーター10009が追加され、ウェハ10010の各回転毎に軸10011に沿って時計回り及び反時計回りにチャック10014を回転させる点を除いて図9に示す実施形態と類似している。より具体的に述べると、制御ユニット10088は、モーター10006及びモーター10009に指示し、同時に軸10007及び軸10011に沿って時計回り及び反時計回りにチャック10014を回転させて、メガソニック装置10003とウェハ10010との間の隙間dを変化させる。
図11は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。本実施形態は、圧電変換素子11004の表面がウェハ11010の表面に対して角αを成している点を除いて、図4の実施形態と類似している。共振器11008が圧電変換素子11004に取り付けられ、メガソニック波は共振器11008と、DI水又は薬品の膜11032とを通してウェハに伝わる。これには、先に述べた工程順序1及び2を適用できる。
図12は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。本実施形態は、追加の回転機構12009が追加されている点を除いて、図11に示す実施形態と類似している。制御ユニット12088は、モーター12006及びモーター12009に指示し、メガソニック共振器12008とウェハ12010との間の隙間dを変化させる。より具体的に述べると、ウェハ12010又はチャック12014の各回転毎に、制御ユニット12088が、モーター12006に指示してメガソニック共振器12009を軸12007に沿って時計回り及び/又は反時計回りに回転させると共に、同時に、モーター12009に指示して、メガソニック共振器12008を軸12011に沿って時計回り又は反時計回りに回転させる。
図13は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。この実施形態は、ウェハ13010がフェイスダウンにて搭載され、ノズルアレイ13018がウェハ13010の上面の下に設けられている点を除いて、図4に示す実施形態と類似している。メガソニック波は、水膜13032及びウェハ13010自体を通って、ウェハ13010の上面に伝えられる。ノズルアレイ13018は、薬液又はDI水をウェハ13010の上面に噴出させる。
図14は、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。本実施形態は、追加のモーター14040及び送りネジ14005が追加されている点を除いて、図4に示す実施形態と類似している。ウェハ14010又はチャック14014の各回転毎に、制御ユニット14088は、モーター14006に指示してメガソニック装置14003を軸14007に沿って時計回り又は反時計回りに回転させると共に、同時に、モーター14040に指示して、メガソニック装置14003を上下に移動させる。ウェハ14010又はチャック14014の各回転毎に、モーター14040は、メガソニック装置14003を以下の値だけ上下に移動させる。
Δz =0.5λ/N (5)
ここで、λは超音波/メガソニック波の波長であり、Nは2と1000との間の整数である。
ウェハ14010又はチャック14014がN回転した後、メガソニック装置14003は0.5nλまで移動する。ここで、nは1から始まる整数である。
図15A〜15Cは、本発明のメガソニック装置を用いたウェハ洗浄装置の他の実施形態を示す。メガソニック装置15003とウェハ15015との間の隙間は、モーター15006によって、洗浄工程中にチャック15014の回転に応じて変更される。制御ユニット15088は、モーター15016の速度に基づいてモーター15006の速度を制御するために用いられる。ウェハ15010又はチャック15014の各回転毎に、制御ユニット15088は、モーター15006に指示して、軸15011に沿ってメガソニック装置15003を時計回り及び/又は反時計回りに回転させる。ウェハ15010又はチャック15014の各回転毎に対するモーター15006の回転角の増分は、
Δγ = 0.5λ/(MN) (6)
である。ここで、Mは軸15011とメガソニック装置15003の中間位置との距離であり、λは超音波/メガソニック波の波長であり、Nは2から1000までの間の整数である。
チャック15014がN回転した後、メガソニック装置15003は合計して角度0.5nλ/M回転する。ここで、nは、1から始まる整数である。
図16Aから図16Dは、本発明のメガソニック装置の上面図を示している。図4に示したメガソニック装置は、異なる形状のメガソニック装置16003によって置き換えられても良い。例えば、図16Aに示す三角形又はパイ型、図16Bに示す四角形、図16Cに示す八角形、図16Dに示す楕円形、図16Eに示すウェハの半分を覆う半円型、図16Gに示すウェハ全体を覆う円形でもよい。図16Gに示す実施形態については、メガソニック装置がウェハ全体を覆うので、ウェハ又はチャックが洗浄工程において回転する必要がない。言い換えると、ウェハとメガソニック装置との間の隙間をこれまでの実施形態にて説明したように変更し、ウェハ及びチャックは回転させずに維持する。
ある実施形態によると、超音波/メガソニック装置と、半導体基板又はウェハとの間の垂直距離は、超音波/メガソニック装置の回転又は半導体基板表面の回転の間に変更されても良い。当該垂直距離の変化は、超音波/メガソニック装置自体又はチャックを動かすことによって実現しても良い。ある実施形態によると、半導体基板が回転する。例えば、半導体基板のチャックが、半導体基板と共に回転する。そしてチャックの回転のうちに、超音波/メガソニック装置又は半導体基板が回転し、超音波/メガソニック装置と半導体基板との垂直距離が変化する。従って、メガソニックパワー密度分布のより良い均一性が実現する。
本発明について、特定の実施形態、例及び応用に基づいて説明したが、当業者であれば、発明を逸脱すること無く種々の修正及び変更が可能であることは明らかである。

Claims (26)

  1. 超音波/メガソニック装置を用いた半導体基板の洗浄方法において、
    チャックを用いて半導体基板を固定する工程と、
    超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の上面又は下面である第1表面に隣り合うように配置する工程と、
    前記半導体基板上、及び、前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置との間の隙間に、少なくとも1つのノズルを用いて薬液を注入する工程と、
    前記半導体基板の前記第1表面に垂直な軸を中心にして前記半導体基板を回転させながら、前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置とが成す角度を変化させることにより、前記半導体基板の各回転毎の前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置との間の前記隙間を変化させる工程とを含み、
    前記角度は、前記超音波/メガソニック装置を、前記半導体基板の前記第1表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させるか、又は、前記半導体基板の前記第1表面を、前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変化させることを特徴とする洗浄方法。
  2. 請求項1の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置は前記半導体基板の上面に隣り合うように配置され、
    記超音波/メガソニック装置を、前記半導体基板の前記上面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄方法。
  3. 請求項2の洗浄方法において、
    前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより、前記半導体基板を回転させることを特徴とする洗浄方法。
  4. 請求項2の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させる工程を更に備えることを特徴とする洗浄方法。
  5. 請求項1の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置は前記半導体基板の下面に隣り合うように配置され、
    記超音波/メガソニック装置を、前記半導体基板の前記下面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄方法。
  6. 請求項5の洗浄方法において、
    前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより、前記半導体基板を回転させることを特徴とする洗浄方法。
  7. 請求項5の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させる工程を更に備える工程を更に含むことを特徴とする洗浄方法。
  8. 請求項1の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置は前記半導体基板の上面に隣り合うように配置され、
    記半導体基板の上面を、前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄方法。
  9. 請求項8の洗浄方法において、
    前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより、前記半導体基板を回転させることを特徴とする洗浄方法。
  10. 請求項8の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させる工程を更に備えることを特徴とする洗浄方法。
  11. 請求項1の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置は前記半導体基板の下面に隣り合うように配置され、
    記半導体基板を、前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄方法。
  12. 請求項11の洗浄方法において、
    前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより、前記半導体基板を回転させることを特徴とする洗浄方法。
  13. 請求項11の洗浄方法において、
    前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させる工程を更に備えることを特徴とする洗浄方法。
  14. 超音波/メガソニック装置を用いる半導体基板の洗浄装置において、
    半導体基板を保持するチャックと、
    前記半導体基板の上面又は下面である第1表面に隣り合うように配置された超音波/メガソニック装置と、
    前記半導体基板上、及び、前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置との間の隙間に薬液を注入するための少なくとも1つのノズルと、
    前記半導体基板の前記第1表面に垂直な軸を中心として前記半導体基板を回転させながら、前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置とが成す角度を変化させることにより、前記半導体基板の各回転毎の前記半導体基板と前記超音波/メガソニック装置との隙間を変化させる制御ユニット及び駆動機構とを備え
    前記角度は、前記超音波/メガソニック装置を、前記半導体基板の前記第1表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させるか、又は、前記半導体基板の前記第1表面を、前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることにより変化させることを特徴とする洗浄装置。
  15. 請求項14の洗浄装置において、
    前記超音波/メガソニック装置は、前記半導体基板の上面に隣り合うように配置され、
    前記制御ユニット及び前記駆動機構は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の前記上面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄装置。
  16. 請求項15の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより前記半導体基板を回転させるモーターを更に備えることを特徴とする洗浄装置。
  17. 請求項15の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記制御ユニットに制御される第2駆動機構を更に備え、
    前記第2駆動機構は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させることを特徴とする洗浄装置。
  18. 請求項14の洗浄装置において、
    前記超音波/メガソニック装置は、前記半導体基板の下面に隣り合うように配置され、
    前記制御ユニット及び前記駆動機構は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の前記下面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄装置。
  19. 請求項18の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより前記半導体基板を回転させるモーターを更に備えることを特徴とする洗浄装置。
  20. 請求項18の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させるかする移動機構を更に備えることを特徴とする洗浄装置。
  21. 請求項14の洗浄装置において、
    前記超音波/メガソニック装置は、前記半導体基板の上面に隣り合うように配置され、
    前記制御ユニット及び前記駆動機構は、前記半導体基板を前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして回転させることを特徴とする洗浄装置。
  22. 請求項21の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより前記半導体基板を回転させるモーターを更に備えることを特徴とする洗浄装置。
  23. 請求項21の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記制御ユニットに制御される第2駆動機構を更に備え、
    前記第2駆動機構は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させることを特徴とする洗浄装置。
  24. 請求項14の洗浄装置において、
    前記超音波/メガソニック装置は、前記半導体基板の下面に隣り合うように配置され、
    前記制御ユニット及び前記駆動機構は、前記半導体基板を前記超音波/メガソニック装置の表面に平行な軸を中心にして時計回り及び/又は反時計回りに回転させることを特徴とする洗浄装置。
  25. 請求項24の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記半導体基板の面に垂直な軸を中心として前記チャックを回転させることにより前記半導体基板を回転させるモーターを更に備えることを特徴とする洗浄装置。
  26. 請求項24の洗浄装置において、
    前記洗浄装置は、前記制御ユニットに制御される第2駆動機構を更に備え、
    前記第2駆動機構は、前記超音波/メガソニック装置を前記半導体基板の面に垂直な方向に移動させるか、又は、前記チャックを前記超音波/メガソニック装置の表面に垂直な方向に移動させることを特徴とする洗浄装置。
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