JP5646677B2 - 殺菌水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塩化物イオン(Cl-)を含む水を直接電解し殺菌性能の高い電解水を生成する殺菌水生成装置に関し、具体的には、塩化物イオンを含む水を直接電解して塩素(Cl2)を発生させ次亜塩素酸水を生成する殺菌水生成装置に関するものである。
塩化物イオンを含む水を電極によって直接電解して陽極に塩素を発生させ、この塩素と水の反応により生成する次亜塩素酸の殺菌性を利用して、例えば一般家庭の設備機器に機能を付帯させ、手、加湿用の水、風呂水、便器、温水洗浄便座のノズル等を殺菌することが知られている。このような電解では、主に水道水を使用するため、水道水中のカルシウムが、陰極表面に炭酸カルシウム(以下スケールという)として付着し、狭い電極間や洗浄用のノズルを詰まらせてしまうことがある。これを防止するために、陰極と陽極の極性を定期的に切替える「ポールチェンジ」を行って陰極に付着したスケールを除去することが一般的に知られている。
また、希薄な食塩水中で安定かつ高い塩素発生効率特性を得るために、導電性基体上に白金、酸化イリジウム、酸化ロジウム、酸化タンタルの複合体からなる電極触媒層を形成させた電極を用いるのが一般的である (特開2009−052069号公報参照) 。
特開2009−052069号公報
しかしながら、特開2009−052069号公報に記載された組成からなる電極では、洗浄ノズル等の小径の流路へのスケールの詰まりを抑制するためにポールチェンジ頻度を高めた場合に、電極寿命が著しく低下し、殺菌水生成装置の高寿命化という点で解決すべき課題が生じていた。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、殺菌水生成装置の小型化、殺菌水生成能力の向上、及び殺菌水を生成するための電極の高寿命化、特に電流密度が高く、高頻度でポールチェンジを行なう条件下における電極の高寿命化を高いレベルで両立できる殺菌水生成装置を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、塩化物イオンを含む水を直接電解して陽極に塩素を発生させ、この塩素と水の反応により次亜塩素酸の殺菌水を生成する殺菌水生成装置において、塩化物イオンを含む水が通過する電解槽内に設けられた、チタン又はチタン合金よりなる電極基体上に触媒層を設けた電極と、前記電極に通電し次亜塩素酸を前記電解槽内に生成させる制御手段を備え、前記制御手段は、前記電極に対して電流密度7A/dm2〜20A/dm2で通電し、さらに電極の陽極と陰極とを切り替えるポールチェンジを実行するよう構成されており、前記電極の触媒層は、少なくとも酸化イリジウム、酸化ロジウム及び酸化タンタルを含む、金属及び/又は金属酸化物の複合体として構成され、前記複合体中の白金元素の濃度は、4モル%未満である。
白金元素を特定の濃度以上で含む電極においては、電極の極性を切り替える度に白金が触媒層から溶解し、それに伴い触媒層の劣化が進むことにより、次亜塩素酸の生成能が低下すると考えられる。本発明の構成に基づけば、電極中の白金元素の含有量を特定量以下とすることによって電極の寿命を延ばすことが可能となる。なお、前記複合体は白金元素を含有しないことが好ましい。
また、前記制御手段は、前記電極に対して30秒以内の間隔で電極の極性を陽極と陰極とで切り替えるポールチェンジを実行するように構成することが更に望ましい。これにより、ポールチェンジ後の陰極側の酸化イリジウム周辺で強い酸性雰囲気となることを簡単な構成で抑制することができる。電流密度が高い状態でポールチェンジの間隔を広げると陽極側の酸化イリジウム周辺では強い酸性雰囲気になる。そのためポールチェンジ後の陰極側電極における反応で酸化イリジウムの結合力低下が促進される。本発明では、ポールチェンジを30秒以内とすることで酸性雰囲気となることを抑制し、ポールチェンジ後の酸化イリジウムの結合力低下を抑制できる。
また、前記制御手段は、前記電極に対して電流密度12A/dm2〜17A/dm2で通電するよう構成することが更に望ましい。十分な殺菌性能を確保しつつ、更に小型で高寿命な最適バランスとなる実用上優れた殺菌水生成装置を提供できる。
また、前記電解槽に供給される塩化物イオンを含む水は、水を循環させない流水式として構成することが更に望ましい。陽極側の酸化イリジウム周辺では、強い酸性雰囲気となり、強い酸性雰囲気となった状態で陽極から陰極に変わると、酸化イリジウムの価数が減少して、触媒層への結合力が著しく低下することが推測される。電解槽を流水式としたことによって、電解される前の中性に近い水が電極へ供給されるため、ポールチェンジ後に陰極となった電極側の酸化イリジウム周辺で強い酸性雰囲気になることを抑制して酸化イリジウムの結合力低下を抑え、触媒層からの酸化イリジウムの脱離を抑制することができる。これによっても酸化タンタル量を増加させることによる影響を低減できる。換言すると、電解槽を水が貯留される貯水式とした場合では、陰極側の電極周辺で強い酸性雰囲気となりやすく、これが寿命の低下になる。
また、前記制御手段は、前記電極に対して4〜15秒間隔で電極の陽極と陰極を切り替えるポールチェンジを実行するように構成することが更に望ましい。これにより、ポールチェンジ後の酸化イリジウムの結合力低下が更に確実に抑制され、十分な殺菌性能を確保しつつ、更に小型で高寿命な最適バランスとなる実用上優れた殺菌水生成装置を提供できる。
本発明によれば、殺菌水生成装置の小型化、殺菌水生成能力の向上、及び殺菌水を生成するための電極の高寿命化を高いレベルで両立できる。
本発明の一実施形態による殺菌水生成装置を有した衛生洗浄装置に用いられる電解槽を説明するための模式図である。 図1に示す電解槽における、ポールチェンジ後の排水時間と電極板に付着していたカルシウム(スケール)の付着量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態による衛生洗浄装置が設置された水洗大便器を示す斜視図である。 図3に示す衛生洗浄装置の殺菌洗浄時の流路系統図である。 図3に示す衛生洗浄装置における殺菌洗浄中の各要素の動作を説明するための図であり、(A)は、電解槽の電極板の間に印加される電圧を示すグラフ、(B)は、制御部により計測された電解槽の累積電解時間を示すグラフ、(C)は、吐出流路を流れる水量を示すグラフ、(D)は、排出流路を流れる水量を示すグラフである。 電極板2、4の断面図の模式図である。 実施例2及び比較例2の電極の初期(電解0H)・電解27H後・電解82H後・電解162H後・電解257H後及び電解377H後の表面写真である。 実施例2及び比較例2の電極の蛍光X線分析装置による分析結果である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による殺菌水生成装置を有した衛生洗浄装置を説明する。
まず、本実施形態の衛生洗浄装置に関し、本発明の発明者らが発見した課題について説明する。
図1は、本発明の実施形態による殺菌水生成装置を有した衛生洗浄装置に用いられる電解槽を説明するための模式図である。同図に示すように、電解槽1は、一対の電極板2、4を有し、これら電極板2、4の間に電圧を印加することにより、水を電気分解する。なお、図1(A)には、電極板2が陰極となり、電極板4が陽極となるように電圧が印加された状態が示されている。
水道水には塩化物イオンが含まれているため、水道水を電気分解することにより、陽極側の電極4では塩素が発生する。このようにして発生した塩素は水に溶解し、次亜塩素酸が発生する。このようにして、電解槽1は次亜塩素酸を含む殺菌水を生成することができる。
また、この際、陰極側の電極板2では水道水中に含まれるカルシウムイオンが炭酸カルシウム(スケール)として電極板2に付着する。このように電極板2に炭酸カルシウムが付着してしまうと、殺菌水の生成能力が低下してしまう。
そこで、本実施形態の衛生洗浄装置の電解槽1は、例えば、殺菌水の累積生成時間が所定の時間に達するなどの所定のタイミングで、図1(A)に示す状態から、図1(B)に示す状態へと電極板2、4の間に印加する電圧を反転させる、いわゆるポールチェンジを行う。図1(B)に示す状態へとポールチェンジを行うことにより、陰極として機能していた電極板2が陽極となり、陽極として機能していた電極板4が陰極となる。このため、炭酸カルシウムが付着していた電極板2において酸が生成され、この酸により炭酸カルシウムが溶解するため、電極板2に付着していた炭酸カルシウムを剥離させることができる。
次に、本発明者らは、このような電解槽1における、ポールチェンジ後の排水時間と電極へのカルシウム(スケール)の付着量との関係を検討したので、以下説明する。本検討では、電極間に印加する電圧が10Vと、5Vとである状態における、ポールチェンジ後の排水時間とカルシウム(スケール)の付着量との関係を調べた。
図2は、図1に示す電解槽における、ポールチェンジ後の経過時間と経過時間後に電極に付着するスケール量との関係を示すグラフである。同図に示すように、ポールチェンジ後、所定時間経過すると電極から剥離するカルシウム量は大きく減少している。このことから、電極に付着したスケールは、ポールチェンジ直後に大部分が剥離してしまうことがわかる。
また、図2に示すように、電極に印加する電圧が10Vの場合には、電極に印加する電圧が5Vの場合に比べて、ポールチェンジ後に電極に付着するスケール量が約半分程度まで減少している。このことから、電極に印加する電圧が大きいほど、ポールチェンジ後、短時間の間に、より大量のスケールが剥離することがわかる。
上記の結果を踏まえ、以下に説明する本発明の一実施形態による衛生洗浄装置では、電解槽を作動させて殺菌を行う際、ポールチェンジ後、所定の時間に生成された殺菌水をノズルの上流において排出することとしている。以下、本実施形態の衛生洗浄装置について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態による衛生洗浄装置が設置された水洗大便器を示す斜視図である。同図に示すように、衛生洗浄装置100は、水洗式の洋式大便器110の便器120上に設置されて用いられる。そして、コントローラにより操作することにより、洗浄ノズル14が便器120内に進出し、洗浄水を洗浄ノズル14の先端から人体局所(おしりなど)に向けて噴出することにより、人体局所を洗浄することができる。
図4は、本発明の一実施形態による衛生洗浄装置の殺菌洗浄時の流路系統図である。なお、同図には、殺菌洗浄に関連しない要素については図示を省略しているが、本実施形態の衛生洗浄装置は、周知の人体局部を洗浄するために必要な構成を備えている。
図4に示すように、本実施形態による殺菌洗浄時における衛生洗浄装置の流路系統10は、例えば水道管などの給水源12と洗浄ノズル14とが流路16、18により接続されており、この流路16に上記説明した電解槽1が設けられている。流路16の電解槽1の下流には分岐部20が設けられており、分岐部20から洗浄ノズル14へと延びる吐出流路18と、分岐部20から下方に向かって延びる排出流路22とに分岐している。
吐出流路18は、洗浄ノズル14の吐水口における断面積(すなわち、吐出流路18の最小流路断面積)が、排出流路22の最小流路断面積に比べて小さくなるように構成されている。これにより、吐出流路18に比べて、排出流路22の圧力損失が小さくなっている。
吐出流路18の分岐部20の下流には、制御部24に通信可能に接続されたポンプ26が設けられている。ポンプ26は、制御部24の指令に基づき吐出流路18を流れる水を加圧する。
吐出流路18のポンプ26の下流側には、制御部24に通信可能に接続された洗浄バルブ28が設けられている。洗浄バルブ28は、制御部24の指令に基づいて開閉し、吐出流路18への水の流入を制御する。
吐出流路18の洗浄バルブ28の下流側には、洗浄ノズル14が接続されており、吐出流路18を通って供給された殺菌水はこの洗浄ノズル14の吐出口から吐出される。これにより、洗浄ノズル14の胴体を殺菌洗浄することができる。
排出流路22の分岐部20の下流側には、制御部24と通信可能に接続された排出バルブ30が設けられている。排出バルブ30は、制御部24の指令に基づいて開閉し、排出流路22への水の流入を制御する。これら排出流路22及び排出バルブ30により排出機構32が構成される。なお、本実施形態では、流路16を分岐して排出流路22を設けているが、これに限らずに、流路16の下面に開口を設けるのみでもよい。また、本実施形態では、排出流路22に排出バルブ30を設けて、これにより排出流路22を流れる水流を制御しているが、これに限らず、ポンプ等を用いて、排出流路22を流れる水流を制御することもできる。
制御部24は、電解槽1を駆動させると、電解槽1の電解処理を行った時間の累計である累計電解時間Tを計測する。また、制御部24には、予め、ポールチェンジを実施するタイミングを決定するための所定の累積時間設定値TPCが設定されており、累計電解時間Tがこの累積時間設定値TPCに到達すると、電解槽1のポールチェンジを実施する。したがって、累積時間設定値TPCを短くすることで、電極板へのスケールの付着量を減らすことができる。スケールの付着量の観点からは、この累積時間設定値TPCは、例えば、電極板の間に印加する電圧が5Vの場合に60秒程度にするとよい。
また、制御部24には、予め、ポールチェンジ直後に、洗浄バルブ28を閉鎖するとともに排出バルブ30を開放する所定の排出時間設定値TOPが設定されている。この排水バルブ30を開放する排出時間設定値TOPは、図1を参照して説明したように、電極板2、4の間に印加する電圧が大きい場合には、ポールチェンジ直後から短時間でスケールが剥離するため、短くするとよく、電極板2、4の間に印加する電圧が小さい場合には、長くするとよい。
以下、衛生洗浄装置の殺菌洗浄中の動作について説明する。
図5は、図3に示す衛生洗浄装置における殺菌洗浄中の各要素の動作を説明するための図であり、(A)は、電解槽1の電極板2、4の間に印加される電圧を示すグラフ、(B)は、制御部24により計測された電解槽1の累積電解時間を示すグラフ、(C)は、吐出流路を流れる水量を示すグラフ、(D)は、排出流路を流れる水量を示すグラフである。なお、図5(A)〜(D)のグラフは、横軸(時間軸)が一致するように記載されている。
制御部24により計測された累積電解時間が累積時間設定値TPCに達していない状態で、使用者による衛生洗浄装置の操作部(不図示)に殺菌洗浄を実施する旨の入力があると(すなわち、図5におけるt1、t3)、電解槽1を駆動するとともに、制御部24は、洗浄バルブ28を開放し、排出バルブ30を閉鎖する。これにより、図5(C)に示すように、電解槽1で生成された殺菌水は吐出流路18へ流れ込み、洗浄ノズル14の吐出口から排出され、洗浄ノズル14を殺菌洗浄することができる。そして、十分に洗浄ノズル14の殺菌洗浄が完了すると、t2、t4において殺菌洗浄を終了する。このt1〜t2及びt3〜t4の間、図5(B)に示すように、制御部24により測定される電解槽1の累計電解時間Tは増加する。
次に、制御部24は、上記のように殺菌洗浄を行っている際に、累積電解時間Tが累積時間設定値TPCに到達すると(すなわち、図5(A)におけるt5)、電解槽1のポールチェンジを実施する。また、制御部24は、これとともに、ポールチェンジ直後(t=t5)から排出時間設定値TOPの間、洗浄バルブ28を閉鎖するとともに、排出バルブ30を開く。また、これとともに、制御部24は、吐出流路18に設けられた加圧ポンプ26は停止させる。
電解槽1においてポールチェンジを実施することにより、図5(A)に示すように、電極板2、4に印加される電圧が反転する。これにより、それまで陰極であった側の電極板2に付着していたスケールが剥離することとなる。これに対して、洗浄バルブ28が閉鎖されるとともに、排出バルブ30が開放されているため、殺菌電解水は排出流路22を通り便器のボウルへと排出される。これにより、スケールを含んだ殺菌水は便器のボウルへと排出され、洗浄ノズル14には流れ込まなくなるため、洗浄ノズル14の吐水口がスケールにより閉塞されることを防止できる。
そして、ポールチェンジから排出時間設定値TOP経過すると(すなわち、t=t6)、制御部24は、排出バルブ30を閉鎖するとともに、洗浄バルブ28を開放し、さらに、ポンプ26を作動させる。これにより、再び、洗浄ノズル14に殺菌水が供給され、洗浄ノズル14を殺菌洗浄することができる。
このように、本実施形態によれば、ポールチェンジ直後から所定時間、流路16の洗浄ノズル14の上流において、殺菌水を便器へ排出することとしたため、ポールチェンジ直後に電極から剥離した大量のスケールを含む殺菌水が洗浄ノズル14へ流れるのを抑え、洗浄ノズル14の吐水口にスケールが詰まることを抑止できる。
これにより、電解槽1においてより頻繁にポールチェンジを行うことが可能となり、長期的に安定して殺菌水を供給することができる。また、洗浄作用を有する殺菌水1が便器に排出されるため、便器を洗浄するための洗浄水を節水するとともに、便器自体の殺菌を行うことができる。
また、本実施形態によれば、吐出流路18に洗浄バルブ28を設け、ポールチェンジ直後から排出時間設定値TOPの間、この洗浄バルブ28を閉鎖することとしたため、ポールチェンジ直後に電解槽1から供給される電解水が吐出流路18に流れ込むことを確実に防止できる。
また、本実施形態によれば、吐出流路18が上方に向かって延びるように構成されているため、吐出流路18に比べて排出流路22の方が圧力損失が小さくなるとともに、吐出流路内18に存在する水が分岐部20に向かって逆流することとなり、吐出流路18に流れ込んだスケールを排出することができる。
さらに、本実施形態によれば、分岐部20から下方に延びるように排出流路22を設けることにより、重力により排出流路22へスケールを含む電解水が流れるのを促進することができ、吐出流路18へスケールを含む殺菌水が流れ込むのを抑止できる。
なお、上記の実施形態では、ポールチェンジ直後から排出時間設定値TOPの間、洗浄バルブ28により洗浄ノズル14に通じる吐出流路18を閉鎖することとしたが、必ずしも、吐出流路18を閉鎖する必要はない。上記のように、本実施形態の衛生洗浄装置では、吐出流路18に比べて排出流路22の方が最小流路断面が大きくなるように構成されており、吐出流路18に比べて排出流路22の方が圧力損失が小さくなっている。このため、吐出流路18を閉鎖しなくても、排出バルブ30を開放すれば、殺菌水は、吐出流路18と排出流路22に流れ込む。
さらに、本実施形態の衛生洗浄装置では、吐出流路18に加圧ポンプ26が設けられているため、この加圧ポンプ26をポールチェンジ直後から排出時間設定値TOPの間、停止させることにより、吐出流路18に比べて排出流路22の方が圧力損失がより小さくなる。このため、排出バルブ30を開放させると、吐出流路18に比べて排出流路22に大量の殺菌水が流れ込むこととなり、吐出流路18に流れ込むスケールを含んだ殺菌水を減らすことができる。
また、上記の実施形態では、制御部24は、電解槽1のポールチェンジと同時に洗浄バルブ28を閉鎖し、排出バルブ30を開放することとしたが、これに限らず、ポールチェンジから所定時間内に電解槽1で生成された殺菌水を排出機構32により排出できればよい。すなわち、排出機構32が電解槽1から離れて設けられている場合には、ポールチェンジ後、所定時間経過してから洗浄バルブ28を閉鎖し、排出バルブ30を開放してもよい。
図6は、電極板2、4の断面図の模式図である。電極板2、4の電極基体41の材質としては、チタンまたはチタン基合金が挙げられる。チタン合金としては、チタンを主体とする耐食性のある導電性の合金が使用される。例えば、Ti−Ta−Nb、Ti−Pd、Ti−Zr、Ti−Al等の組み合わせからなる、通常電極材料として使用されているTi基合金が挙げられる。これらの電極材料は板状、有孔板状、棒状、網板状等の所望形状に加工して電極基体41として用いることができる。
上記の如き電極基体41には、通常行われているように、予め前処理するのが望ましい。前処理方法としては、研削材を吹き付けて機械的に粗面化するブラスト処理方法や、シュウ酸、硝酸、硫酸、塩酸、フッ酸など酸溶液の流動浴又は静止浴に浸漬させて、電極基体の表面を溶解させる化学的エッチング法、電極基体表面を電解質溶液中で電解酸化し、基体の表面を多孔質化する電解酸化処理法などがある。また、これらの前処理方法を2種類以上併用してもよい。
前処理を行ったチタン基体41は、大気中で焼成することにより、基体の表面を酸化してTiO2にしてもよいし、焼成処理を行わずに直接次の工程に付してもよい。
しかる後、チタン基体41の表面を白金、酸化イリジウム、酸化ロジウム及び酸化タンタルを含む複合体である触媒層42で被覆する。ここで、前記複合体中の白金元素の濃度は4モル%未満であり、白金元素を含有しないことが好ましい。なお、触媒層42はチタン基体41上に中間層を介して形成されてもよい。中間層を介することで、長期使用などにより触媒層が剥離してしまった場合でも、基体と電解液の接触を防ぎ、電圧印加による基体の損傷が起こらない。中間層は触媒層となじみがよく、基体と触媒層の電気伝導性を阻害しない必要があり、金属タンタルや金属タンタル合金を含む金属、又はタンタル酸化物やタンタル酸化物の複合酸化物が考えられる。
ここで使用する白金化合物、イリジウム化合物、ロジウム化合物及びタンタル化合物としては、いかに述べる条件下で分解してそれぞれ白金、酸化イリジウム、酸化ロジウム及び酸化タンタルに転化しうる化合物が包含され、具体的には、白金化合物としては、例えば、塩化白金酸、塩化白金等が挙げられ、特に塩化白金酸が好適である。また、イリジウム化合物としては、例えば、塩化イリジウム酸、塩化イリジウム、硝酸イリジウム等が挙げられ、特に塩化イリジウム酸が好適である。さらに、ロジウム化合物としては、例えば、塩化ロジウム、硝酸ロジウム等が挙げられ、特に塩化ロジウムが好適である。タンタル化合物としては、例えば、塩化タンタル、タンタルエトキシド等が挙げられ、特にタンタルエトキシドが好適である。
一方、これら白金化合物、イリジウム化合物、ロジウム化合物及びタンタル化合物を溶解して溶液を調整するための溶媒としては、低級アルコールが好適である。例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等又はこれらの混合物が挙げられる。
低級アルコール溶液中における白金化合物、イリジウム化合物、ロジウム化合物及びタンタル化合物の合計の濃度は、合計金属濃度換算で、一般に20〜200g/L、好ましくは40〜150g/Lの範囲内とすることができる。該金属濃度が20g/Lより低いと、触媒担持効率が悪くなり、また、200g/Lを超えると、触媒活性、担持強度、担持量の不均一性等の問題が生ずる可能性がある。
また、白金化合物、イリジウム化合物、ロジウム化合物及びタンタル化合物の相対的使用割合は、金属換算で、白金化合物は4モル%未満、イリジウム化合物は24.6モル%以上80モル%以下、タンタル化合物はイリジウム化合物に対してモル比で0.25倍以上1.5倍以下であることが好ましい。また、ロジウム化合物は3モル%以上30モル%以下であることが好ましい。白金化合物が4モル%以上になると、電極の極性を切り替える度に触媒層の溶解する割合が多くなり、触媒層全体の劣化が進み、電極寿命が短くなる。白金化合物は、好ましくは含有しない。イリジウム化合物は、触媒として機能し、触媒能を発揮させるためには24.6モル%以上80モル%以下とすることが好ましい。また、一般にイリジウム化合物のみでは安定性が悪く、電極寿命が短くなることから、安定性を向上させる為にタンタル化合物と混合させることが好ましい。タンタル化合物の割合がイリジウム化合物に対してモル比で0.25倍以上1.5倍以下であれば、電極寿命や触媒能を発揮する点で好ましい。ロジウム化合物は、カソードにおける水素発生の触媒として機能し、その結果塩素発生効率を高めると考えられ、3モル%以上30モル%以下とすることが、電極寿命や触媒能を発揮する点で好ましい。
チタン基体41の表面に該溶液が塗布された基体は、必要により、約20〜約150℃の範囲内の温度で乾燥させた後、酸素含有ガス雰囲気中、例えば空気中で焼成される。焼成は、例えば、電気炉、ガス炉、赤外線炉等の適当な加熱炉中で、一般に約450℃〜約600℃、好ましくは約500〜約550℃の範囲内の温度に加熱することによって行うことができる。加熱時間は、焼成すべき基体の大きさに等に応じて、大体5分間〜30分間程度とすることができる。この焼成により、該基体の表面に白金−酸化イリジウム−酸化ロジウム−酸化タンタル複合体を担持させることができる。1回の担持操作で十分量の白金−酸化イリジウム−酸化ロジウム−酸化タンタル複合体を担持することができない場合には、以上に述べた溶液の塗布−乾燥−焼成の工程を所望の回数繰り返し行うことができる。
ここで、「白金−酸化イリジウム−酸化ロジウム−酸化タンタル複合体」とは、白金と酸化イリジウムと酸化ロジウムと酸化タンタルの4成分が相互作用を及ぼすように混合又は緊密に接触した状態にある組成物をいう。白金−酸化イリジウム−酸化ロジウム−酸化タンタル複合体の結晶の状態としては、アモルファスでも結晶性を有していてもよい。
なお、本発明の具体的な態様としては、殺菌水生成装置として、衛生洗浄装置へ適用した場合を挙げたが、例えば、清潔な環境が望まれる、浴室、キッチン、医療器具および自動販売機など塩化物イオンを含む水を電気分解して殺菌水の生成が可能な環境であればどのような商品であっても適用可能である。
(実施例1及び3)
チタン基体として、JIS1種チタン板(厚さ:0.5mm)を20mm×40mmの形状にプレス加工したものを用意した。これをアセトンに浸漬させ10分間超音波洗浄して脱脂した後、粗面化処理を行った。
次に、イリジウム濃度100g/Lに調整した塩化イリジウム酸のブタノール溶液と、タンタル濃度100g/Lに調整したタンタルエトキシドのブタノール溶液と、白金濃度200g/Lに調整した塩化白金酸のブタノール溶液と、ロジウム濃度100g/Lに調整した塩化ロジウムのブタノール溶液とを、Ir-Ta-Pt‐Rhの金属換算の組成比が表1に示すモル%になるようにそれぞれ秤量し、各金属成分の金属換算値を足した合計濃度が8重量%になるようにブタノールにて希釈し、塗布溶液を作製した。
塗布溶液をピペットで120μl秤量し、それをチタン基体に塗布し、ピンセットを用いてチタン基体を傾けて、溶液をチタン基体全面に塗り拡げた後、室温で乾燥し、さらに550℃の大気中で10分間焼成した。この塗布・乾燥・焼成を5回繰り返し、実施例1及び3の電極を作製した。
(実施例2及び4〜8)
塗布・乾燥・焼成を3回繰り返したこと以外は実施例1及び3と同様にして、実施例2及び4〜8の電極を作製した。
(比較例1)
Ir-Ta-Pt-Rhの金属換算の組成比が表1に示すモル%になるようにそれぞれ秤量して塗布液を作製したこと以外は実施例1と同じにして比較例1の電極を作製した。
(比較例2〜7)
Ir-Ta-Pt-Rhの金属換算の組成比が表1に示すモル%になるようにそれぞれ秤量して塗布液を作製したこと、及び塗布・乾燥・焼成を3回繰り返したこと以外は比較例1と同じにして比較例2〜7の電極を作製した。
(耐久試験1)
作製した実施例1〜8並びに比較例1〜7の電極に対し、次亜塩素酸発生電極としての耐久試験を実施した。耐久試験は、電解液に流量0.45L/minの水道水を用い、電極間距離0.5mm、電流密度14.7A/dm2(電流1A、電極面積680mm2)の定電流制御、電解時間5秒ごとにアノードとカソードを逆転し、5秒電解で1秒無電解の電解サイクルを繰り返す条件で行った。電解電圧値および遊離塩素濃度の経時変化を記録し、電解用電極により発生した遊離塩素濃度が0.3ppmを下回った時点を寿命とした。なお、遊離塩素濃度は、ポケット残留塩素系(型番:HACH2470、使用試薬:DPD(ジエチル―p―フェニレンジアミン)10ml用)を用いて測定した。
表2に実施例1〜4並びに比較例1及び2の耐久試験1の結果を示す。実施例1と実施例3及び比較例1の結果を比較すると、塗布・焼成回数が5回と同じであり、触媒能を有すると考えられるIr・Pt・Rhの合計金属量が0.0268(g/枚)と同じ場合において、白金を含む量が少ない方が長寿命であることが分かる。また、実施例2と実施例4及び比較例2の結果を比較すると、塗布・焼成回数が3回と同じであり、触媒能を有すると考えられるIr・Pt・Rhの合計金属量が0.0161(g/枚)と同じ場合において、白金を含む量が少ない方が長寿命であることが分かる。
表3に実施例2及び5〜8並びに比較例3〜7の結果を示す。実施例2と比較例3の結果を比較すると、塗布・焼成回数が3回と同じであり、組成が白金を除く3成分の相対モル比率が同じ場合において、白金を含まない方が長寿命であることが分かる。同様に、実施例5と比較例4、実施例6と比較例5、実施例7と比較例6、実施例8と比較例7の結果をそれぞれ比較すると、塗布・焼成回数が3回と同じであり、組成が白金を除く3成分の相対モル比率が同じ場合において、それぞれ白金を含まない方が長寿命であることが分かる。
(耐久性評価1)
図7に実施例2及び比較例2の初期(電解0H)・電解27H後・電解82H後・電解162H後・電解257H後・電解377H後の表面写真を示す。これらの写真において、黒く見える部分が複合体であり、白く見える部分は複合体がなくなり、Ti基体が見えている部分である。図7より、複合体の担持量が同じでも、白金を成分に含まない実施例2の方が、白金を成分に含む比較例2よりも消耗が遅いことが確認できる。
(耐久性評価2)
実施例2及び比較例2の電極に対し、蛍光X線分析装置(リガク製ZSX PrimusII)を用いて分析を行い、Ir及びPtの各元素の量を計測した。各電極について、初期(電解時間:0H)・電解27H後・電解82H後・電解162H後・電解257H後・電解377H後で分析を行い、各元素の初期のピーク強度値を100とし、各電解時間後での各元素のピーク強度値より、各元素の量の変化を求めた。なお、電極の中心部分をφ10の蛍光X線分析装置における測定エリアとした。
図8に実施例2及び比較例2の蛍光X線分析装置による分析結果を示す。Ir及びPtの各元素の初期(電解時間:0H)でのピーク強度値(Kcps)を100%とし、電解時間による、各元素のピーク強度の変化を示している。比較例2のIrと比較例2のPtの比較より、PtがIrに比べ、電解初期から劣化していることがわかる。また、電解82H後の実施例2のIrと比較例2のIrの比較より、同じIr成分でも、白金成分を含んでいない実施例2の方が白金成分を含んでいる比較例2よりも劣化が遅いことが分かる。
1 電解槽
2、4 電極板
10 流路系統
12 給水源
14 洗浄ノズル
16 流路
18 吐出流路
20 分岐部
22 排出流路
24 制御部
26 ポンプ
28 洗浄バルブ
30 排出バルブ
32 排出機構
41 チタン基体(電極基体)
42 触媒層
100 衛生洗浄装置
110 洋式便器
120 便器

Claims (6)

  1. 塩化物イオンを含む水を直接電解して陽極に塩素を発生させ、この塩素と水の反応により次亜塩素酸の殺菌水を生成する殺菌水生成装置において、
    塩化物イオンを含む水が通過する電解槽内に設けられた、チタン又はチタン合金よりなる電極基体上に触媒層を設けた電極と、
    前記電極に通電し次亜塩素酸を前記電解層内に生成させる制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記電極に対して電流密度7A/dm2〜20A/dm2で通電し、さらに電極の陽極と陰極とを切り替えるポールチェンジを実行するよう構成されており、
    前記電極の触媒層は、少なくとも酸化イリジウム、酸化ロジウム及び酸化タンタルを含む、金属及び/又は金属酸化物の複合体として構成され、
    前記複合体は、金属換算で、酸化イリジウムを24.6モル%以上80モル%以下、酸化ロジウムを3モル%以上30モル%以下、酸化イリジウムに対してモル比で0.25倍以上1.5倍以下の酸化タンタルを含み、白金元素を含まないかもしくは4モル%未満含むことを特徴とする殺菌水生成装置。
  2. 前記複合体は白金元素を含有しないことを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
  3. 前記制御手段は、前記電極に対して30秒以内の間隔で電極の陽極と陰極とを切り替えるポールチェンジを実行するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
  4. 前記制御手段は、前記電極に対して電流密度12A/dm2〜17A/dm2で通電するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の殺菌水生成装置。
  5. 前記電解槽に供給される塩化物イオンを含む水は、水を循環させない流水式として構成されていることを特徴とする請求項2記載の殺菌水生成装置。
  6. 前記制御手段は、前記電極に対して4〜15秒間隔で電極の極性を陽極と陰極とで切り替えるポールチェンジを実行するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の殺菌水生成装置。
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