JP5646412B2 - 圧力容器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機用ガスクーラー等に用いられる圧力容器に関する。
一般的に、圧力容器において、力学的に最も適した形状は球形であり、次いで円筒形である。しかしながら、例えば、圧縮機用ガスクーラーとして用いられる圧力容器の場合、他の主要部品、部材や配管系との接続、圧力容器内に収納する熱交換器の形状、さらに、圧力容器自身の設置場所等を考慮する必要がある。よって、装置内の空間を有効に利用するためには、その形状を直方体とすることが好ましい。例えば、特許文献1には、直方体形状の圧力容器が開示されている。なお、直方体形状の圧力容器としては、圧縮機用ガスクーラーに限らず、他の機械、装置においてもよく使用されている形状である。
また、圧力容器には剛性や強度上の設計要件が要求される。上記特許文献1に記載の直方体形状の圧力容器においては、その要求される設計要件を満足するために容器の外周に格子状のリブが設けられている。
特開2003−106668号公報
一般に、圧力容器としては、要求される設計要件を満足しつつ、できる限り軽量化を図りたいというニーズがある。しかしながら、上記特許文献1に記載の圧力容器は、容器の外周に設けたリブの分だけ重量増となっており、軽量化を図ることができているとはいえなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、要求される設計要件を満足しつつ、軽量化を図ることができる圧力容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らは、圧力容器の各壁には、収容する高圧媒体の内圧が作用することによって生じる応力の分布に、不均一が発生していることに着目した。すなわち、各壁には、相対的に小さな応力しか生じていない部分があり、これらの部分は過剰に補強された構造となっていることに着目した。よって、圧力容器の重量増に直結するリブを設ける構造に換えて、発生している応力分布の不均一を解消するように、過剰に補強されている部分を削ることで、材料を削減して軽量化を図ることができることに想到した。
本発明はこのような観点からなされたものであり、多角形状の上壁と、この上壁の下方に設けられた多角形状の底壁と、前記上壁の周縁とそれらに対応する前記底壁の周縁との間に設けられる側壁と、前記上壁の周縁と前記側壁の上端とを外側に凸となった曲面で接続する上側曲面部と、前記底壁の周縁と前記側壁の下端とを外側に凸となった曲面で接続する下側曲面部と有する圧力容器であって、前記上壁の中央の上壁中央部の肉厚と、前記上側曲面部の肉厚と、前記上壁中央部と前記上側曲面部との間に形成された上壁環状部の肉厚とがこの順に小さくなり、前記底壁の中央の底壁中央部の肉厚と、前記下側曲面部の肉厚と、前記底壁中央部と前記下側曲面部との間に形成された底壁環状部の肉厚とがこの順に小さくなるように形成されていることを特徴とする圧力容器を提供する。
この発明の圧力容器によれば、相対的に大きな応力が生じる上壁中央部及び底壁中央部の肉厚を大きくし、相対的に小さな応力しか生じない上壁環状部及び底壁環状部の肉厚を小さくすることで、圧力容器全体としては、要求される設計要件を満足しつつ、材料を削減して軽量化を図ることができる。また、圧力容器の上壁及び底壁への応力分布の不均一の発生を抑制することができる。
また、本発明において、前記上壁中央部及び前記上壁環状部が曲面で接続され、前記上壁環状部及び前記上側曲面部が曲面で接続され、前記底壁中央部及び前記底壁環状部が曲面で接続され、かつ、前記底壁環状部及び前記下側曲面部が曲面で接続されていることが好ましい。
このようにすれば、上壁及び底壁に発生する応力分布の不均一を解消しやすくなり、より圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記上側曲面部の内面及び前記下側曲面部の内面が同じ曲率半径を有しており、前記上壁環状部は、前記上壁を上から見て前記側壁の内面から前記上壁中央部に向かって、前記底壁環状部は、前記底壁を下から見て前記側壁の内面から前記底壁中央部に向かって、それぞれ前記曲率半径の1/2倍から2倍の範囲に位置していることが好ましい。
このようにすれば、上壁及び底壁に発生する応力分布の不均一を解消しつつ、圧力容器の軽量化を図ることが容易となる。
また、本発明において、前記上壁環状部は、内圧作用時に前記上壁中央部に発生する正方向の曲げモーメントと、前記上側曲面部に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置し、前記底壁環状部は、内圧作用時に前記底壁中央部に発生する正方向の曲げモーメントと、前記下側曲面部に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置することが好ましい。
このようにすれば、上壁における正方向の曲げモーメントと負方向の曲げモーメントとが釣り合う位置、すなわち、応力の発生が極めて小さくなっている部分に上壁環状部が位置し、底壁における同部分に底壁環状部が位置するので、これら上壁環状部及び底壁環状部の肉厚を一層小さくすることが可能となり、圧力容器のさらなる軽量化を図るこができる。
また、本発明において、前記側壁は、当該側壁における主面同士を連結する主面連結部から、前記主面の中央の主面中央部に向かってその厚さが次第に大きくなる形状を有していることが好ましい。
このようにすれば、側壁に発生する応力分布の不均一を解消しつつ、主面連結部を薄くすることができるので、さらに圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記側壁の各主面は、前記主面連結部と前記主面中央部との間に、前記主面中央部の厚さよりも大きい厚さの主面肉厚部を有することが好ましい。
このようにすれば、主面肉厚部が側壁に生じる応力を負担することができる、すなわち、主面肉厚部が側壁部分に要求される設計要件の満足に寄与することができるため、主面を全体的に薄くすることが可能となり、圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記上壁及び前記底壁は四角形であることが好ましい。
このようにすれば、圧力容器の内部空間を有効に確保しやすくなる。
以上のように、本発明によれば、要求される設計要件を満足しつつ、材料を削減して軽量化を図ることができる圧力容器を提供することができる。
本発明の一実施形態の圧力容器の8分の1モデルの斜視図である。 図1のモデルの内面を示した状態の斜視図である。 図1のモデルの平面図である。 図3のIV−IV断面の断面図である。 直方体形状の圧力容器の2分の1モデルの斜視図である。 図5のVI−VI断面に生じる曲げモーメントの分布を説明する図である。 格子状リブが設けられた従来容器の2分の1モデルの斜視図である。 比較例及び実施例の解析結果を表した図である。 図8の結果をグラフにした図である。
直方体形状の圧力容器に内圧が作用する場合、当該容器は基本的に球体に近づくように変形する。まず、この点について、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、直方体形状の圧力容器の2分の1モデルの斜視図である。なお、図5では、直方体形状の圧力容器のうち上壁が示されている。
図6は、図5のVI−VI断面に作用する曲げモーメントの分布図を模式的に示している。同図におけるA部では、曲率を減少させる方向、すなわち、プラス方向の曲げモーメントが作用する。一方、B部では、曲率を増加させる方向、すなわちマイナス方向の曲げモーメントが作用する。このとき、Z部近傍では、曲げモーメントの正負が逆転するので、モーメントがゼロ、あるいは非常に小さい状態となる。
本実施形態は、圧力容器の形状を、上記のように分布するモーメントの大きさに略対応させるものである。つまり、基本的には、モーメントの絶対値が大きい部分の肉厚を大きくし、絶対値がゼロ、あるいは小さい部分の肉厚を小さくするものである。
このように、圧力容器の肉厚をモーメントの大きさに合わせたものとすることにより、容器が全体として均一に荷重を負担するので、無駄のない形状とすることができる。換言すれば、従来の直方体形状の圧力容器は、相対的に小さな曲げモーメントしか生じていない部分であっても、相対的に大きな曲げモーメントが生じている部分と同じ厚さのリブを有する形状であったため、その部分が過剰に補強された余肉となっており、重量増につながっていた。
次に、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態の圧力容器の8分の1モデルの斜視図である。すなわち、本実施形態の圧力容器は、X、Y、Zの各方向の中央に対して対称な形状であるため、X、Y、Zの各方向のそれぞれの中央で切断した8分の1のモデルを用いて説明する。なお、図1では、本実施形態の圧力容器のうち上壁の一部が示されている。図2は、図1に示したモデルを−Z方向から見た状態、つまり、上壁の内面を示した状態の斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の圧力容器の8分の1モデルは、上壁1と、上壁1と図示しない底壁との間に設けられた側壁2と、上壁1の周縁と側壁2の上端とを外側に凸となった曲面で接続する上側曲面部3とを有している。この圧力容器1はまた、その内部に熱交換器や配管等を有するが、これらは図示を省略している。
上壁1は、その中央の上壁中央部1aと、この上壁中央部1aの周囲に環状に形成された上壁環状部1bとを有している。図3に示すように、上壁1の上から見て、上壁環状部1bの外端縁は、上壁1の隣り合う各辺の連結部付近、すなわち、後述する隅角部3b付近では、内端縁に比して隅角部3bの形状に沿う形状を呈している。つまり、上壁環状部1bの内端縁と外端縁との間隔は、隅角部3b付近で広く、上壁1の各辺の中央部付近で狭くなっている。そして、図1及び図2に示すように、上壁1は、上壁中央部1aが最も厚く、上壁環状部1bが最も薄くなっており、上壁中央部1aから上壁環状部1bにかけて次第に厚さが小さくなるとともにその外面が曲面で接続された形状を有している。また、図4に示すように、上壁1の外面における上壁中央部1aから上壁環状部1bにかけてのX軸方向の傾斜勾配は、Y軸方向のそれに比して大きくなっている。これは、本実施形態の上壁1がY軸方向に長い長方形のためである。具体的に、上壁中央部1aの厚さは、上壁環状部1bの厚さの5倍から8倍であることが好ましい。そして、上壁環状部1bの外周で後述する上側曲面部3と接続している。また、図2に示すように、上壁1の内面は平坦に形成されている。
上壁中央部1aは、高圧媒体の内圧が作用することによって当該上壁中央部1aに生じる応力が容器内で最も大きいため、その厚さが上壁1において最も大きくなるように形成されている。また、この上壁中央部1aの外面は、平坦であっても外側に凸となった曲面状であってもよい。
上壁環状部1bは、上壁1を上から見て側壁2における主面2aの内面から上壁中央部1aに向かって、後述する上側曲面部3の内面の曲率半径rの1/2倍から2倍の範囲に位置するように形成される。より好ましくは、上壁中央部1aに生じる正方向の曲げモーメントと、上側曲面部3に生じる負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分、つまり、曲げモーメントの合計がゼロ、あるいは非常に小さい状態となっている部分に形成される。この上壁環状部1bの外面は、上側曲面部3の外面と曲面で接続されている。
側壁2は、上壁1の周縁と底壁の周縁との間に設けられている。側壁2は、図1におけるXZ面と平行な面をなす主面2a及びYZ面と平行な面をなす主面2aと、これら主面2a同士を連結する主面連結部2bとを有している。そして、各主面2aは、当該主面2aの中央の主面中央部2cと、主面連結部2bと主面中央部2cとの間に形成された主面肉厚部2dとを有している。
主面2aは、主面肉厚部2dの部分を除いて、主面連結部2b側の端部から主面中央部2cにかけて、次第に厚さが大きくなるとともにその外面が曲面で接続された形状を有する。すなわち、主面2aは、主面連結部2b側の端部が最も薄くなっており、その主面連結部2b側の端部から主面2aにおいて最も厚く形成された主面肉厚部2dにかけて、次第に厚さが大きくなるとともにその外面が曲面で接続された形状を有している。そして、主面肉厚部2dの部分で一旦肉厚が最大となるが、その隣接部分から主面中央部2cにかけて、次第に厚さが大きくなるとともにその外面が曲面で接続された形状を有している。具体的に、主面中央部2cの厚さは、主面連結部2b側の端部の厚さの2倍から4倍であることが好ましい。また、図2に示すように、主面2aの内面は平坦に形成されている。
主面連結部2bは、互いに直交する方向に広がる主面2a同士を連結する部分であり、外側に凸となった曲面形状を呈する。この主面連結部2bは、図2に示すように、各主面2aの平坦な内面同士を連結する曲面状の内面を有する。
主面中央部2cは、高圧媒体の内圧が作用した際に主面2aに生じる応力が主面2a内で最も大きくなる部分であるため、その厚さが主面2aにおいて主面肉厚部2dの次に大きく形成されている。
主面肉厚部2dは、主面中央部2cの厚さよりも大きい厚さに形成されている。具体的に、主面肉厚部2dの厚さは、主面連結部2b側の端部の厚さの3倍から6倍であることが好ましい。この主面肉厚部2dは、主面連結部2bと主面中央部2cとの略中央部分に設けられる。
上側曲面部3は、上壁1の周縁と側壁2の上端とを外側に凸となった曲面で接続する部分であり、上壁1の各辺に対応する辺部3aと、隣接する辺部3a同士を連結する隅角部3bとを有している。図2に示すように、辺部3aは、上壁1の平坦な内面と主面2aの平坦な内面とを接続する曲面状の内面を有する。隅角部3bは、隣接する辺部3aの曲面状の内面同士を連結するとともに、上壁1の内面と主面連結部2bの内面とを接続する曲面状の内面を有する。この上側曲面部3の厚さは、上壁中央部1aの厚さよりも小さく、かつ、上壁環状部1bの厚さよりも大きくなっている。具体的には、上側曲面部3の厚さは、上壁環状部1bの厚さの2倍から4倍であることが好ましい。また、図2に示すように、上側曲面部3の内面は、所定の曲率半径rを有する円弧状に形成されている。
なお、圧縮機用ガスクーラーは鋳造法により製造されるため、本実施形態のように肉厚の変化する形状の容器であっても製造することができる。
以上のように、本実施形態の圧力容器では、相対的に大きな応力が生じる上壁中央部1a及び底壁中央部2aの肉厚を大きくし、相対的に小さな応力しか生じない上壁環状部1b及び底壁環状部2bの肉厚を小さくすることで、圧力容器全体としては、要求される設計要件を満足しつつ、材料を削減して軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、上壁中央部1a及び上壁環状部1bが曲面で接続され、上壁環状部1b及び上側曲面部3が曲面で接続され、底壁中央部及び底壁環状部が曲面で接続され、かつ、底壁環状部及び下側曲面部が曲面で接続されているため、上壁及び底壁に発生する応力分布の不均一を解消しやすくなり、より圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、上側曲面部3の内面及び下側曲面部の内面が同じ曲率半径rを有しており、上壁環状部1bは、上壁1を上から見て側壁2の内面から上壁中央部1aに向かって、底壁環状部は、底壁を下から見て側壁2の内面から底壁中央部に向かって、それぞれ曲率半径の1/2倍から2倍の範囲に位置しているため、上壁1及び底壁に発生する応力分布の不均一を解消しつつ、圧力容器の軽量化を図ることが容易となる。
また、本実施形態では、上壁環状部1bは、内圧作用時に上壁中央部1aに発生する正方向の曲げモーメントと、上側曲面部3に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置し、底壁環状部は、内圧作用時に底壁中央部に発生する正方向の曲げモーメントと、下側曲面部に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置しているため、すなわち、応力の発生が極めて小さくなっている部分に上壁環状部1b及び底壁環状部が位置しているため、当該上壁環状部1b及び底壁環状部の肉厚を一層小さくすることが可能となり、圧力容器のさらなる軽量化を図るこができる。
また、本実施形態では、側壁2は、主面連結部2bから主面中央部2cに向かってその厚さが次第に大きくなる形状を有しているため、側壁2に発生する応力分布の不均一を解消しつつ、主面連結部2bを薄くすることができるので、さらに圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、側壁2の各主面2aは、主面連結部2bと主面中央部2cとの間に、主面中央部2cの厚さよりも大きい厚さの主面肉厚部2dを有するので、主面肉厚部2dが側壁2に生じる応力を負担することができる、すなわち、主面肉厚部2dが側壁2部分に要求される設計要件の満足に寄与することができるため、主面2aを全体的に薄くすることが可能となり、圧力容器の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、前記上壁及び前記底壁は四角形であるので、圧力容器の内部空間を確保しやすくなる。
また、本実施形態の圧力容器は、従来の直方体形状の圧力容器のようにリブを有していないので、従来の圧力容器に比べて大幅に軽量化を図ることができる。さらに、圧力容器の各壁に発生する応力分布に応じて当該容器自身の肉厚を変化させたため、容器の各壁への応力分布の不均一の発生を抑制することができ、かつ、圧力容器全体で効率よく負荷を負担することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、上壁1及び底壁が四角形である例について示したが、これらは四角形に限らず、その他の多角形であってもよい。なお、その他の多角形の場合も、四角形の場合と同様の作用、効果を奏する。
また、上記実施形態では、側壁2が主面肉厚部2dを有する例について示したが、この主面肉厚部2dを省略し、主面2aは、その主面連結部2b側の端部から主面中央部2cにかけて次第に厚さが大きくなる形状であってもよい。なお、この場合、単に主面肉厚部2dを省略するだけでは要求される設計要件を満足することができないので、主面肉厚部2dを省略するとともに、主面2a全体で応力を負担するように当該主面2aの肉厚を厚くする必要がある。よって、主面肉厚部2dを有する場合に比して、軽量化を図ることのできる割合は小さくなる。
また、上記実施形態では、上壁中央部1a及び上壁環状部1bが曲面で接続され、上壁環状部1b及び上側曲面部3が曲面で接続され、底壁中央部及び底壁環状部が曲面で接続され、かつ、底壁環状部及び下側曲面部が曲面で接続された例について示したが、これらの箇所はすべて平面で接続されていてもよい。
次に、本実施形態の圧力容器についての実施例を、図7に示す従来の直方体形状の圧力容器と比較して説明する。
図7に示す従来の直方体形状の圧力容器、及び図1に示す本実施形態の圧力容器において種々形状を変えたもののFEM解析モデルを作成し、弾塑性解析により内圧作用時の応力及び変位を比較した。また、併せて重量についても比較した。なお、実施例1ないし6のモデルのサイズ及び材質は同一である。ここで、本実施形態の圧力容器、すなわち、圧縮機用ガスクーラーに用いられる圧力容器の主な剛性、強度上の設計要件は、次の2点である。
(1)最高使用圧力1.14MPa時の最大変位量(以下、「要件1の値」という。)を2.5mm以下とすること
(2)最小耐圧破壊強度8.19MPa時の最大応力(以下、「要件2の値」という。)を430MPa以下とすること
なお、以下、本実施形態を実施例を基に説明するが、本実施形態はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されない。
(比較例)
図7は、格子状の補強リブを有する従来の直方体形状の圧力容器の解析モデルである。本モデルはシェル要素モデルであり、対称性を踏まえて上側2分の1モデルとしている。本モデルのサイズは、板厚中心における値が、縦772.5mm、横631mm及び高さ180mmであり、板厚は17mmである。また、リブの高さは26.5mm(シェルモデル上は26.5+17/2=35mm)、Y方向リブの厚さは23mm、X方向のリブの厚さは46mmである。
この比較例においては、容器全体の重量は254kg、要件1の値は1.36mm、要件2の値は425MPaであった。
(実施例1)
次に、図1に示した本実施形態の圧力容器1の実施例1について説明する。本モデルの内面サイズは、縦755.5mm、横614mm及び高さ163mmである。また、材質は、FCD450を用いた。実施例1では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を85MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例1においては、容器全体の重量は287kg、要件1の値は0.56mm、要件2の値は355MPaであった。
(実施例2)
実施例2では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を100MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例2においては、容器全体の重量は254kg、要件1の値は0.68mm、要件2の値は359MPaであった。
(実施例3)
実施例3では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を125MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例3においては、容器全体の重量は222kg、要件1の値は0.97mm、要件2の値は380MPaであった。
(実施例4)
実施例4では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を150MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例4においては、容器全体の重量は198kg、要件1の値は1.18mm、要件2の値は401MPaであった。
(実施例5)
実施例5では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を175MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例5においては、容器全体の重量は180kg、要件1の値は1.47mm、要件2の値は419MPaであった。
(実施例6)
実施例6では、最高使用圧力1.14MPa作用時の許容応力を200MPaとした圧力容器1の形状について、解析を行った。この実施例6においては、容器全体の重量は168kg、要件1の値は1.69mm、要件2の値は429MPaであった。
以上の結果を表にしたものを図8に、グラフにしたものを図9にそれぞれ示す。
図8及び図9から明らかなように、実施例2ないし実施例6の圧力容器が、設計要件を満足するとともに、従来の圧力容器より軽量化を図ることができていることが理解できる。特に、実施例6の圧力容器では、従来の圧力容器とほぼ同等の強度特性を確保しつつ、従来の圧力容器の約66%の重量とすることができる。なお、最適化解析時の許容応力が各実施例の間の値のとき、圧力容器の形状、肉厚分布等は、図1及び図2と同様の形状、肉厚分布となる。
また、実施例1ないし実施例6の圧力容器では、隅角部を除いてほぼ容器全体にわたって表裏ともに略均一の応力となり、容器が全体として無駄なく荷重を分担する結果となった。これに対し、図7に示した従来容器の場合、本実施形態の実施例と比較して広範囲に相対的に低応力となる部分が発生するため、容器全体で効率良く荷重を分担できていない結果となった。
1 上壁
1a 上壁中央部
1b 上壁環状部
2 側壁
2a 主面
2b 主面連結部
2c 主面中央部
2d 主面肉厚部
3 上側曲面部
3a 辺部
3b 隅角部

Claims (6)

  1. 多角形状の上壁と、この上壁の下方に設けられた多角形状の底壁と、前記上壁の周縁と前記底壁の周縁との間に設けられる側壁と、前記上壁の周縁と前記側壁の上端とを外側に凸となった曲面で接続する上側曲面部と、前記底壁の周縁と前記側壁の下端とを外側に凸となった曲面で接続する下側曲面部と有する圧力容器であって、
    前記上壁のうち内圧作用時に最も大きな応力が生じる上壁中央部の肉厚と、前記上側曲面部の肉厚と、前記上壁のうち前記上壁中央部と前記上側曲面部との間において前記上壁中央部の周囲に環状に形成されており内圧作用時に前記上壁中央部よりも小さな応力が生じる上壁環状部の肉厚とがこの順に小さくなり、前記底壁のうち内圧作用時に最も大きな応力が生じる底壁中央部の肉厚と、前記下側曲面部の肉厚と、前記底壁のうち前記底壁中央部と前記下側曲面部との間において前記底壁中央部の周囲に環状に形成されており内圧作用時に前記底壁中央部よりも小さな応力が生じる底壁環状部の肉厚とがこの順に小さくなるように形成されており、
    前記上側曲面部の内面及び前記下側曲面部の内面が同じ曲率半径を有しており、
    前記上壁環状部は、前記上壁を上から見て前記側壁の内面から前記上壁中央部に向かって、前記底壁環状部は、前記底壁を下から見て前記側壁の内面から前記底壁中央部に向かって、それぞれ前記曲率半径の1/2倍から2倍の範囲に位置していることを特徴とする圧力容器。
  2. 前記上壁中央部及び前記上壁環状部が曲面で接続され、前記上壁環状部及び前記上側曲面部が曲面で接続され、前記底壁中央部及び前記底壁環状部が曲面で接続され、かつ、前記底壁環状部及び前記下側曲面部が曲面で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力容器。
  3. 前記上壁環状部は、内圧作用時に前記上壁中央部に発生する正方向の曲げモーメントと、前記上側曲面部に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置し、前記底壁環状部は、内圧作用時に前記底壁中央部に発生する正方向の曲げモーメントと、前記下側曲面部に発生する負方向の曲げモーメントとが釣り合う部分に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力容器。
  4. 前記側壁は、当該側壁における主面同士を連結する主面連結部から、前記主面の中央の主面中央部に向かってその厚さが次第に大きくなる形状を有していることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の圧力容器。
  5. 前記側壁の各主面は、前記主面連結部と前記主面中央部との間に、前記主面中央部の厚さよりも大きい厚さの主面肉厚部を有することを特徴とする請求項に記載の圧力容器。
  6. 前記上壁及び前記底壁は四角形であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の圧力容器。
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