JP5646376B2 - 碍子装置 - Google Patents
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前記2つの碍子連の一端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第1のヨーク金具と前記2つの碍子連の他端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第2のヨーク金具との2つのヨーク金具と、
前記2つのヨーク金具の、前記碍子連側とは反対側に設けられ、該2つのヨーク金具それぞれに連結された2つの連結金具と、
前記第1のヨーク金具に取り付けられた第1のアークホーンと前記第2のヨーク金具に取り付けられた第2のアークホーンとの2つのアークホーンとを備えた碍子装置において、
前記2つのヨーク金具は、前記2つの碍子連のうちの一方の碍子連が断連したときに、該2つの碍子連それぞれの中心軸を含む平面に沿って、自身に連結されている連結金具に対し回動するものであり、
前記2つのヨーク金具のうちの少なくとも一方の所定のヨーク金具に取り付けられた所定のアークホーンは、前記平面を貫く部分を有し、前記一方の碍子連が断連したときに該所定のヨーク金具の回動に伴って、該所定のヨーク金具に連結されている所定の連結金具に対し回動し、該所定の連結金具に対する回動によって該部分が該一方の碍子連に対する他方の残存する碍子連に近づくものであり、
前記所定のヨーク金具と前記所定の連結金具は、前記一方の碍子連が断連したときに、該所定の連結金具に対して回動する前記所定のアークホーンの前記部分が前記他方の残存する碍子連と衝突する前に、互いに当接し、該所定のアークホーンの、該所定の連結金具に対するそれ以上の回動を制限するものであることを特徴とする。
前記2つの碍子連の一端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第1のヨーク金具と前記2つの碍子連の他端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第2のヨーク金具との2つのヨーク金具と、
前記第1のヨーク金具に取り付けられた第1のアークホーンと前記第2のヨーク金具に取り付けられた第2のアークホーンとの2つのアークホーンとを備えた碍子装置において、
前記2つのヨーク金具は、前記2つの碍子連のうちの一方の碍子連が断連したときに、該2つの碍子連それぞれの中心軸を含む平面に沿って回動するものであり、
前記2つのヨーク金具のうちの少なくとも一方の所定のヨーク金具に取り付けられたアークホーンは、前記平面を貫く部分を有し、前記一方の碍子連が断連したときに該所定のヨーク金具の回動によって該部分が該一方の碍子連に対する他方の残存する碍子連に近づく方向に回動するものの、回動した後の前記部分が該他方の残存する碍子連との衝突を避けた位置にくるものであることを特徴とする碍子装置であってもよい。
前記ヨーク金具は、前記碍子連よりも送電線側に配置された送電線側ヨーク金具であり、
前記2つの碍子連よりも前記鉄塔側に設けられ、該2つの碍子連の他端が所定間隔をあけて連結される鉄塔側金具と、
前記鉄塔側金具よりも前記鉄塔側に設けられ、該鉄塔側金具に連結された鉄塔側連結金具と、
前記送電線側ヨーク金具よりも送電線側に設けられ、該送電線側ヨーク金具に連結された送電線側連結金具とをさらに備え、
前記送電線側ヨーク金具における、前記碍子連との連結位置から前記送電線側連結金具との連結位置までの、該碍子連の中心軸が延在する中心軸方向の距離が、前記鉄塔側金具における、該碍子連との連結位置から前記鉄塔側連結金具との連結位置までの該中心軸方向の距離よりも短いものであってもよい。
前記2つの碍子連の一端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第1のヨーク金具と前記2つの碍子連の他端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第2のヨーク金具との2つのヨーク金具と、
前記2つのヨーク金具の、前記碍子連が連結された位置よりも該碍子連とは反対側の位置にそれぞれ連結された2つの連結金具と、
前記第1のヨーク金具に取り付けられた第1のアークホーンと前記第2のヨーク金具に取り付けられた第2のアークホーンとの2つのアークホーンとを備えた碍子装置において、
前記2つのヨーク金具は、前記2つの碍子連のうちの一方の碍子連が断連したときに、該2つの碍子連それぞれの中心軸を含む平面に沿って、自身に連結されている連結金具に対し回動するものであり、
前記2つのヨーク金具のうちの少なくとも一方の所定のヨーク金具に取り付けられたアークホーンは、前記平面を該2つの碍子連の間から外れた位置で貫く部分を有し、前記一方の碍子連が断連したときに、前記所定のヨーク金具の回動に伴って該一方の碍子連に対する他方の残存する碍子連に近づく方向に回動し、断連前の取付姿勢から所定姿勢まで姿勢変化するものであり、
R・cosθ−y・sinθ−d/2−D/2>0 式(1)
ただし、
前記取付姿勢のアークホーンを前記平面において切断した場合の該アークホーン切断面の中心点から、一方の碍子連が断連したときに残存する断連前の碍子連である対象碍子連の中心軸を延長した延長線までの最短距離をR、
前記所定のヨーク金具と該対象碍子連との碍子連結位置から前記中心点までの、該対象碍子連の中心軸が延在する中心軸方向の距離をy、
該所定のヨーク金具と該所定のヨーク金具に連結されている連結金具との金具連結位置から該碍子連結位置までの該中心軸方向の距離をh、
断連前の前記2つの碍子連の中心軸の間隔をA、
該対象碍子連を構成する所定の碍子の傘径をD、
前記所定姿勢のアークホーンを前記平面で切断した場合の該アークホーン切断面における、前記一方の碍子連が断連し該アークホーンが前記所定姿勢まで姿勢変化した時の残存する碍子連の中心軸と直交する方向の幅をdとし、
θ=tan−1(A/(2・h))である。
上記式(1)で表される関係を満たしていることを特徴とする碍子装置であってもよい。
θ=tan-1(A/(2・h))・・・(1)
となる。
S=R・cosθ−y・sinθ−d/2−D/2・・・(2)
となる。
この間隔Sが0より大きければ、2つの碍子連15のうちの一方の碍子連15が断連した後の送電線側アークホーン16の切断面16Bと碍子の傘部15Bとの間に隙間を維持できる。従って、2つの碍子連15のうちの一方の碍子連15が断連した後の送電線側アークホーン16と残存碍子連15’’とが衝突しない条件を示す関係式は、
R・cosθ−y・sinθ−d/2−D/2>0・・・(3)
となる。
本実施形態では、式(1)で得られる送電線側2連ヨーク金具17の回動角度θを用いて、関係式(3)を満たすように、送電線側2連ヨーク金具47と送電線側連結金具18の連結位置を、対象碍子連15’との連結位置から中心軸方向に離間させることで上記の関係式を満たす構成としている。すなわち、送電線側2連ヨーク金具47と対象碍子連15’との連結位置(クレビス連結孔471の中心位置)から、送電線側2連ヨーク金具47と送電線側連結金具18との連結位置(金具連結孔472の中心位置)までの断連する前における中心軸方向の距離hを、関係式(3)を満たすように設定した。しかし、送電線側2連ヨーク金具47の中心軸方向の距離を短くしたい場合には、例えば断連前の状態において対象碍子連15’に近い方の送電線側アークホーン16の切断面16Bにおける中心点16Cから、対象碍子連15’の中心軸15Gまでの最短距離Rを、関係式(3)を満たすように設定すればよい。また、上記関係式を満たせば、他の部材の位置関係または形状を設定してもよい。
13 鉄塔側2連ヨーク金具
15 碍子連
153 ボールクレビス金具
154 直角ソケットクレビス
1541 連結孔
15G 中心軸
15B 傘部
16 送電線側アークホーン
16B 切断面
16C 中心点
17 送電線側2連ヨーク金具
171 クレビス連結孔
172 金具連結孔
175 突出部
176 縁部
18 送電線側連結金具
181 底部
E 送電線
EG 軸線
Claims (1)
- それぞれの中心軸の一端が送電線側に位置するとともに該一端に対する他端が鉄塔側に位置し、該中心軸に沿って複数の碍子がそれぞれ連なった2つの碍子連と、
前記2つの碍子連の一端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第1のヨーク金具と前記2つの碍子連の他端が所定間隔をあけてそれぞれ連結された第2のヨーク金具との2つのヨーク金具と、
前記2つのヨーク金具の、前記碍子連側とは反対側に設けられ、該2つのヨーク金具それぞれに連結された2つの連結金具と、
前記第1のヨーク金具に取り付けられた第1のアークホーンと前記第2のヨーク金具に取り付けられた第2のアークホーンとの2つのアークホーンとを備えた碍子装置において、
前記2つのヨーク金具は、前記2つの碍子連のうちの一方の碍子連が断連したときに、該2つの碍子連それぞれの中心軸を含む平面に沿って、自身に連結されている連結金具に対し回動するものであり、
前記2つのヨーク金具のうちの少なくとも一方の所定のヨーク金具に取り付けられた所定のアークホーンは、前記平面を貫く部分を有し、前記一方の碍子連が断連したときに該所定のヨーク金具の回動に伴って、該所定のヨーク金具に連結されている所定の連結金具に対し回動し、該所定の連結金具に対する回動によって該部分が該一方の碍子連に対する他方の残存する碍子連に近づくものであり、
前記所定のヨーク金具と前記所定の連結金具は、前記一方の碍子連が断連したときに、該所定の連結金具に対して回動する前記所定のアークホーンの前記部分が前記他方の残存する碍子連と衝突する前に、互いに当接し、該所定のアークホーンの、該所定の連結金具に対するそれ以上の回動を制限するものであることを特徴とする碍子装置。
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