JP5646110B2 - 立体像形成システム及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自由空間内(現実の生活空間内)に立体像を形成する立体像形成システム及び立体像形成方法に関する。
従来より、表示器内に形成される2次元画像から立体像を視認する装置や方法が提案されているが、立体像が視認できる視野が狭く、立体像を視認するためには特殊な眼鏡が必要になる等の問題を有している。
そこで、例えば特許文献1には、表示器内の空間(物理的に奥行きのある空間)に立体像を直接表示するシステム及びその方法が提案されている。この立体像では、電子データから立体像を形成するため、得られる立体像に制約が無く、見る位置に応じた画像を観察者は見ることができ、例えば、右から見れば右側の画像が視認でき、上から覗き込むこともできるという利点がある。
また、例えば特許文献2、3には、現実の物体を用いて、その実像(立体像)を自由空間内に表示する装置及び方法が開示されている。この立体像は、自由空間内に形成されるので、立体像の大きさに制約がなく(例えば、物体と同一サイズの立体像を表示することができる)、手で触れることもできる(実際は、実体が無いので、手はすり抜けてしまう)という利点がある。
特表2005−500578号公報 特開2011−175297号公報 特開2011−090117号公報
しかしながら、特許文献1の立体像では、立体像が表示器内の空間に表示されるため、大きさに制約が生じ、直接手で触れることができないという問題がある。
一方、特許文献2、3では、立体像を得るには立体像の基になる物体が必要となるため、得られる立体像に制約が生じると共に、得られる立体像は静止状態となって、動的状態の立体像は得られないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、電子データから自由空間内に静的状態又は動的状態の立体像を形成することが可能な立体像形成システム及びその方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る立体像形成システムは、光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ備え、更に前記第1、第2の反射面が交差した状態で配置された光学結像手段と、
前記光学結像手段の背面側に配置され、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置とを有し、
前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像手段の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させている。
前記目的に沿う第2の発明に係る立体像形成システムは、光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ有し、更に同一ピッチで配置された前記第1、第2の反射面が直交した状態となった光学結像手段を同一面上に複数備え、しかも、前記各光学結像手段の対向する前記第1、第2の反射面が平面視して交差する交差角度の二等分線の一つが一点に集まる光学結像装置と、
前記光学結像装置の背面側に配置され、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置とを有し、
前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像装置の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させている。
第1、第2の発明に係る立体像形成システムにおいて、前記第1、第2の反射部材は、それぞれ2層構造となって、かつ前記第1、第2の反射部材はそれぞれ、平面視して隣り合う前記第1、第2の反射面の位置がピッチの1/2ずれていることが好ましい。
第1、第2の発明に係る立体像形成システムにおいて、前記立体像再生装置は、前記電子データから形成した画像信号を画像に変換して投影するプロジェクタ部と、前記画像を映し出す電子スクリーンを該画像の投影方向に間隔を設けて配置した前記表示器とを有し、前記電子スクリーンは、光の透過状態と散乱状態の選択の電子制御(即ち、電気的に光の透過状態と散乱状態の選択制御を行う)が可能で、前記光学結像手段に対して平行又は直交させて配置することができる。
前記目的に沿う第3の発明に係る立体像形成方法は、光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ備え、更に前記第1、第2の反射面が交差した状態で配置された光学結像手段の背面側に、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置を配置して、前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像装置の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させている。
第1の発明に係る立体像形成システム、第3の発明に係る立体像形成方法においては、立体像Aから光学結像手段の背面側に入射した光が、第1の反射面で反射し、更に第1の反射面に交差した状態で配置された第2の反射面で反射して光学結像手段の前面側に通過してくる場合、光学結像手段を通過した反射光と光学結像手段の背面側に入射する入射光とは平面視して平行になる。このため、立体像Aの一点から放射状に放出された光の中で、それぞれ異なる第1、第2の反射面で反射して光学結像手段の前面側に通過した光は、光学結像手段の前面側の自由空間内で集束することになって、自由空間内に立体像Bを結像することができる(即ち、表示器内の立体像Aを、自由空間内の直接手で触れることが可能な立体像Bとして取り出すことができる)。
第2の発明に係る立体像形成システムにおいては、立体像Aから光学結像装置の背面側に入射した光が、第1の反射面で反射し、更に第1の反射面に交差した状態で配置された第2の反射面で反射して光学結像装置の前面側に通過してくる場合、光学結像装置を通過した反射光と光学結像装置の背面側に入射する入射光とは平面視して平行になる。このため、立体像Aの一点から放射状に放出された光の中で、それぞれ異なる第1、第2の反射面で反射して光学結像装置の前面側に通過した光は、光学結像装置の前面側の自由空間内で集束することになって、自由空間内に立体像Bを結像することができる(即ち、表示器内の立体像Aを、自由空間内の直接手で触れることが可能な立体像Bとして取り出すことができる)。
そして、第1、第2の反射面が同一ピッチで配置され、第1、第2の反射面が直交した状態となった光学結像手段を同一平面上に複数並べて配置した場合、各光学結像手段に含まれる第1、第2の反射面の平面視した交差角度の二等分線の中の一つは一点に集まるので、各光学結像手段において、第1、第2の反射面でそれぞれ反射して光学結像手段を通過する光に対して、第1又は第2の反射面で1回のみ反射して光学結像手段を通過する光の割合を減少させることができ、第1又は第2の反射面に映った立体像Aの鏡像が、立体像Bと重なり合ってゴースト又はノイズとして視認されることを抑制できると共に、立体像Bを明るくすることができる。
また、光学結像手段を組合わせることで、第1、第2の反射部材の大面積化を安価に達成することができるので、高精細な立体像を、多数の観察者が同時に観察可能な立体像形成システムを安価に提供できる。
第1、第2の発明に係る立体像形成システムにおいて、第1、第2の反射部材が、それぞれ2層構造となって、かつ第1、第2の反射部材ではそれぞれ、平面視して隣り合う第1、第2の反射面の位置がピッチの1/2ずれている場合、第1、第2の反射部材をそれぞれ平面視した際、第1、第2の反射面のピッチ(間隔)を、実際のピッチ(各層での第1、第2の反射面のピッチ)の1/2にすることができる。これにより、例えば、立体像Aの1点から放射される放射角度差の小さな光同士を、また立体像Aの近接した点から放射される光同士をそれぞれ第1の反射部材の第1の反射面で反射することができ、それらの反射光を第2の反射部材の第2の反射面で再度反射させて、光学結像手段の前面側の自由空間内で集束させることができる。その結果、立体像Bの高解像度化を図ることができる。
第1、第2の発明に係る立体像形成システムにおいて、立体像再生装置が、電子データから形成した画像信号を画像に変換して投影するプロジェクタ部と、画像を映し出す電子スクリーンを画像の投影方向に間隔を設けて配置した表示器とを有し、電子スクリーンは、光の透過状態と散乱状態の選択の電子制御が可能で、光学結像手段に対して平行又は直交させて配置されている場合、3次元空間に実際に立体像Aを形成することができる。そして、立体像Aは電子データから形成されるので、多種多様な状態の立体像Aを容易に形成することができる。
本発明の第1の実施例に係る立体像形成システムの説明図である。 同立体像形成システムの光学結像手段による光の反射を説明する斜視図である。 本発明の第2の実施例に係る立体像形成システムの光学結像装置の平面図である。 同立体像形成システムの光学結像装置を構成する光学結像手段の説明図である。 本発明の第3の実施例に係る立体像形成システムにおける光学結像手段と電子スクリーンの配置を説明する説明図である。 本発明の第4の実施例に係る立体像形成システムにおける光学結像手段と電子スクリーンの配置を説明する説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の第1の実施例に係る立体像形成システム10は、
光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材13、14を当接させて配置し、第1、第2の反射部材13、14は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面11、12をそれぞれ備え、更に第1、第2の反射面11、12が交差した状態、例えば直交した状態で配置された光学結像手段15と、光学結像手段15の背面側に配置され、電子データから表示器16内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置17とを有し、表示器16内の立体像Aを、光学結像手段15の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させるものである。以下、光学結像手段15及び立体像再生装置17について、それぞれ説明する。
図2に示すように、光学結像手段15を構成する第1の反射部材13は、積層された2つの第1の反射体18、19からなる2層構造となって、第1の反射体18、19にはそれぞれ第1の反射面11が一定のピッチで配置され、第1の反射体18の第1の反射面11の位置と、第1の反射体19の第1の反射面11の位置は、平面視して第1の反射面11のピッチの1/2だけ平行にずれている。また、光学結像手段15を構成する第2の反射部材14は、積層された2つの第2の反射体20、21からなる2層構造となって、第2の反射体20、21にはそれぞれ第2の反射面12が一定のピッチ(例えば、第1の反射面11のピッチと同一)で配置され、第2の反射体20の第2の反射面12の位置と、第2の反射体21の第2の反射面12の位置は、平面視して第2の反射面11のピッチの1/2だけ平行にずれている。
光透過性を有する第1の反射部材13の第1の反射体18、19、光透過性を有する第2の反射部材14の第2の反射体20、21は、透明物質、例えば、ガラス又は透明合成樹脂で形成されている。ここで、ガラスは石英ガラスが好ましく、透明合成樹脂はアクリル樹脂が好ましい。なお、石英ガラスは、剛性が高く、熱膨張係数が小さいため、石英ガラスを用いて第1の反射体18、19及び第2の反射対20、21をそれぞれ構成すると、第1、第2の反射体18〜21に荷重が負荷されたり、温度が変化しても、第1、第2の反射体18〜21にそれぞれ形成した第1、第2の反射面11、12のずれや間隔変化を防止することができる。
また、第1、第2の反射面11、12は、例えば、アルミニウムや銀等の金属の反射面(例えば、金属めっき層又は金属蒸着層)とすることができ、アルミニウムで反射面を形成する場合、反射率の高い反射面を安価に形成することができる。
第1、第2反射体18〜21は、例えば、表裏両面に金属の反射面がそれぞれ形成された一定厚みの透明物質からなる透明板を、反射面同士が向かい合って配置されるように多数枚積層して積層体を作製し、次にこの積層体から各反射面に対して垂直な切り出し面が形成されるように切り出すことにより作製される。そして、第1の反射部材13は、第1の反射体18の第1の反射面11と第1の反射体19の第1の反射面11が平行になるように、第1の反射体18と第1の反射体19を段違いに当接配置する(例えば、第1の反射体18の上方に第1の反射体19を配置する)と共に、第1の反射体18の第1の反射面11の位置に対して、第1の反射体19の第1の反射面11の位置を第1の反射面11のピッチの1/2だけずらして、図示しない拘束部材を用いて第1の反射体18、19を固定することにより作製する。同様に、第2の反射部材14は、第2の反射体20の第2の反射面12と第2の反射体21の第2の反射面12が平行になるように、第2の反射体20と第2の反射体21を段違いに当接配置する(例えば、第2の反射体20の上方に第2の反射体21を配置する)と共に、第2の反射体20の第2の反射面12の位置に対して、第2の反射体21の第2の反射面12の位置を第2の反射面12のピッチの1/2だけずらして、図示しない拘束部材を用いて第2の反射体20、21を固定することにより作製する。
ここで、透明板の厚みが第1、第2の反射面11、12のピッチに相当し、積層体から切り出す際の厚みで第1、第2の反射体18〜21の厚みが決定される。
そして、光学結像手段15は、第1の反射部材13と第2の反射部材14を段違いに、しかも、第1の反射部材13の第1の反射面11と第2の反射部材14の第2の反射面12が平面視して直交した状態で当接配置させて、図示しない拘束部材を用いて第1、第2の反射部材13、14同士を固定することにより作製する。
なお、第1の反射体18、19、第2の反射体20、21同士をそれぞれ固定して第1、第2の反射部材13、14を形成する拘束部材と、第1、第2の反射部材13、14同士を固定する拘束部材の各作用を備えた固定部材を構成して、第1、第2の反射体18〜21を一体的に固定するようにしてもよい。
更に、第1、第2の反射体18〜21を透明な接着剤で接着して光学結像手段15を形成することもできる。この場合、接着剤の厚みを第1、第2の反射面11、12のピッチに対して無視できる厚さ(例えば、ピッチの1/80〜1/20)とする必要がある。
光学結像手段15を以上の構成とすることにより、図2に示すように、光学結像手段15の背面側(第1の反射部材13の一側)に、第1の反射部材13と隙間を設けて配置した立体像Aの異なる2点M1、M2から放射された光が第1の反射部材13(第1の反射体18)の一側の面上の入光部22から入射すると、入射した光は第1の反射体18内に進入し、第1の反射面11のa1点で反射され、その反射光は第1の反射体18の他側の面上かつ第1の反射体18と当接する第1の反射体19の一側の面上の出入光部23を介して第1の反射体19内に進入する。次いで、第1の反射体19内に進入した反射光は第1の反射体19内を通過し、第1の反射体19の他側の面上かつ第1の反射体19と当接する第2の反射体20の一側の面上の出入光部24を介して第2の反射体20内に進入する。そして、第2の反射体20内に進入した反射光は、第2の反射面12のb1点で再び反射し、その再反射光は第2の反射体20の他側の面上かつ第2の反射体20と当接する第2の反射体21の一側の面上の出入光部25を介して第2の反射体21内に進入し、第2の反射体21の他側の面上の出光部26から第2の反射部材14(第2の反射体21)の外部に放出される。
また、立体像Aの異なる2点M1、M2から放射された別の光が第1の反射部材13(第1の反射体18)の一側の面上の入光部27から入射すると、入射した光は第1の反射体18内に進入し、第1の反射体18の他側の面上かつ第1の反射体18と当接する第1の反射体19の一側の面上の出入光部28を介して第1の反射体19内に進入する。次いで、第1の反射体19内に進入した光は第1の反射面11のa2点で反射され、その反射光は第1の反射体19の他側の面上かつ第1の反射体19と当接する第2の反射体20の一側の面上の出入光部29を介して第2の反射体20内に進入し、第2の反射体20内を通過し、第2の反射体20の他側の面上かつ第2の反射体20と当接する第2の反射体21の一側の面上の出入光部30を介して第2の反射体21内に進入する。そして、第2の反射体21内に進入した反射光は、第2の反射面12のb2点で再び反射し、その再反射光は第2の反射体21の他側の面上の出光部31から第2の反射部材14(光学結像手段15)の外部に放出される。
ここで、第1、第2の反射面11、12は、平面視して直交させて配置されているため、第1の反射部材13に入射した入射光が第1の反射面11のa1点、a2点で1回目の反射をし、その反射光が第2の反射部材14の第2の反射面12のb1点、b2点で2回目の反射を起こして第2の反射体21の出光部26、31から第2の反射部材14の外部(光学結像手段15の前面側)に放出された場合、光学結像手段15の背面側から光学結像手段15に入射する入射光と光学結像手段15を通過して光学結像手段15の前面側に放出された反射光は、光学結像手段15を平面視した状態において平行になる。このため、光学結像手段15の背面側に配置した立体像Aの異なる点M1、M2から放射されて、光学結像手段15に入射した光の中で、第1、第2の反射面11、12で連続してそれぞれ1回ずつ反射して光学結像手段15の外部(前面側)に放出された再反射光は、光学結像手段15の前面側の自由空間にあって、光学結像手段15を挟んで立体像Aと対称の位置点M1´、M2´でそれぞれ集束し立体像Bが結像される。
第1の反射部材13の第1の反射体18の第1の反射面11で反射した反射光は、第2の反射部材14の第2の反射体20の第2の反射面12で、第1の反射部材13の第1の反射体19の第1の反射面11で反射した反射光は、第2の反射部材14の第2の反射体21の第2の反射面12でそれぞれ再び反射する場合について説明したが、第1の反射部材13の第1の反射体18、19のいずれか一方の第1の反射面11で1回反射し、続いて第2の反射部材14のいずれか一方の第2の反射体20、21の反射面12で2回目の反射をした反射光であれば、光学結像手段15の前面側の自由空間にあって、光学結像手段15を挟んで立体像Aと対称の位置に集束することができ、立体像Bを結像する。
立体像Aと立体像Bは、光学結像手段15を中心にして面対称の関係となるので、立体像Aの光学結像手段15に近い部位は、立体像Bでは光学結像手段15に近い位置に存在し、立体像Aの光学結像手段15に遠い部位は、立体像Bでは光学結像手段15に遠い位置に存在する。このため、立体像Bを光学結像手段15の前面側から眺めると、立体像Bの凹凸関係は、立体像Aの凹凸関係と逆転する。このため、立体像Aと同一の凹凸関係の立体像Bを得るには、光学結像手段15を2つ重ねて用いる必要がある。
なお、第1、第2の反射体18〜21を切り出す際の厚みは、第1、第2の反射部材13、14の強度や第1、第2の反射部材13、14の縦寸法及び横寸法に応じて調整する必要があるが、例えば、0.5〜10mmである。そして、第1、第2の反射体18〜21の厚みは、第1、第2の反射面11、12のピッチに対して0.1〜10倍の範囲(好ましくは0.9〜1.1倍の範囲、より好ましくは1倍)とすることが好ましい。これによって、第1、第2の反射面11、12の面積を広くして反射される光の量を確保できると共に、第1、第2の反射面11、12で初めに反射した反射光が、隣りの反射面11、12(初めに反射した第1、第2の反射面11、12にそれぞれ対向する第1、第2の反射面11、12)で反射されて、初めに反射した第1、第2の反射面11、12に入射して再び反射されることが繰り返されることを防止できる。
第1の反射体18、19の第1の反射面11の位置は、第1の反射面11のピッチの1/2ずらしているので、立体像Aの同一点から放射されて光学結像手段15に入射する放射角度の差の小さな入射光では、一方の入射光は第1の反射部材13の第1の反射体18の第1の反射面11で反射し、他方の入射光は第1の反射部材13の第1の反射体19の第1の反射面11で反射することができる。
また、第2の反射体20、21の第2の反射面12の位置も、第2の反射面12のピッチの1/2ずれている。このため、第1の反射体18の第1の反射面11で反射した反射光と第1の反射体19の第1の反射面11で反射した反射光は反射角度差が小さくても、一方の反射光は第2の反射部材14の第2の反射体20の第2の反射面12で反射し、他方の反射光は第2の反射部材14の第2の反射体21の第2の反射面12で反射することができる。その結果、立体像Aの同一点から光学結像装置10に入射する放射角度の差の小さな入射光を用いて立体像Bを生成することができ、高精細な像を形成することができる。
第1の実施例では、第1の反射部材13を積層された2つの第1の反射体18、19からなる2層構造とし、第2の反射部材14を積層された2つの第2の反射体20、21からなる2層構造としたが、第1、第2の反射部材を、それぞれ1つの第1、第2の反射体で構成してもよい。
なお、第1、第2の反射部材を層構造とした場合、第1、第2の反射部材はそれぞれ、平面視して隣り合う第1、第2の反射面の位置をピッチの1/2ずらして配置する。このような構成とすることにより、平面視した状態の第1、第2の反射部材における第1、第2の反射面のピッチが、第1、第2の反射体それぞれの第1、第2の反射面のピッチの1/2となり、より高解像度の立体像を得ることが可能になる。
立体像再生装置17は、例えば図1に示すように、保存している電子データから立体像信号を形成して出力する画像源32と、立体像信号から画像信号及び画像信号の出力制御信号を形成する表示制御部33と、出力制御信号に基づいて画像信号を画像に変換して投影するプロジェクタ部34とを有している。更に、立体像再生装置17は、光の透過状態と散乱状態の選択を電気的に行うこと(電子制御)が可能な電子スクリーン35を、プロジェクタ部34の投影方向に直交させ、かつ間隔を設けて投影方向にS枚積層して構成した表示器16と、出力制御信号に基づいて電子スクリーン35の光の透過状態と散乱状態の選択を行う駆動器36とを備えた表示部37を有している。
画像源32は、例えば、データ記憶装置を備えた汎用のコンピュータに、グラフィック用プログラム、表示制御部33との間でデータ及び信号の入出力を行うためのインタフェースを搭載することにより形成することができる。ここで、画像源32から出力される立体像信号は、例えば、三次元のデジタルイメージの信号と、奥行き値(例えば、デジタルイメージ中に電子スクリーン35の面上にX軸及びY軸、電子スクリーン35の積層方向をZ軸とした座標系を設定した場合のZ座標値)から構成される。
表示制御部33は、三次元のデジタルイメージの信号及び奥行き値から、奥行き値に応じたスライスイメージの信号をそれぞれ作成して画像信号とするスライスイメージ形成機能と、スライスイメージの信号から作成されるスライスイメージの形成場所を示す出力制御信号を作成して、スライスイメージからボリュームイメージを形成する復元機能とを有している。そして、表示制御部33は、例えば、マイクロコンピュータに、スライスイメージ形成機能と、復元機能を発現するプログラムを搭載することにより形成できる。
プロジェクタ部34は、画像信号からスライスイメージを形成して投影するもので、毎秒1000〜5000コマの描画速度と、十分な光出力が必要となる。このため、プロジェクタ部34には、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)方式プロジェクタを使用することができる。なお、DMD方式プロジェクタの光源には、光強度が強く、焦点深度に制約を伴わないレーザ光源を使用した形式のものが好ましい。
電子スクリーン35は、例えば、PNLC(Polymer Network Liquid Crystal(ポリマーネットワーク型液晶))を用いて形成することができる。ここで、電圧を印加しない状態の電子スクリーン35では、液晶分子は不規則に並んでいるため、外部から電子スクリーン35に入射した光を液晶層で散乱させることができる。一方、電圧を印加した状態の電子スクリーン35では、液晶分子が電子スクリーン35の両表面に配置したガラス面に対して垂直に並んでいるため、電子スクリーン35に入射した光を透過させて、電子スクリーン35を透明な状態にすることができる。
このため、積層配置した各電子スクリーン35に対して電圧の印加及び遮断を個別に行う電圧印加回路38を設け、奥行き値の最大値及び最小値を、それぞれ積層配置した電子スクリーン35の両端位置(1番目電子スクリーン35の位置及びS番目の電子スクリーン35の位置)に対応させると共に、電圧印加回路38の動作制御を駆動器36を介して表示制御部33からの出力制御信号に基づいて行うと、プロジェクタ部34から順次表示される奥行き値に応じたスライスイメージを、奥行き値に応じた場所の電子スクリーン35にそれぞれ映し出すことができる。
図1には、1、2、・・・、i−1、i+1、・・・、S−1、S番目の電子スクリーン35には電圧を印加せず、i番目の電子スクリーン35に電圧を印加した瞬間の状態を示している。i番目の電子スクリーン35は光の散乱状態となっているので、i番目の電子スクリーン35に表示するスライスイメージをプロジェクタ部34から投影すると、スライスイメージを形成している光は1、2、・・・、i−1番目の電子スクリーン35を透過してi番目の電子スクリーン35で散乱され、散乱光は1、2、・・・、i−1、i+1、・・・、S−1、S番目の電子スクリーン35を透過するので、外部からi番目の電子スクリーン35に投影したスライスイメージが視認できる。
なお、立体像Aとしての1フレームは、スライスイメージの表示が複数の電子スクリーン35を一巡することにより完成される。そして、表示器16内に毎秒50フレーム以上の速度でフレームの切換えを行うと、目の残像効果により、図1に示すように立体像Aを視認することができる。
なお、図1では、表示器16の複数の電子スクリーン35に1台のプロジェクタ部34を用いてスライスイメージを投影する場合を示しているが、複数の電子スクリーン35を積層方向に複数段に分割し、各段毎にその段に含まれる複数の電子スクリーン35にスライスイメージを投影するプロジェクタ部を配置するようにしてもよい。この場合、各プロジェクタ部は表示制御部33にそれぞれ接続される。このような構成とすることで、表示器のサイズを大きくでき、大きなサイズの立体像Aを形成することができる。
続いて、本発明の第1の実施例に係る立体像形成システム10を用いた立体像形成方法について説明する。
図1に示すように、光学結像手段15の前面側の自由空間内に立体像Bを結像させる場合、先ず、光学結像手段15の背面側に配置した立体像再生装置17の表示器16内に発光する立体像Aを形成する。
光学結像手段15の背面側に立体像Aが存在すると、立体像Aから放射された光の中で、光学結像手段15の背面側に入射した光は、第1の反射面11で反射し、更に第1の反射面11と平面視して交差配置された第2の反射面12で反射して光学結像手段15の前面側に通過する。ここで、光学結像手段15を通過した反射光は、光学結像手段15の背面側に入射する入射光と、平面視して平行になるので、立体像Aの一点から放射状に放出された光の中で、それぞれ異なる第1、第2の反射面11、12で反射して光学結像手段15の前面側に通過した光は、光学結像手段15の前面側の自由空間内で集束し、自由空間内で立体像Bが結像する。その結果、表示器16内の立体像Aは、自由空間内で直接手で触れることが可能な状態の立体像Bとなる。
なお、光学結像手段15では、第1、第2の反射部材13、14はそれぞれ2層構造となって、第1の反射体19に設けられた第1の反射面11の位置は、第1の反射体18の第1の反射面11の位置に対してピッチの1/2ずれており、第2の反射体21に設けられた第2の反射面12の位置は、第2の反射体20の第2の反射面12の位置に対してピッチの1/2ずれている。このため、第1、第2の反射部材13、14をそれぞれ平面視した際、第1、第2の反射面11、12のピッチ(間隔)を、実際のピッチの1/2にすることができ、例えば、立体像Aの1点から放射される放射角度差の小さな光同士を、また立体像Aの近接した点から放射される光同士をそれぞれ第1の反射部材13の第1の反射面11で反射することができ、それらの反射光を第2の反射部材14の第2の反射面12で再度反射させて、光学結像手段15の前面側の自由空間内で集束させることができる。その結果、立体像Bの解像度が向上し、鮮明な立体像Bを視認できる。
ここで、表示器16内に形成する立体像Aが静的状態(静止画)であると、立体像Bは静止状態(静止画)となり、表示器16内に形成する立体像Aが動的状態(動画)であると、立体像Bは動的状態(動画)となる。
また、立体像Aの電子データは、実際の物体に基づいて形成されたものであっても、コンピュータグラフィックで形成したものであってもよい。このため、例えば、X線のCT画像データやMRI画像データに基づいて、特定の臓器の電子データを形成すると、その臓器の立体像Aを介して、自由空間内に臓器の立体像Bを形成することができる。
なお、光学結像手段15を用いて形成する立体像Bの凹凸関係は実際の立体像Aの凹凸関係と逆転するので、立体像再生装置17の表示器16内に発光する立体像Aの凹凸関係が実際の立体像Aの凹凸関係と逆転する電子データを用いると、立体像Bの凹凸関係は、立体像Aの実際の凹凸関係に一致する。
本発明の第2の実施例に係る立体像形成システムは、本発明の第1の実施例に係る立体像形成システム10と比較して、光学結像手段15の代わりに、図3、図4に示す光学結像装置39を使用することが特徴となっている。このため、光学結像装置39についてのみ詳細に説明する。
光学結像装置39は、光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材42、43を当接させて配置し、第1、第2の反射部材42、43は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面40、41をそれぞれ有し、更に同一ピッチで配置された第1、第2の反射面40、41が直交した状態となった光学結像手段44を同一面上に複数備えている。そして、各光学結像手段44の対向する第1、第2の反射面40、41が平面視して交差する交差角度の二等分線の一つは、一点に集まっている。以下、詳細に説明する。
なお、図3では、反射面40、41を明示すため、第1、第2の反射部材42、43び反射面40、41をそれぞれ重ねて示している。
図4に示すように、光学結像手段44を構成する第1の反射部材42は、積層された2つの第1の反射体45、46からなる2層構造となって、第1の反射体45、46にはそれぞれ第1の反射面40が一定のピッチで配置され、第1の反射体45の第1の反射面40の位置と、第1の反射体46の第1の反射面40の位置は、平面視して第1の反射面40のピッチの1/2だけ平行にずれている。また、光学結像手段44を構成する第2の反射部材43は、積層された2つの第2の反射体47、48からなる2層構造となって、第2の反射体47、48にはそれぞれ第2の反射面41が一定のピッチ(例えば、第1の反射面40のピッチと同一)で配置され、第2の反射体47の第2の反射面41の位置と、第2の反射体48の第2の反射面41の位置は、平面視して第2の反射面41のピッチの1/2だけ平行にずれている。
図3に示すように、光学結像手段44が、例えば形状が同一サイズの台形であって、光学結像手段44の対向する斜辺に対する中心線Pが、第1、第2の反射面40、41が平面視して交差する交差角度を二等分する二等分線の一つに一致している場合、T個の光学結像手段44を同一平面上で、光学結像手段44の中心線Pが1点で交わるように配置して、平面視して外形が正T角形の光学結像装置39を構成することができる。そして光学結像装置39の中央部(各光学結像手段44の中心線Pが交わる一点を中心とする領域)には、第1、第2の反射面40、41が存在しない正T角形の孔49が形成されるので、この孔49内に平板状の遮光部50を嵌入し、立体像A(図示せず)を遮光部50の背面側に配置する。遮光部50を設けることで、立体像Aからの光の中で、第1、第2の反射面40、41で反射せずに光学結像装置39を通過する光(無反射の通過光)を遮断することができる。また、立体像Aからの光の中で、光学結像装置39に小さな入射角度で入射して第1、第2の反射面40、41で1回だけ反射して光学結像装置39を通過する光も効率的に遮断することができる。これによって、第1、第2の反射面40、41に映った立体像Aの鏡像が、立体像Bに対してゴースト又はノイズとして出現するのを抑制することができる。
なお、Tは、例えば、4〜100の範囲の整数である。そして、Tが大きいほど、光学結像手段44に含まれる第1、第2の反射面40、41に対する中心線P上にある第1、第2の反射面40、41の割合が向上する。中心線P上にある第1、第2の反射面40、41の割合が向上することによって、第1、第2の反射面40、41でそれぞれ1回だけ反射して光学結像装置39を通過する光の割合を相対的に増加させる(第1、第2の反射面40、41で1回だけ反射して光学結像装置39を通過する光の割合を相対的に減少させる)ことができ、実像を明るくすることができると共に、立体像Aの鏡像の出現を抑制することができる。
光学結像手段44を台形として、光学結像装置39を、中央部に正T角形の孔49を備え外形状を正T角形としたが、光学結像装置39を形成した後、外周を、例えば円形又は四角形に整形してもよい。更に、光学結像装置39を形成した後、正T角形の孔49の縁部を加工して円形の孔に変えてもよい。
また、第2の実施例では、第1の反射部材42を積層された2つの第1の反射体45、46からなる2層構造とし、第2の反射部材43を積層された2つの第2の反射体47、48からなる2層構造としたが、第1、第2の反射部材を、それぞれ1つの第1、第2の反射体で構成してもよい。
なお、第1、第2の反射部材を層構造とした場合、第1、第2の反射部材はそれぞれ、平面視して隣り合う第1、第2の反射面の位置をピッチの1/2ずらして配置する。このような構成とすることにより、平面視した状態の第1、第2の反射部材における第1、第2の反射面のピッチが、第1、第2の反射面のピッチの1/2となり、より高解像度の立体像を得ることが可能になる。
なお、本発明の第2の実施例に係る立体像形成システムを用いた立体像形成方法は、第1の実施例に係る立体像形成システム10を用いた立体像形成方法と同一なので、説明は省略する。
本発明の第3の実施例に係る立体像形成システムは、本発明の第1の実施例に係る立体像形成システム10と比較して、図5に示すように、立体像再生装置のプロジェクタ部51の投影方向が光学結像手段15に対して垂直方向となるようにプロジェクタ部51を配置し、プロジェクタ部51と光学結像手段15との間に、電子スクリーン52が光学結像手段15に対してそれぞれ平行に設けられた表示器53が配置されていることが特徴となっている。なお、第3の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置の作用は、立体像形成システム10の立体像再生装置17と同様なので、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
電子スクリーン52が光学結像手段15に対してそれぞれ平行に設けられているので、表示器53内に形成される立体像Aから放射される光を効率的に光学結像手段15に入射させることができ、光学結像手段15を用いて明るく、鮮明な立体像Bを形成することができる。
本発明の第4の実施例に係る立体像形成システムは、本発明の第1の実施例に係る立体像形成システム10と比較して、図6に示すように、光学結像手段15の背面側に配置される立体像再生装置において、表示器54の電子スクリーン55は光学結像手段15に対してそれぞれ平行に設けられ、表示器54の背面側には、電子スクリーン55の積層方向に対して反射面を45度傾斜させてた鏡56が配置され、プロジェクタ部57は投影方向が鏡56の反射面に対して45度傾斜するように配置されていることが特徴となっている。なお、第4の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置の作用は、立体像形成システム10の立体像再生装置17と同様なので、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
このような構成とすることにより、プロジェクタ部57から投影されるスライスイメージを鏡56で反射させて、電子スクリーン55に対して垂直方向から入射させることができる。そして、電子スクリーン55が光学結像手段15に対してそれぞれ平行に設けられているので、表示器54内に形成される立体像Aから放射される光を効率的に光学結像手段15に入射させることができ、光学結像手段15を用いて明るく、鮮明な立体像Bを形成することができる。
更に、表示器54の背面側にプロジェクタ部57が配置されないので、立体像再生装置をコンパクトにすることができ、立体像形成システムもコンパクトな構成にすることができる。
本発明の第5の実施例に係る立体像形成システムは、本発明の第2の実施例に係る立体像形成システムと比較して、立体像再生装置として、第3の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置を使用したことが特徴となっている。また、本発明の第6の実施例に係る立体像形成システムは、本発明の第2の実施例に係る立体像形成システムと比較して、立体像再生装置として、第4の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置を使用したことが特徴となっている。
このため、第5、6の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置の構成は、それぞれ本発明の第3、4の実施例に係る立体像形成システムの立体像再生装置と同様となり、その作用も立体像形成システム10の立体像再生装置17と同様となるので、詳細な説明は省略する。また、第5、6の実施例に係る立体像形成システムの作用及び立体像形成方法も、第2の実施例に係る立体像形成システムの作用及び立体像形成方法と同様なので、詳細な説明は省略する。
以上、本発明を、実施例を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施例に記載した構成に限定されるものではなく、請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施例や変形例も含むものである。
更に、本実施例とその他の実施例や変形例にそれぞれ含まれる構成要素を組合わせたものも、本発明に含まれる。
例えば、光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を当接させて配置したが、近接させて配置してもよい。ここで、近接配置した第1、第2の反射部材間の距離は、第1、第2の反射部材の厚みの2倍以内の範囲にすることが好ましい。なお、第1、第2の反射部材間の距離を、第1、第2の反射部材の厚みの2倍を超えて設定すると、パネル(光学結像手段)への入射光線の、第1の反射部材の反射点と第2の反射部材の反射点の距離が、第1、第2の反射部材の厚みの2倍以上となり、その第1、第2の反射部材各々1回ずつ計2回反射後の結像点での結像に寄与する反射光線同士のズレも比例して増大するため、結像エリアでの解像度が低下し好ましくない。
実際の像を用いることなく、自由空間内に、電子データによって作成された立体像を表示できる。従って、作成された立体像を人が触れることもでき、広告の分野だけでなく、複雑な機械構造の中身を表示する等の光学の分野、人体の組織等を立体像を用いて説明する等の医学の分野でも利用可能となる。
10:立体像形成システム、11:第1の反射面、12:第2の反射面、13:第1の反射部材、14:第2の反射部材、15:光学結像手段、16:表示器、17:立体像再生装置、18、19:第1の反射体、20、21:第2の反射体、22:入光部、23、24、25:出入光部、26:出光部、27:入光部、28、29、30:出入光部、31:出光部、32:画像源、33:表示制御部、34:プロジェクタ部、35:電子スクリーン、36:駆動器、37:表示部、38:電圧印加回路、39:光学結像装置、40:第1の反射面、41:第2の反射面、42:第1の反射部材、43:第2の反射部材、44:光学結像手段、45、46:第1の反射体、47、48:第2の反射体、49:孔、50:遮光部、51:プロジェクタ部、52:電子スクリーン、53:表示器、54:表示器、55:電子スクリーン、56:鏡、57:プロジェクタ部

Claims (5)

  1. 光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ備え、更に前記第1、第2の反射面が交差した状態で配置された光学結像手段と、
    前記光学結像手段の背面側に配置され、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置とを有し、
    前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像手段の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させることを特徴とする立体像形成システム。
  2. 光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ有し、更に同一ピッチで配置された前記第1、第2の反射面が直交した状態となった光学結像手段を同一面上に複数備え、しかも、前記各光学結像手段の対向する前記第1、第2の反射面が平面視して交差する交差角度の二等分線の一つが一点に集まる光学結像装置と、
    前記光学結像装置の背面側に配置され、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置とを有し、
    前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像装置の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させることを特徴とする立体像形成システム。
  3. 請求項1又は2記載の立体像形成システムにおいて、前記第1、第2の反射部材は、それぞれ2層構造となって、かつ前記第1、第2の反射部材はそれぞれ、平面視して隣り合う前記第1、第2の反射面の位置がピッチの1/2ずれていることを特徴とする立体像形成システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体像形成システムにおいて、前記立体像再生装置は、前記電子データから形成した画像信号を画像に変換して投影するプロジェクタ部と、前記画像を映し出す電子スクリーンを該画像の投影方向に間隔を設けて配置した前記表示器とを有し、前記電子スクリーンは、光の透過状態と散乱状態の選択の電子制御が可能で、前記光学結像手段に対して平行又は直交させて配置されていることを特徴とする立体像形成システム。
  5. 光透過性を有する板状の第1、第2の反射部材を近接又は当接させて配置し、前記第1、第2の反射部材は板面に対して垂直にかつ一定のピッチで平行配置された帯状の第1、第2の反射面をそれぞれ備え、更に前記第1、第2の反射面が交差した状態で配置された光学結像手段の背面側に、電子データから表示器内に静的状態又は動的状態の発光する立体像Aを表示する立体像再生装置を配置して、前記表示器内の前記立体像Aを、前記光学結像装置の前面側の自由空間内に立体像Bとして結像させることを特徴とする立体像形成方法。
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