JP5645710B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5645710B2 JP5645710B2 JP2011040737A JP2011040737A JP5645710B2 JP 5645710 B2 JP5645710 B2 JP 5645710B2 JP 2011040737 A JP2011040737 A JP 2011040737A JP 2011040737 A JP2011040737 A JP 2011040737A JP 5645710 B2 JP5645710 B2 JP 5645710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heating chamber
- coil
- removal
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
本実施の形態1の加熱庫は、天板上に載置された鍋等を誘導加熱コイルにより加熱するいわゆるIHクッキングヒータや、オーブンレンジ、オーブントースターなどの加熱調理器に設けられ、グリル調理等を行うためのものである。
図1は、実施の形態1に係る加熱庫の断面模式図である。図2は、実施の形態1に係る加熱庫のヒータを説明する図である。なお、図1、図2を含め、図面に示す各構成の大きさや位置関係は、実際のものとは異なる場合がある。また、説明のため、図1の紙面左側に相当する方向を「前」、紙面右側に相当する方向を「後」、紙面上側に相当する方向を「上」、紙面下側に相当する方向を「下」と称する場合がある。
例えば、給電部11と加熱部12とを同一金属で作製する場合は、給電部11を中身の詰まった棒(中実棒)で作製し、加熱部12をパイプ(中空棒)で作製して、両者を溶接などの方法で接続することができる。また、両者を異種の金属で作製する場合は、給電部11を銅等の電気抵抗の低い金属で作製し、加熱部12をステンレス等の電気抵抗のより高い金属で作製することができる。
また、給電部11と加熱部12は、互いに異なる構造及び材質で作製してもよい。例えば、給電部11を外径6mmの銅あるいは銅合金からなる中実棒で作製し、加熱部12を外径6mm、半径方向の厚み0.3〜1mmのステンレスパイプ(中空棒)で作製し、これらを溶接あるいはロウ付けにより接続してもよい。
制御部17は、操作部18の加熱指示ボタン18aから加熱開始の指示を受けると、図示しない電源回路を駆動する。
コイル6に図示しない電源回路から20〜100kHzの高周波電流が供給されると、コイル6にコイル電流が流れ、コイル6の周囲に高周波磁束が発生する。コイル6から生じた高周波磁束は、磁気抵抗が小さい磁性体7を通って、上ヒータ10aと下ヒータ10bに鎖交する。このとき、電気的に閉じた(閉ループを構成する)上ヒータ10a、下ヒータ10bに、鎖交した高周波磁束による誘導電流が発生し、誘導電流によるジュール熱が上ヒータ10a、下ヒータ10bに発生する。上ヒータ10a、下ヒータ10bの加熱部12の電気抵抗が高いため、この加熱部12においてより大きなジュール熱が発生する。そして、上ヒータ10a、下ヒータ10bからの輻射熱と、上ヒータ10a、下ヒータ10bにより加熱された高温空気により、加熱庫1内の食材Xを加熱することができる。
次に、本実施の形態1の上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しロック機構について説明する。取り外しロック機構は、本発明のヒータの取り外し防止手段に相当し、上ヒータ10a、下ヒータ10bが引き抜かれようとしたときでもこれを阻止する機構である。
図3、図4に示すように加熱庫1内には、上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しロック機構として、円柱状のロック棒20a、ロック棒20bと、ロック棒移動用モータ21とを備える。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、ロック棒20aは最下位にあるとともにロック棒20bは最上位にあり、両者はそれぞれ上ヒータ10a、下ヒータ10bに係合している。ロック棒20aが最下位、ロック棒20bが最上位にあるとき、上ヒータ10a、下ヒータ10bが手前側に引き抜かれようとしても、ロック棒20a、20bが給電部11に引っかかるために上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しが阻止される。
図5は、実施の形態1に係る取り外しロック機構の動作を説明するフローチャートである。
図5に示すように、ヒータ取り外しボタン18bが押下されてヒータ取り外しボタン18bから制御部17にヒータの取り外しの信号が伝えられると(S101;Yes)、制御部17は、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であるかどうか判断する(S102)。上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であれば(S102;Yes)、報知部19を制御して表示や音声等によりヒータ取り外しのロック解除が不可能であることを報知する(S105)。なお、このステップS105におけるヒータ取り外しのロック解除が不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
また、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下でなければ(S103;No)、ヒータ取り外しのロック解除が不可能であることを報知する(S105)。なお、このステップS105におけるヒータ取り外しのロック解除が不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが高温である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
なお、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱庫1内に取り付けられた状態であるか否かは、例えば、ヒータ支持溝15に重量センサを内蔵してこの検知結果に基づいて判断してもよい。また、コイル6に所定の入力電圧を与えたときに、負荷(上ヒータ10a、下ヒータ10b)が存在するか否かによりコイル6に流れる電流値が異なることを利用し、上ヒータ10a、下ヒータ10bの設置の有無を判断してもよい。
また、本実施の形態1では、加熱庫1内の上下に上ヒータ10a、下ヒータ10bを設けた例を示したが、加熱庫内に上ヒータあるいは下ヒータのいずれか一方のみを設ける構成であってもよい。
また、ロック棒20a、20bを上下方向に動かす例を示したが、回動させて上ヒータ10a、下ヒータ10bとの係合と係合解除を行うようにしてもよい。
実施の形態1では、ロック棒移動用モータ21によりロック棒20a、20bを上下移動させる構成であった。本実施の形態2では、ロック棒20a、20bを上下移動させるための他の構成例を説明する。なお、本実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図6、図7に示すように、加熱庫1の前面側の開口部の横には、ヒータ取り外しレバー23が設けられている。ヒータ取り外しレバー23は、前扉4の内側に設けられており、前扉4を開くことでヒータ取り外しレバー23が露出する。なお、本実施の形態2では、前扉4の内側にヒータ取り外しレバー23を設ける例を説明するが、ヒータ取り外しレバー23の配置はこれに限らない。例えば、加熱庫1の前面開口部の横であって前扉4の外側(前扉4に覆われない位置)に設けることもできる。また、使用者が誤って操作しにくいよう前面以外にヒータ取り外しレバー23を配置することもできるほか、任意の位置にヒータ取り外しレバー23を配置できる。
図8に示すように、ロック棒20a、20bは、加熱庫1の奥側にほぼ水平に配置された板状の支持板29aに対して、ほぼ水平に奥側に向かって延びる連結部29cを介して連結されている。支持板29aは上下移動が可能であり、この支持板29aの上下移動に伴ってロック棒20a、20bも上下移動する。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、ロック棒20aは最下位にあるとともにロック棒20bは最上位にあり、上ヒータ10a、下ヒータ10bが手前側に引き抜かれようとしても、ロック棒20a、20bが給電部11に引っかかって上ヒータ10a、下ヒータ10bが外れない状態である。また、レバーロック24がアーム連結板26の係止穴26aに挿入されていて、ヒータ取り外しレバー23を押し下げることができない状態となっている。すなわち、ヒータ取り外しレバー23を押し下げることができない状態であるために、上ヒータ10a、下ヒータ10bが手前側に引き抜かれようとしても、ロック棒20a、20bが給電部11に引っかかって上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しが阻止される。
図5において、ステップS101〜S103、及びステップS105の動作については実施の形態1と同様である。
実施の形態1、2では、ヒータの取り外しロック機構を設け、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下になるまで取り外せないよう構成することで、ヒータ取り外し時の安全性を高めた。本実施の形態3では、上ヒータ10a、下ヒータ10bの手前側をヒータカバーで覆い、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下になるまで取り外せないよう構成する例を示す。なお、本実施の形態3では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図9、図10に示すように、上ヒータ10a、下ヒータ10bの前扉4側には、平板状のヒータカバー30a、ヒータカバー30bと、カバー移動用モータ31とが設けられている。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、ヒータカバー30aは最下位にあるとともにヒータカバー30bは最上位にあり、上ヒータ10a、下ヒータ10bの手前側はヒータカバー30a、30bに覆われた状態である。したがって、上ヒータ10a、下ヒータ10bが高温のときに、使用者の手や指が誤って上ヒータ10a、下ヒータ10bに接触するのが防止される。
図11は、実施の形態3に係るヒータカバーの開閉動作を説明するフローチャートである。
図11に示すように、ヒータ取り外しボタン18bが押下されてヒータ取り外しボタン18bから制御部17にヒータの取り外しの信号が伝えられると(S201;Yes)、制御部17は、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であるかどうか判断する(S202)。上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であれば(S202;Yes)、報知部19を制御して表示や音声等によりヒータカバー30a、30bの開放が不可能であることを報知する(S205)。なお、このステップS205におけるヒータカバー30a、30bの開放が不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
また、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下でなければ(S203;No)、ヒータカバー30a、30bの開放が不可能であることを報知する(S205)。なお、このステップS105におけるヒータカバー30a、30bの開放が不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが高温である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
図12は、実施の形態3に係るヒータカバーの変形例を説明する図であり、調理庫の主要部の断面模式図である。図13は、実施の形態3に係るヒータカバーの変形例を説明する主要部の斜視図である。
図12、図13で示すヒータカバー32a、ヒータカバー32bは、長手方向に設けられた回動軸により回動して、上ヒータ10a、下ヒータ10bを覆い、あるいは露出させる構成である。ヒータカバー32a、32bの動作については、図11で説明したものと同様である。このように構成しても、前述と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3では、カバー移動用モータ31によりヒータカバー30a、30bを上下移動させる構成であった。本実施の形態4では、ヒータカバー30a、30bを移動させるための他の構成例を説明する。なお、本実施の形態4では、実施の形態3との相違点を中心に説明し、実施の形態3と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図14、図15に示すように、加熱庫1の前面側の開口部の横には、ヒータ取り外しレバー33が設けられている。ヒータ取り外しレバー33は、前扉4の内側に設けられており、前扉4を開くことでヒータ取り外しレバー33が露出する。なお、本実施の形態4では、前扉4の内側にヒータ取り外しレバー33を設ける例を説明するが、ヒータ取り外しレバー33の配置はこれに限らない。例えば、加熱庫1の前面開口部の横であって前扉4の外側(前扉4に覆われない位置)に設けることもできる。また、使用者が誤って操作しにくいよう前面以外にヒータ取り外しレバー33を配置することもできるほか、任意の位置にヒータ取り外しレバー33を配置できる。
図16に示すヒータカバー30a、30bの移動構造の基本的な仕組みは、実施の形態2の図8で示したものと同じである。図16では、図8と同一の構成については同一の符号を付している。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、ヒータカバー30aは最下位にあるとともにヒータカバー30bは最上位にあり、上ヒータ10a、下ヒータ10bの手前側はヒータカバー30a、30bに覆われた状態である。また、レバーロック24がアーム連結板26の係止穴26aに挿入されていて、ヒータ取り外しレバー23を押し下げることができない状態であるために、ヒータカバー30a、30bの開放が阻止されている。したがって、上ヒータ10a、下ヒータ10bが高温のときに、使用者の手や指が誤って上ヒータ10a、下ヒータ10bに接触するのが防止される。
図11において、ステップS201〜S203、及びステップS205の動作については、実施の形態3と同様である。
本実施の形態4において実施の形態3と異なるのは、ステップS204における動作である。すなわち、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下であれば(S203;Yes)、制御部17は、レバーロック用モータ25を駆動して、レバーロック24をアーム連結板26の係止穴26aから引き抜かれた状態に移動させる(S204)。このとき、制御部17は報知部19を制御して、ヒータ取り外しレバー33が操作可能になったこと、加熱庫1内の温度がより安全性を高めるための所定温度になっていること、のいずれか又は両方を報知することができる。そして、使用者が、ヒータ取り外しレバー33を押し下げることで、ヒータカバー30aが最上位に移動するとともに、ヒータカバー30bが最下位に移動する。このようにすると、上ヒータ10a、下ヒータ10bが露出し、使用者は上ヒータ10a、下ヒータ10bを手前側に引き出して加熱庫1から取り外すことができる。
実施の形態1〜4では、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下になるまで取り外せないよう構成することで、ヒータ取り外し時の安全性を高めた。本実施の形態5では、上ヒータ10a、下ヒータ10bを手前側に移動させ、使用者による上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り出しやすさを向上させるヒータ移動機構を備えた例を示す。なお、本実施の形態3では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図17、図18に示すように、上ヒータ10aと下ヒータ10bの近傍には、押出部40と、押出部移動用モータ41とが設けられている。また、前扉4の開閉状態を検知する扉検知手段42を備える。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、押出バー40bが上ヒータ10a、下ヒータ10bに係止された状態である。したがって、上ヒータ10a、下ヒータ10bを手前側に引き抜かれようとしても、押出バー40bが水平部10a1、10b1に引っかかって上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しが阻止される。このように、押出バー40bは、上ヒータ10a、下ヒータ10bの取り外しロックの機能も有する。
図19は、実施の形態5に係るヒータ移動動作を説明するフローチャートである。
図19に示すように、ヒータ取り外しボタン18bが押下されてヒータ取り外しボタン18bから制御部17にヒータの取り外しの信号が伝えられると(S301;Yes)、制御部17は、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であるかどうか判断する(S302)。上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中であれば(S302;Yes)、報知部19を制御して表示や音声等によりヒータの取り外しが不可能であることを報知する(S306)。なお、このステップS306におけるヒータ取り外しが不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱中である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
また、上ヒータ10a、下ヒータ10bが所定温度以下でなければ(S303;No)、ヒータ取り外しが不可能であることを報知する(S306)。なお、このステップS306におけるヒータ取り外しが不可能であることの報知に加えて、あるいはこれに代えて、上ヒータ10a、下ヒータ10bが高温である旨の注意喚起を報知するようにしてもよい。
また、本実施の形態5のヒータ移動機構は、実施の形態1〜実施の形態4と組み合わせて用いることができる。
実施の形態5では、押出部移動用モータ41と押出部40により、上ヒータ10a、下ヒータ10bを引き出し方向に移動させる構成であった。本実施の形態6では、上ヒータ10a、下ヒータ10bを移動させるための他の構成例を説明する。なお、本実施の形態6では、実施の形態5との相違点を中心に説明し、実施の形態5と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図20、図21に示すように、上ヒータ10a、下ヒータ10bの給電部11の背面側には、直方体の押出部43が設けられている。押出部43は、上ヒータ10a、下ヒータ10bの給電部11の背面側に当接し、これを押して、上ヒータ10aと下ヒータ10bを手前側に移動させる。図20(a)に示すように上ヒータ10a、下ヒータ10bが給電部支持溝9内に設置された状態において、押出部43は給電部支持溝9内に位置している。
まず、上ヒータ10a、下ヒータ10bによる加熱中を含め、通常時には、レバーロック48がアーム連結板46の係止穴46aに挿入されていて、ヒータ取り外しレバー47を押し下げることができない状態となっている。
図19において、ステップS301〜S304、ステップS306、及びステップS307の動作については、実施の形態5と同様である。
なお、ヒータ取り外しロックの設定、すなわち、レバーロック24の係止穴26aへの挿入動作は、上ヒータ10a、下ヒータ10bが加熱庫1内に取り付けられた後の任意のタイミングで行うことができる。
前述の実施の形態1〜6では、加熱庫1の後壁5にコイル6を配設し、このコイル6に対応して設けられた給電部支持溝9と、加熱庫1の側壁3の奥行き方向に沿って設けられたヒータ支持溝15とにより、上ヒータ10a、下ヒータ10bとを支持する構成とした。本実施の形態7では、コイル6の配置と、上ヒータ10a、下ヒータ10bの支持構造の他の構成例を説明する。なお、本実施の形態7では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
また、実施の形態7で示すコイル6の配置と、上ヒータ10a、下ヒータ10bの支持構造は、実施の形態1、2で示したヒータ取り外しロック機構、実施の形態3、4で示したヒータカバーの開閉機構、及び実施の形態5、6で示したヒータ移動機構と組み合わせることができ、同様の効果を得ることができる。
Claims (16)
- 箱状の加熱庫と、
高周波電流を供給されて高周波磁束を発生するコイルと、
前記加熱庫内部に着脱可能に配置され、前記コイルから生じる磁束によって誘導電流を発生して発熱するヒータと、
前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
前記ヒータの取り外しを指示するための操作部と、
前記ヒータが前記加熱庫から取り外されることを防止する取り外し防止手段と、
前記操作部により前記ヒータの取り外しが指示されたとき、前記ヒータの温度が所定温度以下であれば、前記取り外し防止手段の取り外し防止機能を解除して前記ヒータを取り外し可能にする制御手段とを備え、
前記取り外し防止手段は、
前記ヒータの一部と係合する係合部と、
前記ヒータの取り外しを防止する際には前記係合部が前記ヒータの一部に係合するように前記係合部を移動させる係合部移動手段を備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記ヒータは、前記加熱庫からの取り出し方向に対して交差する方向に延びる交差部を有しており、
前記係合部は、前記ヒータの取り出し方向に対して前記交差部の手前側に配置されて、前記交差部と係合する
ことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。 - 前記係合部は、長軸方向が上下方向となるように配置され、上下移動が可能な棒状部材であり、
前記係合部移動手段は、前記制御手段に制御されて前記棒状部材を上下方向に移動させるモータを備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の誘導加熱調理器。 - 前記係合部は、長軸方向が上下方向となるように配置され、上下移動が可能な棒状部材であり、
前記係合部移動手段は、
所定方向への操作を受け付ける操作部材と、
前記操作部材に対する操作力を、前記棒状部材の移動力として伝達する伝達部材とを備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の誘導加熱調理器。 - 箱状の加熱庫と、
高周波電流を供給されて高周波磁束を発生するコイルと、
前記加熱庫内部に着脱可能に配置され、前記コイルから生じる磁束によって誘導電流を発生して発熱するヒータと、
前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
前記ヒータの取り外しを指示するための操作部と、
前記ヒータが前記加熱庫から取り外されることを防止する取り外し防止手段と、
前記操作部により前記ヒータの取り外しが指示されたとき、前記ヒータの温度が所定温度以下であれば、前記取り外し防止手段の取り外し防止機能を解除して前記ヒータを取り外し可能にする制御手段とを備え、
前記取り外し防止手段は、
前記ヒータの手前側を覆うヒータカバーと、
前記ヒータの取り外しを防止する際には前記ヒータカバーが前記ヒータの手前側を覆うよう前記ヒータカバーを移動させるヒータカバー移動手段を備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記ヒータカバー移動手段は、前記制御手段に制御されて前記ヒータカバーを移動させるモータを備えた
ことを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。 - 前記ヒータカバー移動手段は、
所定方向への操作を受け付ける操作部材と、
前記操作部材に対する操作力を、前記ヒータカバーの移動力として伝達する伝達部材とを備えた
ことを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。 - 箱状の加熱庫と、
高周波電流を供給されて高周波磁束を発生するコイルと、
前記加熱庫内部に着脱可能に配置され、前記コイルから生じる磁束によって誘導電流を発生して発熱するヒータと、
前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
前記ヒータの取り外しを指示するための操作部と、
前記ヒータが前記加熱庫から取り外されることを防止する取り外し防止手段と、
前記操作部により前記ヒータの取り外しが指示されたとき、前記ヒータの温度が所定温度以下であれば、前記取り外し防止手段の取り外し防止機能を解除して前記ヒータを取り外し可能にする制御手段とを備え、
前記取り外し防止手段は、
前記ヒータの取り外しを可能とする際には、前記ヒータを取り出し方向に移動させるヒータ移動手段を備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記ヒータ移動手段は、
前記ヒータに係合し、回転することにより前記ヒータを取り出し方向に送り出す回転手段を備えた
ことを特徴とする請求項8記載の誘導加熱調理器。 - 前記ヒータ移動手段は、
前記制御手段に制御されて前記回転手段を回転させるモータを備えた
ことを特徴とする請求項9記載の誘導加熱調理器。 - 前記ヒータ移動手段は、
所定方向への操作を受け付ける操作部材と、
前記操作部材に対する操作力を、前記ヒータの移動力として伝達する伝達部材とを備えた
ことを特徴とする請求項8記載の誘導加熱調理器。 - 箱状の加熱庫と、
高周波電流を供給されて高周波磁束を発生するコイルと、
前記加熱庫内部に着脱可能に配置され、前記コイルから生じる磁束によって誘導電流を発生して発熱するヒータと、
前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
前記ヒータの取り外しを指示するための操作部と、
前記ヒータが前記加熱庫から取り外されることを防止する取り外し防止手段と、
前記操作部により前記ヒータの取り外しが指示されたとき、前記ヒータの温度が所定温度以下であれば、前記取り外し防止手段の取り外し防止機能を解除して前記ヒータを取り外し可能にする制御手段とを備え、
前記コイルは、前記加熱庫の背面側に配置されており、
前記ヒータは、前記コイルから生じる磁束と鎖交するように配設される給電部を備え、
前記加熱庫に対する前記ヒータの取り出し方向に沿って設けられ、前記ヒータを支持するヒータ支持溝と、
前記加熱庫において前記コイルに対応する位置に設けられ、前記ヒータの前記給電部を支持する給電部支持溝とを備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 箱状の加熱庫と、
高周波電流を供給されて高周波磁束を発生するコイルと、
前記加熱庫内部に着脱可能に配置され、前記コイルから生じる磁束によって誘導電流を発生して発熱するヒータと、
前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
前記ヒータの取り外しを指示するための操作部と、
前記ヒータが前記加熱庫から取り外されることを防止する取り外し防止手段と、
前記操作部により前記ヒータの取り外しが指示されたとき、前記ヒータの温度が所定温度以下であれば、前記取り外し防止手段の取り外し防止機能を解除して前記ヒータを取り外し可能にする制御手段とを備え、
前記コイルは、前記加熱庫の左右両方の側壁に配置されており、
前記ヒータは、前記コイルから生じる磁束と鎖交するようにそれぞれ配設される複数の給電部を備え、
前記加熱庫に対する前記ヒータの取り出し方向に沿い、かつ、前記加熱庫において前記コイルに対応する位置に設けられて、前記ヒータの前記給電部を支持する給電部支持溝を備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記取り外し防止手段は、
前記ヒータの取り外しを可能とする際には、前記ヒータを取り出し方向に移動させるヒータ移動手段を備えた
ことを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記コイルは、前記加熱庫の背面側に配置されており、
前記ヒータは、前記コイルから生じる磁束と鎖交するように配設される給電部を備え、
前記加熱庫に対する前記ヒータの取り出し方向に沿って設けられ、前記ヒータを支持するヒータ支持溝と、
前記加熱庫において前記コイルに対応する位置に設けられ、前記ヒータの前記給電部を支持する給電部支持溝とを備えた
ことを特徴とする請求項2〜請求項11のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記コイルは、前記加熱庫の左右両方の側壁に配置されており、
前記ヒータは、前記コイルから生じる磁束と鎖交するようにそれぞれ配設される複数の給電部を備え、
前記加熱庫に対する前記ヒータの取り出し方向に沿い、かつ、前記加熱庫において前記コイルに対応する位置に設けられて、前記ヒータの前記給電部を支持する給電部支持溝を備えた
ことを特徴とする請求項2〜請求項11のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011040737A JP5645710B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011040737A JP5645710B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012178277A JP2012178277A (ja) | 2012-09-13 |
JP5645710B2 true JP5645710B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=46979998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011040737A Active JP5645710B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5645710B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018209598A1 (zh) * | 2017-05-17 | 2018-11-22 | 唐锋机电科技(深圳)有限公司 | 烘烤机 |
CN109793431A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-05-24 | 上海海尔众智坊创客空间管理有限公司 | 分区烤箱 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105163410A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-12-16 | 苏州纽东精密制造科技有限公司 | 一种电磁加热器 |
CN107115031B (zh) * | 2017-05-17 | 2023-05-23 | 唐锋机电科技(深圳)有限公司 | 烘烤机 |
GB2576947B (en) * | 2018-09-10 | 2020-09-09 | Dyson Technology Ltd | A method of controlling a haircare appliance |
WO2023075471A1 (ko) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06163152A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理装置 |
JP3294255B2 (ja) * | 1999-02-03 | 2002-06-24 | 船井電機株式会社 | ヒータを備えた製パン器 |
-
2011
- 2011-02-25 JP JP2011040737A patent/JP5645710B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018209598A1 (zh) * | 2017-05-17 | 2018-11-22 | 唐锋机电科技(深圳)有限公司 | 烘烤机 |
CN109793431A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-05-24 | 上海海尔众智坊创客空间管理有限公司 | 分区烤箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012178277A (ja) | 2012-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5645710B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
EP2164298B1 (en) | Electric induction oven | |
JP5627726B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
US6884971B2 (en) | Slow cooker with dual heating elements | |
US20140124501A1 (en) | Induction cooktop appliance | |
JP4982282B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
KR200442696Y1 (ko) | 인덕션레인지용 구이판 설치대 | |
EP3612003A1 (en) | Electronic induction heating-type cooking apparatus | |
JP5558387B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
KR102148750B1 (ko) | 밥솥 내부를 균일하게 가열하는 취반기 | |
WO2017019687A1 (en) | Cooking appliance with direct contact cooking grate | |
JP5414653B2 (ja) | 加熱装置 | |
JP2014190611A (ja) | 加熱調理器 | |
CN108662631A (zh) | 应用于电磁炉的加热控制方法、装置及电磁炉 | |
JP5517962B2 (ja) | 加熱調理器およびその制御方法 | |
JP2011216385A (ja) | 加熱調理器 | |
CN105066194A (zh) | 一种具有磁感应档位的电磁小炒炉 | |
JP5063664B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5653172B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2007247958A (ja) | 調理器 | |
JP2009254452A (ja) | ホットプレート | |
KR200474619Y1 (ko) | 화상방지 전기쿡탑 | |
JP6364622B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2012217672A (ja) | 電気加熱調理器 | |
JP5645606B2 (ja) | 誘導加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140722 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5645710 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |