JP5645022B2 - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents
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Description
したがって、上記特許文献1のように単純に2行程後のスロットル弁の開度の予測値を反映させて空燃比制御を行なうだけでは、その間の吸気マニホールド内の圧力の変化が考慮されず、2行程後の吸気マニホールド内の圧力、延いては2行程後の吸気流量の正確な予測をすることが困難である。
また、請求項3の内燃機関の吸気制御装置は、請求項2において、スロットル開度演算手段は、単位期間経過毎の複数個のスロットル開度を演算し、当該複数個のスロットル開度と内燃期間の回転速度とに基づいて1行程後及び2行程後のスロットル開度を演算することを特徴とする。
また、第1の所定期間後のスロットル開度及び第2の所定期間後のスロットル開度を演算する際に、目標演算時点より1単位期間前のスロットル開度相当値及び目標演算時点より2単位期間前のスロットル開度相当値に基づいてスロットル開度を単位期間経過毎に複数個演算し、これに基づき第1の所定期間後及び第2の所定期間後のスロットル開度を演算するので、内燃機関の回転速度の変動が多くとも迅速に各所定期間後のスロットル開度を演算することが可能となる。
図1は、本発明の吸気制御装置が適用されたエンジン1(内燃機関)の吸気系の概略構成図である。
図1に示すように、エンジン1は、吸気ポート2内に燃料を噴射する吸気管噴射型(Multi Point Injection:MPI)の4サイクル直列4気筒型ガソリンエンジンであり、図1にはそのうちの1つの気筒についての縦断面が示されている。
また、シリンダヘッド3には、燃焼室4と吸気ポート2との連通及び遮断を行う吸気バルブ10と、燃焼室4と排気ポート5との連通及び遮断を行う排気バルブ11がそれぞれ設けられている。
シリンダヘッド3の一側面には吸気ポート2と連通するように吸気マニホールド20が接続されている。
吸気管24には、吸入空気流量を調節する電子制御式のスロットルバルブ26が設けられている。スロットルバルブ26には、スロットルバルブ26の開き度合を検出するスロットルポジションセンサ25(スロットル開度検出手段)が備えられている。
ECU50は、エンジン1の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
ECU50の出力側には、上記スロットルバルブ26、燃料噴射弁21、点火プラグ16等の各種出力デバイスが接続されている。ECU50は、各種センサ類からの検出情報に基づいて目標スロットル開度Tpa、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期等を演算し、各種出力デバイスにそれぞれ出力することで、スロットルバルブ26、燃料噴射弁21等を制御する(目標スロットル開度演算手段)。
図2は、スロットル開度Tp(0)〜Tp(6)の演算要領を示すフローチャートである。
始めに、ステップS10では、スロットル開度演算回数nの初期値としてn=0に設定する。nは0を含む自然数である。そして、ステップS20に進む。
ステップS20では、目標スロットル開度Tpaと、スロットル開度の演算目標時点より1演算周期(例えば10ms)前のスロットル開度相当値Tp(n-1)と、2演算周期(例えば20ms)前のスロットル開度相当値Tp(n-2)を読み込む。1演算周期前及び2演算周期前のスロットル開度相当値としては、スロットルポジションセンサ25から読み込んだ1演算周期前及び2演算周期前の実スロットル開度を用いてもよいし、演算により求めた1演算周期前及び2演算周期前のスロットル開度演算値を用いてもよい。そして、ステップS30に進む。
Tp(n)=K1×Tp(n-1)+K2×Tp(n-2)+K3×Tpa・・・(1)
そして、ステップS40に進む。
ステップS50では、ステップS20及びステップS30で演算したスロットル開度Tp(0)〜Tp(6)を記憶する。そして、本ステップをリターンする。
図3は、1行程及び2行程後のインマニ圧Pi1、Pi2の演算要領を示すフローチャートである。
本ルーチンは、エンジン運転時において1行程毎に繰り返し行なわれる。
ステップS120では、吸気圧センサ23によって検出された現在のインマニ圧Piと大気圧Paとの圧力比Rp(=Pi/Pa)とステップS110で演算された1行程後のスロットル開口面積St1とから、1行程間のスロットル通過流量Vt1を演算する。そして、ステップS130に進む。
ステップS140では、ステップS120で演算された1行程間のスロットル通過流量Vt1とステップS130で演算された1行程間の吸入空気流量Vs1とから、1行程後のインマニ圧Pi1を演算する。そして、ステップS150に進む。なお、上記ステップS110〜S140までの一連の制御が、本発明の第1の吸気圧演算手段に該当する。
ステップS170では、ステップS150で演算された1行程後から2行程後までの1行程間のスロットル通過流量Vt2と、ステップS160で演算された1行程後から2行程後までの1行程間の吸入空気流量Vs2とから、2行程後のインマニ圧Pi2を演算する。そして、本ルーチンをリターンする。なお、上記ステップS110及びS150〜S170までの一連の制御が、本発明の第2の吸気圧演算手段に該当する。
図4、5は、各行程毎に演算したインマニ圧の予測値の推移の一例を示すグラフである。
図5中において、太線がインマニ圧の実測値Pi、細線がインマニ圧の実測値Piを2行程前にオフセットした値Pi’、二点鎖線が上記従来技術の方法で演算した2行程後のインマニ圧の予測値Pi2’を示す。
これに対し、図5に示すように、現在のインマニ圧Piと2行程後のスロットル開度Tp2から演算する従来技術では、次の燃料噴射タイミングにおいて、演算した2行程後のインマニ圧Pi2’とインマニ圧の実測値Piを2行程前にオフセットした値Pi’とで誤差(ΔPi)が生じている。したがって、この従来技術では、インマ圧を2行程前に正確に予測することが困難である。
また、スピードデンシティ方式を採用しないエンジンにおいても、本発明を採用することで2行程後のインマニ圧Pi2が正確に得られるので、過渡運転時での空燃比制御を正確に行なうことが可能となる。
20 吸気マニホールド
23 吸気圧センサ
25 スロットルポジションセンサ
26 スロットルバルブ
50 ECU
Claims (2)
- アクセル操作及び内燃機関の運転状態に基づいてスロットルバルブの目標開度を演算する目標スロットル開度演算手段と、
前記内燃機関の吸気マニホールド内の圧力を検出する吸気圧検出手段と、
前記目標スロットル開度演算手段により演算された前記スロットルバルブの目標開度、目標演算時点より1単位期間前のスロットル開度相当値及び目標演算時点より2単位期間前のスロットル開度相当値に基づいて単位期間経過毎の複数個の前記スロットル開度を演算し、当該複数個のスロットル開度と前記内燃機関の回転速度とに基づいて、第1の所定期間後のスロットル開度と前記第1の所定期間より後の第2の所定期間後のスロットル開度とを演算するスロットル開度演算手段と、
前記吸気圧検出手段により検出された現在の吸気マニホールド内の圧力と前記スロットル開度演算手段により演算された前記第1の所定期間後のスロットル開度とに基づいて第1の所定期間後の前記吸気マニホールド内の圧力を演算する第1の吸気圧演算手段と、
前記第1の吸気圧演算手段により演算した前記第1の所定期間後の吸気マニホールド内の圧力と前記スロットル開度演算手段により演算された前記第2の所定期間後のスロットル開度とに基づいて前記第2の所定期間後の前記吸気マニホールド内の圧力を演算する第2の吸気圧演算手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。 - 前記第1の所定期間は前記内燃機関の1行程であり、前記第2の所定期間は前記内燃機関の2行程であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気制御装置。
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