JP5644898B2 - 仮設足場用親綱装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、仮設足場の最上層の作業床に設けられて作業員の命綱の掛止部として利用される親綱装置に関するものである。
建築物とか土木構造物の建設工事に使用される仮設足場としては、種々の構造、形体のものが存在するが、これら各種の仮設足場における構造上の共通点は、少なくとも相互に略直交状に組み付けられる縦材と横材からなる足場モジュール(例えば、枠組足場における建枠、単管足場における建地と腕木、ブラケット足場における建地とブラケット、等がそれぞれ該当する)を所定スパーンで配置するとともに、隣接する上記足場モジュール相互間に足場板を配置して足場ユニットを構成する点、及び作業対象の建築物等の高さとか、作業の進捗状況に応じて、上記足場ユニットを多層に構築して所要高さの仮設足場を得るという点である。
ところで、足場ユニットを多層に構築する場合、現時点における最上層の足場ユニットの足場板上からその上側の足場板(即ち、追加構築される上側の足場ユニットにおいて作業床となる足場板)上に、先行して親綱装置を設置し、上側の足場ユニットの構築作業を行う作業者の安全を確保することが必要であり、この親綱装置Bに関しては従来から種々の提案がなされている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−17848号公報 特開2005−188275号公報
特許文献1に示される親綱装置は、枠組足場に設けられた親綱装置であって、枠組足場の所定スパーンだけ離間した二位置に、直棒状の親綱用支柱を、その上部を最上層の布枠から上方へ延出させた状態で、その下部を最上層の建枠の縦杆部分に側方から締結固定するとともに、これら左右一対の支柱間に親綱を張設したものである。
ところが、この特許文献1に示される親綱装置では、上記支柱が直棒状の一体品であることから、その重量が比較的重く、このため該支柱を下層側の布枠上から作業者が持ち上げて最上層の建枠の縦杆部分に側方から締結固定する場合、その作業がやりにくく、作業性が悪いという問題があった。
また、上記支柱が建枠の縦杆部分に側方から締結固定される構造であることから、該支柱の取付完了後状態においては、上記支柱が上記建枠の縦杆の外面よりも外側に位置することとなる。従って、これら左右一対の支柱間に親綱を張設した場合、この親綱は、これから建て込みされる上層階の建枠の外面よりも外側に位置することとなり、例えば、上記親綱に命綱を掛けて作業者が作業を行う場合、一つのスパーン内での移動は許容されるが、二以上のスパーンに跨って移動する場合は、建枠部分において一方のスパーン側から他方のスパーン側へ命綱を掛け直さなければならないなど、作業者の移動の自由度が阻害され、作業性の悪化を招来するという問題もあった。
一方、特許文献2に示される親綱装置は、単管足場に設けられた親綱装置であって、所定スパーンだけ離間した二位置のそれぞれに、先端部に親綱案内具を設けた先行手摺柱を、その上部を最上層の腕木から上方へ延出させた状態で、その下部を建地に対してその側方から締結固定するとともに、これら左右一対の先行手摺柱間に親綱を張設したものである。
ところが、この特許文献2に示される親綱装置では、上記先行手摺柱が一体品であって重量が比較的重く、また先行手摺柱及びこれに張設される親綱が建地よりも外側に位置することから、上述の特許文献1に示される親綱装置と同様の問題があった。
そこで本願発明は、設置作業が容易で、且つ使用時における利便性及び作業性に優れた仮設足場用親綱装置を提供することを目的としてなされたものである。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、少なくとも相互に略直交状に組み付けられる縦材1と横材2からなる足場モジュールAを所定スパーンで配置するとともに隣接する上記足場モジュールA相互間に足場板3を配置して構成される足場ユニットUを必要に応じて多層に構築して構成される仮設足場Zに設置される親綱装置Bにおいて、上記親綱装置Bを、上記仮設足場Zの適宜離間した一対の上記足場モジュールAのそれぞれ立設状態で固定される左右一対の親綱支柱11、11と、該一対の親綱支柱11、11の上端部に設けた掛止部21、21間に張設される親綱10で構成するとともに、上記親綱支柱11を、上記足場モジュールAの上記縦材1と横材2の結合部分に対してこれら両材1、2に略直交する方向から配置され、上記横材2に対してその上方から掛止されるフック31と上記縦材1に対してその側方から嵌合される管受32と該縦材1を抱着するクランプ36によって該縦材1と略平行となるように上下方向に向けて取付けられる支柱基台13とで構成したことを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明において、上記支柱本体12の基端部12aと先端部12cを該支柱本体12の軸線に直交する方向へオフセットさせるとともに、上記支柱基台13に対する軸心回りの取付方向を選択可能に構成したことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第2の発明において、上記支柱基台13と上記支柱本体12を共に角管で構成したことを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a)本願の第1の発明に係る仮設足場用親綱装置によれば、上記親綱支柱11が、上記支柱基台13と支柱本体12からなる二分割構造とされているので、該親綱支柱11の仮設足場への設置作業に際しては、先ず上記支柱基台13を仮設足場側に取り付け、しかる後、上記支柱基台13に対して上記支柱本体12を組付ければ良く、例えば、上記親綱支柱が一体構造とされている場合に比して、取付作業における作業者の負担が少なく、該作業を安全且つ的確に行うことができ、延いては親綱装置の信頼性が向上する。
また、上記支柱本体12は、上記支柱基台13に対して嵌挿状態で取付けられることから、例えば、上記支柱基台13に対して上記支柱本体12をボルト締結とする場合に比して、該支柱本体12の取付作業を簡易且つ迅速に行うことができる。
さらに、この発明では、上記支柱基台13を、上記横材2に対してその上方から掛止されるフック31と上記縦材1に対してその側方から嵌合される管受32と、該縦材1を抱着するクランプ36によって上記足場モジュールAに固定するようにしているので、先ず上記フック31と管受32によって上記支柱基台13支えてその落下及び倒れを阻止した上で、上記クランプ36によって縦材1に抱着させればよく、該支柱基台13の取付作業をより一層安全且つ的確に行うことができる。
また、上記支柱基台13を、上記縦材1と横材2の結合部分に対してこれら両材1,2に略直交する方向から組み付けるようにしていることから、作業者は足場モジュールAから外側(足場モジュールAに向かって手前側)へ身を乗り出すことなく作業を行うことができ、例えば、上記支柱基台13を足場モジュールAの外側から組み付ける場合のように作業者が足場モジュールAから外側へ身を乗り出して作業を行う必要がある場合に比して、作業上の安全性が向上する。
(b)本願の第2の発明に係る仮設足場用親綱装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて、以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記支柱本体12の基端部12aと先端部12cを該支柱本体12の軸線に直交する方向へオフセットさせるとともに、上記支柱基台13に対する軸心回りの取付方向を選択可能に構成しているので、上記支柱基台13に対して上記支柱本体12を組み付ける場合、該支柱本体12の先端部12cの基端部12aに対するオフセット方向を、仮設足場の内側向きに設定し、又は仮設足場の外側向きに設定し、さらには仮設足場の横幅方向に設定するなど任意に選択することができる。
そして、上記支柱本体12のオフセット方向を仮設足場の内側向きに設定した場合(以下、「基本設定形態」という)においては、上記支柱本体12の先端部12cに設けられた掛止部21が、上記オフセット方向の設定によって、足場モジュールAの外側面よりも内側に位置することから、この掛止部21部分に親綱10を張設した場合、該親綱10は上記縦材1よりも内側に張設されることとなり、例えこの親綱10の張設区間内に1又は以上の縦材1が存在していたとしても、作業者は上記親綱10に命綱を掛けたまま該親綱10の張設範囲内を自由に移動することができ、作業の簡便化及び作業性の向上が期待できる。また、上記縦材1よりも内側に他の部材が延設されていたとしても、上記支柱本体12のオフセットによって、該部材との干渉を回避した状態で上記親綱10を張設することができることから、該親綱10の張設可能範囲の拡大、延いては親綱装置Bの適用範囲の拡大が図れる。
また、上記支柱本体12のオフセット方向を仮設足場の外側向きに設定した場合には、上記支柱本体12の先端部12cに設けられた掛止部21が、足場モジュールAの外側面よりも外側に位置することから、この掛止部21部分に親綱10を張設した場合、該親綱10は上記縦材1よりも外側に張設され、例えば、親綱10の内側に広い作業スペースを必要とする場合に好適である。
さらに、上記支柱本体12のオフセット方向を仮設足場の横幅方向に設定した場合には、上記支柱本体12を足場モジュールAの長手方向(左右方向)から見た場合、該支柱本体12は直棒状形体で、且つ上記縦材1に略重合した状態となっている。従って、この支柱本体12の先端部12cに設けられた掛止部21に上記親綱10を張設した場合、該親綱10の撓曲性によって、該親綱10を上記縦材1よりも内側に位置させることができる。従って、上記「基本設定形態」の場合と同様に、上記親綱10の張設区間内に1又は以上の縦材1が存在していたとしても、作業者は上記親綱10に命綱を掛けたまま該親綱10の張設範囲内を自由に移動することができ、作業の簡便化及び作業性の向上が期待できる。また、上記親綱10が上記縦材1の内側に沿って張設されることで、上記「基本設定形態」の場合よりも上記親綱10の内側のスペースを拡大して作業性の向上を図ることができる。
また、左右一対の親綱支柱11において、その一方の支柱本体12のオフセット方向を仮設足場の内側向きに設定し、他方の支柱本体12のオフセット方向を仮設足場の横幅方向に設定した場合には、上記親綱10が上記一対の親綱支柱11間で、平面視において傾斜した状態で張設されるが、その傾斜量は上記オフセット量に対応するものであり、実用上の問題は生じない。
(c)本願の第3の発明に係る仮設足場用親綱装置によれば、上記(b)に記載の効果に加えて、以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記支柱基台13と上記支柱本体12を共に角管で構成したので、嵌挿状態における角管同士の周方向の係止機能によって、上記支柱基台13に対する上記支柱本体12の周方向の嵌挿位置を任意に設定し且つこれを保持することができ、例えば、専用の位置決め部材を備える場合に比して、位置決め操作の簡便化及び親綱装置Bの低コスト化が図れることになる。
本願発明に係る親綱装置の第1の適用例を示す仮設足場正面図である。 本願発明に係る親綱装置の第2の適用例を示す仮設足場正面図である。 本願発明の親綱装置の構成要素である親綱支柱の構造を示す分解斜視図である。 図3のIV−IV矢視図である。 上記親綱支柱における支柱基台に対する支柱本体の取付形体選択図である。 上記親綱支柱の支柱本体と支柱基台の組付形体説明図である。 図6のVII−VII矢視図である。 上記親綱支柱の建枠への取付状態説明図である。 上記支柱基台の上端部の構造を示す要部分解斜視図である。 第1の建枠を用いて構成される仮設足場に対する上記親綱支柱の取付状態説明図である。 第2の建枠を用いて構成される仮設足場に対する上記親綱支柱の取付状態説明図である。 図11における親綱支柱取付部近傍の拡大図である。 図12における親綱支柱取付部近傍の拡大図である。 第1の建枠を用いて構成される仮設足場の各所における親綱支柱の取付方向を示す平面図である。 第2の建枠を用いて構成される仮設足場の各所における親綱支柱の取付方向を示す平面図である。 クランプ締結形の単管足場に対する親綱支柱の取付け状態を示す斜視図である。 クサビ締結形の単管足場に対する親綱支柱の取付け状態を示す斜視図である。 ブラケット足場に対する親綱支柱の取付け状態を示す斜視図である。
以下、本願発明に係る親綱装置を枠組足場に適用した場合を例にとって具体的に説明する。
図1及び図2には、本願発明に係る親綱装置Bを、建枠9を用いて構築される枠組み方式の仮設足場Zに適用した状態を示している。ここで、図1に示される仮設足場Zは、同図の右下に概示するように、一対の縦杆9a(特許請求の範囲中における「縦材1に該当する)と、これら各縦杆9aの上端部同士を連結する横杆9b(特許請求の範囲中における「横材2に該当する)で略門形に形成されるとともに、上記縦杆9aの中間部から上端部にかけての部分に梯子状の補強材9cが設けられた補強形の建枠9(特許請求の範囲中における「足場モジュールA」に該当する)を用いて構築されるものである。
また、図2に示される仮設足場Zは、同図の右下に概示するように、一対の縦杆9aと、これら各縦杆9aの上端部同同士を連結する横杆9bで略門形に形成されるとともに、上記縦杆9aの上端部近傍に筋交状の簡単な補強材9cが設けられた簡易形の建枠9を用いて構築されるものである。
即ち、図1に示される建枠9と図2に示される建枠9は、補強材9cの形体・構造が異なるだけで、その基本構造を同じにするものである。従って、これら両者を分けて説明する必要性が無いようにも思われるが、実際的には、後述するように、この建枠9の補強材9cの形体・構造の相違によって上記親綱装置Bの設置形態を異ならせる必要があることから、この実施形態においては、これら形体の異なる二種類の建枠9が使用されることを前提に説明する。
なお、本件の添付図面の各図には、実施形態における各構成部材と特許請求の範囲における構成部材との対応を明確にすべく、実施形態における各構成部材の符号の後に、括弧書きで特許請求の範囲における構成部材の符号を付記している。
I:仮設足場Zの構築
図1及び図2に示す仮設足場Zは以下のように構築される。即ち、上記建枠9を所定スパーンで複数個列設するとともに、隣接する建枠9の横杆9b間に足場板3を取付けて足場ユニットUを構築する。そして、作業対象である建築物Xの高さとか建築工事の進捗状況に応じて、上記足場ユニットUを多層に構築して所要高さの仮設足場Zを得るものである。
ここで、既設の足場ユニットUの上側に新たな足場ユニットUを構築する場合には、図1、図2に示すように、既設部分の最上層の足場ユニットUの各建枠9の横杆9b相互間に足場板3を架設する。この足場板3の架設作業は、最上層の足場ユニットU側から行われる(図10、図11 参照)。
しかる後、既設部分の最上層の足場ユニットUの各建枠9の縦杆9aに、新たな建枠9の縦杆9aを順次継ぎ足して新たな足場ユニットUを構築していくが、現時点ではこの新たな足場ユニットUの構築スペース(即ち、既設の足場ユニットUの天井側に設けられた足場板3の上方側スペース)には手摺等の安全策が講じられていないため、足場ユニットUの構築作業に先行して、本願発明に係る親綱装置Bが配置されるものである。
II:親綱装置B
上記親綱装置Bは、図1及び図2に示すように、既設の仮設足場Zの最上層の足場ユニットUにおいて所定スパーンだけ離間した左右一対の建枠9の上端部にそれぞれ取付けられた左右一対の親綱支柱11と、これら各親綱支柱11間に張設された親綱10によって構成される。尚、図1に示した親綱装置Bと図2に示した親綱装置Bは、基本構造は同じであるが、上述のように仮設足場Zを構成する建枠9の形体が異なることに起因して、上記親綱支柱11の上記建枠9への取付状態での形体が異なっている(図10、図11 参照)。
上記親綱装置Bは、図3及び図4に示すように、支柱基台13と支柱本体12を備えて構成される。
II−1:支柱基台13
上記支柱基台13は、図3、図4及び図8、図9に示すように、所定大きさの角管で構成される。そして、この支柱基台13の下端部13aの一側には、上記建枠9の縦杆9aを抱着し、該下端部13aと該縦杆9aを連結固定するクランプ36が取付けられている。尚、このクランプ36の締結用のボルト孔37は、該支柱基台13の軸方向に適宜離間して三個設けられており、必要に応じてこれら三個のボルト孔37を選択して上記クランプ36を取付けることで、該クランプ36の上記縦杆9aに対する上下方向の取付位置を調整することができる。
一方、支柱基台13の上端部13bの一側(上記クランプ36が取付けられた側面)には、上記建枠9の横杆9bに対してその上方から掛止されることで該横杆9bと上記支柱基台13との上下方向(上記縦杆9aの軸線方向)の相対位置を規制するフック31と、上記縦杆9aの側面にその外側から嵌合して該上端部13bと上記縦杆9aの対向間隔を規制するとともに、これら両者の水平方向における相対位置を規制する管受32が設けられている。
さらに、上記支柱基台13の上端部13bの上記フック31及び管受32の取付面に直交する面には、トグルピン33が着脱自在に嵌挿されるピン孔34が、対向する二面に跨って貫通形成されている。また、上記ピン孔34の形成位置から所定寸法だけ下端部13a側へ離間した位置には、ストッパー35が設けられている。このストッパー35は、上記支柱基台13の内部に延出しており、該支柱基台13内に次述の支柱本体12が嵌挿されたとき、該支柱基台13の下端面と係合して該支柱本体12の降下方向への位置決めを行う。
以上のように構成された上記支柱基台13は、図8及び図9に示すように、上記建枠9の縦杆9aと横杆9bの接合部分に対して、該横杆9bに直交する方向から配置される。そして、先ず上記フック31を上記横杆9bにその上方から掛止して該支柱基台13の下方への位置決めを行う(即ち、落下を防止する)とともに、上記管受32を上記縦杆9aにその側方から嵌合且つ当接させて該支柱基台13の上記縦杆9aとの対向間隔を一定に保持する。この時点で、上記支柱基台13は、上記建枠9に対して、上下方向と左右方向(即ち、横杆9bの軸方向)及び上記縦杆9aに接近する方向の三方向の位置決めが行われ、該支柱基台13が不用意に落下することが確実に防止される。従って、次に作業者は自分の手で上記支柱基台13を下方から支えたりすることなく、上記クランプ36によって上記支柱基台13の下端部13aを上記縦杆9aに締結すれば良く、この締結作業を安全に且つ的確に行うことができる。以上で、上記支柱基台13の上記建枠9への取付け作業が完了する。
II−2:支柱本体12
上記支柱本体12は、図3、図4及び図8、図9に示すように、上記支柱基台13内に遊嵌状態で嵌挿し得る大きさの角管で構成されるものであって、その基端部12aと先端部12cを一の側面方向へ寸法「S」だけオフセットさせた屈曲形体とされている。また、この支柱本体12は、これをその基端部12a側から上記支柱基台13内に嵌挿し、上記ストッパー35によってそれ以上の挿入(降下)が規制された状態で、上記足場板3の上面から上方への延出高さが1m程度となるように、その長さが設定される。
上記支柱本体12のオフセット寸法「S」は、補強形の建枠9における上記補強材9cの形状・寸法と、上記支柱基台13と上記支柱本体12との嵌挿隙間に起因する該支柱本体12の傾斜量とに対応して設定されるものであり、これについては後述する。
なお、上記支柱本体12のオフセット形体は、図3に示すように、その中間部12bが傾斜する略S形の屈曲形体に限定されるものではなく、要は、基端部12aと先端部12cとが寸法「S」だけオフセットされていれば必要にして十分であって、中間部12b部分の形体には何ら制約はなく、例えば、基端部12aと中間部12bが直状とされ、この直状部分の先端において上端部13bが略直交方向に屈曲して側方へ延出する略L形の屈曲形体であっても良い。
一方、上記支柱本体12の外形寸法は、上記支柱基台13の内面寸法と相対的に設定されるが、これら両者の嵌挿状態における隙間が小さければガタツキが少なく嵌挿状態が安定するという利点がある反面、嵌挿作業そのものがしにくくなる、という得失相反する事情がある。
そこで、本願発明者は、上記支柱本体12の先端部12cに張設される親綱10の振れを抑制し得る手立てを講じれば上記支柱本体12の安定性を確保できる、との観点から、上記支柱本体12の嵌挿作業の容易化を優先させ、上記隙間を比較的大きく設定している。例えば、市販の角管を使用する場合の寸法設定の一例を挙げれば、支柱基台13を「□−50×50×2.3」の角管とし、支柱本体12を「□−40×40×1.6」の角管とすることが考えられる。
なお、「親綱10の振れを抑制し得る手立て」であるが、この実施形態では、上述した上記支柱本体12のオフセット構造と、上記隙間に基づく上記支柱本体12の傾斜構造を連係させることで、上記親綱10を上記建枠9の縦杆9aに建枠内側から接近させてその振れを抑制するようにしている。これについては後述する。
さらに、上記支柱本体12の先端部12cで、且つ上記オフセット方向に対応する側面には、親綱10を掛止するための掛止部21が設けられている。また、上記支柱本体12の基端部12aの四面のそれぞれには、対向する二面同士を貫通するようにして各面に1個ずつ、合計4個のピン孔22が設けられている。このピン孔22は上記支柱基台13側に設けた上記トグルピン33が嵌挿されるものであり、従って、上記各ピン孔22の形成位置は、上記基端部12aを上記支柱基台13に嵌挿し且つ上記ストッパー35によって上記支柱本体12の位置規制がなされた状態において、該支柱基台13側のピン孔34と重合し得るような位置に設定されている。
II−3:支柱基台13への支柱本体12の組付け
上記支柱基台13への上記支柱本体12の組付けは、該支柱本体12の基端部12aを上記支柱基台13内にその上端開口側から嵌挿し、さらに上記トグルピン33によってこれら両者を連結することで行われる。このように、上記支柱本体12を上記支柱基台13とは別体構造とし、これら両者をそれぞれ別々に取付けることで、例えば、これら両者が一体とされている場合に比して、作業時における保持荷重が少なくなり、それだけ取付作業が簡便且つ容易となる。
上記支柱本体12は、図5に示すように、上記支柱基台13に対して、「位置A」〜「位置D」の四つの組付位置を任意に選択できるようになっている。
ここで、「位置A」と「位置D」は、共に上記支柱本体12が上記支柱基台13と同一直線上に延出する位置であるが、上記掛止部21の延出方向は「位置A」と「位置D」では逆となっている。
「位置B」と「位置C」は、共に上記支柱本体12の先端部12cが上記支柱基台13に対して側方へオフセットされた位置であるが、オフセット方向は「位置B」と「位置C」では逆となっている。
実際に上記親綱装置Bを仮設足場Zに設置するに際しては、上述の如き上記支柱本体12の各位置における特性を考慮して、以下のように、その組付位置が選択される。
「位置A」と「位置D」は、図11に実線図示し、及び図13に示すように、簡易形の建枠9、即ち、補強材9cが縦杆9aと横杆9bの上部隅部に局部的に存在し、その存在が上記親綱装置Bの設置及び使用について支障を及ぼさない構造の建枠を用いて構築される仮設足場Zに適用する場合に好適であり、係る適用事例では、上記支柱本体12の先端部12cに設けた掛止部21に張設される上記親綱10よりも内側寄りの作業スペースを広く取れるという利点がある。
「位置B」は、図10に実線図示し、及び図12に示すように、補強形の建枠9、即ち、略梯子状の補強材9cが縦杆9aに沿って設けられ、その存在が上記親綱装置Bの設置及び使用について支障を及ぼす恐れのある構造をもつ建枠を用いて構築される仮設足場Zに適用する場合に好適であり、係る適用事例では、上記支柱本体12の先端部12cに設けた掛止部21に張設される上記親綱10を上記補強材9cより内側に位置させて該補強材9cとの干渉を回避できる、即ち、上記親綱10に命綱を掛けて作業者が移動する場合、該親綱10の全域において命綱の掛け替え等を行うことなく自由に移動できる、という利点がある。なお、「位置B」は、図14に示すように、仮設足場Zに設置される左右一対の親綱支柱11の何れにおいてもそのまま適用できるものである。
「位置C」は、図10及び図11にそれぞれ鎖線図示するように、補強形の建枠9にも、簡易形の建枠9にも適用できるものであり、係る適用事例では、上記支柱本体12の先端部12cに設けた掛止部21に張設される上記親綱10を上記建枠9の縦杆9aよりも外側に位置させて該親綱10の内側により広い作業スペースを確保できることから、例えば、大きな資材を使用するような場合に好適である。
この実施形態では、後述のように、上記四つの組付位置のうち、「位置A」と「位置B」のみを適用するようにしているが、必要に応じて「位置C」及び「位置D」も適用できることは勿論である。
II−4:上記支柱本体12の傾斜
上記支柱本体12は、その基端部12aを上記支柱基台13に嵌挿し、且つトグルピン33によって抜け止めを行うことで該支柱基台13に取付けられるが、この嵌挿状態において上記支柱基台13の内面と上記支柱本体12の外面との間には不可避的に隙間が生じる。従って、この隙間の存在に起因して、図6及び図7に示すように、上記支柱本体12は上記支柱基台13に対して傾斜することになる。本願発明では、このように支柱基台13と支柱本体12の接続構造に起因して不可避的に生じる該支柱本体12の傾斜を有効に活用するようにしている。
即ち、上記支柱本体12は、上記親綱支柱11を補強形の建枠9に適用した場合において、該支柱本体12の先端部12cに設けられる上記掛止部21を上記建枠9の補強材9cbよりも内側に位置させて上記補強材9cと上記親綱10の干渉を回避するようにしている。この場合、単に上記支柱本体12のオフセット量「S」のみでこれに対処するのではなく、上記支柱本体12の傾斜による上記掛止部21の変位量と協同して対処するようにしている。即ち、図6に示すように、上記補強材9cと上記親綱10の干渉を回避するに必要なオフセット量が「S´」である場合、上記支柱本体12のオフセット量「S」と上記支柱本体12の傾斜による変位量「S0」を合算して必要なオフセット量「S´」となるようにしている。
従って、逆に言えば、上記傾斜による変位量「S0」が得られるように、上記支柱基台13と上記支柱本体12の隙間を設定する、即ち、上記支柱基台13取付支柱本体12の素材寸法を設定するということである。
なお、図7に示すように、上記支柱本体12が上記「位置A」及び「位置D」に設定された状態でも該支柱本体12は傾斜し、変位量「S0」を発生する。この場合、上記支柱基台13は、上記建枠9をその面方向から見たとき、該建枠9の縦杆9aと重合した状態で配置されており、上記変位量「S0」が無いとすると、該支柱本体12の先端部の上記掛止部21に張設された上記親綱10が上記縦杆9aと干渉することになるが、この実施形態のように上記支柱本体12に上記変位量「S0」が発生することで、上記親綱10と上記縦杆9aとの干渉を可及的に回避できることになり、極めて有用である。
III:親綱装置Bの具体的な設置形態
III−1:補強形の建枠9を用いた仮設足場Zへの設置
図14には、補強形の建枠9を用いた仮設足場Zに対する親綱装置Bの設置形態を略示している。この仮設足場Zに設置される左右一対の親綱支柱11は、共に「位置B」の形態で使用される。この設置形態では、設置された上記支柱本体12が、上層に追加設置される建枠9の縦杆9aと重合せず、相互に側方へ離間しているので、これら両者が干渉することはない。
III−2:簡易形の建枠9を用いた仮設足場Zへの設置
図15には、簡易形の建枠9を用いた仮設足場Zに対する親綱装置Bの設置形態を略示している。この仮設足場Zに設置される左右一対の親綱支柱11のうち、向かって右側の親綱支柱11では、上記支柱本体12を「位置A」の形態で設置する。ここで、図2に示すように、上記支柱本体12に設けられた上記掛止部21に直接フック7を掛止し、該フック7を介して上記支柱本体12に上記親綱10を掛止させる。
これに対して、左右一対の親綱支柱11のうち、向かって左側の親綱支柱11では、上記支柱本体12を「位置A」又は「位置B」の形態で設置するものであって、必要に応じて選択して使用すれば良い。
ここで、図2に示すように、上記支柱本体12を「位置A」の形態で設置する場合には、上記フック7を上記掛止部21の内部に係入させるようにして上記支柱本体12に掛止させ、該フック7を介して上記支柱本体12に上記親綱10を掛止させる。この場合、向かって右側の親綱支柱11における支柱本体12と、向かって左側における上記親綱支柱11の支柱本体12が、上記仮設足場Zの奥行き方向において同位置に位置することから、これら一対の支柱本体12間に張設された上記親綱10は、平面視において傾斜することはない。
一方、上記支柱本体12を「位置B」の形態で設置する場合には、上記支柱本体12に設けられた上記掛止部21に直接フック7を掛止し、該フック7を介して上記掛止部21に上記親綱10を掛止させる。この場合には、向かって右側の親綱支柱11における上記支柱本体12と、向かって左側における上記親綱支柱11の支柱本体12が、該支柱本体12のオフセット量に相当する寸法だけ上記仮設足場Zの奥行き方向において変位することから、これら一対の支柱本体12間に張設された上記親綱10は平面視において若干傾斜状態となるが、実用上、何ら支障はない。
IV:その他
以上の実施形態では、上記親綱装置Bが適用される仮設足場Zを、枠組足場を例にとって説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく種々の仮設足場Zに適用可能である。
図16には、上記親綱装置Bをクランプ締結形の単管足場に適用した状態を示している。ここで、符号40は建地40であって特許請求の範囲中の「縦材1」に該当する。また、符号42は横材であって特許請求の範囲中の「横材2」に該当し、これら両者で特許請求の範囲中の「足場モジュールA」が構成される。
上記親綱支柱11の上記支柱基台13は、上記建地40と横材42を結合するクランプ45との干渉を避けるとともに、上記建地40と横材42の重なりによる間隔の増加に対処すべく、上記フック31の形状及び位置を上記実施形態の場合と異ならせることで、上記建地40及び横材42への取付けを可能としている。
図17には、上記親綱装置Bをクサビ締結形の単管足場に適用した状態を示している。ここで、符号40は建地40であって特許請求の範囲中の「縦材1」に該当する。また、符号42は横材であって特許請求の範囲中の「横材2」に該当し、これら両者で特許請求の範囲中の「足場モジュールA」が構成される。
上記親綱支柱11の上記支柱基台13は、上記建地40と横材42を結合するクサビ47及びクサビ受48との干渉を避けるべく、上記フック31の形状及び位置を上記実施形態の場合と異ならせることで、上記建地40及び横材42への取付けを可能としている。
図18には、上記親綱装置Bをブラケット足場に適用した状態を示している。ここで、符号40は建地40であって特許請求の範囲中の「縦材1」に該当する。また、符号42は、ブラケット41に設けられた横材であって特許請求の範囲中の「横材2」に該当し、これら両者で特許請求の範囲中の「足場モジュールA」が構成される。
上記親綱支柱11の上記支柱基台13は、上記建地40と上記ブラケット41を結合するクランプ45との干渉、及び上記ブラケット41の取付基材44との干渉を避けるべく、上記フック31の形状及び位置を上記実施形態の場合と異ならせることで、上記建地40及び上記ブラケット41への取付けを可能としている。
本願発明に係る仮設足場用親綱装置は、建設現場等における仮設足場での高所作業において作業員の落下事故等を未然に防止する上において有効な安全確保手段として利用される。
1 ・・縦材
2 ・・横材
3 ・・足場板
4 ・・補強材
5 ・・筋交
6 ・・緊張器
7 ・・フック
9 ・・建枠
10 ・・親綱
11 ・・親綱支柱
12 ・・支柱本体
13 ・・支柱基台
16 ・・建地
17 ・・腕木
18 ・・クランプ
21 ・・掛止部
22 ・・ピン孔
31 ・・フック
32 ・・管受
33 ・・トグルピン
34 ・・ピン孔
35 ・・ストッパー
36 ・・クランプ
37 ・・ボルト孔
40 ・・建地
41 ・・ブラケット
42 ・・横材
43 ・・補助材
44 ・・取付基材
45 ・・クランプ
46 ・・足場板
A ・・足場ユニット足場ユニット
B ・・親綱装置
U ・・足場ユニット
X ・・建築物
Z ・・仮設足場

Claims (3)

  1. 少なくとも相互に略直交状に組み付けられる縦材(1)と横材(2)からなる足場モジュール(A)を所定スパーンで配置するとともに隣接する上記足場モジュール(A)相互間に足場板(3)を配置して構成される足場ユニット(U)を必要に応じて多層に構築して構成される仮設足場(Z)に設置される親綱装置(B)であって、
    上記親綱装置(B)は、上記仮設足場(Z)の適宜離間した一対の上記足場モジュール(A)のそれぞれ立設状態で固定される左右一対の親綱支柱(11)、(11)と、該一対の親綱支柱(11)、(11)の上端部に設けた掛止部(21)、(21)間に張設される親綱(10)を備えるとともに、
    上記親綱支柱(11)は、上記足場モジュール(A)の上記縦材(1)と横材(2)の結合部分に対してこれら両材(1),(2)に略直交する方向から配置され、上記横材(2)に対してその上方から掛止されるフック(31)と上記縦材(1)に対してその側方から嵌合される管受(32)と該縦材(1)を抱着するクランプ(36)によって該縦材(1)と略平行となるように上下方向に向けて取付けられる支柱基台(13)と
    その基端部(12a)が上記支柱基台(13)に対して嵌挿状態で取付けられるとともに先端部(12c)には上記掛止部(21)が備えられた支柱本体(12)で構成されていることを特徴とする仮設足場用親綱装置。
  2. 請求項1において、
    上記支柱本体(12)は、その基端部(12a)と先端部(12c)とが該支柱本体(12)の軸線に直交する方向へオフセットされ、且つ上記支柱基台(13)に対する軸心回りの取付方向が選択可能に構成されたことを特徴とする仮設足場用親綱装置。
  3. 請求項2において、
    上記支柱基台(13)と上記支柱本体(12)が、共に角管で構成されていることを特徴とする仮設足場用親綱装置。
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