JP5644641B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明装置に関し、特に、湾曲された状態で支持される照明パネルを備えた照明装置に関する。
特開2009−206029号公報(特許文献1)には、照明パネルとして有機EL(Organic Electro-Luminescence)を備えた照明装置が開示される。有機ELを備えた照明装置は、いわゆる面光源として機能し、発光面の全体が発光する。
有機ELなどの面状の発光体は、平面形状であるため、省スペース化が図れる。有機ELなどの面状の発光体は、非常に薄い板ガラスまたは樹脂製の基板を用いて製造されることによって、可撓性を有する。自由な形状に取り付けられることができるため、有機ELなどの面状の発光体は、デザイン性の高い照明器具用途としての期待が高い。
さらに、白熱灯若しくはLED(Light Emitting Diode)のような点光源、および蛍光灯のような線光源とは異なり、有機ELを用いた面光源は輝度を抑えた柔らかな光の演出が可能であり、高品位な照明器具用途として近年注目される。
ここで、特許文献1の照明装置においては、照明パネルが支持部材によって湾曲された状態で支持される。照明パネルは、発光面が円弧状に突出した第1形態と、発光面が円弧状に凹んだ第2形態とが選択できるように構成される。特許文献1は、この照明装置によれば、配光特性(光の拡散度合い)を選択することができるとともに、良好なインテリア性を演出することができると述べている。
特開2009−206029号公報
特開2009−206029号公報(特許文献1)の照明装置は、2種類の配光特性しか選択することができない。本発明は、湾曲された状態で支持される照明パネルを備えた照明装置であって、より多くの配光特性を実現することが可能な照明装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく照明装置は、第1被取付部および第2被取付部をそれぞれ含む可撓性の部材から構成され、所定の電源装置から電力を供給されることによって発光する発光面が表面に設けられた照明パネルと、上記第1被取付部が取り付けられる第1取付部および上記第2被取付部が取り付けられる第2取付部を含み、上記発光面が凸状となるように上記照明パネルを湾曲させた状態で支持する支持部材と、上記第1取付部および上記第2取付部の間隔を変える間隔調節機構と、上記発光面に電気的に接続された電気回路ユニットと、を備え、上記電気回路ユニットは、上記照明パネルの湾曲によって形成された上記照明パネルの裏面側の空間内に配置され、上記間隔調節機構が上記第1取付部および上記第2取付部の上記間隔を変えることによって、上記支持部材により支持された上記照明パネルの上記発光面の曲率が変化する。
好ましくは、上記照明パネルの裏面側に設けられた、上記照明装置を天井または壁面に固定するための固定部材をさらに備える。好ましくは、上記照明装置が所定の位置に固定された状態においては、上記電気回路ユニットは上記照明パネルの存在によって外部から視認されないように位置している。好ましくは、上記間隔調節機構は、上記第1取付部および上記第2取付部が同一平面上に位置するように、上記第1取付部およびまたは上記第2取付部を進退移動させる。
好ましくは、上記第1取付部およびまたは上記第2取付部は、上記発光面の上記曲率が変化される際、上記照明パネルの湾曲の変化に合わせて回動する。
好ましくは、上記電力は、上記第1被取付部と上記第1取付部との接触部、およびまたは、上記第2被取付部と上記第2取付部との接触部を通して上記発光面に供給される。
本発明によれば、湾曲された状態で支持される照明パネルを備えた照明装置であって、より多くの配光特性を実現することが可能な照明装置を得ることができる。
実施の形態1における照明装置を示す斜視図である。 実施の形態1における照明装置を示す底面図である。 図1中のIII−III線に沿った矢視断面図である。 実施の形態1における照明装置を示す側面図であり、図3中の矢印IV方向から見た当該照明装置を示す図である。 実施の形態1における照明装置の支持器具の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1における照明装置の間隔調節機構の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1における照明装置の第1の使用態様を示す斜視図である。 実施の形態1における照明装置の第2の使用態様を示す斜視図である。 実施の形態1の第1変形例における照明装置の間隔調節機構の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1の第2変形例における照明装置の間隔調節機構の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1の第3変形例における照明装置の間隔調節機構の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1の第4変形例における照明装置を示す斜視図である。 実施の形態1の第4変形例における照明装置(第1の使用態様)の支持器具の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態1の第4変形例における照明装置(第2の使用態様)の支持器具の付近を拡大して示す断面図である。 実施の形態2における照明装置に用いられる支持部材を示す底面図である。 実施の形態2における照明装置に用いられる照明パネルを示す底面図である。 図15中のXVII線で囲まれる領域の拡大図である。 照明装置に用いられる支持器具と可動部の先端部との接触部の付近を拡大して示す斜視図である。 実施の形態3における照明装置を示す斜視図である。 図19中のXX−XX線に沿った矢視断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
図1〜図6を参照して、本実施の形態における照明装置100について説明する。図1は、照明装置100を示す斜視図である。図2は、照明装置100を示す底面図である。図3は、図1中のIII−III線に沿った矢視断面図である。図4は、照明装置100を示す側面図であり、図3中の矢印IV方向から見た照明装置100を示す図である。図5は、照明装置100の支持器具23,24の付近を拡大して示す断面図である。図6は、照明装置100の間隔調節機構32の付近を拡大して示す断面図である。
図1に示すように、照明装置100は、照明パネル10、支持部材20、および間隔調節機構31,32を備える。
(照明パネル10)
照明パネル10は、可撓性を有する。照明パネル10は、矩形状に形成され、表面11、裏面12、端部13(第1被取付部)、および端部14(第2被取付部)を有する。照明パネル10の厚さは、たとえば0.5mm〜10mmである。照明パネル10の表面11には、矩形状の発光面18が設けられる。発光面18は、照明パネル10の表面11の全体に設けられていてもよい。発光面18は、電力を供給されることによって発光する。発光面18は、たとえば導光板または有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)素子から構成される。
照明パネル10の裏面12には、発光面18に電力を供給するための電気接点16,17(図5参照)が設けられる。電気接点16は、照明パネル10の端部14寄りの裏面12上に設けられる。電気接点17は、照明パネル10の端部13寄りの裏面12上に設けられる。
発光面18が有機EL素子から構成される場合、発光面18内の有機発光層の両面に電力が供給される。電力の供給によって、有機発光層は可視光を発光する。発光面18側(表面11側)には、有機発光層上に透明電極層(ITOなど)が設けられ、透明電極層上は封止層によって密閉される。有機発光層の下(裏面12側)には、発光した光を反射するためのたとえばアルミニウム製の電極層が設けられる。電極層の下(裏面12側)にはベース層が設けられる。有機発光層の上下面からは、裏面12に設けられた電気接点16,17(図5参照)に向かって所定のパターンが配線される。
(支持部材20)
図2を参照して、支持部材20について説明する。図2においては、図示上の便宜のため、支持部材20に取り付けられた照明パネル10が点線で示される。支持部材20は、支持器具23(第1取付部)、支持器具24(第2取付部)、および平板部25を有する。
支持器具23および支持器具24は、円柱状にそれぞれ構成され、間隔を空けて互いに対向配置される。支持器具23の一方(図2紙面上方側)の端部と支持器具24の一方(図2紙面上方側)の端部との間に、間隔調節機構31(詳細は後述する)が設けられる。支持器具23の他方(図2紙面下方側)の端部と支持器具24の他方(図2紙面下方側)の端部との間に、間隔調節機構32(詳細は後述する)が設けられる。支持器具23、支持器具24、間隔調節機構31、および間隔調節機構32は、全体として枠状に配置される。
平板部25(固定部材)は、間隔調節機構31および間隔調節機構32の間に設けられる。平板部25には、複数の貫通孔25Hが設けられる。貫通孔25Hにネジまたはボルトなどの螺合手段が挿通されることによって、照明装置100は天井50(図3,図4参照)または側壁(図示せず)などに固定されることができる。天井50の裏にアンカーボルトを設け、そのアンカーボルトからの吊り下げ金具に対し、平板部25がネジ固定されるように構成されてもよい。
図3および図4を参照して、支持部材20は、発光面18が凸状となるように照明パネル10を湾曲させた状態で支持する。
図5を参照して具体的に説明する。支持器具23は、支持器具23の表面から所定の深さで略直方体状に凹設される差込部27を有する。差込部27内には、電気接点27Eが設けられる。電気接点27Eは、差込部27の内表面から板バネ状に起立するように設けられる。
同様に、支持器具24は、支持器具24の表面から所定の深さで略直方体状に凹設される差込部28を有する。差込部28内には、電気接点28Eが設けられる。電気接点28Eは、差込部28の内表面から板バネ状に起立するように設けられる。
支持器具23の差込部27内に、照明パネル10の端部13が差し込まれる(矢印AR1参照)。照明パネル10の端部13は、支持器具23に取り付けられる。電気接点27Eは、差込部27内に差し込まれた照明パネル10の電気接点17に対して、矢印AR2方向に付勢するように接触する。当該接触によって、電気接点27Eと電気接点17とは相互に電気的に接続される。
支持器具24の差込部28内に、照明パネル10の端部14が差し込まれる(矢印AR1参照)。照明パネル10の端部14は、支持器具24に取り付けられる。電気接点28Eは、差込部28内に差し込まれた照明パネル10の電気接点16に対して、矢印AR2方向に付勢するように接触する。当該接触によって、電気接点28Eと電気接点16とは相互に電気的に接続される。
電気接点27Eが照明パネル10の端部13を付勢するとともに、電気接点28Eが照明パネル10の端部14を付勢することによって、照明パネル10は支持部材20によって両端支持される。照明パネル10が支持部材20に支持された状態においては、発光面18が凸状となるように照明パネル10は湾曲する(図3参照)。
図3および図4を再び参照して、上述のとおり、支持部材20は、天井50等に固定されることができる。天井50上には、電源装置60が配設される。電源装置60には、配電線61を通して外部から電力(商用電源などのAC電圧)が供給される。
電源装置60には、電源ケーブル62が接続される。電源ケーブル62は、天井50に設けられた開口51を通過して、電気接点27E(図5参照)および電気接点28E(図5参照)にそれぞれ接続される。電源装置60からの電力は、電源ケーブル62を通して電気接点27Eおよび電気接点28Eにそれぞれ供給される。電気接点27E,28Eに供給された電力は、電気接点17,16(図5参照)を通して発光面18に供給される。
(間隔調節機構31・間隔調節機構32)
図1、図2および図6を参照して、間隔調節機構31および間隔調節機構32について説明する。図1および図2に示すように、間隔調節機構31は、固定部33、可動部35、および可動部37を含む。間隔調節機構32は、固定部34、可動部36、および可動部38を含む。
図6に示すように、間隔調節機構32においては、固定部34が中空の角筒状に構成される。固定部34の中に、可動部38が挿入される。可動部38も、中空の角筒状に構成される。可動部38の内部に、上述の電源ケーブル62が挿通される。
固定部34の内周面34Sに対して、可動部38の外周面38Sは摺接する(摩擦係合する)。固定部34に対して、可動部38は矢印DR方向に進退移動可能に構成される。
図1および図2を再び参照して、間隔調節機構32における可動部36も、可動部38と同様に、固定部34に対して進退移動可能に構成される。同様に、間隔調節機構31における可動部35および可動部37も、固定部33に対して進退移動可能に構成される。
可動部37が固定部33に対して進退移動し、可動部38が可動部37に協働するように固定部34に対して進退移動することによって、支持器具23もこれらに合わせて進退移動する。同様に、可動部35が固定部33に対して進退移動し、可動部36が可動部35に協働するように固定部34に対して進退移動することによって、支持器具24もこれらに合わせて進退移動する。本実施の形態では、支持器具23および支持器具24が常に同一平面上に位置するように、間隔調節機構31,32によって支持器具23および支持器具24が進退移動される。
本実施の形態における照明装置100は、以上のように構成される。照明装置100においては、支持器具23,24にそれぞれ設けられた電気接点27E,28E、および照明パネル10に設けられた電気接点16,17(図5参照)を通して、電源装置60(図3,図4参照)から照明パネル10の発光面18に電力が供給される。電力の供給によって発光面18が発光し、照明装置100は照明することが可能となる。
(作用・効果)
図7は、照明装置100の第1の使用態様を示す斜視図である。図7に示すように、照明装置100は、第1の使用態様においては、発光面18が矢印DR1方向に光を照射する。発光面18からの光は、やや直進性を有している。
図8は、照明装置100の第2の使用態様を示す斜視図である。図8に示すように、照明装置100は、第2の使用態様においては、発光面18が矢印DR2方向に光を照射する。発光面18の光は、高い拡散性を有している。
図7(第1の使用態様)における支持器具23と支持器具24との間隔は、図8(第2の使用態様)における支持器具23と支持器具24との間隔よりも広い。図7(第1の使用態様)における発光面18の曲率は、図8(第2の使用態様)における発光面18の曲率よりも大きい。発光面18の曲率は、間隔調節機構31,32が支持器具23と支持器具24との間隔を変えることによって調節されることができる。発光面18の曲率(たわみ量)が変化することによって、光の配光特性(光の拡散度合い)が変化する。
冒頭に説明したように、特開2009−206029号公報(特許文献1)の照明装置は、2種類の配光特性しか有していない。一方で、本実施の形態における照明装置100は、上記の第1および第2の使用態様の他にも、間隔調節機構31,32が支持器具23と支持器具24との間隔を任意に調節することによって、複数種類の配光特性を得ることができる。照明装置100は、使用用途および使用場所(設置場所)に応じた配光特性を実現することができる。
照明装置100は、間隔調節機構31,32が支持器具23と支持器具24との間隔を任意に調節することによって、取り付けに必要なスペース(照明装置100の投影面積)を大小に変化させることもできる。設置場所の条件に合わせて、照明装置100は取り付けられることができる。
照明装置100は、間隔調節機構31,32が支持器具23と支持器具24との間隔を任意に調節する。大きさの異なる複数種類の照明パネル10が準備されても、上記間隔が調節されることによって、これらの照明パネル10は支持部材20に対して容易に取り付けられることができる。
[第1変形例]
図9を参照して、実施の形態1の第1変形例における照明装置100Aについて説明する。
上述の実施の形態1における照明装置100においては(図6参照)、固定部34の内周面34Sに対して、可動部38の外周面38Sは摺接(摩擦係合)する。
図9に示すように、照明装置100Aの間隔調節機構32Aにおいては、固定部34Aの内周面34Sに対して、可動部38Aの外周面38Sは螺合する。内周面34Sおよび外周面38Sにはネジ加工が施される。可動部38Aは固定部34Aに対して矢印DR方向に進退移動可能である。他の可動部および固定部についても同様に構成される。当該構成によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
[第2変形例]
図10を参照して、実施の形態1の第2変形例における照明装置100Bについて説明する。
図10に示すように、照明装置100Bの間隔調節機構32Bにおいては、固定部34Bと可動部38Bとが蛇腹状の部材によって接合される。当該構成によっても、可動部38Bは固定部34Bに対して矢印DR方向に進退移動可能である。他の可動部および固定部についても同様に構成される。当該構成によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
[第3変形例]
図11を参照して、実施の形態1の第3変形例における照明装置100Cについて説明する。
図11に示すように、照明装置100Cの間隔調節機構32Cにおいては、固定部34Cと可動部38Cとがパンタグラフ状の部材によって接合される。当該構成によっても、可動部38Cは固定部34Cに対して矢印DR方向に進退移動可能である。他の可動部および固定部についても同様に構成される。当該構成によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
[第4変形例]
図12を参照して、実施の形態1の第4変形例における照明装置100Dについて説明する。
照明装置100Dにおける支持器具23Dは、回動部23D1、固定部23D2、および固定部23D3から構成される。回動部23D1は、両端にそれぞれ配置された固定部23D2,23D3によって回動可能に軸支される。回動部23D1に、照明パネル10の端部13が差し込まれる。
照明装置100Dにおける支持器具24Dは、回動部24D1、固定部24D2、および固定部24D3から構成される。回動部24D1は、両端にそれぞれ配置された固定部24D2,24D3によって回動可能に軸支される。回動部24D1に、照明パネル10の端部14が差し込まれる。
図13は、照明装置100D(第1の使用態様)の支持器具23D,24Dの付近を拡大して示す断面図である。図13に示すように、第1の使用態様においては、照明パネル10の端部13は、水平方向に対して角度θ1を為すように支持器具23Dに保持される。照明パネル10の端部14も、水平方向に対して角度θ1を為すように支持器具24Dに保持される。
図14は、照明装置100D(第2の使用態様)の支持器具23D,24Dの付近を拡大して示す断面図である。図14に示すように、第2の使用態様においては、照明パネル10の端部13は、水平方向に対して角度θ2を為すように支持器具23Dに保持される(θ1<θ2)。照明パネル10の端部14も、水平方向に対して角度θ2を為すように支持器具24Dに保持される。
照明装置100Dにおいては、発光面18の曲率が変化される際(第1の使用態様から第2の使用態様に変化する際)、照明パネル10の発光面18の湾曲(湾曲状態)が変化する。この湾曲の変化に応じて、支持器具23D(図12における回動部23D1)は、発光面18の湾曲の変化に追従するように矢印DR3方向に回動する。
同様に、支持器具24D(図12における回動部24D1)も、発光面18の湾曲の変化に追従するように矢印DR4方向に回動する。当該構成によれば、発光面18の曲率が変化されたとしても、照明パネル10の端部13,14に生じる負荷(力学的ストレス)が緩和される。
[実施の形態2]
図15〜図18を参照して、実施の形態2における照明装置100Eについて説明する。図15は、照明装置100Eに用いられる支持部材20Eを示す底面図である。図16は、照明装置100Eに用いられる照明パネル10Eを示す底面図である。図17は、図15中のXVII線で囲まれる領域の拡大図である。図18は、照明装置100Eに用いられる支持器具13Eと可動部37の先端部37Gとの接触部の付近を拡大して示す斜視図である。
図15に示すように、照明装置100Eに用いられる支持部材20Eは、上述の実施の形態1における支持部材20(図2参照)とは異なり、支持器具23,24(図2参照)を有していない。可動部37の先端部37Gの内部に、内部電極64(図17参照)が設けられる。同様に、可動部38の先端部38Gの内部に、内部電極65が設けられる。可動部35の先端部35Gの内部に、内部電極64が設けられる。可動部36の先端部36Gの内部に、内部電極65が設けられる。
図16に示すように、照明装置100E(図15参照)においては、支持器具13Eが照明パネル10Eの端部13に対して一体的に設けられる。本実施の形態においては、支持器具13Eが、本発明における「第1被取付部」を構成する。支持器具13Eの長手方向の両端部に、電極21,22がそれぞれ突出するように設けられる。
同様に、支持器具14Eが照明パネル10Eの端部14に対して一体的に設けられる。本実施の形態においては、支持器具14Eが、本発明における「第2被取付部」を構成する。支持器具14Eの長手方向の両端部にも、電極21,22がそれぞれ突出するように設けられる。
図17に示すように、可動部37の先端部37Gの内部には、内部電極64を外方に向かって付勢するバネ63が設けられる。可動部35(図15参照)の先端部35G(図15参照)の内部に設けられた内部電極64(図15参照)も、同様に付勢される。可動部38(図15参照)の先端部38G(図15参照)の内部に設けられた内部電極65(図15参照)も、同様に付勢される。可動部36(図15参照)の先端部36G(図15参照)の内部に設けられた内部電極65(図15参照)も、同様に付勢される。
図17および図18に示すように、照明パネル10Eが支持部材20Eに取り付けられる際には、支持器具13Eの先端に設けられた電極21が、可動部37の先端部37Gに嵌め込まれる。バネ63は、電極21に対して内部電極64を付勢する。
この状態で、支持器具13Eの他方の先端に設けられた電極22(図16参照)が、可動部38(図15参照)の先端部38G(図15参照)に対して同様に嵌め込まれる。内部電極65(図15参照)は、電極22(図16参照)に対して付勢される。支持器具13Eは、可動部37の先端部37Gと可動部38の先端部38Gとの間に固定される。
支持器具13E(第1被取付部)に対して、本実施の形態においては、先端部37Gおよび先端部38Gが、本発明における「第1取付部」を構成する。上述の実施の形態1の第4変形例(図13,図14参照)と同様に、支持器具13Eは、先端部37Gおよび先端部38Gに対して回動可能に構成されてもよい。
図15および図16を再び参照して、支持器具14Eについても同様に、支持器具14Eの先端に設けられた電極21が、可動部35の先端部35Gに嵌め込まれる。内部電極64は、電極21に対して付勢される。
この状態で、支持器具14Eの他方の先端に設けられた電極22が、可動部36の先端部36Gに嵌め込まれる。内部電極65は、電極22に対して付勢される。支持器具14Eは、可動部35の先端部35Gと可動部36の先端部36Gとの間に固定される。
支持器具14E(第2被取付部)に対して、本実施の形態においては、先端部35Gおよび先端部36Gが、本発明における「第2取付部」を構成する。上述の実施の形態1の第4変形例(図13,図14参照)と同様に、支持器具14Eは、先端部35Gおよび先端部36Gに対して回動可能に構成されてもよい。
以上のように構成される照明装置100Eによっても、可動部37は固定部33に対して矢印DR方向(図18参照)に進退移動可能である。他の可動部および固定部についても同様に構成される。当該構成によっても、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図19および図20を参照して、本実施の形態における照明装置100Fについて説明する。図19は、照明装置100Fを示す斜視図である。図20は、図19中のXX−XX線に沿った矢視断面図である。
図19および図20を参照して、照明パネル10が湾曲した状態で支持部材20によって両端支持されることによって、端部13および端部14の間(若しくは平板部25および照明パネル10の裏面12の間)に空間Sが形成される。
照明装置100Fにおいては、電源回路ユニット66(電気回路ユニット)が当該空間S内に位置するように、平板部25の表面に固定される。図20に示すように、電源回路ユニット66には、天井50に設けられた開口51および平板部25に設けられた開口26をそれぞれ通して、配電線61が接続される。
外部の電源装置(図示せず)から配電線61を通して電源回路ユニット66に電力が供給される。電源回路ユニット66は、支持器具23内の電気接点27E(図5参照)および支持器具24内の電気接点28E(図5参照)を通して、照明パネル10の発光面18に電力(駆動電力)を供給する。駆動電力の供給によって、照明パネル10の発光面18は発光することができる。
電源回路ユニット66は、調光機能またはタイマー機能など備えているとよい。電源回路ユニット66の配設に際しては、照明パネル10が取り付けられた状態では電源回路ユニット66が外部から視認されないように意匠的な配慮がされるとよい。この場合、照明パネル10を支持部材20から取り外すことで、電源回路ユニット66にアクセスすることが可能である。
以上のように構成される照明装置100Fによっても、間隔調節機構31,32が、支持器具23と支持器具24との間隔を任意に調節することによって、複数種類の配光特性を得ることができ、上述の実施の形態1と同様の作用および効果を得ることができる。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。図1を参照して、上述の各実施の形態における照明装置は、可動部37および可動部38が協働可能に構成され、可動部35および可動部36が協働可動に構成される。これとは異なり、可動部37,38のみが協働可能に構成されていてもよく、可動部35,36のみが協働可能に構成されていてもよい。このように、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10E 照明パネル、11 表面、12 裏面、13,14 端部、13E,14E,23,23D,24,24D 支持器具、16,17,27E,28E 電気接点、18 発光面、20,20E 支持部材、21,22 電極、23D1,24D1 回動部、23D2,23D3,24D2,24D3,33,34,34A,34B,34C 固定部、25 平板部、25H 貫通孔、26,51 開口、27,28 差込部、31,32,32A,32B,32C 間隔調節機構、34S 内周面、35,36,37,38,38A,38B,38C 可動部、35G,36G,37G,38G 先端部、38S 外周面、50 天井、60 電源装置、61 配電線、62 電源ケーブル、63 バネ、64,65 内部電極、66 電源回路ユニット、100,100A,100B,100C,100D,100E,100F 照明装置、AR1,AR2,DR,DR1,DR2,DR3,DR4,IV 矢印、S 空間。

Claims (6)

  1. 第1被取付部および第2被取付部をそれぞれ含む可撓性の部材から構成され、所定の電源装置から電力を供給されることによって発光する発光面が表面に設けられた照明パネルと、
    前記第1被取付部が取り付けられる第1取付部および前記第2被取付部が取り付けられる第2取付部を含み、前記発光面が凸状となるように前記照明パネルを湾曲させた状態で支持する支持部材と、
    前記第1取付部および前記第2取付部の間隔を変える間隔調節機構と、
    前記発光面に電気的に接続された電気回路ユニットと、を備え、
    前記電気回路ユニットは、前記照明パネルの湾曲によって形成された前記照明パネルの裏面側の空間内に配置され、
    前記間隔調節機構が前記第1取付部および前記第2取付部の前記間隔を変えることによって、前記支持部材により支持された前記照明パネルの前記発光面の曲率が変化する、
    照明装置。
  2. 前記照明パネルの裏面側に設けられた、前記照明装置を天井または壁面に固定するための固定部材をさらに備える、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明装置が所定の位置に固定された状態においては、前記電気回路ユニットは外部から視認されないように位置している、
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記間隔調節機構は、前記第1取付部および前記第2取付部が同一平面上に位置するように、前記第1取付部およびまたは前記第2取付部を進退移動させる、
    請求項1から3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記第1取付部およびまたは前記第2取付部は、前記発光面の前記曲率が変化される際、前記照明パネルの湾曲の変化に合わせて回動する、
    請求項1から4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記電力は、前記第1被取付部と前記第1取付部との接触部、およびまたは、前記第2被取付部と前記第2取付部との接触部を通して前記発光面に供給される、
    請求項1からのいずれかに記載の照明装置。
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