JP2011028960A - 照明器具 - Google Patents

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信濃 藤原
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Abstract

【課題】幅等の寸法を小さく抑えることができ、反射板等の設備を要することなく、広がりを持った配光パターンの間接照明が得られる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具は、有機ELパネル10と、壁面に固定されて、有機ELパネル10を保持する保持機構11とを有している。有機ELパネル10は、非透光性の樹脂材料から構成される基板50と、電圧が印加されることで発光する発光素子51と、発光素子51を覆う透光性の封止部材52とを有している。基板50は、断面U字状に成形されており、U字内側の表面50aに、発光素子51と封止部材52とが接合されている。保持機構11は、U字内側の表面50aが壁面と対向するように、基板50のU字底部50bを保持している。
【選択図】図2

Description

本発明は、有機ELパネルを光源として備えた照明器具に関する。
壁面に光を照射して、その反射光により室内の照明を行う間接照明用器具として、電球を光源とする照明器具が用いられている。この種の照明器具では、一般に、電球ソケット等が設けられて電球を保持する保持部や、電球から発せられる光のグレアをカットするカバーが設けられている。
また間接照明用器具の他の例として、特許文献1には、有機EL素子を光源として用いる照明器具が開示されている。この照明器具は、天井に取り付けられる反射板と、反射板に吊り下げられる照明基板とを備えており、照明基板は扁平状に形成され、反射板の下面は上方に凹となる湾曲状に形成されている。そして、照明基板の上面(反射板に対向する面)には有機EL素子から構成された面発光部が形成されており、面発光部から発せられた光が、反射板の下面に向けて投射されるようになっている。
特開2008−204893号公報
ところで、上述の電球を光源とする照明器具において、保持部やカバーを設けた場合には、照明器具の幅等の寸法が、大きくなる虞れがある。
また、特許文献1では、照明基板が扁平状を呈していることで、湾曲した形状を呈する反射板を設ける必要があると考えられる。すなわち、例えば反射板を介在させずに照明基板を天井に吊り下げた場合には、有機EL素子から発せられた光は、天井に向けて出射される。この際には、照明基板が扁平状を呈していることで、有機EL素子から発せられた光は、天井の表面に対して直角に入射した後、天井によって反射されることになる。この結果、天井によって反射された光は、広がりのない配光パターンとなる。これを回避するために、特許文献1では、天井と照明基板との間に湾曲状に形成した反射板を介在させて、反射板の反射により光を拡散させているものと考えられる。このことから、特許文献1の照明器具は、照明基板を扁平状に形成したことで、湾曲状の反射板を天井と照明器具との間に介在させる必要があり、この結果、大がかりな設備を有するものとなっている。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、幅等の寸法を小さく抑えることができ、反射板等の設備を要することなく、広がりを持った配光パターンの間接照明が得られる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明器具は、有機ELパネルと、壁面に固定されて、前記有機ELパネルを保持する保持機構とを有し、前記有機ELパネルは、非透光性部材から構成される基板と、前記保持機構を通じて電圧が印加されることで発光する発光素子とを有し、前記基板は、曲がった構造に成形されて、その所定位置が前記保持機構によって保持され、前記発光素子は、前記基板が前記保持機構に保持された状態において、前記壁面に対向する前記基板の表面に形成されることを特徴とする。
本発明の照明器具によれば、発光素子と一体に設けられた基板が、発光素子から発せられる光のグレアをカットするカバーとして機能するため、グレアカット用のカバーを別途設ける必要がない。これにより、照明器具の幅等の寸法を小さく抑える上で有利になる。
また、基板を曲げた構造としていることで、基板上に形成された発光素子から発せられる光は、壁面に対して様々な角度で入射する。この結果、壁面によって反射される光は、多様な方向に向かうものとなるため、広がりをもった配光パターンの間接照明が得られる。
本発明の実施の形態における照明器具を示す図であり、(a)は照明器具の正面図であり、(b)は照明器具の側面図である。 図1に示す有機ELパネルをA−A線で切断した断面図である。 図1に示す有機ELパネルをB−B線で切断した断面図である。 本発明の変形例としての照明器具を示す図であり、(a)は照明器具の正面図であり、(b)は照明器具の側面図である。 図4に示す有機ELパネルをA−A線で切断した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態における照明器具1を示す図であり、(a)は、照明器具1の正面図であり、(b)は、照明器具1の側面図である。
照明器具1は、光源としての有機ELパネル10と、壁面に固定される保持機構11とを有している。
図2は、有機ELパネル10を図1のA−A線で切断した断面図であり、図3は、有機ELパネル10を図1のB−B線で有機ELパネル10を切断した断面図である。
有機ELパネル10は、非透光性の樹脂材料から構成される基板50と、電圧が印加されることで発光する発光素子51と、発光素子51を覆う透光性の封止部材52とを有している。
基板50は、断面U字状に成形されており、U字内側の表面50aに、発光素子51と封止部材52とが接合されている。保持機構11は、U字内側の表面50aが壁面と対向するように、基板50のU字底部50bにおける両側面を保持している。
図3に示すように、発光素子51は、陽極51aと、正孔輸送層51bと、発光層51cと、電子輸送層51dと、陰極51eとが、この順で基板50の上に積層されたものであり、陽極51aと陰極51eとの間に、保持機構11を通じて電圧が印加されるようになっている。また、正孔輸送層51bは、正孔輸送性の有機化合物から構成され、発光層51cは、有機発光性化合物から構成され、電子輸送層51dは、電子輸送性の有機化合物から構成されている。
上記の構成を有する有機ELパネル10では、陽極51aと陰極51eとの間に電圧が印加されることで、陽極51aから正孔輸送層51bを介して発光層51cに正孔が注入され、陰極51eから電子輸送層51dを介して発光層51cに電子が注入される。この結果、発光層51cでは、正孔と電子との結合が生じ、これに伴って生成される励起子が励起状態から基底状態へ移行することで発光現象が生じる。この際、非透光性部材から構成された基板50は、発光素子51の光(発光層51cの光)のグレアをカットするカバーとして機能し、透光性部材から構成された封止部材52は、発光素子51の光(発光層51cの光)を通過させる。この結果、封止部材52を通過した光のみが、有機ELパネル10の外側へ出射される。この際には、発光素子51が壁面と対向する基板50のU字内側の表面50aに形成されていることで、封止部材52を通過した光は、壁面に向かうものとなる。そして、この光を壁面が反射することによって、間接照明が得られる。
本実施の形態によれば、発光素子51と一体に設けられた基板50が、発光素子51から発せられる光のグレアをカットするカバーとして機能するため、グレアカット用のカバーを別途設ける必要がない。これにより、照明器具1の幅等の寸法を小さく抑える上で有利になる。
また、基板50を曲げた構造としていることで、基板50上に形成された発光素子51から発せられる光は、壁面に対して様々な角度で入射する。この結果、壁面によって反射される光は、多様な方向に向かうものとなるため、反射板等の設備を要することなく、広がりをもった配光パターンの間接照明が得られる。
なお、有機ELパネル10は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、基板50を用意し、この基板50におけるU字内側の表面50a上に陽極51aを形成する。陽極51aは、例えば、プラズマCVD、熱CVDのような化学蒸着法、真空蒸着等の方法を用いて形成することができる。
次に、陽極51a上に、正孔輸送層51bを形成する。正孔輸送層51bは、例えば、CVD法や、真空蒸着等の方法を用いて形成することができる。
次に、正孔輸送層51b上に、発光層51cを形成する。発光層51cは、例えば、CVD法や、真空蒸着等の方法を用いて形成することができる。
次に、発光層51c上に、電子輸送層51dを形成する。電子輸送層51dは、例えば、CVD法や、真空蒸着等の方法を用いて形成することができる。
次に、電子輸送層51d上に、陰極51eを形成する。陰極51eは、例えば、真空蒸着法や、スパッタリング法等の方法を用いて形成することができる。
以上により、発光素子51が得られる。そして最後に、発光素子51を覆うように封止部材52を基板50におけるU字内側の表面50aに接合することで、有機ELパネル10が得られる。
また、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲において種々変更することができる。
図4は、本発明の変形例としての照明器具2を示す図であって、(a)は、照明器具2の正面図であり、(b)は、照明器具2の側面図である。なお、以下では、図1に示した照明器具1と共通する部分については、同一の符号を記し、詳細な説明を省略する。
照明器具2は、光源としての有機ELパネル20と、壁面に固定される保持機構21とを有している。
図5は、有機ELパネル20を図4に示すA−A線で切断した断面図である。
有機ELパネル20においても、基板50は断面U字状に成形されている。そして、発光素子51と封止部材52とは、基板50におけるU字外側の表面50cに接合されており、保持機構21は、U字外側の表面50cが壁面と対向するように、基板50のU字底部50bにおける両側面を保持している。
有機ELパネル20の発光素子51も、図3に示す積層構造を有しており(図3は図4のB−B線断面図にも相当)、有機ELパネル20は、図1,2に示した有機ELパネル10と同様の製法によって製造される。
以上の構成を有する照明器具2においても、発光素子51と一体に設けられた基板50が、発光素子51から発せられる光のグレアをカットするカバーとして機能するため、グレアカット用のカバーを別途設ける必要がない。これにより、照明器具2の幅等の寸法を小さく抑える上で有利になる。
また照明器具2においても、基板50が曲がった構造(U字状)を有していることで、発光素子51から発せられる光は、壁面に対して様々な角度で入射する。これにより、壁面によって反射される光は、あらゆる方向に向かうため、反射板等の設備を要することなく、広がりをもった配光パターンの間接照明が得られる。
また、上述の照明器具1,2とは異なり、基板50は、例えば「く」の字状やW字状やジグザグ形状等の曲がった構造に成形されてもよい。この場合、基板50は、その所定位置が保持機構によって保持され、発光素子51は、基板50が保持機構に保持された状態において、壁面に対向する基板50の表面に形成される。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明に係る照明器具について、好ましくは、前記基板は、断面U字状に成形されて、該U字内側の表面が前記壁面と対向するように、前記保持機構によって保持され、前記発光素子は、前記U字内側の表面に形成されることを特徴とする。
またあるいは、前記基板は、断面U字状に成形されて、該U字外側の表面が前記壁面と対向するように、前記保持機構によって保持され、前記発光素子は、前記U字外側の表面に形成されることを特徴とする。
1,2 照明器具
10,20 有機ELパネル
11,21 保持機構
50 基板
50a U字内側の表面
50b U字底部
50c U字外側の表面
51 発光素子
51a 陽極
51b 正孔輸送層
51c 発光層
51d 電子輸送層
51e 陰極
52 封止部材

Claims (3)

  1. 有機ELパネルと、
    壁面に固定されて、前記有機ELパネルを保持する保持機構とを有し、
    前記有機ELパネルは、非透光性部材から構成される基板と、前記保持機構を通じて電圧が印加されることで発光する発光素子とを有し、
    前記基板は、曲がった構造に成形されて、その所定位置が前記保持機構によって保持され、
    前記発光素子は、前記基板が前記保持機構に保持された状態において、前記壁面に対向する前記基板の表面に形成されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記基板は、断面U字状に成形されて、該U字内側の表面が前記壁面と対向するように、前記保持機構によって保持され、
    前記発光素子は、前記U字内側の表面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記基板は、断面U字状に成形されて、該U字外側の表面が前記壁面と対向するように、前記保持機構によって保持され、
    前記発光素子は、前記U字外側の表面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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JP2012221581A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Konica Minolta Holdings Inc 照明装置
KR20130008391A (ko) * 2011-07-12 2013-01-22 주성엔지니어링(주) 조명장치

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