JP5644603B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュールに関し、特に太陽電池フレームのフレーム本体に太陽電池パネルの端部を挿入固定する為の嵌合溝を備え、この嵌合溝の断面形状が太陽電池パネルの端部の断面形状に適合するように形成された太陽電池モジュールに関する。
従来から、太陽光エネルギーを電力に変換する太陽電池パネルを主体とする太陽電池モジュールの分野において、平板状の太陽電池パネルを保護し取付架台などに取付けるために、その太陽電池パネルの全周に金属製の太陽電池フレーム(外周枠)を設けた構造が採用されている。この太陽電池フレームにおいては、種々のものが開発され実用に供されている。
一般的に、図4に示すように、太陽電池フレーム50は、縦壁部56と底壁部57とからなるフレーム本体54、このフレーム本体54の上端部に形成された嵌合溝55などから構成されている。嵌合溝55は、フレーム本体54の上端部からパネル側へ突出する上突出片58と、この上突出片58の下側に設けられた下突出片59とから矩形状に形成されている。太陽電池フレーム50に太陽電池パネル52を取り付ける場合は、太陽電池パネル52の端部を嵌合溝55に挿入して接着材を介して一体的に固定される。
また、特許文献1の太陽電池フレームにおいて、パネル嵌合部は、上舌片と下舌片とから断面ほぼコ字状に構成され、パネル外端部を挟持固定するように構成されている。これら上舌片と下舌片は、水平方向に互いに平行になるようにパネル側へ延び、その先端部にパネル挟持部が夫々形成され、奥端側には対向状に凹部が夫々形成されている。上側パネル挟持部の下面には、パネル受光面と当接する水平面が形成され、下側パネル挟持部の上面には、湾曲又は傾斜したパネル裏面の外周部と当接する先端側ほど下方へ傾斜したテーパ面が形成されている。
さらに、特許文献2の太陽電池モジュール枠において、モジュール枠のパネル嵌合部は、押さえと当て止めと傾斜ガイド面とから奥端側より開口側が幅広の断面ほぼコ字状に構成され、パネルの外周部に予め固定されたパネル嵌合部の断面形状に適合するゴムライナーを介してパネル端部を挟持固定するように構成されている。
特開2008−85132号公報 特開2003−78154号公報
ところで、一般的に、太陽電池パネルの裏面側には、太陽電池セルを保護するための背面保護材などが高温高圧で圧着して固定されるので、パネル端部の裏面側は外側から内側にかけて傾斜する形状となる(図4、特許文献1参照)。このため、フレームのパネル嵌合部が断面コ字状に形成されていると、パネル端部の裏面側が傾斜状になっている場合、パネル端部とフレームとの隙間が表面側より裏面側が大きくなり、パネル端部とフレームとの隙間にバラツキが生じる。このため、パネル端部をフレームに固定する前にパネル嵌合部に塗着した接着材が、隙間に均等に充填されず、接着材による封止が不十分になったり、接着力が安定しない虞がある。
また、特許文献1のパネル嵌合部の構造では、封止材を滞留させるために1対の凹部が形成されているので、これら凹部に滞留させる封止材の消費量が多くなり、組み立てコストがアップしてしまう。さらに、パネル端部とフレームとの間に生じる隙間が、この凹部により広くなり過ぎて、接着材がパネル端部の表面側及び裏面側に均等に回り込まない虞がある。
尚、特許文献1では、上側パネル挟持部がパネル表面に当接し、下側パネル挟持部がパネル裏面に当接した状態で固定されるので、太陽電池モジュールに振動が付加された場合、パネル挟持部によりパネルの表面及び裏面が損傷する可能性がある。
さらに、特許文献2では、フレームの嵌合部の形状に適合したゴムライナーを予めパネルに固定する必要があるので、汎用性がなく部品点数が増加し組み立てコストがアップする。また、パネル固定に熱可塑性樹脂からなる接着材を使用したとしても、太陽電池パネルと傾斜ガイド面との隙間が一定ではないので、接着材がパネル端部とフレームとの隙間に均等に充填されない虞がある。
何れにしても、図4や特許文献1,2に示す構造では、パネル端部の断面形状とフレームの嵌合部の断面形状が異なり、パネルとフレームとの隙間が表面側と裏面側とでは均等でないので、接着材が隙間に均等に充填されずに、接着材による封止が不十分になったり、接着力が安定しない虞がある。
本発明の目的は、太陽電池フレームの嵌合溝の断面形状を太陽電池パネルの端部の断面形状に適合するように形成することで、接着材によるシール性能及び接着力を向上し得る太陽電池モジュールを提供すること、パネル端部をフレームに固定する為の接着材の消費量を抑制可能な太陽電池モジュールを提供すること、などである。
請求項1の太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、この太陽電池パネルの外周に設けられ且つ前記太陽電池パネルの端部を挿入して接着材を介して固定するための嵌合溝を備えた太陽電池フレームとを有する太陽電池モジュールにおいて、前記太陽電池パネルの端部には端縁に近づく程厚みが小さくなるように傾斜した傾斜状の下面が形成され、前記嵌合溝は、フレーム本体と、このフレーム本体の上端部から太陽電池パネル側へ突出する上突出片と、この上突出片の下側に設けられた下突出片とから形成され、前記下突出片の上面に、前記太陽電池パネルの端部を挿入する際に嵌合溝内に案内する為に先端部分に形成された傾斜ガイド面と、前記太陽電池パネルの端部の傾斜状の下面と平行に奥端部分に形成された傾斜支持面とを有し、前記傾斜ガイド面と前記傾斜支持面の間に前記太陽電池パネルの表面及び裏面と平行な水平支持面が形成されたことを特徴としている。
請求項2の太陽電池モジュールは、請求項1の発明において、前記傾斜支持面は、前記フレーム本体まで連続していることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、太陽電池フレームの嵌合溝は、太陽電池パネルの端部の傾斜状の下面と平行に奥端部分に形成された傾斜支持面を有するので、嵌合溝の断面形状が太陽電池パネルの外周端部の断面形状に適合したほぼ同じ形状となり、太陽電池パネルを太陽電池フレームの嵌合溝に挿入した際に生じる隙間を一定に維持することができる。従って、太陽電池パネルの端部を嵌合溝に固定する為の接着材を、太陽電池パネルと太陽電池フレームとの隙間に均等な厚みとなるように充填することができるので、接着材のシール性能及び接着力が向上するうえ、接着材の消費量を抑制することができる。
嵌合溝は、太陽電池パネルの端部を挿入する際に嵌合溝内に案内する為に先端部分に形成された傾斜ガイド面を有するので、太陽電池パネルの端部を嵌合溝の内部に円滑に挿入することができる。さらに、太陽電池パネルが太陽電池フレームに非接触となるように挿入固定されるので、太陽電池フレームが振動しても太陽電池パネルには直接振動を伝達しないクッション性能を奏する。
しかも、下突出片は、傾斜ガイド面と傾斜支持面の間に、太陽電池パネルの表面及び裏面と平行な水平支持面を備えているので、この水平支持面により太陽電池パネルの裏面を支持することができる。
請求項2の発明によれば、傾斜支持面は、フレーム本体まで連続しているので、太陽電池パネルの端部を嵌合溝の奥端壁の近傍部まで挿入することができる。従って、嵌合溝に塗着した接着材を確実に押圧して、太陽電池パネルと太陽電池フレームとの隙間に確実に充填することができる。
太陽電池モジュールの斜視図である。 太陽電池フレームに太陽電池パネルの端部を挿入固定する前の断面図である。 太陽電池フレームに太陽電池パネルの端部を挿入固定した後の断面図である。 従来の太陽電池フレームに太陽電池パネルの端部を挿入固定した後の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、本発明の太陽電池フレーム10が組付けられた太陽電池モジュール1の全体構成について簡単に説明する。
図1に示すように、太陽電池モジュール1は、長方形状の太陽電池パネル2と、この太陽電池パネル2の四辺全周を取り囲んで保護する金属製の太陽電池フレーム10とから構成されている。この太陽電池モジュール1は、例えば、(1.3m〜2.0m)×1.0m程度のサイズに構成され、一般的に複数枚並べて設置されて電力を供給する。尚、太陽電池モジュール1の形状は、長方形状に限らず正方形状や台形状のものであってもよい。
次に、太陽電池パネル2について説明する。
図1〜図3に示すように、太陽電池パネル2(以下、パネル2という)は、単結晶又は多結晶のシリコン結晶やシリコン被膜にpn接合を形成し且つ必要な電極を形成した平板状の太陽電池セル3、この太陽電池セル3の表面側を覆うカバーガラス4、太陽電池セル3を樹脂封止する合成樹脂材(EVAシートなど)とこの合成樹脂材を覆う保護フィルム(PET樹脂フィルムなど)から形成された背面保護材5などから構成されている。背面保護材5は、カバーガラス4に太陽電池セル3を挟んで高温高圧で圧着されて固定されるので、背面保護材5の外周部はカバーガラス4の端縁に近づく程厚みが小さくなるような傾斜状になる。カバーガラス4の厚みは3.2mm程度、背面保護材5の厚みは1mm程度に設定される。このパネル2の構造は、一般的な構造なのでこれ以上の詳細な説明は省略する。
次に、本発明の太陽電池フレーム10について説明する。
図1〜図3に示すように、太陽電池フレーム10(以下、フレーム10という)は、パネル2の外周に設けられている。フレーム10は、パネル2の長片側を保持する2つの横フレーム11と、パネル2の短辺側を保持する2つの縦フレーム12とから構成されている。各フレーム11,12は、パネル2の端部を挿入固定するための嵌合溝15を夫々備えている。各フレーム11,12の主要部分は、横フレーム11が係合溝13を備えている以外ほぼ同様の構成であるので、以下の説明では、1つの縦フレーム12を中心に説明する。尚、フレーム10は、アルミニウム製又はアルミニウム合金製のものであるが、アルミニウム以外の軽合金製とすることも可能である。フレーム10の表面には酸化アルミニウムの絶縁性被膜が形成されている。
図1〜図3に示すように、縦フレーム12は、パネル2の1つの短辺の全長に亘って延びるフレーム本体14と、フレーム本体14の上端部のパネル2側に形成された嵌合溝15を備えている。フレーム本体14は、縦壁部16と底壁部17とから形成されている。縦壁部16は、パネル2の表面と直交状になるように縦向きに設けられ、底壁部17は、縦壁部16の下端部に一体的に形成されてパネル2側へ延びている。嵌合溝15には、パネル2の短辺側外周部が挿入され接着材27を介して接着される。
尚、縦フレーム12の長手方向の両端部には、図示は省略するが、ネジ12aを介して横フレーム11と連結するためのネジ孔が形成されたネジ孔形成部が2箇所夫々設けられている。このネジ孔形成部は、フレーム10における縦フレーム12と横フレーム11とを連結するための一般的な構造なので、詳しい説明は省略する。
また、横フレーム11には、フレーム本体14の下端部からパネル2側とは反対側へ突出し長手方向に延びる係合溝13が形成されているが、この係合溝13は、太陽電池モジュール1を取付架台などに取り付ける際に使用される一般的なものなので、詳しい説明は省略する。
次に、嵌合溝15について説明する。
図2,図3に示すように、嵌合溝15は、上述のフレーム本体14の上端部と、このフレーム本体14の上端部からパネル2側へ突出する上突出片18と、この上突出片18の下側に設けられた下突出片19とから形成され、パネル2の短辺の全長に亘って延びて形成されている。嵌合溝15の断面形状は、パネル2の端部の断面形状に適合したほぼ同じ形状に形成されている。嵌合溝15の縦幅は、フレーム本体14の縦幅の約1/3程度の長さに形成されている。上突出片18と下突出片19は、フレーム本体14と一体的に形成されている。上突出片18は、縦壁部16や底壁部17と同様に板状に底壁部17より短く形成されている。
下突出片19において、先端部分のガイド板部19aは先端下がりの少し折れ曲がった状態に形成され、途中部分の途中板部19bは上突出片18と平行な直線状に形成され、奥端部分の奥端板部19cはフレーム本体14に接近するほど縦方向に厚みが増すように形成されている。下突出片19の幅方向(図2,図3の左右方向)の全長は、上突出片18より長く形成されている。下突出片19は、ガイド板部19aの上面に形成された傾斜ガイド面21と、途中板部19bの上面に形成された水平支持面22と、奥端板部19cの上面に形成された傾斜支持面23とを有する。
傾斜ガイド面21は、パネル2の端部を挿入する際に嵌合溝15内に案内する為のもので、先端側が下方へ傾斜するように形成されている。水平支持面22は、パネル2の表面4a及び裏面(水平下面5a)と平行になるように形成され、パネル2の端部の水平下面5aを支持する。傾斜支持面23は、パネル2端部の裏面側の傾斜面(端縁に近づく程前記端部の厚みが小さくなるように傾斜した傾斜状の下面5b)と平行になるように奥端側が上方に傾斜するように形成され、パネル2の端部の傾斜状の下面5bを支持する。傾斜支持面23は、フレーム本体14まで連続している。
傾斜ガイド面21と水平支持面22と傾斜支持面23の幅方向(図2,図3の左右方向)の長さ関係は、約1:1:1程度の関係に設定されているが、嵌合溝15の断面形状が、パネル2の端部の断面形状とほぼ同様な形状に形成されるのであれば、特にこの形状に限定する必要はない。傾斜ガイド面21の傾斜角度は、傾斜支持面23の傾斜角度より大きい角度に設定されているが、特にこの角度関係に限定する必要はない。
図3に示すように、パネル2の端部は、嵌合溝15に接着材27を介して固定されている。接着材27は、嵌合溝15にパネル2の端部を固定すると共に挿入した際に生じる隙間を充填するもので、本実施例では粘着性の高いブチルゴムが使用されるが、特にこれに限定する必要はなく、パネル2にフレーム10が固定可能のものなら他の材質のものを使用しても良い。
次に、パネル2の端部をフレーム10(縦フレーム12)の嵌合溝15に挿入固定する方法について説明する。
先ず、図2に示すように、縦フレーム12の嵌合溝15にパネル2の端部を、パネル2の表面4aと嵌合溝15の水平支持面22とが平行な状態となるように右方から挿入する。このとき、図示は省略するが、嵌合溝15の奥端近傍部には予め接着材27(ブチルゴム)が塗着されている。尚、パネル2の端部を下方にズレた状態で嵌合溝15に挿入しようとしても、傾斜ガイド面21によりパネル2の端部は嵌合溝15の内部へ誘導することができる。
次に、図3に示すように、パネル2の端部を嵌合溝15の奥方に向けて挿入し続け、パネル2の端部が奥端近傍部に到達すると、パネル2の端部が接着材27を徐々に押圧する。すると、押圧された接着材27が、パネル2の表面4a側及び裏面(水平下面5aと傾斜状の下面5b)側の隙間に均等に回り込み充填され、パネル2の端部が嵌合溝15に弾性保持される。
尚、本実施例では、パネル2の端部が接着材27を介して嵌合溝15に固定されると、以下のような一定の隙間を空けて固定される。即ち、パネル2の水平下面5aと水平支持面22との隙間は0.5mm程度であり、パネル2の傾斜状の下面5bと傾斜支持面23との隙間は0.5mm程度であり、パネル2の表面4aと嵌合溝15の上面24との隙間は0.5mm程度であり、パネル2の側面4bと嵌合溝15の奥端面25との隙間は1.0mm程度である。
以上の説明では、縦フレーム12について説明したが、横フレーム11についても同様であるので、説明は省略する。
次に、本発明の太陽電池モジュール1の効果について説明する。
本発明の太陽電池モジュール1のフレーム10の嵌合溝15は、パネル2の端部の傾斜状の下面5bと平行に奥端部分に形成された傾斜支持面23を有するので、嵌合溝15の断面形状がパネル2の外周端部の断面形状に適合したほぼ同じ形状となり、パネル2をフレーム10の嵌合溝15に挿入した際に生じる隙間を一定に維持することができる。従って、パネル2の端部を固定する為の接着材27を、パネル2と嵌合溝15との隙間に均等な厚みとなるように充填することができるので、接着材27のシール性能及び接着力が向上するうえ、接着材27の消費量を抑制することができる。
嵌合溝15は、パネル2の端部を挿入する際に嵌合溝15内に案内する為に先端部分に形成された傾斜ガイド面21を有するので、パネル2の端部を嵌合溝15の内部に円滑に挿入することができる。さらに、パネル2がフレーム10に非接触となるように挿入固定されるので、フレーム10が振動してもパネル2には直接振動を伝達しないクッション性能を奏する。
傾斜支持面23は、フレーム本体14まで連続しているので、パネル2の端部を嵌合溝15の奥端壁の近傍部まで挿入することができる。従って、嵌合溝15に塗着した接着材27を確実に押圧して、パネル2とフレーム10との隙間に確実に充填することができる。
下突出片19は、傾斜ガイド面21と傾斜支持面23の間に、パネル2の表面4a及び裏面(下面5a)と平行な水平支持面22を備えているので、この水平支持面22によりパネル2の裏面(下面5a)を支持することができる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例の種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
本発明の太陽電池モジュールの太陽電池フレームは、パネル端部の裏面側が外側から内側に傾斜した形成されている種々の太陽電池パネルに適用することができる。
1 太陽電池モジュール
2 太陽電池パネル
5b 傾斜状の下面
10 太陽電池フレーム
13 係合溝
14 フレーム本体
15 嵌合溝
18 上突出片
19 下突出片
21 傾斜ガイド面
22 水平支持面
23 傾斜支持面
27 接着材

Claims (2)

  1. 太陽電池パネルと、この太陽電池パネルの外周に設けられ且つ前記太陽電池パネルの端部を挿入して接着材を介して固定するための嵌合溝を備えた太陽電池フレームとを有する太陽電池モジュールにおいて、
    前記太陽電池パネルの端部には端縁に近づく程厚みが小さくなるように傾斜した傾斜状の下面が形成され、
    前記嵌合溝は、フレーム本体と、このフレーム本体の上端部から太陽電池パネル側へ突出する上突出片と、この上突出片の下側に設けられた下突出片とから形成され、
    前記下突出片の上面に、前記太陽電池パネルの端部を挿入する際に嵌合溝内に案内する為に先端部分に形成された傾斜ガイド面と、前記太陽電池パネルの端部の傾斜状の下面と平行に奥端部分に形成された傾斜支持面とを有し、
    前記傾斜ガイド面と前記傾斜支持面の間に前記太陽電池パネルの表面及び裏面と平行な水平支持面が形成されたことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記傾斜支持面は、前記フレーム本体まで連続していることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
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