JP5644527B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5644527B2
JP5644527B2 JP2011007298A JP2011007298A JP5644527B2 JP 5644527 B2 JP5644527 B2 JP 5644527B2 JP 2011007298 A JP2011007298 A JP 2011007298A JP 2011007298 A JP2011007298 A JP 2011007298A JP 5644527 B2 JP5644527 B2 JP 5644527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
lines
output
unit
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011007298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012148434A (ja
Inventor
鈴木 正宏
正宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011007298A priority Critical patent/JP5644527B2/ja
Publication of JP2012148434A publication Critical patent/JP2012148434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5644527B2 publication Critical patent/JP5644527B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
例えば、インクジェット方式の画像形成装置において、印字ヘッドが往復移動で印字する幅以上に連続した空白の画像データが存在した場合に、次に空白以外の画像データが存在するまで、印字ヘッドの往復移動を停止し、空白ライン分の用紙搬送を行う、いわゆるスキップ処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、長尺画像の印刷を行う場合には、上記スキップ処理を行った結果、HDDに保管された画像をメモリに転送する速度を、出力画像転送速度が追い越してしまう状態が発生する問題が生じる場合がある。このような問題を解決する技術として、特許文献2が提案されている。
図1に特許文献2記載の画像形成装置のシステム構成例を示す。原稿を読み込むなどで取得した画像データは一旦HDD103に記憶される。そして、画像転送装置102の制御の基、該記憶されている画像データは、バンド毎に区切られて、所定バンドずつメモリ104に展開される。
そして、1バンド分の画像データがHDD103からメモリ104に展開される際に、画像転送装置102は、割り込み信号をコントローラCPU101に送信する。コントローラCPUは、該割り込み信号を計数することで、メモリ104に展開された(記憶された)画像データのバンド数を認識することが出来る。
そして、メモリ104に予め定められた所定バンド数の画像データが展開されると、コントローラCPU101は、画像転送装置102経由で、画像出力装置202に要求許可信号を送信する。画像出力装置202は、要求許可信号を受信すると、画像出力装置202は、画像転送装置102に対して要求信号を送信することで、メモリに記憶されている所定バンド数の画像データを要求する。要求された画像データは、画像出力装置202経由でプロッタ203に転送される。プロッタ203は、転送された画像データに基づいて、用紙上に印刷する。
しかし、特許文献2記載の技術では、HDD103からメモリ104に1バンド展開されるごとに、画像転送装置102は、メモリコントローラCPU101に割り込み信号を送信していた。
従って、画像出力装置202に転送する画像データのバンドのサイズが小さい場合には、HDD103からメモリ104に展開される画像データのバンド数が多くなることから、割り込み信号が多く発生され、コントローラCPUの負荷が増大するという問題がある。
そこで、このような問題を鑑みて、本発明では、コントローラCPUの負荷を軽減させることを目的とする。
上記目的を達成するため、取得した画像データを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された画像データが転送されて、該転送された画像データを記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶されている画像データを要求して、該要求した画像データを出力する出力手段と、前記出力手段から出力された画像データに基づいて、画像形成する画像形成手段と、前記出力手段から前記画像形成手段に出力された、画像データの出力ライン数を計測する第1計測手段と、前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に転送された画像データの転送ライン数を計測する第2計測手段と、前記出力ライン数と前記転送ライン数に基づいて、前記第2記憶手段に記憶されている画像データを前記出力手段に要求させる指示手段と、を有し、前記指示手段は、前記転送ライン数が前記出力ライン数を超える場合に、所定ライン数の画像データを前記出力手段に要求させ、前記所定ライン数は、現在、前記第2記憶手段に記憶されている全ての画像データであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明の画像形成装置によれば、コントローラCPUの負荷を軽減させることが出来る。
従来の画像形成装置の機能構成例を示す図。 本実施例の画像形成装置の機能構成例を示した図。 本実施例の画像形成装置の更に詳細な機能構成例を示した図。 メモリなどを模式的に示した図。 本実施例の画像形成装置の処理フローを示した図。 別の実施形態の処理フローを示した図(その1)。 別の実施形態の画像形成装置の機能構成例を示した図。 別の実施形態の処理フローを示した図(その2)。
画像形成装置とは例えば、プリンタ、ファクシミリ、インクジェット記録装置などの複写装置、これらの複合機などである。また、記録媒体は、例えば、基板、用紙、連続紙、糸、繊維、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなどの媒体である。
以下に、各実施形態について説明する。また、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
[実施形態1]
実施形態1の画像形成装置について説明する。図2に、実施形態1の画像形成装置の機能構成例を示す。実施形態1の画像形成装置は、大略して、エンジン部300と、システムコントローラ部400とに分けられる。
更に、エンジン部300は、画像形成手段2と、画像出力部20と、エンジンCPU60とを含む。また、システムコントローラ部400は、画像転送部40と、第1記憶手段30と第2記憶手段32とネットワークI/F62とコントローラCPU64とを含む。また、以下では、第1記憶手段30をHDD30とする。第1記憶手段30は、SSD(Solid State Drive)などであってもよい。第2記憶手段32をメモリ32とする。
各構成部の処理を簡単に説明する。コントローラCPU64は、システムコントローラ部400を制御するCPUである。コントローラCPU64は、画像転送部40の動作モードの設定や起動指示、メモリ32のアドレス管理などを行なう。画像転送部40は、画像データを画像形成手段2に転送したり、画像処理を行ったり、HDD30やネットワークI/F62といったデバイス間の画像転送を行なう。HDD30には、画像データが記憶される。メモリ32には、HDD30に記憶されていた画像データが記憶される。
エンジンCPU60は、エンジン部300を制御するCPUである。画像出力部20は、システムコントローラ部400から画像データを取得し、画像形成手段2に転送する。画像形成手段2は、画像データに基づいて、画像形成する。画像形成手段2とは、例えば、記録ヘッドやプロッタなどである。ネットワークI/F62は、画像データを外部から取得する。
図3に、画像出力部20と、画像転送部40の更に詳細な構成例を示す。図3では、図面簡略化のために、図2で示したエンジンCPU60、コントローラCPU64、ネットワークI/F62の記載を省略する。
まずHDD30とメモリ32について説明する。HDD30は大容量記憶手段とされ、メモリ32の記憶容量は、HDD30の記憶容量よりも小さい。ユーザが原稿を画像形成装置にセットし、読取手段(図示せず)が、該原稿を読み取ることで、画像データを取得する。該読取手段により取得された画像データが、一旦、HDD30に記憶される。または、ユーザが外部の端末(例えばPC)から送信された画像データをHDD30に記憶するようにしても良い。HDD30、メモリ32への転送は、記憶制御手段24により行なわれる。記憶制御手段24は、「HDD DMAC」ともいう。また、メモリ32には、CYMKの各版(例えば、各色)それぞれ1対のトグルバッファを有している。
また、図4にHDD30から、メモリ32へ記憶される画像データの模式図を示す。HDD30では、1ページ分の画像データが所定数に分割されたバンドごとに記憶されている。ここで、バンドとは、原稿の画像データを副走査方向に所定幅で分割した領域であり、バンドは、所定数のラインで構成される。また、1ラインとは、用紙を停止させた状態で、画像形成手段2が用紙へ記録可能な副走査方向の範囲をいう。副走査方向とは、用紙の搬送方向をいう。また、メモリ32の容量が不足する場合には、1ページ分の画像データが該メモリ32で全て展開できない場合には、HDD30からメモリ32に部分的に展開しながら、1ページ分の画像データの展開が完了する前に、画像転送部40によって、画像形成手段2に転送することで、メモリ32の容量不足を解消できる。HDD30に記憶された画像データをメモリ32に記憶させる理由は、記憶容量が小さいため、全ての画像データを記憶することができないからである。
出力手段12は、転送手段26に、画像データ要求信号を送信することで、メモリ32内に記憶されている画像データを要求する。転送手段26は、出力DMACともいう。この画像データ要求信号により、メモリ32内の所定ライン数の画像データが要求されるのであるが、この画像データ要求信号には要求すべき画像データの所定ライン数の値を示す情報も含まれている。転送手段26は、画像データ要求信号を受信すると、該画像データ要求信号に含まれているライン分の、メモリ32内の画像データを出力手段12に転送する。
また、第1計測手段4とは、出力手段12から画像形成手段2に出力された(出力終了した)、画像データのライン数(以下、「出力ライン数」という。)を計測する。つまり、第1計測手段4は、出力終了した画像データのライン数の合計を計測するものである。第1計測手段4の出力ライン数の計測手法の一例として、出力手段12が画像形成手段2に出力した画像データの転送量を観測し、画像データの主走査方向のサイズからライン数に換算することで、計数するようにすれば良い。
また、第2計測手段22は、HDD30(第1記憶手段)からメモリ32(第2記憶手段)に転送された(転送終了した)画像データのライン数(転送ライン数)を計測する。つまり、第2計測手段22は、転送終了した画像データのライン数の合計を計測するものである。また、第1計測手段4と第2計測手段22と比較手段6は、ハードウェアで構成される。
次に、画像形成装置の主な処理の流れを図5に示す。図3と図5を用いて、実施形態1の画像形成装置の主な処理の流れを示す。また、図の処理フローは、1ページの画像データが、出力手段12から画像形成手段2に出力されるまでの処理の流れを説明するが、複数ページの画像データについて、出力手段12から画像形成手段2に出力されるまでの処理としてもよい。
まず、第1計測手段4と第2計測手段22とを初期化する(ステップS1)。ここで、初期化とは、第1計測手段4と第2計測手段22のカウント値を「0」にリセットすることである。
次に、転送ライン数要求手段10は、第2計測手段22に対して転送ライン数要求信号を送信することで、転送ライン数の値を要求する。上述のように、転送ライン数とは、HDD30からメモリ32に転送完了した画像データのライン数の合計値であり、第2計測手段22が計測するものである。第2計測手段22は、転送ライン数要求信号を受信すると、該受信した時の転送ライン数を転送ライン数要求手段10に送信する。そして、比較手段6は、転送ライン要求手段10経由で転送ライン数を取得する(ステップS2)。転送ライン数要求手段10は、比較手段6の指示により行うようにしてもよいし、転送ライン数要求手段10が、自発的に、所定時間ごとに行うようにしてもよい。
次に、比較手段6は、第1計測手段4から、出力ライン数を取得する(ステップS4)。上述のように、出力ライン数とは、出力手段12から画像形成手段2に出力完了した画像データのライン数の合計値である。この比較手段6の転送ライン数取得処理と、出力ライン数取得処理は、並列的に行われる。
指示手段8は、出力ライン数と転送ライン数に基づいて、メモリ32に記憶されている画像データを出力手段12に要求させる。より詳細に説明すると、指示手段8は、画像データ要求指示信号を出力手段12に送信することで、出力手段12に画像データ要求信号を送信させる。
この実施形態1では、比較手段6の結果に基づいて、メモリ32に記憶されている画像データを出力手段12に要求させる。図5の例では、比較手段6は転送ライン数と出力ライン数との大小を比較する(ステップS6)。そして、転送ライン数>出力ライン数の場合には(ステップS6のYes)、メモリ32には、「転送ライン数−出力ライン数」分の画像データが記憶されているということである。従って、該記憶されている「転送ライン数−出力ライン数」分のうち、所定ライン数分、画像データを画像出力部20に転送させる。具体的には、指示手段8が出力手段12に対して、メモリ32内の「転送ライン数−出力ライン数」分の画像データのうち、所定ライン数分の画像データを要求させる(ステップS10)。ここで、所定ライン数とは、1ラインでもよく、2ライン以上でもよく、1以上のバンドのラインでもよい。所定ライン数の値は予め定められているものであり、該所定ライン数は、HDD30やメモリ32や他の記憶手段(図示せず)に記憶させておく。実施形態1では、出力手段12が、ライン単位で画像データを要求する場合を説明する。また、実施形態2では、出力手段12がバンド単位で画像データを要求する場合を説明する。また、指示手段8が出力手段12に送信する画像データ要求指示信号に要求させる画像データのライン数について情報を含ませる。
転送手段26は、画像データ要求信号を受信すると、メモリ32内の画像データから所定ライン数分の画像データを取り出し、出力手段12に転送する。そして、出力手段12が、要求した所定ライン数分の画像データを受信すると、該受信した画像データを画像形成手段2に出力する。そして画像形成手段2は、出力された画像データに基づいて、画像形成する。そして、エンジンCPU60は、出力ライン数(出力終了ライン数)と1ページの画像データのライン数とが等しいか否かを判断する(ステップS12)。出力ライン数=1ページの画像データのライン数になる場合には(ステップS12のYes)、1ページの画像データが全て、画像形成手段2に出力されたということなので、処理を終了する。一方、出力ライン数=1ページの画像データのライン数にならない場合(ステップS12のNo)というのは、出力ライン数<1ページの画像データのライン数になるということなので、1ページ分の画像データについて、画像形成手段2に出力されていないライン分の画像データが、メモリ32に記憶されているということになる。従って、画像形成手段2に出力されていないライン分の画像データを画像形成手段2に出力すべく、ステップS2、ステップS4の処理に戻り、1ページ分の画像データが全て、画像形成手段2に出力されるまで、処理を繰り返す。
また、ステップS6において、比較手段6が、転送ライン数>出力ライン数ではない、つまり、転送ライン数=出力ライン数であると判断すると(ステップS6のNo)、メモリ32には、画像データが記憶されていないということなので一定時間待機し(ステップS8)、その後、ステップS2、ステップS4の処理を行う。一定時間待機している間に、HDD30からメモリ32に画像データが転送される可能性が高いので、再び、ステップS2、ステップS4の処理を行なう。
このように、実施形態1の画像形成装置であれば、第1計測手段4が計測した出力ライン数と、第2計測手段22が計測した転送ライン数とから、メモリ32に記憶されている画像データのライン数を、画像出力部20は認識することが出来る。従って、コントローラCPU64が、メモリ32に記憶されている画像データのライン数を認識する必要はなく、画像転送部40は、コントローラCPU64に割り込み信号を送信する必要がない。従って、コントローラCPUの負荷を軽減することが出来る。また、特許文献2記載の技術のように、コントローラCPU64は、要求許可信号を生成・送信する必要がないので、この点からも、コントローラCPU64の負荷を軽減することが出来る。
[実施形態2]
次に、実施形態2の画像形成装置について説明する。実施形態1の画像形成装置では、出力手段12が、転送手段26に対して、ライン単位で、画像データを要求していたが、実施形態2では、出力手段12が、転送手段26に対してバンド単位で画像データを要求する。実施形態2の画像形成装置は、実施形態1の画像形成装置と比較して、多くの画像データを要求することから、画像出力部20から画像転送部40への画像データ要求処理の回数が少なくてすみ、処理時間を短縮することができる。
図6に実施形態2の画像形成装置の処理フローを示す。ステップS1、S2、S4の処理が終了すると、比較手段6は、転送ライン数−出力ライン数≧所定バンド分のライン数であるか否かを判断する(ステップS20)。以下では、説明簡略化のために、所定バンドを1バンドであるとするが、2以上のバンドとしても良い。転送ライン数−出力ライン数≧1バンド分のライン数である場合には、メモリ32に、1バンド以上分の画像データが記憶されているということである。従って、ステップS20でYesと判断されると、ステップS22では、出力手段12は、1バンド分の画像データを転送手段26に要求する(ステップS22)。そして、出力手段12は、要求した画像データを画像形成手段2に転送する。
そして、エンジンCPU60が、1ページのライン数−出力ライン数≦1バンドのライン数であるか否かを判断する(ステップS24)。1ページのライン数−出力ライン数≦1バンドのライン数、ではない場合というのは(ステップS24のNo)、1ページのライン数−出力ライン数>1バンドのライン数、ということであり、1ページ分の画像データにおいて、未だ、画像形成手段2に出力されていない画像データのライン数が1バンドのライン数より多く存在するということである。従って、未だ、画像形成手段2に出力されていない画像データを画像形成手段2に出力すべく、ステップS2、ステップS4の処理に戻る。
一方、1ページのライン数−出力ライン数≦1バンドのライン数、である場合というのは、(ステップS24のYes)、(i)1ページ分の全ての画像データが画像形成手段2に出力された場合(つまり、1ページのライン数=出力ライン数の場合)と、(ii)未だ、画像形成手段2に出力されていない画像データのライン数が1バンドのライン数以下である場合と、がある。特に、(ii)の場合というのは、例えば、1バンドが3ラインで構成されているとすると、画像形成手段2に出力されていない画像データが2ライン存在するということである。そして、以下のステップS26以降の処理で、特に、この存在する2ラインの画像データを画像形成手段2に出力する。
次に、転送ライン要求手段10は、第2計測手段22から、転送ライン数を要求する。そして、比較手段6が、転送ライン数と1ページの画像データのライン数とが等しいか否かを判断する(ステップS26)。転送ライン数と1ページの画像データのライン数とが等しいということは(ステップS26のYes)、1ページの画像データが全てメモリ32に記憶されているということである。ステップS26でYesの場合には、ステップS30に移行する。
一方、転送ライン数と1ページの画像データのライン数とが等しくないということは(ステップS26のNo)、1ページの画像データにおいて、未だ、メモリ32に転送されていない画像データが存在するということである。従って、この場合には、HDD30に記憶されている画像データがメモリ32に記憶されるまで、待機する(ステップS8)。
従って、出力手段12は転送手段26に対して、メモリ32に記憶されている残りの画像データ(つまり、1バンドのライン数以下の画像データ)を要求する(ステップS30)。該要求された画像データは、出力手段12が取得する。そして、出力手段12は取得した画像データを画像形成手段2に出力する。そして、エンジンCPUは、出力ライン数=1ページの画像データのライン数であるか否かを判断する(ステップS12)。出力ライン数=1ページの画像データのライン数である場合には(ステップS12のYes)、1ページの画像データのライン数が全て出力されたということなので、処理を終了する。また、出力ライン数=1ページの画像データのライン数でない場合には(ステップS12のNo)、つまり、出力ライン数<1ページの画像データのライン数ということになり、出力ライン数=1ページの画像データになるまで待機する。
この実施形態2の画像形成装置によれば、出力手段12は、バンド単位で、画像データを要求する。従って、実施形態1の画像形成装置と比較して、出力手段12の画像データ要求信号の送信回数を減少させることが出来るので、処理時間を減少させることが出来る。
また、通常、画像形成手段2は、バンド単位で画像形成を行なうことから、ライン単位の画像データからバンド単位の画像データに変換する処理を省略することが出来る。
[実施形態3]
次に、実施形態3の画像形成装置について説明する。実施形態1の画像出力部20は、メモリ32に記憶されている画像データをライン単位で要求するものであり、実施形態2の画像出力部20は、メモリ32に記憶されている画像データをバンド単位で要求するものである。
この実施形態3の画像形成装置では、出力手段12が、現在、メモリ32に記憶されている全ての画像データを要求するものである。換言すれば、指示手段8が、出力手段12に対して、メモリ32に記憶されている画像データを要求させる時において、メモリ32に記憶されている全ての画像データを要求させるものである。
図7に実施形態3の画像形成装置の機能構成例を示し、図8に実施形態3の画像形成装置の処理フローを示す。図7と図3とを比較すると、図3記載の第1計測手段4が、図7記載の第3計測手段50に代替されている点で異なる。第3計測手段50とは、出力手段12が画像転送部40に対して、要求終了した画像データのライン数の合計を計測するものである。以下では、要求終了した画像データのライン数を「要求ライン数」という。第3計測手段50は、指示手段8に送信した画像データ要求指示信号で要求指示した要求ライン数を計測する。
まず、第2計測手段22と第3計測手段50を初期化する(ステップS1)。ここで、初期化とは、第2計測手段22と第3計測手段50のカウント値を「0」にリセットすることである。
次に、比較手段6は、転送ライン要求手段10経由で、転送ライン数を取得する(ステップ42)。このステップS42の処理は、図5記載のステップS2と同様の処理である。また、比較手段6は、第3計測手段50から要求ライン数を取得する(ステップS44)。そして、比較手段6は、転送ライン数>要求ライン数であるか否かを比較する(ステップS46)。
転送ライン数>要求ライン数である場合には(ステップS46のYes)、メモリ32には記憶されているが、未だ出力手段12が要求していないライン分の画像データ(つまり、「転送ライン数−要求ライン数」分の画像データ)がメモリ32に記憶されているということである。従って、指示手段8は、「転送ライン数−要求ライン数」分の画像データを要求するように、出力手段12に対して、画像データ要求指示信号を送信する。
出力手段12が、「転送ライン数−要求ライン数」分の画像データ(つまり、現時点でメモリ32に記憶されている全ての画像データ)を取得すると、該取得した画像データを画像形成手段2に出力する。
そして、コントローラCPU64が、要求ライン数=1ページの画像データのライン数であるか否かを判断する(ステップS52)。要求ライン数=1ページの画像データのライン数である場合とは(ステップS52のYes)、1ページ分の画像データを全て要求して、出力手段12が画像形成手段2に出力したということなので、処理を終了する。
一方、要求ライン数=1ページの画像データのライン数でない場合とは(ステップS52のNo)、要求ライン数<1ページの画像データのライン数、ということであり、この1ページ分の画像データにおいて、要求されていない画像データがメモリ32に記憶されているということである。この場合には、ステップS42、S44の処理に戻る。また、図示していないが、ステップS50の処理に戻っても良い。
また、ステップS46で、比較手段6が、転送ライン数>要求ライン数でないと判断した場合には(ステップS46のNo)、転送ライン数=要求ライン数ということになるので、メモリ32には、何らの画像データが記憶されていないということになる。従って、ステップS50の処理を行なわないで、ステップS52に移行する。また、図8には記載されていないが、ステップS46でNoの場合には、一定時間待機して、ステップS42、ステップS44の処理に戻っても良い。
この実施形態3の画像形成装置によれば、出力手段12は、現在、第2メモリ32に記憶されている全ての画像データを要求する。従って、実施形態1や実施形態2と比較して、更に、出力手段12から転送手段26への要求回数を減少させることが出来るので、処理時間を減少させることが出来る。
また、この実施形態3では、転送ライン数と要求ライン数とで、処理を行ったが、要求ライン数の代わりに、出力ライン数としてもよい。この場合には、図8の処理フローは、「要求ライン数」から「出力ライン数」に代替される。
[実施形態4]
次に、実施形態4の画像形成装置について説明する。実施形態1〜3の画像形成装置では、出力手段12は、指示手段8からの画像データ要求指示信号に基づいて、画像転送部40に画像データを要求していた。
しかし、出力手段12が転送手段26に画像データを要求する前などのタイミング、つまり早いタイミングで、ユーザがセットした原稿の全ての画像データがメモリ32に転送される場合がある。この場合には、出力手段12は、指示手段8からの画像データ要求指示信号に基づかずに、画像形成手段2が、直接、メモリ32画像データを要求するようにすることが好ましい。何故なら、画像出力部20(転送ライン要求手段10、比較手段6、第1計測手段4、第2計測手段22、第3計測手段40)は処理を行う必要はなく、これらの各構成部の処理コストを削減できるからである。
具体的には、コントローラCPU64は、検知手段64として、単位画像データ(例えば、原稿の1ページ分以上の画像データ)がメモリ32に記憶されたか否かを検知する。そして、コントローラCPU64が、1ページ分以上の画像データがメモリ32に記憶されたと検知すると、その旨を示す画像データ記憶信号を画像形成手段2に送信する。
画像形成手段2は、画像データ記憶信号を受信すると、該画像形成手段2は、出力手段12経由で画像転送部40、または、直接、画像転送部40に画像データ要求信号(画像データを要求するための信号)を送信する。ここで、画像形成手段2による、要求する画像データの容量の決定手法例を2つ説明する。1つ目として、画像形成手段2自体が、要求する画像データの容量を決定する。例えば、画像形成手段2が用紙に印刷した画像データの容量分に相当する新たな画像データを画像転送部40に要求する。この1つ目の手法は、画像形成手段2が、ホワイトスキップを行う場合などに、効率よく画像データを取得できる。
2つ目の手法として、画像形成手段2が所定時間ごとに、所定ラインずつ(または所定バンドずつ)画像転送部40に要求する。この2つ目の手法では、画像形成手段2に、必要な画像データの容量を判断する機能を具備させる必要はない。
画像転送部40が、画像転送要求信号を受信すると、該画像転送要求信号に相当する画像データをメモリ32から取り出し、該取り出された画像データを画像形成手段2に送信する。
一方、コントローラCPU64は、画像出力部20中の出力手段12以外の処理を停止させる。また、画像形成手段2が、直接、画像転送部40に画像データ要求信号を送信する場合には、出力手段12も必要ないことから、画像出力部20全ての構成部の処理を停止させるようにしてもよい。
この実施形態4の画像形成装置によれば、1ページ以上分の原稿の画像データがメモリ32に展開されていれば、画像形成手段2は、画像出力部20の処理を必要とせずに、画像データを画像転送部40に要求することが出来る。従って、転送ライン要求手段10、比較手段6、第1計測手段4、第2計測手段22、第3計測手段40は処理を行う必要はなく、これらの各構成部の処理コストを削減できる。
2 画像形成手段
4 第1計測手段
6 比較手段
8 指示手段
10 転送ライン数要求手段
12 出力手段
22 第2計測手段
24 記憶制御手段
26 転送手段
特開2002−036528号公報 特開2007−118238号公報

Claims (2)

  1. 取得した画像データを記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された画像データが転送されて、該転送された画像データを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶されている画像データを要求して、該要求した画像データを出力する出力手段と、
    前記出力手段から出力された画像データに基づいて、画像形成する画像形成手段と、
    前記出力手段から前記画像形成手段に出力された、画像データの出力ライン数を計測する第1計測手段と、
    前記第1記憶手段から前記第2記憶手段に転送された画像データの転送ライン数を計測する第2計測手段と、
    前記出力ライン数と前記転送ライン数に基づいて、前記第2記憶手段に記憶されている画像データを前記出力手段に要求させる指示手段と、を有し、
    前記指示手段は、前記転送ライン数が前記出力ライン数を超える場合に、所定ライン数の画像データを前記出力手段に要求させ、
    前記所定ライン数は、現在、前記第2記憶手段に記憶されている全ての画像データであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1記憶手段に記憶された全ての画像データが前記第2記憶手段に記憶された場合には、前記指示手段は、前記出力ライン数と前記転送ライン数に基づいて、前記第2記憶手段に記憶されている画像データを前記出力手段に要求させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2011007298A 2011-01-17 2011-01-17 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5644527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007298A JP5644527B2 (ja) 2011-01-17 2011-01-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007298A JP5644527B2 (ja) 2011-01-17 2011-01-17 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012148434A JP2012148434A (ja) 2012-08-09
JP5644527B2 true JP5644527B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=46791200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011007298A Expired - Fee Related JP5644527B2 (ja) 2011-01-17 2011-01-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5644527B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06187235A (ja) * 1992-12-19 1994-07-08 Fuji Xerox Co Ltd データ処理装置
JPH07256953A (ja) * 1994-03-24 1995-10-09 Brother Ind Ltd プリンタ
JP2001282705A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Ricoh Co Ltd データ転送装置と画像処理装置及び画像形成装置
JP2002002071A (ja) * 2000-06-23 2002-01-08 Sharp Corp プリンタ
JP4328032B2 (ja) * 2001-03-01 2009-09-09 株式会社リコー 画像処理装置
JP2004080135A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2005096191A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Canon Inc 画像出力装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2010045538A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Sharp Corp メモリ制御装置、画像処理装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012148434A (ja) 2012-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6201799B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP6447564B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び情報処理システム
US9235421B2 (en) Systems, methods, and non-transitory, computer-readable media for performing image processing using controllers that perform distinct functions
US20170041486A1 (en) Image forming apparatus, image forming system, and image forming method
CN100412783C (zh) 打印装置及其控制方法以及打印系统
US20150043038A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, processing apparatus, and storage medium
JP5644527B2 (ja) 画像形成装置
US20190196763A1 (en) Image processing apparatus and program
JP6349765B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2007221180A (ja) 画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成装置
JP2004021741A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5272601B2 (ja) 画像形成装置およびデータ転送方法
JP2010146138A (ja) 印刷システム、印刷方法、印刷装置およびホスト装置
JP4923899B2 (ja) プリンタ・ドライバ・プログラム
JP5652071B2 (ja) 画像形成システム
JP2011018157A (ja) 画像形成システムおよび画像形成方法
JP4781327B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP6347161B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法および記録媒体
JP2015028693A (ja) 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法、及びプログラム
JP2010181999A (ja) 印刷システム、印刷装置、印刷制御プログラム、
JP6048236B2 (ja) メモリアクセス制御装置、画像形成装置及びメモリアクセス制御方法
JP5124401B2 (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体
US8699071B2 (en) Image forming apparatus and method of forming an image thereof
JP2012221138A (ja) 情報処理装置および画像形成装置
JP5471472B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5644527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees