JPH06187235A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06187235A
JPH06187235A JP4355517A JP35551792A JPH06187235A JP H06187235 A JPH06187235 A JP H06187235A JP 4355517 A JP4355517 A JP 4355517A JP 35551792 A JP35551792 A JP 35551792A JP H06187235 A JPH06187235 A JP H06187235A
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JP
Japan
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data
image
input
page memory
page
Prior art date
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JP4355517A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Otani
和宏 大谷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの高速な入力処理を行なうことのでき
るデータ処理装置を提供する。 【構成】 画像入力装置12で入力された画像データ
は、圧縮器3によって圧縮され、書き込み制御回路9へ
転送される。その際、アドレスカウンタ6は、画像デー
タの転送毎にカウントされる。この値と記憶回路8に設
定されている値が比較され、不一致の間は、ページメモ
リ5へ画像データが書き込まれる。比較の結果、一致し
た場合は、書き込みを停止する。その場合もデータ入力
は続行し、データサイズを検知する。ページメモリ上に
書き込むデータサイズ分だけ空きができるまで、画像の
入力を中断させる。もし、空きができた場合は画像の入
力をすぐに再開し、画像データをページメモリ5に書き
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されるデータをメ
モリに蓄積した後、出力装置等に送り出すデータ処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データをメモリに一旦蓄積し、蓄積した
データを出力するデータ処理装置では、データの出力が
少なく、データの入力が多いと、内部のメモリが不足
し、メモリがオーバーフローを起こしてしまう。特に、
データが画像情報の場合には、データ量が多いため、オ
ーバーフローを発生しやすい。従来は、例えば、特開昭
64−51762号公報に記載されているように、画像
メモリがオーバーフローを起こした際に、画像用メモリ
への書き込みを一時禁止している。また、例えば、特開
平2−241268号公報では、画像用メモリがオーバ
ーフローしたときに、別の画像用メモリに対して画像を
書き込み、オーバーフローによりエラーとなることを回
避している。さらに、別の従来の技術としては、画像用
メモリがオーバーフローしないように、予め2画面分の
画像が十分に入る各画像用メモリを保持し、1画面毎に
画像を受け取り、格納する技術もある。この場合、各画
像用メモリが空いていない場合には、空くまで画像の入
力を中断するような処理が取られている。
【0003】このような従来の技術において、オーバー
フローが発生して、画像用メモリへの書き込みが一時禁
止されたり、また、オーバーフローした画像データを別
の画像用メモリに書き込んだ後、画像の書き込みが中断
されている場合、あるいは、画像用メモリが空いておら
ず、入力が中断されている場合、書き込みを再開するに
当たっては、通常、画像用メモリが所定量だけ空くまで
行なわれない。例えば、送られてくる画像が、画面の一
部のみの画像であっても、そのデータ量は未知である
し、また、ランレングス圧縮などで圧縮した画像データ
であっても、画像のデータ量は圧縮率に左右されるた
め、圧縮率が最悪の場合には、やはり1画面の画像サイ
ズ分の画像用メモリが必要になる。そのため、データ量
の少ない画像データを画像用メモリに格納する場合で
も、データ量が分からないため、最大容量を確保しない
限りは、画像の入力を開始しなかった。そのため、画像
の入力にかかる時間が増大するという問題があった。こ
の問題は、画像データに限らず、データ量の分からない
データを格納する際に発生する共通の問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、データの高速な入力処理を
行なうことのできるデータ処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されるデ
ータを蓄積し出力するデータ処理装置において、入力さ
れるデータを蓄積するデータ蓄積手段と、前記データ蓄
積手段に読み書きするデータを格納するページメモリ
と、前記ページメモリに書き込まれるデータ数を計数す
るデータ計数手段と、前記データ計数手段の計数値およ
び該データ計数手段への設定値を記憶するアドレス記憶
手段と、前記ページメモリ内の書き込み禁止とするアド
レス値を記憶する書き込み禁止アドレス記憶手段と、該
書き込み禁止アドレス記憶手段に記憶されているアドレ
ス値と前記計数手段の計数値を比較し主制御手段及び書
き込み制御手段に知らせる書き込み禁止検出手段と、前
記書き込み禁止検出手段により書き込み禁止を検出した
ときに前記ページメモリへの書き込みを禁止する書き込
み制御手段と、前記アドレス記憶手段への設定値を算出
するページメモリ管理手段と、前記各手段の制御を行な
う主制御手段を有し、ページメモリへデータを格納中に
書き込み禁止が生じた際、データの入力を中断せずにデ
ータが終了するまで続け、データの入力終了後の画像デ
ータ数を前記アドレス記憶手段に記憶し、入力データの
サイズ分だけページメモリに空きが生じた場合に、デー
タの入力を再度行なうことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、書き込み禁止アドレス記憶手
段に記憶されているアドレス値と計数手段の計数値の一
致を検出することによりオーバーフローを検出し、書き
込み制御手段によりページメモリへの書き込みを禁止す
る。しかし、データの入力は継続して行ない、データの
入力終了後の画像データ数をアドレス記憶手段に記憶
し、この画像データ数から入力データのサイズを算出
し、入力データのサイズ分のページメモリに空き領域が
確保できた時点で、データの入力を再度行なう。これに
より、大量の空き領域が確保できるのを待つことなく、
必要量の空き領域が確保できた時点でデータの入力を再
開することができるので、データ入力の高速化を図るこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のデータ処理装置の一実施例
を示すブロック図である。図中、1はデータ処理装置、
2は主制御回路、3は圧縮器、4は伸長器、5はページ
メモリ、6はアドレスカウンタ、7,8は記憶回路、9
は書き込み制御回路、10はディスク、11はページメ
モリ管理手段、12は画像入力装置、13は画像出力装
置、14はユーザインタフェースである。この実施例に
おけるデータ処理装置1は、画像入力装置12から画像
データが入力され、画像データを圧縮してディスク10
などの記憶装置に一時格納し、格納しておいた圧縮デー
タを伸長して画像出力装置13に出力する場合の一例を
示している。
【0008】画像入力装置12は、例えば、CCDセン
サを使って原稿を読み取る画像読み取り装置であり、読
み取り信号をデジタルの画像データに変換し、ギャップ
補正、シェーディング補正等を行なう。そして、カラー
読み取りの場合にはR(赤),G(緑),B(青)に色
分解した3原色の画像データを取り出し、その画像デー
タに対して例えばEND(等価中性濃度変換)、カラー
マスキング、原稿サイズ検出、カラー変換、UCR(下
色除去)および墨生成、網点除去およびエッジ強調、T
RC(色調補正制御)、縮拡処理、編集処理等を行な
う。これらの処理の施された画像データがデータ処理装
置1に入力される。
【0009】画像出力装置13は、データ処理装置1か
ら出力される画像データを受け取り、受け取った画像デ
ータから2値データを生成し、生成された2値データに
基づき各画素のオン/オフを制御して網点により中間調
画像を再現することができる。画像出力装置13として
は、例えば、レーザプリンタを用いることができる。
【0010】ユーザインタフェース14は、ディスプレ
イやコントロールパネル等で構成され、種々の機能や編
集の設定入力、その内容の表示出力等を行なうものであ
る。
【0011】データ処理装置1は、画像データを圧縮す
る圧縮器3、圧縮データを元の画像データに復元する伸
張器4、ページメモリ5、大容量のデータ蓄積用メモリ
としてのディスク10、ページメモリの書き込みアドレ
スをカウントするアドレスカウンタ6、ページメモリの
書き込みアドレスのカウント数を記憶する記憶回路7、
ページメモリの所望のアドレスを記憶する記憶回路8、
ページメモリへの書き込みを制御する書き込み制御回路
9、ページメモリの領域の管理を行なうページメモリ管
理手段11、および、装置全体を制御する主制御回路2
から構成されている。
【0012】圧縮器3は、圧縮モードとスルーモードと
を有し、圧縮モードの時には例えば適応予測符号化方式
などによりデータを圧縮処理する。適応予測符号化方式
は、例えば、画像データを8画素ごとに複数の予測器で
同時に予測し、最も的中率の高かった予測器を次の8画
素の予測に使用する方式である。この場合、予測が的中
した画素信号を「0」、外れた画素信号を「1」で置き
換え、置き換えた「0」と「1」の集合を一般的に知ら
れているランレングス圧縮法で圧縮するものである。伸
張器4も伸張モードとスルーモードとを有し、伸張モー
ドでは圧縮データを伸張することによって圧縮前の元の
画像データに復元する。ページメモリ5は、複数ページ
分の画像データを格納するだけの容量を有し、圧縮器3
で圧縮された画像データがディスク10に書き込まれ、
または、読み出されるまでの間、圧縮データを一時記憶
しておく。また、ディスク10から読み出したデータも
一時記憶させておくこともできる。ページメモリ管理手
段11は、ページメモリ5の使用領域、空き領域の管理
を行なう。アドレスカウンタ6は、画像データが書き込
み制御回路9へ1バイト送られるごとに、1つずつカウ
ントアップされるカウンタである。記憶回路7には、ア
ドレスカウンタ6の内容が記憶される。この内容は主制
御回路2により参照することができる。記憶回路8に
は、主制御回路2より、書き込み可能のデータ数が設定
される。書き込み制御回路9は、ページメモリ5への書
き込みの可否を判定するとともに、ページメモリ5へデ
ータの書き込みを行なう。
【0013】上述の説明では、画像入力装置としてCC
Dセンサにより原稿を読み取る、いわゆるイメージスキ
ャナを用いる構成としたが、例えば、ワークステーショ
ンや、パーソナルコンピュータ、ファクシミリなどの装
置でもよい。また、画像出力装置も、プリンタの他、表
示装置や、他のワークステーション、パーソナルコンピ
ュータ、ファクシミリ等の装置でもよい。あるいは、画
像入力装置、画像出力装置とも、インタフェースを介し
て、ネットワークや、公衆回線などと接続される構成で
あってもよい。これらの機器からの入力または出力にお
いては、圧縮器3、伸長器4は、適宜スルーモードとす
ることができる。または、圧縮器3、伸長器4を省略し
た構成とすることも可能である。
【0014】図2は、書き込み制御回路9の一例を示す
ブロック図である。図中、21は比較回路、22は書き
込み回路である。比較回路21には、アドレスカウンタ
6によるカウント値、および、記憶回路8に設定された
値が入力される。このカウント値が設定値と一致したと
き、または、越えたとき、比較回路21は、書き込み停
止信号を書き込み回路22および主制御回路2に送出す
る。書き込み回路22は、アドレスカウンタ6から圧縮
された画像データを1バイトずつ受け取り、ページメモ
リ5に書き込む。このとき、比較回路21から書き込み
停止信号が入力されると、書き込みを停止する。
【0015】図1,図2で説明した実施例の動作を説明
する。図3は、データ処理装置および画像入力装置の動
作を示すフローチャートである。ユーザインタフェース
14から編集その他のモードの設定が行なわれ、スター
トが入力されると、まず、S31では、画像入力装置1
2において読み取り入力する原稿をセットし、読み取り
位置までフィードさせる。フラットベッドタイプの画像
入力装置では、原稿をセットするのみである。S32に
おいて、主制御回路2は、ページメモリ5の許容値を記
憶回路8に設定する。この値は、ページメモリ管理手段
11が管理しているページメモリ5の空き領域情報から
求めることができる。S33において、画像入力装置1
2のスキャンを開始させ、画像データの入力を行なう。
S34において、画像入力装置12で入力され、データ
処理装置1に入力された画像データは、圧縮器3によっ
て圧縮される。圧縮器3で圧縮され、符号化された画像
データは、書き込み回路22に転送される。その際、ア
ドレスカウンタ6は、画像データが書き込み制御回路9
へ1バイト送られるごとに、1つずつカウントアップさ
れる。S35において、書き込み停止が生じたか否かを
判定する。すなわち、アドレスカウンタ6のカウント値
と記憶回路8に設定されている値が、比較回路21によ
って比較される。アドレスカウンタ6と記憶回路8の値
が不一致の間は、比較回路21から書き込み停止信号は
書き込み回路22へ出力されず、書き込み回路22はペ
ージメモリ5へ画像データを書き込む。ページメモリ5
に書き込まれた画像データは、順次読み出されて伸長器
4に送られるか、または、ディスク10に格納される。
読み出された画像データが格納されていたページメモリ
5の領域は開放され、空き領域となる。書き込み停止と
ならずに1ページ分の画像データの読み取り、圧縮、ペ
ージメモリ5への書き込みが終了すると、S36におい
て、読み取りの終了した原稿を排出し、S37で次の原
稿があるか否かを判断して、さらに読み取るべき原稿が
ある場合には、S31へ戻り、処理を繰り返す。読み取
るべき原稿がなければ、入力処理を終了する。
【0016】S35において、書き込み停止が生じたと
判断された場合、すなわち、比較回路21において、ア
ドレスカウンタ6と記憶回路8の値の一致が検出された
場合には、比較回路21から書き込み停止信号が、書き
込み回路22と主制御装置2へ送出され、書き込み停止
が発生したことを知らせる。書き込み回路22は、書き
込み停止信号を受け取ると、ページメモリ5への画像デ
ータの書き込みを停止する。比較回路21から書き込み
停止信号が出力され、ページメモリ5への画像データの
書き込みが停止した後も、圧縮器3は画像データの圧縮
処理を続け、書き込み回路22に圧縮された画像データ
が転送されるため、アドレスカウンタ6は圧縮処理が終
了するまでカウントアップされる。書き込み停止中は、
書き込み回路22に画像データが転送されても、ページ
メモリ5への書き込みは行なわれない。
【0017】画像入力装置12からの画像データの入力
が終了し、圧縮器3による圧縮処理が終了した時点で、
記憶回路7には圧縮終了時のアドレスカウンタ6の値が
記憶される。主制御装置2は、記憶回路7の値を読み出
すことによって、入力画像データの圧縮後のサイズを知
ることができる。S38において、ページメモリ5に圧
縮された画像データを格納するだけの空き領域があるか
否かを判定する。この判定には、ページメモリ管理手段
11の管理情報を用いることができる。空き領域が少な
い場合には、このステップで待機状態となる。ページメ
モリ5からディスク10への格納等が進み、ページメモ
リ管理手段11の管理情報から、入力画像データの圧縮
後のサイズだけの空き領域が確保できることが分かる
と、S32に戻り、再び記憶回路8の設定を行ない、画
像の入力を開始させ、圧縮された画像データの格納を行
なう。このときには、ページメモリ5には圧縮された画
像データを記憶できるだけの空き領域が存在しているの
で、1ページ分の圧縮された画像データをすべて記憶さ
せることができる。
【0018】画像データの出力時には、ページメモリ5
またはディスク10から圧縮された画像データを読み出
し、伸長器4に入力する。読み出された圧縮画像データ
は、伸長器4で復号化された後、画像出力装置13によ
って出力される。
【0019】主制御回路2によるページメモリ5の許容
値の設定について説明する。図4は、ページメモリの状
態の説明図である。図4(A)は、nページ目の原稿を
入力した直後のページメモリの状態を示している。nペ
ージ目が格納されている格納領域の下には空き領域があ
り、さらに下には、他のジョブにより使用中の格納領域
が存在している。n+1ページ目の原稿は、図4(A)
における画像メモリ空き先頭アドレスを、図4(B)に
おける画像メモリ入力先頭アドレスとして、この番地か
ら格納される。しかし、他の動作で使用中の格納エリア
の画像データを壊さないようにする必要がある。そのた
めに、図4(A)における画像メモリ空き終了アドレス
を、図4(B)に示したように、画像メモリ入力禁止ア
ドレスとして設定する。この画像メモリ入力禁止アドレ
スに対応する値が、図1または図2における記憶回路8
にページメモリ5の許容値として設定される。
【0020】n+1ページ目の原稿が入力されると、画
像メモリ入力先頭アドレスから順に画像データが格納さ
れて行く。図4(B)のようにn+1ページ目の原稿の
画像データが画像メモリ入力禁止アドレスまで到達し、
画像メモリ入力禁止アドレスに画像データの転送が行な
われようとした場合は、上述のように比較回路21でこ
れを検出し、画像の転送は中止される。
【0021】他のジョブの進行により、空き領域が増
え、n+1ページ目の原稿が十分に入る領域が確保され
たならば、図4(C)に示すように、画像メモリ入力禁
止アドレスを再度設定し直し、n+1ページ目の画像デ
ータを画像メモリ入力先頭アドレスから再度入力する。
【0022】図5は、ページメモリ管理手段11におけ
るページメモリの管理情報の説明図である。図5(A)
は、ページメモリの状態を示し、図5(B)は、ページ
メモリ管理テーブルを示している。図5(A)におい
て、ページメモリの先頭からジョブ2の1ページ目から
10ページ目までのデータが格納されており、その格納
領域の下には空き領域があり、さらにその下には、ジョ
ブ1の1ページ目から10ページ目までのデータが格納
されている。ページメモリ管理手段11では、このよう
なページメモリの使用領域および空き領域を管理するた
め、図5(B)に示すようなページメモリ管理テーブル
を用いている。ページメモリ管理テーブルは、各ページ
の画像データが格納されている先頭アドレスと画像デー
タのサイズからなるテーブルであり、各々のジョブごと
に作成される。
【0023】具体的には、図5(B)では、ジョブ2の
1ページ目は、ページメモリの0番地から格納されてお
り、画像データのサイズが1000バイトであることを
意味している。以下、2ページ目はページメモリの10
00番地から格納されており、サイズは2000バイ
ト、3ページ目はページメモリの3000番地から格納
されており、サイズは10000バイト、10ページ目
は、ページメモリの93000番地から格納されてお
り、サイズは5000バイトであることを示している。
【0024】また、ジョブ1の1ページ目は10000
0番地から格納されており、サイズは1000バイト、
2ページ目は101000番地から格納されており、サ
イズは2000バイト、3ページ目は103000番地
から格納されており、サイズは2000バイト、10ペ
ージ目は190000番地から格納されており、サイズ
は1000バイトであることを示している。
【0025】ジョブ2の10ページ目とジョブ1の1ペ
ージ目の間には、空き領域が存在する。ここで、空き領
域を計算すると、ジョブ2の10ページ目が93000
番地から5000バイトの領域に格納され、ジョブ1の
1ページ目が100000番地から格納されていること
から、空き領域は、100000−(93000+50
00)=2000バイトと、容易に求められる。また、
ジョブ1の進行により、ジョブ1の1ページ目と2ペー
ジが不要となった場合、ジョブ1の1ページ目と2ペー
ジの情報は、ページメモリ管理テーブルから削除され
る。このとき、空き領域は5000バイトとなる。
【0026】図6は、ディスク10とページメモリ5の
関係の説明図である。ここでは、AジョブとBジョブが
同時に稼働しているものとする。Aジョブは、画像読み
取り装置から画像を入力中である。また、Bジョブは、
パーソナルコンピュータやファクシミリ等から受け取っ
た画像データをページメモリに格納し、ディスクへ格納
中である。いま、図6(A)に示すように、Aジョブ
は、1ページ目からnページ目までの画像を読み取り、
ページメモリの先頭から順に格納している。Bジョブ
は、1ページ目から4ページ目までをディスクに格納
し、まだ5ページ目からmページ目までの画像データが
ページメモリに格納されている。Aジョブのnページ目
の画像データとBジョブの5ページ目の画像データとの
間には、空き領域が存在している。
【0027】Aジョブのn+1ページ目の画像データを
入力したところで、メモリオーバーフローが生じたとす
る。すなわち、画像メモリ空き先頭アドレスと画像メモ
リ空き終了アドレスの間の空き領域に、Aジョブのn+
1ページ目の画像データが収まらなかった場合、Bジョ
ブによる画像データのディスクへの蓄積処理がある程度
進むまで、Aジョブの入力は待たされる。ここで、図5
で示したようなページメモリ管理テーブルを用いること
により、ジョブAのn+1枚目の画像データのサイズ
が、空き領域のサイズと、ジョブBの5枚目から7枚目
の画像データのサイズの和よりも小さいことが判明した
とすれば、図6(B)に示したように、ジョブBの7枚
目のページの蓄積が完了した時点で、即座にジョブAの
n+1枚目の画像を入力し、ページメモリに格納するこ
とができる。
【0028】なお、上述の実施例では、扱うデータを画
像データとして説明したが、これに限定されるものでは
なく、テキストデータであっても、同様の構成により、
データの入力速度を向上させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、データをメモリへ格納中に、メモリへの書き
込み禁止が生じたとき、入力処理を中断せず入力処理が
終了するまで続け、データ量を検出するので、メモリに
必要量の空き領域が確保できた時点で、再入力を開始す
ることができるので、データ入力の高速化を図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】 書き込み制御回路の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】 図1,図2の実施例のデータ処理装置および
画像入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】 ページメモリの状態の説明図である。
【図5】 ページメモリ管理手段におけるページメモリ
の管理情報の説明図である。
【図6】 ディスクとページメモリの関係の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 データ処理装置、2 主制御回路、3 圧縮器、4
伸長器、5 ページメモリ、6 アドレスカウンタ、
7,8 記憶回路、9 書き込み制御回路、10ディス
ク、11 ページメモリ管理手段、12 画像入力装
置、13 画像出力装置、14 ユーザインタフェー
ス、21 比較回路、22 書き込み回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデータを蓄積し出力するデー
    タ処理装置において、入力されるデータを蓄積するデー
    タ蓄積手段と、前記データ蓄積手段に読み書きするデー
    タを格納するページメモリと、前記ページメモリに書き
    込まれるデータ数を計数するデータ計数手段と、前記デ
    ータ計数手段の計数値および該データ計数手段への設定
    値を記憶するアドレス記憶手段と、前記ページメモリ内
    の書き込み禁止とするアドレス値を記憶する書き込み禁
    止アドレス記憶手段と、該書き込み禁止アドレス記憶手
    段に記憶されているアドレス値と前記計数手段の計数値
    を比較し主制御手段及び書き込み制御手段に知らせる書
    き込み禁止検出手段と、前記書き込み禁止検出手段によ
    り書き込み禁止を検出したときに前記ページメモリへの
    書き込みを禁止する書き込み制御手段と、前記アドレス
    記憶手段への設定値を算出するページメモリ管理手段
    と、前記各手段の制御を行なう主制御手段を有し、ペー
    ジメモリへデータを格納中に書き込み禁止が生じた際、
    データの入力を中断せずにデータが終了するまで続け、
    データの入力終了後の画像データ数を前記アドレス記憶
    手段に記憶し、入力データのサイズ分だけページメモリ
    に空きが生じた場合に、データの入力を再度行なうこと
    を特徴とするデータ処理装置。
JP4355517A 1992-12-19 1992-12-19 データ処理装置 Pending JPH06187235A (ja)

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JP (1) JPH06187235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148434A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148434A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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