JP5644438B2 - 多段型ショーケースの商品陳列棚 - Google Patents

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本発明は、多段型ショーケースの庫内に配置した商品陳列棚に関し、詳しくは庫内の棚支柱に架設した商品陳列棚の取付高さ,棚傾斜角を調整するブラケットの構造に関する。
まず、頭記した多段型ショーケースを図8に示す。図において、1はショーケースのケース本体、2は上下段に並べてケース本体1の庫内に配置した商品陳列棚、3は本体ケース1の庫内背面に立設した棚支柱であり、周知のように商品陳列棚2は左右一対のブラケット4を介して棚支柱3に架設するようにしている。
ここで、従来の商品陳列棚2に組合せたブラケット4は、その後端の上部,および下部から背後に突き出した爪部を有し、この爪部を棚支柱3に穿設した上下配列の角穴に前方から差し込んで片持ち式に掛止保持した上で、左右のブラケット4に跨がって棚板を搭載支持するようにしている。また、前記ブラケット4の後端に形成した下部側の爪部には棚角度調整用として前後に並ぶ複数段の爪を形成しておき、庫内に配置した商品陳列棚2の取付高さ位置に応じて棚を水平,ないし前傾姿勢に調整できるようにしている(例えば、特許文献1の図3参照)。
一方、ショーケースの庫内に配置した商品陳列棚の取付け高さを変更する場合に、前記ブラケット4を棚支柱3から取り外すことなく商品陳列棚2の取付高さ,傾斜角度の調整作業を行えるようにするために、ブラケット4の後端上部には前記の爪部を支持ピンに替えるとともに、異形断面形状の棚支柱に前記ブラケットの支持ピンを支承する受け部、およびブラケットの後端下部から突き出た爪部を掛止する角穴をそれぞれ棚支柱の前部,後部に分けて上下段に配列,形成した商品陳列棚の支持構造が提案されている(例えば、特許文献1の図1−図2参照)。
なお、最近では小形ショーケースに適用する商品陳列棚として、左右のブラケットの間に前部,後部のフレーム部材(横梁)をリベット止めするなどして一体化し、この棚フレームにガラス製の棚板を嵌め込み式に載置して使用する商品陳列棚も製品化されている。
特開2001−238769号公報
前記の特許文献1(図1−図2)に開示されている棚支持構造によれば、商品陳列棚の棚板を支えるブラケットを棚支柱から取り外すことなく、棚の取付け高さ,傾斜角度を簡単な作業で調整できる利便性が得られるものの、このブラケットをショーケースの製品に採用するには次記のような課題が残る。
すなわち、前記構造になるブラケットを掛止保持する庫内側の棚支柱は、現在市場に展開している多段型ショーケースに装備されている標準形の棚支柱とは構造,仕様が異なる。このために、商品陳列棚に前記のブラケットを適用するには、ショーケースの庫内に立設する棚支柱を新仕様の棚支柱に変更する必要があって、在来のショーケースにはそのままでは適用できない。
そのほか、前記したブラケット一体形のガラス製棚板の商品陳列棚は、ショーケース本体と別個に梱包して出荷する場合に、その荷姿が嵩張るために搬送性が悪い問題もある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は在来のショーケース庫内に装備されている標準形の棚支柱に商品陳列棚を架設したままの状態で、棚ブラケットを棚支柱から取り外すことなく棚の取付高さ,傾斜角度の調整を簡単な作業で行え、しかもコンパクトに折り畳んで保管,搬送できるように組立構造を改良した多段型ショーケースの商品陳列棚を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ブラケットを介して庫内の背面に立設した棚支柱に架設する多段型ショーケースの商品陳列棚であり、その商品陳列棚が左右一対のブラケット組立体の前後端部にフレーム部材を一体に結合してその上に棚板を載置した構造になるものにおいて、
前記ブラケット組立体は、棚支柱の角穴に掛け止めする棚受金と、後端を前記棚受金の上部にヒンジ結合して前方に延在するブラケットアームと、後端を棚受金の下部にヒンジ結合して前記ブラケットアームとの間に斜めに掛け渡したステーとからなり、かつ前記棚受金には棚支柱の角穴に掛け止めする爪部、および前記ブラケットアーム,ステーの結合位置を上下に変更する棚取付高さ調整溝を形成し、ブラケットアームにはステーの先端との掛止位置を前後に変更する棚角度調整溝を形成した構造になり(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成する。
(1)前記の棚受金,ブラケットアーム,およびステーの各部材は軽溝形鋼板製になり、ここでブラケットアーム,ステーはその後端部が段付きネジを介して棚受金の左右壁面に刻設した棚取付高さ調整溝に結合され、ステーはその先端がブラケットアームの下端縁に切欠き形成した棚角度調整溝に係合される(請求項2)。
(2)前項(1)において、棚受金の左右壁面に刻設した棚取付高さ調整溝は、間隔を隔てて上下に並ぶ複数段の係合溝部と、各段の係合溝部に連通する縦方向のスライド溝部とからなる(請求項3)。
上記構成によれば、棚支柱に棚受金を掛け止めしてショーケースの庫内に商品陳列棚を上下段に架設した状態で、各段の商品陳列棚ごとにそのブラケットアーム,ステーの後端を棚受金に形成した棚取付高さ調整溝に沿って上下に移し替えてセットすることにより、各段の商品陳列棚の取付高さを個別に細かく調整することができる。また、ブラケットアームに形成した棚角度調整溝対してステーの先端の係合位置を前後に移し替えることで棚姿勢を水平,前傾姿勢に調整できる。しかも、この商品陳列棚のブラケットは、棚支柱の仕様を変更することなく在来のショーケース庫内に立設した標準形の棚支柱にそのまま適用することができる。
また、この商品陳列棚は棚受金,ステーの各部材を折り畳むことが可能であり、コンパクトな荷姿で製品の保管,搬送することができるなどの利便性が得られる。
本発明の実施例に係わる商品陳列棚の組立構造を表す側面図である。 図1を前方から見た斜視図である。 図1を背面側から見た斜視図である。 図1におけるブラケット組立体の斜視図である。 図1の商品陳列棚を庫内の棚支柱に架設した状態の側面図である。 図5を前方から見た斜視図である。 本発明の実施例に係わる商品陳列棚を折り畳んだ状態の外観図である。 多段型ショーケースの全体構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に示す実施例に基づいて説明する。
図示実施例の商品陳列棚2は、棚受金5,ブラケットアーム6,ステー7からなる左右一対のブラケット組立体8と、このブラケット組立体8の間に跨がってその左右両端をブラケットアーム6の前後端部に結合(例えば、リベット止め)した前部フレーム9,後部フレーム10と、該フレーム9と10の上に載置した棚板(ガラス板)11とで構成されている。
ここで、前記の棚受金5,ブラケットアーム6,ステー7は断面U形の軽溝形鋼板で、棚受金5はその後端面に形成した上下一対の爪部5aを介して庫内の棚支柱3に開口した角穴3a(図6参照)に掛止する。また、ブラケットアーム6,ステー7はその後端部が段付きネジ12を介して棚受金5の左右壁面に刻設した棚取付高さ調整溝5b,5cにヒンジ結合され、またステー7はその先端をブラケットアーム6の下端縁に切欠き形成した棚角度調整溝6aに嵌合してブラケットアーム6を担持してトラス構造のブラケット組立体を構築している。
また、棚受金5の左右壁面に形成した棚取付高さ調整溝5b,5cは、間隔を隔てて上下に並ぶ複数段の係合溝部5b−1,5c−1の間を縦方向のスライド溝部5b−2,5c−2で連通した形状に刻設されている。
上記の商品陳列棚2は、左右のブラケット組立体8の棚受金5に形成した爪部5aをショーケース庫内の背面に立設した棚支柱3に掛け止めして所望の取付高さに架設される(図5,図6参照)。なお、この商品陳列棚2を架設する庫内の棚支柱3は在来の棚ブラケットに適用するものと同じ形状になる標準形の棚支柱である。
また、前記の棚架設状態で、各段の商品陳列棚2についてその取付け高さを調整するには、棚受金5を棚支柱3に掛止したまま、棚受金5に後端を連結したブラケットアーム6,およびステー7の段付きネジ12を一旦緩めた上で、棚受金5に形成した棚取付高さ調整溝5b,5cのスライド溝部5b−2,5c−2に沿って選択した段の係合溝部5b−1,5c−1に移し替え、この位置で段付きネジ12を締め付ける。また、棚の角度を水平,もしくは前傾姿勢に切り替えるには、ブラケットアーム6の長手に沿って形成した棚角度調整溝6aを選択してステー7の先端を差込み係合する。なお、図1において、棚板11を高位置,水平姿勢にセットした状態を実線で表し、低位置,前傾姿勢にセットした状態を鎖線で表している。
上記の説明で明らかなように、図示実施例の商品陳列棚2を架設する庫内側の棚支柱3は在来のショーケース庫内に立設した標準形の棚支柱にそのまま適用することができる。しかも、ショーケースの庫内に架設した商品陳列棚2の取付高さ,棚角度を調整する場合でも、棚受金5を棚支柱3に掛止したままの状態で、ブラケット組立体8を取り外すことなく簡単な操作,手順で棚の取付高さ,角度を調整できる。
また、この商品陳列棚2は、図7で示すように棚受金5,ステー7を折り畳むことが可能であり、これによりコンパクトな荷姿で商品陳列棚の製品を保管,搬送することができるなどの利便性が得られる。
1 ショーケースのケース本体
2 商品陳列棚
3 棚支柱
5 棚受金
5a 爪部
5b,5c 棚取付高さ調整溝
6 ブラケットアーム
6a 棚角度調整溝
7 ステー
8 ブラケット組立体
9 前部フレーム
10 後部フレーム
11 棚板
12 段付きネジ

Claims (3)

  1. ブラケットを介して庫内の背面に立設した棚支柱に架設する多段型ショーケースの商品陳列棚であり、その商品陳列棚が左右一対のブラケット組立体の前後端部にフレーム部材を一体に結合してその上に棚板を載置した構造になるものにおいて、
    前記ブラケット組立体は、棚支柱の角穴に掛け止めする棚受金と、後端を前記棚受金の上部にヒンジ結合して前方に延在するブラケットアームと、後端を棚受金の下部にヒンジ結合して前記ブラケットアームとの間に斜めに掛け渡したステーとからなり、かつ前記棚受金には棚支柱の角穴に掛け止めする爪部、および前記ブラケットアーム,ステーの結合位置を上下に変更する棚取付高さ調整溝を形成し、ブラケットアームにはステーの先端との掛止位置を前後に変更する棚角度調整溝を形成したことを特徴とする多段型ショーケースの商品陳列棚。
  2. 請求項1に記載の商品陳列棚において、棚受金,ブラケットアーム,およびステーの各部材は軽溝形鋼板製になり、ここでブラケットアーム,ステーはその後端部が段付きネジを介して棚受金の左右壁面に刻設した棚取付高さ調整溝に結合され、ステーはその先端がブラケットアームの下端縁に切欠き形成した棚角度調整溝に係合されていることを特徴とする多段型ショーケースの商品陳列棚。
  3. 請求項2に記載の商品陳列棚において、棚受金の左右壁面に刻設した棚取付高さ調整溝が、間隔を隔てて上下に並ぶ複数段の係合溝部と、各段の係合溝部に連通する縦方向のスライド溝部からなることを特徴とする多段型ショーケースの商品陳列棚。
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