JP5642942B2 - 草刈機の刈刃着脱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、草刈機の刈刃着脱構造に関し、特に、ステイ先端の刈刃の着脱を特別の工具を必要とせずに、簡易でしかも確実な取付けを実現した草刈機の刈刃着脱構造に関する。
一般的に、草刈機は原動機によって駆動される回転体と、その回転体の先方に取付けた刈刃を備えている。
また、乗用草刈機は図13に示すように、搭乗者が運転操作を行なう操縦席・ハンドル・各種操作レバーと、車両の底に備えられて回転刃によって草刈りを行なう刈取部を備えている。
これらの草刈機では、原動機によって駆動される駆動軸と、駆動軸に連結されて水平回転するステイと、ステイ両端に固定された刈刃を有し、刈取部の回転刃が水平回転しながら草を刈る構成となっている。
ステイ先端の刈刃はボルト等で固定され、刈刃が摩耗・損傷すると取り外して交換、修理ができるようになっている。
このような草刈機に関する技術として特開2002−27815号公報記載の技術が存在する。
特開2002−27815号公報
前記従来の技術では、刈刃の交換、メンテナンス時には、ステイの先端にボルト等によって締結されているために、交換が困難という問題があった。
本発明は係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ステイ先端の刈刃の着脱を特別の工具を必要とせずに、簡易でしかも確実な取付けを実現した草刈機の刈刃着脱構造を提供することにある。
前記目的を達成するための手段として、請求項1記載の草刈機の刈刃着脱構造では、草刈機の回転ステイの先部に取り付ける刈刃の着脱構造であって、ステイの先部には刈刃の取付溝が形成されており、前記刈刃は係止部を介して取付溝に回動自在に取付けられる構成であり、前記取付溝は係止部の着脱部位と、係止部の装着部位を有しており、係止部を着脱部位から挿入し、取付溝に沿って係止部を装着部位までスライドさせて刈刃を取付け、前記スライド部位のスライド方向を屈曲させ、前記取付溝のスライド部位の屈曲部は係止部が方向転換できるように孔の拡張部を備える構成とした。
請求項2記載の草刈機の刈刃着脱構造では、請求項1記載の草刈機の刈刃着脱構造において、前記着脱部位をステイの基部側に設定し、前記装着部位はステイの先端側に設定したことを特徴とする。
請求項3記載の草刈機の刈刃着脱構造では、請求項1又は2記載の草刈機の刈刃着脱構造において、前記取付溝は板状ステイの表裏を貫通して切り欠いた孔によって構成され、前記係止部は取付溝に軸部を挿通して係止する構成であり、前記係止部は、ステイに係止する頭部と、ステイと刈刃を貫通して連結する軸部と、刈刃に係止する座部を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の草刈機の刈刃着脱構造では、請求項3記載の草刈機の刈刃着脱構造において、前記取付溝の着脱部位は係止部の頭部の着脱を可能とした広い孔を有し、取付溝のスライド部位と装着部位は係止した頭部の脱落を阻止するために孔が狭く設定されていることを特徴とする。
請求項5記載の草刈機の刈刃着脱構造では、請求項4記載の草刈機の刈刃着脱構造において、前記取付溝に挿通された軸部は回動させることより取付溝に対する軸幅を変化させることができ、前記スライド部位は軸部を狭小とした場合にのみ通過可能な溝幅を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の草刈機の刈刃着脱構造では、請求項3〜5いずれか1項に記載の草刈機の刈刃着脱構造において、前記係止部の軸部は刈刃と一体回転する構成とし、着脱時には刈刃を操作して軸幅の方向を設定可能とした。
前記構成を採用したことにより、本発明では次の効果を有する。
請求項1記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、刈刃の取付溝は係止部の着脱部位と、係止部の装着部位を有しており、係止部を着脱部位から挿入し、取付溝に沿って係止部を装着部位までスライドさせて刈刃を取付ける構成としたので、着脱部位から装着部位までの距離が確保され、一旦ステイに装着した刈刃は外れにくい構成となる。
また、スライド部位のスライド方向を屈曲させたので、一旦装着した刈刃のスライド部位の逆行が阻止される。
また、取付溝のスライド部位の屈曲部は係止部が方向転換できるように孔の拡張部を備えたので、スタイド部位をスムーズにスライドさせることができる。
請求項2記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、前記着脱部位をステイの基部側に設定し、前記装着部位はステイの先端側に設定したので、稼動時には遠心力により常に装着部位方向へ付勢されるので、刈刃が外れるおそれがない。
請求項3記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、取付溝は板状ステイの表裏を貫通して切り欠いた孔によって構成され、係止部は取付溝に軸部を挿通して係止する構成であり、係止部は、ステイに係止する頭部と、ステイと刈刃を貫通して連結する軸部と、刈刃に係止する座部を備えているので、簡易でしかも確実な着脱構造が実現される。
請求項4記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、取付溝の着脱部位は係止部の頭部の着脱を可能とした広い孔を有し、取付溝のスライド部位と装着部位は孔が狭く設定されているので、着脱部位から着脱は可能である一方、スライド部位と装着部位から離脱または脱落が阻止される。
請求項5記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、取付溝に挿通する軸部の軸幅を変化可能とし、スライド部位は軸幅を狭小とした場合にのみ通過可能としたので、一端装着した刈刃は軸部の位置がスライド部位の溝と符合しなければ外すことができない。そのため、稼働時にあってもステイから刈刃が外れるおそれはない。
請求項6記載の草刈機の刈刃着脱構造においては、係止部の軸部は刈刃と一体回転する構成とし、着脱時には刈刃を操作して軸幅の方向を設定可能としたので、係止部の方向性が刈刃を持って操作され、着脱を容易に行うことができる。

以下、図面に基づいて本発明の草刈機の刈刃着脱構造を実現する最良の形態を説明する。
本発明に係る草刈機の刈刃構造は図13の概略構成に示す乗用草刈機に適用する構造である。尚、適用機は乗用草刈機以外に、牽引型、歩行型等、ステイの先端に刈刃を備える草刈機であれば適用可能である。
この乗用草刈機は刈取部に動力を供給する原動機と、前後左右に備えられた4本の車輪と、運転操作を行なう運転席・ハンドルおよび各種操作レバーと、車体の略中央底部に配置された刈取部を備えている。
刈取部には水平回転するステイ及び刈刃が備えられ、このステイは中心の鉛直軸が原動機から動力を受けて回転するようになっている。 また、ステイの先端の刈刃は係止部を介してステイに取付けられ、係止部を着脱されて刃の交換、修理が可能となっている。
[ステイの全体構成]
ステイ1は図1〜4に示すように、金属製の板状部材によって構成され、直状の中央部2と、その中央部2から下方に折れ曲がった傾斜部3と、傾斜部3の先方に伸びた先端4を有している。
傾斜部3によって中心部分が上方にやや湾曲して盛り上がった形状とされ、数cm程度の段差を形成して、両端が中央から徐々に下降し、先端4部分が略水平に保たれている。そして、ステイ1は回転体であるので回転対象に構成され、左右にそれぞれ刈刃5が取付けられる。
ステイ1の中心には駆動軸の連結孔2aが形成され、ステイの先端には刈刃の取付溝6が形成されている。
ステイ1の形状、大きさは適用機種によって適宜設定されるが、本実施例では一例として全長700mm〜1000mm、幅80〜100mm、板厚数mmのステイを使用する。
[取付溝の構成]
取付溝6は図1,7に示すようにステイ1の先端を貫通して切り欠き孔を形成したものである。
取付溝6は係止部10の挿入を可能とする着脱部位7と、着脱部位7から先方に延設されたスライド部位8と、スライド部位8の先端に形成された装着部位9を有している。
着脱部位7はステイ1の基部側に形成されており、スライド部位8はステイの外周側に伸び、その先端に装着部位9が配置されている。
着脱部位7は係止部10の頭部を挿入して、取付溝6に係止部の係止を開始させる部位であり、着脱部位7の孔の大きさは取付溝6の他の部位に比べて広く形成されている。
スライド部位8は、係止部10を装着部位9まで導く通路であり、係止部10が外れないように、溝の幅は着脱部位7に比べて狭く設定されている。
装着部位9は係止部10が最終的に到達して作動する部位であり、係止部10が外れないように溝の幅は着脱部位7に比べて狭く設定されているが、係止部の軸部が回転できる孔の広さを有している。
取付溝6を平面から見た形状は、着脱部位7を頂点とした略数字の4の字のような形状とされ、着脱部位7から斜外側へ伸びる湾曲ライン11と、湾曲ライン11から横方向に屈曲した横ライン12と、横ライン12が突き当たって、さらに斜方向に伸びる直状ライン13を備えている。
つまり、スライド部位8は着脱部位から第1コーナー11a、第2コーナー12a、第3コーナー13aを通過しながら装着部位9へ達する構成となっている。
前記湾曲ライン11は、くの字に屈曲しており、その屈曲部(第1コーナー11a)は係止部の方向転換を容易とするために、円弧状の拡張部11bが形成されている。
湾曲ラインと横ラインの接続部(第2コーナー12a)も同様に屈曲しているため、屈曲部には係止部の方向転換を容易とするために、円弧状の拡張部12bが形成されている。
また、横ライン12が直状ライン13に突き当たる接続部(第3コーナー13a)の部分も同様にして、屈曲部には方向転換を容易とするために、円弧状の拡張部13bが形成されている。
また、横ラインと直上ラインの突き当たり部分は分岐しており、この分岐路14が形成されていることにより、装着部位9で作動する刈刃5が何らかの衝撃を受けて跳ね返された場合においても、横ライン12に入り込まずに分岐路14に入り込む。そのため、着脱部位7方向への逆行が阻止され、刈刃5が外れるおそれがない。また、直状ライン13のみを後退するために、刈刃は遠心力により装着位置9へ引き戻される。
[係止部の構成]
前記係止部10は図8〜11に示すように、ステイ1に係止する頭部15と、ステイ1と刈刃5を貫通して連結する軸部16と、刈刃5に係止する座部17を備えている。
係止部10の上端には円形の頭部15が配置され、頭部15中心から軸部16が垂下し、軸部の下端に円形の座部17が配置されている。
頭部15は平面から見た形状は略円形であるが(図11参照)、円形の両端の一部が平行に切断されている。この両端の切断ラインは、後述するが軸幅の方向性を目視にて確認できる確認ライン15aとして機能する。
頭部15の平面の形状は取付溝6の着脱部位7の大きさよりも僅かに小さく、着脱部位を通過できる大きさとなっている。しかし、頭部15の平面の形状は取付溝6のその他の部位、すなわちスライド部位8、装着部位9よりは大きく、着脱部位7以外の取付溝からはすり抜けることができない形状、大きさとされている。
従って、頭部を一旦着脱部位7へ挿入すると、取付溝6のその他のカ所からはすり抜けが阻止されて取付溝6上にスライド可能、そして回動可能に係止される。
軸部16は図9に示すように、回転断面である円の一部が平行に直状に切断されている。
円の両端16aが直状に切断されていることにより、軸部16は側面から見ると軸太の場合と、軸細の場合が存在し、軸部16が回転することにより取付溝6における軸幅が細〜太の間を変化する。
従って、軸細の位置で取付溝6をスライドさせると、取付溝6をスムーズにスライドするが、軸太の位置では取付溝6の溝幅を超えるため、取付溝6をスライドさせることができない構成となっている。
このように、軸部16に太い位置と細い位置を形成しているので、係止部10を一端装着部位9へ装着すると、スライド部位8への通行が規制されるために、装着部位9からの逆行が防止されることになる。
尚、装着部位9は刈刃5をセットして回動自在に支持する部位であるので、軸太の径でも回転できる孔の大きさを有している。
前述した頭部15の確認ライン15aは軸部16の太さ方向と符合させており、頭部15の確認ライン15a(切断部位)を目視にて確認すれば、取付溝6に位置する軸部16の太さが確認できる構成となっている。
つまり、係止部をスライドさせる場合に、確認ライン15aの細い位置をスライド方向に合わせて通過させれば、取付溝6中を軸細の状態として通過させることができる。
係止部10の座部17は刈刃5に当接して、ステイ1に重ね合わせてステイ1と刈刃5を支持する部位であるが、座部17には刈刃5の取付孔18の屈曲した形状に合わせて嵌合する凸部19(段差)が形成されている。この凸部19が刈刃5の取付孔18に嵌合するので、刈刃5をステイ1にセットした後は刈刃5と係止部10が一体として回転する。
[刈刃の構成]
前記刈刃5は図12、13に示すように、平板状の鋼材であり、全体形状は基部から先方に向かって広がった台形の本体からなり、基部に取付孔18を有し、側面に刃20が形成されている。そして、先方の中央部分は陥没し、その陥没部分に刃21が形成されている。
この刈刃5は回転方向に位置する刃20,21が草に接触して切断を行い、刃が摩耗した場合には、刈刃5を裏返してセットすれば反対側の刃を使用することができる。
刈刃5は石等の障害物との接触による損傷から刃先を保護するために衝撃を逃がすことができるようにステイ1に遊嵌して取付けられている。刈刃5はステイ1との連結部分を中心として水平方向に360度回動可能であるが、必要に応じ、回動角度を規制するストッパあるいは規制手段等が設けられる。
取付孔18は円形の両側を切断した形状とされており、この孔に係止部10の座部の凸部19が嵌合してステイ1に取付けられるようにされ(図2参照)、刈刃5と係止部10は別体であるが、セット時には一体として回転することになる。
刈刃5とステイ1は、刈刃5の基部とステイ1の先端のそれぞれ一部が面合した状態で、係止部10の頭部15と座部17の間に挟まれて係止され、軸部16が両者を貫通して刈刃5を回動自在に支持する。
[作用]
次に本発明の作用を説明する。
刈刃5をステイ1に取付ける場合には、刈刃5の取付孔18の下側から係止部10の頭部15を挿入し、その頭部15をさらに、取付溝6の着脱部位7の下から挿入する。
これにより、座部17は刈刃5の下面に当接し、頭部15はステイ1の上側に突出し頭部15の両端が取付溝6に係止し、頭部15と座部17の間にステイ1と刈刃5が重ね合わされて軸連結される。
頭部15はステイ1の上側に突出して溝の縁に係止し、軸部16が孔を貫通して下に突出し、座部17が刈刃を支持する。座部17の凸部19は刈刃5の取付孔18の屈曲形状と符合して嵌合するので、係止部10と刈刃5は一体的に回転する。
係止部10によってステイ1の着脱部位7に刈刃5を取付けた後は、スライド部位8に沿って係止部10及び刈刃5をスライドさせる。
ここで、スライド部位8の幅は着脱部位7に比べて狭く設定されているので、軸部16の軸幅の狭い方向を選択して、その方向を維持しながら取付溝6をスライドさせる。
第1コーナー11a、第2コーナー12a、第3コーナー13aの屈曲部では、軸部の通過をスムーズにするために方向転換用の拡張部11b、12b、13bが形成されている。
装着部位9までスライドさせると孔がスライド部位8よりも広く設定されているために、軸部16及び刈刃5の回転が360度可能となる。
刈刃5は草刈時に刈刃が障害物に接触した場合に、その衝撃を逃がすために回動可能されるが、回動角度の規制手段を別途設ける構成としても良い。
草刈時には遠心力により刈刃5は常に外側へ付勢される。しかし、刈刃5に何らかの衝撃が加わり内側へ跳ね返される状態が起こる。
刈刃5が内側へ跳ね返されても、スライド部位8は溝の幅が狭いので軸部16の回転位置が細い位置に合わなければ、スライド部位8に入り込めないので後退が阻止される。
さらに、刈刃5がスライド部位8に入り込んだ場合でも、刈刃5は直状ライン13のみを後退し分岐路14からさらに、横ライン12へ逆行することはないので、刈刃5の離脱、脱落は確実に阻止される。
刈刃5に摩耗等が生じ、あるいはメンテンナンス等により交換が必要となった場合には、ステイ1を停止させて、刈刃5を手で操作し軸部16を取付溝に沿って、スライド部位8を後退させる。
このとき、軸部16の狭小方向を取付溝6に合わせながら取付溝6を後退させなければならないが、頭部15に軸部の位置確認ライン15aが形成されているので、目視によって軸の方向を選択・調整しながら容易に外すことができる。
以上、実施例を説明したが、本発明の具体的な構成は前記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例において取付溝6の平面から見た形状を着脱部位を頂点とした略4の字としたが、この形状については他の構成を採用することも可能であり、取付溝に屈曲部、分岐部が在れば本発明に含まれる。
また、前記実施例では、係止部10と刈刃5と分離した部材として説明したが、この係止部10については刈刃5と一体とする構成であっても本発明に含まれる。
さらに、前記実施例では取付溝6として孔を形成したが、レール状の溝をステイに取り付ける構成であっても本発明に含まれる。
刈刃の着脱部分の斜視図である。 D−D断面である。 ステイの平面図である。 A−A断面図である。 ステイの側面図である。 C−C断面図である。 取付溝の平面図である。 係止部の正面図である。 B−B断面図である。 係止部の側面図である。 係止部の平面図である。 刈刃の平面図である。 刈刃の側面図である。 従来例に係る草刈機の概略構成図である。
1 ステイ
2 中央部
2a 連結孔
3 傾斜部
4 先端
5 刈刃
6 取付溝
7 着脱部位
8 スライド部位
9 装着部位
10 係止部
11 湾曲ライン
11a 第1コーナー
11b 拡張部
12 横ライン
12a 第2コーナー
12b 拡張部
13 直状ライン
13a 第3コーナー
13b 拡張部
14 分岐路
15 頭部
15a 確認ライン
16 軸部
16a 両端
17 座部
18 取付孔
19 凸部
20 刃
21 刃

Claims (6)

  1. 草刈機の回転ステイの先部に取り付ける刈刃の着脱構造であって、
    ステイの先部には刈刃の取付溝が形成されており、
    前記刈刃は係止部を介して取付溝に回動自在に取付けられる構成であり、
    前記取付溝は係止部の着脱部位と、係止部の装着部位を有しており、
    係止部を着脱部位から挿入し、取付溝に沿って係止部を装着部位までスライドさせて刈刃を取付ける構成とし
    前記スライド部位のスライド方向を屈曲させ、
    前記取付溝のスライド部位の屈曲部は係止部が方向転換できるように孔の拡張部を備えたことを特徴とする草刈機の刈刃着脱構造。
  2. 前記着脱部位をステイの基部側に設定し、前記装着部位はステイの先端側に設定したことを特徴とする請求項1記載の草刈機の刈刃着脱構造。
  3. 前記取付溝は板状ステイの表裏を貫通して切り欠いた孔によって構成され、
    前記係止部は取付溝に軸部を挿通して係止する構成であり、
    前記係止部は、ステイに係止する頭部と、ステイと刈刃を貫通して連結する軸部と、刈刃に係止する座部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の草刈機の刈刃着脱構造。
  4. 前記取付溝の着脱部位は係止部の頭部の着脱を可能とした広い孔を有し、取付溝のスライド部位と装着部位は係止した頭部の脱落を阻止するために孔が狭く設定されていることを特徴とする請求項3記載の草刈機の刈刃着脱構造。
  5. 前記取付溝に挿通された軸部は回動させることより取付溝に対する軸幅を変化させることができ、
    前記スライド部位は軸部を狭小とした場合にのみ通過可能な溝幅を備えたことを特徴とする請求項4記載の草刈機の刈刃着脱構造。
  6. 前記係止部の軸部は刈刃と一体回転する構成とし、着脱時には刈刃を操作して軸幅の方向を設定可能とした請求項3〜5いずれか1項に記載の草刈機の刈刃着脱構造。
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