JP5641726B2 - 能動型振動騒音制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は能動型振動騒音制御装置に関し、特に機器の振動及び騒音を低減する、或いは機器の振動に由来する騒音を低減する能動型振動騒音制御装置に関する。
騒音源から放射される騒音の空気伝播音をマイクロフォンにて検出し、その騒音の空気伝播音と逆位相の空気伝播音をスピーカから出力することによって、所定の位置に設置された他の検出マイクロフォンにおいて検出される騒音を低減するアクティブノイズコントロール(ANC:能動型騒音制御)が知られている。
このようなANCとしては、空調用ダクトに設置されたファン騒音をスピーカ出力によって低減させるものが知られている。その一例として特許文献1には騒音伝播の上手側に位置するマイクロフォンM1にて検出された騒音に基づいて演算し、スピーカSから出力された音によって騒音伝播の下手側に位置するマイクロフォンM2における検出音を低減させる技術が開示されている。
ここで、スピーカS出力はマイクロフォンM2の位置にて騒音源からの空気伝播音と逆位相となるように調整されている。即ち、マイクロフォンM2にて検出される音が最も小さくなるように、スピーカS出力を適応的に少しずつ変化させるための演算処理が行われる訳である。
一方、ダクトのような閉じられた空間における騒音の伝播ではなく、開放された空間において騒音源からの伝播による騒音を低減させる装置について、特許文献2にて技術が開示されている。騒音源からの騒音を検出するマイクロフォンと、このマイクロフォンにて検出された騒音を低減させるための音を出力するスピーカと、マイクロフォンにて検出された騒音に応じてスピーカから出力される音を制御する駆動信号生成部によって構成される消音ユニットを複数並べて、空間に広がる騒音を低減するようにしている。このようにして複数の消音ユニットからの干渉音は波面を合わせて騒音源からの騒音と逆位相となるように調整され、開放された空間において騒音が低減される。
また、固体振動については、振動源から基材へと固体伝播する過程において、振動騒音抑制機構を振動源と基材間に介装される支承部材に備え、元となる振動の検出結果に基づいてその振動を減衰制御する装置について、特許文献3にて技術が開示されている。具体的にはエンジンとエンジンマウント、サスペンションと車体など、種々の振動源と基材間に介装される支承部材における固体振動の減衰制御について述べられている。
特開平3−13997号公報 特開2003−66969号公報 特開平9−273589号公報
しかしながら、特許文献1の例ではあくまでもダクトのような閉じられた空間の中を騒音が伝播する場合に有効なものであり、開放された空間で騒音源からの騒音を低減させようとした場合には効果を期待できない。
また、特許文献2の例では開放された空間で発生した騒音を低減しようとするものであり、複数の消音ユニットから出される干渉音の波面を揃えて、騒音源からの騒音と広い範囲で逆位相関係を築いて騒音を低減させようとするものであるが、一度空間に放たれてしまった騒音に対して広い周波数範囲で逆位相関係を満たすことは難しく、周期の長い、低周波の騒音に対する低減効果を得ることに限られてしまう。また、複数の消音ユニットをアレイ状に配置して構成するので、大規模且つ高コストなシステムとならざるを得ない。
一方、機器の騒音を考えたときに、騒音の発生箇所はモーターなどの回転部分の偏心に由来する振動、可動部の動作に伴う振動、軸受けの摩擦、流体の渦音、それらに伴う機械共振など、複合的に発生する場合もあるが、発生源としては特定の部位に限定される。その特定箇所の振動が騒音として拡大して行く訳であり、結果的に騒音が空間に広がって行くことになる。空間に広がった騒音に対しては、特許文献1の方式では対応できず、特許文献2の方式では騒音源の移動には対応し易いものの、効果を得られるのが逆位相関係を保ち易い低周波音に限られるという課題がある。
また、特許文献3の例では振動源と基材間の固体振動伝播に関して、両者間に介装される支承部材にて固体振動の減衰制御を行うものであり、一度空間に放射された騒音に対する減衰制御については何ら考慮されておらず、空間を伝播する騒音については殆ど抑制効果を期待できるものではない。
本発明では上記の課題を解決するためになされたものであり、空間を振動騒音が伝わる過程で、空間を分かつ構造物(境界壁乃至境界面)が二次的振動体となる段階においてその二次的振動を抑制することにより、開放された空間を伝搬する騒音を広い周波数範囲に渡って低減しようとするものである。
また、その空間を分かつ構造物の間隙からの漏れ騒音が開放された空間を伝搬することに対しても、その構造物の制御された振動を用いて広い周波数範囲において低減しようとするものである。また、騒音が開放された空間に広がる前段階で抑制する構成とすることにより小規模で低コストのシステムで実現しようとするものである。
本発明の能動型振動騒音制御装置は、
騒音源振動に起因する騒音が伝播する第一空間と、前記第一空間と境界面により分かたれた第二空間により構成され、前記境界面が前記騒音に起因する二次的振動を生じて第一空間から第二空間へと騒音を伝播させると共に、前記境界面の間隙を通じて騒音が漏れ伝わる空間において、
前記境界面の二次的振動を検出する二次振動検出手段と、
記境界面の間隙から漏れ伝わる漏洩騒音を検出する騒音検出手段と、
前記境界面の二次的振動と逆位相となる振動及び前記漏洩騒音逆位相となる振動とを合わせて発生する振動発生手段と、
前記二次振動検出手段から出力される振動検出信号に対して逆位相となる信号を生成する第1信号処理手段と、
前記漏洩騒音検出手段から出力される検出信号に対して逆位相となる信号を生成する第2信号処理手段と、
記振動発生手段を駆動する駆動制御手段を備え、
前記第2信号処理手段は、前記漏洩騒音検出手段の出力値が抑制されるように制御するための制御信号を生成し、
前記第1信号処理手段は、前記二次振動検出手段の出力値から前記漏洩騒音を打消す為の振動成分を除いた値が抑制されるように制御するための制御信号を生成し、
前記駆動制御手段は、前記第1信号処理手段で生成される前記制御信号及び前記第2信号処理手段で生成され前記制御信号を合成した結果に基づいて前記振動発生手段を駆動する
ことを特徴とする。
本発明によれば、小規模で低コストのシステムで、開放された空間へ広がる騒音を、広い周波数範囲に渡って効果的に低減することができる。
この発明の実施の形態1を示す能動型振動騒音制御装置の基本的構成図である。 この発明の実施の形態1における制御振動を生成する信号処理手段を示したブロック構成図である。 この発明の実施の形態1における干渉後の振動から抑制したい振動を算出する方法を説明するための波形図である。 この発明の実施の形態1の制御振動を推定する方法を説明するためのブロック構成図である。 図1に対し、基盤2における固体振動の伝達を付記した図である。 この発明の実施の形態2を示す能動型振動騒音制御装置の基本的構成図である。 この発明の実施の形態2における制御振動を生成する信号処理手段を示したブロック構成図である。 この発明の実施の形態2の制御振動を推定する方法を説明するためのブロック構成図である。 図6に対し、基盤2における固体振動の伝達を付記した図である。 この発明の実施の形態1及び2に係わる能動型振動騒音制御装置のその他の適用例を示す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係わる能動型振動騒音制御装置の基本的構成図であって、1は騒音の根源となる原振動が内在した騒音源、2は騒音源1が保持される基盤面である。3は空間を分かつ境界面(境界壁)であり、騒音源1から放射される一次騒音が境界面3を伝播する過程で二次的振動を生じ、二次騒音という形で放射され、聴取者5に到達して騒音として認識される。また、境界面3には間隙(空隙)4が存在し、そこを介して一次騒音が漏れ伝わり、漏洩騒音という形で放射され、聴取者5に到達して騒音として認識される。
6は境界面に向けて設置され、漏洩騒音及び二次騒音を検出する騒音検出手段、7は境界面3に密接して配置されて境界面3の一次騒音に由来する二次的振動と逆相の振動を発生すると共に、漏洩騒音を打消すための振動を発生する振動発生手段である。8は騒音検出手段6の出力を入力として振動発生手段7に用いる信号を生成する信号処理手段、9は信号処理手段8の出力を受けて振動発生手段7を駆動する駆動制御手段である。図中、境界面3が基盤面2と接する配置としているが、接していなくても構わない。
図2は信号処理手段8のブロック構成図を示している。
騒音検出手段6から入力された電気信号は、入力アンプ101により適切な信号レベルまで増幅され、A/D変換器102によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
A/D変換器102から出力されるデジタル信号VaはLMSアルゴリズム103に入力されるほか、減算手段108にも供給される。
減算手段108では、後述のFIRフィルタ107の出力信号Vbを、A/D変換器102の出力信号Vaから減算し、減算結果VcをLMSアルゴリズム103及びFIRフィルタ104に供給する。
FIRフィルタ104の出力信号Vdは、FIRフィルタ107に供給されるほか、D/A変換器105にも供給される。このようにして、FIRフィルタ104の出力信号VdにFIRフィルタ107を畳み込むことにより得られた信号VbとA/D変換器102の出力信号Vaとの差分信号VcがFIRフィルタ104とLMSアルゴリズム103に入力される。
この差分信号VcはFIRフィルタ104にて、LMSアルゴリズム103により算出されたタップ係数による畳み込み演算が施されて信号Vdとなった後、D/A変換器105によりデジタル信号からアナログ信号Vfに変換され、出力アンプ106により適切な信号レベルまで増幅され、駆動制御手段9へと出力される。LMSアルゴリズム103とFIRフィルタ104とで、A/D変換器102の出力Vaがゼロに近づくように、その伝達関数を自己適応させる適応信号処理回路110が構成されている。
FIRフィルタ107は、後述のように、FIRフィルタ104の出力側から、D/A変換器105、出力アンプ106、駆動制御手段9、振動発生手段7、振動発生手段7から騒音検出手段6の騒音経路、騒音検出手段6、入力アンプ101、及びA/D変換器102を含み、LMSアルゴリズム103の入力側までの経路の伝達関数Hvに近似した伝達関数を有する。
次に図1及び図2において、聴取者5に到達する二次騒音の抑制方法について説明する。
騒音源1から放射される一次騒音は境界面3に到達して二次的振動となり、それを起因として二次騒音となって聴取者5に到達して騒音と認識される。
また、一次騒音の一部は境界面3の間隙4から漏れ出て漏洩騒音として聴取者5に到達して騒音と認識されることになる。
この時、境界面3においては振動発生手段7から出力される振動と干渉させた後の振動が基となる音波が放射され、騒音検出手段6にて検出され、入力アンプ101とA/D変換器102を介してデジタル信号Vaに変換され、LMSアルゴリズム103に入力されると共に、FIRフィルタ104の出力信号VdにFIRフィルタ107を畳み込んだ信号Vbとの差分VcがFIRフィルタ104に入力される。
この時FIRフィルタ104のタップ係数はLMSアルゴリズム103によって逐次更新される。LMSアルゴリズム103は、信号Vaを誤差信号eとして、該誤差信号eがゼロに近くづくように適応的にタップ係数を更新するものであり、該タップ係数は式(1)に従って更新される。
h(n+1)=h(n)+2・μ・e(n)・x(n) (1)
ここで、hはフィルタのタップ係数、eは誤差信号、xはフィルタ入力信号Vc、μはステップサイズパラメータであり、サンプリングごとのフィルタ係数更新量を制御する。
このようにして、LMSアルゴリズム103によってタップ係数の更新が行われたFIRフィルタ104を通過したデジタル信号Vdは、D/A変換器105にてアナログ信号に変換され、出力アンプ106にて適した信号レベルにまで増幅され、駆動制御手段9を介して振動発生手段7にて振動に変換される。
ここで、図2において、境界面3の二次的振動に起因する二次騒音を抑制し、且つ境界面3の間隙4からの漏洩騒音を抑制するには、FIRフィルタ104には抑制したい振動(騒音)信号を入力し、LMSアルゴリズム103には入力信号となる抑制したい振動(騒音)信号と誤差信号となる制御振動を干渉させた後の振動(騒音)信号を入力する必要がある。ところが、騒音検出手段6では制御振動を干渉させた後の振動(騒音)しか検出することができないため、騒音検出手段6で検出した振動(騒音)から抑制したい振動を表す信号を作り出すことが必要となる。
図3(a)〜(c)は抑制したい振動と制御振動との干渉後の振動波形(図3(a)に符号Waで表わす)、制御振動の波形(図3(b)に符号Wbで表わす)、抑制したい振動の波形(図3(c)に符号Wcで表わす)を示したものである。振動の重ね合わせの原理から
Wb+Wc=WaとなることからWaからWcを得るためにはWaとWbとの差分を取ることでWcを得ることができる。即ち、騒音検出手段6で検出した干渉後の振動(騒音)Waと制御振動Wb=との差分から抑制したい振動Wc=Vcを作り出すことができる。
ここで言う「騒音検出手段6で検出した干渉後の振動Wa」が図2の信号Vaに相当し、「制御振動Wb」が図2の信号Vbに相当し、「抑制したい振動Wc」が図2の信号Vcに相当する。
図4はFIRフィルタ104から出力される制御信号Vdが振動となって振動発生手段7から出力された後、騒音検出手段6で検出され、信号処理手段8に入力される経路を示した図である。D/A変換器105、出力アンプ106、駆動制御手段9、振動発生手段7から騒音検出手段6までの振動(騒音)経路、騒音検出手段6、入力アンプ101、A/D変換器102を経ている。この経路がもつ伝達特性をHvとすると、図2のFIRフィルタ107は、この伝達特性Hvを推定したものである。即ちFIRフィルタ107は、伝達関数Hvに近似した(理想的には一致する)伝達関数を有するものであり、そのタップ係数は予め定められ、固定されている。
FIRフィルタ104の出力信号Vdに対してFIRフィルタ107を畳み込むことで、制御振動を騒音検出手段6にて検出した信号Vbとして推定でき、騒音検出手段6にて検出した干渉後の振動Vaとの差分をとることで、抑制したい振動Vcが生成されることになる。
このようにして生成した抑制したい振動Vcが、入力信号としてLMSアルゴリズム103及びFIRフィルタ104に供給される。LMSアルゴリズム103でタップ係数が更新されたFIRフィルタ104を通過したデジタル信号Vdは、D/A変換器105にてアナログ信号に変換され、出力アンプ106にて適切な信号レベルまで増幅され、駆動制御手段9へと出力され、振動発生手段7から境界面3に制御振動を出力する。
一方、境界面3に向けて設置される騒音検出手段6においては、騒音源1から放射される一次騒音が境界面3に到達して生ずる二次的振動に振動発生手段7により発生される振動を干渉させた後の振動に基づいた音と、漏洩騒音との合成音が検出される。
また、前述のLMSアルゴリズム103に入力される誤差信号Vcには騒音検出手段6で検出された振動(騒音)Vaを入力しているため、この干渉後の振動(騒音)をゼロに近づけるようにFIRフィルタ104のタップ係数が更新されることになる。その結果、FIRフィルタ104を通過した信号Vdで表わされる制御振動により、境界面3における一次騒音に由来する二次的振動を抑制することができ、更に間隙4を通じての漏洩騒音を抑制することができ、聴取者5に到達する二次騒音及び漏洩騒音を低減することができる。
以上に説明した能動型振動騒音制御は、フィードバック制御システムと呼ばれるものであり、振動が騒音となって空間へ拡散する過程において、二次騒音の根源となる二次的振動を抑制する段階で、二次騒音と漏洩騒音の検出結果を合わせて使用して抑制するので、小型の振動制御系を構築し易く、機器の発生する騒音を効果的に低減することができる。
図5は本発明の実施の形態1に係わる能動型振動騒音制御装置の基本的構成を補足する説明図である。騒音源1から一次騒音が放射され、空間を伝播して境界面3に到達して二次的振動となる過程とは別に、原振動が基盤面2を固体伝播して境界面3に到達して二次的振動となる過程を合わせて、境界面3の二次的振動が元となって聴取者5に二次騒音が到達する場合を示している。
原振動のエネルギーが複数の経路を通って境界面3に到達していること以外、聴取者5に到達する騒音を低減する仕組みについては前述と同様である。
因みに、図1、図5において、境界面3の二次的振動を境界面3と垂直に近い方向の振動として記載しているが、振動はこの方向に限る訳ではなく、境界面と水平な方向の振動成分と複合的な振動であっても構わない。
騒音検出手段6の具体例としては、狭指向性マイクロフォン、例えばコンデンサマイクロフォンを境界面3及び間隙4に向けて構成する方法が考えられるが、指向性が限定される狭指向性マイクロフォンを境界面3及び間隙4に向けて構成することにより、制御対象とする騒音系以外の音の比率を低下させ、外乱による騒音低減性能劣化を軽減することが出来る。
振動発生手段7の具体例としては、電動型アクチュエータや圧電型アクチュエータ、超磁歪アクチュエータなど、電気信号を機械振動に変換する素材を使用する構成が考えられ、境界面3を直接振動させることができ、装置全体の構成を小型化できる。また、漏洩騒音に対しても別途スピーカーなどを必要とせず、境界面3の振動を利用できるので装置全体の構成を小型化できる。
一方、信号処理手段8にて、本実施の形態ではFIRフィルタ104とLMSアルゴリズム103を用いたが、騒音検出手段6で検出した騒音をゼロに近づける適応信号処理回路であればよく、能動的消音方法で一般的に使用されているfiltered−Xアルゴリズムを用いたものでもよい。更に、信号処理手段8は適応信号処理ではなく、固定のタップ係数により制御音を生成する構成にしても良い。また、信号処理手段8はデジタル信号処理ではなく、アナログ信号処理回路であってもよい。
また、FIRフィルタ107は、伝達関数Hvに近似した伝達関数を持つ演算回路として用いられているが、同様の機能を持つ他の演算回路であっても良い。
実施の形態2.
図6は本発明の実施の形態2に係わる能動型振動騒音制御装置の基本的構成図であって、1は騒音の根源となる原振動が内在した騒音源、2は騒音源1が保持される基盤面である。3は空間を分かつ境界面(境界壁)であり、騒音源1から放射される一次騒音が境界面3を伝播する過程で二次的振動を生じ、二次騒音という形で放射され、聴取者5に到達して騒音として認識される。また、境界面3には間隙(空隙)4が存在し、そこを介して一次騒音が漏れ伝わり、漏洩騒音という形で放射され、聴取者5に到達して騒音として認識される。
7は境界面3に密接して配置されて境界面3の一次騒音に由来する二次的振動と逆相の振動を発生すると共に、漏洩騒音を打消すための振動を発生する振動発生手段である。10は境界面に向けて設置され、漏洩騒音を検出する漏洩騒音検出手段、11は境界面3に密接して設置され、境界面3の振動を検出する二次振動検出手段である。12は二次振動検出手段11の出力を入力として振動発生手段7に用いる信号を生成する第1信号処理手段、13は漏洩騒音検出手段10の出力を入力として振動発生手段7に用いる信号を生成する第2信号処理手段、14は第1信号処理手段12の出力及び第2信号処理手段13の出力を受けて振動発生手段7を駆動する駆動制御手段である。図中、境界面3が基盤面2と接する配置としているが、接していなくても構わない。
実施の形態1に記載した能動型振動騒音制御装置と異なる点は、実施の形態1では二次的振動に由来する二次騒音及び漏洩騒音を一体的に取り込む騒音検出手段6を用いていたのに対して、本実施の形態では、二次騒音は境界面3の二次的振動として二次振動検出手段11により検出し、漏洩騒音は漏洩騒音検出手段10により音として検出する構成としている。また、これに伴い信号処理の方法が異なるため、第1信号処理手段12と第2信号処理手段13が組み合わさって構成される。
図7は第1信号処理手段12及び第2信号処理手段13のブロック構成図を示している。漏洩騒音検出手段10から入力された電気信号は、第2信号処理手段13の入力アンプ301により適切な信号レベルまで増幅され、A/D変換器302によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
A/D変換器302から出力されたデジタル信号YaはLMSアルゴリズム303に入力されるほか、減算手段308にも供給される。減算手段308では、後述のFIRフィルタ307の出力信号Ybを、A/D変換器302の出力信号Yaから減算し、減算結果YcをLMSアルゴリズム303及びFIRフィルタ304に供給する。
FIRフィルタ304の出力信号Ydは、FIRフィルタ307に供給されるほか、D/A変換器305にも供給される。このようにして、FIRフィルタ304の出力信号YdにFIRフィルタ307を畳み込むことにより得られた信号YbとA/D変換器303の出力信号Yaとの差分信号YcがFIRフィルタ304とLMSアルゴリズム303に入力される。この差分信号YcはFIRフィルタ304にて、LMSアルゴリズム303により算出されたタップ係数による畳み込み演算が施されて信号Ydとなった後、D/A変換器305によりデジタル信号からアナログ信号Yfに変換され、出力アンプ306により適切な信号レベルまで増幅され、駆動制御手段14へと出力される。D/A変換器305の出力信号はまた、第1信号処理手段12へ出力される。
一方、二次振動検出手段11から入力された電気信号は、入力アンプ201により適切な信号レベルまで増幅され、減算手段209に供給され、減算手段209で、第2信号処理手段13のD/A変換器305の出力信号Yfを差し引かれ、差分信号がA/D変換器202によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
A/D変換器202から出力されるデジタル信号XaはLMSアルゴリズム203に入力されるほか、減算手段208にも供給される。減算手段208では、後述のFIRフィルタ207の出力信号Xbを、A/D変換器202の出力信号Xaから減算し、減算結果XcをLMSアルゴリズム203及びFIRフィルタ204に供給する。
FIRフィルタ204の出力信号Xdは、FIRフィルタ207に供給されるほか、D/A変換器205にも供給される。このようにして、FIRフィルタ204の出力信号XdにFIRフィルタ207を畳み込むことにより得られた信号XbとA/D変換器202の出力信号Xaとの差分信号XcがFIRフィルタ204とLMSアルゴリズム203に入力される。
この差分信号XcはFIRフィルタ204にて、LMSアルゴリズム203により算出されたタップ係数による畳み込み演算が施されて信号Xdとなった後、D/A変換器205によりデジタル信号からアナログ信号Xfに変換され、出力アンプ206により適切な信号レベルまで増幅され、駆動制御手段14へと出力される。
なお、図示の構成では、入力アンプ201の出力からD/A変換器305の出力を差し引く演算をアナログ信号部分で実施しているが、これは説明を簡便にするために行っているものであり、共にデジタル信号部分で、例えばA/D変換器202の出力からFIRフィルタ304の出力を差し引くこととしても良い。
駆動制御手段14では、第1信号処理手段12から出力された、境界面3の二次的振動を抑えるための制御信号Ygと、第2信号処理手段13から出力された、漏洩騒音を抑えるための制御信号Xgが合成され、合成結果Zgが振動発生手段7へと出力され、境界面3の振動制御に供される。その結果として、境界面3としては、第1信号処理手段12の出力により、二次騒音の基点となる二次的振動は抑えられ、第2信号処理手段13の出力により、漏洩騒音を打消す振動を行うこととなる。
一方、図7についての振動抑制方法は、個別には実施の形態1にて記述した振動抑制方法とほぼ同等である。即ち、二次振動検出手段11及び漏洩騒音検出手段10においては、振動発生手段7による制御振動を干渉させた後の結果しか得られないので、前述と同様にして差分を用いてLMSアルゴリズム303及び203に入力すべき抑制したい振動信号を作成する構成としている。
そして、LMSアルゴリズム303とFIRフィルタ304で構成される適応信号処理回路310は、漏洩騒音検出手段10で検出された騒音を表す信号がゼロに近づくように、その伝達関数を自己適応させ、LMSアルゴリズム203とFIRフィルタ204で構成される適応信号処理回路210は、減算手段208の出力がゼロに近づくように、その伝達関数を自己適応させる。
また、図8に示すように、FIRフィルタ307は、FIRフィルタ304の出力側から、D/A変換器305、出力アンプ306、駆動制御手段14、振動発生手段7、振動発生手段7から漏洩騒音検出手段10までの騒音経路、漏洩騒音検出手段10、入力アンプ301、及びA/D変換器302を含み、LMSアルゴリズム303の入力側までの経路の伝達関数Hyに近似した伝達関数を有し、FIRフィルタ207は、FIRフィルタ204の出力側から、D/A変換器205、出力アンプ206、駆動制御手段14、振動発生手段7、振動発生手段7から二次振動検出手段11までの振動経路、二次振動検出手段11、入力アンプ201、減算手段209、及びA/D変換器202を含み、LMSアルゴリズム203の入力側までの経路の伝達関数Hxに近似した伝達関数を有する。
上記以外の点で、抑制したい振動信号を導き出す過程におけるその他の重複する説明は省略する。
また、図7の構成が図2と異なる特徴的な部分は、第1信号処理手段12と第2信号処理手段13が並存し、前者の入力段において二次振動検出手段11の出力をアンプで増幅することにより得られる信号Xeと後者の出力段の出力Yfとの差分を取っている点である。本実施の形態の構成においては、二次振動検出手段11の出力には漏洩騒音を打消すための振動が含まれて検出するため、第1信号処理手段12の入力段にて差し引いた後に、二次的振動を抑制するための制御をかける必要があるからである。
以上に説明した能動型振動騒音制御もまた、フィードバック制御システムと呼ばれるものであり、振動が騒音となって空間へ拡散する過程において、二次騒音の根源となる二次的振動を抑制する段階で、二次的振動の検出結果自身を使用して抑制すると共に、漏洩騒音の検出結果をも使用して抑制制御するので、小型の振動制御系を構築し易く、機器の発生する騒音を効果的に低減することができる。また、二次騒音と漏洩騒音を個別に検出する構成とすることにより、漏洩騒音検出手段10の検出方向を間隙4に集中でき、より外乱の影響を受け難い構成とすることができる。
図9は本発明の実施の形態2に係わる能動型振動騒音制御装置の基本的構成を補足する説明図である。騒音源1から一次騒音が放射され、空間を伝播して境界面3に到達して二次的振動となる過程とは別に、原振動が基盤面2を固体伝播して境界面3に到達して二次的振動となる過程を合わせて、境界面3の二次的振動が元となって聴取者5に二次騒音が到達する場合を示している。
原振動のエネルギーが複数の経路を通って境界面3に到達していること以外、聴取者5に到達する騒音を低減する仕組みについては前述と同様である。
因みに、図6、図9において、境界面3の二次的振動を境界面3と垂直に近い方向の振動として記載しているが、振動はこの方向に限る訳ではなく、境界面と水平な方向の振動成分と複合的な振動であっても構わない。
二次振動検出手段11の具体例としては、振動を検出するために加速度センサを検出対象に密着して構成したり、コンデンサマイクロフォンを近接或いは密接して構成する方法が考えられる。これによって外乱騒音の影響を軽減して二次的振動を確実に検出できる。
漏洩騒音検出手段10の具体例としては、狭指向性マイクロフォン、例えばコンデンサマイクロフォンを間隙4に向けて構成する方法が考えられるが、指向性が限定される狭指向性マイクロフォンを間隙4に向けて構成することにより、制御対象とする騒音系以外の音の比率を低下させ、外乱による騒音低減性能劣化を軽減することが出来る。
一方、第1信号処理手段12及び第2信号処理手段13にて、本実施の形態ではFIRフィルタ204及び304と、LMSアルゴリズム203及び303を用いたが、二次振動検出手段11で検出した振動をゼロに近づける適応信号処理回路であればよく、漏洩騒音検出手段10で検出した騒音をゼロに近づける適応信号処理回路であればよいので、能動的消音方法で一般的に使用されているfiltered−Xアルゴリズムを用いたものでもよい。更に、第1信号処理手段12又は第2信号処理手段13は適応信号処理ではなく、固定のタップ係数により制御音を生成する構成にしても良い。また、第1信号処理手段12又は第2信号処理手段13はデジタル信号処理ではなく、アナログ信号処理回路であってもよい。
また、FIRフィルタ207は、伝達関数Hxに近似した伝達関数を持つ演算回路として用いられているが、同様の機能を持つ他の演算回路であっても良く、FIRフィルタ307は、伝達関数Hyに近似した伝達関数を持つ演算回路として用いられているが、同様の機能を持つ他の演算回路であっても良い。
図10は本発明の実施の形態1又は2に係わる能動型振動騒音制御装置のその他の適用例を示す図である。即ち、境界面3が例えば建物の窓や薄い壁であって、屋外と屋内を分かち、屋外の各種騒音源、例えば飛行機、自動車、工場などからの一次騒音が届く場合に、境界面3の二次的振動を経て屋内の聴取者5まで二次騒音が到達する、或いは間隙を通じて漏洩騒音が到達する訳であるが、図6及び図7にて説明したように境界面3の振動を制御することにより、屋内騒音を低減することもできる。
1…騒音源、 2…基盤面、 3…境界面、 4…間隙、 5…聴取者、 6…騒音検出手段、 7…振動発生手段、 8…信号処理手段、 9、14…駆動制御手段、 10…漏洩騒音検出手段、 11…二次振動検出手段、 101、201、301…入力アンプ、 102、202、302…A/D変換器、 103、203、303…LMSアルゴリズム、 104、204、304…FIRフィルタ、 105、205、305…D/A変換器、 106、206、306…出力アンプ、 107、207、307…FIRフィルタ、 108、208、209、308…減算手段。

Claims (7)

  1. 騒音源振動に起因する騒音が伝播する第一空間と、前記第一空間と境界面により分かたれた第二空間により構成され、前記境界面が前記騒音に起因する二次的振動を生じて第一空間から第二空間へと騒音を伝播させると共に、前記境界面の間隙を通じて騒音が漏れ伝わる空間において、
    前記境界面の二次的振動を検出する二次振動検出手段と、
    前記境界面の間隙から漏れ伝わる漏洩騒音を検出する漏洩騒音検出手段と、
    前記境界面の二次的振動と逆位相となる振動及び前記漏洩騒音と逆位相となる振動とを合わせて発生する振動発生手段と、
    前記二次振動検出手段から出力される振動検出信号に対して逆位相となる信号を生成する第1信号処理手段と、
    前記漏洩騒音検出手段から出力される検出信号に対して逆位相となる信号を生成する第2信号処理手段と、
    前記振動発生手段を駆動する駆動制御手段を備え、
    前記第2信号処理手段は、前記漏洩騒音検出手段の出力値が抑制されるように制御するための制御信号を生成し、
    前記第1信号処理手段は、前記二次振動検出手段の出力値から前記漏洩騒音を打消す為の振動成分を除いた値が抑制されるように制御するための制御信号を生成し、
    前記駆動制御手段は、前記第1信号処理手段で生成される前記制御信号及び前記第2信号処理手段で生成され前記制御信号を合成した結果に基づいて前記振動発生手段を駆動する
    ことを特徴とする能動型振動騒音制御装置。
  2. 前記境界面が騒音源振動の固体伝播による二次的振動を含めて第一空間から第二空間へと騒音を伝播させる構成に対して、前記漏洩騒音検出手段の出力値が抑制されるように前記第2信号処理手段が制御を行うことを特徴とする請求項に記載の能動型振動騒音制御装置。
  3. 前記第1信号処理手段が、
    第1適応信号処理手段と、
    前記第1適応信号処理手段の出力を入力とする第1演算手段と、
    第1減算手段とを備え、
    前記第2信号処理手段が、
    第2適応信号処理手段と、
    前記第2適応信号処理手段の出力を入力とする第2演算手段と、
    前記漏洩騒音検出手段で検出された騒音を表す信号と前記第2演算手段の出力との差分を求める第2減算手段とを備え、
    第1減算手段は、前記二次振動検出手段で検出された漏洩騒音を表す信号から、前記第2適応信号処理手段の出力を引いた信号と前記第1演算手段の出力との差分を求め、
    前記第1適応信号処理手段は、前記二次振動検出手段の出力値から前記漏洩騒音を打消す為の振動成分を除いた値がゼロに近づくように、その伝達関数を自己適応させるものであり、
    前記第2適応信号処理手段は、前記漏洩騒音検出手段で検出された騒音を表す信号がゼロに近づくように、その伝達関数を自己適応させるものであり、
    前記第1演算手段は、前記第1適応信号処理手段の出力側から、前記駆動制御手段、前記振動発生手段、及び前記漏洩騒音検出手段を含み、前記第1適応信号処理手段の入力側までの経路の伝達関数に近似した伝達関数を有し、
    前記第2演算手段は、前記第2適応信号処理手段の出力側から、前記駆動制御手段、前記振動発生手段、及び前記漏洩騒音検出手段を含み、前記第2適応信号処理手段の入力側までの経路の伝達関数に近似した伝達関数を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の能動型振動騒音制御装置。
  4. 前記漏洩騒音検出手段として狭指向性マイクロフォンを使用する構成としたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の能動型振動騒音制御装置。
  5. 前記二次振動検出手段として加速度センサを境界面に密着させて使用する構成としたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の能動型振動騒音制御装置。
  6. 前記二次振動検出手段としてマイクロフォンを境界面に密着させて使用する構成としたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の能動型振動騒音制御装置。
  7. 前記振動発生手段としてアクチュエータを境界面に密着させて使用する構成としたことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の能動型振動騒音制御装置。
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