JP5641711B2 - 画像形成装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、本明細書では、PDLインタプリタがPDLデータを得てPDLデータを解析する処理をPDL解析処理、もしくはPDL処理と呼ぶ。また、本明細書では、中間データ生成部が上記PDLデータの解析に基づき中間データを生成し、レンダラーがこの中間データからラスタイメージデータを得る処理をレンダリング処理と呼ぶ。
図1は本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置12と画像形成装置12に接続された情報処理装置11の構成を示すブロック図である。情報処理装置11は、PCやパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどが該当する。情報処理装置11は同装置上でPDLデータ100を生成することが出来る。さらに情報処理装置11はネットワークやUSBに代表されるインタフェースを経由してPDLデータ100を含むデータを情報処理装置11の外部の装置に転送することが出来る。画像形成装置12は、プリンタや複合機などと呼ばれる画像形成装置12であり、PDLデータ100に代表されるデータをもとに、紙に代表されるような媒体に可視像を形成することが出来る。
次に画像形成の中でも、上述した画像形成処理装置12−3内で行われる図3のs12で示した処理についてより詳細に説明する。図4は画像形成装置12が有する画像形成処理装置12−3の構成の例を図示している。画像形成処理装置12−3は、CPUに代表される汎用プロセッサであるレンダラー装置12−3−1を備える。レンダラー装置12−3−1は中間データを得て、ラスタイメージデータを生成する。処理装置12−3−2及び12−3−3は、PDL解析処理や、中間データの生成処理を行う。処理部としての機能を有し、CPUなどがこれに該当する。なお、本実施形態では、画像形成処理装置12−3は処理装置12−3−2、12−3−3を二つ有するが、これに限定するわけではなく、二つ以上の複数個であれば本発明を実施することができる。また、本実施形態では画像形成処理装置12−3はレンダラー装置12−3−1を一つのみ有するが、これに限定するわけではなく、1つ以上であれば本発明を実施できる。また、本実施形態ではレンダラー装置12−3−1が中間データを得てラスタイメージデータを生成するが、処理装置(12−3−2、または12−3−3)がどのように分担等をして処理を行っても、本発明を実施できる。また、レンダラー装置12−3−1は、中間データを得てラスターデータを生成するASICやDSP、DRPなどCPU以外の情報処理装置を用いても本発明を実施できる。
[PDLデータ解析処理における高速化処理]
次に、図5にて示した上記PDLデータの解析の処理(s120)について、図6を用いながら説明する。まず、PDLインタプリタは入力可能なPDLデータ100の少なくとも一部があるか否かを判定する(s120−1)。もしPDLデータ100がなければ、PDL処理を終了する。次にPDLインタプリタは、もしPDLデータ100の少なくとも一部があれば、PDLデータを入力する(s120−2)。次にPDLインタプリタは、入力したPDLデータは、PDLインタプリタが高速化処理可能な処理か否かを判定する(s120−3)。これにより高速化処理判定を実施する。本実施形態において、高速化処理が可能な処理は以下のものがある。
・圧縮データにかかる処理
・シェーディング描画命令処理
・タイル描画命令処理
・パス描画命令処理
・色変換処理
・フォント描画命令処理
・ビットマップ描画命令処理
・エッジ描画命令処理
しかし、これらの処理に限定するわけではなく、本発明が適用可能な処理は、その他PDLインタプリタが実行する処理などにも適用可能である。なお、本実施形態において、便宜上、各種処理に対し、高速化処理を施し、中間データを生成するためのコストを高速化処理コストと称し、高速化処理を施さず、中間データを生成するコストを中間データ生成コストと称する。また、本実施形態では、高速化処理を施した場合と施さない場合とのコストを比較し、その差異により、適用を判定する。この処理コスト判定手段について、以下詳細に説明する。
次に、PDLインタプリタ13−1が、s120−6において、上記中間データ生成コストと比較するための、高速化処理コストを求める手法を述べる。PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の高速化処理コストを求める手法(s120−4)の実施形態を説明する。すなわち、高速化処理コスト決定手段の機能を実現する。
・圧縮データにかかる処理
・シェーディング描画命令処理
・タイル描画命令処理
・パス描画命令処理
・色変換処理
・フォント描画命令処理
・ビットマップ描画命令処理
・エッジ描画命令処理
本実施形態では、上記それぞれの処理に対して、以下の手法(算出式)にて計算することで高速化処理コストを計算する。
圧縮データの高速化処理にかかるコストをCcmp、圧縮データのサイズをcmp_size、圧縮データの圧縮方式cmp_typeに対応したコストの重み付けパラメータ(負荷パラメータ)をweight[cmp_type]、圧縮データ処理の高速化処理にかかる初期コストをcmp_initとすると、以下の式から圧縮データの高速化処理コストを求めることができる。
シェーディング描画命令の高速化処理にかかるコストをCshading、シェーディングのサイズをshiding_size、シェーディングタイプshading_typeに対応したコストの重みづけパラメータをweight[shading_type]、シェーディング描画命令高速化処理にかかる初期コストをshading_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式から圧縮データの高速化処理コストを求めることができる。
タイル描画命令の高速化処理にかかるコストをCtile、タイル描画命令の処理コストの重み付けパラメータをtile_weight、タイル描画命令で描画する領域のサイズをtile_area_size、タイル描画命令中のセルのサイズをtile_cell_size、タイル描画命令高速化処理にかかる初期コストをtile_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式からタイル描画命令の高速化処理コストを求めることができる。
パス描画命令の高速化処理にかかるコストをCpath、パス描画命令の処理コストの重み付けパラメータをpath_weight、パス描画命令で描画するパス点列数をpath_size、パス描画命令高速化処理にかかる初期コストをpath_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式からパス描画命令の高速化処理コストを求めることができる。
色変換処理の高速化にかかるコストをCcms、色変換処理の処理コストの重み付けパラメータをcms_weight、必要な色変換数をcms_size、必要な色変換処理の種類をcms_type、必要な色変換処理の種類cms_typeに対応した処理の重みづけパラメータの配列をcms_weight[cms_type]、色変換処理高速化処理にかかる初期コストをcms_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式から色変換処理の高速化にかかるコストを求めることができる。
フォント描画命令処理の高速化にかかるコストをCfont、フォント描画命令の処理コストの重み付けパラメータをfont_weight、フォント描画命令中にあるフォントサイズの種類数をfont_max、このフォントサイズ種類数に対応した描画が必要なフォントの文字サイズの配列をfont_size[i]、フォントサイズの種類数に対応したフォントの文字数の配列をfont_num[i]、フォント描画命令高速化処理にかかる初期コストをfont_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式からフォント描画命令処理にかかるコストを求めることができる。
font_max=3
また同図の場合は、フォントサイズの種類数に対応した描画が必要なフォントの文字サイズの配列font_sizeは以下の三つの数値を持つ。
font_size[0]=20
font_size[1]=30
font_size[2]=19
また同図の場合は、フォントサイズの種類数に対応したフォントの文字数の配列font_numは以下の三つの数値を持つ。
font_num[0]=5
font_num[1]=4
font_num[2]=4
以上の値に基づいて、高速化処理コストを求めることが可能である。
ビットマップ描画命令処理の高速化にかかるコストをCbitmap、ビットマップ描画命令の処理コストの重み付けパラメータをbitmap_weight、ビットマップ描画命令中にあるビットマップのサイズをbitmap_size、ビットマップ描画命令中のビットマップの色数(色チャネル数)をbitmap_channel、ビットマップ描画命令加速処理にかかる初期コストをbitmap_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式からビットマップ描画命令処理にかかるコストを求めることができる。
エッジ描画命令処理の高速化にかかるコストをCedge、エッジ描画命令処理が描画すべき領域サイズをedge_size、エッジ描画命令処理中の色数をedge_channel、エッジ描画命令処理中の色数(色チャネル数)edge_channelと処理コストの重み付けパラメータを対応付ける配列をedge_weight[edge_channel]、エッジ描画命令加速処理にかかる初期コストをedge_initとすると、PDLインタプリタ13−1は以下の式からエッジ描画命令処理にかかるコストを求めることができる。
PDLインタプリタ13−1は、s120−6にて上記高速化処理コストとの比較対照である中間データ生成コストを求める。本実施形態における、PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の中間データ生成処理コストを求める手法(s120−5)を説明する。すなわち、これにより中間データ生成コスト決定手段を実現する。
次に、高速化処理コストと中間データ生成コストとの比較処理(s120−6)について、例を用いて説明する。図11はタイル描画命令とビットマップ描画命令とを有するPDLデータ100によって描画されるべき画像を例示している。すなわち、PDLデータ中のビットマップ描画命令に基づき、PDLインタプリタ13−1とPDL最適化モジュール13−6と中間データ生成部13−2とレンダラー13−4とによって描画される(ビットマップ300−3が描画される)。次に、PDLデータ中のセル300−1を領域300−2にしきつめるタイル描画命令に基づきPDLインタプリタ13−1とPDL最適化モジュール13−6と中間データ生成部13−2とレンダラー13−4とによって描画される(セル300−1が領域300−2に描画される)。次に、PDLデータ中のパス描画命令に基づきPDLインタプリタ13−1とPDL最適化モジュール13−6と中間データ生成部13−2とレンダラー13−4とによって描画される(パス300−4が描画される)。この結果、図11に示される描画結果は得られる。
次に、PDLインタプリタ13−1が、生成する新しい処理単位による高速化処理について以下に説明する(図6におけるs120−10)。なお、本実施形態における高速化処理の対象となる処理は先に述べた高速化処理コストを求めたものと同様である。これにより高速化処理実行手段を実現する。なお、高速化処理の内容は、負荷分散や、処理対象データの削減などPDLデータに含まれる処理ごとに異なるため、個別に説明する。
本実施形態における圧縮データにかかる処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、上記新しい処理単位において、圧縮データの伸張ないし、その一部の処理を行う。これによって、PDLインタプリタ13−1で行われる圧縮データにかかる処理の負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるシェーディング描画命令処理に対する高速化処理は以下の通りである。即ち、レンダラー装置12−3−1で行われるべきシェーディング処理を、処理装置(12−3−2、または12−3−3)上で行う。これによって、シェーディング描画命令処理の中間データ生成処理を分担し、その負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるタイル描画命令処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、レンダラー装置12−3−1で行われるべきタイル描画命令に係るセル内部のラスターデータ生成処理を処理装置(12−3−2、または12−3−3)上で行う。これによってタイル描画命令処理の中間データ生成処理を分担し、その負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるパス描画命令処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、パス点列中の描画に不要な重複する点を削除する。また、パス点列中の三点が直線状に並んでいる場合には、描画に不要な中間点を削除する。これによってパス描画命令処理の中間データ生成処理の負荷を低減せしめる。
本実施形態における色変換処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、PDLインタプリタ13−1は、中間データ生成部13−2で行われるべき色変換処理を行う。これによって色変換処理に係る中間データ生成処理の負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるフォント描画命令処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、連続する文字列からなる描画命令をひとつのエッジ描画命令にまとめる。これによってフォント描画命令処理に係る中間データ生成処理の負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるビットマップ描画命令処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。即ち、画像形成に必要な解像度以上の情報を持つビットマップ描画命令処理の解像度変換をする。ここでの解像度変換とは、本実施形態ではバイキュービック法による画像解像度変換によって行われる。もちろん、上記解像度変換は最近傍法によって実装されても、本実施形態を実施できる。また、これに限定されず、解像度変換は線形補完法やその他の方法によって実装されても、本実施形態を実施できる。これによってビットマップ描画命令処理に係る中間データ生成処理の負荷を低減せしめる。
本実施形態におけるエッジ描画命令処理に対する高速化処理は、例えば以下の通りである。エッジ描画命令から両端の点のみを扱い、それ以外の点の処理を省略する。これによってエッジ描画命令処理に係る中間データ生成処理の負荷を低減せしめる。
以上、本発明によって以下のような効果がある。すなわち、一般に計算機は、既に多くの処理が行われメモリなどのリソースを多く消費している場合には、処理速度が著しく低下するか、処理を継続することが困難となる。よって、本発明では、PDLデータに定義された各種処理の独特な処理特性に注目し、予め異なる処理単位で高速化処理を行い、中間データ生成にかかる処理の負荷を低減する。これによって、より高速な画像形成処理を可能とする。具体的には本実施形態では、PDLインタプリタ13−1は適用する処理に必要なコストを比較する(s120−6)。すなわち、高速化処理を行わずに中間データを生成する場合のコストと、高速化処理を行って中間データを生成した場合のコストとを比較する。すなわち、PDLインタプリタ13−1、及び、中間データ生成部13−2が現状のままPDLデータに対し中間データ生成処理を続けた場合に、画像形成処理装置の制限によって処理速度が低下せしめるかどうかを判定する。
第一の実施形態において、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求めたが、第二の実施形態として、異なる中間データ生成コストを求める手法を説明する。
PDLインタプリタ13−1は、s120−6にて上記高速化処理コストと比較対照となる中間データ生成コストを求める。本実施形態において説明する手法は、PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求める手法において第一の実施形態とは異なる手段である。
第一の実施形態において、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求めたが、第三の実施形態として、異なる中間データ生成コストを求める手法を説明する。
PDLインタプリタ13−1は、s120−6にて、上記高速化処理コストと比較対照となる中間データ生成コストを求める。本実施形態において説明する手法は、PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求める手法において第一の実施形態とは異なる手段である。
第一の実施形態において、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求めたが、第四の実施形態として、異なる中間データ生成コストを求める手法を説明する。
PDLインタプリタ13−1は、s120−6にて、上記高速化処理コストと比較対照となる中間データ生成コストを求める。本実施形態において説明する手法は、PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求める手法において第一の実施形態とは異なる手段である。
第一の実施形態において、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求めたが、第五の実施形態として、異なる中間データ生成コストを求める手法を説明する。
PDLインタプリタ13−1は、s120−6にて、上記高速化処理コストと比較対照となる中間データ生成コストを求める。本実施形態において説明する手法は、PDLインタプリタ13−1が、注目PDLデータ群の中間データ生成コストを求める手法において第一の実施形態とは異なる手段である。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムをコンピュータ(またはCPUやMPU)が読出し実行することによっても、達成される。この場合、プログラムは図示したフローの手順を実現するためのものを含むこととなる。
Claims (13)
- PDLで記述された複数の描画命令を含む、PDLデータを受信する受信手段と、
前記PDLデータに含まれる前記複数の描画命令に対して決定処理を描画命令ごとに行い、当該決定処理の結果に基づいて描画命令ごとの中間データを生成する生成手段と、
前記生成された中間データに基づいた描画を行うことでラスターイメージデータを生成する描画手段と
を有し、
前記決定処理は、当該決定処理の対象の描画命令に対応するパラメータと、当該描画命令の種類によって決定される閾値とを比較することで、当該描画命令とは別の描画命令が生成されることになる所定の処理が、当該描画命令に適用されるか否かを決定する処理であることを特徴とする画像処理装置。 - PDLで記述された複数の描画命令を含む、PDLデータを受信する受信手段と、
前記PDLデータに含まれる前記複数の描画命令に対して決定処理を描画命令ごとに行い、当該決定処理の結果に基づいて描画命令ごとの中間データを生成する生成手段と、
前記生成された中間データに基づいた描画を行うことでラスターイメージデータを生成する描画手段と
を有し、
前記決定処理は、当該決定処理の対象の描画命令に含まれるパラメータによって決定される値と、当該描画命令の種類によって決定される閾値とを比較することで、当該描画命令の種類に応じた所定の処理が当該描画命令に適用されるか否かを決定する処理であることを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成手段は、
前記決定処理の結果が前記所定の処理が適用される旨を示す場合に、当該決定処理の対象の描画命令に前記所定の処理を適用することで別の描画命令を生成して、当該生成された描画命令から中間データを生成し、
前記決定処理の結果が前記所定の処理が適用されない旨を示す場合に、当該決定処理の対象の描画命令に前記所定の処理を適用せずに、当該描画命令から中間データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記パラメータは、描画命令によって描画される領域の面積を表すパラメータであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記描画命令の種類によって決定される閾値は、前記描画命令の種類によって異なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記描画命令の種類によって決定される閾値は、前記描画命令の種類によって異なる値を記憶するテーブルを用いて決定されることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記描画命令は、シェーディング描画命令、タイル描画命令、パス描画命令を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記シェーディング描画命令に対応する前記所定の処理は、前記シェーディング描画命令によって描画されるシェーディングのラスターイメージデータを描画する処理であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記タイル描画命令に対応する前記所定の処理は、前記タイル描画命令によって描画されるタイルのライスターイメージデータを描画する処理である請求項7または8に記載の画像処理装置。
- 前記パス描画命令に対応する前記所定の処理は、前記パス描画命令に含まれる複数のパス点列中の点を削除する処理である請求項7乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
- PDLで記述された複数の描画命令を含む、PDLデータを受信する受信工程と、
前記PDLデータに含まれる前記複数の描画命令に対して決定処理を描画命令ごとに行い、当該決定処理の結果に基づいて描画命令ごとの中間データを生成する生成工程と、
前記生成された中間データに基づいた描画を行うことでラスターイメージデータを生成する描画工程と
を有し、
前記決定処理は、当該決定処理の対象の描画命令に対応するパラメータと、当該描画命令の種類によって決定される閾値とを比較することで、当該描画命令とは別の描画命令が生成されることになる所定の処理が、当該描画命令に適用されるか否かを決定する処理であることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - PDLで記述された複数の描画命令を含む、PDLデータを受信する受信工程と、
前記PDLデータに含まれる前記複数の描画命令に対して決定処理を描画命令ごとに行い、当該決定処理の結果に基づいて描画命令ごとの中間データを生成する生成工程と、
前記生成された中間データに基づいた描画を行うことでラスターイメージデータを生成する描画工程と
を有し、
前記決定処理は、当該決定処理の対象の描画命令に含まれるパラメータによって決定される値と、当該描画命令の種類によって決定される閾値とを比較することで、当該描画命令の種類に応じた所定の処理が当該描画命令に適用されるか否かを決定する処理であることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項1乃至10の何れか1項に記載の各手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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