JP2003051019A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体Info
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- JP2003051019A JP2003051019A JP2001241258A JP2001241258A JP2003051019A JP 2003051019 A JP2003051019 A JP 2003051019A JP 2001241258 A JP2001241258 A JP 2001241258A JP 2001241258 A JP2001241258 A JP 2001241258A JP 2003051019 A JP2003051019 A JP 2003051019A
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- processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷のかからない処理によってマルチプロセ
ッサに割り当てるべき負荷を均一にして、スループット
を向上させた並列処理型の高速な画像処理装置、画像処
理方法、プログラム、記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 複数のプロセッサを用いて、並列的に印
刷制御言語をラスタライズする画像処理装置であって、
描画対象領域をバンド領域に分割し、プロセッサを監視
して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記バン
ド領域のラスタライズ処理を割り当てる。
ッサに割り当てるべき負荷を均一にして、スループット
を向上させた並列処理型の高速な画像処理装置、画像処
理方法、プログラム、記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 複数のプロセッサを用いて、並列的に印
刷制御言語をラスタライズする画像処理装置であって、
描画対象領域をバンド領域に分割し、プロセッサを監視
して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記バン
ド領域のラスタライズ処理を割り当てる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、画
像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体に関し、
特に印刷制御言語に対して複数の画像処理を並列的に実
行させる画像処理装置に関する。
像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体に関し、
特に印刷制御言語に対して複数の画像処理を並列的に実
行させる画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、プリンタ等の画像処理装置におい
て、益々印刷の高速化が望まれており、高速画像処理を
実現するため、複数のプロセッサを用いて並列処理を行
う、マルチプロセッサシステムが提案されている。
て、益々印刷の高速化が望まれており、高速画像処理を
実現するため、複数のプロセッサを用いて並列処理を行
う、マルチプロセッサシステムが提案されている。
【０００３】例えば、ページ記述言語（PDL）によって
表現された文書、画像を高速に印刷するためには、PDL
による記述を高速に解釈実行するシステムが必要となる
が、シングルプロセッサによる処理速度の限界を越えた
システムを構築するためには、マルチプロセッサ上での
並列処理を行うシステムを実現しなければならない。こ
こで、このPDLによるデータをマルチプロセッサシステ
ム上で効率的に解釈実行するためには、並列実効可能な
処理の単位データを個々のプロセッサに適切に配分する
ことが必要となる。このような分野の従来技術として
は、「描画処理装置(特開２０００-１３２３４９)」や
「描画処理装置(特開２０００-１３２３５０)」、「描
画処理装置(特開２０００-２６８１８６)」などがあ
る。
表現された文書、画像を高速に印刷するためには、PDL
による記述を高速に解釈実行するシステムが必要となる
が、シングルプロセッサによる処理速度の限界を越えた
システムを構築するためには、マルチプロセッサ上での
並列処理を行うシステムを実現しなければならない。こ
こで、このPDLによるデータをマルチプロセッサシステ
ム上で効率的に解釈実行するためには、並列実効可能な
処理の単位データを個々のプロセッサに適切に配分する
ことが必要となる。このような分野の従来技術として
は、「描画処理装置(特開２０００-１３２３４９)」や
「描画処理装置(特開２０００-１３２３５０)」、「描
画処理装置(特開２０００-２６８１８６)」などがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、描画領
域各部の処理量は描画内容によって変わるので、バンド
の処理量を等分して個々のプロセッサに割り当てるのは
困難であり、このためスループットが低下しがちであっ
た。また、バンドの処理量を等分することができたとし
ても、その処理自体に負荷がかかれば、スループットは
低下してしまう。
域各部の処理量は描画内容によって変わるので、バンド
の処理量を等分して個々のプロセッサに割り当てるのは
困難であり、このためスループットが低下しがちであっ
た。また、バンドの処理量を等分することができたとし
ても、その処理自体に負荷がかかれば、スループットは
低下してしまう。
【０００５】本発明は、負荷のかからない処理によって
マルチプロセッサに割り当てるべき負荷を均一にして、
スループットを向上させた並列処理型の高速な画像処理
装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体
を提供することを目的としている。
マルチプロセッサに割り当てるべき負荷を均一にして、
スループットを向上させた並列処理型の高速な画像処理
装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体
を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装置は、複数のプロセッサを用いて、
並列的に印刷制御言語をラスタライズする画像処理装置
であって、描画対象領域をバンド領域に分割する分割手
段と、プロセッサを監視して、発見した処理待ちプロセ
ッサに未処理の前記バンド領域のラスタライズ処理を割
り当てる割当手段とを有することを特徴とする。
め、本発明に係る装置は、複数のプロセッサを用いて、
並列的に印刷制御言語をラスタライズする画像処理装置
であって、描画対象領域をバンド領域に分割する分割手
段と、プロセッサを監視して、発見した処理待ちプロセ
ッサに未処理の前記バンド領域のラスタライズ処理を割
り当てる割当手段とを有することを特徴とする。
【０００７】前記分割手段において、少なくとも１つの
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする。
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする。
【０００８】前記印刷制御言語は、ディスプレイリスト
データであることを特徴とする。
データであることを特徴とする。
【０００９】上記目的を達成するため、本発明に係る方
法は、複数のプロセッサを用いて、並列的に印刷制御言
語をラスタライズする画像処理方法であって、描画対象
領域をバンド領域に分割する分割工程と、プロセッサを
監視して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記
バンド領域のラスタライズ処理を割り当てる割当工程と
を有することを特徴とする。
法は、複数のプロセッサを用いて、並列的に印刷制御言
語をラスタライズする画像処理方法であって、描画対象
領域をバンド領域に分割する分割工程と、プロセッサを
監視して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記
バンド領域のラスタライズ処理を割り当てる割当工程と
を有することを特徴とする。
【００１０】前記分割工程において、少なくとも１つの
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする。
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする。
【００１１】前記印刷制御言語は、ディスプレイリスト
データであることを特徴とする。
データであることを特徴とする。
【００１２】本発明に係るプログラムは、複数のプロセ
ッサを用いて、並列的に印刷制御言語をラスタライズす
る画像処理プログラムであって、ＣＰＵに、描画対象領
域をバンド領域に分割する分割工程と、プロセッサを監
視して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記バ
ンド領域のラスタライズ処理を割り当てる割当工程とを
実行させることを特徴とする。
ッサを用いて、並列的に印刷制御言語をラスタライズす
る画像処理プログラムであって、ＣＰＵに、描画対象領
域をバンド領域に分割する分割工程と、プロセッサを監
視して、発見した処理待ちプロセッサに未処理の前記バ
ンド領域のラスタライズ処理を割り当てる割当工程とを
実行させることを特徴とする。
【００１３】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、前記プログラムを格納したことを特徴とす
る。
憶媒体は、前記プログラムを格納したことを特徴とす
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【００１５】（第１の実施の形態）以下、添付図面に従
って、本発明の実施の形態について説明する。
って、本発明の実施の形態について説明する。
【００１６】図１は本発明の画像処理装置の機能構成を
表す図面であり、同図において１０１はユーザ指示（ユ
ーザがアプリケーションで作成したデータをプリンタへ
出力するためにＯＳへ出す印刷要求）や外部からの入力
された図形や文字の描画命令を解釈する命令解釈部、１
０２は命令解釈部１０１からの描画命令によって図形や
文字をベクタデータに変換するベクタデータ生成部、１
０３は、描画命令が文字を対象とする場合、ベクタデー
タ生成部１０２からのベクタデータ取得要求によって、
文字のアウトラインを表現するベクタデータを１０２に
提供するフォント管理部、１０４はベクタデータ生成部
１０２からのベクタデータをディスプレイリスト形式
（一連の描画手続きを一旦先に、OpenGLに対し、渡して
おいて、その手続きの呼び出しで、描画させる形式）の
表現に変換するディスプレイリスト生成部、１０５はデ
ィスプレイリスト生成部１０４からのディスプレイリス
トデータをラスタライズし、メモリ部１０６上に描画す
るディスプレイリスト描画部、１０６はディスプレイリ
スト描画部１０５からの線分を描画したデータを記録す
るためのメモリ部、１０７はメモリ部１０６からの描画
されたメモリデータを印刷または表示するための出力デ
バイスである。
表す図面であり、同図において１０１はユーザ指示（ユ
ーザがアプリケーションで作成したデータをプリンタへ
出力するためにＯＳへ出す印刷要求）や外部からの入力
された図形や文字の描画命令を解釈する命令解釈部、１
０２は命令解釈部１０１からの描画命令によって図形や
文字をベクタデータに変換するベクタデータ生成部、１
０３は、描画命令が文字を対象とする場合、ベクタデー
タ生成部１０２からのベクタデータ取得要求によって、
文字のアウトラインを表現するベクタデータを１０２に
提供するフォント管理部、１０４はベクタデータ生成部
１０２からのベクタデータをディスプレイリスト形式
（一連の描画手続きを一旦先に、OpenGLに対し、渡して
おいて、その手続きの呼び出しで、描画させる形式）の
表現に変換するディスプレイリスト生成部、１０５はデ
ィスプレイリスト生成部１０４からのディスプレイリス
トデータをラスタライズし、メモリ部１０６上に描画す
るディスプレイリスト描画部、１０６はディスプレイリ
スト描画部１０５からの線分を描画したデータを記録す
るためのメモリ部、１０７はメモリ部１０６からの描画
されたメモリデータを印刷または表示するための出力デ
バイスである。
【００１７】図１において、まずユーザ指示や外部から
の入力により図形や文字の描画命令が入力されると、命
令解釈部１０１により解釈され、ベクタデータ生成部１
０２に入力される。ベクタデータ生成部１０２は、文字
の場合にはフォント管理部１０３に要求して文字のアウ
トラインを表現するベクタデータを取得する。変換され
た文字や図形はディスプレイリスト生成部１０４に入力
される。ディスプレイリスト生成部１０４では、ベジ
ェ、スプラインなどで表現された曲線部分を微小直線で
近似し、多角形のベクタデータ（ショートベクタ）に変
換する。このようにして生成されたディスプレイリスト
データは、ディスプレイリスト描画部１０５に入力され
る。ディスプレイリスト描画部１０５では、入力された
ディスプレイリストの各辺と出力デバイスの各スキャン
ラインとの交点座標を計算し、スキャンライン毎にX座
標値でソートして塗りつぶしの始点と終点の対応を求
め、その区間に対応した、スキャンラインに平行な線分
（ラスタデータ）をメモリ部１０６上に描画する。この
ようにして描画されたメモリデータをプリンタやディス
プレイ装置などの出力デバイス１０７に転送すること
で、印刷や表示が行われる。
の入力により図形や文字の描画命令が入力されると、命
令解釈部１０１により解釈され、ベクタデータ生成部１
０２に入力される。ベクタデータ生成部１０２は、文字
の場合にはフォント管理部１０３に要求して文字のアウ
トラインを表現するベクタデータを取得する。変換され
た文字や図形はディスプレイリスト生成部１０４に入力
される。ディスプレイリスト生成部１０４では、ベジ
ェ、スプラインなどで表現された曲線部分を微小直線で
近似し、多角形のベクタデータ（ショートベクタ）に変
換する。このようにして生成されたディスプレイリスト
データは、ディスプレイリスト描画部１０５に入力され
る。ディスプレイリスト描画部１０５では、入力された
ディスプレイリストの各辺と出力デバイスの各スキャン
ラインとの交点座標を計算し、スキャンライン毎にX座
標値でソートして塗りつぶしの始点と終点の対応を求
め、その区間に対応した、スキャンラインに平行な線分
（ラスタデータ）をメモリ部１０６上に描画する。この
ようにして描画されたメモリデータをプリンタやディス
プレイ装置などの出力デバイス１０７に転送すること
で、印刷や表示が行われる。
【００１８】図２は本画像処理装置のハードウェア構成
を示すブロック図のであり、同図において、図形処理部
２０１はPDLファイル等の命令を解釈し、図形データを
作成し、さらに図形データをショートベクタに変換して
いる。この図形処理部２０１は図１の命令解釈部１０１
およびベクタデータ生成部１０２に対応する。ディスプ
レイリスト生成部２０２は、ベクタデータからのディス
プレイリストを作成する。このディスプレイリスト生成
部２０２は、図１のディスプレイリスト生成部１０４に
対応する。ディスプレイリストバッファ２０３はディス
プレイリストを一時記憶する。レンダリングにより生成
されたラスタデータはラスタデータ記憶部２０８に記憶
される。レンダリング部２０５、ラスタデータ記憶部２
０８は図１のディスプレイリスト描画部１０５およびメ
モリ部１０６に対応する。
を示すブロック図のであり、同図において、図形処理部
２０１はPDLファイル等の命令を解釈し、図形データを
作成し、さらに図形データをショートベクタに変換して
いる。この図形処理部２０１は図１の命令解釈部１０１
およびベクタデータ生成部１０２に対応する。ディスプ
レイリスト生成部２０２は、ベクタデータからのディス
プレイリストを作成する。このディスプレイリスト生成
部２０２は、図１のディスプレイリスト生成部１０４に
対応する。ディスプレイリストバッファ２０３はディス
プレイリストを一時記憶する。レンダリングにより生成
されたラスタデータはラスタデータ記憶部２０８に記憶
される。レンダリング部２０５、ラスタデータ記憶部２
０８は図１のディスプレイリスト描画部１０５およびメ
モリ部１０６に対応する。
【００１９】バンド割り当て部２０４は、ディスプレイ
リストバッファ２０３に記憶されるページをバンドに分
割した後、図３のようなフローチャートに従い、以下の
割当て処理を行う。即ち、ステップＳ３０１でレンダリ
ング部２０５のプロセッサ２０６が処理中か否かを監視
する。プロセッサ２０６が処理中でない場合には、ステ
ップＳ３０２に進み、プロセッサ２０６に未処理のバン
ドの中で最上部にあるバンドを割り当てる。ステップＳ
３０１でレンダリング部２０５のプロセッサ２０７が処
理中であると判断された場合には、ステップＳ３０７に
進み、プロセッサ２０７に未処理のバンドの中で最上部
にあるバンドを割り当てる。これらＳ３０１〜Ｓ３０４
の処理は未処理のバンドが無くなるまで繰返される。
リストバッファ２０３に記憶されるページをバンドに分
割した後、図３のようなフローチャートに従い、以下の
割当て処理を行う。即ち、ステップＳ３０１でレンダリ
ング部２０５のプロセッサ２０６が処理中か否かを監視
する。プロセッサ２０６が処理中でない場合には、ステ
ップＳ３０２に進み、プロセッサ２０６に未処理のバン
ドの中で最上部にあるバンドを割り当てる。ステップＳ
３０１でレンダリング部２０５のプロセッサ２０７が処
理中であると判断された場合には、ステップＳ３０７に
進み、プロセッサ２０７に未処理のバンドの中で最上部
にあるバンドを割り当てる。これらＳ３０１〜Ｓ３０４
の処理は未処理のバンドが無くなるまで繰返される。
【００２０】ステップＳ３０４でディスプレイリストバ
ッファ２０３に未処理のバンドがない場合は割当て処理
を終了する。Ｓ３０１とＳ３０２は並列処理として実行
可能である。レンダリングにより生成されたラスタデー
タはラスタデータ記憶部２０８に記憶される。レンダリ
ング部２０５、ラスタデータ記憶部２０８は図１のディ
スプレイリスト描画部１０５およびメモリ部１０６に対
応する。
ッファ２０３に未処理のバンドがない場合は割当て処理
を終了する。Ｓ３０１とＳ３０２は並列処理として実行
可能である。レンダリングにより生成されたラスタデー
タはラスタデータ記憶部２０８に記憶される。レンダリ
ング部２０５、ラスタデータ記憶部２０８は図１のディ
スプレイリスト描画部１０５およびメモリ部１０６に対
応する。
【００２１】この図３のような処理を行うプログラム
は、不図示のＲＯＭに格納されており、不図示の画像処
理装置全体を制御するためのＣＰＵによって実行される
ことにより、一定の時間間隔で各プロセッサが実行状態
であるか否かを調べ、実行状態でないプロセッサに未処
理バンドの最上部にあるバンドを割り当てることにな
る。この手法により図４のように各領域がプロセッサに
割当てられ、各プロセッサの負荷はほぼ同程度となる。
従って、一方のプロセッサが終了するまで他方のプロセ
ッサが待機する時間が極めて小さくなり、高いスループ
ットを実現できる。
は、不図示のＲＯＭに格納されており、不図示の画像処
理装置全体を制御するためのＣＰＵによって実行される
ことにより、一定の時間間隔で各プロセッサが実行状態
であるか否かを調べ、実行状態でないプロセッサに未処
理バンドの最上部にあるバンドを割り当てることにな
る。この手法により図４のように各領域がプロセッサに
割当てられ、各プロセッサの負荷はほぼ同程度となる。
従って、一方のプロセッサが終了するまで他方のプロセ
ッサが待機する時間が極めて小さくなり、高いスループ
ットを実現できる。
【００２２】なお、図５のように、レンダリング部３０
１がプロセッサ３０２、プロセッサ３０３、プロセッサ
３０４、プロセッサ３０５の４つのプロセッサを有して
も良い。この場合も、図３に示したものとほぼ同様のフ
ローチャートで割当て処理することによって、図６のよ
うに、各プロセッサに対して、平均的にバンド領域を割
当てることが可能となり、各プロセッサの負荷はほぼ同
程度となる。従って、プロセッサ数を増やした場合にお
いても、最後のプロセッサが終了するまで他のプロセッ
サが待機する時間が極めて小さくなり、高いスループッ
トを実現できる。
１がプロセッサ３０２、プロセッサ３０３、プロセッサ
３０４、プロセッサ３０５の４つのプロセッサを有して
も良い。この場合も、図３に示したものとほぼ同様のフ
ローチャートで割当て処理することによって、図６のよ
うに、各プロセッサに対して、平均的にバンド領域を割
当てることが可能となり、各プロセッサの負荷はほぼ同
程度となる。従って、プロセッサ数を増やした場合にお
いても、最後のプロセッサが終了するまで他のプロセッ
サが待機する時間が極めて小さくなり、高いスループッ
トを実現できる。
【００２３】
【発明の効果】本発明により、負荷のかからない処理に
よってマルチプロセッサに割り当てるべき負荷を均一に
して、スループットを向上させた並列処理型の高速な画
像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記
憶媒体を提供することができる。
よってマルチプロセッサに割り当てるべき負荷を均一に
して、スループットを向上させた並列処理型の高速な画
像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記
憶媒体を提供することができる。
【図１】本発明の一実施形態としての画像処理装置の機
能構成を示す図である。
能構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施形態としての画像処理装置のハ
ードウェア構成を示す図である。
ードウェア構成を示す図である。
【図３】本発明の一実施形態としての画像処理装置の割
当て処理手順を示すフローチャートである。
当て処理手順を示すフローチャートである。
【図４】本発明の一実施形態としての画像処理装置の割
当て処理の一例を説明する図である。
当て処理の一例を説明する図である。
【図５】本発明の他の実施形態としての画像処理装置の
レンダリング部を示す図である。
レンダリング部を示す図である。
【図６】本発明の他の実施形態としての画像処理装置の
割当て処理の一例を説明する図である。
割当て処理の一例を説明する図である。
１０１...命令解釈部
１０２...ベクタデータ生成部
１０３...フォント管理部
１０４...ディスプレイリスト生成部
１０５...ディスプレイリスト描画部
１０６...メモリ部
１０７...出力デバイス
２０１...図形処理部
２０２...ディスプレイリスト作成
２０３...ディスプレイリストバッファ
２０４...バンド割り当て部
２０５...レンダリング部
２０６...プロセッサ
２０７...プロセッサ
２０８...ラスタデータ記憶部
３０１...レンダリング部
３０２...プロセッサ
３０３...プロセッサ
３０４...プロセッサ
３０５...プロセッサ
Claims (8)
- 【請求項１】複数のプロセッサを用いて、並列的に印刷
制御言語をラスタライズする画像処理装置であって、 描画対象領域をバンド領域に分割する分割手段と、 プロセッサを監視して、発見した処理待ちプロセッサに
未処理の前記バンド領域のラスタライズ処理を割り当て
る割当手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】前記分割手段において、少なくとも１つの
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする請求項１に記載の画像処理装置。 - 【請求項３】前記印刷制御言語は、ディスプレイリスト
データであることを特徴とする請求項１に記載の画像処
理装置。 - 【請求項４】複数のプロセッサを用いて、並列的に印刷
制御言語をラスタライズする画像処理方法であって、 描画対象領域をバンド領域に分割する分割工程と、 プロセッサを監視して、発見した処理待ちプロセッサに
未処理の前記バンド領域のラスタライズ処理を割り当て
る割当工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項５】前記分割工程において、少なくとも１つの
スキャンラインを１つの前記バンド領域とすることを特
徴とする請求項４に記載の画像処理方法。 - 【請求項６】前記印刷制御言語は、ディスプレイリスト
データであることを特徴とする請求項４に記載の画像処
理方法。 - 【請求項７】複数のプロセッサを用いて、並列的に印刷
制御言語をラスタライズする画像処理プログラムであっ
て、 ＣＰＵに、 描画対象領域をバンド領域に分割する分割工程と、 プロセッサを監視して、発見した処理待ちプロセッサに
未処理の前記バンド領域のラスタライズ処理を割り当て
る割当工程とを実行させることを特徴とする画像処理プ
ログラム。 - 【請求項８】前記請求項７に記載のプログラムを格納し
た記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001241258A JP2003051019A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001241258A JP2003051019A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003051019A true JP2003051019A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19071741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001241258A Withdrawn JP2003051019A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003051019A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196468A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び制御プログラム |
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