JP5641045B2 - 樹脂フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)を満たすことを特徴とするものである。尚、隣接するとは生産(ドープを流す)順番が隣接するということを言い、例えばドープAからドープBに切り換える場合、ドープAとドープBが隣接することを指す。
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)
を満たすことを特徴とするものである。
前記ドープ製造装置21は、図1に示すように、ドープ仕込み釜1、排出用バルブ6、及びドープ送液ポンプ2等を備える。前記ドープ仕込み釜1は、樹脂等の樹脂フィルムの原料と溶媒とを含むドープ原料を混合して、ドープを調製するための容器である。なお、樹脂や溶媒等のドープ原料については、後述する。また、前記ドープ仕込み釜1は、前記排出用バルブ6を介して、ドープを流通させて、他の装置、例えば、前記ドープろ過装置22等に送液させるための配管7が接続されている。なお、前記配管7は、例えば、前記ドープろ過装置22等を経由して、前記製膜装置23の流延ダイ13まで接続されている。そして、その配管7には、前記排出用バルブ6の直下等に、配管7内をドープが効率的に流通できるようにするためのドープ送液ポンプ2が備えられている。前記ドープ送液ポンプ2は、前記排出用バルブ6の直下だけではなく、配管7内のドープの流通を円滑にするために、適宜配置されていてもよい。
前記ドープろ過装置22は、図1に示すように、ドープ静置釜3、ろ過器4,5、及びドープ送液ポンプ2等を備える。前記ドープ製造装置21で製造されたドープに、未溶解物や析出物等がほとんど発生しない場合等は、前記ドープろ過装置22を設置しなくてもよいが、得られる樹脂フィルムにおける異物発生を低減させるために、前記ドープろ過装置22を設置するのが好ましい。
前記製膜装置23は、図1に示すように、無端ベルト支持体12、流延ダイ13、剥離ローラ14、延伸装置15、乾燥装置17及び巻取装置18等を備える。前記流延ダイ13は、ドープ19を無端ベルト支持体12の表面上に流延する。前記無端ベルト支持体12は、前記流延ダイ13から流延されたドープ19からなるウェブを形成し、搬送させながら乾燥させることによってフィルムとする。前記剥離ローラ14は、フィルムを無端ベルト支持体12から剥離する。前記延伸装置15は、剥離されたフィルムを延伸する。前記乾燥装置17は、延伸されたフィルムを搬送ローラで搬送させながら、乾燥させる。前記巻取装置18は、乾燥したフィルムをロール状に巻き取って、フィルムロールとする。ここで、前記ドープ19として、前記ドープ製造装置21で調製され、必要に応じて、前記ドープろ過装置22でろ過され、前記製膜装置23まで送液されたドープを用いる。
ここで、M1は、フィルムの任意時点での質量を示し、M2は、M1を測定したフィルムを115℃で1時間乾燥させた後の質量を示す。
延伸率が低すぎると、所望のリタデーション値を得ることができない傾向や、光学フィルムの広幅化が困難になるという傾向がある。また、延伸率が高すぎると、フィルムのヘイズが高くなり、透明性が低下する傾向がある。このため、得られた光学フィルムを液晶パネル等の液晶表示装置に備えられる位相差フィルムとして用いた場合、コントラストが低下する傾向があり、好ましくない。また、場合によっては、把持手段(クリップ)で把持した箇所から、フィルムが裂けて破断するおそれがある。
次に、本実施形態で用いるドープについて説明する。
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)
を満たすように、前記無端ベルト支持体12上に順次流延させる。そうすることによって、樹脂フィルムの製造装置1台で、組成の異なる複数のドープを順次流延して、各ドープに対応する樹脂フィルムを順次製造しても、例えば、切り替え後のドープを用いて製造しても、ヘイズの充分に低い透明性に優れた樹脂フィルムを製造することができる。
本実施形態で使用される樹脂は、各ドープの、相溶性や粘度等の性状が、前記範囲内となるように選択されれば、特に制限されない。また、前記樹脂としては、得られた樹脂フィルムが光学フィルムとして利用される場合、通常、透明性樹脂、具体的には、例えば、得られたドープを用いてフィルム状に成形したときに透明性を有する樹脂である。前記透明性樹脂としては、溶液流延製膜法等による製造が容易であること、ハードコート層等との接着性に優れていること、及び光学的に等方性であること等が好ましい。なお、ここで透明性とは、可視光の透過率が60%以上であることであり、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上である。
0.1≦Y≦1.2 (II)
また、上記式(I)及び(II)に加えて、下記式(III)及び(IV)を満たすセルロースの混合脂肪酸エステルを有するセルロースエステル系樹脂(総アシル基置換度=X+Y)がより好ましい。
1.2≦X≦2.3 (IV)
また、アシル基で置換されていない部分は通常水酸基として存在している。これらのセルロースエステル系樹脂は、公知の方法で合成することができる。アシル基の置換度の測定方法は、ASTM−D817−96(2007)の規定に準じて測定することができる。
本実施形態で使用される溶媒は、前記透明性樹脂に対する良溶媒を含有する溶媒を用いることができる。前記良溶媒は、使用する透明性樹脂によって異なる。例えばセルロースエステル系樹脂の場合、セルロースエステルのアシル基置換度によって、良溶媒と貧溶媒とが変わり、例えばアセトンを溶媒として用いる時には、セルロースエステルの酢酸エステル(アセチル基置換度2.4)、セルロースアセテートプロピオネートでは良溶媒になり、セルロースの酢酸エステル(アセチル基置換度2.8)では貧溶媒となる。したがって、使用する透明性樹脂により、良溶媒及び貧溶媒が異なってくるので、一例としてセルロースエステル系樹脂の場合について説明する。
前記添加剤は、得られた樹脂フィルムの化学的特性、機械的特性及び電気的特性等を調整するために適宜選択され、添加される。前記添加剤としては、例えば、可塑剤、酸化防止剤、及び紫外線吸収剤等が挙げられる。
前記微粒子は、使用目的に応じて適宜選択され、特に限定されない。また、前記微粒子としては、無機微粒子であってもよいし、有機微粒子であってもよい。
上述のようにして得られた各樹脂フィルムは、それぞれヘイズの充分に低い透明性に優れたものである。具体的には、各樹脂フィルムのヘイズは、組成等によっても異なるが、例えば、0.01%以上、1%以下程度であり、0.01%以上、0.6%以下であることが好ましい。ここで、樹脂フィルムのヘイズの測定は、JIS K 7105に準じて測定できる。具体的には、例えば、ヘイズメータ(日本電色工業株式会社製のNDH2000)等を用いて測定することができる。
また、前記樹脂フィルムは、その組成等によって、偏光板の偏光素子を保護するための偏光板用の透明保護フィルムとして用いることができる。偏光板は、具体的には、例えば、偏光素子と、前記偏光素子の表面上に配置された透明保護フィルムとを備えるものである。そして、その透明保護フィルムとして、前記樹脂フィルムを用いることができる。前記偏光素子とは、入射光を偏光に変えて射出する光学素子である。
また、前記樹脂フィルムを備えた偏光板は、液晶表示装置に備えられる偏光板として用いることができる。液晶表示装置は、具体的には、例えば、液晶セルと、前記液晶セルを挟むように配置された2枚の偏光板とを備えるものである。そして、前記2枚の偏光板のうちの少なくとも一方の偏光板として、前記偏光板を用いることができる。なお、液晶セルとは、一対の電極間に液晶物質が充填されたものであり、この電極に電圧を印加することで、液晶の配向状態が変化され、透過光量が制御される。このような液晶表示装置は、偏光板用の透明保護フィルムとして、本実施形態に係る樹脂フィルムを用いることによって、前記樹脂フィルムが、ヘイズが充分に低く、透明性に優れたものであるので、コントラスト等が向上された、高画質な液晶表示装置を提供することができる。また、本実施形態に係る樹脂フィルムとして広幅のものを用いることによって、大画面化が可能となる。
まず、実施例Aとして、高粘度のドープから低粘度のドープに切り替える場合について、検討した。
<TACフィルム>
(TACドープ(第1ドープA)の調製)
まず、図1に示すような樹脂フィルムの製造装置のドープ仕込み釜(容器)に、溶媒として、メチレンクロライド320質量部及びエタノール30質量部と、樹脂として、セルローストリアセテート樹脂(TAC)(アセチル基置換度:2.91)100質量部、可塑剤として、トリフェニルホスフェート10質量部を添加した。そして、液温が80℃になるまで加熱し、その後、4時間攪拌することによって、樹脂溶液が得られた。
まず、得られたTACドープの温度を35℃に、無端ベルト支持体の温度を25℃に調整した。そして、TACドープを、配管を介して流延ダイ(コートハンガーダイ)に送液して、流延ダイ(コートハンガーダイ)から、走行速度60m/分の、ステンレス鋼製かつ超鏡面に研磨したエンドレスベルトからなる無端ベルト支持体にTACドープを流延した。そうすることによって、無端ベルト支持体上にウェブを形成し、乾燥させながら搬送した。そして、無端ベルト支持体からウェブをフィルムとして剥離し、フィルムを延伸装置(テンター)を用いて、100℃の雰囲気内でフィルムの両端をクリップで把持しながらTD方向に、延伸率20%となるように延伸した。そして、90℃の雰囲気でロール搬送しながら、残留溶媒率が10%となるように乾燥させることによって、第1ドープAであるTACドープに対応するTACフィルムを得た。
(CAPドープ(第2ドープB)の調製)
まず、TACフィルムの製造を継続させながら、TACドープの追加を停止させることによって、前記樹脂フィルムの製造装置の各釜や配管内からそのTACドープを、できるだけ排出させた。その後、ドープ仕込み釜(容器)に、溶媒として、メチレンクロライド300質量部及びエタノール50質量部と、樹脂として、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)(アセチル基置換度:1.2、プロピオニル基置換度:1.2)100質量部を添加すること以外、上記TACドープと同様にして、30℃における粘度が25Pa・sであるCAPドープ(第2ドープB)を製造した。
そして、TACドープの代わりに、このように、第2ドープBとして得られたCAPドープを使用すること以外、TACフィルムの製造と同様にして、第2ドープBであるCAPドープに対応するCAPフィルムを製造した。その際、第2ドープBであるCAPドープを配管容量の2倍量、配管内に流通させた。そうすることによって、CAPフィルムが製造されるとともに、配管内のドープの置換を行った。
(アクリルドープ(第3ドープC)の調製)
まず、CAPフィルムの製造を継続させることによって、前記樹脂フィルムの製造装置の各釜や配管内からそのCAPドープを、できるだけ排出させた。その後、ドープ仕込み釜(容器)に、溶媒として、メチレンクロライド300質量部及びエタノール50質量部と、樹脂として、アクリル樹脂(メチルメタクリレート樹脂:三菱レイヨン株式会社製のダイヤナールBR85)85質量部、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)(アセチル基置換度:1.2、プロピオニル基置換度:1.2)35質量部を添加すること以外、上記TACドープと同様にして、30℃における粘度が15Pa・sであるアクリルドープ(第3ドープC)を製造した。
そして、TACドープの代わりに、このように、第3ドープCとして得られたアクリルドープを使用すること以外、TACフィルムの製造と同様にして、第3ドープCであるアクリルドープに対応するアクリルフィルムを製造した。その際、第3ドープCであるアクリルドープを配管容量の2倍量、配管内に流通させた。そうすることによって、アクリルフィルムが製造されるとともに、配管内のドープの置換を行った。
第2ドープBであるCAPドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)150質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、実施例2に係るCAPドープは、30℃における粘度が31Pa・sであった。
第2ドープBであるCAPドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)115質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、実施例3に係るCAPドープは、30℃における粘度が23Pa・sであった。
第2ドープBであるCAPドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)175質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、実施例4に係るCAPドープは、30℃における粘度が35Pa・sであった。
第2ドープBであるCAPドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP)100質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、実施例4に係るCAPドープは、30℃における粘度が19Pa・sであった。
第2ドープBとして、実施例1で用いたCAPドープに代えて、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテート樹脂(CA)(アセチル基置換度:1.3)100質量部のCAドープに変更し、さらに、第3ドープCとして、実施例1で用いたアクリルドープに代えて、その組成が、メチレンクロライド300質量部、エタノール50質量部、ポリカーボネート樹脂(PC)(帝人化成株式会社製のパンライトK−1400)80質量部のPCドープを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、実施例6に係るCAドープは、30℃における粘度が30Pa・sであり、実施例6に係るPCドープは、30℃における粘度が22Pa・sであった。
第2ドープBであるCAドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテート樹脂(CA)115質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例6と同様である。なお、実施例7に係るCAドープは、30℃における粘度が36Pa・sであった。
第2ドープBであるCAドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテート樹脂(CA)90質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例6と同様である。なお、実施例8に係るCAドープは、30℃における粘度が25Pa・sであった。
第2ドープBとして、実施例1で用いたCAPドープに代えて、実施例1で第3ドープCとして用いたアクリルドープを用いたこと以外、実施例1と同様である。すなわち、TACフィルムの製造とアクリルフィルムの製造との間に、CAPドープを用いたCAPフィルムの製造を行わない。
第2ドープBとして、実施例1で用いたCAPドープに代えて、その組成が、メチレンクロライド300質量部、エタノール50質量部、アクリル樹脂(メチルメタクリレート樹脂:三菱レイヨン株式会社製のダイヤナールBR85)160質量部となるように変更したドープを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、比較例2に係る第2ドープは、30℃における粘度が22Pa・sであった。
第2ドープBとして、比較例2で用いたアクリルドープの代わりに、その組成が、メチレンクロライド300質量部、エタノール50質量部、アクリル樹脂(メチルメタクリレート樹脂:三菱レイヨン株式会社製のダイヤナールBR85)130質量部となるように変更したドープを用いたこと以外、比較例2と同様である。なお、比較例3に係る第2ドープBは、30℃における粘度が12Pa・sであった。
第2ドープBとして、上記CAPドープに代えて、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートブチレート樹脂(CAB)(アセチル基置換度:1.0、ブチリル基置換度:1.7)130質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、比較例4に係る第2ドープBは、30℃における粘度が28.0Pa・sであった。
第2ドープBとして、上記CAPドープに代えて、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテートブチレート樹脂(CAB)(アセチル基置換度:1.0、ブチリル基置換度:1.7)65質量部となるように変更したものを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、比較例5に係る第2ドープBは、30℃における粘度が19Pa・sであった。
第2ドープBとして、実施例6で用いたCAドープに代えて、実施例6で第3ドープCとして用いたPCドープを用いたこと以外、実施例6と同様である。すなわち、TACフィルムの製造とPCフィルムの製造との間に、CAドープを用いたCAフィルムの製造を行わない。
第2ドープBとして、実施例1で用いたCAPドープに代えて、実施例6で用いたCAドープを用いたこと以外、実施例1と同様である。なお、比較例7に係る第2ドープBは、30℃における粘度が30Pa・sであった。
第2ドープBであるCAドープとして、その組成が、メチレンクロライド320質量部、エタノール30質量部、セルロースアセテート樹脂(CA)80質量部となるように変更したものを用いたこと以外、比較例7と同様である。なお、比較例8に係るCAドープは、30℃における粘度が20Pa・sであった。
上記実施例1から8、及び比較例1から8において、第3ドープによる、配管内のドープの置換を行った後、さらに、第3ドープを用いたフィルムの製造をし始めてから、1時間後に得られたフィルムのヘイズは、ヘイズメータ(日本電色工業株式会社製のNDH)を用いて測定した。そして、測定されたヘイズによって、以下の基準で評価を行った。
○:0.5%を超え、1%以下であり、
×:1%を超える。
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)
を満たすものを用いた場合(実施例1から8)、第2ドープBを用いずに、第1ドープAを用いた樹脂フィルムの製造の後に、第3ドープCを用いた樹脂フィルムの製造を行う場合(比較例1及び比較例6)や各ドープ間の相溶性の関係が上記関係を満たさない場合(比較例2から5及び比較例7,8)と比較して、第3ドープCを用いて製造されるフィルムのヘイズが著しく低い。
次に、実施例Bとして、低粘度のドープから高粘度のドープに切り替える場合について、検討した。
実施例9は、実施例1での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例1での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例1と同様である。
実施例10は、実施例2での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例2での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例2と同様である。
実施例11は、実施例3での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例3での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例3と同様である。
実施例12は、実施例4での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例4での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例4と同様である。
実施例13は、実施例5での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例5での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例5と同様である。
実施例14は、実施例6での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例6での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例6と同様である。
実施例15は、実施例7での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例7での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例7と同様である。
実施例16は、実施例8での第1ドープAを第3ドープCとして用い、実施例8での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、実施例8と同様である。
比較例9は、比較例1での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例1での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例1と同様である。
比較例10は、比較例2での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例2での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例2と同様である。
比較例11は、比較例3での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例3での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例3と同様である。
比較例12は、比較例4での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例4での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例4と同様である。
比較例13は、比較例5での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例5での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例5と同様である。
比較例14は、比較例6での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例6での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例6と同様である。
比較例15は、比較例7での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例7での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例7と同様である。
比較例16は、比較例8での第1ドープAを第3ドープCとして用い、比較例8での第3ドープCを第1ドープAとして用いる以外、比較例8と同様である。
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)
を満たすものを用いた場合(実施例9から16)、第2ドープBを用いずに、第1ドープAを用いた樹脂フィルムの製造の後に、第3ドープCを用いた樹脂フィルムの製造を行う場合(比較例9及び比較例14)や各ドープ間の相溶性の関係が上記関係を満たさない場合(比較例10から13及び比較例15、16)と比較して、第3ドープCを用いて製造されるフィルムのヘイズが著しく低い。
2 ドープ送液ポンプ
3 ドープ静置釜
4,5 ドープろ過器
6 排出用バルブ
7 配管
11 樹脂フィルムの製造装置
12 無端ベルト支持体
13 流延ダイ
14 剥離ローラ
15 延伸装置
17 乾燥装置
18 巻取装置
19 ドープ
20 熱交換器
21 ドープ製造装置
22 ドープろ過装置
23 製膜装置
Claims (16)
- 組成の異なる複数のドープを、流延ダイに接続された配管内を順次流通させ、前記流延ダイから、走行する支持体上に順次流延して、各ドープを前記支持体上で乾燥させ、前記支持体から剥離することによって、各ドープに対応する樹脂フィルムを順次製造する樹脂フィルムの製造方法であって、前記複数のドープのうち、前記支持体上に流延する順番が隣接する3種のドープが、前記支持体上に流延される順に、第1ドープ、第2ドープ、及び第3ドープとし、前記第1ドープの樹脂の溶解度パラメータ(以下、SP値)をA、前記第2ドープの樹脂のSP値をB、前記第3ドープの樹脂のSP値をCとおいたとき、
{(A+C)/2}−(|A−C|/4)<B<{(A+C)/2}+(|A−C|/4)
を満たすことを特徴とする樹脂フィルムの製造方法。 - 前記複数のドープが3種類であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第2ドープの粘度が、前記第1ドープの粘度と前記第3ドープの粘度との間であることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第2ドープの粘度が、前記第1ドープの粘度と前記第3ドープの粘度との平均値に対して、0.8倍以上、1.2倍以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第1ドープの粘度が、前記第3ドープの粘度の2倍以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第2ドープの粘度が、前記第1ドープの粘度に対して0.55倍以上、0.85倍以下であることを特徴とする請求項5に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第3ドープの粘度が、前記第2ドープの粘度に対して0.45倍以上、0.75倍以下であることを特徴とする請求項5又は6に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第3ドープの粘度が、前記第1ドープの粘度の2倍以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第1ドープの粘度が、前記第2ドープの粘度に対して0.45倍以上、0.75倍以下であることを特徴とする請求項8に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第2ドープの粘度が、前記第3ドープの粘度に対して0.55〜0.85倍であることを特徴とする請求項8又は9に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記各ドープの、30℃における粘度が、5Pa・s以上、40Pa・s以下であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記複数のドープの各ドープに含まれる樹脂が、セルロースエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ノルボルネン系樹脂、及びポリカーボネート系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種をそれぞれ含有することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記複数のドープの各ドープに含まれる樹脂が、セルロースエステル系樹脂をそれぞれ含有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記第2ドープに含まれる樹脂が、前記第1ドープ及び前記第3ドープの少なくともいずれか一方に含有されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記複数のドープの各ドープに含まれる溶媒が、同一の溶媒からなるものであることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
- 前記支持体から剥離した、各ドープに対応する樹脂フィルムが、それぞれ所定の残留溶媒率となるように乾燥条件を変更させて、前記樹脂フィルムを乾燥させる工程を備えることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の樹脂フィルムの製造方法。
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