JP5640316B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置のオフセット性カラムFPNの補正技術に関する。
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラや電子カメラなどの撮像装置が広く一般に普及している。固体撮像素子は、受ける光を電気信号に変換する光電変換部を有する画素が2次元(行方向(ロー),列方向(カラム))に複数配置されている。各画素が出力する電気信号は、カラム毎に設けられた読み出し回路を通して行単位で固体撮像素子から外部に読み出される。
ところが、カラム間(列間)の回路素子などのばらつきなどによって、カラム間の読み出し信号にオフセット成分が生じる。この結果、撮影画像のカラム方向に縦縞状の固定ノイズ(オフセット性カラムFPN(Fixed Pattern Noise))が現れるという問題がある。
そこで、このようなオフセット性カラムFPNを除去するために、固体撮像素子からダーク信号を読み出してオフセット性カラムFPNデータを抽出し、これをオフセット性カラムFPN補正データとして画像信号の読み出し時に行毎に画像信号から減算してカラム間のオフセット成分を除去する処理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、撮像素子からダーク信号を読み出す際のランダムノイズがオフセット性カラムFPNデータに混入するという問題がある。そこで、ランダムノイズを除去するために複数行のオフセット性カラムFPNデータを平均化することが考えられるが、多くの行数を読み出すと時間がかかり、連写速度の低下やレリーズボタンの押下時点と画像の取り込み時点との時間差(レリーズタイムラグ)が大きくなるという問題が生じる。このため、撮像装置の製造時などに予めオフセット性カラムFPN補正データを取得してメモリに記憶しておき、この固定のオフセット性カラムFPN補正データを撮影毎に使用する方式が使われていた。ところが、撮像装置の使用時の温度変化や、経時的な固体撮像素子の特性の変化などに対応することができないという問題があった。
本発明の目的は、撮像装置の使用時の温度変化や、経時的な素子特性の変化などに対応できる撮像装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置は、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される第1画信号及び被写体からの光が入射しない状態で前記光電変換部に蓄積された電荷をリセットした時に読み出されるダーク信号のいずれも出力する第1画素と、前記第1画素とは異なる位置に配置され、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号を出力する第2画素とを有する撮像素子と、前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とを補正して固定パターンノイズを除去するための第1ノイズ補正データが記憶されているノイズ補正データ記憶部と、前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とに対して前記第1ノイズ補正データを用いて補正するノイズ補正部と、前記ノイズ補正部により前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とに対して前記ノイズ補正データ記憶部に記憶されている前記第1ノイズ補正データを用いて補正した後に前記第1画素から出力された前記ダーク信号に基づいてノイズデータを抽出し、前記第1画素から前記ダーク信号が出力された後に前記第1画素から出力される、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号と前記第1画素から前記ダーク信号が出力された後に前記第2画素から出力される、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号とを補正して固定パターンノイズを除去するための第2ノイズ補正データを生成するノイズ補正データ生成部と、前記第1ノイズ補正データと前記第2ノイズ補正データとを所定の加重平均比率で加重平均したノイズ補正データを前記ノイズ補正データ記憶部に記憶して第1ノイズ補正データを更新するノイズ補正データ更新部と、を備えることを特徴とする。
また、より好ましくは、前記第1ノイズ補正データの初期値は、前記撮像装置の製造時に生成したノイズ補正データであることを特徴とする。
また、より好ましくは、前記ノイズ補正データ生成部は、複数の前記第1画素から出力された前記ダーク信号の平均値を前記第2ノイズ補正データとして抽出することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記ノイズ補正データ生成部が前記第2ノイズ補正データの抽出時近傍期間の前記撮像装置の温度を測定する温度測定部を更に設け、前記ノイズ補正データ記憶部に、予め設定した複数の温度範囲毎に第1ノイズ補正データを記憶しておき、前記ノイズ補正データ更新部は、前記温度範囲毎に、前記第2ノイズ補正データと前記第1ノイズ補正データとを所定の加重平均比率で加重平均した値を、ノイズ補正データとして前記ノイズ補正データ記憶部に記憶して第1ノイズ補正データとして更新することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記ノイズ補正データ更新部は、前記温度範囲毎に前記加重平均比率を変えることを特徴とする。
本発明によれば、オフセット性カラムFPNデータを適宜更新することにより、撮像装置の使用時の温度変化や、経時的な素子特性の変化などに対応することができる。
第1の実施形態の撮像装置101のブロック図である。 オフセット性カラムFPNの補正方法を示す説明図である。 オフセット性カラムFPNデータの抽出方法を示す説明図である。 オフセット性カラムFPNデータの変化例を示す説明図である。 オフセット性カラムFPNデータの変化による問題点を示す説明図である。 撮像装置101の撮影処理を示すフローチャートである。 撮像装置101の撮影時の処理の流れを示す説明図である。 FPN補正データメモリ108の記憶内容を示す説明図である。 FPN補正データ更新部108の加重平均方法を示す説明図である。 第1の実施形態の変形例の撮影処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例の撮影時の処理の流れを示す説明図である。 第2の実施形態の撮像装置101aのブロック図である。 FPN補正データメモリ108aの記憶内容を示す説明図である。 温度範囲別の加重平均の係数例を示す説明図である。
以下、本発明に係る撮像装置の各実施形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置101のブロック図である。図1において、撮像装置101は、撮像素子102と、アンプ103と、A/D変換部104と、FPN補正部105と、FPN補正データ生成部106と、FPN補正データ更新部107と、FPN補正データメモリ108と、画像処理部109と、メモリカード110と、制御部111と、操作部材112とで構成される。尚、本実施形態に係る撮像装置101において、FPN補正処理に関するブロックは、FPN補正部105,FPN補正データ生成部106,FPN補正データ更新部107およびFPN補正データメモリ108の4つのブロックで、FPN補正部105より後段のブロックは、一般的なデジタルスチルカメラやビデオカメラなどと同様の処理を行うブロックである。例えば、図1の場合、画像処理部109は、FPN補正部105が出力するFPN補正後の画像データに対して、ガンマ補正や色補正あるいは画像圧縮などの画像処理を施して、メモリカード110に保存する。また、制御部111は、操作部材112に含まれる電源釦やレリーズ釦などの操作に応じて、撮像装置101の各部の動作を制御する。
撮像素子102は、CMOS型固体撮像素子など一般的な撮像素子で構成され、複数の画素が行方向および列方向に2次元マトリクス状に配置されている。各画素は、入射する光を電荷として蓄積する光電変換部や、光電変換部に蓄積された電荷をリセットするリセットトランジスタなどで構成されている。撮像素子102から行単位で読み出されるアナログ信号は、アンプ103で所定レベルになるように増幅され、A/D変換部104に出力される。
A/D変換部104は、アンプ103から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換し、FPN補正部105とFPN補正データ生成部106とに出力する。尚、アンプ103およびA/D変換部104は、撮像素子102に内蔵しても構わない。
ここで、撮像素子102からアンプ103およびA/D変換部104を介して出力される信号について詳しく説明する。撮像素子102から読み出される信号には2つの種類がある。第1は、撮像素子102に光が入射しない状態で、光電変換部に蓄積された電荷をリセットした時に読み出すダーク信号である。第2は、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で電気信号に変換された画像信号である。尚、オフセット性カラムFPNデータは、ダーク信号を読み出すことにより得られる。また、ダーク信号は1画面分を読み出す必要はなく、複数行の読み出しだけでも構わない。
次に、オフセット性カラムFPNについて説明する。図2は、オフセット性カラムFPNによる縦筋202〜205が発生した補正前の画像201の様子と、ある撮影時のFPNの特性を示すFPNデータ251と、FPN補正データメモリ108に製造時に記憶されているデフォルトのFPN補正データ252の一例を描いた説明図である。尚、FPNデータ251やFPN補正データ252は行方向の信号レベルの変化を示しており、実際にはマイクロボルトオーダーの変化であるが図面では強調して描いてある。
図2の補正前の画像201の撮影時のFPNデータ251において、行方向の信号レベルの変化は、ゆっくりと変化するシェーディング208aと、スパイク状FPN202a〜205aとがある。このようなシェーディング208aやスパイク状FPN202a〜205aは、撮像素子102の製造時における列(カラム)間の素子特性のばらつきなどにより行方向に生じる固有のノイズ(オフセット性カラムFPN)である。特に、これらのオフセット性カラムFPNは、ダーク信号の読み出し時だけでなく、画像信号の読み出し時にもシェーディング208aやスパイク状FPN202a〜205aがFPNデータ251と同じ位置に同じ信号レベルで発生する。
例えば、図2に示すように、シェーディング208aの場合は、画像201の中央部分が白く、両端にかけて段々と黒くなる。また、レベルの高いスパイク状FPN202a〜205aの場合は、画像201に縦筋ノイズとなって現れる。特に図2の場合、スパイク状FPN202aと204aは、信号レベルが高い方に出ているので、画像201には白い縦筋202,204となって現れ、固定パターンノイズ203aと205aは、信号レベルが低い方に出ているので、画像201には黒い縦筋203,205となって現れる。以降、特に明記しない限り、シェーディング208aやスパイク状FPN202a〜205aをまとめてオフセット性カラムFPNと称する。
次に、オフセット性カラムFPNの補正方法について説明する。オフセット性カラムFPNの補正は、撮影時の画像信号に含まれる図2のFPNデータ251を除去する処理である。ここで、撮像素子102のFPN特性が製造時から変化していないとすると、FPN補正データメモリ108に製造時に記憶されているデフォルトのFPN補正データ252と撮影時の画像信号に含まれるFPNデータ251の特性は一致する。例えば、図2において、FPNデータ251のシェーディング208aやスパイク状FPN202a〜205aの位置やレベルは、デフォルトのFPN補正データ252のシェーディング208bやスパイク状FPN202b〜205bの位置やレベルと一致する。そこで、図1のFPN補正部105は、FPNデータ251の特性のオフセット性カラムFPNを含む画像信号からFPN補正データ252を行毎に減算することによって、オフセット性カラムFPNを除去した画像201bを得ることができる。
ここで、FPN補正データメモリ108に製造時に記憶されているデフォルトのFPN補正データ252について説明する。FPNデータは行毎にダーク信号を読み出すことによって得られるので、行によって様々なランダムノイズが含まれている。そこで、FPNデータを得るために複数行のFPNデータを平均する処理を行っている。この様子を図3に示す。図3は、撮像素子102の(n)行目(nは自然数)から(n+k)行目(kは自然数)までのk行分を平均する例を描いたものである。図3において、(n)行目のFPNデータにはランダムノイズ301,302が含まれており、(n+1)行目のFPNデータにはランダムノイズ303,304が含まれている。同様に、(n+2)行目のFPNデータにはランダムノイズ305,306が含まれており、(n+k)行目のFPNデータにはランダムノイズ307,308が含まれている。これらのランダムノイズ301から308は位置が異なるため、これらのk行分のFPNデータを平均化したFPNデータ351でランダムノイズの影響が無視できる程度に小さくなり、撮像素子102固有のオフセット性カラムFPNの特性を精度良く抽出することができる。特に、製造時にFPN補正データメモリ108に記憶されているデフォルトのFPN補正データ252は、精度を高めるために全行のダーク信号を読み出して平均化したものである。
ところが、撮像装置101の使用時の温度変化や、経時的な撮像素子101の素子特性の変化などが生じると、FPN補正データメモリ108に記憶されている製造時に抽出したデフォルトのFPN補正データ252とは異なるオフセット性カラムFPNの特性を示すようになる。例えば、図4(a)を図2に示したデフォルトのFPN補正データ252とした場合、温度変化や経時変化によって、図4(b)に示すように、スパイク状FPN202bがスパイク状FPN309のように位置がずれたり、新たなスパイク状FPN310が発生する。また、図4(c)に示すように、スパイク状FPN202bがスパイク状FPN311のように同じ位置だがレベルが小さくなったり、逆にスパイク状FPN203bがスパイク状FPN312のように同じ位置だがレベルが大きくなったりする。或いは、図4(d)に示すように、スパイク状FPNだけでなくシェーディング208bの形状がシェーディング313のように変化することもある。このような温度変化や経時変化によって撮像素子102のオフセット性カラムFPNの特性が変化した場合は、図2で示したような製造時にFPN補正データメモリ108に記憶されているデフォルトのFPN補正データ252では完全に補正することができない。例えば、図5に示すように、温度変化や経時変化によって生じたスパイク状FPN206a,207aを含む撮影時のFPNデータ253からデフォルトのFPN補正データ252を減算しても、スパイク状FPN206a,207aは除去されず、補正後の画像201cに縦筋206や縦筋207が現れてしまうという問題が生じる。尚、図5において、図2と同じ符号のものは同じものを示す。
そこで、本実施形態に係る撮像装置101は、温度変化や経時変化によってオフセット性カラムFPNの特性が変化した場合でも補正できるように、適宜、FPN補正データを更新するようになっている。
次に、本実施形態に係る撮像装置101の撮影時の処理について、図6のフローチャートを用いて詳しく説明する。尚、図6のフローチャートは、図1の制御部111に予め記憶されたプログラムに従って動作する。
(ステップS101)撮像装置101の電源が投入され、操作部材112のレリーズ釦を押下すれば撮影できる状態にある。
(ステップS102)撮影者が操作部材112のレリーズ釦を押下したか否かを判別する。レリーズ釦が押下された場合はステップS103に進み、レリーズ釦が押下されていない場合はステップS102でレリーズ釦が押下されるまで待つ。
(ステップS103)FPN補正データ更新処理を行うサブルーチンである。本サブルーチンは、ステップS151からステップS154までの4つの処理ステップで構成される。本サブルーチンでは、撮像素子102からダーク信号を読み出してFPN補正データメモリ108に記憶されているFPN補正データを更新する。
ここで、ステップS151からステップS154までのFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンについて説明する。
(ステップS151)レリーズ釦が押下されると、FPN補正データ生成部106は、撮像素子102からダーク信号を読み出す。この時、先に図3で説明したように、複数行のFPNデータを読み出して平均を求め、これを新FPNデータとする。尚、本実施形態では、図7(a)に示すように、ランダムノイズの除去と処理の高速化を実現するために64行の平均を求めることとするが、図7(b)に示すように、例えば256行の平均を求めるようにしても構わない。但し、処理時間が長くなるため、撮像装置101に搭載しているCPUの処理能力に応じてできるだけ多くの行を平均化するのが好ましい。
(ステップS152)FPN補正データ更新部107は、FPN補正データメモリ108に記憶されている現在のFPN補正データを読み出す。
ここで、FPN補正データメモリ108に記憶されている補正データについて説明する。図8は、FPN補正データメモリ108の記憶内容を示した図である。図8において、FPN補正データメモリ108には、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401と、新規抽出のFPNデータ記憶領域402と、現在のFPN補正データ記憶領域403の3つの記憶領域がある。撮像装置101の工場出荷時には、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401と、現在のFPN補正データ記憶領域403には製造時に測定された同じFPN補正データが記憶されている。ここで、図1のFPN補正部105が画像信号のオフセット性カラムFPNを補正する際に参照するのは、現在のFPN補正データ記憶領域403に記憶されているFPN補正データである。
(ステップS153)FPN補正データ更新部107は、ステップS152で読み出した現在のFPN補正データと、ステップS151でFPN補正データ生成部106が求めた新FPNデータとを用いて更新FPN補正データを求める。
ここで、図9を用いて、更新FPN補正データの算出方法について説明する。図9は、ステップS152で読み出した現在のFPN補正データ451と、ステップS151でFPN補正データ生成部106が求めた新FPNデータ452とを用いて更新FPN補正データ453を求める様子を描いたものである。図9において、更新FPN補正データ453を求める際に、現在のFPN補正データ451に係数aを掛け、さらに新FPNデータ452に係数bを掛けてこれらの和を求め、その和を更新FPN補正データ453とする。つまり、現在のFPN補正データ451と新FPNデータ452との加重平均を求める。尚、係数aおよび係数bは加重平均比率を示し、a+b=1の関係を有する。例えば、係数a=0.9および係数b=0.1とすることにより、現在のFPN補正データ451の影響が大きくなる。そして、新FPNデータ452が継続して発生する場合は、回が増える毎に徐々に現在のFPN補正データに反映されていく。例えば、図9において、新FPNデータ452に新たに出現したノイズ314は、更新FPN補正データ453にノイズ315として係数b=0.1の割合で反映される。このようにして、一時的なノイズによって急激に更新FPN補正データ453が変化しないようにする。
(ステップS154)FPN補正データ更新部107は、ステップS153で求めた更新FPN補正データをFPN補正データメモリ108の現在のFPN補正データ記憶領域403に記憶する。
このようにして、図8に示したFPN補正データメモリ108内の現在のFPN補正データを適宜更新することができる。尚、FPN補正データメモリ108において、製造時に測定されたデフォルトのFPN補正データは、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401に記憶されたまま保持されるので、撮像装置101を修理する場合や撮像装置101のリセット釦が押下された場合に、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401に記憶されたデフォルトのFPN補正データを現在のFPN補正データ記憶領域403に記憶し直すことによって、工場出荷時の状態に戻すことが可能である。
以上がステップS151からステップS154までのサブルーチンで行うFPN補正データ更新処理である。このようにして、図6のステップS103では、FPN補正データメモリ108に記憶されている現在のFPN補正データを更新した後、ステップS104に進む。
(ステップS104)制御部111は、撮像処理を行う。撮像処理は、図7(a)で説明したように、撮像素子102で所定時間の露光を行う処理である。
(ステップS105)ステップS104で露光後、撮像素子102の全行(全画面)の画像信号をアンプ103およびA/D変換部104を介してFPN補正部105に読み出す処理である。
(ステップS106)FPN補正部105は、FPN補正データメモリ108のFPN補正データ記憶領域403に記憶されている現在のFPN補正データを読み出し、ステップS105で読み出した画像信号から現在のFPN補正データを行単位で減算する処理を行う。そして、FPN補正後の画像データは画像処理部109に出力される。
(ステップS107)画像処理部109は、ガンマ補正や色補正処理あるいは画像圧縮処理などの画像処理を行う。
(ステップS108)制御部111は、画像処理部109で処理された画像データを撮影画像としてメモリカード110に保存する。
(ステップS109)制御部111は、一連の撮影処理を終了する。
このように、本実施形態に係る撮像装置101は、オフセット性カラムFPNの補正データを適宜更新することにより、撮像装置101の使用時の温度変化や経時的な素子特性の変化などで製造時に測定されたデフォルトのFPN補正データとは異なるオフセット性カラムFPNの特性になったとしても、FPN補正部105が使用する現在のFPN補正データを更新するので、撮像装置101の使用時の温度変化や、経時的な素子特性の変化などに柔軟に対応することができる。
特に、本実施形態では、FPN補正データ更新部107が現在のFPN補正データを更新する際に、新たなFPNデータと現在のFPN補正データとを所定の比率で加重平均を行うので、一時的な特性の変化による影響を少なくすることができる。
さらに、図7で説明したように、新たなFPNデータを抽出する際に平均化する行数を少なくすることができるので、処理時間を短くすることができ、連続した撮影の場合でもFPN補正データの更新処理を行うことができる。
(第1の実施形態の変形例)
次に、第1の実施形態に係る撮像装置101の変形例について説明する。本変形例は、図1に示した撮像装置101の構成自体は変わらず、処理手順が少し異なる。本変形例では、先に説明した図6のフローチャートの代わりに図10に示したフローチャートに従って処理する。尚、図10のフローチャートにおいて、図6と同じ符号の処理ステップは図6と同じ処理を行う。図6のフローチャートと大きく異なる点は、ステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンの位置である。図6のフローチャートでは、ステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンは、ステップS102でレリーズ釦が押下された直後に行っていたが、図10のフローチャートでは、ステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンは、ステップS107の画像処理と並列に行うようになっている。
本変形例での処理順序を図11に示す。図11は先に説明した図7に相当する図である。図11において、レリーズ釦が押下されると直ぐに撮像素子102で所定時間の露光を行う。所定時間の露光を行った後、撮像素子102の全行(全画面)の画像信号をアンプ103およびA/D変換部104を介してFPN補正部105に読み出す。そして、FPN補正部105は、読み出した画像信号からFPN補正データメモリ108に記憶されている現在のFPN補正データを行単位で減算する処理を行う。FPN補正後の画像データは、画像処理部109に出力される。尚、この時使用される現在のFPN補正データは、今回の撮影で更新されたFPN補正データではなく、前回の撮影時に更新されたFPN補正データである。以上が図10のステップS106までの処理である。
次のステップS107で画像処理を行う際に、平行してステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンを実行する。この様子は、図11に示すように、画像処理部109で画像処理を行いながら、FPN補正データ更新処理を行うサブルーチンでは撮像素子102から64行分のダーク信号を読み出して、FPN補正データメモリ108に記憶されている現在のFPN補正データの更新処理を行う。尚、連写撮影などでレリーズ釦が押下され続けている場合は、現在のFPN補正データの更新処理後に次の撮影の露光を行う(図10のステップS201の処理)。このような撮影処理を繰り返した後、メモリカード110に撮影画像を保存する。尚、連写時の撮影画像は一時的に画像処理部109のバッファに記憶しておいて、撮影後に一括してメモリカード110に保存するようにしても構わないし、1枚撮影する毎に逐次メモリカード110に記憶するようにしても構わない。この場合は、図10のフローチャートにおいて、ステップS108はステップS201の前に配置される。
このように、第1の実施形態の変形例に係る撮像装置101は、オフセット性カラムFPNの補正データを撮影後に更新することにより、連写撮影などに対応することができる。特に、画像処理部109が画像処理を行っている間に、FPN補正データの更新処理を行うので、FPN補正データの更新処理に伴う時間の影響を無くし、従来通りの高速撮影を行いながらFPN補正データの更新処理を行うことができる。この結果、撮像装置101の使用時の温度変化や経時的な素子特性の変化などで製造時に測定されたデフォルトのFPN補正データとは異なるオフセット性カラムFPNの特性になった場合でも柔軟に対応することができる。
尚、本変形例においても、第1の実施形態と同様に、FPN補正データ更新部107が現在のFPN補正データを更新する際に、新たなFPNデータと現在のFPN補正データとを所定の係数を用いた加重平均を行っても構わない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る撮像装置101aについて図12を用いて説明する。図12に示した撮像装置101aのブロック図において、第1の実施形態の図1に示した撮像装置101と同符号のブロックは同じものを示す。図1と異なるのは、温度センサ113が新たに設けられていることと、FPN補正データ更新部107と動作が少し異なるFPN補正データ更新部107aと、FPN補正データメモリ108と記憶内容が少し異なるFPN補正データメモリ108aとが設けられていることである。
尚、本実施形態に係る撮像装置101aにおいて、FPN補正処理に関するブロックは、FPN補正部105,FPN補正データ生成部106,FPN補正データ更新部107aおよびFPN補正データメモリ108aの4つのブロックで、FPN補正部105より後段のブロックは、一般的なデジタルスチルカメラやビデオカメラなどと同様の処理を行うブロックである。
本実施形態に係る撮像装置101aは、FPN補正データを温度範囲別にFPN補正データメモリ108aに記憶しておき、撮像装置101aの撮影時の温度応じて使用するFPN補正データを選択するようになっている。このため、撮像装置101aのオフセット性カラムFPNの特性が温度依存性を有している場合でも最適なFPN補正を行うことができる。
例えば、10℃と25℃と40℃の温度を中心とする3つの温度範囲に分けてFPN補正データをFPN補正データメモリ108aに記憶する。この様子を図13に示す。図13は、第1の実施形態の図8に対応する図でFPN補正データメモリ108aの記憶内容を示している。図13において、FPN補正データメモリ108aには、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401と新規抽出のFPNデータ記憶領域402は図8のFPN補正データメモリ108と同じである。図8と異なるのは、現在のFPN補正データ記憶領域403の代わりに、15℃以下の現在のFPN補正データ記憶領域404と、25℃を中心とする15℃から35℃までの現在のFPN補正データ記憶領域405と、35℃以上の現在のFPN補正データ記憶領域406の3つの記憶領域が設けられていることである。
ここで、撮像装置101aの工場出荷時には、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401と、15℃以下の現在のFPN補正データ記憶領域404と、15℃から35℃までの現在のFPN補正データ記憶領域405と、35℃以上の現在のFPN補正データ記憶領域406とには製造時に測定された同じFPN補正データが記憶されている。尚、デフォルトのFPN補正データ記憶領域401は、工場出荷時に例えば25℃などの所定の温度で測定されたFPN補正データである。
また、本実施形態に係る撮像装置101aの撮影時の処理は、第1の実施形態で説明した図6のフローチャートと基本的には同じである。但し、図6のフローチャートにおいて、ステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンの処理が少し異なる。例えば、FPN補正データ更新処理のサブルーチンS103のステップS152において、FPN補正データ更新部107がFPN補正データメモリ108aに記憶されている現在のFPN補正データを読み出す前に、温度センサ113から温度を読み取る。そして、温度センサ113から読み取った温度に応じた現在のFPN補正データをFPN補正データメモリ108aから読み出す。例えば、先に説明した図13において、温度センサ113から読み取った温度が5℃の場合は15℃以下の現在のFPN補正データ記憶領域404に記憶されているFPN補正データを読み出す。同様に、温度センサ113から読み取った温度が18℃や30℃の場合は15℃から35℃までの現在のFPN補正データ記憶領域405に記憶されているFPN補正データを読み出し、温度センサ113から読み取った温度が40℃の場合は35℃以上の現在のFPN補正データ記憶領域406に記憶されているFPN補正データを読み出す。
FPN補正データ更新処理のサブルーチンS103内のステップS152以外の処理は、図6のフローチャートと全く同じである。
このように、本実施形態に係る撮像装置101aは、オフセット性カラムFPNの補正データを適宜更新することにより、撮像装置101aの使用時の温度変化や経時的な素子特性の変化などで製造時に測定されたデフォルトのFPN補正データとは異なるオフセット性カラムFPNの特性になったとしても、FPN補正部105が使用する現在のFPN補正データを更新するので、撮像装置101aの使用時の温度変化や経時的な素子特性の変化などに柔軟に対応することができる。
特に、本実施形態では、FPN補正データ更新部107が現在のFPN補正データを更新する際に、温度センサ113から読み取った温度に応じてFPN補正データを選択するので、撮像装置101aのオフセット性カラムFPNの特性が温度依存性を有している場合でも最適なFPN補正を行うことができる。
(第2の実施形態の変形例)
次に、第2の実施形態に係る撮像装置101aの変形例について説明する。本変形例は、図12に示した撮像装置101aの構成自体は変わらず、撮影時の処理は、第2の実施形態で説明した図6のフローチャートと基本的には同じである。但し、図6のフローチャートにおいて、ステップS103のFPN補正データ更新処理を行うサブルーチンのステップS153の処理が少し異なる。
ステップS153の処理において、FPN補正データ更新部107は、ステップS152で読み出した温度範囲別の現在のFPN補正データと、ステップS151でFPN補正データ生成部106が求めた新FPNデータとを用いて更新FPN補正データを求める。
ここで、第1の実施形態の図9で説明したように、更新FPN補正データ453を求める際に、現在のFPN補正データ451に係数aを掛け、新FPNデータ452に係数bを掛けてその和を求め、これを更新FPN補正データ453とする。本実施形態の変形例では、現在のFPN補正データ451と新FPNデータ452との加重平均を求め際の係数aおよび係数bを先に温度センサ113で測定した温度に応じて変えるようになっている。例えば、図14に示すように、15℃以下の場合は係数a=0.80、係数b=0.20とし、15℃から35℃までの場合は係数a=0.90、係数b=0.10とし、35℃以上の場合は係数a=0.95、係数b=0.05とする。
つまり、ステップS153の処理において、FPN補正データ更新部107は、ステップS152で読み出した温度範囲別の現在のFPN補正データと、ステップS151でFPN補正データ生成部106が求めた新FPNデータとを加重平均して更新FPN補正データを求める前に、温度センサ113から温度を読み取る。そして、温度センサ113から読み取った温度に応じた加重平均の係数aおよび係数bを選択して、ステップS152で読み出した温度範囲別の現在のFPN補正データと、ステップS151でFPN補正データ生成部106が求めた新FPNデータとを加重平均して更新FPN補正データを求める。尚、図14に示した温度範囲毎の加重平均の係数aおよび係数bは、FPN補正データメモリ108aなどに製造時に記憶しておくものとする。また、図14は加重平均の係数aおよび係数bの一例を示したもので、この数値である必要はない。但し、一般に、温度が高くなるほど素子特性の変動が大きくなるので、FPN補正データの更新度合いが少なくなるように、温度が高いほど加重平均の係数bを小さくするのが好ましい。
このように、第2の実施形態の変形例に係る撮像装置101aは、第2の実施形態の効果に加えて、現在のFPN補正データ451と新FPNデータ452との加重平均を求める際の係数aおよび係数bを温度センサ113で測定した温度に応じて変えるので、撮像装置101aの使用時の温度変化により一層柔軟に対応することができる。
尚、本実施形態では、加重平均の係数aおよび係数bを15℃以下と、15℃から35℃までと、35℃以上との3つの温度範囲に分けたが、3つである必要はなく、複数の温度範囲毎に加重平均の係数aおよび係数bを選択できるようになっていればよい。また、温度範囲の温度についても、15℃と35℃で分ける必要はなく、10℃や40℃で分けても構わない。
以上、各実施形態で説明してきたように、本発明に係る撮像装置は、オフセット性カラムFPNデータを適宜更新することにより、撮像装置の使用時の温度変化や、経時的な素子特性の変化などに柔軟に対応することができる。
101,101a・・・撮像装置 102・・・撮像素子
103・・・アンプ 104・・・A/D変換部
105・・・FPN補正部 106・・・FPN補正データ算出部
107,107a・・・FPN補正データ更新部
108,108a・・・FPN補正データメモリ
109・・・画像処理部 110・・・メモリカード
111・・・制御部 112・・・操作部材
113・・・温度センサ
特開2006−287378号公報

Claims (5)

  1. 被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される第1画信号及び被写体からの光が入射しない状態で前記光電変換部に蓄積された電荷をリセットした時に読み出されるダーク信号のいずれも出力する第1画素と、前記第1画素とは異なる位置に配置され、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号を出力する第2画素とを有する撮像素子と、
    前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とを補正して固定パターンノイズを除去するための第1ノイズ補正データが記憶されているノイズ補正データ記憶部と、
    前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とに対して前記第1ノイズ補正データを用いて補正するノイズ補正部と、
    前記ノイズ補正部により前記第1画素から出力された前記第1画信号と前記第2画素から出力された前記第信号とに対して前記ノイズ補正データ記憶部に記憶されている前記第1ノイズ補正データを用いて補正した後に前記第1画素から出力された前記ダーク信号に基づいてノイズデータを抽出し、前記第1画素から前記ダーク信号が出力された後に前記第1画素から出力される、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号と前記第1画素から前記ダーク信号が出力された後に前記第2画素から出力される、被写体から入射した光量に応じて光電変換部で生成される信号とを補正して固定パターンノイズを除去するための第2ノイズ補正データを生成するノイズ補正データ生成部と、
    前記第1ノイズ補正データと前記第2ノイズ補正データとを所定の加重平均比率で加重平均したノイズ補正データを前記ノイズ補正データ記憶部に記憶して第1ノイズ補正データを更新するノイズ補正データ更新部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1ノイズ補正データの初期値は、前記撮像装置の製造時に生成したノイズ補正データであることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記ノイズ補正データ生成部は、複数の前記第1画素から出力された前記ダーク信号の平均値を前記第2ノイズ補正データとして抽出する
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記ノイズ補正データ生成部が前記第2ノイズ補正データの抽出時近傍期間の前記撮像装置の温度を測定する温度測定部を更に設け、
    前記ノイズ補正データ記憶部に、予め設定した複数の温度範囲毎に第1ノイズ補正データを記憶しておき、
    前記ノイズ補正データ更新部は、前記温度範囲毎に、前記第2ノイズ補正データと前記第1ノイズ補正データとを所定の加重平均比率で加重平均した値を、ノイズ補正データとして前記ノイズ補正データ記憶部に記憶して第1ノイズ補正データとして更新する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記ノイズ補正データ更新部は、前記温度範囲毎に前記加重平均比率を変える
    ことを特徴とする撮像装置。
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