JP5639667B2 - 判定帰還型等化器 - Google Patents

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Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2011−013956号(2011年1月26日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、判定帰還型等化器に係り、特に、判定帰還型等化器の高速動作技術に係る。
近年、サーバ・ネットワーク機器、携帯電話、ストレージ、OA、家電などあらゆる電子機器で機器間、機器内のデータ通信の高速化が進展している。こうした高速通信における信号伝送では符号間干渉(InterSymbol Interference、以下、ISIと略す)、雑音などによる信号歪みが顕著となるため、信号波形を補正するための等化(イコライズ)技術が重要である。中でも判定帰還型等化(Decision Feedback Equalizer、以下、DFEと略す)が符号間干渉の除去に有効であり、無線の受信技術などにおいても用いられている(特許文献1参照)。
図10は、特許文献1等において開示される一般的な判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。判定帰還型等化器は、入力アンプ131を介して入力した受信信号に帰還信号を加減算する加算器121、加算出力信号を“1”か“0”に判定する判定回路111、判定結果を順次シフトする縦続接続されるラッチ回路L12〜L1n(nは2以上の整数)、判定回路111、ラッチ回路L12〜L1nのそれぞれの出力にそれぞれ重み係数(タップ係数)を乗算する係数器Tap11〜Tap1n、判定回路111の判定結果を外部に出力する出力アンプ132を備える。加算器121は、係数器Tap11〜Tap1nの出力を帰還信号として入力する。
このような構成の判定帰還型等化器によれば、1周期、2周期、3周期・・・n周期前の複数の帰還処理を施すマルチタップ構成によって、1つ前の信号のみならず、さらに前の信号にさかのぼって信号干渉を除去することができる。ここで、k(k=1〜n)周期前の信号干渉を、kth−postと称す。
なお、各帰還経路のタップ係数の設定方法としては、あらかじめ伝送特性に応じて決められた固定値を設定する方法や、判定回路111の入出力間の信号を比較する誤差検出器114を設け、誤差信号εを最小化するようにアダプティブに係数器を制御する方法などがあり、適切な波形等化が実現される。
特開平6−204902号公報
なお、上記特許文献の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。
以下の分析は本発明において与えられる。
判定帰還型等化器では、伝送速度をより高速化しようとした場合に、帰還経路の遅延時間が、帰還経路を構成する回路内の遅延時間によって、等化処理に必要な適正な遅延時間よりも長くなり、この時点で伝送速度が制限されてしまう。特に1つ前の信号干渉(以下、1st−postと称す)を除去するための帰還経路(図10のP1)は、信号1周期内に帰還する必要があるため、この1st−postの帰還経路の遅延時間が判定帰還型等化器の動作速度を制限してしまうことになる。
本発明の課題は、より高速で動作可能な判定帰還型等化器を提供することにある。
本願発明者は、判定帰還型等化器の動作速度を制限する1st−postの帰還経路の遅延時間の増加の要因が、帰還経路内の回路負荷であることに着目し、1st−post帰還経路を2nd−post以降の主信号経路とは別に専用に設けることで、1st−post帰還経路の回路の負荷を軽減し、判定帰還型等化器のより高速化が可能であるとの知見を得た。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る判定帰還型等化器は、入力信号と第1〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算する第1の重み付け加算回路と、第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を複数のラッチ回路に出力する、クロック信号に同期して動作する第1の判定回路と、第1の判定回路の判定結果をクロック信号に同期して順次保持し、構成要素であるそれぞれのレジスタの保持内容をそれぞれ第2〜第nの帰還信号として出力する前記複数のラッチ回路と、第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を第1の帰還信号として出力する、クロック信号に同期して動作する第2の判定回路と、を備える。
本発明によれば、より高速化が可能である。
本発明の第1の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る加算器および係数器の回路図の例である。 本発明の第1の実施例に係る判定回路の回路図の例である。 本発明の第2の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例に係る判定回路の回路図の例である。 本発明の第6の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 従来の判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例に係る受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施例に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について、概説する。なお、以下の概説に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明の一実施形態に係る判定帰還型等化器は、入力信号と第1〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算する第1の重み付け加算回路(図1の21、Tap1a、Tap2〜Tapnに相当)と、第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を外部に出力すると共にシフトレジスタ(図1のL2〜Lnに相当)に出力する、クロック信号に同期して動作する第1の判定回路(図1の11)と、第1の判定回路の判定結果をクロック信号に同期して順次保持し、構成要素であるそれぞれのレジスタの保持内容をそれぞれ第2〜第nの帰還信号として出力するシフトレジスタと、第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を第1の帰還信号として出力する、クロック信号に同期して動作する第2の判定回路(図1の12)と、を備える。
判定帰還型等化器において、第2の判定回路は、第1の判定回路よりも高速で動作するように第1の判定回路と異なる回路定数で構成されることが好ましい。
判定帰還型等化器において、第2の判定回路を構成する少なくとも一部のトランジスタのサイズが第1の判定回路を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことが好ましい。
判定帰還型等化器において、第1および第2の判定回路は、加算結果を保持しクロック信号で動作するデータ保持部(図3のT3、T4、T9、T10に相当)をそれぞれ含み、第2の判定回路のデータ保持部を構成するトランジスタのサイズが第1の判定回路のデータ保持部を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことが好ましい。
判定帰還型等化器において、第2の判定回路は、第1の判定回路よりも小さな論理振幅で動作するように構成されることが好ましい。
判定帰還型等化器において、第1および第2の判定回路は、加算結果を保持しクロック信号で動作するデータ保持部をそれぞれ含み、第2の判定回路のデータ保持部を構成する負荷抵抗(図3のR1、R2、R3、R4)が第1の判定回路のデータ保持部を構成する負荷抵抗よりも抵抗値が低いことが好ましい。
判定帰還型等化器において、第1の判定回路の判定結果に対し、第1の帰還信号に対する重み付けと同等の重み付けを行う重み付け手段(図5のTap1)を備え、第1の重み付け加算回路は、重み付け手段の出力信号をさらに加算し、重み付け手段と第2の判定回路および第1の帰還信号に対する重み付け機能とに対して排他的に電源供給を行うようにしてもよい。
判定帰還型等化器において、入力信号と第1〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算する第2の重み付け加算回路(図6の22、Tap1a、Tap2〜Tapnに相当)をさらに備え、第2の判定回路は、第1の重み付け加算回路の加算結果を判定する代わりに第2の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定するようにしてもよい。
判定帰還型等化器において、第2の重み付け加算回路を構成するトランジスタのサイズが第1の重み付け加算回路を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことが好ましい。
判定帰還型等化器において、第1の判定回路(図7の11a)は、第1の帰還信号に重み付けした信号によって所定の閾値が制御可能に構成され、第1の重み付け加算回路(図7の21b、Tap2〜Tapnに相当)は、第1の帰還信号に重み付けした信号を加算することなく、入力信号と第2〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算することが好ましい。
判定帰還型等化器において、第2の判定回路(図9の12a)は、第1の帰還信号に重み付けした信号によって所定の閾値が制御可能に構成されることが好ましい。
このような判定帰還型等化器は、2nd−post以降のマルチタップ判定帰還等化部や出力増幅器などを要する主信号経路とは別に、1st−post帰還専用経路を並列に備える。この1st−post帰還専用経路は、重み付け加算回路の出力信号を入力とする第2の判定回路と、1st−post帰還に対応する重み付け手段(係数器)とで構成され、第2の判定回路の出力端は、重み付け手段(係数器)を介して重み付け加算回路の入力部にのみ接続される。したがって、1st−post専用帰還経路は、その接続形態において出力負荷が軽減され、帰還遅延時間の短縮、すなわち判定帰還型等化器のより高速な動作を可能とする。
以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図1において、判定帰還型等化器は、判定回路11、12、加算器21、入力アンプ31、出力アンプ32、係数器Tap1a、Tap2〜Tapn(nは2以上の整数)、ラッチ回路L2〜Ln、誤差検出器14を備える。
入力アンプ31は、外部から入力した等化対象とされる信号を増幅し、信号INとして加算器21に出力する。
加算器21は、信号INと帰還信号FB1〜FBnにそれぞれ係数器Tap1a、Tap2〜Tapnによって重み付けしたそれぞれの信号とを加算し、加算結果となる信号SUMを出力する。
判定回路11は、図示されないクロック信号に同期して動作し、信号SUMが所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を信号OUTとして出力する。
出力アンプ32は、信号OUTを増幅して外部に出力する。
ラッチ回路L2〜Lnは、それぞれ入力した信号を図示されないクロック信号に同期して保持する信号検出回路であって、フリップフロップやサンプリングラッチなどで実現され、縦続に接続されてシフトレジスタを構成する。ラッチ回路L2〜Lnは、入力した信号OUTを順次シフトし、それぞれ帰還信号FB2〜FBnをそれぞれ係数器Tap2〜Tapnに出力する。
判定回路12は、図示されないクロック信号に同期して動作し、信号SUMが所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を帰還信号FB1として係数器Tap1aに出力する。
誤差検出器14は、信号SUMと信号OUTとの誤差信号εを出力する。
係数器Tap1a、Tap2〜Tapnは、誤差信号εに応じてそれぞれの重み付け係数を変更するようにしてもよい。あるいは、誤差検出器14を設けることなく、予め等化対象とされる信号における等化処理結果に基づき、重み付け係数を決定しておいてもよい。
以上のような構成の判定帰還型等化器は、タップ数nの判定帰還型等化器であり、2nd−post以降は、通常の判定帰還型等化器と同様の構成である。すなわち、信号を入力する入力アンプ31の後段に加算器21が接続され、加算器21の出力信号を“1”または“0”のデジタル値に判定して出力する判定回路11を介して、次段の機能ブロック(例えばDMUXなど)へと出力される。図1では出力端に出力アンプ32を設置している。
また、判定回路11の出力から2nd−post、3rd−post、・・・nth−postの帰還経路が設けられ、クロック信号のそれぞれ2周期分、3周期分、・・・n周期分の遅延データを加算器21に帰還させる。すなわち、判定回路11の信号OUTから、2nd−post以降の帰還遅延を形成するラッチ回路L2、L3、・・・Lnへとクロック信号に同期して順次シフトさせ、ラッチ回路L2〜Lnの各々の出力である帰還信号FB2〜FBnに、係数器Tap2〜Tapnによるそれぞれの重み係数を乗算した後、加算器21に帰還し、加減算処理により波形等化処理が施される。
一方、1st−postの帰還は、2nd−post〜nth−postの帰還経路とは独立した異なる経路を介する。すなわち、加算器21の出力データを判定する判定回路12を判定回路11とは別に並列して設け、この判定回路12の出力データである帰還信号FB1に係数器Tap1aによる1st−post帰還の重み係数を乗算した後、加算器21に帰還させ、1st−postの波形等化を実現する。1st−postの帰還経路における判定回路12は、他の帰還経路のラッチ回路L2、出力アンプ32、誤差検出器14とは接続されずに、係数器Tap1aのみを介して加算器21に出力される。
また、係数器Tap1a、Tap2〜Tapnにおけるそれぞれの重み係数をアダプティブに最適化制御する場合には、判定回路11の入出力間データを誤差検出器14によって検出して誤差信号εを取得すれば良い。したがって、1st−postの帰還経路にあたる判定回路12には、こうした負荷となる誤算信号のモニタ機能を設ける必要がない。
図10の判定帰還型等化器では、1st−postの帰還経路を構成する判定回路111の出力端は、1st−post帰還経路(係数器Tap11)および、2nd−post以降の経路(ラッチ回路L12)、出力経路(出力アンプ132)に接続されるため、ファンアウト数は3となる。さらに、誤差検出器114を設ける場合には、ファンアウト数は4に及ぶ。
一方、本実施例の構成では、独立経路として設けた1st−post帰還経路の判定回路12は、ファンアウト数が1であり、従来と比較して出力負荷が大きく軽減される。その結果、判定帰還型等化器の動作速度を制限していた1st−post帰還の遅延時間が減少し、判定帰還型等化器のより高速な動作が可能となる。
次に、判定帰還型等化器の具体的な回路構成について説明する。判定帰還型等化器は、より高速化を可能とするために、耐ノイズ性に優れる差動信号を適用するように構成されることが好ましい。ここでは、差動信号に対応した加算器21および判定回路11、12を主として説明する。差動信号は、一方の符号に対し、他方の符号に「/」を付して表す。
図2は、加算器21および係数器Tap1a、Tap2〜Tapnの回路図の例である。加算器21は、NchトランジスタT20〜T2n、T30〜T3n、T40〜T4n、抵抗R11、R12、電流源Issを備える。係数器Tap1a、Tap2〜Tapnは、電流源Issのそれぞれα1〜αn倍の電流を流す電流源に該当する。
NchトランジスタT2k(k=0〜n)は、ドレインを抵抗R11を介して電源に接続すると共にドレインから信号SUMを出力し、ソースをNchトランジスタT4kのドレインに接続する。NchトランジスタT3kは、ドレインを抵抗R12を介して電源に接続すると共にドレインから信号/SUMを出力し、ソースをNchトランジスタT4kのドレインに接続し、NchトランジスタT2kと差動対を構成する。
NchトランジスタT20は、ゲートに信号INが供給され、NchトランジスタT30は、ゲートに信号/INが供給される。NchトランジスタT40は、ゲートにクロック信号CLKが供給され、ソースを電流源Issを介して接地する。
NchトランジスタT2k(k=1〜n)は、ゲートに信号FBkが供給され、NchトランジスタT3k(k=1〜n)は、ゲートに信号/FBkが供給される。NchトランジスタT4k(k=1〜n)は、ゲートにクロック信号CLKが供給され、ソースをそれぞれ係数器Tap1a、Tap2〜Tapnを介して接地する。
このような構成の加算器21は、クロック信号CLKがハイレベルとなる期間においてNchトランジスタT40〜T4nがオンとなる。この場合、電流源Issの電流は、信号IN、/INの大きさに応じてNchトランジスタT20、T30にそれぞれ分配される。また、電流源Issのαk倍の電流が信号FBk、/FBkの大きさに応じてNchトランジスタT2k、T3kにそれぞれ分配される。したがって、NchトランジスタT20〜T2nに流れる電流が全て加算されて抵抗R11に流れ、NchトランジスタT30〜T3nに流れる電流が全て加算されて抵抗R12に流れ、加算器21は、重み付け加算器として機能し、加算結果を信号SUM、/SUMとして出力する。
図3は、判定回路11、12の回路図の例である。判定回路11、12は、同一の構成であって、NchトランジスタT1〜T14、抵抗R1〜R4を備える。
NchトランジスタT1は、ドレインを、一端が電源に接続される抵抗R1の他端、NchトランジスタT3のドレイン、NchトランジスタT4のゲート、NchトランジスタT7のゲートに接続し、ソースをNchトランジスタT5のドレインに接続し、ゲートに信号SUMが供給される。NchトランジスタT2は、ドレインを、一端が電源に接続される抵抗R2の他端、NchトランジスタT4のドレイン、NchトランジスタT3のゲート、NchトランジスタT8のゲートに接続し、ソースをNchトランジスタT5のドレインに接続し、ゲートに信号/SUMが供給される。NchトランジスタT5は、ソースをNchトランジスタT13のドレインに接続し、ゲートにクロック信号CLKが供給される。NchトランジスタT3、T4は、ソースを共通にNchトランジスタT6のドレインに接続する。NchトランジスタT6は、ソースをNchトランジスタT13のドレインに接続し、ゲートにクロック信号/CLKが供給される。NchトランジスタT13は、ソースを接地し、ゲートに基準電圧Vrefが与えられる。
NchトランジスタT7は、ドレインを、一端が電源に接続される抵抗R3の他端、NchトランジスタT9のドレイン、NchトランジスタT10のゲートに接続し、ソースをNchトランジスタT11のドレインに接続し、ドレインから信号OUTを出力する。NchトランジスタT8は、ドレインを、一端が電源に接続される抵抗R4の他端、NchトランジスタT10のドレイン、NchトランジスタT9のゲートに接続し、ソースをNchトランジスタT11のドレインに接続し、ドレインから信号/OUTを出力する。NchトランジスタT11は、ソースをNchトランジスタT14のドレインに接続し、ゲートにクロック信号/CLKが供給される。NchトランジスタT9、T10は、ソースを共通にNchトランジスタT12のドレインに接続する。NchトランジスタT12は、ソースをNchトランジスタT14のドレインに接続し、ゲートにクロック信号CLKが供給される。NchトランジスタT14は、ソースを接地し、ゲートに基準電圧Vrefが与えられる。
以上のような構成の判定回路11(12)は、CML(Current Mode Logic)形式のマスタ・スレーブ・フリップフロップ回路として機能する。すなわち、NchトランジスタT1、T2は、クロック信号CLKがHレベルである場合に活性化されて信号SUM、/SUMのレベルを比較し、NchトランジスタT3、T4は、クロック信号CLKがLレベルである場合に活性化されて比較結果を保持するように機能して、マスター部を構成する。また、NchトランジスタT7、T8は、クロック信号CLKがHレベルである場合に活性化されてNchトランジスタT3、T4の保持データを増幅し、NchトランジスタT9、T10は、クロック信号CLKがLレベルである場合に活性化されて増幅された保持データを保持して信号OUT、/OUTとして出力するスレーブ部を構成する。
ここで判定回路12における回路パラメータは、高速性能だけでなく、後段に接続される回路を駆動することも考慮して決定される。一般に高速性能と駆動能力は、トレードオフの関係にある。図10の判定帰還型等化器では、判定回路のファンアウト数が前述の通り3〜4と多くなるため、所望の駆動能力を得るために高速性能を犠牲にしても構成回路のトランジスタサイズを大きくするなどの設計上の制限がある。
これに対し、本実施例の判定帰還型等化器では、判定回路12は、ファンアウト数が1の独立した経路に存在するため、従来よりも高速性能に特化した回路設計が可能である。すなわち、判定回路12は、判定回路11よりも高速で動作するように判定回路11とは異なる回路定数で構成される。回路定数に関し、より具体的には、以下の(1)〜(4)のような構成例を挙げることができる。
(1)判定回路12を構成するトランジスタ(T1〜T14)のサイズが、判定回路11のそれよりも小さい。
(2)判定回路12を構成するデータ保持部のトランジスタ(T3、T4、T9、T10)のサイズが、判定回路11のそれよりも小さい。
(3)判定回路12が判定回路11よりも小さい論理振幅で動作する。
(4)判定回路12を構成する負荷抵抗(R1〜R4)の値を判定回路11のそれよりも小さくすることで、論理振幅を抑える。
実施例1では、フルレートクロック構成の判定帰還型等化器について説明したが、これに限定されず、マルチクロックを用いるタイムインターリーブを用いた判定帰還型等化器に対しても同様に適用できる。例えば、2倍のタイムインターリーブに相当するハーフレートクロック構成の判定帰還型等化器に本発明を適用した場合の回路構成例について説明する。
図4は、本発明の第2の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図4において、判定帰還型等化器は、判定回路11e、11o、12e、12o、加算器21e、21o、入力アンプ31a、出力アンプ32e、32o、係数器Tap1ae、Tap1ao、Tap2e〜Tapne(nは2以上の整数)、Tap2o〜Tapno、ラッチ回路L2e〜Lne、L2o〜Lnoを備える。
入力アンプ31aは、判定帰還型等化器に入力される信号を2分岐して加算器21e、21oに分配する。加算器21e、判定回路11e、12e、ラッチ回路L2e〜Lne、出力アンプ32e、係数器Tap1ae、Tap2e〜Tapneは、それぞれ図1における加算器21、判定回路11、12、ラッチ回路L2〜Ln、出力アンプ32、係数器Tap1a、Tap2〜Tapnに相当し、クロック信号の一方のエッジに同期して同様に動作する。加算器21o、判定回路11o、12o、ラッチ回路L2o〜Lno、出力アンプ32o、係数器Tap1ao、Tap2o〜Tapnoは、それぞれ図1における加算器21、判定回路11、12、ラッチ回路L2〜Ln、出力アンプ32、係数器Tap1a、Tap2〜Tapnに相当し、クロック信号の他方のエッジに同期して同様に動作する。ただし、加算器21eは、入力アンプ31aの出力と、係数器Tap1ao、Tapke(ただし、kは偶数)、Tapmo(ただし、mは3以上の奇数)のそれぞれの出力とを加算し判定回路11e、12eに出力する。また、加算器21oは、入力アンプ31aの出力と、係数器Tap1ae、Tapke(ただし、kは3以上の奇数)、Tapmo(ただし、mは偶数)のそれぞれの出力とを加算し判定回路11o、12oに出力する。
このような構成の判定帰還型等化器は、クロック信号の2倍のレートで動作する2系統の判定帰還型等化器によって入力アンプ31aの出力を等化して出力アンプ32e、32oから交互に出力するように機能する。したがって、より高速に動作可能となるハーフレート動作の判定帰還型等化器が実現される。
図5は、本発明の第3の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図5において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の判定帰還型等化器は、図1に対し係数器Tap1をさらに備え、係数器Tap1は、判定回路11の出力に重み係数を掛け、加算器21aに出力する。
本実施例の判定帰還型等化器は、実施例1に示した構成に、図10の判定帰還型等化器における1st−post帰還経路も設け、高速の1st−post帰還経路と従来の1st−post帰還経路とを入力信号の状況に応じて切り替えて用いる。すなわち、判定回路11を経由し係数器Tap1を介して加算器21aに帰還する通常経路と、加算器21aの出力から分岐され判定回路12、係数器Tap1aを経由して加算器21aに帰還する高速経路の双方を設ける。この場合、係数器Tap1と、判定回路12および係数器Tap1aとに対して排他的に電源を遮断する機能を設ける。この電源遮断機能により、通常状態では、高速経路側(判定回路12および係数器Tap1a)の電源を遮断しておき、通常経路(係数器Tap1)のみを用いることで省電力動作させる。一方、入力信号速度が高速となり、通常経路では1st−postの帰還が間に合わなくなって誤差信号εが所望の値を超える場合などにおいて、通常経路を遮断し、高速経路のみを用いることで、高速動作させる。
このような構成の判定帰還型等化器によれば、入力信号の速度に応じて、判定帰還型等化器を低速用途では省電力に動作させ、高速用途は高速に動作させ、用途に応じて電力スケーラビリティを持たせることが可能となる。
図6は、本発明の第4の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図6において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の判定帰還型等化器は、信号INと帰還信号FB1〜FBnにそれぞれ係数器Tap1a、Tap2〜Tapnによって重み付けしたそれぞれの信号とを加算し、加算結果となる信号を判定回路12に出力する加算器22をさらに備える。判定回路12は、加算器22の出力を判定する。
実施例1の判定帰還型等化器は、加算器21の出力を2分岐して一方を1st−post専用の高速帰還経路としたのに対して、本実施例の判定帰還型等化器は、加算器21の前段から2分岐した構成としている。すなわち信号INを2分岐して、それぞれに対応させて、加算器21、判定回路11と、加算器22、判定回路12とを設ける。
信号INを分岐した一方は、加算器21、判定回路11、および2nd−post以降の帰還遅延形成回路(ラッチ段で構成)、タップ2以降の係数器Tap2〜Tapnで構成され、2nd−post以降のISIを除去するために2nd−post以降を係数乗算した上で加算器21、22に帰還する。
信号INを分岐した他方は、1st−post専用の高速帰還経路とし、加算器22、判定回路12、係数器Tap1aで構成され、1st−postのISIを除去するために1st−postに係数乗算した上で加算器21、22に帰還する。
1st−post専用に加算器22の前段から分岐した独立の帰還経路を設けており、これにより1st−post帰還経路の判定回路12はファンアウト数が2であるため、従来構成のファンアウト3〜4と比較して、出力負荷が軽減される。その結果、判定帰還型等化器の動作速度を制限していた1st−post帰還の遅延時間を減少させ、判定帰還型等化器のより高速化を可能とする。
さらに、加算器22は、判定回路12のみに加算結果を出力するので、加算器21よりも小さいサイズのトランジスタで構成することで、加算処理のより高速化と入力分岐の負荷増加を抑制することができる。
図7は、本発明の第5の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図7において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の判定帰還型等化器は、判定回路11に替えて閾値が制御可能な判定回路11aを備える。係数器Tap1aの出力である帰還信号FB1は、加算器21bに入力されること無く係数器Tap1aを介して判定回路11aの閾値制御端子に入力される。
本実施例の判定帰還型等化器は、実施例1に示した判定帰還型等化器に対して、1st−postを加算器21bに帰還するのではなく、判定回路11aのデータ判定閾値レベルの制御に用いる。すなわち、加算器21bの出力を分岐した一方は、2nd−post以降の判定帰還処理ブロックとし、判定回路11a、および2nd−post以降の帰還遅延形成回路(ラッチ段で構成)、タップ2以降の係数乗算器で構成され、2nd−post以降のISIを除去するために2nd−post以降を係数乗算した上で加算器21bに帰還する。
また、加算器21bの出力を分岐した他方は、1st−post専用の高速帰還経路として、判定回路12、係数器Tap1aで構成され、判定回路12の出力結果を乗算処理した上で判定回路11aの閾値制御端子に入力する。例えば、判定回路12の結果が”1”であれば、1st−postのISIを除去する方向へ判定回路11aの閾値レベルを調整する。また判定回路12の結果が”0”であれば、判定回路11aの閾値レベルを変更しない(あるいは逆方向へ調整する)。このように、前のデータの1/0の結果に応じて判定回路11aの閾値を上下させることは、加算器21bでのデータ加減算処理と等価であって、判定帰還型等化動作が実現される。
次に、判定回路11aについて具体的な回路例を説明する。図8は、判定回路11aの回路図の例であり、図2、図3と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。判定回路11aにおいて、NchトランジスタT21のドレインは、NchトランジスタT1のドレインに接続され、NchトランジスタT31のドレインは、NchトランジスタT2のドレインに接続される。なお、図8において、図3のNchトランジスタT13、14はそれぞれ電流源Issとして表されている。
このような判定回路11aにおいて、クロック信号CLKがHレベルである場合に、NchトランジスタT41、T5、T12がオンとなる。この場合、電流源Issのα1倍の電流が流れる係数器Tap1aの電流は、信号FB1、/FB1に応じてNchトランジスタT21、T31にそれぞれ分配される。また、電流源Issの電流が信号SUM、/SUMの大きさに応じてNchトランジスタT1、T2にそれぞれ分配される。したがって、NchトランジスタT1に流れる電流にNchトランジスタT21に流れる電流が加算され、抵抗R1に流れる。また、NchトランジスタT2に流れる電流にNchトランジスタT31に流れる電流が加算され、抵抗R2に流れる。この結果、信号FB1が”1”であれば、1st−postのISIを除去する方向へ判定回路11aの閾値レベルが調整される。また、信号FB1が”0”であれば、判定回路11aの閾値レベルは変更されない。このように、信号FB1、/FB1に応じて判定回路11aの閾値が制御される。
以上のような構成の判定帰還型等化器において、判定回路12のファンアウト数は1であるため、従来の判定帰還型等化器のファンアウト数3〜4と比較して1st−post帰還経路における負荷が軽減され高速化が図られる。さらに、1st−postは、加算器21aまで帰還されないのでさらに高速性に優れる。
但し、本構成では1st−postが厳密には帰還ループを形成していないので、判定回路12のデータ判定処理の際には、1st−postのISIが除去されていない。従って、波形等化性能が若干低下する虞がある。この点を解決する実施例を次に示す。
図9は、本発明の第6の実施例に係る判定帰還型等化器の構成を示すブロック図である。図9において、図7と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の判定帰還型等化器は、図7の判定回路12に替えて、閾値が係数器Tap1aの出力によって制御可能とされる判定回路12aを備える。判定回路12aは、図8に示すような判定回路11aと同様の構成である。ただし、判定回路12aは、実施例1で説明したのと同様に判定回路11aよりも高速で動作するように判定回路11aとは異なる回路定数で構成される。加算器21bは、信号INと帰還信号FB2〜FBnにそれぞれ係数器Tap2〜Tapnによって重み付けしたそれぞれの信号とを加算し、加算結果となる信号を判定回路11a、12aに出力する。
このような構成において、1st−post専用帰還の判定回路12aの出力を判定回路11aおよび判定回路12aの双方の閾値制御端子に帰還する。判定回路12aの閾値制御端子にも帰還することで、1st−postも確実に等化処理することができ、実施例5における課題を解決する。ここで判定回路12aのファンアウト数は2となるが、従来判定帰還型等化器のファンアウト数3〜4と比較すれば、負荷軽減となる。
また、本実施例の判定帰還型等化器は、判定回路12aの出力を加算器21bまで帰還しないのでより高速性に優れる。
以上のような各実施例の判定帰還型等化器は、USB、PCIe、シリアルATAなどの高速通信インタフェース、およびそれらを必要とする通信機器、PC周辺機器などに好適である。次に、本発明の判定帰還型等化器の適用例について説明する。
図11は、本発明の第7の実施例に係る受信機の構成を示すブロック図である。図11において、受信機50は、可変利得増幅器51、線形等化器52、判定帰還型等化器53、直列並列変換回路54、クロック再生回路55、位相補間器56、制御回路57を備える。
可変利得増幅器51は、制御回路57によって設定される利得で受信信号である入力信号を増幅し、線形等化器52に出力する。線形等化器52は、制御回路57によって設定されるピーキングの位置や等化量に基づいて可変利得増幅器51の出力信号を等化し、判定帰還型等化器53に出力する。判定帰還型等化器53は、上記実施例1〜6に示される判定帰還型等化器であり、線形等化器52の出力信号を等化し、直列並列変換回路54に出力する。直列並列変換回路54は、シフトレジスタなどで構成され、直列に入力された信号を並列データに変換して受信信号として外部へ出力する。
クロック再生回路55は、直列並列変換回路54において処理される信号に基づいてクロック信号を再生し、位相補間器56に出力する。位相補間器56は、再生されたクロック信号の位相を調整して判定帰還型等化器53の動作クロックを生成し、判定帰還型等化器53に出力する。制御回路57は、可変利得増幅器51の利得、線形等化器52におけるピーキングの位置や等化量、判定帰還型等化器53における係数器の値などを、それぞれ、可変利得増幅器51、線形等化器52、判定帰還型等化器53に出力する。制御回路57は、これらの設定値を外部から与えられる情報を基に設定してもよく、判定帰還型等化器53の出力信号や直列並列変換回路54の出力信号における誤りの発生などを参照することで設定することも可能である。
このような構成の受信機50によれば、判定帰還型等化器53として実施例1〜6に示される判定帰還型等化器が用いられるので、より高速な動作が可能である。
図12は、本発明の第8の実施例に係る通信システムの構成を示すブロック図である。図12において、通信システム70は、上記の実施例7で説明した受信機50、電圧制御発振器58、64、送信機60を備える。送信機60は、並列直列変換回路61、増幅器62、制御回路63を備える。
電圧制御発振器58は、受信機50のクロック信号を発生するものであり、受信機50中の位相補間器56は、電圧制御発振器58の発生したクロック信号に対し、クロック再生回路55の位相を参照して位相調整を行う。
並列直列変換回路61は、外部から入力される送信対象とされる並列信号を直列信号に変換し、増幅器62に出力する。増幅器62は、FIRフィルタなどを含み、適切に帯域制限して増幅した送信信号を受信機50に向け、出力する。電圧制御発振器64は、送信機60のクロック信号を発生するものであり、並列直列変換回路61は、このクロック信号に基づいて変換動作を行う。制御回路63は、増幅器62の利得や帯域を設定する回路であって、これらの設定値を外部から与えられる情報を基に設定するようにしてもよい。
このような構成の通信システム70によれば、実施例7と同様に、より高速な動作が可能である。
図13は、本発明の第9の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図13において、半導体装置80は、実施例7で説明した受信機50を4つ、実施例8で説明した送信機60を4つ、電圧制御発振器65を備える。
電圧制御発振器65は、実施例8で説明した電圧制御発振器58、64と同等であって、4つの受信機50および4つの送信機60に対し、クロック信号を供給する。
このような構成の半導体装置80によれば、実施例7と同様に、より高速な動作が可能である。なお、受信機50、送信機60を4つとしたが、これは一例であって、1または複数備えるようにしてもよい。
なお、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
なお、本PCT出願において追加した記載事項については、その基準日は、PCT出願日となるが、当初の優先権の記載事項についての基準日は、優先日をもってパリ条約の優先権の規定に従って判断されるべきものであり、後の追加記載事項によっては如何なる影響をも受けないものとする。
11、11a、11e、11o、12、12a、12e、12o 判定回路
14 誤差検出器
21、21a、21b、21e、21o、22 加算器
31、31a 入力アンプ
32、32e、32o 出力アンプ
Iss 電流源
L2〜Ln、L2e〜Lne、L2o〜Lno ラッチ回路
R1〜R4、R11、R12 抵抗
T1〜T14、T20〜T2n、T30〜T3n、T40〜T4n Nchトランジスタ
Tap1a、Tap1〜Tapn、Tap1ae、Tap1ao、Tap2e〜Tapne、Tap2o〜Tapno 係数器
50 受信機
51 可変利得増幅器
52 線形等化器
53 判定帰還型等化器
54 直列並列変換回路
55 クロック再生回路
56 位相補間器
57、63 制御回路
58、64、65 電圧制御発振器
60 送信機
61 並列直列変換回路
62 増幅器
70 通信システム
80 半導体装置

Claims (14)

  1. 入力信号と第1〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算する第1の重み付け加算回路と、
    前記第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を複数のラッチ回路に出力する、クロック信号に同期して動作する第1の判定回路と、
    前記第1の判定回路の判定結果を前記クロック信号に同期して順次保持し、構成要素であるそれぞれのレジスタの保持内容をそれぞれ第2〜第nの帰還信号として出力する前記複数のラッチ回路と、
    前記第1の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定し、判定結果を第1の帰還信号として出力する、前記クロック信号に同期して動作する第2の判定回路と、
    を備えることを特徴とする判定帰還型等化器。
  2. 前記第2の判定回路は、前記第1の判定回路よりも高速で動作するように前記第1の判定回路と異なる回路定数で構成されることを特徴とする請求項1記載の判定帰還型等化器。
  3. 前記第2の判定回路を構成する少なくとも一部のトランジスタのサイズが前記第1の判定回路を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項2記載の判定帰還型等化器。
  4. 前記第1および第2の判定回路は、前記加算結果を保持し前記クロック信号で動作するデータ保持部をそれぞれ含み、
    前記第2の判定回路のデータ保持部を構成するトランジスタのサイズが前記第1の判定回路のデータ保持部を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項3記載の判定帰還型等化器。
  5. 前記第2の判定回路は、前記第1の判定回路よりも小さな論理振幅で動作するように構成されることを特徴とする請求項2記載の判定帰還型等化器。
  6. 前記第1および第2の判定回路は、前記加算結果を保持し前記クロック信号で動作するデータ保持部をそれぞれ含み、
    前記第2の判定回路のデータ保持部を構成する負荷抵抗が前記第1の判定回路のデータ保持部を構成する負荷抵抗よりも抵抗値が低いことを特徴とする請求項2記載の判定帰還型等化器。
  7. 前記第1の判定回路の判定結果に対し、前記第1の帰還信号に対する重み付けと同等の重み付けを行う重み付け手段を備え、
    前記第1の重み付け加算回路は、前記重み付け手段の出力信号をさらに加算し、
    前記重み付け手段と前記第2の判定回路および前記第1の帰還信号に対する重み付け機能とに対して排他的に電源供給を行うように制御することを特徴とする請求項1または2記載の判定帰還型等化器。
  8. 前記入力信号と前記第1〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算する第2の重み付け加算回路をさらに備え、
    前記第2の判定回路は、前記第1の重み付け加算回路の加算結果を判定する代わりに前記第2の重み付け加算回路の加算結果が所定の閾値以上であるか否かを判定することを特徴とする請求項1または2記載の判定帰還型等化器。
  9. 前記第2の重み付け加算回路を構成するトランジスタのサイズが前記第1の重み付け加算回路を構成するトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項8記載の判定帰還型等化器。
  10. 前記第1の判定回路は、前記第1の帰還信号に重み付けした信号によって前記所定の閾値が制御可能に構成され、
    前記第1の重み付け加算回路は、前記第1の帰還信号に重み付けした信号を加算することなく、前記入力信号と前記第2〜第n(nは2以上の整数)の帰還信号にそれぞれ重み付けしたそれぞれの信号とを加算することを特徴とする請求項1または2記載の判定帰還型等化器。
  11. 前記第2の判定回路は、前記第1の帰還信号に重み付けした信号によって前記所定の閾値が制御可能に構成されることを特徴とする請求項10記載の判定帰還型等化器。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一に記載の判定帰還型等化器を備える受信機。
  13. 請求項12に記載の受信機と該受信機に対し送信信号を送出する送信機を備える通信システム。
  14. 請求項12に記載の受信機を1または複数備える半導体装置。
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