JP5639486B2 - 搬送台車および搬送方法 - Google Patents
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Description
また、第一載置面と第二載置面とは壁部によって仕切られており、第一載置面に載置された未加工のワークが第二載置面に移動するのを防ぐことができるため、ワークの加工状態を簡単に把握することができ、未加工のワークが次工程に搬送されるのを防ぐことができる。
したがって、本発明の搬送台車および搬送方法では、ワークの加工を確実に行うことができる。
また、ワークを搬出および搬入するときには、ワークによってストッパを押し下げることができる。したがって、特別な操作を行うことなくストッパを出入させることができるため、作業性を向上させることができ、作業効率を高めることができる。そして、ワークがストッパを通過した後には、ストッパが確実に突出して、ワークの搬入および搬出を規制することができる。
以下の説明では、本実施形態の搬送台車および搬送方法が適用される加工システムの全体構成を説明した後に、搬送台車およびその搬送台車を用いた搬送方法について詳細に説明する。
第一のコンベア2は、図4(a)の右側に配置され、第二のコンベア3は、図4(a)の左側に配置されており、第一のコンベア2の移動終点と第二のコンベア3の移動始点とが対峙している。
各工作機械4A,4B,4Cは、軌道5側から投入されたワークWを加工し、加工済みのワークWを軌道5側に払い出すように構成されている。
基台10は、平面視で矩形の部材であり、下面の四隅には車輪11がそれぞれ取り付けられており、各車輪11が軌道5の各レール部材5a,5a上を走行するように構成されている。このように、搬送台車1は、軌道5に沿って図4(a)の左右方向に移動可能となっており、作業者は、搬送台車1に設けられたハンドル(図示せず)を持って、搬送台車1を手押しで第一のコンベア2と第二のコンベア3との間を往復動させることができる。
また、第一載置面20において図1の手前側には、図1の左右方向に延設された凹溝22(図2(a)参照)が形成されている。この凹溝22内には、図1の手前側へのワークWの搬出を許容し、図1の手前側からのワークWの搬入を規制する第一ストッパ21が設けられている。
軸受部21aは、凹溝22内において第一載置面20の内側(図2(a)の右側)に寄せた位置に配置されている。この軸受部21aは、第一載置面20の幅方向(図1の左右方向)の軸回りに回動自在であり、ねじりばねなどの弾性部材(図示せず)によって、図2(a)の右回りに付勢されている。すなわち、第一ストッパ21は、突出部21bが第一載置面20の上面よりも上方に突出するように付勢されている。また、第一ストッパ21では、突出部21bが第一載置面20の上面よりも上方に突出した通常時の状態から、さらに図2(a)の右回りに回転しないように、軸受部21aの回転が規制されている。
また、図2(c)に示すように、第一載置面20の外側(図2(c)の左側)から内側(図2(c)の右側)に向けてワークWが移動してきた場合には、第一載置面20から突出した第一突出部21bの先端面が、ワークWの側面(移動方向の前側の側面)に当接し、第一突出部21bにワークWが係止される。
このように、第一ストッパ21は、第一載置面20から図1の手前側、すなわち、工作機械4A,4B,4C側へのワークWの搬出は許容するが、図1の手前側、すなわち、工作機械4A,4B,4C側から第一載置面20へのワークWの搬入は規制することになる。
第二ストッパ31は、凹溝32内に収容された軸受部31aの上部から第二載置面30の内側(図3(a)の右側)に向けて第二突出部31bが突出している。軸受部31aは、凹溝32内において第二載置面30の外側(図3(a)の左側)に寄せた位置に配置されている。そして、第二ストッパ31では、突出部31bが第二載置面30の上面よりも上方に突出するように、図3(a)の左回りに軸受部31aが付勢されている。また、第二突出部31bの上面は、先端側(図3(a)の右側)から基端側(図3(a)の左側)に向けて下がる傾斜面となっている。
また、図3(c)に示すように、第二載置面30の内側(図3(c)の右側)から外側(図3(c)の左側)に向けてワークWが移動してきた場合には、第二載置面30から突出した第二突出部31bの先端面が、ワークWの側面(移動方向の前側の側面)に当接し、第二突出部31bにワークWが係止される。
このように、第二ストッパ31は、図1の手前側、すなわち、工作機械4A,4B,4C側から第二載置面30へのワークWの搬入は許容するが、第二載置面30から図1の手前側、すなわち、工作機械4A,4B,4C側へのワークWの搬出は規制することになる。
そして、第一載置面20上のワークWを第一の工作機械4A側にスライド移動させて搬出し、ワークWを第一の工作機械4Aに投入する。このとき、図2(b)に示すように、第一載置面20の第一ストッパ21は、第一載置面20の内側から移動してきたワークWによって押し下げられるため、ワークWを外側に移動させることができる。
作業者は、第二の工作機械4Bから払い出されたワークWを第二載置面30側にスライド移動させて、加工済みのワークWを第二載置面30に搬入する。このとき、図3(b)に示すように、第二載置面30の第二ストッパ31は、第二載置面30の内側から移動してきたワークWによって押し下げられるため、ワークWを第二載置面30上に移動させることができる。
また、図1に示すように、第一載置面20と第二載置面30とは中間壁部12によって仕切られており、第一載置面20に載置された未加工のワークWが第二載置面30に移動するのを防ぐことができる。したがって、搬送台車1に載置されたワークWの位置を見ることで、ワークWの加工状態を簡単に把握することができるため、未加工のワークWが次工程に搬送されるのを防ぐことができる。
このように、本実施形態の搬送台車1および搬送方法では、ワークの加工を確実に行うことができる。
また、ワークWの搬出および搬入するときには、ワークWによって第一ストッパ21および第二ストッパ31を押し下げることができる。したがって、特別な操作を行うことなく第一ストッパ21および第二ストッパ31を出入させることができるため、作業性を向上させることができ、作業効率を高めることができる。そして、ワークWが第一ストッパ21および第二ストッパ31を通過した後には、第一ストッパ21および第二ストッパ31が確実に突出して、ワークWの搬入および搬出を規制することができる。
例えば、ワークWの搬出および搬入を記載する第一ストッパとしては、図7(a)に示すように、第一載置面20に形成された穴部42に出入する突出部41bを有する第一ストッパ41を用いることもできる。
この第一ストッパ41の第一突出部41bは、穴部42の底部に設けられたコイルばね(弾性部材)41aによって付勢されることで、第一載置面20よりも上方に突出している。また、第一突出部41bの上端部において第一載置面20の内側(図7(a)の右側)の部位には、傾斜面が形成されている。
そして、図7(b)に示すように、第一載置面20の内側(図7(b)の右側)から外側(図7(b)の左側)に向けて移動したワークWによって、第一突出部41bの傾斜面が押されると、コイルばね41aが収縮し、第一突出部41bが穴部42内に押し下げられる。また、第一載置面20の外側から内側に向けてワークWが移動してきた場合には、第一突出部41bの側部にワークWの側面が当接し、第一突出部41bにワークWが係止される。
なお、図7に示す第一ストッパ41の傾斜面の向きを反対側(図7(a)の左側)に形成することで、第二載置面に設けられる第二ストッパを構成することができる。
この構成では、図8(b)に示すように、第一載置面20からワークWを搬出するときには、第一ストッパ51がワークWによって押し下げられる。そして、ワークWが第一ストッパ51上を通過すると、ウェイト51cの重量によって、第一ストッパ51が図8(b)の右回りに付勢され、第一ストッパ51全体が図8(b)の右回りに回転して、図8(a)に示すように、突出した状態に復帰する。
このように、図8に示す第一ストッパ51では、軸受部51aにウェイト51cが吊り下げられた状態の自重バランスによって、第一突出部51bの突出状態が維持されており、ワークWによって押し下げられた第一ストッパ51が復帰するときには、その自重で付勢されるため、第一ストッパ51の構造を簡略化することができる。
また、第一ストッパ51では、図8(a)に示すように突出した状態と、図8(b)に示すように押し下げられた状態との間の回動範囲を超えて、第一ストッパ51が回動しないように、ピン(図示せず)などの規制部材を設けることもできる。
なお、図8に示す第一ストッパ51の向きを反対側に配置することで、第二載置面に設けられる第二ストッパを構成することができる。
2 第一のコンベア
3 第二のコンベア
4A 第一の工作機械
4B 第二の工作機械
4C 第三の工作機械
5 軌道
5a レール部材
10 基台
11 車輪
12 中間壁部
13 縁壁部
20 第一載置面
21 第一ストッパ
21a 軸受部
21b 第一突出部
22 凹溝
30 第二載置面
31 第二ストッパ
31a 軸受部
31b 第二突出部
32 凹溝
S 加工システム
W ワーク
Claims (4)
- ワークが載置される第一載置面および第二載置面を有し、前記第一載置面と前記第二載置面とは壁部によって仕切られており、
前記第一載置面および前記第二載置面の一方側に配置された工作機械に対して前記ワークを搬出および搬入する搬送台車であって、
前記第一載置面には、前記工作機械への前記ワークの搬出を許容し、前記工作機械からの前記ワークの搬入を規制する第一ストッパが設けられ、
前記第二載置面には、前記工作機械からの前記ワークの搬入を許容し、前記工作機械への前記ワークの搬出を規制する第二ストッパが設けられていることを特徴とする搬送台車。 - 前記第一ストッパは、弾性部材またはウェイトによって付勢されることで、前記第一載置面よりも上方に突出した第一突出部を有し、
前記第一突出部は、前記第一載置面から前記工作機械に向けて移動する前記ワークによって前記第一載置面に押し込まれ、前記工作機械から前記第一載置面に向けて移動する前記ワークが係止され、
前記第二ストッパは、弾性部材またはウェイトによって付勢されることで、前記第二載置面よりも上方に突出した第二突出部を有し、
前記第二突出部は、前記工作機械から前記第二載置面に向けて移動する前記ワークによって前記第二載置面に押し込まれ、前記第二載置面から前記工作機械に向けて移動する前記ワークが係止されることを特徴とする請求項1に記載の搬送台車。 - 前記第一載置面および前記第二載置面は、軌道上を移動する基台に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送台車。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された搬送台車を用いたワークの搬送方法であって、
前記第一載置面および前記第二載置面の一方側には複数の前記工作機械が配置されており、
前記第一載置面上に前記ワークを載置する段階と、
前記搬送台車を前記工作機械に隣接させる段階と、
前記第一載置面上の前記ワークを前記工作機械に向けて搬出し、前記ワークを前記工作機械に投入する段階と、
前記工作機械から払い出された前記ワークを前記第二載置面上に搬入する段階と、を備えていることを特徴とする搬送方法。
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