JP5639145B2 - 光学アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロリソグラフィ用、例えばEUVマイクロリソグラフィ用の投影露光装置で特に用いる、光学アセンブリに関する。さらに、本発明は、光学アセンブリを用いる照明光学系及び投影光学系に関する。さらに、本発明は、この種の光学アセンブリを備える投影露光装置、微細構造又はナノ構造コンポーネントを製造する方法、及びこの種の方法により製造したコンポーネントに関する。
本出願は、2009年3月27日付けで出願された米国仮出願第60/163929号の米国特許法第119条(e)項(1)の下での利益を主張する。
ミラー本体及び支持体を有する光学アセンブリは、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5から既知である。
米国特許出願公開第2005/0111067号明細書 独国特許第100 50 125号明細書 米国特許出願公開第2004/0228012号明細書 米国特許第7,158,209号明細書 米国特許第7,068,348号明細書
本発明の目的は、冒頭に述べたタイプの光学アセンブリを、その熱安定性を向上させるように開発することである。
この目的は、本発明に従って、請求項1に開示する特徴を有する光学アセンブリにより達成される。
本発明によれば、支持体部分の1つの少なくとも1つの表面部分を変更することにより、2つの支持体部分間の温度差に影響を及ぼすことが可能となることが認識された。この温度差は、特に、例えば熱誘起による「バイメタル効果」が生じ得ないよう最小化することができる。このバイメタル効果は、ミラー本体が第1支持体部分及び第2支持体部分と機械的なヒートブリッジを介して接触する場合に生じ得る。結果として、少なくとも1つの表面部分の変更によりその安定性に関して熱的に改善した光学アセンブリの提供が可能となる。変更表面部分の熱放出係数(thermal emission coefficient)εと非変更表面部分の熱放出係数εとの差は、10%より大きくてもよく、20%より大きくてもよく、50%より大きくてもよく、100%より大きくてもよい。2つの放出係数間の比は、2倍より大きくてもよく、5倍より大きくてもよく、8倍より大きくてもよく、10倍より大きくてもよく、さらには15倍より大きくてもよい。2つの支持体部分間の少なくとも部分的に熱分離する領域は、2つの支持体部分を部分的又は完全に互いに熱的に絶縁する材料の層とすることができる。少なくとも部分的に熱分離する領域は、2つの支持体部分間の真空排気体積とすることもでき、2つの支持体部分を別個の場所で互いに機械的に接続することが可能である。光学アセンブリ全体又はそのコンポーネントは、真空排気可能な少なくとも1つのチャンバに収容することができる。光学アセンブリの少なくとも1つのミラーは、照明チャネルを予め定める複数のファセットを有するファセットミラーとすることができる。光学アセンブリは、この種のファセットミラーを厳密に1つ有し得る。変更表面部分の放出係数は、非変更表面部分の熱放出係数と少なくとも10%異なる。これは、全く同一の表面部分を変更することにより、熱放出係数の差が少なくとも10%になることを意味する。少なくとも1つの変更表面部分は、光学アセンブリのミラー本体を変位させるためのアクチュエータコンポーネントの表面部分であり得る。
請求項2に記載の加工表面部分は、既知の加工により、特に材料加工法により生成することができるため、加工に応じて、所定の変更熱放出係数εを微調整することができる。
請求項3に記載の微細構造は、加工表面部分の表面を拡大すると、非変更熱放出係数εと比べて変更熱放出係数εの増加をもたらす。微細構造は、典型的寸法がマイクロメートル範囲、例えば0.5マイクロメートル〜100マイクロメートルの範囲である構造である。鋸歯構造、トラフ構造、又は微細リブを微細構造として用いてもよい。この場合、これらの構造は、空間的に周期的に配置することができる。しかしながら、微細構造を不規則に、すなわち互いに統計的に変わる間隔で配置することが可能であり、例えば、隣接する構造の間隔は、随意に付加的に指向方向を有する所定の分配に従うことができる。
請求項4に記載の回折構造は、特に、これがなければミラーの熱負荷を大きくしかねないミラーに作用する波長について、付加的な反射効率をもたらすことができる。特に、回折構造は、IR(赤外)波長用に設計することができる。
請求項5に記載のナノ構造は、加工表面部分の表面の特に有利な拡大と、それに対応して変更熱放出係数の増加をもたらす。ナノ構造は、典型的寸法がナノメートル範囲、例えば30ナノメートル〜500ナノメートルの範囲である構造である。この場合、これらの構造は、互いに対して空間的に規則的に配置することができる。代替的に、これらの構造は、不規則に、すなわち互いに統計的に変わる間隔で配置することもでき、例えば、隣接する構造の間隔は、随意に付加的に指向方向を有する所定の分配に従うことができる。
ノッチ又は穴、特にめくら穴を、請求項6に記載のmm構造又はcm構造として加工表面部分に構成することができる。
請求項7に記載の表面層を選択的に用いて、加工表面部分の熱放出係数を増減させることができる。酸化物層、ワニス、異物コーティング(extraneous substance coating)、ガラスコーティング、又は金属層、例えばクロム層を、表面層として用いることができる。表面層は、その化学組成に関して表面層で覆われる材料と異なり得る。
請求項8に記載の変位可能な被覆体は、変更表面部分の可変の熱放出係数εを予め決定することを可能にする。続いて、それに対応して被覆体を関連の支持体部分に対して変位させることにより、光学アセンブリのミラーの各伝熱条件への適応が可能である。
被覆体の熱放出係数は、請求項9に記載の変更表面部分、特に加工表面部分により予め決定することができる。
請求項10に記載の2つの支持体部分の変更表面部分は、熱的に安定な光学アセンブリを予め決定するための自由度数を増加させる。
請求項11に記載の種々の変更放出係数εを有する構成は、対応の利点を有する。
請求項12に記載の放射体は、熱的に安定な光学アセンブリを予め決定するための自由度数の増加をもたらす。熱放射体は、冷却又は加熱に用いることができる。光学アセンブリを照明する放射線源を熱放射体として用いることができる。この場合、波長に関して照明に用いる有効放射線から外れた放射線を、熱放射として用いることができる。
請求項13に記載の変更表面部分、特に加工表面部分を有する放射体は、その熱放出係数に関して調整することができる。
少なくとも1つの変更表面部分の利点は、特に請求項14に記載のミラー本体構成で顕著に現れる。
2つのミラー本体の温度間の温度差は、請求項15に記載の構成において、支持体部分の熱放出係数の調整により予め決定することができる。
請求項16に記載のめくら穴又はポケット構造は、熱的に安定な光学アセンブリを予め決定するためのさらなる自由度を与える。
請求項17に記載のポケット構造は、めくら穴又はポケット構造の所定の熱放出の調整を可能にする。
同じことが請求項18に記載の放射体に当てはまる。
請求項19に記載の能動温度制御デバイス、特に能動冷却デバイスは、熱的に安定な光学アセンブリを予め決定するためのさらなる自由度を意味する。
請求項20及び21に記載の構成は、能動温度制御デバイスで実際に功を奏することが分かった。
請求項22に記載のコーティングは、光学アセンブリの各動作温度に適合させる。コーティングは、特に、反射防止干渉コーティング(anti-reflex-interference coating)として設計することができる。さらに、コーティングは、吸収性金属層、例えばクロム層を有することができる。コーティングは、熱放射が動作温度で変更表面部分を担持する本体から高効率で放出されることを確実にする。
請求項23に記載の変更表面部分は、特に、放出した熱放射の目標通りの排出を可能にする。変更は、特に、光学アセンブリの別体に向けた熱放出が好ましい方向に生じ、続いてそれにより効率的な熱排出を行うことができるようなものとすることができる。熱放出の異方性を用いて、光学アセンブリの感応コンポーネント又はそれらの周囲からできる限り熱放射を遠ざけることもできる。
請求項24に記載の光学アセンブリでは、少なくとも1つの変更表面部分は、反射有効表面から離れたミラー本体の背面に特に設けることができる。ミラー背面を介したミラー本体からの熱放射は、このとき適宜最適化される。変更支持体表面部分に関連して上述した全ての変更形態を、この変更表面部分に用いることができる。特に、上述のような干渉コーティング又は微細構造若しくはナノ構造を、ミラー本体の変更表面部分に用いることができる。
請求項25に記載の照明光学系、請求項26に記載の投影光学系、請求項27に記載の投影露光装置、請求項28に記載の製造法、及び請求項29に記載の微細構造又はナノ構造コンポーネントの利点は、光学アセンブリに関してすでに上述した利点に対応する。照明光学系は、EUV照明光学系であり得る。投影光学系は、EUV投影光学系であり得る。投影露光装置は、EUV放射線源を備えるEUV投影露光装置であり得る。照明光学系は、厳密に1つのファセットミラーを有することができ、このファセットミラーは、国際公開第2004/092844号明細書及び米国特許出願公開第2006/0132747号明細書から既知のように、鏡面反射体として設計することができる。さらに別の変形形態における照明光学系は、厳密に2つのファセットミラー、すなわち視野ファセットミラー及び瞳ファセットミラーを有することができる。照明光学系は、総計で、1つ、2つ、3つ、4つ、又は5つ以上のミラーで構成してもよい。
図面を用いて、本発明の実施形態をより詳細に後述する。
EUVマイクロリソグラフィ用の投影露光装置、照明光学系、及び投影光学系を子午断面で概略的に示す。 2つの支持体部分を有する支持体により担持された、ミラー本体を有するミラーとしての瞳ファセットを有する瞳ファセットミラーの形態の、光学アセンブリの細部を破断断面図で示す。 ヒートバランスを示すために図2と比較した変更実施形態の、ミラー本体を有するミラー及び2つの支持体部分を有する支持体の構成を概略的に示す。 有効光でのミラーの有効光衝突開始後の、ミラー本体及び2つの支持体部分の瞬時温度の時間経過をグラフで示す。 光学アセンブリのさらに別の実施形態を部分的に破断図で非常に概略的に示す。 光学アセンブリのさらに別の実施形態を部分的に破断図で非常に概略的に示す。 光学アセンブリのさらに別の実施形態を部分的に破断図で非常に概略的に示す。 熱放出係数に関して反射防止干渉コーティングを施すことにより変更した表面部分を有する本体の細部の断面を、高度に拡大して概略的に示す。 微細構造化により変更した表面部分を、同じく高度に拡大して概略斜視的に示す。
図1は、EUVマイクロリソグラフィ用の投影露光装置1を概略的に示す。投影露光装置1は、有効放射線ビーム束3を生成するEUV放射線源2を備える。有効放射線ビーム束3の波長は、特に、5nm〜30nmである。EUV放射線源2は、LPP源(レーザ生成プラズマ)又はGDPP源(ガス放電生成プラズマ)とすることができる。代替的に、例えばDUV放射線源を用いることもでき、これは、例えば193nmの波長を有する有効放射線ビーム束を生成する。
有効放射線ビーム束3は、コレクタ4により集める。対応するコレクタは、例えば、欧州特許第1 225 481号明細書、米国特許出願公開第2003/0043455号明細書、及び国際公開第2005/015314号明細書から既知である。コレクタ4を通りスペクトルフィルタ4aで斜反射(grazing reflection)した後、有効放射線ビーム束3は、最初に中間焦点Zを有する中間焦点平面5を通って伝播してから、視野ファセットミラー6に衝突する。視野ファセットミラー6での反射後、有効放射線ビーム束3は、瞳ファセットミラー7に衝突する。
瞳ファセットミラー7での反射後、有効放射線ビーム束3を、最初に2つのさらなるミラー8、9で反射させる。ミラー9の後、有効放射線ビーム束3は、斜入射ミラー10に衝突する。
瞳ファセットミラー7と共に、さらなるミラー8〜10は、視野ファセットミラー6の視野ファセットを投影露光装置1の物体平面12内の物体視野11に結像する。反射レチクル13の結像対象表面部分は、物体視野11に配置する。
ミラー6〜10、さらに広義にはコレクタ4も、投影露光装置1の照明光学系14に属する。
投影光学系15は、物体視野11を像平面17内の像視野16に結像する。ウェーハの形態の基板18をそこに配置する。レチクル13及びウェーハ18は、レチクルホルダ19及びウェーハホルダ20に担持させる。瞳ファセットミラー7は、投影光学系15の瞳平面と光学的に共役な光学平面内にある。
物体視野11は弧状であり、図1に示す照明光学系14の子午断面は、物体視野11のミラー対称軸を通って延びる。図1の平面における物体視野11の典型的大きさは8mmである。図1の平面に対して垂直方向の物体視野11の典型的大きさは104mmである。例えばこれに対応して8mm×104mmのアスペクト比を有する矩形物体視野も可能である。
投影光学系15は、6つのミラーM1〜M6を有するミラー光学系であり、ミラーM1〜M6は、図1において物体視野11と像平面17の像視野16との間の投影光学系15の結像ビーム経路の順に連続して番号を振ってある。投影光学系15の光軸OAを図1に示す。照明光学系14のミラー6〜10及び投影光学系15のM1〜M6はそれぞれ、有効放射線ビーム束3の作用を受けることができる光学面を有する光学素子である。レチクル13も、この種の光学素子である。
光源2、コレクタ4、及びスペクトルフィルタ4aは、真空排気可能な光源チャンバ21に収容する。光源チャンバ21は、中間焦点Zの領域の有効放射線ビーム束3用の貫通開口22を有する。したがって、中間焦点Zに続く照明光学系14、投影光学系15、レチクルホルダ19、及びウェーハホルダ20は、照明/投影光学系チャンバ23に収容し、これは、同じく真空排気可能であり、チャンバコーナの領域の壁部分のみを図1に概略的に示す。
図2は、瞳ファセットの領域の、換言すれば、有効放射線ビーム束3の部分ビーム束25a用のファセット反射面25とミラー本体26とを有するミラー24の領域の、瞳ファセットミラー7の細部を示す。
瞳ファセット又はミラー24を有する瞳ファセットミラー7の構造は、特許文献1に記載のファセットミラーの構造と同様であり、その内容を参照されたい。
ミラー本体26は、半球形のドーム部分27を有する。反射面25は、ドーム部分27により予め定められる球の中心点を通って延びる平面内にある。ミラー本体26の支持棒部分28は、ドーム部分27の頂点に隣接する。ミラー本体26は、一体的に形成し、図示の実施形態ではシリコン製である。
ミラー24を担持し、ミラー24に属する細部のみを図2に示す支持体30は、ミラー本体26を有するミラー24を備える光学アセンブリ29にも属する。支持体30における、瞳ファセットミラーを構成する多数のミラー24の配置に関するさらなる詳細は、特許文献1から推測できる。
支持体30は、図2の上部に示す第1支持体部分31と、図2の下部に示す第2支持体部分32とを有する。支持体部分31、32は鋼製である。2つの支持体部分31、32間には、2つの支持体部分31、32を互いに熱的に絶縁するする材料から形成した層33を配置する。層33は、熱ブロック又は熱シンクであり得る。層33の代わりに、2つの支持体部分31、32間の断熱用にこれらの間に真空排気体積を設けることもできる。
反射面25に隣接して、ミラー本体26は、ドーム部分に円形に延びる第1接触部分34を介して第1支持体部分31に当接する。第1接触部分34は、ミラー24と支持体30との第1熱接触部を形成する。
ミラー本体26は、支持体30を通る貫通孔35に支持棒部分28を通して案内する。貫通孔35は、ドーム部分27の領域で円錐形に広がる。第1接触部分34は、円錐拡大部分に位置付ける。貫通孔35の円錐拡大部分の反対側で、ミラー本体26の支持棒部分28を板ばね36により支持し、板ばね36は、第2支持体部分32の環状の第2接触部分37により支持棒部分28を環状に包囲する。第2接触部分37は、ミラー24と支持体30との第2熱接触部である。第2接触部分37は、第1接触部分34よりも反射面25から離れている。
したがって、支持体側では、板ばね36は、図2の下部に示す第2支持体部分32の表面38で支持される。
反対側では、板ばね36は、座金39を介して、図2に示さない外ねじに螺合した支持棒部分28のナット40と、支持棒部分28自体との両方で支持される。板ばね36のプレストレスは、ナット40により予め決定することができる。
ミラー本体26は、温度T1を有する。第1支持体部分31は、温度T2を有する。第2支持体部分32は、温度T3を有する。特に部分ビーム束25aの残留吸収による、反射面25の熱負荷により、T1>T2>T3が概して当てはまる。
第2支持体部分32の表面38、及び反射面25を包囲する表面41もまた、支持体部分31、32の変更表面部分である。表面部分38、41の変更は、各変更表面部分38、41の熱放出係数εが各支持体部分31、32の別の非変更表面部分の熱放出係数εと少なくとも10%異なるようにする。第2支持体部分32の表面部分38の表面変更は、ガラスコーティング42である。第1支持体部分31の表面部分41の表面変更は、表面部分41の微細構造である。
表面部分38の表面変更、換言すればガラスコーティング42により、第2支持体部分32の熱放出係数は、非変更熱放出係数と比較して小さい。
表面部分41の熱放出係数は、表面部分41の表面変更、換言すれば微細構造43により、第1支持体部分31の非変更表面と比較して大きい。
基本的に、ミラー本体26は、反射面25を傾斜させるために、図示しないアクチュエータにより支持体30に対して変位可能とすることができる。熱放出係数を変えるように変更した表面部分は、ミラー本体26用のこのアクチュエータのアクチュエータコンポーネントの一部として構成することができる。リニア巻線を有し、ミラー本体26又は支持体30に固定した固定子と、固定子のリニア巻線に入り、ミラー24の他の各コンポーネント、換言すれば支持体30又はミラー本体26に固定したアクチュエータピンとを有する、リニアモータを、アクチュエータとして用いることができる。
図3は、光学アセンブリ29のさらに別の実施形態を、図2と比較して非常に概略的に示す。図1及び図2に関してすでに上述したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
必要であれば、各光学アセンブリ29の局所デカルト座標系を図3以下に示す。図3では、x軸が右側に延びる。y軸は、図平面に対して垂直に図平面に向かって延びる。z軸は上方に延びる。
図3に示す光学アセンブリ29では、ミラー24に隣接する第1支持体部分31の表面部分41が粗面化され、換言すれば微細構造43を有する。局所的に変わる熱放出係数ε(x’,y’)が得られる。第2支持体部分32の表面部分38は、熱放出係数ε(x’’,y’’)を有する。
さらに、図3に示す実施形態では、図3の右側に示すミラー本体26の表面44は、部分的に粗面化されてそこに微細構造43を有するため、部位依存的な熱放出係数ε(y,z)がさらに得られる。
部分ビーム束25aの熱残留吸収は、ヒートバランスを表す図3において、温度Tを有する熱抵抗器45に象徴され、熱抵抗器45は、反射面25の領域でミラー本体26と熱的に接触している。
第1支持体部分31は、温度Tjoを有する。第2支持体部分32は、温度Tjuを有する。ミラー本体26は、温度Tsiを有する。
熱流dQinを、熱抵抗器45を介してミラー本体26に導入する。ミラー本体26は、第1接触部分34を介して第1支持体部分31に熱流dQjuを、第2接触部分37を介して第2支持体部分32に熱流dQjoを放出する。
光学アセンブリ29に関連する照明/投影光学系チャンバ23も、表面部分46、47に微細構造43(図3を参照)を有し得るため、部位依存的な熱放出係数ε(x’’’,y’’’)又はε(y’,z’)がそこに存在する。表面部分47に対向する第1支持体部分31は、微細構造43での微細構造化により変更したさらに別の表面部分48を有する。
照明/投影チャンバ23の外部には、チャンバ23の外部の環境を冷却又は加熱するために能動冷却デバイス49も設けることができる。したがって、チャンバ23の壁の温度も、部位依存的であり、温度場T(x,y,z)によりモデリングすることができる。
ヒートバランスを計算するために、第1に、光学アセンブリ29の表面全体におけるその種々の本体の熱放射を観察するが、これは、温度及び放出係数の4乗に比例する。
[数1]
dt=1/m/c・σ・ε(T−T )・dA・dt (1)
となる。
この場合、
dTは、各本体の温度変化、
dAは、観察した表面要素、
dtは、観察した時間要素、
Tは、観察した本体の温度、
は、周囲の温度、
mは、観察した本体の質量、
cは、観察した本体の熱容量、
σは、ボルツマン定数、
εは、観察した本体の熱放出係数である。
熱放出係数εの値は、観察した本体の各表面の性質に応じて決まる。熱放出係数εは、鋼の場合、例えば研磨表面の0.05〜粗面又は酸化表面の0.8で変わる。対応するコーティングにより、例えばガラスコーティング42により、熱放出係数εは、より大きな範囲内で変えることもできる。
ミラー本体26と2つの支持体部分31、32との間の熱流dQ又はΔQは、伝熱係数hと各接触部分34、37の接触面Aとの積に比例する。伝熱係数hと接触面Aとの積は、伝熱方程式により定義される。
[数2]
ΔQjo=(h・A)jo・(TSi−Tjo)・Δt (2)
[数3]
ΔQju=(h・A)ju・(TSi−Tju)・Δt (3)
式中、
ΔQjoは、第1支持体部分31に向かう熱流、
ΔQjuは、第2支持体部分32に向かう熱流、
Δtは、観察した時間要素である。
方程式(1)と共に、ヒートバランスを以下のように書くことができる。
[数4]
(h・A)source・(T−TSi)−(h・A)jo・(TSi−Tjo)−(h・A)ju(TSi−Tju)−σ・εSi・−(TSi −TSN )・OSi=mSi・cSi・ΔTSi/Δt (4)
[数5]
(h・A)jo・(TSi−Tjo)−σ・εsteel・(Tjo −T )・Ojo=mjo・Cjo・ΔTjo/Δt (5)
[数6]
(h・A)ju・(TSi−Tju)−σ・εsteel・(Tju −T )・Oju=mju・Cju・ΔTju/Δt (6)
式中、
Aは、各接触面、
Oは、各表面であり、
添え字「source」は、本例で観察した熱源、換言すれば熱抵抗器素子45を示す。
図4は、時間測定開始時に熱負荷を加えた、ミラー本体26の温度TSi、第2支持体部分31の温度Tjo、及び第2支持体部分32の温度Tjuの熱経過を示す。以下の負荷の場合を計算した。
jo=0,13kgOjo=0,005mjo=c(鋼)=477J/kg/K
ju=0,14kgOju=0,007mju=c(鋼)=477J/kg/K
Si=0,007kgOSi=0,001mSi=c(シリコン)=700J/kg/K
(h・A)jo=0,05J/K/sec
(h・A)ju=0,01J/K/sec
εSi=0.2
εsteel,top=0.15・5.5(微細構造43による表面部分41の熱放出係数)
εsteel,bottom=0.15(第2支持体部分32の非構造化表面38)
結果として、(図4を参照)約3時間後に2つの支持体部分31、32の温度Tjo、Tjuが約1Kの差はあるが均等化された温度経過が生まれる。支持体30の熱遅延(thermal delay)は、このとき最小化される。瞳ファセットミラーの像案内効果の低下は、このとき最小化される。
上述の表面部分38、41、44及び46〜48の変更も、微細構造の代替として、ミラー24が反射する放射線の波長に一致した回折構造の適用により行うことができる。微細構造43の代わりに、変更表面部分38、41、44、及び46〜48は、ナノ構造又はmm構造若しくはcm構造、例えばノッチ又は穴、特にめくら穴を有することもできる。加工表面部分38、41、44、及び46〜48は、その下に位置する本体26、31、32とは化学組成に関して異なる表面層を有することもできる。すでに上述したように、酸化物層、ワニス、又はガラスコーティングが、例えば表面層として可能である。他の異物を有するコーティングも可能である。
図5は、光学アセンブリ29のさらに別の変形形態の細部を示す。図1〜図4に関してすでに上述したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
図5に示す光学アセンブリ29では、第1支持体部分31の表面41も変更表面部分を有する。これは、第1支持体部分31に対して変位可能な被覆体50と熱的に接触する。被覆体50は、手動で又は図5に示さないドライブを用いて変位方向(図5の51を参照)に沿って変位させることができる。被覆体50は、第1支持体部分31から離れた表面52を有し、これは微細構造43及び局所的に変化する熱放出係数ε(x、y)を有する。
第1支持体部分31と被覆体50との間の熱流は、被覆面Uのサイズにより予め決定することができるため、第1支持体部分31からの放熱を、ミラー本体26の温度T1に応じて第1支持体部分31の温度T2が図5に示さない第2支持体部分32の温度と等しくなるよう変える。
図6を用いて、光学アセンブリ29のさらに別の実施形態を後述する。図1〜図5に関してすでに上述したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
図6に示す実施形態では、支持体の2つの支持体部分31、32に2つの接触部分を介して当接するミラーの代わりに、2つのミラー53、54を設ける。
図6の上部に示す第1ミラー53は、反射面25及びその反対側の接触部分55を有し、接触部分55を介して、第1ミラー53は、第1支持体部分31に当接してこれと熱的に接触する。
図6の下部に示す第2ミラー54は、反射面25及びその反対側の接触部分56を有し、接触部分56を介して、第2ミラー54は、第2支持体部分32に当接してこれと熱的に接触する。
第1支持体部分31の表面41は、一部を加工する。加工部分には、めくら穴又はめくら穴の形態のポケット構造57があり、これは、第1支持体部分31と支持体部分31、32間の熱分離用の層33とを貫通する。ポケット構造57の底部58は、第2支持体部分32の中核部に構成し、微細構造43を有するよう加工する。ポケット構造57は、ポケット開口59を介して支持体30の周囲に通じている。
ポケット開口59を閉じるために、2つの蓋体60、61を用いるが、これらはいずれも、ポケット開口59を所定の開口幅62で閉じるように互いに独立して変位させることができる(両方向矢印63、64を参照)。蓋体60、61はさらに、手動で又は図示しないドライブを用いて変位させることができる。
2つの蓋体60、61により調整した開口幅62のサイズに応じて、底部58から進む熱放射65が2つの支持体部分31、32を冷却する効果の程度が異なる。開口幅62が大きいほど、微細構造化した底部58から外部への熱流は大きくなる。
全体としてポケット構造57を介して開口幅62を通して輸送される熱に対する、2つの支持体部分31、32の熱流部分の比は、ポケット構造57の深さ及び微細構造58により予め決定することができる。したがって、2つのミラー53、54の温度T0、T1は、必要であれば互いに均等化することができる。
図6に示す実施形態の第2支持体部分32は、能動冷却デバイス66の形態の能動温度制御デバイスを有する。これは、図6に断面で示す第2支持体部分32の冷却チャネルにより形成し、熱媒体流体を案内するよう、例えば冷却水を案内するよう構成する。
光学アセンブリ29のさらに別の実施形態を、図7を用いて後述する。図1〜図6に関してすでに説明したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
図7に示す実施形態では、ミラー54は、図6に示す実施形態のように第2支持体部分32の側壁に当接するのではなく、図7の下部に示すその表面38に接触部分56を介して当接する。図7に示す実施形態では、ミラー53の反射面25は右向きであり、ミラー54の反射面25は下向きである。
図7に示す実施形態では、ポケット構造57のポケット開口59に対向して、微細構造43を有し支持体30に面した表面部分68を有する熱放射体67を配置する。放射体67は、規定の温度T4に保持されるため、支持体30と放射体67との間、特に放射体67とそれに面しておりポケット開口59を有する支持体部分31との間で規定の熱放射流が得られる。
図8は、変更表面部分69のさらに別の実施形態を示し、これを上述の変更表面部分の代わりに用いて、これ以外は非変更の表面の熱放出係数を変えることができる。図8に示す実施形態の以下の説明において図1〜図7に関してすでに上述したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
基体70は、例えば、支持体部分31、32、又はミラー本体26及びミラー本体26を変位させるためのアクチュエータ若しくはアクチュエータのコンポーネントの構造部、又は熱放射体67の1つであり得るが、これにコーティング71を設ける。コーティング71は、表面部分69が属する光学アセンブリ29の動作温度での最大の熱放出である熱放射の波長用に設計したコーティングである。コーティング71は、例えば、基体70から放出した10μmの範囲の赤外放射線用に構成することができる。コーティング71は、誘電材料製の反射防止干渉コーティングとして設計することができる。例えば2.5μm〜15μmの範囲、例えば3μmの別の構成波長も可能である。入射熱ビーム72は、事実上損失を伴わずにコーティング71を貫通することができる。これは、入射熱ビーム72に当てはまるだけでなく、反対に、基体70から外方に放射される構成波長の熱放射にも当てはまる。コーティング71は、λ/4層として設計する。コーティング71の層厚は、換言すれば、コーティング界面73、74に反射した熱部分ビーム75、76が互いに弱め合う干渉をするようにする。
コーティング71はさらに、薄い吸収性金属層77、例えばクロム層を保持する。コーティング71は、約330℃の基体70の使用温度で、約3μmの層厚を有する。
表面部分69は、使用温度では1よりもわずかに小さいだけの熱放出係数を有する。
図8に示す実施形態のような誘電体単層系の代わりに、表面部分は、誘電体多層系を施すことにより変更することもできる。結果として、各基体の使用温度での最大の熱放出によるより大きな波長範囲のための、反射防止干渉コーティングを設けることができる。多層系は、2つの誘電体層、3つの誘電体層、4つの誘電体層、5つの誘電体層、又はより多くの誘電体層、例えば10個の誘電体層又はさらにより多数の誘電体層を有することができる。
図9は、変更表面部分78のさらに別の実施形態を示し、これを上述の変更表面部分の変わりに用いて、これ以外は非変更の表面の熱放出係数を変えることができる。図9に示す実施形態の以下の説明において図1〜図8に関してすでに上述したものに対応するコンポーネントは、同じ参照符号を有し、再度詳述はしない。
表面部分78は、変更表面部分78からのその方向に関して異方性である熱放出が得られるよう変更する。表面部部分78から放出した主要な熱ビーム79を図9に示す。表面部分78の法線ベクトル80からの熱ビーム79の方向は、図9における原点Oからの極角θ、φにより与えることができる。
表面部分78は、微細リブ82の形態で基体81から延びるリブ構造を有する。微細リブ82はそれぞれ、基体81の上面83から20μmの高さHを有する。微細リブ82の隣接するもの同士は、約10μmの周期Pで互いに並んでいる。微細リブ82の2つの隣接するもの同士の間には、約5μmの間隔Aがある。間隔Aは、3μm〜7μmの範囲とすることができる。
位置関係を説明するために、デカルトxyz座標系を図9に示す。上面83はxyz平面と平行に延びる。法線ベクトル80はz軸と平行に延びる。
原点Oはxy平面内にある。角度θは、この場合、法線ベクトル80から測定する。角度φは、xy平面内でx軸から測定する。
熱放出を微細リブ82により最大化すべき基体81の動作温度に応じて、微細リブは、0.5μm〜100μmの範囲の高さHを有する。間隔Aは、動作温度又は設計温度に応じて、0.5μm〜50μmの範囲で変わり得る。周期Pは、1μm〜100μmの範囲で変わり得る。
微細リブ82のリブ断面は、図9に示すように矩形とすることができる。鋸歯断面、三角形断面、台形断面、又は連続的に延びる断面、換言すれば、微細リブ82の正弦関数に近い断面が可能である。さらに、微細リブ82の断面を、リブ厚が微細リブ82の高さHの大部分にわたって一定であり、微細リブ28の上端面に丸みがあるよう構成することが可能である。
基体81に施した微細リブ82は、基体81の熱放出係数を、微細リブを有さない基体81における例えば0.4の非変更値から例えば0.7又は0.8の熱放出係数に増加させる。リブ構造82の経路がx方向に沿っているため、放射方向における熱放出の好ましい方向又は好ましい平面は、約0°の範囲及び約180°の範囲のφで得られる。これらの放射方向(0°≦θ≦90°)では、放射された熱放射に関して微細リブ82の遮蔽効果が生じない。φが例えば約45°の角度θよりも上の約90°の領域又は約270°の領域にある、熱ビーム79の方向のような放射方向の場合、換言すれば、微細リブ82に対して垂直な平坦放射角度の場合、熱放射のかなりの部分がリブ構造82により遮蔽される。
非変更表面部分78の熱放出のこの異方性を用いて、表面部分78が放出する熱放射を目標通りに、例えば別の放熱体に、例えば図7に示す構成の放射体67に指向させることができる。
図8及び図9に示す構成の表面部分69及び/又は78は、ミラー本体26の他の表面部分、換言すれば、その反射面25以外の表面部分、又は支持体30の表面部分であってもよい。
図2〜図7を用いて上述した光学アセンブリの種々の変形形態を、図1に示す。ミラー6、7、8、9、10、M1、M2、M4、及びM6は、上記に従って変更した表面部分を有するミラー本体又は支持体を有する構成とする。ミラー6及びM2はそれぞれ、図5に示す構成に従った被覆体50も有する。

Claims (29)

  1. ミラー本体(26)を有する少なくとも1つのミラー(24;53、54)を備え、該ミラー(24;53、54)は、
    支持体(30)により担持され、該支持体(30)は、
    第1支持体部分(31)と、
    第2支持体部分(32)と
    を有する、光学アセンブリ(29)であって、
    少なくとも部分的に熱分離する領域(33)を、前記2つの支持体部分(31、32)間に配置し、
    前記支持体部分(31、32)の少なくとも一方又はそれに熱的に結合した本体(23、50、67)の、少なくとも1つの表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)を、変更表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)の熱放出係数εが非変更表面部分の熱放出係数εと少なくとも10パーセント異なるよう局所的に変更した、光学アセンブリ。
  2. 請求項1に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、加工により変えた表面を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  3. 請求項2に記載の光学アセンブリにおいて、前記加工表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、微細構造(43)を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  4. 請求項2又は3に記載の光学アセンブリにおいて、前記加工表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、前記ミラー(24;53、54)が反射する放射線(25a)の波長に一致した回折構造を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  5. 請求項に記載の光学アセンブリにおいて、前記加工表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、ナノ構造を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  6. 請求項に記載の光学アセンブリにおいて、前記加工表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、mm構造又はcm構造を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  7. 請求項1又は2に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分(38、41、44、46〜48、52、68)は、その化学組成に関してその下の前記支持体とは異なる表面層(42)を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  8. 請求項1に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分(41)は、該変更表面部分(41)を有する前記支持体部分(31)に対して変位可能な少なくとも1つの被覆体(50)と熱的に接触するため、前記変更表面部分(41)の前記熱放出係数εは、前記変更表面部分(41)を有する前記支持体部分(31)に対する前記被覆体(50)の相対位置に応じて決まることを特徴とする、光学アセンブリ。
  9. 請求項8に記載の光学アセンブリにおいて、前記被覆体(50)は、前記熱放出係数を変えるよう構成された少なくとも1つの表面部分(52)を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記第1支持体部分(31)及び前記第2支持体部分(32)両方の少なくとも1つの表面部分(38、41)を、前記変更表面部分(38、41)の熱放出係数εが前記2つの支持体部分(31、32)非変更表面部分の熱放出係数εと少なくとも10パーセント異なるよう変更したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  11. 請求項10に記載の光学アセンブリにおいて、前記第1支持体部分(31)の前記変更表面部分(41)の熱放出係数εは、前記第2支持体部分(32)の前記変更表面部分(38)の熱放出係数εと少なくとも10パーセント異なることを特徴とする、光学アセンブリ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、該光学アセンブリの少なくとも1つの他の本体(26、31、32)への所定の熱放射流を有する少なくとも1つの熱放射体(23、67)があることを特徴とする、光学アセンブリ。
  13. 請求項12に記載の光学アセンブリにおいて、前記熱放射体(23、67)は、前記熱放出係数を変えるよう構成された少なくとも1つの表面部分(46、47;68)を有することを特徴とする、光学アセンブリ。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記ミラー本体(26)は、前記ミラー(24)の反射面(25)に隣接して、第1接触部分(34)を介して前記第1支持体部分(31)に当接し、該第1接触部分(34)よりも前記反射面(25)から離れた第2接触部分(37)を介して前記第2支持体部分(32)に当接することを特徴とする、光学アセンブリ。
  15. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、関連する1つの前記支持体部分(31、32)にのみ接触部分(55、56)を介して当接する少なくとも1つのミラー(53、54)自体を、複数の前記支持体部分(31、32)のそれぞれに設けたことを特徴とする、光学アセンブリ。
  16. 請求項2〜15のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分は、凹部として構成され、該凹部は、前記支持体部分の一方(31)と、該支持体部分間に位置する少なくとも部分的に熱分離する領域(33)とを貫通し、ポケット開口(59)を介して前記支持体(30)の周囲に通じることを特徴とする、光学アセンブリ。
  17. 請求項16に記載の光学アセンブリにおいて、前記ポケット開口(59)を所定の開口幅(62)で閉じるよう変位可能に構成した少なくとも1つの蓋体(60、61)を備えることを特徴とする、光学アセンブリ。
  18. 請求項16又は17に記載の光学アセンブリにおいて、前記ポケット開口(59)を有する前記支持体部分(31)への所定の熱放射流を有する少なくとも1つの熱放射体(67)を、前記ポケット開口(59)に対向して配置したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記支持体部分(31、32)の少なくとも一方の温度に影響を及ぼす能動温度制御デバイス(49;66)を特徴とする、光学アセンブリ。
  20. 請求項19に記載の光学アセンブリにおいて、前記能動温度制御デバイス(66)は、熱媒体流体により温度制御するよう構成したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  21. 請求項20に記載の光学アセンブリにおいて、前記能動温度制御デバイス(66)は、熱媒体流体の案内用に、前記支持体部分の一方(32)に少なくとも1つの温度制御チャネルとして構成したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分(69)は、該光学アセンブリの動作温度での最大の熱放出に対応する波長用のコーティングとして構成したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  23. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の光学アセンブリにおいて、前記変更表面部分(78)は、前記変更表面部分(69)からその方向に関して異方性である熱放出を得るよう変更したことを特徴とする、光学アセンブリ。
  24. 請求項1に記載の光学アセンブリにおいて、
    前記ミラー本体(26)は、反射有効面(25)及び他の表面部分(69;78)を有し、
    前記他の表面部分(69;78)の少なくとも一方を、前記変更表面部分(69;78)の熱放出係数εが前記非変更表面部分の熱放出係数εと少なくとも10パーセント異なるよう局所的に変更した、光学アセンブリ。
  25. 請求項1〜24のいずれか1項に記載の少なくとも1つの光学アセンブリ(29)を備える照明光学系(14)。
  26. 請求項1〜24のいずれか1項に記載の少なくとも1つの光学アセンブリ(29)を備える投影露光系(15)。
  27. 有効放射線ビーム束(3)を生成する放射線源(2)と、
    物体平面(12)内の物体視野(11)を照明する照明光学系(14)と、
    前記物体視野(11)を像平面(17)内の像視野(16)に結像する投影光学系(15)と、
    を備える、投影露光装置(1)であって、
    請求項1〜24のいずれか1項に記載の光学アセンブリ(29)を特徴とする、投影露光装置。
  28. 構造コンポーネントを製造する方法であって、
    感光性材料の層を少なくとも部分的に施したウェーハ(18)を設けるステップと、
    結像すべき構造を有するレチクル(13)を設けるステップと、
    請求項27に記載の投影露光装置(1)を設けるステップと、
    前記投影露光装置(1)を用いて前記ウェーハ(18)の前記層の一領域に前記レチクル(13)の少なくとも一部を投影するステップと、
    を含む、方法。
  29. 請求項28に記載の方法により製造した微細構造又はナノ構造コンポーネント。
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