JP4458323B2 - 保持装置、当該保持装置を有する露光装置、及びデバイス製造方法 - Google Patents

保持装置、当該保持装置を有する露光装置、及びデバイス製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般には、光学部材保持装置に係り、特に、半導体ウェハ用の単結晶基板、液晶ディスプレイ(LCD)用のガラス基板などの被処理体を露光する露光装置に用いられる光学素子を冷却する冷却装置に関わる。本発明は、特に、露光光源として紫外線や極端紫外線(EUV:extreme ultraviolet)光を利用する露光装置に用いられる光学素子を冷却する冷却装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】
フォトリソグラフィー(焼き付け)技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体素子を製造する際に、レチクル又はマスク(本出願ではこれらの用語を交換可能に使用する。)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に投影して回路パターンを転写する縮小投影露光装置が従来から使用されている。
【0003】
縮小投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど、解像度はよくなる。このため、近年の半導体素子の微細化への要求に伴い露光光の短波長化が進められ、超高圧水銀ランプ(i線(波長約365nm))、KrFエキシマレーザー(波長約248nm)、ArFエキシマレーザー(波長約193nm)と用いられる紫外線光の波長は短くなってきた。
【0004】
しかし、半導体素子は急速に微細化しており、紫外線光を用いたリソグラフィーでは限界がある。そこで、0.1μm以下の非常に微細な回路パターンを効率よく転写するために、紫外線光よりも更に波長が短い、波長10nm乃至15nm程度の極端紫外線(EUV)光を用いた縮小投影露光装置(以下、「EUV露光装置」と称する。)が開発されている。
【0005】
露光光の短波長化が進むと物質による光の吸収が非常に大きくなるので、可視光や紫外光で用いられるような光の屈折を利用した屈折素子、即ち、レンズを用いることは難しく、更に、EUV光の波長領域では使用できる硝材が存在しなくなり、光の反射を利用した反射素子、即ち、ミラー(例えば、多層膜ミラー)のみで光学系を構成する反射型光学系が用いられる。
【0006】
ミラーは、露光光を全て反射するわけではなく、30%以上の露光光を吸収する。吸収した露光光は、熱となりミラーの表面形状を変形させて光学性能(特に、結像性能)の劣化を引き起こしてしまう。そこで、ミラーは、温度変化によるミラー形状の変化を小さくするために線膨張係数の小さな、例えば、線膨張係数が10ppbといった低熱膨張ガラスで構成される。
【0007】
EUV露光装置は、0.1μm以下の回路パターンの露光に使用されるため、線幅精度が非常に厳しく、ミラーの表面形状は0.1nm程度以下の変形しか許されない。従って、ミラーの線膨張係数を10ppbとしても、露光光吸収により温度が除々に上昇し、ミラー表面の形状が変化してしまう。例えば、ミラーの厚さが50mmであるとすると、0.2℃の温度上昇により、ミラー表面の形状が0.1nm変化することになる。そこで、ミラーをペルチェ素子を用いて輻射冷却する事が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ペルチェ素子は、放熱面側の温度が高く、冷却媒体を流した放熱ブロックによって冷却したとしても、冷却媒体の流量を少ない場合や冷却媒体に気体を用いた場合、放熱ブロックの温度は、ミラー温度に比べ高くなる。
【0009】
放熱ブロックの温度が高くなると、熱外乱源となり、これより発せられる輻射熱がミラーを支持する鏡筒の内面で反射してミラーを温め、輻射冷却能力では冷却しきれずに、熱変形を引き起こし露光収差を悪化させるという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は、結像性能の劣化となる光学部材の熱膨張による変形を低減することで所望の光学性能をもたらす保持装置及び方法、当該保持装置を有する露光装置を提供することを例示的目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての保持装置は、真空雰囲気下に置かれた光学部材を保持する保持装置であって、真空雰囲気下に置かれた光学部材及び熱源を部分的に囲む鏡筒を有し、前記鏡筒は、光学部材を支持する部材を有し、内側の輻射率は、0.8以上であることを特徴とする光学部材保持装置。かかる保持装置によれば、鏡筒の内側に存在する熱源から発せられる輻射熱は、鏡筒で反射することなく吸収することにより、鏡筒内面で反射した輻射熱によって、光学部材に熱外乱を与える事が無いために、ペルチェ素子の冷却能力を超えてしまう事がなく、光学部材の温度を所望の値にすることができる。
【0012】
前記鏡筒は、低熱膨張材からなることを特徴とする。これにより、鏡筒の内側に存在する熱源から発せられる輻射熱を鏡筒で吸収することによる鏡筒の熱変形が少ないので、光学部材の支持部を変形させる事が無く、これによる光学部材の歪の発生を低減することができる。
【0013】
前記低熱膨張材は、セラミクスまたは鉄、ニッケル、コバルトの低熱膨張合金材(通称:インバー)であることを特徴とする。これらの材料は、ヤング率100GPa以上の高い剛性を有するので、低熱膨張ガラスに比べ外部振動による鏡筒自身の振動振幅が少なく、光学部材の振動も低減される。
【0014】
前記鏡筒は、冷却機構を有することを特徴とする。これにより、鏡筒の内側に存在する熱源から発せられる輻射熱を鏡筒で吸収することによる鏡筒の温度上昇が抑えられるので、鏡筒自身の熱変形が少なく、また、鏡筒の外部への熱の外乱となる事がない。
【0015】
本発明の別の側面としての露光装置は、上述の保持装置と、前記保持装置により保持された光学部材を介してマスク又はレチクルに形成されたパターンを被処理体に露光する光学系とを有する。かかる露光装置によれば、上述した保持装置を構成要素の一部に有し、結像性能の劣化となる光学部材の熱膨張による変形を低減させ、所望の光学性能を発揮することができる。
【0016】
本発明の別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被処理体を投影露光するステップと、投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行うステップとを有する。上述の露光装置の作用と同様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、LSIやVLSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
【0017】
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の例示的一態様である保持装置及び保持方法について説明する。なお、各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図1は、本発明の一側面としての保持装置1を示す概略構成図である。
【0019】
保持装置1は、真空チャンバVC内に置かれた光学部材Mを保持する保持装置である。真空チャンバVC内は、残留ガス成分と露光光Lとの反応により光学部材Mの表面にコンタミが付着し、反射率が低下することを低減させるために、図示しない真空ポンプによって1×10−6[Pa]程度の真空に維持されている。
【0020】
真空チャンバVC内において、鏡筒700に支持された光学部材Mは、支持部材MBを介して所定の場所にクランプ部材MCのよって位置決めされ、反射、屈折及び回折等を利用して光を結像させる。光学部材Mは、例えば、ミラー、レンズ、平行平板ガラス、プリズム及びフレネルゾーンプレート、キノフォーム、バイナリオプティックス、ホログラム等の回折光学素子を含む。本実施形態においては、光学部材Mとしてミラーを例に説明する。保持装置1は、図1によく示されるように、ミラーを部分的に囲む鏡筒700、ミラーを鏡筒に支持する部材MB、ミラーをクランプする機構MC、ミラーを所定の温度範囲に制御冷却する冷却構成として、温度検出部100と、輻射冷却機構200Aと、制御部300Aとを有する。本図では、特徴的に1つのミラーのみ部分的に囲むように図示した。
【0021】
ミラークランプ機構MCは、いわゆるエアシンリンダなどの圧空アクチュエータでミラーを3点でクランプするものである。
【0022】
ミラーを鏡筒に支持する部材MBは、特開平7−153663のマスク保持方法で開示されているいわゆるキネマティックマウントによって、クランプ機構MCによって3点支持されたミラーの位置の6自由度を過拘束なく拘束し、所定の位置へ支持している。
【0023】
輻射冷却機構200Aは、光学部材Mと対向する位置(露光光Lが入射する入射側に対して反対側)に非接触で配置され、光学部材Mに対して輻射により光学部材Mから熱を吸収する。
【0024】
輻射冷却機構200Aは、輻射板210Aと、ペルチェ素子240と、放熱ブロック250と、循環部220Aとを有する。
【0025】
輻射板210Aは、後述するペルチェ素子240が接合され、ペルチェ素子240のペルチェ効果により冷却されて、光学部材Mに対して低温となり温度差を形成し、輻射によって光学部材Mの熱を吸収する。
【0026】
ペルチェ素子240は、ペルチェ素子に流す電流を可変する事で、吸熱面242と放熱面244との温度差を可変するものであり、放熱面244を後述の放熱ブロックでほぼ一定の温度とすることで、吸熱面の温度を下げている。従って、ペルチェ素子240の吸熱面242を輻射板210Aと接合することで、輻射板210Aから熱を吸収して冷却することができる。ペルチェ素子240は、応答性が高いために高精度に輻射板210Aの温度を制御して、光学部材Mの温度を所定の値にすることができる。
【0027】
放熱ブロック250は、ペルチェ素子240の放熱面244に接合されて、後述する循環部220Aが供給する冷媒が流れるための流路252を有する。流路252は、パイプ222Aを介して循環部220Aと接続される。流路252は、放熱ブロック250中に形成され、放熱ブロック250全面に一様に冷媒が流れるように構成される。放熱ブロック250は、冷媒により冷却されてペルチェ素子240の放熱面244から排熱される熱を回収する。
【0028】
循環部220Aは、パイプ222Aと接続し、パイプ222Aを介して冷媒を放熱ブロック250の流路252に供給及び循環させる。循環部220Aが流路252に供給及び循環させる冷媒は、放熱ブロック250の熱を回収するためである。
【0029】
制御部300Aは、検出部100の検出する光学部材Mの温度が所定の値となるように、輻射冷却機構200Aを制御する。制御部300Aは、ペルチェ素子240に印加する印加電圧を変化させることで輻射板210Aの温度を制御する。
【0030】
循環部220Aのコスト、スペースを低減するために、循環の吐出圧力がより低いものを用いる場合は、パイプ222Aの圧損によって流量が少なくなり、放熱ブロック250温度はミラーの温度に比べ高くなる。また、真空チャンバVC内への液体の漏洩を防ぐために冷却能力の低い冷媒を気体とする場合なども同様となる。
【0031】
鏡筒の内側701の輻射率を0.8以上望ましくは0.9以上とすることで、例えば、放熱ブロック250などの高温部分からの輻射熱Rのうち80%以上を吸収する事ができるために、鏡筒の内側701で反射される輻射熱R‘を低減でき、これによるミラーの熱変形、及びこの熱変形による露光収差の悪化を低減できる。放熱ブロック250などの高温部分からの輻射熱Rを極力減らすために、放熱ブロックの材質を金属とし、かつ、その表面は研磨し輻射率を0.2以下望ましくは0.1以下としている。
【0032】
鏡筒の材料のみでは、輻射率が0.8未満の場合は、輻射率を0.8以上とする事は、従来の成膜手法によってSiO2等の酸化物やグラファイト等の輻射率の高い材料を内面に形成することで達成できる。投影光学系のミラーでの露光熱の吸収熱量は1W程度であり、ペルチェ素子の能力これを冷却できる程度としている。これは、必要以上にペルチェ素子の冷却能力を高くしても、輻射板側の温度低下はわずかにもかかわらず、排熱側の温度が大きく上昇し、輻射熱Rが増えてしまうからである。輻射熱Rが1Wレベルに抑えたとしても鏡筒の内側で反射した熱がR‘、つまり、(1−輻射率)×Rがミラーへ吸収される事になり、鏡筒内面の輻射率を0.8以上とする事で、ミラーへの外乱となる熱量を0.2W以下とする事ができる。
【0033】
発熱源としては、本実施例では、ペルチェ素子の放熱ブロックを例にして述べたが、不図示のミラー位置調整機構のアクチュエータからの発熱等であっても良い。
【0034】
ここで、鏡筒700の材質を線膨張係数1ppm以下とする事で、鏡筒内部からの輻射熱Rを吸収することで鏡筒の温度が上昇したことによるによる鏡筒の熱変形量を低減できる。鏡筒の熱変形量が低減されることで、光学部材支持部材MB、クランプ部材MCによるミラーの位置変化も低減され、露光収差の悪化を低減できる。前述のように輻射熱Rが1Wレベルに抑えたとしても、鏡筒の表面積が1mレベルであるので、輻射の平衡状態では、鏡筒の温度は、0.1℃程度は、上昇する。鏡筒の長さは、1m程度なので1ppm以下の材料を用いる事により、ミラー間距離を100nm以下の長さ変動に抑える事ができる。一般に、ミラー支持部には、ミラーが外乱によって振動し位置が変動する事をアクティブに補正する微動機構を有している。前述のように鏡筒の温度上昇によるミラー位置量を小さく抑えた事で、微動機構のストロークにおさまるために、鏡筒の温度上昇によるミラー位置変動は、微動機構によって補正が可能となる。
【0035】
さらに、前記低熱膨張材は、セラミクスまたは鉄、ニッケル、コバルトの低熱膨張合金材(通称:インバー)であることを特徴とする。これらの材料は、ヤング率100GPa以上の高い剛性を有するので、低熱膨張ガラスに比べ、外部振動による鏡筒自身の振動振幅が少なく、光学部材の振動も低減される。
【0036】
次に図2を参照して保持装置1の変形例である保持装置1Aについて説明する。保持装置1Aは、保持装置1と比べて鏡筒冷却機構700Aについて異なる。ここで、図2は、図1に示す保持装置1の変形例である保持装置1Aを示す概略構成図である。但し、図2においては、図1に示した同様の部材に関しては図示及び説明を省略する。
【0037】
冷却配管711は、鏡筒700に接合された金属配管であり、冷媒循環装置710によって一定温度の冷媒を循環している。金属配管を使用しているのは、樹脂チューブの場合、冷媒がチューブ外へ透過、気化し、このガスが露光光と反応し、ミラー表面を変質または、表面に付着してミラーの反射率が低下する事で露光強度が低下し、スループットが低下するという課題を避けるためである。ここで、光学部材Mの温度制御に外乱を与えないで高精度に温度を一定にするためには、冷媒の温度は前述の光学部材Mの所定温度とする事が望ましい。
【0038】
以下、図3を参照して、本発明の冷却装置100を適用した例示的な露光装置500について説明する。ここで、図3は、本発明の例示的な露光装置500の概略構成図である。
【0039】
本発明の露光装置500は、露光用の照明光としてEUV光(例えば、波長13.4nm)を用いて、例えば、ステップ・アンド・スキャン方式やステップ・アンド・リピート方式でマスク520に形成された回路パターンを被処理体540に露光する投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィー工程に好適であり、以下、本実施形態ではステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)を例に説明する。ここで、「ステップ・アンド・スキャン方式」とは、マスクに対してウェハを連続的にスキャン(走査)してマスクパターンをウェハに露光すると共に、1ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次の露光領域に移動する露光方法である。「ステップ・アンド・リピート方式」は、上記の1ショットの露光を一括で行なうものである。
【0040】
図3を参照するに、露光装置500は、照明装置510と、マスク520と、マスク520を載置するマスクステージ525と、投影光学系530と、被処理体540と、被処理体540を載置するウェハステージ545と、アライメント検出機構550と、フォーカス位置検出機構560とを有する。
【0041】
また、図3に示すように、EUV光は、大気に対する透過率が低く、残留ガス(高分子有機ガスなど)成分との反応によりコンタミを生成してしまうため、少なくとも、EUV光が通る光路中(即ち、光学系全体)は真空雰囲気VCとなっている。
【0042】
照明装置510は、投影光学系530の円弧状の視野に対する円弧状のEUV光(例えば、波長13.4nm)によりマスク520を照明する照明装置であって、EUV光源512と、照明光学系514とを有する。
【0043】
EUV光源512は、例えば、レーザープラズマ光源が用いられる。これは、真空容器中のターゲット材に高強度のパルスレーザー光を照射し、高温のプラズマを発生させ、これから放射される、例えば、波長13nm程度のEUV光を利用するものである。ターゲット材としては、金属膜、ガスジェット、液滴などが用いられる。放射されるEUV光の平均強度を高くするためにはパルスレーザーの繰り返し周波数は高い方がよく、通常数kHzの繰り返し周波数で運転される。
【0044】
照明光学系514は、集光ミラー514a、オプティカルインテグレーター514bから構成される。集光ミラー514aは、レーザープラズマからほぼ等方的に放射されるEUV光集める役割を果たす。オプティカルインテグレーター514bは、マスク520を均一に所定の開口数で照明する役割を持っている。また、照明光学系514は、マスク520と共役な位置に、マスク520の照明領域を円弧状に限定するためのアパーチャ514cが設けられている。かかる照明光学系514を構成する光学部材である集光ミラー514a及びオプティカルインテグレーター514bに本発明の保持装置1を適用することができ、ミラーの熱膨張による変形を防止して、優れた結像性能を発揮することができる。
【0045】
マスク520は、反射型マスクで、その上には転写されるべき回路パターン(又は像)が形成され、マスクステージに支持及び駆動されている。マスク520から発せられた回折光は、投影光学系530で反射されて被処理体540上に投影される。マスク520と被処理体540とは、光学的に共役の関係に配置される。露光装置500は、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置であるため、マスク520と被処理体540を走査することによりマスク520のパターンを被処理体540上に縮小投影する。
【0046】
マスクステージ525は、マスク520を支持して図示しない移動機構に接続されている。マスクステージ525は、当業界周知のいかなる構造をも適用することができる。図示しない移動機構は、リニアモーターなどで構成され、マスクステージ525を駆動することでマスク520を移動することができる。露光装置500は、マスク520と被処理体540を同期した状態で走査する。
【0047】
投影光学系530は、複数の反射ミラー(即ち、多層膜ミラー)530aを用いて、マスク520面上のパターンを像面である被処理体540上に縮小投影する。複数のミラー530aの枚数は、4枚乃至6枚程度である。少ない枚数のミラーで広い露光領域を実現するには、光軸から一定の距離だけ離れた細い円弧状の領域(リングフィールド)だけを用いて、マスク520と被処理体540を同時に走査して広い面積を転写する。投影光学系530の開口数(NA)は、0.2乃至0.3程である。かかる投影光学系530を構成する光学部材であるミラー530aに本発明の保持装置1を適用することができ、ミラーの熱膨張による変形を防止して、優れた結像性能を発揮することができる。
【0048】
投影光学系、照明光学系の各ミラーはそれぞれミラーを一部囲む前述の鏡筒700によって支持されている。
【0049】
被処理体540は、本実施形態ではウェハであるが、液晶基板その他の被処理体を広く含む。被処理体540には、フォトレジストが塗布されている。
【0050】
ウェハステージ545は、ウェハチャック545aによって被処理体545を支持する。ウェハステージ545は、例えば、リニアモーターを利用して被処理体540を移動する。マスク520と被処理体540は、同期して走査される。また、マスクステージ525の位置とウェハステージ545との位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。
【0051】
アライメント検出機構550は、マスク520の位置と投影光学系530の光軸との位置関係、及び、被処理体540の位置と投影光学系530の光軸との位置関係を計測し、マスク520の投影像が被処理体540の所定の位置に一致するようにマスクステージ525及びウェハステージ545の位置と角度を設定する。
【0052】
フォーカス位置検出機構560は、被処理体540面でフォーカス位置を計測し、ウェハステージ545の位置及び角度を制御することによって、露光中、常時被処理体540面を投影光学系530による結像位置に保つ。
【0053】
露光において、照明装置510から射出されたEUV光はマスク520を照明し、マスク520面上のパターンを被処理体540面上に結像する。本実施形態において、像面は円弧状(リング状)の像面となり、マスク520と被処理体540を縮小倍率比の速度比で走査することにより、マスク520の全面を露光する。
【0054】
次に、図4及び図5を参照して、上述の露光装置500を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図4は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。本実施形態においては、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
【0055】
図5は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置500によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置500を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
【0056】
以上では、鏡筒内部に発熱源がある場合について述べたが、輻射板以外のミラー温度より低い物体を含む場合、つまり、吸熱源によってミラー温度の制御に外乱となるものを含んでいる場合にも適用できる。また、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【0057】
本実施態様は以下のように書くことができる。
【0058】
(実施態様1)
略真空雰囲気下に置かれた光学部材を保持する保持装置であって、前記光学部材及び/又は熱源を少なくとも部分的に囲む鏡筒を有しており、該鏡筒の内面の輻射率が平均0.8以上であることを特徴とする保持装置。
【0059】
(実施態様2)
略真空雰囲気下に置かれた光学部材を保持する保持装置であって、真空雰囲気下に置かれた光学部材及び/又は熱源を少なくとも部分的に囲む鏡筒を有し、前記鏡筒は、光学部材を支持する部材を有しており、内側の輻射率は、平均0.8以上であることを特徴とする保持装置。
【0060】
(実施態様3)
前記鏡筒は、低熱膨張材からなることを特徴とする実施態様1又は2記載の保持装置。
【0061】
(実施態様4)
前記低熱膨張材は、セラミクスまたは低熱膨張合金材であることを特徴とする実施態様3記載の光学部材保持装置。
【0062】
(実施態様5)
前記鏡筒は、冷却機構を有することを特徴とする実施態様1乃至4いずれか記載の保持装置。
【0063】
(実施態様6)
実施態様1乃至5のうちいずれか一項記載の保持装置と、前記光学部材保持装置により保持された光学部材を介してマスク又はレチクルに形成されたパターンを被処理体に露光する光学系とを有する露光装置。
【0064】
(実施態様7)
実施態様6記載の露光装置を用いて被処理体を投影露光するステップと、投影露光された前記被処理体に所定のプロセス(例えば被処理体を現像するステップ等)を行うステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
【0065】
本願の実施態様1、2に記載した発明によれば、真空雰囲気下に置かれた光学部材であっても、結像性能の劣化となる光学部材の熱膨張を低減させて所望の光学性能を実現することができる。
【0066】
本願の実施態様3に記載した発明によれば、支持部の変形による光学部材の変形を低減させて所望の光学性能を実現することができる。
【0067】
本願の実施態様4に記載した発明によれば、光学部材の振動を低減させて所望の光学性能を実現することができる。
【0068】
本願の実施態様5に記載した発明によれば、鏡筒自身の熱変形が少なく、光学部材の変形を低減させて所望の光学性能を実現することができるとともに、鏡筒の外部への熱の外乱となり、他の精密位置決め部材の熱変形を低減する事ができる。
【0069】
また、本願の実施態様6に記載した発明によれば、従来よりも微細な線幅を精度よく転写できる露光装置を提供できる。
【0070】
さらに、本願の実施態様7に記載した発明によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
【0071】
【発明の効果】
本願発明によれば、真空雰囲気下に置かれた光学部材であっても、結像性能の劣化となる光学部材の熱膨張を低減させて所望の光学性能を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一側面としての保持装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す保持装置の変形例である保持装置を示す概略構成図である。
【図3】本発明の例示的な露光装置の概略構成図である。
【図4】デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。
【図5】図4に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
【符号の説明】
1A 保持装置
100 検出部
200A 輻射冷却機構
210A 輻射板
220A 循環部
300A 制御部
240 ペルチェ素子
250 放熱ブロック
500 露光装置
512 照明光学系
512a 集光ミラー
512a オプティカルインテグレーター
530 投影光学系
530a 反射ミラー
700 鏡筒
700A 鏡筒冷却機構
701 鏡筒内側
710 冷媒循環装置
711 冷却配管

Claims (8)

  1. 略真空雰囲気下に置かれた光学部材を保持する保持装置であって、前記光学部材及び/又は熱源を少なくとも部分的に囲む鏡筒を有、該鏡筒の内面の輻射率が平均0.8以上であることを特徴とする保持装置。
  2. 前記鏡筒に対する前記光学部材の位置を調整する駆動機構を有し、
    前記鏡筒は低線膨張材からなることを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
  3. 前記鏡筒に対する前記光学部材の位置を調整する駆動機構を有し、
    前記鏡筒を冷却する機構を有することを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
  4. 前記低線膨張材は、セラミクスまたは低熱膨張合金材であることを特徴とする請求項2に記載の保持装置。
  5. 前記低線膨張材は、線膨張係数が1ppm以下であることを特徴とする請求項2または4に記載の保持装置。
  6. 前記駆動機構は、前記鏡筒の内面に接続されていることを特徴とする請求項2乃至5に記載の保持装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の保持装置により保持された光学部材を介してマスク又はレチクルに形成されたパターンを被処理体に露光する光学系とを有することを特徴とする露光装置。
  8. 請求項7に記載の露光装置を用いて被処理体を投影露光するステップと、投影露光された前記被処理体を現像するステップとを含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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