JP5639116B2 - 多孔質ガラス母材の熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多孔質ガラス母材を熱処理してガラス化するための多孔質ガラス母材の熱処理装置に関するものである。
光ファイバ用のガラス母材を製造するためには、例えば、OVD法(Outside Vapor Deposition method)等によって製造された多孔質ガラス母材を熱処理してガラス化する方法がある。
多孔質ガラス母材をガラス化するための熱処理装置としては、例えば図10に示すような熱処理装置100が用いられる。熱処理装置100は、主に、発熱体105と、発熱体105を保持する炉体103と、炉体103の内部に設置される均熱管107と、均熱管107の内部に設置される炉心管109等から構成される。
炉心管109は、例えば、上部外周に突設された鍔部109aと、下部外周に突設された鍔部109bとを有する。鍔部109aは、炉体103の上面に載せられ、鍔部109bは炉体103の底面に載せられて、炉心管109が炉体103に支持される。
炉心管109の上端は上蓋により塞がれており、この上蓋には孔115が形成される。孔115は、多孔質ガラス母材117を支持する支持部材を貫通する部位である炉心管109の下端には処理ガス導入口111が設けられ、炉心管109内にHeガスやCl2ガス等が供給される。また、炉心管109の上部には、炉心管109内の排気ガスを排出する排気口113が設けられる。
均熱管107は、発熱体105の配置による温度ムラ等を防止して均一に多孔質ガラス母材117を加熱するためのものである。炉心管109は、耐熱性や、処理ガス等に対する耐食性、内部に配置される多孔質ガラス母材に対する汚染防止等の観点から、通常、石英製のものが使用される。また、均熱管107は、耐熱性やその強度から、カーボン製のものが使用される。
石英系の多孔質ガラス母材117を熱処理するためには、通常、1400℃以上に加熱する必要がある。しかしながら、このような高温化で長時間使用すると、石英製の炉心管109が変形する恐れがある。すなわち、炉心管109が熱によって軟化し、その自重によって変形(座屈など)を生じる恐れがある。
このような使用時における石英製の炉心管109の変形を抑える方法としては、例えば、炉心管の自重を長手方向に分割して負担する炉心管自重分割負担手段を備えた加熱炉が提案されている(特許文献1)。また、より大型の加熱炉に対応すべく、上述の炉心管自重分割負担手段が、炉心管長手方向に所定間隔で設けられた鍔部と、鍔部を支える第1の自重受け手段と、第1の自重受け手段を支える第2の自重受け手段とで構成された加熱炉が提案されている(特許文献2)。
特開2000−226217号公報 特開2010−241674号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の方法を用いても長期間の使用によって炉心管の変形が進行することがあった。すなわち、従来の方法では、炉心管の変形の抑制が不十分であり、より長期間にわたって安定して使用可能な熱処理装置が要求されている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、従来と比較してより炉心管の変形を抑制することが可能な、多孔質ガラス母材の熱処理装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、多孔質ガラス母材の熱処理装置であって、内部に多孔質ガラス母材を配置可能な石英製の炉心管と、前記炉心管の外周に設けられる均熱管と、前記均熱管の外周に設けられる発熱体と、前記発熱体を覆う炉体と、を具備し、前記炉心管の外面には、径方向に突出する鍔部が長手方向に所定間隔で複数形成され、前記均熱管の内面には、径方向に突出する鍔部が長手方向に所定間隔で複数形成され、前記炉心管の鍔部および前記均熱管の鍔部は、互いに係合するL字形状であり、前記炉心管の鍔部を前記均熱管の鍔部で支持することを特徴とする多孔質ガラス母材の熱処理装置である。
第1の発明によれば、炉心管の外面に長手方向に所定間隔で設けられた鍔部を均熱管の内面に設けられた鍔部によって支持しつつ、石英製の炉心管を均熱管と接触しないように保持できる。これにより、炉心管の自重が長手方向に分割負担されるため、変形を抑制できる。また、炉心管と均熱管とが接触する範囲を小さくできるため、炉心管と均熱管との接触界面でのカーボンによる石英の還元反応を抑えることができる。このため、均熱管の消耗を抑制することができる。
前記炉心管の鍔部および前記均熱管の鍔部は、互いに係合するL字形状である。これにより、炉心管外面と均熱管内面との間隔を全周で一定となるように固定できる。その結果、消耗の偏りを抑制できる。
前記均熱管は、前記均熱管の鍔部となる鍔部材と、前記均熱管の長手方向に複数に分割された円筒部材とから構成されていることが望ましい。これにより、均熱管の装着が容易となる。また、炉心管との接触部となり消耗しやすい鍔部材を円筒部材から離脱して交換できるため、メンテナンスに好適である。
また、前記鍔部材は前記炉心管の鍔部に嵌合される嵌合部と前記円筒部材を載置する載置部とを有することが望ましい。これにより、長手方向に複数に分割された均熱管の円筒部材を鍔部材に載置しつつ炉心管の鍔部に嵌合でき、均熱管による炉心管の支持を安定させることができる。
また、前記鍔部材は、周方向に分割され、前記円筒部材は周方向に一体で構成されることが望ましい。これにより均熱管の装着および取り外しが容易となる。また、円筒部材は周方向に分割されないため強度を維持できる。
また、前記均熱管はカーボン製であり、前記均熱管の鍔部の前記炉心管との接触部には炭化ケイ素がコーティングされてもよい。これにより、炉心管と均熱管との接触界面でのカーボンによる石英の還元反応を抑えることができる。このため、均熱管の消耗を抑制することができ、これに伴う炉心管の変形を抑制することができる。
本発明によれば、従来と比較してより炉心管の変形を抑制することが可能な、多孔質ガラス母材の熱処理装置を提供することができる。
熱処理装置1を示す概略構成を示す断面図。 図1A部の分解拡大図。 炉心管3、均熱管7の円筒部材71および鍔部材72の構成を示す分解斜視図。 コーティングを施した鍔部材721、722を用いた場合の、図1A部の分解拡大図。 各反応の平衡定数を示す図。 熱処理装置20を示す概略構成を示す断面図。 図6E部の分解拡大図。 炉心管21、均熱管25の円筒部材251および鍔部材252の構成を示す分解斜視図。 図1と比較して鍔部が設けられない点が異なる構造の熱処理装置1aの概略構成図。 従来の熱処理装置100を示す概略構成図。
以下、本発明の第1の実施の形態にかかる熱処理装置1について説明する。図1は、熱処理装置1の概略構成を示す断面図である。熱処理装置1は主に、炉体3、発熱体5、均熱管7、炉心管9等から構成される。
熱処理装置1は、発熱体5および発熱体5を保持する炉体3を有する。発熱体5は、熱処理対象となる多孔質ガラス母材17を例えば1400℃以上に加熱可能である。熱処理装置1はいわゆる減圧炉であり、炉体3の内部には、ArガスやN2ガス等の不活性ガスを供給することが可能であるとともに、図示しないポンプによって、炉体3内部および炉心管9内部を大気と比較して負圧(たとえば100Pa以下)にすることができる。図1の熱処理装置1は、長手方向に複数の発熱体5を有するため、これらの複数の発熱体5を同時に高温にすることにより多孔質ガラス母材17の全長を同時に加熱することができる。
また、各発熱体への通電を制御することで発熱体5が作る加熱ゾーンを上下方向に動かすことにより、多孔質ガラス母材17の片端から順に加熱することも可能である。なお、発熱体5の個数を1つとし、多孔質ガラス母材17を上下方向に移動したり、或いは、発熱体を上下方向に移動したりすることで、多孔質ガラス母材17と発熱体5とを相対的に移動させる構成としてもよい。
発熱体5の内面側には、均熱管7が設けられる。均熱管7は、発熱体5からの熱を加熱対象に対して均一に伝えるものである。均熱管7は、高温での使用に対する耐熱性やコスト等を考慮して例えばカーボン製であることが望ましい。均熱管7の構造については後述する。
均熱管7の内面側には、炉心管9が挿入される。炉心管9の下端側には処理ガス導入口11が設けられる。また、炉心管9の上端近傍には排気口13が設けられる。処理ガス導入口11から処理ガス(HeガスやCl2ガス等)が炉心管9の内部に供給される(図中矢印B方向)。また、排気口13からは、炉心管9内部のガスが排出される(図中矢印C方向)。
炉心管9の上端部には上蓋が設けられ、上蓋には孔15が形成される。孔15は多孔質ガラス母材17を支持する支持部材を挿入する部位である。炉心管9内部に配置される多孔質ガラス母材17は、回転させながら徐々に下方に移動させられる。このようにすることで、多孔質ガラス母材17が炉心管9の内部において高温領域を通過する際に、処理ガス中で熱処理されて、下部から順次ガラス化することができる。なお、多孔質ガラス母材17は、上方から炉心管9内に挿入後一定位置で停止させ、回転のみさせて上下方に移動させることなくガラス化することもできる。
炉心管9は石英製であることが望ましい。また、炉心管9には、下部外周に鍔部10aが突設されるとともに長手方向に所定間隔で複数の鍔部10bが設けられる。鍔部10aは炉体3の底面に載せられて、炉心管9が炉体3に支持される。また、鍔部10bは、炉心管9の外周に突設される。鍔部10bの詳細については後述する。
均熱管7は、円筒部材71および鍔部材72から構成される。円筒部材71は長手方向に複数に分割されて、炉心管9の外周に配置される。円筒部材71の内径は、炉心管9の外径と鍔部10bの均熱管7の径方向の長さとの和以上の長さに設定されている。また、円筒部材71の長手方向の長さと鍔部材72の載置部72b(図2参照)の上下方向の長さの和は、上下に隣接する鍔部10bの長さに設定されている。
図2は、図1のA部拡大図である。図2は説明のために、均熱管7の各部材(円筒部材71および鍔部材72)が分解された状態を表している。図2に示すように、鍔部材72は、内面(炉心管9)側に突出し、断面形状がL字をなす嵌合部72aと、外面(円筒部材71側)に突出した載置部72bとを有する。嵌合部72aは、炉心管9の鍔部10bと係合される部位であり、炉心管9の自重を負担する。載置部72bは均熱管7の円筒部材71を載置する部位である。
ここで、均熱管7と炉心管9との保持構造について説明する。炉心管9の鍔部10bは、均熱管7の内面に設けられた鍔部(鍔部材72)と係合する部位であり、断面形状が均熱管7の鍔部材72の嵌合部72aと係合するL字形状となっている。強度の観点から、鍔部10bは炉心管9の円筒部と一体成型されることが望ましい。上述したように、均熱管7の円筒部材71の半径は、炉心管9の半径と鍔部10bの均熱管7の径方向の長さとの和以上に設定されている。このため、均熱管7の内面と炉心管9の外面とは鍔部(鍔部10bおよび鍔部材72)以外の部位で接触しないように保持される。
図3は、炉心管9および均熱管7の構成を示す分解斜視図である。均熱管7の円筒部材71は、周方向には分割されないが、鍔部材72は割り部72cによって、周方向に複数(図3では2つ)に分割される。
均熱管7の円筒部材71は、炉心管9の下部から通され、円筒部材71の下端が炉心管9の鍔部10bの位置になるように配置される。また、周方向に分割された各鍔部材72は、割り部72cが互いに向き合うように配置され、嵌合部72aが炉心管9の鍔部10bに嵌められる。その後、鍔部材72の載置部72bに円筒部材71が載置される(図3の矢印D)。このようにして、炉心管9の上下に隣接する鍔部10b間に均熱管7の円筒部材71と鍔部材72とが嵌め合わされ、均熱管7が炉心管9の外周に配置される。
なお、各円筒部材71と鍔部材72とを組み合わせたときの上下方向の長さは、上下に隣接する鍔部10b間の長さに設定されているため、炉心管9自身の自重が、複数の均熱管7の鍔部(鍔部材72)によって支持される。すなわち、炉心管9の自重は長手方向に分割されて複数の均熱管7によって支持されることとなり、高温加熱時に炉心管9が自重により座屈変形することが抑制される。また、均熱管7と炉心管9とがL字の鍔部によって互いに係合されるため、しっかりと固定され、径方向の変形に耐えるものとなる。なお、本実施形態においては、均熱管7と炉心管9とがL字の鍔部によって互いに係合する構成としたが、鍔部はL字形状でなくてもよく、互いに長手方向に対して突出し、均熱管7の鍔部が炉心管9の鍔部を支えられる形状であればよい。
また、上述したように、均熱管7の円筒部材71の内径は炉心管9の外径より大きく設定され、均熱管7の内面側に突設した鍔部(鍔部材72)と炉心管9の外面側に突設した鍔部10bとが組み合わされて保持されるため、鍔部10bおよび鍔部材72以外で均熱管7と炉心管9とが接触することがない。石英系の多孔質ガラス母材17をガラス化するためには、熱処理温度としては1400℃以上とすることが必要であり、この際、均熱管7と炉心管9との接触部の温度は、例えば1400〜1450℃程度となる。そして、発明者らは、石英製の炉心管9とカーボン製の均熱管7とを接触させると、1400℃以上の使用温度における界面においては、以下の反応が進行することを見出した。
SiO2+C→SiO+CO (1)
すなわち、石英製の炉心管9とカーボン製の均熱管7とを接触させて保持すると、(1)式のように、均熱管7のカーボンや炉心管9の石英が反応によって消耗する。このため、均熱管7等の表面が消耗することで、炉心管9を十分に支持することが困難となるとともに、炉心管9も薄くなり変形が進行する。したがって、炉心管9、均熱管7等の交換を所定期間毎に行う必要がある。一方、本発明の構成によれば、均熱管7は円筒部材71と鍔部材72とで構成され、円筒部材71は、炉心管9の外周に径方向に所定の間隔をあけて設けられるため、石英製の炉心管9は、鍔部10b以外で均熱管7を構成するカーボンとは直接は接触しない。よって、炉心管9の変形が抑制され、かつ均熱管7の円筒部材71の消耗が抑制される。
また、均熱管7の鍔部材72は、炉心管9の鍔部10bと接触するため、(1)式の反応が進行するが、鍔部材72は、割り部72cによって周方向に分割可能であり、円筒部材71と容易に離脱できるため、均熱管7等の交換の際には消耗した鍔部材72のみを交換すればよく、コスト面でも有効である。一方で、円筒部材71は周方向に分割されずに一体で構成されるため、長期にわたって強度を維持することが可能となる。
以上のように、本発明に係る熱処理装置1の均熱管7と炉心管9の保持構造を用いることにより、炉心管9の座屈変形や均熱管7の消耗を抑制でき、長期にわたって連続して当該炉心管9および均熱管7を用いることができる。このため、光ファイバ母材の生産性を高めることができる。
なお、上述の第1の実施形態において、均熱管7の鍔部材72と炉心管9との接触部にコーティング19を設けるようにしてもよい。図4はコーティング19を施した鍔部材721を用いた場合の、図1のA部拡大図である。コーティング19は炭化ケイ素のコーティングである。図4(a)は、鍔部材72と炉心管9の円筒部との接触部にのみコーティング19を施した例であり、図4(b)は、更に鍔部材72と鍔部10bとの接触部全域にコーティング19bを施した例を示す図である。
均熱管7の鍔部材721、722の炉心管9との接触部を炭化ケイ素で構成することで、(1)式の反応が進行せず、以下の反応が進行する。
2SiO2+SiC→3SiO+CO (2)
図5は、それぞれの(1)式、(2)式の反応の各温度における平衡定数を示す図である。図5のKは(1)式の反応(SiO2(s)+C(s)=SiO(g)+CO(g))に対応するものであり、Lは(2)式の反応(2SiO2(s)+SiC(s)=3SiO(g)+CO(g))に対応するものである。
図5からも明らかなように、1400℃近傍において、(1)式の反応の平衡定数に対して(2)式の反応の平衡定数は約5桁程度小さい。したがって、(1)式の反応と比較して、(2)式の反応は進行しにくい。すなわち、発明者らは、均熱管7の表面を炭化ケイ素とすることで、炭化ケイ素がカーボンと比較して消耗しにくいため(反応が進行しないため)、上述した反応に伴う炉心管9の変形を抑制可能であることを見出した。
なお、コーティング19、19bの厚みは、50μm〜200μmであることが望ましい。コーティング19が50μmよりも薄いと、本発明の効果を十分に得ることができない。また、コーティング19、19bを200μmよりも厚くしてもそれ以上効果を得ることが困難であり、コストに対する十分な効果を得ることが困難である。したがって、コーティング19、19bの厚みは上述の範囲で設定される。なお、コーティング19、19bとしては、緻密なコーティング層を形成することが望ましく、例えばCVD等により形成することが好ましい。
以上のように、カーボンのみによる均熱管7によって炉心管9を支持する場合と比較して、均熱管7等の消耗を抑制することができる。
特に、本発明においては、カーボンと酸素ガスとの反応を抑制するのではなく、あくまでも炉心管9の鍔部10bと均熱管7の鍔部材721、722との接触部における石英とカーボンとの接触部における反応を抑制するものである。このため、コーティング19、19bは炉心管9と接触する部位および炉心管9が変形した場合に接触する可能性のある部位にのみ形成すればよい。カーボン表面の必要な部位にのみコーティングすることで、炭化ケイ素の使用を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、対象となる熱処理炉が炉心管の内部を減圧にしながら熱処理を行う減圧炉である場合に、より高い効果を得ることができる。これは、接触部近傍の酸素分圧が小さくなるため、そもそも上記反応式((1)式および(2)式)が右側に進行しやすく、また、還元雰囲気となるため、炉心管の還元反応が進行しやすくなるためである。このため、従来の方法では急激に均熱管等の消耗が進行するが、本発明によれば、この消耗を確実に抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施の形態の熱処理装置20を示す図である。なお、以下の説明において、熱処理装置1と同様の機能を奏する構成については、図1と同様の符号を付し、重複する説明を省略する。熱処理装置20は熱処理装置1と比較して、炉心管21および均熱管25の構成が異なる。
熱処理装置20は主に、炉体30、発熱体50、均熱管25、炉心管21等から構成される。
熱処理装置20は、発熱体50および発熱体50を保持する炉体30を有する。第1の実施の形態の熱処理装置1と同様に、熱処理装置20の炉体30の内部には、ArガスやN2ガス等の不活性ガスを供給することが可能である。また、熱処理装置20では、炉体30に設けられる発熱体50の個数を1つとしている。
発熱体50の内周側には、所定の間隔をあけて均熱管25が設けられる。均熱管25は、発熱体50からの熱を加熱対象に対して均一に伝えるものである。均熱管25は、高温での使用に対する耐熱性やコスト等を考慮して例えばカーボン製であることが望ましい。
均熱管25の内面側には、炉心管21が挿入される。炉心管21は、上述の第1の実施形態と同様に石英製とする。また、炉心管21の内部には多孔質ガラス母材17が配置される。多孔質ガラス母材17を回転させながら徐々に下方に移動させることで、炉心管21の内部において多孔質ガラス母材17が高温領域を通過する際に、処理ガス中で熱処理されて、下部から順次ガラス化される。
第2の実施の形態の熱処理装置20には、炉心管21の長手方向に所定間隔で複数の鍔部23が設けられる。鍔部23は、炉心管21の外周に突設される。鍔部23は、上述の第1の実施形態と異なり、L字形状ではなく、炉心管21に対し直角に突出している。なお、本実施形態においては、均熱管7の長手方向に対して直角に突出する鍔部によって炉心管9の長手方向に対して直角に突出する鍔部を支える構成としたが、第1の実施の形態と同様に鍔部はL字形状としてもよく、互いに長手方向に対して突出し、均熱管7の鍔部が炉心管9の鍔部を支えられる形状であれば、形状は限定されない。
均熱管25は、円筒部材251および鍔部材252から構成される。円筒部材251は長手方向に複数に分割されて、炉心管21の外周に配置される。円筒部材251の内径は、炉心管21の外径と鍔部23の径方向の長さとの和以上の長さに設定されている。円筒部材251の上下方向の長さと鍔部材252の上下方向の長さとの和は、上下に隣接する鍔部23の長さに一致するように設定されている。
鍔部材252は、リング状の部材であり、内径が炉心管21の外径と略一致する(わずかに大きい)ように設定されている。また、鍔部材252の径方向の長さは、円筒部材251の厚さと鍔部23の径方向の長さとの和と略一致するように設定されている。なお、鍔部材252には、割り部252cが設けられており、周方向に複数に分割される(図8参照)。
図7は、図6のE部拡大図である。図7は説明のために、均熱管25の各部材(円筒部材251および鍔部材252)が分解された状態を表している。図7に示すように、鍔部材252は、上下の円筒部材251の間に、内面(炉心管21)側に突出するように配置される。すなわち、鍔部材252は、円筒部材251と組み合わされた状態で炉心管21の鍔部23を支持する鍔部として機能する。鍔部材252には炉心管21の鍔部23が載置されるとともに、円筒部材251が載置される。また鍔部材252は下に配置される円筒部材251に支持される。なお、鍔部材252には載置部を設けていないが、図2に示す鍔部材72と同様に一部の厚さを薄くして円筒部材251を載置する部位である載置部を設けてもよい。
上述したように、均熱管25は、長手方向に複数に分割される。分割された各円筒部材251の上下方向の長さと鍔部材252の上下方向の長さとの和は、炉心管21の上下に隣接する鍔部23の長さと略一致するように設定されている。したがって、炉心管21自身の自重が、均熱管25の複数の鍔部材252によって長手方向に分割されて負担される。すなわち、炉心管21は均熱管25によって支持されることとなり、高温加熱時に炉心管21が自重により座屈変形することが抑制される。
図8は、炉心管21および均熱管25の構成を示す分解斜視図である。均熱管25の円筒部材251は、周方向には分割されず一体で構成されるが、鍔部材252は割り部252cによって、周方向に複数(図8では2つ)に分割される。
均熱管25の複数の円筒部材251は、炉心管21の下部から通され、各円筒部材251の下端が炉心管21の鍔部23の位置になるように配置される。また、周方向に分割された各鍔部材252は、割り部252cが互いに向き合うように炉心管21の側方から装着され、鍔部23の下部に配置される。このようにして、鍔部材252に円筒部材251が載置され(図8の矢印F)、鍔部材252は下方の円筒部材251によって支持される。このようにして、炉心管21の上下に隣接する鍔部23間に均熱管25の円筒部材251と鍔部材252とが嵌め合わされ、均熱管25が炉心管21の外周に配置される。
また、均熱管25の円筒部材251の内径は炉心管21の外径より大きく設定され、均熱管25の内面側に突設した鍔部(鍔部材252)と炉心管21の外面側に突設した鍔部23とが組み合わされて保持されるため、鍔部23および鍔部材252以外で均熱管25と炉心管21とが接触することがない。よって、1400℃以上の使用温度においても上述の(1)式の反応の進行を抑制することができ、均熱管25の円筒部材251の消耗が抑制される。
また、均熱管25の鍔部材252は、炉心管21の鍔部23と接触するため、(1)式の反応が進行するが、鍔部材252は、割り部252cによって周方向に分割可能であり、円筒部材251と容易に離脱できるため、メンテナンスの際には消耗した鍔部材252のみを交換すればよく、コスト面でも有効である。一方で、円筒部材251は周方向に分割されないため、長期にわたって強度を維持することが可能となる。
更に、均熱管25の鍔部材252と炉心管21の鍔部23との接触部にコーティングを設けるようにしても良い。第1の実施形態で述べたように、コーティングは炭化ケイ素のコーティングである。炭化ケイ素のコーティングを施すことにより、カーボンのみによる均熱管25によって炉心管21を支持する場合と比較して、均熱管25等の消耗を抑制することができる。また、炭化ケイ素は、カーボン表面の必要な部位にのみコーティングすることで、炭化ケイ素の使用を最小限に抑えることができる。
以上、本実施形態によれば、炉心管21の自重が、長手方向に複数に分割されて均熱管25によって支持されるため、炉心管21の座屈変形を抑制することができる。また、均熱管25と炉心管21との接触する部位にコーティングを設けることにより、従来と比較して均熱管25等の消耗を抑制することができる。このため、炉心管21の変形や均熱管25の消耗を抑制することができる。したがって、長期にわたって連続して当該炉心管21および均熱管25を用いることができる。
以下、石英製の炉心管およびカーボン製の均熱管を有する各種の熱処理装置を用いて多孔質ガラス母材の脱水・焼結を行い、ガラス化できた本数を調査した。なお、いずれの熱処理装置においても、鍔部以外では均熱管と炉心管とは非接触とした。結果を表1に示す。
Figure 0005639116
熱処理装置No.1は、図6と同様の構造である。すなわち、炉心管と均熱管とを鍔部以外では非接触とし、長手方向に複数の鍔部を設けて均熱管により炉心管を支える構造である。この熱処理装置No.1を用いて多孔質ガラス母材の脱水・焼結を行った結果、ガラス化できた本数は、1000本であった。
熱処理装置No.2は、図1に示す熱処理装置1と同様に鍔部以外では炉心管と均熱管とを非接触とし、長手方向に複数の鍔部を設けて均熱管により炉心管を支える構造である。また、熱処理装置No.1と比較して、減圧炉を用い、発熱体を炉心管全体に複数設けた点で構造が異なる。この熱処理装置No.2を用いて多孔質ガラス母材の脱水・焼結を行った結果、ガラス化できた本数は500本であった。減圧下においても、炉心管と均熱管とを非接触とすることにより、炉心管の消耗が抑えられた。なお、この構造の熱処理装置では加熱領域が広いため、熱処理装置No.1と比較して寿命が短く、また、減圧下で使用するため、(3)式の反応により、SiO2の単独の飛散があると考えられる。
SiO2→SiO↑+1/2O2 (3)
熱処理装置No.3は、図10に示す従来の熱処理装置と同様の構造である。均熱管と炉心管とに鍔部は設けられない。ただし、均熱管と炉心管とは非接触とした。この熱処理装置No.3を用いて多孔質ガラス母材の脱水・焼結を行った結果、ガラス化できた本数は150本であった。長期使用の結果、炉心管が徐々に変形し、炉心管径が細い部分が生じてしまい150本ガラス化したところで使用できなくなった。加熱処理装置を解体して内部を調査したところ、炉心管と均熱管が接触している部分があり、炉心管の消耗が見られた。
熱処理装置No.4は、図9のような減圧炉を用いており、図1と比較して鍔部が設けられない点が異なる構造の熱処理装置である。均熱管と炉心管とは非接触である。この熱処理装置No.4を用いて多孔質ガラス母材の脱水・焼結を行った結果、ガラス化できた本数は、100本であった。長期使用の結果、炉心管が大きく変形、座屈し、炉心管径が細い部分が生じてしまい100本ガラス化したところで使用できなくなった。加熱処理装置を解体して内部を調査したところ、炉心管と均熱管が接触している部分があり、炉心管の消耗が見られた。
以上のように、石英製の炉心管と均熱管とを鍔部以外では非接触とし、長手方向の複数の鍔部で炉心管を均熱管により支持することで、通常炉および真空炉のいずれにおいても、炉心管の変形を抑制することが可能となる。また非接触であるため、均熱管の消耗を抑制し、これに伴う炉心管の変形を抑制することができる。このため、炉心管の寿命を長くすることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記説明した各実施例の構成は、互いに組み合わせることが可能であることは言うまでもない。また、均熱管全体を炭化ケイ素で構成しても、当然に同様の効果を得ることができる。また、コーティング等の材質は、炭化ケイ素以外であってもよい。例えば、使用温度(約1400℃)において、前述した(1)式の平衡定数に対して、炭化ケイ素と同様に石英との反応の平衡定数の小さな物質(例えば5桁以上小さな物質)を用いてもよい。また、第1の実施形態の熱処理装置1及び第2の実施形態の熱処理装置20のいずれの炉体3、30に対しても、L字および直線形状の鍔部が適用可能である。
1、20………熱処理装置
3、30………炉体
5、50………発熱体
7、25………均熱管
71、251………円筒部材
72、252………鍔部材
72a………嵌合部
72b………載置部
72c、252c………割り部
9、21………炉心管
10b、23………鍔部
11………処理ガス導入口
13………排気口
15………孔
17………多孔質ガラス母材
19、19b………コーティング

Claims (5)

  1. 多孔質ガラス母材の熱処理装置であって、
    内部に多孔質ガラス母材を配置可能な石英製の炉心管と、
    前記炉心管の外周に設けられる均熱管と、
    前記均熱管の外周に設けられる発熱体と、
    前記発熱体を覆う炉体と、
    を具備し、
    前記炉心管の外面には、径方向に突出する鍔部が長手方向に所定間隔で複数形成され、
    前記均熱管の内面には、径方向に突出する鍔部が長手方向に所定間隔で複数形成され、
    前記炉心管の鍔部および前記均熱管の鍔部は、互いに係合するL字形状であり、
    前記炉心管の鍔部を前記均熱管の鍔部で支持することを特徴とする多孔質ガラス母材の熱処理装置。
  2. 前記均熱管は、前記均熱管の鍔部となる鍔部材と、前記均熱管の長手方向に複数に分割された円筒部材とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の多孔質ガラス母材の熱処理装置。
  3. 前記鍔部材は前記炉心管の鍔部に嵌合される嵌合部と前記円筒部材を載置する載置部とを有することを特徴とする請求項2に記載の多孔質ガラス母材の熱処理装置。
  4. 前記鍔部材は、周方向に分割され、前記円筒部材は周方向に一体で構成されることを特徴とする請求項または請求項に記載の多孔質ガラス母材の熱処理装置。
  5. 前記均熱管はカーボン製であり、前記均熱管の鍔部の前記炉心管との接触部には炭化ケイ素がコーティングされることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の多孔質ガラス母材の熱処理装置。
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