JP5638725B1 - 排気フィルタ - Google Patents
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Abstract
低圧の排気フィルタを備えた既設の排気経路に設置でき、目詰まりが無く、高回収率での粉塵回収が可能で、メンテナンス性の良好な排気フィルタを得ることができる。排気フィルタ1は、複数個近接配置した円筒容器状の粉塵回収セル10と粉塵回収セル10を支持した状態で排気を遮る仕切り板20とを備える。個々の粉塵回収セル10は、排気を円周方向に沿って案内する案内流路13と、排気を粉塵回収セル10の内部に流入させる流入口11と、流入口11から流入した排気から粉塵を遠心分離する遠心分離部15と、粉塵が遠心分離された排気を導出して粉塵回収セル10の外部に流出させる流出口12を備え、仕切り板20の上流側に流入口11を設けると共に仕切り板20の下流側に流出口12を設けている。
Description
本発明は、排気中の粉塵を回収する排気フィルタに関するものである。
工場内などの室内空気の排気から粉塵を回収する排気フィルタは、繊維やスポンジなどのフィルタ材によって排気中の粉塵を吸着するものが一般的である。また、粉塵の捕集装置としては、円筒状の捕集容器内に粉塵を含む空気を送り込んで容器内で旋回気流を形成させ、遠心分離によって容器内に粉塵を捕集する装置が知られている(下記特許文献1参照)。
塗装室内の空気は、塗着しなかった塗料ミストの粉塵が室内に充満・堆積しないように、或いは気化した溶剤の室内濃度が過剰に高くならないように、室外に排気することがなされている。また、その他の工場内などにおいても、室内で発生する粉塵の悪影響を避けるために、換気を目的とした室内空気の排気が一般になされている。その際、排気中の粉塵をそのまま放出することは外部環境の悪化を招くことになるので、排気フィルタを介して粉塵を回収することがなされている。なお、ここでの室内とは、作業空間を含めた比較的広い空間から機器・装置内などの比較的狭い空間までを全て含んでいる。
繊維などのフィルタ材を用いた従来の排気フィルタは、塗料粉塵などのように粒子径が非常に小さい粉塵に対して高い回収率を得ようとすると、排気フィルタの繊維密度を高くせざるを得ない。しかしながら、繊維密度を高くすると目詰まりが生じ易くなるので、清掃や交換を行うメンテナンスの回数が頻繁になり、維持管理に大変な労力を要する。
これに対して、前述した遠心分離による粉塵の捕集装置は、目詰まりを起こすことなく、粉塵を回収することができる。しかしながら、回収容器内で遠心分離を行うには、高速の旋回気流を形成するために比較的高圧な送風機(ブロア)を用いることが必要になる。このため、低圧の排気ファンを備えた既設の排気経路に組み込むことができず、高圧な送風機を備えた粉塵の捕集装置を別途配備することになり、高額な設備投資が必要になるだけでなく、比較的広い装置の配備スペースが必要になるので、室内に所要の空間を確保できない場合がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、排気中の粉塵を回収する排気フィルタを提供するに際して、塗料粉塵のように粒子径が小さい粉塵に対しても高い回収率を得ることができ、目詰まりを生じることなく長期間の継続使用を可能にすること、良好なメンテナンス性を有し、維持管理の労力を削減できること、比較的低圧の排気ファンを備える既設の排気経路に組み込むことができ、その場合にも高い粉塵回収性能を発揮することができること、高額な設備投資や広い設置スペースが不要であること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による排気フィルタは、以下の構成を少なくとも具備するものである。
排気ファンを備えた排気経路に設けられ、排気中の粉塵を回収する排気フィルタであって、円筒軸に交差する平面方向に沿って複数個近接配置した円筒容器状であって内部に粉塵を回収する粉塵回収セルと、複数の前記粉塵回収セルを支持した状態で排気を遮る仕切り板とを備え、前記粉塵回収セルは、その円筒軸方向が排気経路に沿い且つ円筒状の外周側面が互いに近接するように配備され、前記粉塵回収セルのそれぞれが、前記外周側面の一部を内側に凹ませて形成し凹み量を円周方向に沿って徐々に大きく形成して排気を円周方向に沿って案内する案内流路と、前記案内流路の下流端に円周方向に向けて開口され、排気を前記粉塵回収セルの内部に流入させる流入口と、前記流入口から流入した排気から粉塵を遠心分離する遠心分離部と、粉塵が遠心分離された排気を導出して前記粉塵回収セルの外部に流出させる流出口を備え、前記仕切り板の上流側に前記流入口を設けると共に前記仕切り板の下流側に前記流出口を設けることを特徴とする排気フィルタ。
このような特徴を有する排気フィルタによると、粉塵回収セル内での遠心分離によって粉塵回収セル内に粉塵を回収することができると共に、粉塵回収セルから流出する排気の排気干渉によって仕切り板上に粉塵を回収することができる。これによって、塗料粉塵のように粒子径が小さい粉塵に対しても高い回収率で粉塵を回収することができ、目詰まりを生じることなく長期間の継続使用を行うことができる。また、粉塵回収セル内や仕切り板上に回収された粉塵は、簡易に除去することができるので、良好なメンテナンス性を有し、維持管理の労力を削減することができる。
また、円筒容器状の粉塵回収セルを小型化し円筒軸に交差する平面方向に沿って複数個近接配置して、各粉塵回収セルに、案内流路,流入口,遠心分離部,流出口を設けているので、低圧の排気ファンによる排気の流速を速めて複数の粉塵回収セルのそれぞれで粉塵を遠心分離することができる。これによって、低圧の排気ファンを備える既設の排気経路に組み込むことができ、高い粉塵回収性能を発揮することができる。また、既設の排気経路の排気フィルタ格納スペースに簡易に設置することができるので、高額な設備投資や広い設置スペースが不要であり、既設の排気設備を改修すること無く高性能の排気フィルタを設置することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る排気フィルタの設置例を示した説明図であり、塗装室内の排気を行う排気経路を示している。この例では、塗装室Pの上部に排気フィルタ1が設置されている。排気フィルタ1には、防火シャッタSを介して排気ダクトDが接続され、排気ダクトDの途中には排気ファンFが接続されている。ここでは、排気ファンFの上流側を屋内ダクトDIにしており、排気ファンFの下流側を屋外ダクトDOにしている。本発明の実施形態に係る排気フィルタ1は、このように排気ファンFを備えた排気経路に設けて、排気中の粉塵を回収するものである。本発明の実施形態に係る排気フィルタ1は、既設・新設の区別無く、前述したような排気ファンFを備えた排気経路に設置することができるが、特に、既設の排気経路を改修すること無く利用できることが一つの利点である。
図2は、本発明の実施形態に係る排気フィルタの全体構成を示した説明図である(図2(a)は正面図、図2(b)は平面図)。排気フィルタ1は、塗装室Pなどの室内空間に連通する設置枠2内に設けられ、複数の粉塵回収セル10と仕切り板20を備えている。粉塵回収セル10は、円筒容器状であり、円筒軸方向が排気経路に沿うように配備されている。また、粉塵回収セル10は、複数個が円筒軸に交差する平面方向に沿って近接配置されており、このように近接配置された状態で仕切り板20によって支持されている。
個々の粉塵回収セル10は、容器部10Aと蓋部10Bを備えており、排気を粉塵回収セル10内に流入する流入口11が容器部10Aに設けられ、粉塵回収セル10内に流入した排気を流出される流出口12が蓋部10Bに設けられる。仕切り板20には、例えば、図示省略した支持穴が個々の粉塵回収セル10の配列位置毎に形成されており、仕切り板20の下側から支持穴に容器部10Aの上部を挿入し、仕切り板20の上側から容器部10Aの上部に蓋部10Bを装着することで、仕切り板20に複数の粉塵回収セル10が支持されている。
仕切り板20は、設置枠2内で排気ファンFによって形成される排気を遮る機能を有し、仕切り板20の上流側に流入口11が設けられ、仕切り板20の下流側に流出口12が設けられる。これによって、排気ファンFによって形成される排気は、仕切り板20の上流側で全て流入口11に流入することになり、粉塵回収セル10内を経由して流出口12から流出することで仕切り板20の下流側に至る。
塗装室P内などの室内から設置枠2内に流入する排気V1は、塗装粉塵などの粉塵を含むものであるが、粉塵回収セル10内を経由することで、粉塵の一部が粉塵回収セル10内に回収される。そして、流出口12から流出する排気V2は、設置枠2内における仕切り板20の下流側の空間(排気干渉空間)2S内で相互に干渉を受ける。これによって、排気V2内に残留する粉塵が仕切り板20の上に落下・堆積することになり、更に粉塵が除去された排気V3が排気フィルタ1の下流側に向かう。
図3及び図4によって、本発明の実施形態における粉塵回収セルの構造を説明する。図3が粉塵回収セルの外観斜視図であり、図4が粉塵回収セルの内部構造説明図である(図4(a)が全体図、図4(b)はX−X断面図)。
円筒容器状の粉塵回収セル10のそれぞれは、その外周側面10Sに案内流路13と前述した流入口11を備えている。案内流路13は、外周側面10Sに設けられ排気を円周方向に沿って案内する部位であり、図示の例では、外周側面10Sの一部を内側に凹ませて形成しており、その凹み量を円周方向に沿って徐々に大きく形成している。流入口11は、案内流路13の下流端に円周方向に向けて開口している。このような案内流路13と流入口11を設けることで、粉塵回収セル10内に流入する気流を粉塵回収セル10の円周方向に向けることができ、粉塵回収セル10内で遠心分離に必要な旋回気流を形成することができる。
図示の例では、案内流路13と流入口11は、粉塵回収セル10の円筒軸方向に沿って多段に配置されている。このように案内流路13と流入口11を多段に設けることで、粉塵回収セル10内に流入する排気の流量を大きくすることができる。この際、流量確保のために、単純に案内流路13と流入口11の幅を大きくしてしまうと、粉塵回収セル10内に流入する気流の方向が円周方向に向かなくなると共に流速が遅くなってしまうので、遠心分離に必要となる旋回気流の方向と流速を得ることができなくなる。そこで、本発明の実施形態では、図示のように、案内流路13と流入口11を多段に配置し、隣接する案内流路を導風壁14で仕切っている。このような導風壁14を設けることで、粉塵回収セル10内に流入する排気の流量増加を図りながら、遠心分離に必要な旋回気流の方向と流速を得ることができる。
また、このような案内流路13と流入口11の構成を採用することで、比較的低圧の排気ファンを用いて遠心分離に必要な旋回気流を形成することができる。前述した従来技術の粉塵捕集装置は、高圧なブロアとダクトによって容器内に気流を流入させて遠心分離に必要な旋回気流を得ているが、本発明の実施形態では、粉塵回収セル10の外周側面10Sに形成した案内流路13の採用で流入抵抗を小さくすることができるので、低圧の排気ファンによっても個々の粉塵回収セル10内に所望の流速の旋回気流を形成することができる。
粉塵回収セル10は、その内部に、流入口11から流入した排気から粉塵を遠心分離する遠心分離部15と、粉塵が遠心分離された排気を上方に導出する導出管部16と、導出管部16によって導出される排気を粉塵回収セル10の外部に流出させる流出口12を備える。
遠心分離部15は、容器部10Aの内周面から下方に向けて内径が徐々に小さくなる逆円錐状のテーパ面15Aを有しており、テーパ面15Aの下端に開口15Bが形成されている。導出管部16は粉塵回収セル10の円筒中心軸に沿って上下に延設されており、その上端に流出口12が形成されている。
遠心分離部15では、粉塵回収セル10内に流入した排気の旋回気流が逆円錐状のテーパ面15Aに沿って加速旋回しながら粉塵回収セル10の中心に集められ、粉塵回収セル10の円筒中心軸に沿って配置される導出管部16内に引き込まれる。この際、遠心分離部15で加速した旋回気流中の粉塵は遠心力でテーパ面15Aに沿って押し付けられながら開口部15Bまで移動し容器部10Aの底部に落下して集められる。
図5は、粉塵回収セル10の配置状態を示した説明図である。前述したように、複数個の粉塵回収セル10はその円筒軸に交差する平面に沿って近接配置されている。この際、粉塵回収セル10が円筒状であるため、図示のX方向又はY方向に沿った配列では外周側面10Sの隙間を小さくすることができるが、X方向又はY方向に対して斜め方向の配列では外周側面10Sの隙間は比較的大きくなる。本発明の実施形態においては、粉塵回収セル10の案内流路13と流入口11は円周方向に沿って複数箇所(4箇所)設けており、流入口11の位置を隣接する外周側面10Sの隙間が大きくなる位置に配置している。流入口11をこのような位置に配置することで、隣接する粉塵回収セル10の近接間隔をより狭くして粉塵回収セル10を高密度で配列した場合にも、流入口11からの排気流入量を十分に確保することができる。また、本発明の実施形態においては、流入口11を外周側面10Sから内側に凹ませた位置に形成しているので、この構成によっても粉塵回収セル10をより近接配置することが可能になる。
図6は、本発明の実施形態に係る排気フィルタの粉塵回収機能を示す説明図である。本発明の実施形態に係る排気フィルタ1における第1の粉塵回収箇所は、前述したように、粉塵回収セル10の容器内である。塗装室Pなどの室内から排気フィルタ1に向かう排気V1は、比較的低圧の排気ファンFの吸引によって形成されるので大きな流速は得られない。しかしながら、この排気V1は、近接配置された粉塵回収セル10の外周側面10S間の隙間を通ることで流速が速くなり、案内流路13によって方向を変えて粉塵回収セル10内に流入するので、比較的低圧の排気ファンFによる吸引であっても粉塵回収セル10内には遠心分離に必要な流速の旋回気流が形成される。この旋回気流によって遠心分離部15で粉塵の遠心分離がなされ、排気V1中の粉塵の一部は粉塵回収セル10の内部に回収される。
また、本発明の実施形態に係る排気フィルタ1における第2の粉塵回収箇所は、仕切り板20の上である。粉塵回収セル10の流出口12から流出する排気V2は、粉塵回収セル10内での旋回気流の影響を受けて渦巻き状態で仕切り板20の上方に流出する。仕切り板20の上方には、排気干渉空間2Sが設けられており、その空間では近接配置された粉塵回収セル10の流出口12から流出する渦巻き状の排気V2が互いにぶつかり合って乱流になり、排気V2の流速が急激に低下する。この際、排気V2中に残留する粉塵は、渦巻き状の排気V2が互いにぶつかり合うことで分散されるが、流速の低下に伴って、排気ダクトに近い上方に対して相対的に低圧になっている仕切り板20上に落下して堆積する。
次に、本発明の実施形態に係る排気フィルタ1のメンテナンス性について説明する。排気フィルタ1は、仕切り板20から粉塵回収セル10を取り外すことなく吸引ホースで内部に回収された粉塵を回収し、仕切り板20上に堆積した粉塵も同様に吸引回収することで、簡易にメンテナンスを行うことができ、短時間でのメンテナンス後に引き続き排気を継続させることができる。粉塵回収セル10の外周側面10Sには粉塵が付着することがあるが、粉塵回収セル10を表面が滑らかな樹脂製成形体にすることで、ブラシなどを用いて簡易に除去することができる。この際、排気ファンを低速で運転しておけばブラシなどで除去された粉塵を粉塵回収セル10内に回収することができる。
このような特徴を有する本発明の実施形態に係る排気フィルタ1は、粉塵回収セル10内での遠心分離によって粉塵回収セル10内に粉塵を回収することができると共に、粉塵回収セル10から流出する排気の排気干渉によって仕切り板20上に粉塵を回収することができるので、塗料粉塵のように粒子径が小さい粉塵に対しても高い回収率で粉塵を回収することができ、目詰まりを生じることなく長期間の継続使用を行うことができる。また、粉塵回収セル10内や仕切り板20上に回収された粉塵は、簡易に除去することができるので、良好なメンテナンス性を有し、維持管理の労力を削減することができる。
また、本発明の実施形態に係る排気フィルタ1は、低圧の排気ファンによる排気の流速を速めて複数の粉塵回収セル10のそれぞれで粉塵を遠心分離することができるので、低圧の排気ファンを備える既設の排気経路に組み込むことができ、高い粉塵回収性能を発揮することができる。また、既設の排気経路の排気フィルタ格納スペースに簡易に設置することができるので、高額な設備投資や広い設置スペースが不要であり、既設の排気設備を改修すること無く高性能の排気フィルタを設置することができる。
更に、本発明の実施形態に係る排気フィルタ1は、電気を使わない防爆性のフィルタであるから、塗装室内の排気など可燃性の粉塵を含む排気において高い安全性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。上述の各図で示した実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
Claims (4)
- 排気ファンを備えた排気経路に設けられ、排気中の粉塵を回収する排気フィルタであって、
円筒軸に交差する平面方向に沿って複数個近接配置した円筒容器状であって内部に粉塵を回収する粉塵回収セルと、複数の前記粉塵回収セルを支持した状態で排気を遮る仕切り板とを備え、
前記粉塵回収セルは、その円筒軸方向が排気経路に沿い且つ円筒状の外周側面が互いに近接するように配備され、
前記粉塵回収セルのそれぞれが、
前記外周側面の一部を内側に凹ませて形成し凹み量を円周方向に沿って徐々に大きく形成して排気を円周方向に沿って案内する案内流路と、
前記案内流路の下流端に円周方向に向けて開口され、排気を前記粉塵回収セルの内部に流入させる流入口と、
前記流入口から流入した排気から粉塵を遠心分離する遠心分離部と、
粉塵が遠心分離された排気を導出して前記粉塵回収セルの外部に流出させる流出口を備え、
前記仕切り板の上流側に前記流入口を設けると共に前記仕切り板の下流側に前記流出口を設けることを特徴とする排気フィルタ。 - 前記案内流路と前記流入口は、前記粉塵回収セルの円筒軸方向に沿って多段に配置され、隣接する前記案内流路は導風壁で仕切られていることを特徴とする請求項1記載の排気フィルタ。
- 前記案内流路と前記流入口は円周方向に沿って複数設けられ、前記流入口は隣接する前記粉塵回収セルとの隙間が広い位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の排気フィルタ。
- 前記仕切り板の下流側には、前記流出口から流出される排気を互いに干渉させて残留する粉塵を前記仕切り板上に落下・堆積させる排気干渉空間が設けられることを特徴とする請求項1記載の排気フィルタ。
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