JP2010063751A - 電気掃除機 - Google Patents

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泉 山浦
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勝之 太田
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Abstract

【課題】塵埃収容部内の塵埃を排出するときに細塵を残すこと無く排出することができる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】塵埃を収容する塵埃収容部24と、旋回気流通風路の少なくとも一部を形成する第1濾過フィルター27aと、前記第1濾過フィルター27aの外周に電動送風機21の吸引力が作用する空間と、前記空間に設けた第2濾過フィルター27bと、前記塵埃収容部24に設けられ前記第2濾過フィルター27bで捕集した細塵を収容する細塵室24bと、前記塵埃収容部24の底部に設けた開閉蓋31とを備えた電気掃除機において、前記細塵室24bの少なくとも一部に前記塵埃収容部24の底側に向かって下降する傾斜路33を設けたことにより、細塵が傾斜路上を容易に動き細塵室に入り溜まっていくため、塵埃を排出するときに細塵を残すこと無く排出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、塵埃を分離する濾過フィルターを有する電気掃除機に関するものである。
近年、吸引風の気流に旋回成分を持たせ、遠心力により気流から塵埃を分離除去するタイプの電気掃除機、いわゆるサイクロン型の電気掃除機が注目を浴びている。この種の電気掃除機は、集塵ケース内に旋回気流を発生させて、旋回気流の遠心力により、吸引した空気流から塵埃を分離し、分離した塵埃を集塵ケース内に堆積させる構成を採用している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−342492号公報
特許文献1の様に、フィルター表面に対して垂直方向に貫通した一般的な第1濾過フィルターの貫通孔の場合、サイクロン筒内の旋回気流の流れ方向に対して垂直方向となる貫通孔を有することになる。この構成で、前述の貫通孔の中に旋回気流が流れ込みやすくなり、綿ゴミなどの比較的大きな塵埃については分離されるが、細塵は通過してしまうため、その外周にある第2濾過フィルターにて細塵を分離し、気流だけを通過させている。その細塵は第2濾過フィルターに付着していく。付着したままだと気流の通過の邪魔になり仕事率の低下につながるため、付着した細塵は通常構成されている除塵機構で第2濾過フィルターから落とされ下方にある細塵室に蓄積していく。
細塵室に落とされた塵埃は細塵室の下方、すなわち、底部に構成された開閉蓋を開けることにより排出されることが一般的である。しかし、底部に排出用の開閉蓋を構成する場合、開閉蓋を開けるために必要な構成部分、すなわち、開閉蓋を回動させるための回動軸部分や開閉蓋を閉めたときに開かないようにするための爪部分などを構成する場所がいる。
このため、この部分での細塵室を構成できないことにより、この部分に細塵が溜まってしまい排出用の開閉蓋から排出できず細塵が掃除機内に残ることで、ユーザーのメンテナンス作業が必要になってくる煩わしさや、細塵が残ることによる臭いの発生と不衛生さが生じるといった課題が発生してくる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、細塵が溜まることを防ぎ、細塵を効率よく細塵室に移送することができる電気掃除機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を導入する塵埃分離部と、前記塵埃分離部で分離された塵埃を収容する塵埃収容部と、前記塵埃分離部には吸引口から導入する塵埃を含む空気を旋回気流として流す旋回気流通風路を設け、前記旋回気流通風路の少なくとも一部を形成する第1濾過フィルターと、前記第1濾過フィルターの外周に電動送風機の吸引力が作用する空間と、前記空間に設けた第2濾過フィルターと、前記塵埃収容部に設けられ前記第2濾過フィルターで捕集した細塵を収容する細塵室と、前記塵埃収容部の底部に設けた開閉蓋と、前記開閉蓋の回動部および係止部とを備えた電気掃除機において、前記回動部および係止部の少なくとも一方の上部に前記塵埃収容部の底側に向かって下降し傾斜の下降端が前記細塵室に臨む傾斜路を設けたもの
である。
この構成により、第2濾過フィルターから除塵機構等により落とされた細塵は細塵室に向かって傾斜路上を容易に動き細塵室に入り溜まっていくため、排出するときに細塵を全て排出することができ掃除機内に残らなくすることができるものである。
本発明の電気掃除機は、塵埃収容部内の塵埃を排出するときに細塵を残すこと無く排出することができるため、塵埃残りによるユーザーの煩わしいメンテナンス作業がなくなることや、細塵が残ることによる臭いの発生も防ぐことができ衛生的な掃除機として使用できるものである。
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を導入する塵埃分離部と、前記塵埃分離部で分離された塵埃を収容する塵埃収容部と、前記塵埃分離部には吸引口から導入する塵埃を含む空気を旋回気流として流す旋回気流通風路を設け、前記旋回気流通風路の少なくとも一部を形成する第1濾過フィルターと、前記第1濾過フィルターの外周に電動送風機の吸引力が作用する空間と、前記空間に設けた第2濾過フィルターと、前記塵埃収容部に設けられ前記第2濾過フィルターで捕集した細塵を収容する細塵室と、前記塵埃収容部の底部に設けた開閉蓋と、前記開閉蓋の回動部および係止部とを備えた電気掃除機において、前記回動部および係止部の少なくとも一方の上部に前記塵埃収容部の底側に向かって下降し傾斜の下降端が前記細塵室に臨む傾斜路を設けたものである。
この構成により、細塵は細塵室に向かって傾斜路上を容易に動き細塵室に入り溜まっていくため、排出するときに細塵を全て排出することができ掃除機内に残らなくすることができるものである。
第2の発明は、特に第1の発明の傾斜路は、電動送風機の吸引力が作用する方向に下降する構成としたことにより、細塵は傾斜路に沿って滑り落ちることに加え、吸引力が作用するためにより細塵室に溜まりやすくなる。
第3の発明は、特に第1の発明または第2の発明の傾斜路は細塵室の内周方向に沿って下降する構成としたことにより、細塵室の空間部においても旋回している旋回気流の旋回力作用を受ける細塵が、細塵室の内周方向に沿って下降する傾斜路に沿ってより滑り落ちやすくなるため細塵室に溜まりやすくなるものである。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明の傾斜路は表面にコーティング加工を施したことにより、細塵がコーティングの滑り性により、動きやすくなり細塵室に容易に滑って溜まっていくものである。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明の傾斜路はその表面に振動を与える振動機構を設けて構成したことにより、細塵が滑っていくときに振動によりスムーズに滑り落ち、さらに細塵が湿気などにより少し固まり気味になって動きにくい状態になろうとも振動によってバラバラにされやすくなり細塵室に容易に滑り溜まっていくものである。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における電気掃除機を示している。
図2に示すように、掃除機本体1内には、吸引気流を発生させる電動送風機21が内蔵
されており、また、掃除機本体1の外部には、車輪3およびキャスター4が取り付けられており、床面を自在に移動できる。さらに、電動送風機21の上流側には、通気口を有する隔壁26を介して、電動送風機21により吸引した塵埃を含む空気を導入する集塵ケース5が掃除機本体1に対して着脱自在に設置されている。
また、集塵ケース5は、径の異なる複数の中空円筒を多段に連ねた形状からなり、本実施の形態1では3段構成で、上段から順に、ケース上部22a、ケース中央部22b、塵埃収容部24からなり、このケース上部22aとケース中央部22bとを塵埃分離部23とするものであり、ケース上部22aには塵埃を含む空気を接線方向より導入する吸引口6を備えて構成されている。塵埃収容部24は、粗塵52と細塵51を溜める部分に分かれており(図4(c))、粗塵52を溜める方を塵埃収容室24a、細塵51を溜める方を細塵室24bとしている。
集塵ケース5は、吸引口6から最下段の塵埃を堆積させる塵埃収容部24まで連通されており、吸引口6から電動送風機21に至る風路は、集塵ケース5の塵埃分離部23に設けた開口部25にて掃除機本体1の隔壁26と連通させて形成している。さらには塵埃分離部23には、円筒状の濾過フィルター27を設置している。
また、図1に示すように吸引口6には、吸引ホース7、延長管8が順次接続されており、延長管8の先端に吸込具9を取り付けており、電動送風機21を運転することにより、家屋内の床面上の塵埃を吸引することができる。
この円筒状の濾過フィルター27は、本実施の形態1では、上流側に粗塵フィルターからなる円筒形状の第1濾過フィルター27aと、この第1濾過フィルター27aより下流側の外周に設けた細塵フィルターからなる円筒形状の第2濾過フィルター27bとの2層構造から構成されている。
この第1濾過フィルター27aと第2濾過フィルター27bは、集塵ケース5の吸引口6と電動送風機21とが連通する風路29の途中に配置している。
また、吸引口6から電動送風機21に至る風路29は、第1濾過フィルター27a内から第2濾過フィルター27b外周の空間全周にわたり設けられている。
次に、図3(a)、図3(b)、図3(c)、図3(d)により、集塵ケース5と円筒状の第2濾過フィルター27と細塵室24bと底の開閉蓋31との位置構成について説明する。
図3(a)に示すように、集塵ケース5は、縦型の中空円筒を3段に連ねた形状となっている。
集塵ケース5は中空円筒としたが、円筒は真円に限定せず楕円形状、8角形や10角形などの多角形形状等でもよく、吸引口6より接線方向から流入した気流が、集塵ケース5の内面に沿って旋回気流が生じる形状であれば良い。また、円筒状の濾過フィルター27においても同様に、円筒は真円に限定せず楕円形状や8角形や10角形などの多角形形状等でもよく、集塵ケース5の内面に沿って発生した旋回気流が、第1濾過フィルター27a内の円筒中空部においても発生し得る形状であれば良い。また、吸入口6が中央に位置していても案内路やガイド等で旋回気流が発生する構成であれば構わない。
従って、塵埃分離部23におけるケース上部22a内面に沿って発生した旋回気流ならびに、第1の濾過フィルター27a内の円筒中空部に発生した旋回気流を形成する通路を
旋回気流通風路とするものである。
集塵ケース5の下部には、吸引した塵埃を堆積させる塵埃収容部24が設けられており、塵埃収容部24は比較的サイズの大きい塵埃である粗塵52を溜める塵埃収容室24aと粒子径の細かい砂塵、花粉、ダニ糞などの細塵51を溜める細塵室24bに分かれて収容できる様、その間は隔壁35で仕切られており粗塵52と細塵51が混合しないようにしている。
さらに、塵埃収容部24側の集塵ケース5の底面は、塵埃を排出する開閉蓋31となっており、回動部であるヒンジ32を介して、開閉蓋31を開き、塵埃収容部24内の粗塵52と細塵51を排出でき、図示していない爪等の係止部で開閉蓋31を閉じれるよう構成されている。そのため、このヒンジ32の部分がある領域は細塵室24bが構成できない。よって本実施の形態1では、図3(c)に示すように、ヒンジ32の上方を覆うように、第2濾過フィルター27bの下方に傾斜路33を設けている。
また、図3(a)に示すように、円筒形状の集塵ケース5の吸引口6と塵埃収容部24の間の内壁には、集塵ケース5と円筒状の濾過フィルター27間の外側全周にわたり設けた空間部36が形成されており、集塵ケース5内部と電動送風機21の吸引口がこの空間部36を介して連通することとなる。
さらに、集塵ケース5のケース上部22aの内面は、円筒状の濾過フィルター27を構成する内側の第1濾過フィルター27aの内面と全体として1つの面となっている。
円筒状の濾過フィルター27は、図3(d)に示すように、円筒形状の集塵ケース5内部を取り囲むように円筒形状となっている。吸引気流に対して上流側に位置する粗塵52フィルターからなる第1濾過フィルター27aは、吸引気流中の塵埃から綿埃、毛髪などの比較的サイズの大きい塵埃を除塵するものであり、下流側に位置する細塵フィルターからなる第2濾過フィルター27bは、粒子径の細かい砂塵、花粉、ダニ糞などの塵埃を気流中から除塵するものである。
このように、除塵する塵埃のサイズに応じて複数層の円筒状の濾過フィルター27を設けることで、濾過フィルターの目詰まりの頻度を低減し、風量持続性能を延ばすことができるが、単一層であっても構わない。
ここで、本実施の形態1において、第1濾過フィルターには貫通孔径が100〜300ミクロンの微小な開口の貫通孔を設けた金属フィルターを用いている。
一方、第2濾過フィルター27bとしては、不織布、パルプ、ガラス繊維、HEPAフィルターなどを用いることができるが、比較的細かい粒子を効率よく除去できる不織布部材などをプリーツ加工しひだ折りした形状部材を連結し、円筒状に設置することで、通気抵抗を低減しながら、除塵性能を確保することができる。また塵埃付着面に、PTFEの多孔質部材をコーディングしたフィルターを用いると、塵離れが良くなることから、第2濾過フィルター27bの目詰まりを抑制することができる点でより好ましい。
以上のように構成された本実施の形態1の電気掃除機について、図4(a)、図4(b)、図4(c)を基に、その動作を説明する。
電動送風機21が運転開始すると、吸引気流が発生し、吸込具9、延長管8、吸引ホース7を通じて、空気とともに床面からの塵埃が集塵ケース5内に吸い込まれる。このとき、集塵ケース5の吸引口6は、円筒断面に対して接線方向に偏心して設置されているため
、図4aに示すように、吸引口6より流入した気流は、集塵ケース5の円筒断面の接線方向から侵入し旋回気流に変化する。
また発生した旋回気流を塵埃収容部24方向に発生させるよう、濾過フィルター27の通気部を吸引口6より塵埃収容部24側に構成するものであり、本実施の形態1では、吸引口6の下端は開口部25の上端よりも上部に配置されているため、吸引口6から流入する気流は旋回成分を持つとともに、下方向への成分も持つこととなる。そのため、集塵ケース5のケース上部22aで発生した旋回気流は、旋回しながら下降し、円筒状の濾過フィルター27付近に到達する。そして、一部の空気は図4(b)に示すように、第1濾過フィルター27a、第2濾過フィルター27bを順次通過し、空間部36を通って、電動送風機21に吸引される。
吸引気流と一緒に吸引された塵埃は、気流の流れと共に旋回しながら円筒状の濾過フィルター27に導かれ、この塵埃の内、砂塵などの細塵51は、第1濾過フィルター27aを通過し、外側の第2濾過フィルター27bで濾し取られる。
この濾し取られた細塵51は、通常設けられる除塵装置(図示せず)による振動や衝撃により第2濾過フィルター27bより落とされる、落とされた細塵51は下方にある細塵室24bに落下し溜まっていく。何日か掃除をされた後、塵埃収容部24に塵埃が溜まってくると集塵ケース5が外され、ゴミ箱、あるいはビニール袋などに開閉蓋31を開けることにより捨てられる。
しかし、上述したように、開閉蓋31のヒンジ32部分がある部分には細塵室24bが形成できないために、この部分には上述したように、細塵室24bが形成できている部分にまで傾斜路33が臨むように設けている。作用としては、この傾斜路33の上に溜まった細塵51がこの傾斜に沿って細塵室24bにまで滑り落ちていくものである。
また、傾斜路33の下降していく方向を電動送風機21の吸引力が作用する方向に合わせるように傾斜させているので、細塵51は非常に滑り落ちやすくなり、細塵室24bに溜まっていく。
傾斜路33の表面のコーティングや表面への振動を与える構成(図示せず)も細塵51をよりよく落とすための手段である。振動の構成は振動モータなどでもよく、コストを安くするにはコードリールの回転機構との連動でも構わない。
また、傾斜路33の外周側を下降させている形状は前述したように旋回流が流れているため遠心力が働く、よって外側に向かって下降する形状であればより細塵51が滑り落ちやすくなるものである。傾斜路33を構成しなければならない場合は、前述した要因ばかりではない場合もあるが、どのような場合においても傾斜路33さえ構成ができれば本発明の効果は得られるものである。
図5は、図3(b)内のC方向から見た斜視図であり、傾斜路33の傾斜方向を示している。傾斜路33はヒンジ32の上部を覆う様に配置され、第2濾過フィルター27bより落下した細塵51が傾斜路33の上に落ち、この細塵51は傾斜路33の傾斜を滑り落ち集塵室24bに入っていく構成となっている。
この傾斜路33は、濾過フィルター27の中央を対称に電動送風機21吸引力が作用する開口部25の反対側に位置し、さらにこの傾斜路33の一番高い頂点は、濾過フィルター27中心と開口部25中心を結ぶ線の投影下に位置されている。そしてこの傾斜路33の傾斜形状としては、前記頂点を境に振り分けられ、円筒形状の集塵室24bの円周方向
に沿う形で細塵室24bの底面方向へ時計回りと反時計回り方向にスロープ状に下降傾斜しているものである。
一方、開閉蓋31の開く方向が上記実施例と異なり、ヒンジ32の上部を覆う傾斜路33の配置が90度違う場合は、細塵51がスムーズに細塵室24bに入っていく様、傾斜路33は一方向、すなわち吸引力の働く電動送風機21側に下降して行く傾斜路33とするべきものである。
本実施の形態1では傾斜角度は約30度〜45度に設定しているが、これに限定するものではなく、傾斜は大きくなるほうが、細塵51が滑り落ちやすくなることは言うまでも無い。要は、電動送風機21の吸引力が作用する方向に下降傾斜している形状とすれば細塵51は細塵室24bにスムーズに入っていくものである。これは、濾過フィルター27が円筒ではない場合でも同様である。また旋回が発生しない構成でも成り立つものである。
また、本実施の形態1では詳細に説明していないが、一般にヒンジ32の反対側に通常設ける爪等の係止部(図示せず)の部分にも開閉蓋31側に細塵室24bは構成でき難く、この係止部分においても本実施の形態1と同様の傾斜路33を設けることによって、同様の効果がさらに得られることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、細塵室の少なくとも一部に底側に向かって下降する傾斜路を設けているため、細塵51は細塵室に向かって傾斜路上を容易に動き細塵室に入り溜まっていくため、排出するときに細塵51を全て排出することができる。このため、掃除機内に細塵51が残ることがなくなる。その結果、塵埃残りによるユーザーの煩わしいメンテナンス作業がなくなることや細塵51が残ることによる臭いの発生も防ぐことができ衛生的な清掃ができるもので、家庭用電気掃除機だけでなく、業務用電気掃除機などさまざま種類の掃除機に使用することが可能となる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体図 同電気掃除機の本体要部の構成を示す断面図 (a)同電気掃除機の集塵ケースの側断面図(b)同集塵ケースの開閉蓋の回動動作を示す側断面図(c)(b)のA−A断面図(d)(b)のB−B断面図 (a)同電気掃除機の集塵ケースにおける吸引口付近の気流を示す平断面図(b)同集塵ケースにおける濾過フィルター付近の気流の流れを示す平断面図(c)同集塵ケースにおける縦方向の気流の流れを示す縦断面図 同電気掃除機の集塵ケースにおける傾斜路を示す斜視図
符号の説明
1 電気掃除機本体
5 集塵ケース
6 吸引口
21 電動送風機
23 塵埃分離部
24 塵埃収容部
24a 塵埃収容室
24b 細塵室
27 円筒状の濾過フィルター
27a 第1濾過フィルター
27b 第2濾過フィルター
31 開閉蓋
32 ヒンジ(回動部)
33 傾斜路
36 空間部
51 細塵
52 粗塵

Claims (5)

  1. 吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を導入する塵埃分離部と、前記塵埃分離部で分離された塵埃を収容する塵埃収容部と、前記塵埃分離部には吸引口から導入する塵埃を含む空気を旋回気流として流す旋回気流通風路を設け、前記旋回気流通風路の少なくとも一部を形成する第1濾過フィルターと、前記第1濾過フィルターの外周に電動送風機の吸引力が作用する空間と、前記空間に設けた第2濾過フィルターと、前記塵埃収容部に設けられ前記第2濾過フィルターで捕集した細塵を収容する細塵室と、前記塵埃収容部の底部に設けた開閉蓋と、前記開閉蓋の回動部および係止部とを備えた電気掃除機において、前記回動部および係止部の少なくとも一方の上部に前記塵埃収容部の底側に向かって下降し傾斜の下降端が前記細塵室に臨む傾斜路を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 傾斜路は電動送風機の吸引力が作用する方向に下降する構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 傾斜路は細塵室の内周方向に沿って下降する構成とした請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 傾斜路は表面にコーティング加工を施したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 傾斜路はその表面に振動を与える振動機構を設けて構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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