JP5637177B2 - 耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル - Google Patents
耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5637177B2 JP5637177B2 JP2012122004A JP2012122004A JP5637177B2 JP 5637177 B2 JP5637177 B2 JP 5637177B2 JP 2012122004 A JP2012122004 A JP 2012122004A JP 2012122004 A JP2012122004 A JP 2012122004A JP 5637177 B2 JP5637177 B2 JP 5637177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- varnish
- mass
- parts
- flame
- amine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
前記電線の外周に、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とした、酢酸ビニルの含有量が30質量%以上であるベースポリマー100質量部に対し、難燃剤を20〜180質量部、及びアミン系酸化防止剤を0.1〜20質量部、含有する難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成されたシースと、を備えた耐ワニス性ケーブルであって、アミン系酸化防止剤は、N−(2H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)サリチルアミドであることを特徴とする耐ワニス性ケーブル。
本実施の形態に使用する難燃性架橋樹脂組成物は、樹脂及び難燃剤を含有した難燃性樹脂組成物において、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とした、酢酸ビニルの含有量が30質量%以上であるベースポリマーを100質量部、ベースポリマー100質量部に対し、難燃剤を20〜180質量部、及びアミン系酸化防止剤を0.1〜20質量部、含有してなり、アミン系酸化防止剤は、N−(2H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)サリチルアミドで構成されたものである。
以下、本発明の難燃性非架橋樹脂組成物を用いた電線・ケーブルの実施の形態について説明する。
本実施の形態に使用する難燃性非架橋樹脂組成物は、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とした、酢酸ビニルの含有量が30質量%以上であるベースポリマーを100質量部、ベースポリマー100質量部に対し、難燃剤を20〜180質量部、及びアミン系酸化防止剤を0.1〜20質量部、含有してなるように構成される。以下、各構成成分について説明する。
本実施の形態に使用する難燃性非架橋樹脂組成物は、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたベースポリマーを含有する。このベースポリマーは、酢酸ビニル(VA)の含有量が30質量%以上である。VA含有量が30質量%未満であると、十分な耐ワニス性を得ることはできないことがある。VA含有量は、30質量%以上であれば、その上限について特に制限はないが、耐寒性を要求する電線・ケーブルに使用する場合、VA含有量60質量%未満にすることが好ましい。また、ベースポリマー中の酢酸ビニル含有量が30質量%以上となるように、EVAに他のポリオレフィンをブレンドすることもできる。
チレン、塩素化ポリプロピレン等を挙げることができる。これらは、1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
本実施の形態に使用する難燃性非架橋樹脂組成物は、アミン系酸化防止剤を、ベースポリマー100質量部に対し、0.1〜20質量部含有する。本実施の形態に用いられるアミン系酸化防止剤としては、N−(2H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)サリチルアミドを用いる。6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、フェニル−1−ナフチレン、アルキル化ジフェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、4,4’−ビス(α、α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体、ρ−(ρ−トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン、N,N’−ジ−2−ナフチル−ρフェニルジアミン、N,N’−ジフェニル−ρフェニレンジアミン、N−フェニル−N’−イソプロピル−ρフェニレンジアミン、N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−ρフェニレンジアミン、N−フェニル−N’−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−ρ−フェニレンジアミン、1,3−ベンゼンジカルボン酸ビス[2−(1−オキソ−2−フェノキシプロピル)ヒドラジド、2’,3−ビス[[3−[3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオニル]]プロピオノヒドラジド、3−(N−サリチロイルアミノ)−1H−1,2,4−トリアゾール、ドデカン二酸ビス[N2−(2−ヒドロキシベンゾイル)ヒドラド]等を混合して用いることができる。
本実施の形態に使用する難燃性非架橋樹脂組成物は、難燃剤を、ベースポリマー100質量部に対し、20〜180質量部含有する。一般に、難燃剤は、ハロゲン系難燃剤及びノンハロゲン系難燃剤に大別できるが、本実施の形態においては、ハロゲン系難燃剤及びノンハロゲン系難燃剤のいずれをも用いることができ、また、ハロゲン系難燃剤とノンハロゲン系難燃剤とを併用することもできる。なお、ハロゲン系難燃剤単体を添加する場合の添加量は、ベースポリマー100質量部に対し、20質量部以上、150質量部以下が好ましく、ノンハロゲン系難燃剤単体を添加する場合の添加量は、ベースポリマー100質量部に対し、80質量部以上、180質量部以下が好ましい。
上記の構成成分以外にも、必要に応じて、金属不活性剤、アミン系以外の酸化防止剤、その他の難燃剤、難燃助剤、滑剤、無機充填剤、相溶化剤、安定剤、カーボンブラック、着色剤等の添加剤を加えることが可能である。なお、これらの添加剤は、汎用のものを使用することができる。
図1に示すように、本実施の形態の電線10は、銅導体1と、銅導体1の外周に上述の難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成された絶縁体2とを備えて構成される。また、図2に示すように、本実施の形態のケーブル20は、電線10と、電線10の外周に上述の難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成されたシース3とを備えて構成される。さらに、具体的には、本実施の形態のケーブル20は、銅導体1と銅導体1の外周に上述の難燃性非架橋樹脂組成物又は一般的に使用される絶縁性樹脂を用いて被覆、形成された絶縁体2とを備えた3本の電線10と、電線10と共に撚り合わされた紙等の介在4と、外周に巻回された押え巻きテープ5と、最外層として、上述の難燃性非架橋樹脂組成物を押出被覆して形成されたシース3とを備えて構成される。本実施の形態の電線10及びケーブル20は、上述の難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成された絶縁体2、又はシース3を備えることで、高度の耐ワニス性、難燃性を有し、かつ引張伸び特性等の機械的特性に優れる。
エチレン酢酸ビニル共重合体(VA含有量:41質量%、MFR:0.3)100質量部、水酸化マグネシウム(神島化学工業(株)製、商品名:マグシーズS4))100質量部、アミン系酸化防止剤A4,4‘−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、大内新興化学工業(株)製、商品名:ノクラックCD)5質量部、及び金属不活性剤(BASFジャパン(株)製、商品名:イルガノックスMD1024)1質量部を、加圧ニーダによって開始温度40℃、終了温度190℃で混練後、混練物をペレットにして、難燃性非架橋樹脂組成物を作製した。
(1)引張試験
作製した電線を、JISC3005に準拠して引張試験を行なった。伸びは、150%未満のものを×(不合格)、150〜300%を○(合格)、それ以上を◎(裕度を持って合格)とした。引張強さは10MPa未満のものを×(不合格)、10〜13MPaのものを○(合格)、それ以上を◎(裕度を持って合格)とした。
電線形状での垂直燃焼試験(FT−1)を行った。判定は燃焼時間30秒未満のものを◎(裕度を持って合格)、1分未満のものを○(合格)、1分以上のものを×(不合格)とした。
CSA C22.2 No.127−09 6、2、8頁(Insulating Varnish)に規定された試験方法に準拠して試験を実施した。作製した電線を絶縁ワニス(ISONEL31)に室温で1時間浸漬し、その後絶縁ワニスから取出し1時間懸吊する。その後160℃に設定したオーブンに20時間入れワニスを硬化させ、取り出し後、室温で2時間静置し、自己径のマンドレルに6回巻きつける。巻きつけた状態の電線に2000Vの電圧を1分間課電し、破壊しないものを○(合格)、破壊したものを×(不合格)とした。
配合を表1に示すものに変えたこと以外は、参考例1と同様にして、難燃性非架橋樹脂組成物を作製し、電線を形成した。得られた電線の評価結果を表1に示す。
配合を表2に示すものに変えたこと以外は、参考例1と同様にして、難燃性非架橋樹脂組成物を作製し、電線を形成した。得られた電線の評価結果を表2に示す。
参考例1〜3で、ベースポリマー中のVA含有量を変更したが、30質量%以上であったので、耐ワニス性試験に合格し他の特性も良好であった。参考例4、5で、他のポリオレフィンとブレンドしたが、VA含有量が規定の範囲内であったので、良好な特性となった。
2 絶縁体
3 シース
4 介在
5 押え巻きテープ
10 電線
20 ケーブル
Claims (2)
- 導体と、
前記導体の外周に、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたベースポリマーであって、前記ベースポリマー中の酢酸ビニルの含有量が30質量%以上であるベースポリマー100質量部に対し、難燃剤を20〜180質量部、及びアミン系酸化防止剤を0.1〜20質量部、含有する難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成された絶縁体と、を備えた耐ワニス性電線であって、アミン系酸化防止剤は、N−(2H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)サリチルアミドであることを特徴とする耐ワニス性電線。 - 導体と前記導体の外周に被覆、形成された絶縁体とを備えた電線と、
前記電線の外周に、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分としたベースポリマーであって、前記ベースポリマー中の酢酸ビニルの含有量が30質量%以上であるベースポリマー100質量部に対し、難燃剤を20〜180質量部、及びアミン系酸化防止剤を0.1〜20質量部、含有する難燃性非架橋樹脂組成物を用いて被覆、形成されたシースと、を備えた耐ワニス性ケーブルであって、前記アミン系酸化防止剤は、N−(2H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)サリチルアミドであることを特徴とする耐ワニス性ケーブル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122004A JP5637177B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル |
CN2012105926197A CN103450541A (zh) | 2012-05-29 | 2012-12-31 | 阻燃性非交联树脂组合物以及使用该组合物的电线、电缆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012122004A JP5637177B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013245335A JP2013245335A (ja) | 2013-12-09 |
JP5637177B2 true JP5637177B2 (ja) | 2014-12-10 |
Family
ID=49733405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012122004A Expired - Fee Related JP5637177B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5637177B2 (ja) |
CN (1) | CN103450541A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6868420B2 (ja) * | 2016-03-22 | 2021-05-12 | 古河電気工業株式会社 | 難燃性架橋樹脂組成物及び配線材 |
JP2018045885A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線 |
JP7272218B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2023-05-12 | 株式会社プロテリアル | 難燃性絶縁電線 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2174998B (en) * | 1985-03-20 | 1989-01-05 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Flame-retardant resin compositions |
JPH03190013A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-20 | Hitachi Cable Ltd | 難燃性電気絶縁組成物 |
JP3065124B2 (ja) * | 1991-06-04 | 2000-07-12 | 株式会社フジクラ | エチレン酢酸ビニル共重合体系発泡体 |
JP2002302574A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Fujikura Ltd | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物およびこれを用いた難燃性電線・ケーブル |
JP4738133B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-08-03 | 株式会社Adeka | 樹脂組成物 |
WO2008078406A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Mitsubishi Chemical Corporation | 難燃性熱可塑性樹脂組成物 |
JP5098451B2 (ja) * | 2007-06-08 | 2012-12-12 | 日立電線株式会社 | 耐放射線性非ハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル |
CN101157774A (zh) * | 2007-09-03 | 2008-04-09 | 上海斯瑞聚合体科技有限公司 | 一种热塑性低烟无卤阻燃聚烯烃隔氧层填充料 |
-
2012
- 2012-05-29 JP JP2012122004A patent/JP5637177B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-12-31 CN CN2012105926197A patent/CN103450541A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103450541A (zh) | 2013-12-18 |
JP2013245335A (ja) | 2013-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5323332B2 (ja) | 難燃性絶縁電線 | |
JP5772854B2 (ja) | 非ハロゲン鉄道車両用特別高圧ケーブル | |
JP4255368B2 (ja) | 架橋型難燃性樹脂組成物ならびにこれを用いた絶縁電線およびワイヤーハーネス | |
JP2015000913A (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物、並びにこれを用いた電線及びケーブル | |
JP5529567B2 (ja) | ノンハロゲン絶縁電線およびワイヤーハーネス | |
JP2015072743A (ja) | 電線及びケーブル | |
JP5637177B2 (ja) | 耐ワニス性電線・耐ワニス性ケーブル | |
JP5765316B2 (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル | |
JP2020050703A (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物、絶縁電線、及びケーブル | |
JP2003226792A (ja) | 難燃性樹脂組成物及びこれを用いたノンハロゲン絶縁電線並びにワイヤーハーネス | |
JP2016095992A (ja) | 電線およびケーブル | |
JP2016095994A (ja) | 電線およびケーブル | |
JP2016095993A (ja) | 電線およびケーブル | |
JP2015117318A (ja) | 難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル | |
JP6658236B2 (ja) | Lanケーブル | |
JP5695886B2 (ja) | アルミニウム電線及びアルミニウム電線用絶縁体組成物 | |
CN115274205A (zh) | Lan电缆 | |
JP2013245334A (ja) | 難燃性架橋樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル | |
JP2016095995A (ja) | 電線およびケーブル | |
JP2008280444A (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物およびこれを用いた電線・ケーブル | |
JP2015117317A (ja) | 難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル | |
JP6816419B2 (ja) | 絶縁電線およびケーブル | |
JP6816420B2 (ja) | 絶縁電線およびケーブル | |
JP6745313B2 (ja) | 電線およびケーブル | |
JP7380494B2 (ja) | 絶縁電線およびケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131113 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140812 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5637177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |