JP5637021B2 - スイッチトリラクタンスモータ - Google Patents
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Description
また、スイッチトリラクタンスモータは、通電時間と非通電時間とを繰り返す電流を巻線部に供給する可変電源を備えている。さらに、スイッチトリラクタンスモータは巻線部のインダクタンス成分を変更する変更手段、および変更手段によるインダクタンス成分の変更の指令を許可する制御手段を備えている。制御手段は、回転子が回転しているときであって、かつ非通電時間であるとき、巻線部のインダクタンス成分の変更の指令を許可する。
また、可変電源は、変更手段が巻線部のインダクタンス成分を切り換えたとき巻線部のインダクタンス成分に応じた電流を供給する。
さらに、請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータでは、可変電源から供給される電流が流れていない時間、すなわち非通電時間において変更手段を用いて巻線部のインダクタンス成分を変更する。巻線部に電流が流れている時間、すなわち、通電時間において巻線部のインダクタンス成分を変更すると、スイッチトリラクタンスモータの出力特性が変化し、発生するトルクが不連続となる。一方、請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータでは、非通電時間に巻線部のインダクタンス成分を変更することにより、発生するトルクが不連続とならない。従って、スイッチトリラクタンスモータの駆動中にトルクが不連続になることなく、巻線部のインダクタンス成分を変更することができる。
また、スイッチトリラクタンスモータにおいて、巻線部のインダクタンス成分を変更すると、インダクタンス成分の変化前後で同じ電流を流した場合、スイッチトリラクタンスモータが発生するトルクが不連続となる。そこで、巻線部のインダクタンス成分が変更される場合、可変電源はインダクタンス成分の変化に応じた電流を巻線部に供給し、スイッチトリラクタンスモータでの不連続なトルク変動を抑制する。
請求項5に記載の発明によると、スイッチトリラクタンスモータは直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段として逆阻止IGBTを用いる。なお、逆阻止IGBTとは、逆耐圧性能を有する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを指す。
直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段にサイリスタ、または逆阻止IGBTを用いることにより、前述のトランジスタとトランジスタに直列接続されるダイオードとの組み合わせに比べて素子数が少ない。これにより、スイッチトリラクタンスモータ駆動時のスイッチ素子での損失を低減することができる。
ロータコア22は、鉄などの磁性体からなる薄板が複数積層されることで構成されている。ロータコア22の中心には、ロータ軸21が圧入固定されている。このロータコア22は、径外方向に延びる外向突極24a〜24bを有する。外向突極24a〜24bはロータ2の回転方向に90度毎に4極設けられている。
図1に示す状態のとき、U相の巻線U1〜U4に通電されると、巻線U1およびU3で生じた磁界は、ロータ2の外向突極24aにかかる。これにより、外向突極24aは突極32aに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。一方、巻線U2およびU4に生じた磁界は、ロータ2の外向突極24cにかかる。これにより、外向突極24cは突極32dに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。
これにより、ロータ2の外向突極24a、24cがステータ3の突極32a、32dに吸引され、反時計回りに回転する。
これにより、ロータ2の外向突極24b、24dがステータ3の突極32b、32eに吸引され、反時計回りに回転する。
このように、図1に示す状態からU相、V相、W相の順に巻線への通電を切り替えると、ロータ2は反時計回り方向に回転する。これに対し、図1の状態から、W相、V相、U相の順に巻線へ通電を切り替えるとロータ2は時計回り方向に回転する。このように、各相の巻線への通電を切り替えることにより、ロータ2を任意の方向へ回転させることが可能になる。
巻線組U34の一方の端子UT13は、オンオフスイッチUSSの一方の端子とオンオフスイッチUSP1の他方の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、オンオフスイッチUSP2の他方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図2(c)に示すように、オンオフスイッチUSSをオンにし、オンオフスイッチUSP1、USP2をオフすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは直列に接続する。一方、オンオフスイッチUSSをオフにし、オンオフスイッチUSP1、USP2をオンすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは並列に接続する。
図3には、U相巻線部20の巻線組の接続を変更する手順のフローチャートを示す。なお、V相、W相においても同様の手順によって巻線組の接続を変更する。ここでは、代表としてU相での変更手順を説明する。
最初のステップ(以下、「ステップ」を省略し、単に記号Sで示す)101では、U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要かどうか判定する。このとき、ECU10において、ロータ2の回転数からU相巻線部20のインダクタンス成分を変更する必要があるか否かを判定する。U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要であると判定された場合、S102に移行する。U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要でないと判定された場合、巻線組の接続変更を中止して終了する。
ここで、図4にSRモータ1が発生するトルクの平均値と時間との関係および各相の通電状態の一例を示す。図4(a)にはSRモータ1が出力するトルクの時間平均を、図4(b)〜図4(d)には、それぞれU相、V相、W相に流れる電流と時間との関係を同じ時間軸で示す。図4(b)〜図4(d)に示すように各相ではロータ2の回転を維持するため各相の電流は電気的に120°の位相差を持つ。各相の通電時間を適切にすることによって、図4(a)に示すようにSRモータ1が発生するトルクの時間平均値は一定となる。このように、各相には電流が流れていない非通電時間ΔTが存在する。なお、非通電時間ΔTの長さは、ロータ2の回転数や電源電圧、通電タイミング等によって変化する。
S102では、U相巻線組20に流れている電流Iuが0であるとき、S103に移行する。一方、U相巻線組20に流れている電流Iuが0でないとき、すなわち通電されているとき、S101へ移行する。
ここで、U相巻線部20のインダクタンス成分を変更するために必要な時間をインダクタンス変更時間tcとする。インダクタンス変更時間tcは、各相において巻線組の接続を変更するために必要な時間であり、図4(b)に示すように時刻t1と時刻t2との間の時間となる。ここで、巻線組の接続を変更するには一定の時間がかかるため、インダクタンス変更時間tcの間は、U相に電流が流れない非通電時間内であることが必要となる。例えば、図4(b)に示すようにインダクタンス変更時間tcはインダクタンス成分を変更するか否かを判定する時刻t1から次の通電開始時刻t3までの非通電時間ΔTcより短い。したがって、この場合、ECU10は巻線組の接続の変更をU相巻線切換部30に指令する。
S103では、非通電時間ΔTcがインダクタンス変更時間tcより長いとき、S104に移行する。一方、非通電時間ΔTcがインダクタンス変更時間tcより短いとき、S101に移行する。
次に第1実施形態のSRモータ1の効果について説明する。
(A)SRモータ1は、ロータ2の回転数にあわせてU相巻線部20、V相巻線部、W相巻線部のインダクタンス成分を変更するため、巻線組の接続を切り換える。すなわち、ロータ2の回転数が低いとき、各巻線部のインダクタンス成分を大きくするため各巻線部を構成する巻線組を直列接続に切り換える。一方、ロータ2の回転数が高いとき、各巻線部のインダクタンス成分を小さくするため巻線組を並列接続に切り換える。これにより、第1実施形態のSRモータ1では、低回転から高回転までの広い回転域に渡って高出力を維持することができる。
次に、本発明の第2実施形態を図5および図6に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、巻線部の端子の接続箇所が一部異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
巻線組U34の一方の端子UT23は、オンオフスイッチUSAの一方の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、オンオフスイッチUSBの他方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図5(c)に示すように、オンオフスイッチUSAをオンにし、オンオフスイッチUSBをオフすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは直列に接続し、電流は巻線組U12、U34を流れる。一方、オンオフスイッチUSAをオフにし、オンオフスイッチUSBをオンすることにより、巻線組U34は回路から切り離され、巻線組U34にのみ電流は流れる。
図6(a)では、巻線組U12の他方の端子UT22は、巻線組U34の一方の端子UT23と、オンオフスイッチUSBの一方の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT24は、オンオフスイッチUSAの一方の端子に接続している。また、オンオフスイッチUSBの他方の端子は、オンオフスイッチUSAの他方の端子に接続し、ダイオードUD1のアノード側の端子と、トランジスタUQ2のコレクタ側の端子とに接続している。
次に、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組の接続を変更するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図7(b)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子がサイリスタから構成されている。これにより、巻線組U12の一方の端子UT11は、サイリスタUDP3のアノード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT12は、サイリスタUDS2のアノード側の端子とサイリスタUDP4のアノード側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT13は、サイリスタUDP3のカソード側の端子とサイリスタUDS2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、サイリスタUDP4のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
次に、本発明の第4実施形態を図8に基づいて説明する。第4実施形態は、第2実施形態に対して、巻線組の接続を変更するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図8(b)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子がサイリスタから構成されている。巻線組U12の他方の端子UT22は、サイリスタUDA2のアノード側の端子とサイリスタUDB2のアノード側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT23は、サイリスタUDA2のカソード側の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、サイリスタUDB2のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
次に、本発明の第5実施形態を図9に基づいて説明する。第5実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
次に、本発明の第6実施形態を図10に基づいて説明する。第6実施形態は、第3実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第3実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
次に、本発明の第7実施形態を図11に基づいて説明する。第7実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の接続位置が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
次に、本発明の第8実施形態を図12〜図14に基づいて説明する。第8実施形態は、第3実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第3実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
次に、本発明の第9実施形態を図15に基づいて説明する。第9実施形態は、第1実施形態に対して、固定子および回転子の突極の数が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
ロータ7のロータコア72は、径方向外側に延びる外向突極74a〜74hを有する。外向突極74はロータ7の回転方向に45度毎に8極設けられている。
ステータ8は、環状部81から径方向内側に延びる突極82a〜82lを有する。突極82a〜82lは、ロータ8の回転方向に30度毎に12極設けられている。
次に、本発明の第10実施形態を図16および図17に基づいて説明する。第10実施形態は、第1実施形態に対して、各相の巻線部を構成する巻線組の数が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
オンオフスイッチUSP1、USP2、USP3、USP4をオフにし、オンオフスイッチUSS1、USS2をオンにすることで、巻線組U12、U34、U56を直列に接続する。一方、オンオフスイッチUSP1、USP2、USP3、USP4をオンにし、オンオフスイッチUSS1、USS2をオフにすることで、巻線組U12、U34、U56を並列に接続する。
次に、本発明の第11実施形態を図18および図19に基づいて説明する。第10実施形態は、第2実施形態に対して、巻線組の数が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
オンオフスイッチUSA1、USA2をオンにし、オンオフスイッチUSB1、USB2をオフにすることで、巻線組U12、U34、U56が直列接続し、全ての巻線組に通電する。また、オンオフスイッチUSA1、USB2をオンにし、オンオフスイッチUSA2、USB1をオフにすることで、巻線組U12、U56に通電し、巻線組U34には電流が流れない。また、オンオフスイッチUSB1をオンにし、オンオフスイッチUSA1、USA2、USB2をオフにすることで、巻線組U12のみ通電し、巻線組U34、U56には電流が流れない。
(ア)上述の実施形態では、巻線組は2つの巻線から構成されるとした。しかしながら、巻線組を構成する巻線の数はこれに限定されない。巻線組を構成する巻線の数は、図20に示すように1つの巻線で形成されてもよいし、3つ以上の巻線で形成されてもよい。
2、7 ・・・ロータ(回転子)、
3、8 ・・・ステータ(固定子)、
10 ・・・ECU(制御手段)、
30 ・・・U相可変電源部(可変電源)、
32a〜f、82a〜l・・・突極、
U1、U2、U3、U4・・・巻線、
U12、U34、V12、V34、W12、W34・・・巻線組、
E ・・・電源(可変電源)、
SWS、USA、USA1、USA2、USB、USB1、USB2、USS、USS1,USS2、VSS1、VSS2、WSS1、WSS2、USP1〜4、VSP1〜4、WSP1〜4、VSA1、VSA2、VSB1、VSB2、WSA1、WSA2、WSB1、WSB2・・・オンオフスイッチ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UDS、DS1、UD1、UD2、UDS1、UDP1、UDP2、UDA1、UDB1、VD1、VD2、VDP1、VDP2、WDP1、WDP2、WD1、WD2・・・ダイオード(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UQ1、UQ2、UQS1、UQP1、UQP2、UQA1、UQB1、VQP1、VQP2、WQP1、WQP2、VQ1、VQ2、WQ1、WQ2、QS1・・・トランジスタ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UDS2、UDP3、UDP4、UDA2、UDB2、VDP3、VDP4、WDP3、WDP4、DS2・・・サイリスタ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UQS2、UQP3、UQP4、UQA2、UQB2、VQP3、VQP4、WQP3、WQP4、QS2・・・逆阻止IGBT(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)。
Claims (13)
- 複数の突極が形成されている固定子と、
前記固定子に対して相対回転可能に支持される回転子と、
前記突極ごとに巻回され通電すると磁界を発生する複数の巻線を直列あるいは並列に接続することにより構成される複数の巻線組が電気的かつ機械的に接続し、複数の相ごとに構成される複数の巻線部と、
通電時間と非通電時間とが繰り返される電流を前記巻線部に供給する可変電源と、
前記巻線部のインダクタンス成分を変更する変更手段と、
前記回転子が回転しているときであって、かつ、前記非通電時間であるとき、前記巻線部のインダクタンス成分の変更の指令を許可する制御手段と、
を備え、
前記可変電源は、前記変更手段が前記巻線部のインダクタンス成分を切り換えたとき前記巻線部のインダクタンス成分に応じた電流を供給することを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記変更手段は、複数の前記巻線組を直列接続する直列接続スイッチ手段、および複数の前記巻線組を並列接続する並列接続スイッチ手段から構成され、
前記直列接続スイッチ手段は、少なくとも2つの相で共有されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、トランジスタと前記トランジスタに直列接続されるダイオードとからなることを特徴とする請求項2に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、サイリスタであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、逆耐圧性能を有するIGBTであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記直列接続スイッチ手段はダイオードであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
前記第1の巻線組の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
前記第1の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
前記第1の巻線組の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
前記第1の巻線組の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
前記第2の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第2スイッチ手段の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
前記第1の巻線組の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
前記第1の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
前記全通スイッチ手段の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第1の巻線組の一方の端子とが接続され、
前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第1の巻線組の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、トランジスタと前記トランジスタに直列接続されるダイオードからなることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、サイリスタであることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、逆耐圧性能を有するIGBTであることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
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