JP5637021B2 - スイッチトリラクタンスモータ - Google Patents

スイッチトリラクタンスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP5637021B2
JP5637021B2 JP2011055187A JP2011055187A JP5637021B2 JP 5637021 B2 JP5637021 B2 JP 5637021B2 JP 2011055187 A JP2011055187 A JP 2011055187A JP 2011055187 A JP2011055187 A JP 2011055187A JP 5637021 B2 JP5637021 B2 JP 5637021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
terminal
switch means
winding set
switched reluctance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011055187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012191813A (ja
Inventor
義信 鎌田
義信 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011055187A priority Critical patent/JP5637021B2/ja
Publication of JP2012191813A publication Critical patent/JP2012191813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5637021B2 publication Critical patent/JP5637021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータに関する。
従来、車両に搭載されるモータや発電機などの回転電機は、スロットにコイルを収容した固定子、およびこの固定子に対して回転可能に設けられた回転子を備えている。特に回転電機の中でもスイッチトリラクタンスモータ(以下、「SRモータ」という)は、回転子に磁石が不要であり、かつ回転子の構造が簡単なため、ハイブリッド車や電気自動車での主電動発電機(モータジェネレータ)として実用化が期待されている。
SRモータの出力は、一般に固定子に巻回される巻線の巻数と回転子の回転数とに依存する。回転子の回転数が低い場合巻線の巻数は多い方が出力は大きくなり、回転子の回転数が高い場合巻線の巻数は少ない方が出力は大きい。しかしながら、巻線の巻数は製造段階において決定し、製造後は変更することができない。このため、低回転から高回転までの広い回転域に渡って高出力を維持することは難しい。特許文献1には、複数の巻線から巻線組を形成し、低回転では巻線組を形成する全ての巻線に通電することで実質的な巻数を多くし、高回転では巻線組を形成する一部の巻線への通電を解除して残りの巻線に通電することで実質的な巻数を少なくするSRモータが記載されている。特許文献2には、半導体スイッチ、ダイオードブリッジ、コンデンサおよび放電抵抗器を用いて巻線間の接続を短時間で切り換える3相交流電動機の巻線切換装置が記載されている。
特許第3702713号明細書 特許第3948009号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のSRモータでは、巻線への通電を切り換えるタイミングは単位時間あたりの回転数によって決定されている。このため、通電する巻線の数を切り換えることでSRモータが発生するトルクが不連続となり、車両の運転者や乗員の乗り心地に悪影響を与える恐れがある。また、特許文献2に記載の3相交流電動機の巻線切換装置では、巻線切換のための素子により直列接続される素子数が増加し、効率が低下する。加えて、回転域に応じて巻線の接続を切り換えたとき、一部の巻線は3相交流電動機が発生する出力に利用されないため、3相交流電動機における巻線の利用率が低下する。
本発明の目的は、不連続なトルク変動が起きないインダクタンス成分の変更を行うことができるスイッチトリラクタンスモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、スイッチトリラクタンスモータは突極が形成されている固定子と、固定子に対して相対回転可能に支持されている回転子とから構成されている。固定子の突極ごとに巻回されている巻線は、通電することにより磁界を発生する。ひとつの巻線、または複数の巻線が直列接続あるいは並列接続することで巻線組を形成する。さらに、複数の巻線組が電気的かつ機械的に接続した巻線部は、複数の相ごとに形成される。
また、スイッチトリラクタンスモータは、通電時間と非通電時間とを繰り返す電流を巻線部に供給する可変電源を備えている。さらに、スイッチトリラクタンスモータは巻線部のインダクタンス成分を変更する変更手段、および変更手段によるインダクタンス成分の変更の指令を許可する制御手段を備えている。制御手段は、回転子が回転しているときであって、かつ非通電時間であるとき、巻線部のインダクタンス成分の変更の指令を許可する。
また、可変電源は、変更手段が巻線部のインダクタンス成分を切り換えたとき巻線部のインダクタンス成分に応じた電流を供給する。
前述したようにスイッチトリラクタンスモータの出力は固定子に巻回されている巻線の巻数と回転子の回転数とに依存する。請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータは、複数の巻線組が電気的かつ機械的に接続した巻線部に対して相ごとにインダクタンス成分を変更する変更手段を有している。これにより、回転数にあわせて巻線部のインダクタンス成分を切り換え、低回転から高回転までの広い回転域において高出力を維持することができる。
さらに、請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータでは、可変電源から供給される電流が流れていない時間、すなわち非通電時間において変更手段を用いて巻線部のインダクタンス成分を変更する。巻線部に電流が流れている時間、すなわち、通電時間において巻線部のインダクタンス成分を変更すると、スイッチトリラクタンスモータの出力特性が変化し、発生するトルクが不連続となる。一方、請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータでは、非通電時間に巻線部のインダクタンス成分を変更することにより、発生するトルクが不連続とならない。従って、スイッチトリラクタンスモータの駆動中にトルクが不連続になることなく、巻線部のインダクタンス成分を変更することができる。
また、スイッチトリラクタンスモータにおいて、巻線部のインダクタンス成分を変更すると、インダクタンス成分の変化前後で同じ電流を流した場合、スイッチトリラクタンスモータが発生するトルクが不連続となる。そこで、巻線部のインダクタンス成分が変更される場合、可変電源はインダクタンス成分の変化に応じた電流を巻線部に供給し、スイッチトリラクタンスモータでの不連続なトルク変動を抑制する。
請求項に記載の発明によると、変更手段は、複数の巻線組を直列接続または並列接続に切り換える。このとき、変更手段は、巻線組を直列接続する直列接続スイッチ手段、および巻線組を並列接続する並列接続スイッチ手段を有している。これにより、回転子の回転数に応じて巻線組の接続を切り換えることにより巻線部のインダクタンス成分を変更することができる。さらに、請求項に記載の発明によると、巻線部のインダクタンス成分を変更するとき、複数の巻線組を直列接続または並列接続する。このとき、スイッチトリラクタンスモータは巻線部が有する巻線組をすべて利用しているため、スイッチトリラクタンスモータにおける巻線の利用率を常に1とすることができる。なお、巻線の利用率とは通電する巻線の数と、スイッチトリラクタンスモータが有する巻線の数との比である。
請求項に記載の発明によると、直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段は、トランジスタとトランジスタに直列接続されるダイオードとからなる。このとき、ダイオードが逆耐圧性能を有することで、回路の破壊を防止することができる。
請求項に記載の発明によると、スイッチトリラクタンスモータは直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段としてサイリスタを用いる。
請求項に記載の発明によると、スイッチトリラクタンスモータは直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段として逆阻止IGBTを用いる。なお、逆阻止IGBTとは、逆耐圧性能を有する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを指す。
直列接続スイッチ手段および並列接続スイッチ手段にサイリスタ、または逆阻止IGBTを用いることにより、前述のトランジスタとトランジスタに直列接続されるダイオードとの組み合わせに比べて素子数が少ない。これにより、スイッチトリラクタンスモータ駆動時のスイッチ素子での損失を低減することができる。
請求項7から10に記載の発明によると、変更手段は、巻線部が有するすべての巻線に通電する全通スイッチ手段、および巻線部が有する一部の巻線に通電する部分通スイッチ手段を有している。これにより、回転子の回転数に応じて可変電源に接続する巻線組の数を変更する。したがって、巻線部のインダクタンス成分を変更することができる。
本発明の第1実施形態によるスイッチトリラクタンスモータの構成に示す模式図である。 本発明の第1実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおいて、(a)スイッチトリラクタンスモータを駆動する3相回路図、(b)(a)の1相のみを示した回路図、(c)巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターン図、である。 本発明の第1実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおける巻線部のインダクタンス成分を変更する手順のフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおいて、(a)スイッチトリラクタンスモータが出力するトルクと時間の関係図、(b)U相に流れる電流と時間の関係図、(c)V相に流れる電流と時間の関係図、(d)W相に流れる電流と時間の関係図、である。 本発明の第2実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおいて、(a)スイッチトリラクタンスモータを駆動する3相回路図、(b)(a)の1相のみを示した回路図、(c)巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターン図、である。 本発明の第2実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図の変形例である。 本発明の第3実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図であり、(a)スイッチ素子にダイオード及びトランジスタを用いた回路図、(b)スイッチ素子にサイリスタを用いた回路図、(c)スイッチ素子に逆阻止IGBTを用いた回路図、である。 本発明の第4実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図であり、(a)スイッチ素子にダイオード及びトランジスタを用いた回路図、(b)スイッチ素子にサイリスタを用いた回路図、(c)スイッチ素子に逆阻止IGBTを用いた回路図、である。 本発明の第5実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図であり、巻線組の直列接続スイッチにダイオードを用いた回路図である。 本発明の第6実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図である。 本発明の第7実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図である。 本発明の第8実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図である。 本発明の第8実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図の変形例である。 本発明の第8実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図の変形例である。 本発明の第9実施形態によるスイッチトリラクタンスモータの構成を示す模式図である。 本発明の第10実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図である。 本発明の第10実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおいて巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターン図である。 本発明の第11実施形態によるスイッチトリラクタンスモータを駆動する回路図である。 本発明の第11実施形態によるスイッチトリラクタンスモータにおいて巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターン図である。 本発明のその他の実施形態によるスイッチトリラクタンスモータの構成に示す模式図である。
以下、本発明の実施形態によるスイッチトリラクタンスモータについて図面に基づいて説明する。
SRモータ1は、永久磁石を用いないブラシレスモータである。SRモータ1は、「回転子」としてのロータ2、および「固定子」としてのステータ3などを備えている。
ロータ2は、ロータ軸21及びロータコア22から構成される。
ロータコア22は、鉄などの磁性体からなる薄板が複数積層されることで構成されている。ロータコア22の中心には、ロータ軸21が圧入固定されている。このロータコア22は、径外方向に延びる外向突極24a〜24bを有する。外向突極24a〜24bはロータ2の回転方向に90度毎に4極設けられている。
ステータ3は、略円環状に形成され、ロータコア22の外向突極24の径方向外側に設けられている。ステータ3は、鉄などの磁性体からなる薄板が複数積層されることで構成されている。ステータ3は、環状に形成された環状部31、およびこの環状部31から径方向内側に延びる突極32a〜32fを有する。突極32a〜32fは、ロータ3の回転方向に60度毎に6極設けられている。この突極32a〜32fの外側には突極ごとに巻線が巻回されている。
巻線は突極32a〜32fにそれぞれ設けられている。図1では、U相を構成する4つの巻線U1〜U4のみを図示し、V相およびW相を構成するそれぞれの巻線V1〜V4、W1〜W4は省略している。巻線U1およびU3は突極32aに設けられており、巻線U2およびU4は、突極32aに対してロータ軸21を挟んで対向する位置にある突極32dに設けられている。異なる突極に巻回されている巻線U1と巻線U2とは直列接続しており、これを巻線組U12とする。また、異なる突極に巻回されている巻線U3と巻線U4とは直列接続しており、これを巻線組U34とする。
なお、V相を構成する巻線V1〜V4は、U相を構成する巻線U1〜U4に対して図1においてそれぞれ反時計回りに120度回転した位置にある突極32e、32bに設けられている。また、W相を構成する巻線W1〜W4は、V相を構成する巻線V1〜V4に対して反時計回りにそれぞれ120度回転した位置にある突極32c、32fに設けられている。
SRモータ1の作動について説明する。
図1に示す状態のとき、U相の巻線U1〜U4に通電されると、巻線U1およびU3で生じた磁界は、ロータ2の外向突極24aにかかる。これにより、外向突極24aは突極32aに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。一方、巻線U2およびU4に生じた磁界は、ロータ2の外向突極24cにかかる。これにより、外向突極24cは突極32dに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。
これにより、ロータ2の外向突極24a、24cがステータ3の突極32a、32dに吸引され、反時計回りに回転する。
ロータ2が図1に示す状態から反時計回りに所定量回転した後、V相の巻線V1〜V4に通電されると、巻線V1に生じた磁界は、ロータ2の外向突極24dにかかる。これにより、外向突極24dは突極32eに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。一方、巻線V2およびV4に生じた磁界は、ロータ2の外向突極24bにかかる。これにより、外向突極24bは突極32bに引き寄せられ、反時計回りに回転しようとする。
これにより、ロータ2の外向突極24b、24dがステータ3の突極32b、32eに吸引され、反時計回りに回転する。
このように、図1に示す状態からU相、V相、W相の順に巻線への通電を切り替えると、ロータ2は反時計回り方向に回転する。これに対し、図1の状態から、W相、V相、U相の順に巻線へ通電を切り替えるとロータ2は時計回り方向に回転する。このように、各相の巻線への通電を切り替えることにより、ロータ2を任意の方向へ回転させることが可能になる。
図2にSRモータ1を駆動する回路、およびスイッチ素子のパターン図を示す。図2(a)には、SRモータ1の駆動回路を構成する3相の回路図、(b)には(a)に示した回路図のうちU相を構成する回路図、(c)には(b)に示す回路図において巻線組U12およびU34の接続を切り換えるときのスイッチ素子の組み合わせパターン図を示す。
図2(a)に示すように、U相、V相、W相はそれぞれ電源Eに対して並列に接続されている。このうち、U相は図2(b)に示すようにU相巻線部20、U相巻線切換部30およびU相可変電源部40から構成されている。なお、V相、W相も同様に構成されている。U相巻線部20は、電気的に接続している巻線U1および巻線U2から構成される巻線組U12と、電気的に接続している巻線U3および巻線U4から構成される巻線組U34とから構成されている。U相巻線切換部30は3つのオンオフスイッチUSS、USP1、USP2から構成されている。ここでオンオフスイッチとは、電気信号を機械的な動きに変換するスイッチ素子であり、例えばリレースイッチなどである。また、U相可変電源部40は、ダイオードUD1、UD2、トランジスタUQ1、UQ2、および図示しない電源Eから構成されている。オンオフスイッチUSSは、特許請求の範囲に記載の「変更手段」および「直列接続スイッチ手段」に相当する。オンオフスイッチUSP1、USP2は、特許請求の範囲に記載の「変更手段」および「並列接続スイッチ手段」に相当する。U相可変電源部40および電源Eは、特許請求の範囲に記載の「可変電源」に相当する。
巻線組U12の一方の端子UT11は、オンオフスイッチUSP1の一方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT12は、オンオフスイッチUSSの他方の端子とオンオフスイッチUSP2の一方の端子とに接続している。
巻線組U34の一方の端子UT13は、オンオフスイッチUSSの一方の端子とオンオフスイッチUSP1の他方の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、オンオフスイッチUSP2の他方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
U相可変電源部40では、ダイオードUD1のカソード側の端子とトランジスタUQ1のコレクタ側の端子と電源Eの+極とが接続している、また、ダイオードUD2のアノード側の端子とトランジスタUQ2のエミッタ側の端子と電源Eの−極とが接続している。U相可変電源部40は、ロータ2の回転角に応じてトランジスタUQ1、UQ2のベースへの電圧印加のタイミングを調整することで、U相巻線部20、およびU相巻線切換部30への通電または非通電を制御している。
U相巻線切換部30では、「制御手段」としてのECU10によりオンオフスイッチUSS、USP1、USP2のオンまたはオフを制御することで、U相巻線部20での巻線組U12とU34との接続を切り換えている。
図2(c)に示すように、オンオフスイッチUSSをオンにし、オンオフスイッチUSP1、USP2をオフすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは直列に接続する。一方、オンオフスイッチUSSをオフにし、オンオフスイッチUSP1、USP2をオンすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは並列に接続する。
次に、第1実施形態での巻線組の接続切換制御について、図3および図4に基づいて説明する。
図3には、U相巻線部20の巻線組の接続を変更する手順のフローチャートを示す。なお、V相、W相においても同様の手順によって巻線組の接続を変更する。ここでは、代表としてU相での変更手順を説明する。
最初のステップ(以下、「ステップ」を省略し、単に記号Sで示す)101では、U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要かどうか判定する。このとき、ECU10において、ロータ2の回転数からU相巻線部20のインダクタンス成分を変更する必要があるか否かを判定する。U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要であると判定された場合、S102に移行する。U相巻線部20のインダクタンス成分の変更が必要でないと判定された場合、巻線組の接続変更を中止して終了する。
S102では、U相巻線組20に流れている電流Iuが0であるか否かを判定する。
ここで、図4にSRモータ1が発生するトルクの平均値と時間との関係および各相の通電状態の一例を示す。図4(a)にはSRモータ1が出力するトルクの時間平均を、図4(b)〜図4(d)には、それぞれU相、V相、W相に流れる電流と時間との関係を同じ時間軸で示す。図4(b)〜図4(d)に示すように各相ではロータ2の回転を維持するため各相の電流は電気的に120°の位相差を持つ。各相の通電時間を適切にすることによって、図4(a)に示すようにSRモータ1が発生するトルクの時間平均値は一定となる。このように、各相には電流が流れていない非通電時間ΔTが存在する。なお、非通電時間ΔTの長さは、ロータ2の回転数や電源電圧、通電タイミング等によって変化する。
S102では、U相巻線組20に流れている電流Iuが0であるとき、S103に移行する。一方、U相巻線組20に流れている電流Iuが0でないとき、すなわち通電されているとき、S101へ移行する。
S103では、次の通電開始時刻までの時間がインダクタンス成分の変更に要する時間より長いか否かを判定する。
ここで、U相巻線部20のインダクタンス成分を変更するために必要な時間をインダクタンス変更時間tcとする。インダクタンス変更時間tcは、各相において巻線組の接続を変更するために必要な時間であり、図4(b)に示すように時刻t1と時刻t2との間の時間となる。ここで、巻線組の接続を変更するには一定の時間がかかるため、インダクタンス変更時間tcの間は、U相に電流が流れない非通電時間内であることが必要となる。例えば、図4(b)に示すようにインダクタンス変更時間tcはインダクタンス成分を変更するか否かを判定する時刻t1から次の通電開始時刻t3までの非通電時間ΔTcより短い。したがって、この場合、ECU10は巻線組の接続の変更をU相巻線切換部30に指令する。
S103では、非通電時間ΔTcがインダクタンス変更時間tcより長いとき、S104に移行する。一方、非通電時間ΔTcがインダクタンス変更時間tcより短いとき、S101に移行する。
S104ではU相巻線部20を構成する巻線組U12、U34の接続を変更することでU相巻線部20のインダクタンス成分を変更する。ここでは、ECU10がU相巻線部20のインダクタンス成分の変更の指令を許可する。これにより、オンオフスイッチUSS、USP1、USP2が作動することでU相巻線部20のインダクタンス成分が変更される。例えば、巻線組U12、U34を直列接続から並列接続に変更、または巻線組U12、U34を並列接続から直列接続に変更といった具合である。
S105ではインダクタンス成分が変更されたU相巻線部20に対して、通電する電流値や通電時間などの電流制御を変更する。具体的には、図4(b)〜(d)に示すように各相に通電する最大電流値を大きくするといった具合である。
(効果)
次に第1実施形態のSRモータ1の効果について説明する。
(A)SRモータ1は、ロータ2の回転数にあわせてU相巻線部20、V相巻線部、W相巻線部のインダクタンス成分を変更するため、巻線組の接続を切り換える。すなわち、ロータ2の回転数が低いとき、各巻線部のインダクタンス成分を大きくするため各巻線部を構成する巻線組を直列接続に切り換える。一方、ロータ2の回転数が高いとき、各巻線部のインダクタンス成分を小さくするため巻線組を並列接続に切り換える。これにより、第1実施形態のSRモータ1では、低回転から高回転までの広い回転域に渡って高出力を維持することができる。
(B)また、第1実施形態のSRモータ1で巻線部に電流が流れていない時間、すなわち非通電時間において前述した巻線部のインダクタンス成分を変更する。巻線部に電流が流れている時間に巻線部のインダクタンス成分を変更すると、発生する磁界が急激に変化し、ひいてはSRモータ1での不連続なトルク変動や巻線に溜まっているエネルギーに起因する電圧サージによりスイッチング素子の破壊が発生する。第1実施形態のSRモータ1では、制御手段が巻線部のインダクタンス成分を変更するとき非通電時間であるか否かであることを判定し、巻線組の接続を切り換える。これにより、巻線組の接続の切り換えはSRモータ1が発生するトルクの大きさに影響を及ぼさない。したがって、SRモータ1が出力するトルクが不連続となることなく、巻線部のインダクタンス成分を変更することができる。
(C)SRモータ1では、巻線部のインダクタンス成分の変更において巻線部を構成する巻線組の接続を切り換えている。このとき、インダクタンス成分を大きくする場合、巻線部が有する全ての巻線組を直列接続し、インダクタンス成分を小さくする場合、巻線部が有する全ての巻線組を並列接続している。このように、SRモータ1では巻線部を構成する全ての巻線組を利用してインダクタンス成分を変更している。したがって、SRモータ1の巻線の利用率は常に1であり、SRモータ1が有する全ての巻線を利用してトルクを出力することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図5および図6に基づいて説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して、巻線部の端子の接続箇所が一部異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図5(b)に示すように、U相巻線切換部30はオンオフスイッチUSA、USBから構成されている。オンオフスイッチUSAは、特許請求の範囲に記載の「変更手段」および「全通スイッチ手段」に相当する。オンオフスイッチUSBは、特許請求の範囲に記載の「変更手段」および「部分通スイッチ手段」に相当する。
巻線組U12の一方の端子UT21は、トランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。巻線組U12の他方の端子UT22は、オンオフスイッチUSAの他方の端子とオンオフスイッチUSBの一方の端子とに接続している。
巻線組U34の一方の端子UT23は、オンオフスイッチUSAの一方の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、オンオフスイッチUSBの他方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
第2実施形態でのU相巻線切換部30では、ECU10によりオンオフスイッチUSA、USBのオンオフを制御することで、U相巻線部20での巻線組U12、U34の接続を切り換えている。
図5(c)に示すように、オンオフスイッチUSAをオンにし、オンオフスイッチUSBをオフすることにより、巻線組U12と巻線組U34とは直列に接続し、電流は巻線組U12、U34を流れる。一方、オンオフスイッチUSAをオフにし、オンオフスイッチUSBをオンすることにより、巻線組U34は回路から切り離され、巻線組U34にのみ電流は流れる。
図6に第2実施形態の変形例を示す。
図6(a)では、巻線組U12の他方の端子UT22は、巻線組U34の一方の端子UT23と、オンオフスイッチUSBの一方の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT24は、オンオフスイッチUSAの一方の端子に接続している。また、オンオフスイッチUSBの他方の端子は、オンオフスイッチUSAの他方の端子に接続し、ダイオードUD1のアノード側の端子と、トランジスタUQ2のコレクタ側の端子とに接続している。
図6(b)では、巻線組U12の一方の端子UT21はオンオフスイッチUSAの他方の端子に接続している。このとき、オンオフスイッチUSAの一方の端子は、オンオフスイッチUSBの一方の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT22は、巻線組U34の一方の端子UT23と、オンオフスイッチUSBの他方の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT24は、トランジスタUQ2のコレクタ側の端子と、ダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図6(c)では、巻線組U12の一方の端子UT21は、オンオフスイッチUSBの一方の端子と、トランジスタUQ1のエミッタ側の端子と、ダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT22は、オンオフスイッチUSAの一方の端子に接続している。また、巻線組U34の一方の端子UT23は、オンオフスイッチUSAの他方の端子と、オンオフスイッチUSBの他方の端子とに接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、トランジスタUQ2のコレクタ側の端子と、ダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
第2実施形態では、各相が有する巻線組の一部を切り離して通電する巻線組の数を調節することにより、巻線部のインダクタンス成分を変更している。このとき、第1実施形態と比べて回路に使用するオンオフスイッチの数が少ない。これにより、第1実施形態の効果(A)、(B)に加えて、スイッチ素子での損失を低減することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組の接続を変更するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態でのU相巻線切換部30は、巻線組U12、U34を接続するスイッチが図7(a)に示すようにトランジスタおよびトランジスタに直列接続するダイオードの組み合わせから構成されている。具体的には、トランジスタのエミッタ側とダイオードのアノード側とが接続して1つのスイッチを構成している。図7(a)では、巻線組U12の一方の端子UT11は、トランジスタUQP1のコレクタ側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT12は、トランジスタUQS1のコレクタ側の端子とトランジスタUQP2のコレクタ側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT13は、ダイオードUDP1のカソード側の端子とダイオードUDS1のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、ダイオードUDP2のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。図7(a)のダイオードUDS1、UDP1、UDP2は、逆耐圧特性を有するダイオードである。
図7(b)および(c)に図7(a)の変形例を示す。
図7(b)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子がサイリスタから構成されている。これにより、巻線組U12の一方の端子UT11は、サイリスタUDP3のアノード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT12は、サイリスタUDS2のアノード側の端子とサイリスタUDP4のアノード側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT13は、サイリスタUDP3のカソード側の端子とサイリスタUDS2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、サイリスタUDP4のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図7(c)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子が逆阻止IGBTから構成されている。巻線組U12の一方の端子UT11は、逆阻止IGBTUQP3のコレクタ側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、巻線組U12の他方の端子UT12は、逆阻止IGBTUQS2のコレクタ側の端子と逆阻止IGBTUQP4のコレクタ側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT13は、逆阻止IGBTUQP3のエミッタ側の端子と逆阻止IGBTUQS2のエミッタ側の端子とに接続している。また、巻線組U34の他方の端子UT14は、逆阻止IGBTUQP4のエミッタ側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子をトランジスタおよび逆耐圧特性を持つダイオードの組み合わせから構成することにより、逆電圧がかかったときの回路の破壊を防ぐことができる。また、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子をサイリスタ、または逆阻止IGBTから構成することにより、回路に用いられるスイッチ素子の数が少なくなることから、スイッチ素子での損失を低減することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図8に基づいて説明する。第4実施形態は、第2実施形態に対して、巻線組の接続を変更するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態でのU相巻線切換部30は、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子が図8(a)に示すようにトランジスタとダイオードとの組み合わせから構成されている。具体的には、トランジスタのエミッタ側の端子とダイオードのアノード側の端子とが接続して1つのスイッチを構成している。巻線組U12の他方の端子UT22は、トランジスタUQA1のコレクタ側の端子とトランジスタUQB1のコレクタ側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT23は、ダイオードUDA1のカソード側の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、ダイオードUDB1のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図8(b)および(c)に図8(a)の変形例を示す。
図8(b)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子がサイリスタから構成されている。巻線組U12の他方の端子UT22は、サイリスタUDA2のアノード側の端子とサイリスタUDB2のアノード側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT23は、サイリスタUDA2のカソード側の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、サイリスタUDB2のカソード側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
図8(c)では、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子が逆阻止IGBTから構成されている。巻線組U12の他方の端子UT22は、逆阻止IGBTUQA2のコレクタ側の端子と逆阻止IGBTUQB2のコレクタ側の端子とに接続している。巻線U34の一方の端子UT23は、逆阻止IGBTUQA2のエミッタ側の端子に接続している。巻線組U34の他方の端子UT24は、逆阻止IGBTUQB2のエミッタ側の端子に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。
巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子をトランジスタおよび逆耐圧特性を持つダイオードの組み合わせから構成することにより、逆電圧がかかったときの回路の破壊を防ぐことができる。また、巻線組U12、U34を接続するスイッチ素子をサイリスタ、または逆阻止IGBTから構成することにより、回路に用いられるスイッチ素子の数が少なくなることから、スイッチ素子での損失を低減することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態を図9に基づいて説明する。第5実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図9に示すように、巻線組U12、U34を直列接続するスイッチ素子が、ダイオードUDSから構成されている。具体的には、巻線組U12の他方の端子UT12はダイオードUDSのアノード側の端子とオンオフスイッチUSP2の一方の端子とに接続している。また、巻線組U34の一方の端子UT13はダイオードUDSのカソード側の端子とオンオフスイッチUSP1の他方の端子とに接続している。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態を図10に基づいて説明する。第6実施形態は、第3実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第3実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図10(a)には、巻線組U12、U34を並列接続するスイッチ素子をダイオードUDP1、UDP2とトランジスタUQP1、UQP2との組み合わせにより構成するとき、巻線組U12、U34を直列接続するスイッチ素子がダイオードUDSで構成されている変形例を示す。図10(b)には、巻線組U12、U34を並列接続するスイッチ素子をサイリスタUDP3、UDP4により構成するとき、巻線組U12、U34を直列接続するスイッチがダイオードUDSで構成されている変形例を示す。図10(c)には、巻線組U12、U34を並列接続するスイッチ素子を逆阻止IGBTUQP3、UQP4により構成するとき、巻線組U12、U34を直列接続するスイッチ素子がダイオードUDSで構成されている変形例を示す。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態を図11に基づいて説明する。第7実施形態は、第1実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の接続位置が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、各相の巻線組を直列接続するオンオフスイッチSWSを3相全てで共有している。具体的には、U相において巻線組U12の他方の端子UT12とオンオフスイッチSWSの他方の端子T2とが接続しており、巻線組U34の一方の端子UT13とオンオフスイッチSWSの一方の端子T1とが接続している。また、V相において巻線組V12の他方の端子VT12とオンオフスイッチSWSの他方の端子T2とが接続しており、巻線組V34の一方の端子VT13とオンオフスイッチSWSの一方の端子T1とが接続している。また、W相において巻線組W12の他方の端子WT12とオンオフスイッチSWSの他方の端子T2とが接続しており、巻線組W34の一方の端子WT13とオンオフスイッチSWSの一方の端子T1とが接続している。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態を図12〜図14に基づいて説明する。第8実施形態は、第3実施形態に対して、巻線組を直列に接続するスイッチ素子の種類が異なる。なお、第3実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図12には、各相の巻線組をトランジスタとダイオードとの組み合わせによって接続する場合、各相の巻線組を直列接続するスイッチ素子を3相全てで共有している。具体的には、U相において巻線組U12の他方の端子UT12とトランジスタQS1のコレクタ側の端子T2とが接続しており、巻線組U34の一方の端子UT13とダイオードDS1のカソード側の端子T1とが接続している。また、V相において巻線組V12の他方の端子VT12とトランジスタQS1のコレクタ側の端子T2とが接続しており、巻線組V34の一方の端子VT13とダイオードDS1のカソード側の端子T1とが接続している。また、W相において巻線組W12の他方の端子WT12とトランジスタQS1のコレクタ側の端子T2とが接続しており、巻線組W34の一方の端子WT13とダイオードDS1のカソード側の端子T1とが接続している。
図13には、各相の巻線組をサイリスタによって接続する場合、各相の巻線組を直列接続するサイリスタを3相全てで共有している。具体的には、U相において巻線組U12の他方の端子UT12とサイリスタDS2のアノード側の端子T2とが接続しており、巻線組U34の一方の端子UT13とサイリスタDS2のカソード側の端子T1とが接続している。また、V相において巻線組V12の他方の端子VT12とサイリスタDS2のアノード側の端子T2とが接続しており、巻線組V34の一方の端子VT13とサイリスタDS2のカソード側の端子T1とが接続している。また、W相において巻線組W12の他方の端子WT12とサイリスタDS2のアノード側の端子W2とが接続しており、巻線組W34の一方の端子WT13とサイリスタDS2のカソード側の端子T1とが接続している。
図14には、各相の巻線組を逆阻止IGBTによって接続する場合、各相の巻線組を直列接続する逆阻止IGBTを3相全てで共有している。具体的には、U相において巻線組U12の他方の端子UT12と逆阻止IGBTQS2のコレクタ側の端子T2とが接続しており、巻線組U34の一方の端子UT13と逆阻止IGBTQS2のエミッタ側の端子T1とが接続している。また、V相において巻線組V12の他方の端子VT12と逆阻止IGBTQS2のコレクタ側の端子T2とが接続しており、巻線組V34の一方の端子VT13と逆阻止IGBTQS2のエミッタ側の端子T1とが接続している。また、W相において巻線組W12の他方の端子WT12と逆阻止IGBTQS2のコレクタ側の端子W2とが接続しており、巻線組W34の一方の端子WT13と逆阻止IGBTQS2のエミッタ側の端子T1とが接続している。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態を図15に基づいて説明する。第9実施形態は、第1実施形態に対して、固定子および回転子の突極の数が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図15に示すように、SRモータ6は、ロータ7、およびステータ8などを備えている。
ロータ7のロータコア72は、径方向外側に延びる外向突極74a〜74hを有する。外向突極74はロータ7の回転方向に45度毎に8極設けられている。
ステータ8は、環状部81から径方向内側に延びる突極82a〜82lを有する。突極82a〜82lは、ロータ8の回転方向に30度毎に12極設けられている。
突極82a〜82lには巻線がそれぞれ設けられている。図15では、U相を構成する4つの巻線U1〜U4のみを図示している。V相およびW相を構成するそれぞれの巻線V1〜V4、W1〜W4は省略している。巻線U1は突極82aに設けられており、巻線U2は、突極82aに対してロータ軸71を挟んで対向する位置にある突極82gに設けられている。また、巻線U3は、突極82aから90度回転した位置にある突極82dに設けられており、巻線U4は、突極82dに対してロータ軸71を挟んで対向する位置にある突極82jに設けられている。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態を図16および図17に基づいて説明する。第10実施形態は、第1実施形態に対して、各相の巻線部を構成する巻線組の数が異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図16に示すように、各相の巻線部は3組の巻線組によって構成されている。この中で代表としてU相を取り上げると、巻線組U56の一方の端子UT15は、オンオフスイッチUSP3の他方の端子とオンオフスイッチUSS1の他方の端子とに接続している。このとき、オンオフスイッチUSP3の一方の端子は、巻線組U12の一方の端子UT11に接続し、さらにトランジスタUQ1のエミッタ側の端子とダイオードUD2のカソード側の端子とに接続している。また、オンオフスイッチUSS1の一方の端子は、巻線組U12の他方の端子UT12とオンオフスイッチUSP2の一方の端子とに接続している。巻線組U56の他方の端子UT16は、オンオフスイッチUSP4の一方の端子とオンオフスイッチUSS2の一方の端子とに接続している。このとき、オンオフスイッチUSP4の他方の端子は、巻線組U34の他方の端子UT14に接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。また、オンオフスイッチUSS2の他方の端子は、巻線組U34の一方の端子UT13とオンオフスイッチUSP1の他方の端子とに接続している。ここでは、V相、W相について記述しなかったが、いずれの相も同じ方式の接続となっている。
図17には、図15で示した回路のうち、代表としてU相での巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターンを示す。
オンオフスイッチUSP1、USP2、USP3、USP4をオフにし、オンオフスイッチUSS1、USS2をオンにすることで、巻線組U12、U34、U56を直列に接続する。一方、オンオフスイッチUSP1、USP2、USP3、USP4をオンにし、オンオフスイッチUSS1、USS2をオフにすることで、巻線組U12、U34、U56を並列に接続する。
図16に示すように、3組の巻線組に対して6個のオンオフスイッチを接続することにより、U相巻線部20での巻線組の接続を変更することができる。さらに、3組の巻線組の接続を使い分けることにより、SRモータ1での出力を多段化することができる。例えば、ロータ2が低回転である場合3組の巻線組を直列接続とし、ロータ2が高回転である場合、3組の巻線組を並列接続とする。また、ロータ2が高回転でも低回転でもない中間の回転である場合、2組の巻線組を直列接続とするなど、回転数に合わせて巻線部のインダクタンス成分を多段に変更することができる。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態を図18および図19に基づいて説明する。第10実施形態は、第2実施形態に対して、巻線組の数が異なる。なお、第2実施形態と実質的に同一の部位には同位置の符号を付し、説明を省略する。
図18に示すように、各相の巻線部は3組の巻線組によって構成されている。この中で代表としてU相を取り上げると、巻線組U12の他方の端子UT22は、オンオフスイッチUSA1の一方の端子とオンオフスイッチUSB1の一方の端子とに接続している。また、オンオフスイッチUSB1の他方の端子は、巻線組U34の他方の端子UT24とオンオフスイッチUSB2の他方の端子とに接続し、さらにトランジスタUQ2のコレクタ側の端子とダイオードUD1のアノード側の端子とに接続している。また、巻線組U56の一方の端子UT25は、オンオフスイッチUSA1の他方の端子に接続している。巻線組U56の他方の端子UT26は、オンオフスイッチUSA2の一方の端子とオンオフスイッチUSB2の一方の端子とに接続している。また、オンオフスイッチUSA2の他方の端子は、巻線組U34の一方の端子UT23に接続している。
図19には、図18で示した回路のうち代表としてU相での巻線組の接続を切り換えるスイッチ素子の作動パターンを示す。
オンオフスイッチUSA1、USA2をオンにし、オンオフスイッチUSB1、USB2をオフにすることで、巻線組U12、U34、U56が直列接続し、全ての巻線組に通電する。また、オンオフスイッチUSA1、USB2をオンにし、オンオフスイッチUSA2、USB1をオフにすることで、巻線組U12、U56に通電し、巻線組U34には電流が流れない。また、オンオフスイッチUSB1をオンにし、オンオフスイッチUSA1、USA2、USB2をオフにすることで、巻線組U12のみ通電し、巻線組U34、U56には電流が流れない。
図18に示すように、3組の巻線組に対して4個のオンオフスイッチを接続することにより、U相巻線部20での巻線組の接続を変更することができる。さらに、3組の巻線組の接続を使い分けることにより、SRモータ1が発生するトルクを多段化することができる。例えば、ロータ2が低回転である場合、3組の巻線組を全て直列接続とし、ロータ2が高回転である場合、3組の巻線組のうち1組のみに通電する。また、ロータ2が高回転でも低回転でもない中間の回転である場合、2組の巻線組を直列に接続して使用するなど、回転数に合わせて巻線部のインダクタンス成分を多段に変更することができる。
(他の実施形態)
)上述の実施形態では、巻線組は2つの巻線から構成されるとした。しかしながら、巻線組を構成する巻線の数はこれに限定されない。巻線組を構成する巻線の数は、図20に示すように1つの巻線で形成されてもよいし、3つ以上の巻線で形成されてもよい。
)上述の実施形態では、1つの突極に巻回されている巻線は1つとした。しかしながら、1つの突極に巻回されている巻線の数はこれに限定されない。溶接等により電気的に接続した2つ以上の巻線が1つの突極に巻回されてもよい。
)上述の第1、第2、第3、第4、第7および第8実施形態では、スイッチトリラクタンスモータを駆動する回路を構成するスイッチ素子として、オンオフスイッチ、またはトランジスタとダイオードとの組み合わせ、またはサイリスタ、または逆阻止IGBTのいずれかとした。しかしながら、スイッチトリラクタンスモータを駆動する回路を構成するスイッチ素子はこれに限定されない。例えば、サイリスタと逆阻止IGBTとを併用して回路に使用してもよい。
)上述の第10、11実施形態では、スイッチトリラクタンスモータを駆動する回路を構成するスイッチ素子は、オンオフスイッチとした。しかしながら、スイッチトリラクタンスモータを駆動する回路を構成するスイッチ素子はこれに限定されない。例えば、サイリスタ、逆阻止IGBT、トランジスタとダイオードとの組み合わせなどを使用してもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1、6 ・・・SRモータ、
2、7 ・・・ロータ(回転子)、
3、8 ・・・ステータ(固定子)、
10 ・・・ECU(制御手段)、
30 ・・・U相可変電源部(可変電源)、
32a〜f、82a〜l・・・突極、
U1、U2、U3、U4・・・巻線、
U12、U34、V12、V34、W12、W34・・・巻線組、
E ・・・電源(可変電源)、
SWS、USA、USA1、USA2、USB、USB1、USB2、USS、USS1,USS2、VSS1、VSS2、WSS1、WSS2、USP1〜4、VSP1〜4、WSP1〜4、VSA1、VSA2、VSB1、VSB2、WSA1、WSA2、WSB1、WSB2・・・オンオフスイッチ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UDS、DS1、UD1、UD2、UDS1、UDP1、UDP2、UDA1、UDB1、VD1、VD2、VDP1、VDP2、WDP1、WDP2、WD1、WD2・・・ダイオード(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UQ1、UQ2、UQS1、UQP1、UQP2、UQA1、UQB1、VQP1、VQP2、WQP1、WQP2、VQ1、VQ2、WQ1、WQ2、QS1・・・トランジスタ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UDS2、UDP3、UDP4、UDA2、UDB2、VDP3、VDP4、WDP3、WDP4、DS2・・・サイリスタ(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)、
UQS2、UQP3、UQP4、UQA2、UQB2、VQP3、VQP4、WQP3、WQP4、QS2・・・逆阻止IGBT(変更手段、直列接続スイッチ手段、並列接続スイッチ手段、全通スイッチ手段、部分通スイッチ手段)。


Claims (13)

  1. 複数の突極が形成されている固定子と、
    前記固定子に対して相対回転可能に支持される回転子と、
    前記突極ごとに巻回され通電する磁界を発生する複数の巻線を直列あるいは並列に接続することにより構成される複数の巻線組が電気的かつ機械的に接続し、複数の相ごとに構成される複数の巻線部と、
    通電時間と非通電時間とが繰り返される電流を前記巻線部に供給する可変電源と、
    前記巻線部のインダクタンス成分を変更する変更手段と、
    前記回転子が回転しているときであって、かつ、前記非通電時間であるとき、前記巻線部のインダクタンス成分の変更の指令を許可する制御手段と、
    を備え、
    前記可変電源は、前記変更手段が前記巻線部のインダクタンス成分を切り換えたとき前記巻線部のインダクタンス成分に応じた電流を供給することを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ
  2. 前記変更手段は、複数の前記巻線組を直列接続する直列接続スイッチ手段、および複数の前記巻線組を並列接続する並列接続スイッチ手段から構成され、
    前記直列接続スイッチ手段は、少なくとも2つの相で共有されることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  3. 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、トランジスタと前記トランジスタに直列接続されるダイオードとからなることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  4. 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、サイリスタであることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  5. 前記直列接続スイッチ手段および前記並列接続スイッチ手段は、逆耐圧性能を有するIGBTであることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  6. 前記直列接続スイッチ手段はダイオードであることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  7. 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
    前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
    前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
    前記第1の巻線組の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
    前記第1の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
    前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
    前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  8. 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
    前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
    前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
    前記第1の巻線組の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
    前記第1の巻線組の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
    前記第2の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
    前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第2スイッチ手段の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  9. 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
    前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
    前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
    前記第1の巻線組の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
    前記第1の巻線組の他方の端子と前記全通スイッチ手段の一方の端子とが接続され、
    前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
    前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  10. 前記変更手段は、前記巻線部が有するすべての前記巻線組に通電する全通スイッチ手段、および前記巻線部が有する一部の前記巻線組に通電する部分通スイッチ手段であって、
    前記巻線部は第1の巻線組と第2の巻線組により構成され、
    前記第1の巻線組、前記第2の巻線組、前記全通スイッチ手段、前記部分通スイッチ手段、および前記可変電源は、
    前記全通スイッチ手段の一方の端子と前記部分通スイッチ手段の一方の端子と前記可変電源の一方の端子とが接続され、
    前記全通スイッチ手段の他方の端子と前記第1の巻線組の一方の端子とが接続され、
    前記部分通スイッチ手段の他方の端子と前記第1の巻線組の他方の端子と前記第2の巻線組の一方の端子とが接続され、
    前記第2の巻線組の他方の端子と前記可変電源の他方の端子とが接続されることを特徴とする請求項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  11. 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、トランジスタと前記トランジスタに直列接続されるダイオードからなることを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  12. 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、サイリスタであることを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
  13. 前記全通スイッチ手段および前記部分通スイッチ手段は、逆耐圧性能を有するIGBTであることを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載のスイッチトリラクタンスモータ
JP2011055187A 2011-03-14 2011-03-14 スイッチトリラクタンスモータ Active JP5637021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011055187A JP5637021B2 (ja) 2011-03-14 2011-03-14 スイッチトリラクタンスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011055187A JP5637021B2 (ja) 2011-03-14 2011-03-14 スイッチトリラクタンスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012191813A JP2012191813A (ja) 2012-10-04
JP5637021B2 true JP5637021B2 (ja) 2014-12-10

Family

ID=47084379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011055187A Active JP5637021B2 (ja) 2011-03-14 2011-03-14 スイッチトリラクタンスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5637021B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6427927B2 (ja) * 2014-04-11 2018-11-28 株式会社Ihi インバータ装置
JP6519572B2 (ja) * 2016-11-25 2019-05-29 トヨタ自動車株式会社 スイッチトリラクタンスモータの制御装置
DE102017206497B4 (de) 2017-04-18 2022-02-03 Audi Ag Ladevorrichtung und Verfahren zum Laden eines elektrischen Energiespeichers eines Fahrzeugs, sowie Kraftfahrzeug
KR102192346B1 (ko) * 2017-11-22 2020-12-17 서울과학기술대학교 산학협력단 직병렬회로 변경식 다단 변속 시스템 및 다단 변속 방법
WO2022185342A1 (en) * 2021-03-05 2022-09-09 Chara Technologies Pvt. Ltd. An improved switched inductance motor

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06253594A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Toyota Motor Corp 巻線切替式モータの制御装置
GB9408056D0 (en) * 1994-04-22 1994-06-15 Switched Reluctance Drives Ltd A control circuit for an inductive load
GB9906716D0 (en) * 1999-03-23 1999-05-19 Switched Reluctance Drives Ltd Operation of a switched reluctance machine from dual supply voltages
JP3702713B2 (ja) * 1999-07-08 2005-10-05 日産自動車株式会社 Srモータ
JP3948009B2 (ja) * 2001-10-03 2007-07-25 株式会社安川電機 3相交流電動機の巻線切換装置
JP4052075B2 (ja) * 2002-09-18 2008-02-27 日産自動車株式会社 Srモータの制御装置
JP4848962B2 (ja) * 2002-12-18 2011-12-28 ソニー株式会社 ロボット装置、並びに負荷吸収装置及び負荷吸収方法
EP1592123B1 (en) * 2004-04-24 2009-12-02 Lg Electronics Inc. Variable speed motor
KR100757060B1 (ko) * 2005-04-01 2007-09-10 엘지전자 주식회사 저속에서의 발전 효율이 개선된 에스알 발전기
JP5325483B2 (ja) * 2008-07-07 2013-10-23 株式会社日立産機システム モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012191813A (ja) 2012-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10862355B2 (en) Armature with a core having teeth of different circumferential widths and electric motor including the armature and a rotor
JP5637021B2 (ja) スイッチトリラクタンスモータ
US20110025162A1 (en) Rotating Electrical Machine
JP2006345592A (ja) 極低速で回転する高出力発電機
JP2010531130A (ja) 12個のステータ歯と10個のロータ極とを有する同期モータ
JP2003009486A (ja) 可変速電動機
JP6427927B2 (ja) インバータ装置
JP2004328900A (ja) 回転電機
JP2006149031A (ja) 車両駆動システムおよびそれを備える車両
US20120319639A1 (en) Torque generator using full-pitch winding reluctance motor and control unit therefor
JP2009148020A (ja) 永久磁石式の交流発電機
JP4410680B2 (ja) 始動発電システム及び始動発電機
JP2008206292A (ja) 多相クローポール型モータ
JP4923633B2 (ja) スイッチト・リラクタンス・モータ
JP5301905B2 (ja) 複数相回転電機駆動装置、複数相発電機用コンバータ、複数相回転電機、及び回転電機駆動システム
JP2006238679A (ja) 永久磁石型単相モータ
US11228270B2 (en) Drive apparatus for rotating electric machine
JP2016077052A (ja) 磁石レス回転電機及び回転電機制御システム
JP7236117B1 (ja) モータ装置
JP5487733B2 (ja) スイッチング素子一体型回転電機
JP2014176137A (ja) ダブルステータ型スイッチトリラクタンス回転機
JP5602889B2 (ja) 巻線構造、及び回転電機
KR100598445B1 (ko) 병렬 권선방식의 브러시리스 직류전동기와 그 구동을 위한인버터 회로
WO2023106337A1 (ja) ステータ及びモータ
WO2001029959A1 (fr) Circuit de commutation de sortie d'un generateur

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141007

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5637021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250