JP5636936B2 - 移動車両の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、自律制御またはパワーアシスト制御により移動する移動車両の制御システムに関する。
自律制御により移動する移動車両や、パワーアシスト制御により人の操作によって移動するパワーアシスト式の移動車両(電動車いす、シニアカーなど)がある。近年、これら移動車両は、病院、工場、商業施設などの建物で使われつつある。
また、近年、電池を内蔵せず近距離での無線交信が可能なパッシブ型の電子タグが、種々の情報を記憶させる比較的安価な手段として広く普及しつつある。そこで、このような電子タグから情報を取得することで、移動車両が危険領域を認識できるようにして危険領域へ侵入を防止することが提案されている。
図13は、自律制御を行う移動車両2の制御システム1のブロック図であり、図14は、移動車両2の制御システム1における通路への電子タグ配置の概念図である。
図13、図14に示すように制御システム1は、通路Rに配設した複数の電子タグ3と、電子タグ3の情報を読み取る電子タグリーダ4と走行制御部5とを有する移動車両2と、を備える。走行制御部5は、電子タグリーダ4によって読み取られた電子タグ3の情報に基づいて移動や停止などの動作を制御する。さらに、移動車両2は、駆動車輪6と、スキャン型距離センサ7と、障害物検知センサ8とを備える。
図14は、分岐した通路Rの分岐部P0の周辺における電子タグ3の配置例を示している。各領域R1〜R5において、領域R1〜R4にある電子タグ3は動作確認用の情報を記録し、領域R5にある電子タグ3は危険領域検出用の情報を記録している。これは、地点P3の方向に危険領域を設定し、移動車両2が危険領域へ進もうとすると、領域R5にある電子タグ3を検出し停止する制御を行うためである。よって、この制御システム1を用いることで、移動車両2が危険領域へ侵入しようとしても移動を停止させ、階段や段差へ近づくことを防ぐ。よって安全な移動車両2の自律制御を可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−186097号公報
ここで、移動車両が使用される病院、工場、商業施設などの建物は、複数階の建物の場合もあり、下り階段、下りエスカレータ等の下り段差が存在する場合がある。そのため、例えば、自己位置を失った状態での自律制御、または、操作者の誤操作により、移動車両が下り階段へ進入し、転げ落ちてしまう可能性がある。もしも、下り階段から転げ落ちると、移動車両が故障する可能性がある。従って、下り階段や下りのエスカレータなどが存在するの場所では、移動車両に特に安全な制御が求められる。
特許文献1にある従来技術を用いると、危険領域で移動車両2を停止させることができる。しかしながら、停止後の移動車両2が脱出を行う際には、電子タグ3の機能を停止させる必要がある。そして、移動車両2が脱出する際に、移動車両2が誤動作する可能性がある。また、電子タグの検出範囲は一定の広さを持つため、危険領域の近傍を通過するだけで移動車両が停止してしまうという課題もある。
本発明は、移動車両を階段や段差へ近づけすぎることなく、危険領域であっても安全に進行方向を切り替えて走行することのできる移動車両の制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動車両の制御システムは、外部環境情報を検出する外部環境センサと受光した光より識別番号を検出する識別番号検出部とを有する移動車両と、前記識別番号を含む光を下り段差に照光する照光部と、前記外部環境情報を用いて前記移動車両の周囲の下り段差が位置する方向を算出する方向算出部と、前記移動車両の移動を制御すると共に、前記識別番号検出部で検出された識別番号が所定の番号である場合に前記方向算出部で算出された下り段差の存在する方向を進行禁止範囲として設定する制御部と、前記照光部が照光する領域のエリア情報を有するエリア情報保持部と、を備え、前記外部環境センサは、外部環境情報として前記移動車両が存在する通路の形状を検出し、前記方向算出部は、前記識別番号検出部が検出した識別番号を基に取得したエリア情報と前記外部環境センサで得た外部環境情報とを比較して、前記移動車両の位置を算出し、前記エリア情報より前記下り段差が存在する方向を算出することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の別形態の移動車両の制御システムは、外部環境情報を検出する外部環境センサと受光した光より識別番号を検出する識別番号検出部とを有する移動車両と、前記識別番号を含む光を下り段差に照光する照光部と、前記外部環境情報を用いて前記移動車両の周囲の下り段差が位置する方向を算出する方向算出部と、前記移動車両の移動を制御すると共に、前記識別番号検出部で検出された識別番号が所定の番号である場合に前記方向算出部で算出された下り段差の存在する方向を進行禁止範囲として設定する制御部と、を備え、前記外部環境センサは、外部環境情報として前記照光部からの光の光度を検出し、前記方向算出部は、前記外部環境センサで検出される光度の変化を利用して前記下り段差が存在する方向を算出することを特徴とする。
本発明によれば、移動車両を下り段差へ近づけすぎることなく、危険領域内であっても安全に移動車両の進行方向を切り替え、目標地点へ素早く移動することができる。
本発明の実施の形態1における制御システムのブロック図 本実施の形態1における移動車両の側面図 (a)本実施の形態1における照光部のブロック図、(b)本実施の形態1における照光部の配置の概念図 本実施の形態1における移動車両が存在する通路の平面図 本実施の形態1における制御部が行う下り段差へ近づかないための制御を示すフローチャート 本実施の形態1における移動車両が存在する通路の平面図 本実施の形態1における移動車両が存在する通路の平面図 本実施の形態1における階段の踊場の平面図 本発明の実施の形態2における移動車両の制御システムのブロック図 本実施の形態2における移動車両が存在する通路の平面図 本発明の実施の形態3における移動車両の制御システムのブロック図 本実施の形態3における移動車両が存在する通路の平面図 従来の移動車両の制御システムのブロック図 従来の移動車両の制御システムにおける電子タグ配置の概念図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。以下の説明では、下り階段や下りエスカレータなどを下り段差と呼び、下り段差の入り口に進入する前段階の場所を危険領域と呼ぶことにする(例えば、図3参照)。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における移動車両11の制御システム12は、下り階段や下りエスカレータ等を含む下り段差を照らす識別番号を含んだ光を検出すると、下り段差を探して、その下り段差へ近づかないように移動車両11を制御する。移動車両11としては、例えば、病院、工場、商業施設などの建物内で動作する自律移動ロボットや人が乗って操作する電動車いすなどを想定している。このような移動車両を動作させる場合、自己位置を失った状態の自律制御または操作者の誤操作により、移動車両が下り段差へ進入し、下り階段より転げ落ちてしまう可能性がある。もしも、下り段差より転げ落ちる時に階段の下に人がいると、移動車両と人が衝突して重大な事故に繋がる可能性がある。従って、下り階段や下りのエスカレータなどその下に人が存在する可能性がある場所は特に安全な制御が求められる。そのために、本実施の形態1の制御システム12は、下り段差の方向を知ることで、移動車両11を下り段差へ近づけず、たとえ危険領域であっても安全に移動車両の進行方向を切り替えるように制御する。
図1は、本発明の実施の形態1における制御システム12のブロック図である。図1に示すように制御システム12は、移動車両11と、制御部14と、照光部13と、方向算出部15とを備える。
そして、移動車両11は、周辺の外部環境情報を検出する第一外部環境センサ17、および、照光部13から照射される光に含まれた識別番号を検出する識別番号検出部18を有する。
制御部14は、移動車両11の移動を制御する。照光部13は、下り段差の入り口を含む危険領域を照らし、識別番号を含んだ光を照光する。方向算出部15は、第一外部環境センサ17で検出した外部環境情報を用いて移動車両11の周辺にある下り段差の方向を算出する。
そして、制御システム12は、識別番号検出部18で検出された識別番号が所定の番号である場合に、方向算出部15で下り段差の方向を算出し、制御部14において、方向算出部15で算出された方向を進行禁止範囲とする。そして、この方向(進行禁止範囲)を回避するように、移動車両11の移動の制御を行う。
このような構成とすることにより、移動車両11が危険領域へ侵入した際、方向算出部15で算出された下り段差の方向へ進まないように、制御部14で移動車両11の移動を制御する。これによって、後退させなくとも移動車両11を安全に危険領域より退避させることができるので、危険領域で安全に移動車両11の進行方向を切り替えて、目標地点へ素早く移動することもできる。
また、第一外部環境センサ17及び方向算出部15を常に動作させず、識別番号検出部18で所定の番号(下り段差前の危険領域にある照光部13から照射される識別番号)が検出された時のみ動作させることで、消費電力の浪費を抑えている。本実施の形態1の移動車両11のように、エネルギーが有限である場合には有効である。
なお、移動車両11の制御システム12は、上り段差(上り階段など)を検出するための障害物検出手段を更に有し、上り段差に対しては、走行する床面から鉛直上向きに張り出した物体として検出し回避制御を行う。
次に、制御システム12について具体的に説明する。
図2は、本実施の形態1における移動車両11の側面図である。図2に示すように、移動車両11は、上述した制御部14、方向算出部15、第一外部環境センサ17、識別番号検出部18を備える。そして、この移動車両11は、この他に、移動作業を行うために駆動車輪21と、周辺の通路形状を検出するための第二外部環境センサ22と、走行する地図情報が予め記録されている地図情報記録部23と、自己位置認識部24と、移動経路生成部25と、入出力部26と、移動車両11に電気エネルギーを供給するバッテリー28とを備える。
図2に示すように、第一外部環境センサ17は、移動車両11の前方斜め下方を向き、外部環境情報として床面、階段面、壁などを含む障害物までの距離を検出する距離センサである。方向算出部15は、第一外部環境センサ17で検出された障害物までの距離に基づいて移動車両11の周辺の下り段差の方向を算出する。第一外部環境センサ17の取り付け角度は、識別番号検出部18の高さ、照光部13の照射領域、天井の高さなどから決める。例えば、天井高2.7m、識別番号検出部18の高さ1.3m、照光部13の照射角度45°の場合、移動車両前方からの俯角は約37°前後にするのが望ましい(図3(b)参照)。
第一外部環境センサ17は、スキャン型距離センサであり、放射状にレーザ光29aを走査させて、外部環境情報として周囲の構造物や床面までの距離を測定する。床面R等にレーザ光29aが反射する場合、第一外部環境センサ17は走査角度毎に所定の距離を検出するが、下り段差にレーザ光29aが反射している場合、第一外部環境センサ17は所定の距離よりも長い距離を検出する。第一外部環境センサ17の測定結果を用いて、移動車両11は、周辺に下り段差があるか否か、またその範囲を検出する。スキャン型距離センサの検出範囲は、放射状に180°、奥行きで10m以下が望ましい。
このような構成とすることにより、実際の外部環境から直接下り段差を検出するので、正確に下り段差を検出できる。
移動車両11は、タッチパネルなどの入出力部26より目的地が入力されると、地図情報記録部23に記録された地図情報を参照して目的地までの移動経路を移動経路生成部25によって生成し、その移動経路に沿って移動する。
駆動車輪21は、車体の略中央の左右に同軸に対向配置され、駆動車輪21と同軸に設けられた駆動用モータによって回転駆動される。駆動用モータにはその回転数を計測するエンコーダが付属されている。なお、制御部14は、エンコーダからの回転数情報によって移動車両11の移動距離や姿勢を把握することができる。また、自在キャスタ27は、移動車両11の車体を支えて安定性を保つために、駆動車輪21の前後に設けられている。
左右の駆動車輪21が同じ速度で同一方向に回転すると、移動車両11は前進動作または後退動作を行う。また、左右の駆動車輪21が互いに逆方向に回転すると、移動車両11はその場で旋廻動作を行う。また、左右の駆動車輪21の速度を変えて同一方向に回転すると、移動車両11は進行方向を変える。
第二外部環境センサ22は、スキャン型距離センサであり、放射状にレーザ光29bを走査させて、壁、障害物等までの距離を測定する。
そして、第二外部環境センサ22は移動車両11の車体下部に水平方向を向けて設置される。第二外部環境センサ22は、水平方向に放射状にレーザ光29bを走査することで、障害物又は壁との水平距離を測定する。そして、移動車両11において、周辺の通路形状を認識する。
第二外部環境センサ22により測定された周辺の通路形状を含む外部環境情報と、地図情報記録部23に記録された地図情報とを自己位置認識部24で照合することにより、移動車両11は自己位置を認識する。そして、移動車両11は、自己位置を認識しながら目的地へ移動する。ただし、第二外部環境センサ22による通路形状と地図情報との照合による自己位置認識も完全ではなく、自己位置を誤って計算してしまうことがある。例えば、走行する通路と交差する通路と階段への入り口が並ぶ場合、形状は同形であるため間違えることがある。その為、照光部13からの識別情報を検出することで、確実に下り段差前の危険領域であることを認識する必要がある。
識別番号検出部18は、照光部13が照らす光を受光し、光に含まれる識別番号を検出する。識別番号検出部18は、受光素子の一例として、フォトダイオードまたはフォトトランジスタを備える。そして、識別番号検出部18は、受光した照光部13の光を復調して識別番号を検出する。
識別番号検出部18で検出された識別番号が、予め記憶しておいた危険領域を示す識別番号であると、移動車両11は、第一外部環境センサ17を作動させる。なお、前述したように、危険領域とは下り段差の入り口を含む上段の床面の領域を意味し、照光部13の光が照射される範囲である。
方向算出部15は、第一外部環境センサ17で検出した外部環境情報を用いて移動車両11の周辺にある下り段差の方向を算出する。具体的には、外部環境情報の1つである測定距離が、床面Rまでの距離を示す所定の距離よりも長いと、方向算出部15は下り段差があると判断する。そして、下り段差があると判断された方向の範囲を、下り段差の方向、すなわち進行禁止範囲とする。
図3(a)は、本実施の形態1における照光部13のブロック図であり、図3(b)は、本実施の形態1における照光部13の配置の概念図である。照光部13は、複数のLED31と、LED31の駆動を行うLED駆動部32と、固有の識別番号を設定した識別番号設定部33と、変調部34とを有する。そして、変調部34は、識別番号設定部33に設定された識別番号を2値系列に変換し、この2値系列に応じてLED31が点灯するようにLED駆動部32を作動させる。照光部13は天井あるいは壁面上部に取り付け、前述した危険領域全体を照らすことができるように設置するのが望ましい。図3(b)は、照光部13の設置位置、危険領域との位置関係を図示するものである。
このような構成とすることにより、制御システム12は、移動車両11が危険領域へ侵入した場合、方向算出部15で算出された下り段差の方向(進行禁止範囲)へ進まないように移動車両11を制御部14によって制御することができる。よって、移動車両11を危険領域で進行方向を切り替えて、移動車両11を目標地点へ安全により速く移動することができる。
上述のように構成された制御システム12において、移動車両11が、下り段差へ近づかず、危険領域で安全に進行方向を切り替える動作について以下に説明する。
図4は、本実施の形態1における制御システム12が存在する通路41の平面図である。図5は、本実施の形態1における制御部14が行う下り段差へ近づかないための制御を示すフローチャートである。
移動車両11は、施設内の通路41を自律移動して、目標地点である点Gへ移動する。移動車両11が矢印Aの方向へ移動している場合、このまま矢印Aの方向へ移動すると、下り段差でもある下り段差42へ侵入してしまう。
なお、このとき、移動車両11の制御部14は、目標地点Gへ移動するための自律移動制御と下り段差42へ近づけないための制御を並行して行っている。
下り段差42へ近づかないために、制御部14は、識別番号検出部18で検出した識別番号と危険領域43を示す番号を記録したリストとを比較する(ステップS01)。そして、ステップS01で比較した結果、取得された識別番号が危険領域43を示す番号であるか否かを判定する(ステップS02)。
ステップS02において、識別番号検出部18で読み取った識別番号が危険領域43を示す番号でなければ、ステップS01に戻って、繰り返しステップS01を行う。なお、ステップS02において、識別番号検出部18で読み取った識別番号が危険領域43を示す番号でないことは、識別番号が異なる、又は、読み取られた識別番号がないことを意味する。
図4に示すように、移動車両11の前方が危険領域43の中に入ると、識別番号検出部18は、照光部13より発光する光を受光する。この時、制御部14は、識別番号検出部18で読み取った識別番号が危険領域を示す番号であると、第一外部環境センサ17を作動し、外部環境情報を検出し始める(ステップS03)。
第一外部環境センサ17は、下り段差42を検出するためのものであり、移動車両11が危険領域43に入るまでは動作していない。そして、移動車両11が危険領域43に入ると、ステップS03に示すように、第一外部環境センサ17を作動させ、外部環境情報となる床面等までの距離と方向を検出する。第一外部環境センサ17は、レーザ距離計のような距離センサが首を振るように回動して移動車両11の前方を走査する。走査軌跡44は、レーザ光29aが床面等に当り反射する箇所を示す。
下り段差を検出すると、制御部14は、方向算出部15で外部環境情報より、下り段差42の範囲を算出する(ステップS04)。そして、制御部14は、下り段差の範囲を進行禁止範囲と設定する(ステップS05)。
進行禁止範囲とは、制御部14で、移動車両11の移動を行う際、決して移動させてはならない範囲である。よって、図4に示すように、進行禁止範囲が矢印Bと矢印Cとの間の領域に決まると、制御部14は、矢印Bと矢印Cとの間の領域を避けるように移動車両11を移動させる。ただし、矢印Bと矢印Cとの間の領域以外の方向へは移動可能であるため、移動車両11は、目標地点Gへの最短コースを選び、矢印Dの方向へ移動する。この時、矢印Dの方向は下り段差42へ向かう方向でないので、安全に下り段差42より退避することができる。
図6は、本実施の形態1における移動車両11が存在する通路の平面図である。図6に示すように、移動車両11の進行方向に下り段差42がない場合であっても、移動車両11は、識別番号検出部18で取得した番号が危険領域43を示す番号であると、第一外部環境センサ17を作動させる。そして、下り段差42の方向(矢印B)を進行禁止範囲として設定する。
この時、移動車両11の進行方向である矢印Aは、進行禁止範囲である矢印Bと矢印Cとの間の領域に入らない。そのため、移動車両11は、進行方向を変えることなく進行方向Aの方向へ移動する。
なお、識別番号検出部18で危険領域を示す番号を検出しているに係わらず、方向算出部15で、下り段差42を検知できないことがある。方向算出部15で下り段差の範囲を算出できない場合、安全のために制御部14は移動車両11を停止させる。
このような構成とすることにより、移動車両11が下り段差の存在する領域にいるのに下り段差42を検出できないのは、第一外部環境センサ17または方向算出部15等が故障していると判断することができる。移動車両11が下り段差の存在する領域にいるのに下り段差42を検出できない場合は、移動車両11を停止させる。よって、第一外部環境センサ17または方向算出部15等が故障したことが原因で、移動車両11が下り段差へ近づくことを防止することができる。
また、移動車両11はバッテリー28を有し、バッテリー28を電力源とし、識別番号検出部18で検出された識別番号が所定の番号であると、第一外部環境センサ17を作動させる。このような構成とすることにより、危険領域に侵入した時だけ第一外部環境センサ17を作動させるので、安全でありながらバッテリーの消費電力を抑えることができる。
なお、制御部14は、ステップS01〜ステップS05を繰り返して進行禁止範囲を決定しているが、バッテリー28の消費を抑えるために、一度、進行禁止範囲が決まると、危険領域を退避するまでの数秒間、ステップS01〜ステップS05の制御を止めてもよい。
続いて、方向算出部15で下り段差42を検知できない場合の制御について、説明する。図7は、本実施の形態1における移動車両11が存在する通路41を示す図である。
下り段差42と通路41との境目には、下り段差42への降口45以外に塀46がある。本実施の形態1での塀46は、路面から人に胸の高さまで伸びているものを想定している。移動車両11が矢印Eの方向へ移動している場合、移動車両11は、識別番号検出部18で危険領域43を示す識別番号を検出しても、塀46が邪魔をして方向算出部15で下り段差42を検知できない。
このような状況において、制御部14は、第一外部環境センサ17または方向算出部15等が正常動作であるのに関係なく、移動車両11を常に停止させてしまう。このような制御を防ぐため、自己位置認識部24で、移動車両11が塀46の面に対して概ね垂直方向にあると判断している場合、方向算出部15で下り段差42を検知しなければ、進行禁止範囲を設定しないようにしてもよい。具体的には、塀46を第一外部環境センサ17及び第二外部環境センサ22で検出した結果を比較した場合、検出された高さが異なれば、検出した物体が塀46又は柵などと判断できるので、この場合は進行禁止範囲を設定しないようにする。または、第一外部環境センサ17又は第二外部環境センサ22で検出した水平距離が、照光部13の照射半径(図3(b)の場合58m)より短かければ、塀46や柵などと判断し、この場合は進行禁止範囲を設定しないようにする。また、移動車両11の進行方向に応じて、方向算出部15で下り段差42を検出できない場合、進行禁止範囲を設定しないようにしてもよい。
図8は、本発明の実施の形態1における階段の踊場51の平面図である。
使用中、バッテリー28に蓄えた電気エネルギーが切れて、移動車両11が通路52で停止することがある。その場合、人が押して、一時的に移動車両11を通路52から階段の踊場51へ移動することが考えられる。
例えば、階段の踊場51を充電場所としてバッテリー28に充電を行った後、移動車両11を再起動させると、移動車両11は、危険領域53より退避する。この時、移動車両11は、第一外部環境センサ17で、前方に下り段差42があるか否かを確認して、下り段差42のない方向へ移動することができる。よって、移動車両11は、危険領域53である階段の踊場51で再起動が行われたとしても、安全に危険領域53より退避することができる。
なお、上述した移動車両11は、自律移動装置として説明したが、自律移動装置に限らず人が操作レバーに応じて移動する電動車椅子や、パワーアシスト制御により人の動きに合わせて移動するパワーアシスト式の電動ワゴンであってもよい。この場合、自律移動を行なう必要がないため、地図情報記録部23と自己位置認識部24と移動経路生成部25は必要なく、人がその役割を担う。
その場合、操作レバー等から検出される指示方向に従って、制御部14は、移動車両11の移動方向を決定する。しかし、方向算出部15より進行禁止範囲が設定されると、指示方向が進行禁止範囲に入る場合、移動車両11は指示方向へは移動できず停止する。よって、手動操作の移動車両11であっても、下り段差42へ近づかないようにすることができる。
なお、上述した移動車両11は、移動車両11に、制御部14と、方向算出部15とを搭載しているが、制御部14と方向算出部15を移動車両11の外部に設置してもよい。その場合、制御部14および方向算出部15と移動車両11とは無線通信により接続され、第一外部環境センサ17、識別番号検出部18で得られた情報を制御部14と方向算出部15へ送信する。そして、制御部14と方向算出部15は受信したその情報を分析して、移動車両11を遠隔で操作するようにしてもよい。
また、第一外部環境センサ17、第二外部環境センサ22は、レーザ光による距離センサでなくとも超音波センサ、ステレオカメラなど距離が計測できるものであってもよい。
また、上述の移動車両11は、車体の略中央の左右に同軸に対向配置された同軸2輪型であったが、これに限らず、動輪の車軸が中央から前後に変位していたり、多足の歩行ロボット型でもかまわない。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、実施の形態1と異なる点について図面を参照しながら説明する。
図9は、本実施の形態2における移動車両61の制御システム62のブロック図である。図9に示すように、制御システム62は、照光部13が照らす領域である危険領域43のエリア情報を有するエリア情報保持部63を備える。そして、方向算出部65は、識別番号検出部18で検出した識別番号を基に、エリア情報保持部63に問い合わせ、危険領域43のエリア情報を取得する。さらに、方向算出部65は、エリア情報と第二外部環境センサ22で得た外部環境情報とを比較して、移動車両61の位置姿勢を算出し、エリア情報より移動車両61の周辺にある下り段差42の方向を算出する構成からなる。
このような構成により、移動車両61の位置を検出するのに識別番号に紐付いたエリア情報を用いることで、下り段差42に人が立っている場合であっても、下り段差42の位置を正確に検出し、安全に移動車両61の制御を行うことができる。
なお、第二外部環境センサ22は、水平方向に放射状にレーザ光29bを走査することで、障害物又は壁との水平距離を測定し、周辺の通路形状を認識するためのものである。
移動車両61が自律移動装置である場合、通常、第二外部環境センサ22により測定された周辺の通路形状を含む外部環境情報と、地図情報記録部23に記録された地図情報とを自己位置認識部24で照合することにより、移動車両61は自己位置を認識する。そして、移動車両61は、自己位置を認識しながら目的地点Gへ移動する。
ただし、地図情報記録部23にある多数の地図情報と、第二外部環境センサ22で得た外部環境情報とをパターンマッチングして自己位置を求める際、第二外部環境センサ22で得た外部環境情報が障害物等の影響で不正確であると、正確な自己位置を求めることができない場合がある。つまり、自己位置を失うことがある。
自己位置を失っても下り段差42へ近づかないようにするために、制御部14は、識別番号検出部18で検出した識別番号と危険領域43を示す番号とを比較する。そして、検出された識別番号が危険領域43を示す番号であるか否かを判定する。
識別番号検出部18で読み取った識別番号が危険領域を示す番号であると、識別番号に紐付いたエリア情報をエリア情報保持部63より取得する。照光部13ごとに識別番号が付与されており、エリア情報保持部63は、少なくとも照光部13が照らす範囲の通路形状、下り段差42の位置情報、その照光部13の識別番号等をエリア情報として記録している。
制御部14は、このようにして移動車両61周辺のエリア情報を取得し、方向算出部65で、エリア情報と第二外部環境センサ22で得た外部環境情報とを比較させる。そして、方向算出部65で、移動車両61の位置を導き出し、エリア情報より移動車両61の周辺にある下り段差42の方向を算出する。そして、制御部14は、方向算出部65で算出された方向を進行禁止範囲として移動車両61の制御を行う。
ここで、エリア情報と第二外部環境センサ22で得た外部環境情報がうまくマッチングできない場合、移動車両61は、その場で停止する。その後、マッチングが成功するまで静止し、マッチングが成功すれば、方向算出部65で算出された方向を進行禁止範囲として移動車両61の制御を行ってもよい。
本実施の形態2における制御システム62は、移動車両61の位置を検出するのに識別番号に紐付いたエリア情報を用いることで、障害物等の影響で正確な外部環境情報が得られない場合であっても、下り段差42の位置を正確に検出できる。
図10は、本実施の形態2における移動車両61が存在する通路の平面図である。図10に示す通路41では、下り段差42に、人67、68が立って話をしている。このような時、実施の形態1に示す第一外部環境センサ17を用いて下り段差42を検出すると、レーザ光が下面に届く前に人67、68に当り、下り段差42を検出できないことがある。
一方、制御システム62は、移動車両61の位置を検出するのに識別番号に紐付いたエリア情報を用いる。そのため、人67、68が下り段差42に立っていたとしても、正確なエリア情報を取得することができる。そして、大まかな移動車両61周辺の通路形状があれば、移動車両61の位置を算出することができ、そこから下り段差42の位置を正確に認識することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について、実施の形態1、2と異なる点について図面を参照しながら説明する。
図11は、本発明の実施の形態3における移動車両71の制御システム72のブロック図である。図11に示すように、制御システム72の第三外部環境センサ73は、照射光の光度を検出する光度検出器であり、光度を外部環境情報として検出する。また、方向算出部75は、第三外部環境センサ73で検出される光度の変化を利用して、移動車両71の周辺にある下り段差42の方向を算出する。
このような構成とすることにより、照光部13の光によって下り段差42の方向を算出するので、路面に障害物等が置いてあったとしても、下り段差42の位置を検出することができ、安全に移動車両71の制御を行うことができる。
図12は、本実施の形態3における移動車両71が存在する通路の平面図である。移動車両71は、施設内の通路41を自律移動して目標地点である点Gへ移動しようとしている。移動車両71は、矢印Aの方向へ移動しており、このまま矢印Aの方向へ移動すると下り段差42へ侵入してしまう。
下り段差42へ近づきすぎないために、制御部14は、識別番号検出部18で検出した識別番号と危険領域を示す番号とを比較し、検出された識別番号が危険領域43を示す番号であるか否かを判定する。
識別番号検出部18で読み取った識別番号が危険領域を示す番号であると、第三外部環境センサ73を作動させ、外部環境情報の1つである光度CD1を検出する。一度、光度CD1を検出した後、少しだけ時間を開けて、再度、第三外部環境センサ73で光度CD2を検出する。この時、移動車両71は矢印Aの方向へXcm移動している。
そして、光度CD1と光度CD2との光度差と、光度CD1を検出してから光度CD2を検出するまでの移動距離Xcmを用いて、方向算出部75は移動車両71の周辺にある下り段差42の方向を算出する。
実際には、方向算出部75で光度の変化から下り段差42は検出できず、照光部13が存在する領域しか検出できない。危険領域43を示す箇所には、照光部13が天井に設定されているので、照光部13を下り段差42のある位置としている。
図12において、移動車両71は、第三外部環境センサ73で検出した光度CD1と光度CD2を用いて、方向算出部75で、移動車両71の周辺にある下り段差42の方向を算出する。
そして、算出された下り段差42の方向より、制御部14は、下り段差42の方向を進行禁止範囲(矢印Bと矢印Cとの間の領域)として設定する。移動車両71は、目標地点Gへの最短コースを選び、矢印Dの方向へ移動する。この時、矢印Dの方向は下り段差42へ向かう方向でないので、安全に下り段差42から退避できる。
本発明は、移動車両を下り段差へ近づけすぎることなく、危険領域で安全に移動車両の進行方向を切り替えることができる。そのため、複数階建ての病院、工場、商業施設などで移動車両の制御システムとして用いるのに有用である。
11,61,71 移動車両
12,62,72 制御システム
13 照光部
14 制御部
15,65,75 方向算出部
17 第一外部環境センサ
18 識別番号検出部
21 駆動車輪
22 第二外部環境センサ
23 地図情報記録部
24 自己位置認識部
25 移動経路生成部
26 入出力部
27 自在キャスタ
28 バッテリー
29a,29b レーザ光
31 LED
32 LED駆動部
33 識別番号設定部
34 変調部
41,52 通路
42 下り段差
43,53 危険領域
44 走査軌跡
45 降口
46 塀
51 階段の踊場
63 エリア情報保持部
67,68 人
73 第三外部環境センサ

Claims (5)

  1. 外部環境情報を検出する外部環境センサと受光した光より識別番号を検出する識別番号検出部とを有する移動車両と、
    前記識別番号を含む光を下り段差に照光する照光部と、
    前記外部環境情報を用いて前記移動車両の周囲の下り段差が位置する方向を算出する方向算出部と、
    前記移動車両の移動を制御すると共に、前記識別番号検出部で検出された識別番号が所定の番号である場合に前記方向算出部で算出された下り段差の存在する方向を進行禁止範囲として設定する制御部と、
    前記照光部が照光する領域のエリア情報を有するエリア情報保持部と、を備え、
    前記外部環境センサは、外部環境情報として前記移動車両が存在する通路の形状を検出し、
    前記方向算出部は、前記識別番号検出部が検出した識別番号を基に取得したエリア情報と前記外部環境センサで得た外部環境情報とを比較して、前記移動車両の位置を算出し、前記エリア情報より前記下り段差が存在する方向を算出する
    移動車両の制御システム。
  2. 外部環境情報を検出する外部環境センサと受光した光より識別番号を検出する識別番号検出部とを有する移動車両と、
    前記識別番号を含む光を下り段差に照光する照光部と、
    前記外部環境情報を用いて前記移動車両の周囲の下り段差が位置する方向を算出する方向算出部と、
    前記移動車両の移動を制御すると共に、前記識別番号検出部で検出された識別番号が所定の番号である場合に前記方向算出部で算出された下り段差の存在する方向を進行禁止範囲として設定する制御部と、を備え、
    前記外部環境センサは、外部環境情報として前記照光部からの光の光度を検出し、
    前記方向算出部は、前記外部環境センサで検出される光度の変化を利用して前記下り段差が存在する方向を算出する
    移動車両の制御システム
  3. 前記照光部は、前記移動車両が存在する通路の天井に配置された
    請求項1または2に記載の移動車両の制御システム。
  4. 前記外部環境センサは、外部環境情報として前記移動車両の斜め下方に位置する対象物までの距離を算出し、
    前記方向算出部は、前記外部環境センサで検出された距離に基づいて前記下り段差の存在する方向を算出する
    請求項1〜3いずれか1項に記載の移動車両の制御システム。
  5. 前記制御部は、前記方向算出部で下り段差が存在する方向を算出できない場合、前記移動車両を停止させる
    請求項1〜いずれか1項に記載の移動車両の制御システム。
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