JP5634251B2 - 太陽電池モジュール用バックシート、及び積層体 - Google Patents
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Description
また、本発明によれば、太陽電池モジュールの裏面側に配置される太陽電池モジュール用バックシートであって、
(i)ポリエーテルエーテルケトンを主成分とする樹脂層Aを太陽電池セルから遠い位置に配置する外層として備え、
(ii)熱可塑性樹脂を含む樹脂層Bを太陽電池セルに近い位置に配置する内層として備え、
(iii)該ポリエーテルエーテルケトンが、樹脂層Aの全成分に対して70質量%以上であり、
(iv)該樹脂層Bが、芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、及びこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含み、かつ、
(v)該樹脂層Aの厚みが、3〜20μmであり、該樹脂層Bの厚みが、20〜300μmであり、かつ、該樹脂層Aと該樹脂層Bとの厚みの比率、すなわち樹脂層A厚み/樹脂層B厚みが、3/97〜20/80であることを特徴とする前記太陽電池モジュール用バックシートが提供される。
本発明において、外層である樹脂層Aの主成分であるPEEKは、特に限定されないが、以下の式(1)
で表わされる構造単位、及び/または下記式(3)
で表わされる構造単位を有する共重合体を使用することができる。共重合体中の式(2)及び式(3)で表わされる構造単位の割合は、通常50モル%以下、好ましくは20モル%以下、より好ましくは10モル%以下である。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートまたは積層体における樹脂層Aは、PEEKを主成分とするフィルム状またはシート状(以下、両者を総称して、単に「フィルム状」ということがある。)のものである。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートまたは積層体における樹脂層Bは、熱可塑性樹脂を含むフィルム状のものである。熱可塑性樹脂の含有量は、70質量%以上であることが好ましく、より好ましくは80質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上であり、その上限は、100質量%である。
樹脂層Bが、芳香族ポリエステルを含むものである場合には、バックシートの耐熱性、機械的特性及び経時安定性が向上する。
樹脂層Bが、PGAやPLAなど脂肪族ポリエステルを含むものである場合には、バックシートの生分解性を高めることができる。特に、PGAを含む場合はバリア性、耐熱性及び強度をさらに高めることができる。また、PLAを含む場合はバックシートの製造時のクラックを防止することができる。
本発明のバックシートの樹脂層Bに含有されるPGAの重量平均分子量(Mw)は、25,000〜800,000の範囲内であり、好ましくは50,000〜700,000、より好ましくは80,000〜600,000、さらに好ましくは120,000〜500,000、特に好ましくは150,000〜400,000の範囲内にあるものを選択する。
本発明のバックシートの樹脂層Bに含有されるPGAの融点(Tm)は、197〜245℃であり、共重合成分の種類及び含有割合によって調整することができる。好ましくは200〜243℃、より好ましくは、205〜238℃、特に好ましくは210〜235℃である。PGAの単独重合体の融点は、通常220℃程度である。融点が低すぎると、バックシートの樹脂層Bに用いた場合の機械的強度が不十分であったり、成形加工を行う場合の温度管理が難しくなる。融点が高すぎると、加工性が不足したり、バックシートの柔軟性が不足したりすることがある。融点が高すぎると、成形温度や加工温度が高くなるので、PGAやその他の添加成分の熱分解や酸化が生じることがある。
PGAの溶融粘度は、270℃、100sec−1において、100〜1,000Pa・sであることが好ましく、より好ましくは200〜600Pa・s、さらに好ましくは250〜550Pa・sである。270℃、100sec−1におけるPGAの溶融粘度が、100Pa・sを下回る場合は、樹脂層Bの主成分であるPGAの分子量が低く、使用中に分解しやすいおそれがある。また、PGAが、1,000Pa・sを上回る溶融粘度を有する場合、ポリマー押出工程において、押出機への負荷や濾圧が高くなる問題が生じたり、後述する樹脂層Aとの共押出による積層が困難になるおそれがある。
樹脂層Bが、ポリオレフィンを含むものである場合には、バックシートの耐湿性の向上を図ることができるとともに、封止材層として好ましく使用されるEVAとの接着性が向上する。
樹脂層Bには、必要に応じて、無機フィラー、可塑剤、熱安定剤、光安定剤、防湿剤、防水剤、撥水剤、滑剤、離型剤、カップリング剤、酸素吸収剤など通常配合される各種添加剤を含有させることができる。これらの含有量は、本発明の目的を阻害しない範囲内であり、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。
樹脂層Bは、太陽電池モジュールの外観の向上や太陽電池セルの電力変換効率を向上させるために、顔料や染料などの着色剤を含有する樹脂組成物からなる有色シート層であってもよい。
樹脂層Bの厚みは、特に限定されないが、通例5〜500μmであり、好ましくは10〜400μm、より好ましくは20〜300μm、特に好ましくは30〜200μmである。樹脂層Bの厚みが厚すぎるとバックシートの軽量化、薄肉化が困難となるとともに、バックシートの可撓性が不足する。樹脂層Bの厚みが薄すぎると、本発明のバックシートの強度が不十分となる。
樹脂層Bの製造方法は、特に制限されないが、熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂組成物を該樹脂の融点以上の温度で溶融混練した後、ロール間で圧延してフィルム状に成形する方法や、Tダイ等により押出成形する方法が好ましく採用される。後述するように、樹脂層Aと樹脂層Bとを共押出成形により製造することもできる。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートまたは積層体は、更なるガスバリア性の向上を目的として、金属または無機酸化物の蒸着層及び金属箔からなる群より選ばれる少なくとも1種のバリア層Xをさらに備えるものであることが好ましい。
前記バリア層Xである金属または無機酸化物からなる蒸着層に用いられる金属または無機酸化物としては、アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化窒化珪素、酸化セリウム、酸化カルシウム、ダイアモンド状炭素膜、またはそれらの混合物などを挙げることができ、アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素が、ガスバリア性、生産性の観点より好ましく用いられる。アルミニウムを用いた蒸着層は、経済性、ガスバリア性能に優れていることから好ましく、酸化アルミニウムまたは酸化珪素を用いた蒸着層は、透明性に優れ、コストの点からも好ましい。
前記バリア層Xである金属箔としては、アルミニウム箔、銅箔等を用いることができるが、好ましくはアルミニウム箔を用いる。アルミニウム箔の材質としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金が挙げられ、アルミニウム−鉄系合金(軟質材)が好ましい。アルミニウム−鉄系合金における鉄含有量としては、0.3%以上9.0%以下が好ましく、0.7%以上2.0%以下が特に好ましい。この鉄含有量が上記下限未満の場合は、ピンホールの発生を防止する効果が不十分になるおそれがあり、逆に、鉄含有量が上記上限を超える場合は、柔軟性が阻害され、加工性が低下するおそれがある。また、アルミニウム箔の材料としては、しわやピンホールを防止する観点から焼きなまし処理を行った柔軟性アルミニウムが好ましい。
前記の特に好ましく使用されるバリア性樹脂層Cは、前記バリア層Xを少なくとも片面に有する樹脂層であれば特に限定されないが、芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポリオレフィン、及びこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含むバリア性樹脂層Cであることが好ましい。該バリア性樹脂層Cに含まれる芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステルまたはポリオレフィンは、先に述べた樹脂層Bに含まれるのと同様のものから選択することができる。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートまたは太陽電池モジュール用バックシート用の積層体は、図2に示す、PEEKを主成分とする樹脂層A(41)を外層として備え、熱可塑性樹脂を含む樹脂層B(42)を内層として備えることを特徴とする。また、図3に示すように、必要に応じて、金属または無機酸化物の蒸着層及び金属箔からなる群より選ばれる少なくとも1種のバリア層X(43)を備え、さらに要すれば、該バリア層X(43)を少なくとも片面に有するバリア性樹脂層Cを備えるものであり、特に、図4に示すように、該バリア性樹脂層Cが、PGAを含む樹脂層D(43b)と、該樹脂層Dの少なくとも片面に設けた前記バリア層X(43a)と、該樹脂層Dの前記バリア層Xの反対側の面に芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポリオレフィン、及びこれらの共重合体より選ばれる少なくとも1種の樹脂層E(43c)を有する積層体43Aを備えるものである。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートを配置する太陽電池モジュールとしては、例えば、従来技術と同様に図1に示す断面構造のものを例示することができる。図1に示すように、太陽電池モジュールは、表面保護材1、封止材2、太陽電池セル3、及び裏面保護材(バックシート)4から構成される。複数の太陽電池セル3を配線により直列に接続し、太陽電池モジュールを構成する。太陽電池モジュールの端部または周縁部には、フレーム(図示せず)が配置されている。
酸素透過度は、温度35℃、湿度80%RHの条件で、モコン(MOCON)社製の酸素透過率測定装置(機種名、オキシトラン(登録商標)(OXTRAN 2/20))を使用して、JIS K7126−2(2006)に記載の電解センサ法に準拠して測定した。また、測定は蒸着層側から2回行い、2つの測定値の平均値を各実施例と比較例における酸素透過度の値とした。2枚の試験片で行った結果を酸素透過度の値とした。
水蒸気透過度は、温度40℃、湿度90%RHの条件で、モコン(MOCON)社製の水蒸気透過率測定装置(機種名、パーマトラン(登録商標)W3/31)を使用してJIS K7129(2000)に記載のB法(赤外センサー法)に準拠して測定した。また、測定は蒸着層側から2回行い、2つの測定値の平均値を各実施例または比較例における水蒸気透過度の値とした。2枚の試験片で行った結果を水蒸気透過度の値とした。
突刺強度は、外層である樹脂層Aを試料フィルムとして測定した。該試料フィルムを固定し、試料面に直径1.0mm、先端形状半径0.5mmの半円形の針(株式会社オリエンティック製)を毎分50±0.5mmの一定速度で試料フィルムに直角に降ろし、針が貫通するまでの最大荷重を測定した。1試料について10箇所突刺強度を測定し、全測定値の平均値を試料フィルムの突刺強度とした。
ヤング率は、外層である樹脂層Aを試料フィルムとして、JIS−K7161に準拠して測定した。長さ100mm、幅20mmに切り出した試料フィルムに対して、万能材料試験装置(東洋ボールドウィン株式会社製、テンシロンRTM100型)を用い、温度23℃、湿度50%RHの条件下において、クロスヘッドスピード10mm/分で測定した。
耐久性・耐候性は、実施例1〜3及び比較例1〜4のバックシート用の積層体を使用して、表面保護材として板ガラス、封止材としてエチレン酢酸ビニル共重合体を使用して作製した太陽電池モジュール10個に対して、85℃‐85%RHの環境下で3,000時間の暴露試験を実施し、バックシート外表面の外観を目視で評価した。評価基準は以下のとおりである。
A: 変色、変形、膨れまたは封止材との剥離が、1個もみられなかった
B: 変色、変形、膨れまたは封止材との剥離が、1〜2個みられた
C: 変色、変形、膨れまたは封止材との剥離が、3個以上みられた
厚みは、株式会社小野測器製のダイヤルゲージ厚み計、DG−911を使用して測定した。
樹脂層Aとして厚み8μmのPEEKフィルム(ビクトレックス社製、APTIV1000−008G)を、樹脂層Bとして厚み125μmのPETシート(東レ株式会社製、ルミラー(登録商標)X10S)を使用し、固形分30重量%のポリウレタン系接着剤(武田薬品工業株式会社製、主剤:タケラックA515/硬化剤:タケネートA50=10/1溶液)を5g/m2の塗布量で塗布・乾燥して、ドライラミネート機により接着し、バックシート用の積層体を得た。
樹脂層Aとして厚み25μmのPVFフィルム(Du Pont社製、テドラー(登録商標)TUB10AAH4)を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、バックシート用の積層体を得た。
樹脂層Aとして厚み50μmのPETフィルム(東レ株式会社製、ルミラー(登録商標)X10S)を使用したこと以外は、実施例1と同様にして、バックシート用の積層体を得た。
樹脂層Aとして厚み8μmのPEEKフィルムを、樹脂層Bとして厚み125μmのPETシートを、樹脂層Cとしてシリカ蒸着層を有する厚み12μmのPETフィルム(三菱樹脂株式会社製、テックバリア(登録商標)LX)を使用して、実施例1と同様にして、樹脂層A/樹脂層C/樹脂層Bの順にドライラミネート機により接着し、バックシート用の積層体を得た。
樹脂層DとしてPGA(株式会社クレハ製。重量平均分子量18万、融点221℃、270℃、100sec−1での溶融粘度350Pa・sであるグリコリド100モル%のホモポリマー)100重量部を、樹脂層EとしてPBT(重量平均分子量3万)60重量部及びPET(重量平均分子量3万)40重量部の混合物を用いて、共押出によりPGA層とポリエステル(PES)層とからなる積層シートを作製し、延伸・熱処理を行って、樹脂層D:1μm、樹脂層E:10μmの積層延伸フィルムを得た。この積層延伸フィルムのPGAの表面を窒素と炭酸ガスの混合気体(炭酸ガス濃度比15体積%)雰囲気下でコロナ放電処理した後、1.00×10−2Paの高減圧状態とした真空蒸着装置内で、酸化ケイ素を50nmの厚みに真空蒸着し、蒸着層、樹脂層D及び樹脂層Eをこの順に有する蒸着フィルムを取得し、バリア性樹脂層Cを作製した。樹脂層Aとして厚み8μmのPEEKフィルムを、樹脂層Bとして厚み125μmのPETシートを使用し、実施例2と同様にして、樹脂層A/バリア性樹脂層C/樹脂層Bの順にドライラミネート機により接着し、バックシート用の積層体を得た。なお、バリア性樹脂層Cの蒸着層のシリカ蒸着層と樹脂層Aとが隣接するようにした。
樹脂層Aとして厚み25μmのPVFフィルムを使用したこと以外は、実施例2と同様にして、樹脂層A/樹脂層C/樹脂層Bのバックシート用の積層体を得た。
樹脂層Aとして厚み75μmのPETフィルムを使用したこと以外は、実施例2と同様にして、樹脂層A/樹脂層C/樹脂層Bのバックシート用の積層体を得た。
2: 封止材
3: 太陽電池セル
4: バックシート
41: 樹脂層A
42: 樹脂層B
43: バリア性樹脂層C
43A: バリア性樹脂層C
43a: バリア層X
43b: 樹脂層D
43c: 樹脂層E
Claims (9)
- 太陽電池モジュールの裏面側に配置される太陽電池モジュール用バックシートであって、
(i)ポリエーテルエーテルケトンを主成分とする樹脂層Aを太陽電池セルから遠い位置に配置する外層として備え、
(ii)熱可塑性樹脂を含む樹脂層Bを太陽電池セルに近い位置に配置する内層として備え、
(iii)該ポリエーテルエーテルケトンが、樹脂層Aの全成分に対して70質量%以上であり、
(iv)該樹脂層Bが、芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、及びこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含み、かつ、
(v)該樹脂層Aの厚みが、3〜20μmであり、該樹脂層Bの厚みが、20〜300μmであり、かつ、該樹脂層Aと該樹脂層Bとの厚みの比率、すなわち樹脂層A厚み/樹脂層B厚みが、3/97〜20/80であることを特徴とする前記太陽電池モジュール用バックシート。 - 金属または無機酸化物の蒸着層及び金属箔からなる群より選ばれる少なくとも1種のバリア層Xをさらに備える請求項1に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記金属または無機酸化物の蒸着層の厚みが、10〜500nmである請求項2に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記樹脂層Aの少なくとも片面に、前記バリア層Xを有する請求項2または3に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記樹脂層Aと前記樹脂層Bとの間に、前記バリア層Xを少なくとも片面に有するバリア性樹脂層Cを備える請求項2または3に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記バリア性樹脂層Cが、芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポリオレフィン、及びこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む請求項5に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記バリア性樹脂層Cが、ポリグリコール酸を含む樹脂層Dと、該樹脂層Dの少なくとも片面に設けた前記バリア層Xと、該樹脂層Dの前記バリア層Xの反対側の面に芳香族ポリエステル、脂肪族ポリエステル、ポリオレフィン、及びこれらの共重合体より選ばれる少なくとも1種の樹脂層Eを有する積層体である請求項5または6に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記脂肪族ポリエステルが、ポリグリコール酸である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
- 前記樹脂層Bが着色剤を含有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
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