JP5633874B2 - 食品螺旋切り装置 - Google Patents

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本発明は、じゃがいも,さつまいも,人参等の塊状野菜や、ソーセージ、ハム等の塊状加工食肉等の塊状食品としての被切断物を螺旋切りするための食品螺旋切り装置の技術分野に関する。
従来、野菜や果物を螺旋切りする調理カッターとしては、例えば特許文献1に開示されたものがある。この調理カッターは、端部に刃を形成した中空状のパイプと、このパイプの端部付近にネジの溝のようにわずかに角度を設けて垂直に取り付けた細い板状の刃とを備えている。
上記調理カッターを用いるには、一方の手指で例えばきゅうりを握り、他方の手指で上記パイプを握り、このパイプをきゅうりに押し込みつつ、回転させることにより、きゅうりの芯をくりぬきながら螺旋切りするようにしている。
特開平10−14791号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された調理カッターでは、一方の手指できゅうりを握り、他方の手指でパイプを握り、このパイプをきゅうりに押し込みつつ、回転させることで、きゅうりの芯をくりぬきながら螺旋切りするようにしているので、一方の手指が細い板状の刃に触れるおそれがあり、安全性が低く、かつ使い勝手が極めて悪いという問題点があるとともに、一方の手指でパイプをきゅうりに押し込まなければ切断操作を行うことができないため、切断作業に手間がかかるという問題点がある。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、使い勝手を大幅に向上させるとともに、被切断物を容易に螺旋切りすることのできる食品螺旋切り装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る食品螺旋切り装置は、支持板に設けられた刃物盤と、前記刃物盤に対向して配置され、前記刃物盤に対して進退可能に移動する押圧部と、前記押圧部に取り付けられ、被切断物の一方を保持するホルダーと、を備え、前記刃物盤と前記押圧部との間で前記被切断物を押圧しつつ前記ホルダーを回転させて前記刃物盤で前記被切断物を螺旋切りする食品螺旋切り装置であって、前記刃物盤は、前記ホルダー側に突設され、前記被切断物の他方を突き刺して前記ホルダーとの間で前記被切断物を挟持する支持突起と、前記支持突起に対して刃先が接触して配置され、前記被切断物を螺旋切りする切断刃と、前記支持突起と反対側に設けられ、前記切断刃の周囲に開口する開口部を通して送り出される螺旋切りされた前記被切断物を支持し、前記支持突起と一体に形成された棒状体と、前記切断刃とともに固定され、前記支持突起及び前記棒状体が挿入される取付孔が形成された座金と、を有し、前記座金における前記切断刃の刃先近傍の背面側に、前記螺旋切りされた前記被切断物を送り出す円孤部が形成され、この円弧部が前記切断刃側に傾斜するように形成されていることを特徴とする。
ここで、本発明のいう「被切断物」とは、じゃがいも、人参、里芋、大根等の塊状野菜や、パイナップル、りんご、梨等の塊状果物の他、ソーセージ、ハム等の塊状加工食肉等の塊状食品である。
また、本発明のいう「螺旋切り」とは、上記塊状食品を外周方向から中心に向かって中心部分を残しつつ、軸線方向に沿って螺旋状に切断することをいう。
本発明によれば、刃物盤の支持突起とホルダーとの間で被切断物を保持し、刃物盤と押圧部との間で被切断物を押圧しつつ、ホルダーを回転させることにより被切断物を螺旋切りするため、使い勝手を大幅に向上させるとともに、被切断物を容易に螺旋切りすることができる。
また、本発明によれば、被切断物は、刃物盤の支持突起とホルダーとの間で保持するだけであるので、被切断物の装着作業が容易である。さらに、螺旋切りされた被切断物は、支持部材で支持されるので、螺旋切りされた被切断物が中途で分断されることなく、常に連続する一体物としての形状を維持することができるため、商品価値を高めることが可能となる。
さらに、本発明によれば、座金における切断刃の刃先近傍の背面側に、螺旋切りされた被切断物を送り出す円弧部が形成され、この円弧部が切断刃側に傾斜するように形成されているため、螺旋切りされた被切断物を円滑に送り出すことが可能となる。
本発明に係る食品螺旋切り装置の一実施形態を示す正面図。 図1の平面図。 図2の中央断面図。 図2のIV−IV線による断面図。 図1の左側面図。 図3の刃物盤の取付状態を示す部分断面正面図。 図3の棒状体の取付状態を示す拡大断面図。 第1実施形態の食品螺旋切り装置を示す斜視図。 図8の刃物盤の着脱状態を示す斜視図。 図8の食品螺旋切り装置の使用状態を示す斜視図。 図8の食品螺旋切り装置の具体的な使用状態を示す斜視図。 図8の食品螺旋切り装置の他の方向から見た使用状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る食品螺旋切り装置の一実施形態を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は図2の中央断面図、図4は図2のIV−IV線による断面図、図5は図1の左側面図、図6は図3の刃物盤の取付状態を示す部分断面正面図、図7は図3の棒状体を示す拡大断面図、図8は第1実施形態の食品螺旋切り装置を示す斜視図、図9は図8の刃物盤の着脱状態を示す斜視図である。なお、以下の実施形態では、被切断物としてじゃがいもを螺旋切りする例を示している。また、以下の実施形態では、被切断物を保持する側を前面(正面)側とし、その反対側を後面(背面)側として説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の食品螺旋切り装置10は、大略的に支持板11と、刃物盤12と、押圧部13とから構成されている。
支持板11は、食品螺旋切り装置10を設置するための基台となる。刃物盤12は、支持板11の一側にほぼ鉛直方向に立設されている。押圧部13は、刃物盤12に対向して配置され、刃物盤12に対して進退可能に移動する。
図1〜図4に示すように、支持板11は矩形状の底板14と、この底板14の上面両端部に長手方向に沿って一体に形成された側面部15と、底板14の底面端部に幅方向に沿って一体に形成され、かつ支持板11を係止する係止部16とを備え、底板14と側面部15とであり溝状の溝部17が形成されている。
この溝部17には、底板14の長さよりやや長い摺動板18が摺動可能に装着され、この摺動板18の端部に使用者の腰部、腹部や大腿部などを押し当てる押当部19が一体に形成されている。また、摺動板18の上面には、摺動板18の幅よりも幅が狭い箱状の支持台20が一体に形成され、この支持台20の上部に軸受部21の脚部22がねじにより固着され、支持台20の近傍であって押当部19と反対側に係止用凸部23が摺動板18と一体に形成されている。
軸受部21には、図3に示すように回転軸24が回転可能に取り付けられ、その回転軸24の一端にはアーム部25の一端が固定される一方、その回転軸24の他端には円板状のホルダー26が固定されている。このホルダー26には、じゃがいもPの一方の端部を係止する高さが10mm程度の係止突部26aが放射状に3枚配置されている。これらの係止突部26aは、先端に刃が形成されるとともに、先端隅角部にアールが形成されている。このように係止突部26aの先端に刃を形成したことにより、じゃがいもPの一方の端部を容易に保持することができる。そして、アーム部25の他端には、回転軸24を介してホルダー26を回転させるためのハンドル27が回転可能に取り付けられている。
さらに、側面部15の長手方向端部上面には、フレーム28が鉛直方向に立設されている。このフレーム28には、図1〜図3に示すようにホルダー26の係止突部26aの設けられた面と対向するように刃物盤12がそれぞれ4つの取付ねじ29aおよび蝶ナット29bを締結することにより固定されている。すなわち、刃物盤12は、図9に示すように、フレーム28に対してそれぞれ4つの取付ねじ29aおよび蝶ナット29bにより着脱可能である。また、ホルダー26は、刃物盤12と相対向して配置されるとともに、じゃがいもPを刃物盤12に押圧する押圧部13に取り付けられている。
なお、係止突部26aは、3枚の刃物を放射状に配置したが、これに限らず先尖状に形成された突起を複数配置するようにしてもよく、要するにホルダー26は、被切断物であるじゃがいもPの一方の端部を保持し、じゃがいもPが自由に回転しないようにするものであれば如何なるものでもよい。
一方、刃物盤12は、図5〜図7に示すように座金30と、支持突起31と、切断刃32と、支持突起31と一体に形成された支持部材としての長尺の棒状体33と、を備える。
座金30は、図6に示すように厚さが約2mmの矩形板が2枚重ねて取り付けられ、そのうちの一枚の一角が張り出して円形の取付孔30aが形成されている。支持突起31は、長さが例えば11mmの中実の丸棒であり、回転軸24と軸心が一致するように刃物盤12に突設されている。支持突起31及び棒状体33は、取付孔30aに挿入され、この取付孔30aの開口縁に溶接により固着される。支持突起31は、じゃがいもPの他方の端部を突き刺してホルダー26との間でじゃがいもPを挟持する。
切断刃32は、支持突起31の外周面に対して刃先32aの一部が接触する位置に座金30とともに刃物盤12にビスにより固定されている。そして、切断刃32の刃先32aは、図6に示すように支持突起31の外周に接するように配置されている。また、切断刃32は、片刃が支持突起31の突出する方向と反対側に形成され、じゃがいもPを外周方向から中心に向かって中心部分を残しつつ、軸線方向に沿って螺旋状に切断する。
棒状体33は、図7及び図8に示すように例えば長さが135mm、径が3mmの中実の丸棒である。棒状体33は、支持突起31の突出する方向と反対側に切断刃32の近傍から突出し、切断刃32の周囲に開口する開口部34を通して送り出される螺旋切りされたじゃがいもPが絡み付くように支持する。ここで、棒状体33は、支持突起31と一体に形成されたことから、回転軸24と軸心が一致するように支持突起31から突設されている。
なお、棒状体33の長さは、被切断物の軸方向の長さにより適宜変更可能である。また、棒状体33の径は、強度上及び螺旋切りされたじゃがいもPの中心に形成される孔を可及的に小さくすることから設定される。
さらに、この開口部34は、本実施形態では、図5及び図6に示すように被切断物であるじゃがいもPが送り出されるだけの大きさに設定されている。このように開口部34の大きさを小さく形成することにより、刃物盤12の機械的強度を高めることができる。
また、座金30における切断刃32の刃先32a近傍の背面側は、図5に示すように円弧部30bが形成されている。この円弧部30bは、切断刃32側に傾斜するように斜面部30cが形成され、この斜面部30cは、切断刃32の刃先32aとほぼ平行に延びている。
次に、本実施形態の食品螺旋切り装置10による螺旋切り操作について説明する。図10は図8の食品螺旋切り装置の使用状態を示す斜視図、図11は図8の食品螺旋切り装置の具体的な使用状態を示す斜視図、図12は図8の食品螺旋切り装置の他の方向から見た使用状態を示す斜視図である。
まず、図11に示すように調理台40に本実施形態の食品螺旋切り装置10を載置する。この場合、調理台40の端縁部に底板14に形成された係止部16を係止させておく。次いで、被切断物としてのじゃがいもPの長さに合う間隔までホルダー26を支持突起31側から離間させる。その位置でじゃがいもPの一端をホルダー26の係止突部26aに係止するとともに、じゃがいもPの他端を支持突起31に突き刺してホルダー26と支持突起31との間でじゃがいもPを挟持する。
この状態で図11に示すように、摺動板18の端部の押当部19に使用者の腰部、腹部や大腿部などを押し当て、刃物盤12に対してホルダー26を押圧しつつ、片手でハンドル27を時計方向に回転操作すると、ホルダー26が刃物盤12に対して接近し、ホルダー26の係止突部26aによりじゃがいもPを回転させながら刃物盤12の切断刃32に押すことにより、その切断刃32は、図10及び図11に示すようにじゃがいもPを外周方向から中心に向かって中心部分を残しつつ、軸線方向に沿って螺旋状に切断する。そして、この螺旋切りされたじゃがいもPは、部分的に徐々に開口部34から送り出され、棒状体33に順次絡み付いていき、この棒状体33で一体物となって支持されることとなる。また、螺旋切りされたじゃがいもPは、その中心部分に支持突起31によって小さな孔が形成されることとなる。このようにして螺旋切りされたじゃがいもPは、例えば食用油により素揚げされて食されることとなる。
ここで、座金30の背面側における切断刃32が設置された部位には、円弧部30b及び斜面部30cを形成していることから、段差部がなくなる。これにより、螺旋切りされたじゃがいもPは、円弧部30b及び斜面部30cに沿って送り出されるので、円滑に送り出すことが可能となる。
なお、じゃがいもPが螺旋切りされると、図1〜図3に示すように係止用凸部23が刃物盤12の下端に当接することで、それ以上の切断ができなくなるようにしている。これにより、支持突起31にホルダー26が当接したり、ホルダー26の係止突部26aが切断刃32に接触して双方が損傷する不具合を防止することができる。
このように本実施形態によれば、刃物盤12の支持突起31とホルダー26との間でじゃがいもPを保持し、ハンドル27を回転操作してホルダー26を回転させてねじ送りしつつ刃物盤12に接近させて切断刃32でじゃがいもPを螺旋切りし、この螺旋切りされたじゃがいもPを棒状体33で支持することにより、使い勝手を大幅に向上させるとともに、じゃがいもPを容易に螺旋切りすることができる。
また、本実施形態によれば、じゃがいもPは、刃物盤12の支持突起31とホルダー26との間で保持するだけであるので、じゃがいもPの装着作業が容易である。さらに、螺旋切りされたじゃがいもPは、棒状体33で支持されるので、螺旋切りされたじゃがいもPが中途で分断されることなく、常に連続する一体物としての形状を維持することができるため、螺旋切りされたじゃがいもPの取扱いが極めて容易になるとともに、商品価値を高めることが可能となる。
そして、本実施形態によれば、支持突起31と長尺の棒状体33が一体に形成されているので、部品点数を削減するとともに、製造が極めて容易になる。そして、1本の長尺の棒状体33は、座金30に形成された取付孔30aに固着されているので、螺旋切りされたじゃがいもPを確実に支持することができる。
また、本実施形態によれば、螺旋切りされたじゃがいもPは、その中心部分に支持突起31によって小さな孔が形成されるので、この孔に竹串や樹脂製の串等の棒を刺して保管することにより、常に連続する一体物としての形状を維持することができる。ここで、螺旋切りされたじゃがいもPは、じゃがいもPを外周方向から中心に向かって中心部分を残しつつ、軸線方向に沿って螺旋状に切断していることから、その形状が不安定である。そのため、上記のように竹串や樹脂製の串等の棒を刺して保管することにより、移送及び搬送によって振動を与えたとしても、常に連続する一体物としての形状を維持することができる。
本実施形態によれば、支持板11の底板14に係止部16を設けるとともに、被切断物の押圧方向と逆方向で支持板11から突出するように摺動板18を長尺に形成し、この摺動板18に、ホルダー26を介してじゃがいもPを刃物盤12に押圧するための押当部19を形成したことにより、片手で切断作業が可能となり、使い勝手を大幅に向上させることができる。そして、切断作業中は、手が刃物盤12に触れることがないので、安全性を向上させることができる。
加えて、押当部19に使用者の腰部、腹部や大腿部などを押し当て、その押当力を摺動板18に対する押圧力とするので、手の力による押圧力より大きな押圧力となり、切断能力を高めることができる。これにより、被切断物を押圧するためのねじ送り機構が不要になるので、構造を簡略化することができる。
また、本実施形態によれば、摺動板18があり溝状の溝部17に案内されながら摺動することにより、押当部19に使用者の腰部、腹部や大腿部などを押し当てる際に刃物盤12に対する被切断物の良好な押圧が可能となり、信頼性を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、刃物盤12は、フレーム28に対してそれぞれ4本の取付ねじ29aおよび蝶ナット29bにより着脱可能に取り付けられているので、工具などを使用することなく、使用者が指で蝶ナット29bを取り外すことにより、切断刃32の高さの異なるものや、棒状体33の長さの異なるものと容易に交換することが可能となる。
なお、上記実施形態は、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、支持突起31と長尺の棒状体33を一体に形成し、これを取付孔30aに溶接により固着したが、これ以外に支持突起31及び棒状体33の一部に雄ねじを刻設する一方、取付孔30aに雌ねじを刻設し、両者を螺合させるようにしてもよい。
このように支持突起31と長尺の棒状体33を一体に形成し、これらを取付孔30aに対して着脱可能に構成したことにより、被切断物の長さや支持する数に応じて棒状体33の長さの異なるものに交換することが可能となる。具体的には、上記実施形態では、棒状体33が螺旋切りされたじゃがいもPを1個支持するようにしたが、棒状体33をより長尺に形成すれば、複数の螺旋切りされたじゃがいもPを支持することが可能となる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、じゃがいもPを螺旋切りする場合について説明したが、これに限らずさつまいも,人参等の塊状野菜や、ソーセージ、ハム等の塊状加工食肉等の塊状食品を螺旋切りする場合にも適用可能である。
また、上記実施形態では、底板11に下方に突出する係止部13を形成したが、これに限らず底板11に吸盤などの固定手段を取り付けて係止するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、押当部19に使用者の腰部、腹部や大腿部などを押し当て、その押当力を摺動板18に対する押圧力としたが、これに限らず使用者が一方の手でフレーム28を押え、他方の手でハンドル27を回転操作させつつ切断刃32に押し付けるようにしてもよい。
10 食品螺旋切り装置
11 支持板
12 刃物盤
13 押圧部
14 底板
15 側面部
16 係止部
17 溝部
18 摺動板
19 押当部
20 支持台
24 回転軸
26 ホルダー
26a 係止突部
27 ハンドル
28 フレーム
30 座金
30a 取付孔
31 支持突起
32 切断刃
32a 刃先
33 棒状体(支持部材)
34 開口部

Claims (4)

  1. 支持板に設けられた刃物盤と、
    前記刃物盤に対向して配置され、前記刃物盤に対して進退可能に移動する押圧部と、
    前記押圧部に取り付けられ、被切断物の一方を保持するホルダーと、を備え、
    前記刃物盤と前記押圧部との間で前記被切断物を押圧しつつ前記ホルダーを回転させて前記刃物盤で前記被切断物を螺旋切りする食品螺旋切り装置であって、
    前記刃物盤は、
    前記ホルダー側に突設され、前記被切断物の他方を突き刺して前記ホルダーとの間で前記被切断物を挟持する支持突起と、
    前記支持突起に対して刃先が接触して配置され、前記被切断物を螺旋切りする切断刃と、
    前記支持突起と反対側に設けられ、前記切断刃の周囲に開口する開口部を通して送り出される螺旋切りされた前記被切断物を支持し、前記支持突起と一体に形成された棒状体と、
    前記切断刃とともに固定され、前記支持突起及び前記棒状体が挿入される取付孔が形成された座金と、を有し、
    前記座金における前記切断刃の刃先近傍の背面側に、前記螺旋切りされた前記被切断物を送り出す円弧部が形成され、この円弧部が前記切断刃側に傾斜するように形成されていることを特徴とする食品螺旋切り装置。
  2. 請求項1に記載の食品螺旋切り装置において、
    前記支持板にこれを係止する係止部を設けたことを特徴とする食品螺旋切り装置。
  3. 請求項1又は2に記載の食品螺旋切り装置において、
    前記押圧部に前記支持板内を摺動する摺動板を固定し、この摺動板を前記被切断物の押圧方向と逆方向で前記支持板から突出するように長尺に形成し、前記摺動板に前記押圧部を介して前記被切断物を前記刃物盤に押圧するための押当部を形成したことを特徴とする食品螺旋切り装置。
  4. 請求項1に記載の食品螺旋切り装置において、
    前記支持板にフレームが立設され、このフレームに対して前記刃物盤が着脱可能に取り 付けられていることを特徴とする食品螺旋切り装置。
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