JP5631139B2 - 清掃ヘッドのジョイント構造 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃ヘッドのジョイント構造に関し、特に清掃ヘッドと柄とを含む清掃具における回転可能な清掃ヘッドのジョイント構造に関する。
例えば床面の清掃を行う清掃具として、モップや清掃シート等が取り付けられる清掃ヘッドと、清掃ヘッドの上面にジョイント部を介して回転可能に連結される柄とからなる清掃具が種々知られている。これらの清掃具は、清掃ヘッドに対して柄を上下方向に回転させるのみならず、ジョイント部を中心とする周方向にも360度回転可能となっているものが一般的であり、これによって清掃ヘッドの清掃面を任意の方向に向けながら、床面等の清掃を効率良く行うことが可能になる(例えば、特許文献1参照)。
また、このような上下方向及び周方向にも柄を回転可能とするジョイント部の構造としては、例えば清掃ヘッドの上面中央部分に設けられた二股状のヘッド側ヨーク部と、柄の下端部に設けられた二股状の柄側ヨーク部とを、中心軸が直交する第1回動軸心部と第2回動軸心部とを備える連結部材を介して連結したものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平6−21421号公報
清掃ヘッドに設けられたヘッド側ヨーク部と、柄の下端部に設けられた柄側ヨーク部とを、第1回動軸心部と第2回動軸心部とを備える連結部材を介して連結した従来のジョイント構造によれば、清掃ヘッドに対して柄が垂直に立設する状態から、相当の大きさの角度範囲に亘って柄を傾倒させた状態でも、清掃ヘッドを周方向に回転させながら床面等の清掃を効率良く行ってゆくことが可能であるが、柄をさらに傾倒させて、例えば柄を清掃ヘッドと略平行に配置した状態では、ヘッド側ヨーク部と柄側ヨーク部とが干渉しあったり、柄からの回転力をジョイント部に伝え難くなって、清掃ヘッドを周方向にスムーズに回転させることが困難になる。
したがって、例えばベッドの下等の高さの低い空間においては、清掃ヘッドを差し込むと柄が清掃ヘッドと略平行に配置されることから、例えばベッドの脚の廻りの床面を、清掃ヘッドを周方向に回転させながら清掃することが困難になるので、このような高さの低い空間に清掃ヘッドを差し込んだ場合でも、清掃ヘッドを周方向にスムーズに回転させるようにする新たな技術の開発が望まれている。
本発明は、柄を清掃ヘッドと略平行に配置した状態でも、ジョイント部を中心とする周方向に柄をスムーズに回転可能として、高さが低かったり巾の狭い空間においても、柄からの操作によって清掃ヘッドを周方向に回転させながら効率良く清掃させることのできる清掃ヘッドのジョイント構造を提供することを目的とする。
本発明は、清掃ヘッドと柄とを含む清掃具において、前記柄を前記清掃ヘッドと略平行に配置した状態で、前記柄をジョイント部を中心とする周方向に360度回転可能とする清掃ヘッドのジョイント構造であって、前記清掃ヘッドの上面から突出して設けられた二股状のヘッド側ヨーク部と、前記柄の下端部に設けられた二股状の柄側ヨーク部とを、中心軸が直交する第1回動軸心部と第2回動軸心部とを備える連結部材を介して連結することで、上下方向及び周方向に回転可能な前記ジョイント部が形成されており、前記ヘッド側ヨーク部を構成する一対のヨーク突部の間隔をおいて配置された各対向面は、頂部の両側に傾斜部を備える対称な山形状の外周縁部を有しており、前記柄側ヨーク部を構成する一対のヨーク片は、前記一対のヨーク突部の前記対向面間の間隔幅と略同じ横幅を有しており、前記柄を前記清掃ヘッドと略平行に配置した状態で、何れか一方の前記ヨーク片の側縁部は、何れか一方の前記ヨーク突部の前記対向面の外周縁部と当接可能となっており、前記柄の前記清掃ヘッドと略平行に配置された状態での周方向への回転に伴って、何れか一方の前記ヨーク片の側縁部を、何れか一方の前記ヨーク突部の前記対向面の外周縁部に沿って乗り上げるようにして、又は滑り降りるようにして移動可能とした清掃ヘッドのジョイント構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
なお、本発明において、前記柄を前記清掃ヘッドと略平行に配置した状態は、前記清掃ヘッドの清掃面に対して前記柄が略平行に配置された状態であり、また略平行には、前記清掃ヘッドの清掃面に対して前記柄が平行に延設する状態の他、例えば前記清掃ヘッドの清掃面に対して前記柄が10〜20度程度の緩い傾斜角度で斜めに延設する状態も含まれる。
本発明の清掃ヘッドのジョイント構造によれば、柄を清掃ヘッドと略平行に配置した状態でも、ジョイント部を中心とする周方向に柄をスムーズに回転可能として、高さが低かったり巾の狭い空間においても、柄からの操作によって清掃ヘッドを周方向に回転させながら効率良く清掃させることができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造を採用した清掃具の全体構成を説明する斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造の構成を説明する要部斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造の構成を説明する要部分解斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造の構成を説明する、図2のA方向から視た要部拡大斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造の構成を説明する部分断面図及び要部拡大断面図である。 (a)〜(c)は、清掃ヘッドに対して柄を周方向に回転させる状況を説明する斜視図である。 (a)〜(g)は、清掃ヘッドに対して柄を周方向に回転させる状況を説明する斜視図である。
本発明の好ましい一実施形態に係る清掃ヘッドのジョイント構造10は、例えば図1に示す清掃ヘッド11と柄12とからなる清掃具13において、清掃ヘッド11と柄12とを回転可能に連結するジョイント部14の構造として採用されたもである。清掃具13は、清掃ヘッド11の底面の清掃面15を覆って着脱交換可能に使い捨て用の清掃シート16を取り付け、例えば床面を被清掃面として柄12を把持した操作によって清掃作業を行うものである。また、本実施形態の清掃ヘッドのジョイント構造10は、例えばベットの下等の、高さの低い空間においても、柄12からの操作によって清掃ヘッド11を周方向に回転させながら効率良く清掃させる機能を備えている。
本実施形態の清掃ヘッドのジョイント構造10は、清掃ヘッド11と柄12とを含む清掃具13において、図2に示すように、柄12を清掃ヘッド11と略平行に配置した状態で、柄12をジョイント部14を中心とする周方向に360度回転可能とするジョイント構造であって、図3及び図4にも示すように、清掃ヘッド11の上面11aから突出して設けられた二股状のヘッド側ヨーク部17と、柄12の下端部に設けられた二股状の柄側ヨーク部18とを、中心軸X,Yが直交する第1回動軸心部19aと第2回動軸心部19bとを備える連結部材19を介して連結することで、上下方向及び周方向に回転可能なジョイント部14が形成されており、ヘッド側ヨーク部17を構成する一対のヨーク突部17aの間隔をおいて配置された各対向面17bは、頂部20aの両側(本実施形態では矩形平面形状を有する清掃ヘッド11の両長辺側)に傾斜部20bを備える対称な山形状の外周縁部20を有しており、柄側ヨーク部18を構成する一対のヨーク片18aは、一対のヨーク突部17aの対向面17b間の間隔幅sと略同じ横幅bを有している(図4参照)。柄12を清掃ヘッド11と略平行に配置した状態で(図2参照)、何れか一方のヨーク片18aの側縁部21は、何れか一方のヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20と当接可能となっており、柄12の清掃ヘッド11と略平行に配置された状態での周方向Rへの回転に伴って、何れか一方のヨーク片18aの側縁部21を、何れか一方のヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20の傾斜部20b及び頂部20aに沿って、当接状態を保持しつつスライド移動させるようになっている(図6、図7参照)。
また、本実施形態では、ヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20の傾斜部20bは、凹状に湾曲する湾曲傾斜部となっており、連結部材19の第1回動軸心部19a及び第2回動軸心部19bは、こられの中心軸X,Yが立体交差状に直交するように設けられている(図3、図4参照)。
さらに、本実施形態では、ヘッド側ヨーク部17の一対のヨーク突部17aは、清掃ヘッド11の上面中央部分から隆起する隆起部22として設けられており、対向面17bは、清掃ヘッドの底面と略垂直な面に沿って切り立った切立ち面22aとなっている。
本実施形態では、清掃具13を構成する清掃ヘッド11は、長辺が200〜300mm程度、短辺が50〜150mm程度の大きさの矩形平面形状を有しており、例えばプラスチック製の平板状部材であるヘッド本体11bの下面を覆って、弾性変形可能なベース体11cを取り付けて構成される。弾性変形可能なベース体11cの下面を清掃面15として、当該清掃面15を覆って清掃シート16が装着される。また、清掃ヘッド11のヘッド本体11bによる上面11aには、四隅の部分に、係着スリットが形成された柔軟な弾性材料からなる公知のシート保持部23が設けられている。図1に示すように、ヘッド本体11bの下面側に一体として取り付けられたベース体11cの下面(清掃面)15を下方から覆うようにして、清掃シート16を清掃ヘッド11に巻き付けた後に、清掃シート16の端部を、清掃ヘッド11の上面11aのシート保持部23の係着スリットに押し込んで係着することにより、清掃シート16を、清掃ヘッド11に着脱交換可能に容易に装着することができる。
清掃ヘッド11のヘッド本体11bの上面11aには、これの中央部分を隆起させて、一対のヨーク突部17aによるヘッド側ヨーク部17が、一体として設けられている。このヘッド側ヨーク部17を含むジョイント部14によって、柄12が、清掃ヘッド11に対して上下方向Vのみならず周方向Rにも回転可能に連結される。
なお、本実施形態では、清掃面15を覆って清掃ヘッド11に取り付けられて塵埃や汚れ等を付着させる清掃シート16としては、例えばオレフィン系極細繊維不織布等の公知の各種の清掃シートを用いることができる。
清掃ヘッド11と共に清掃具13を構成する柄12は、図1に示すように、細長いロッド状の柄本体24と、柄本体24の上部に一体として連結固定される把持部25とからなる。
柄本体24、例えばアルミ合金やABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)樹脂からなる複数のパイプ部材24aを、連結部26を介して軸方向に連結することで、把持部25を含む柄12の全体が、清掃作業を行うのに適した例えば100〜150cm程度の長さとなるように組み立てられる。柄本体24(柄12)の下端部には、一対のヨーク片18aによる柄側ヨーク部18が一体として設けられている。柄本体24の上端部には、パイプ部材24aの連結部26と略同様の構造を有するジョイント部27を介して、把持部25が着脱可能に取り付けられる。
把持部25は、例えばABS樹脂からなる成形品であって、手で把持しやすい太さ及び外形の略円柱形状を備える。把持部24の上端部には、ゴム硬度が40〜80(JIS K 6253で規定する、デュロメータタイプA(ショアA)で測定した値)の比較的柔らかい弾性材料として、好ましくは、エチレン酢酸ビニル(EVA)樹脂からなる透明又は半透明な弾性部材であるエンドキャップ28が装着されており、例えば柄12を壁に立てかけた際の安定性を向上させると共に、把持部24を把持して行う清掃具13の操作性を向上させることが可能になる。
そして、本実施形態の清掃ヘッドのジョイント構造10は、清掃ヘッド11の上面11aに設けられた二股状のヘッド側ヨーク部17と、柄12の下端部に設けられた二股状の柄側ヨーク部18と、これらのヨーク部17,18の間に介在して設けられた連結部材19とからなる。
ヘッド側ヨーク部17は、本実施形態では、図2〜図4に示すように、清掃ヘッド11の上面11aの中央部分から野球のマウンド状に隆起して設けられた、裾野部分が拡った横長の隆起部22の長手方向の中央部を、例えば10〜30mm程度の切欠き幅で切り欠いた形状を有する。これによってヘッド側ヨーク部17は、清掃ヘッド11の清掃面15と略垂直な切立ち面22aを対向面17bとして、切欠き幅に相当する間隔幅sをおいて配置された、一対の対称形状のヨーク突部17aを備える。
ヘッド側ヨーク部17の一対の対称形状のヨーク突部17aが、裾野部分が拡った隆起部22の一部として設けられることにより、ジョイント部14を介して柄12から清掃ヘッド11に負荷される清掃時の荷重を、清掃ヘッド11によって安定した状態で支持させることが可能になる。
また、本実施形態では、間隔幅sをおいて配置された一対のヨーク突部17aの対向面17bの間隔部分に架設されて、第1回転ピン部材29が、各対向面17bの上部中央部分に両端部を各々一体接合して設けられている。第1回転ピン部材29には、連結部材19の第1回動軸心部19aが、回転可能に装着係止される。
さらに、本実施形態では、一対のヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20は、円弧形状に面取りされた頂部20aから、緩やかな凹状に湾曲する両側の湾曲傾斜部20bを介して、その裾部が清掃ヘッド11の上面11aに滑らかに摺り付けられる対称な山形形状を有している。後述するように、柄12を、清掃ヘッド11と略平行に配置した状態で周方向Rに回転させた際に、ヨーク突部17aの山形状の外周縁部20に沿って乗り上げるようにして、又は滑り降りるようにして、柄側ヨーク部18のヨーク片18aの側縁部21が、当該外周縁部20との当接状態を保持しつつ移動可能となっている。
柄側ヨーク部18は、本実施形態では、柄12の下端部において、柄12の端面側から軸方向に向けて相当の幅の貫通溝30を形成することで、二股状の柄側ヨーク部18を形成し、その先端縁部が円弧状に面取りされると共に外周面が緩やかな湾曲凸面となった一対の帯板形状のヨーク片18aを、貫通溝30を挟んだ両側に備える。
貫通溝30の上部には、前記ヨーク突部17aの頂部部分の外形と略同形状の凹部30aが設けられており、柄12を清掃ヘッド11に略平行に倒した際に、該凹部30aにヨーク突部17aの頂部部分がはまりこみ、高さが低い空間でも清掃可能とすることができる。
また、本実施形態では、一対のヨーク片18aの間の貫通溝30の中に架設されて、第2回転ピン部材31が、各ヨーク片18abの内側面に両端部を各々一体接合して設けられている。第2回転ピン部材31には、連結部材19の第2回動軸心部19bが、回転可能に装着係止される。
さらに、本実施形態では、一対のヨーク片18aは、各々、ヘッド側ヨーク部17の一対のヨーク突部17aの対向面17b間の間隔幅sと、略同じであってこれよりも僅かに小さな横幅bを有している(図4参照)。これによって、ヨーク片18aの側縁部21は、柄12が清掃ヘッド11と略平行に配置された際に、ヨーク突部17aの山形状の外周縁部20と近接して配置されることになる。またこの状態から、柄12を清掃ヘッド11に対して相対的に周方向Rに回転させることで、ヨーク片18aの側縁部21は、ヨーク突部17aの山形状の外周縁部20に沿って、当該外周縁部20との当接状態を保持しつつ例えば乗り上げるようにしながら移動する(図6(a)〜(c)参照)。
ヘッド側ヨーク部17と柄側ヨーク部18との間に介在して設けられる連結部材19は、本実施形態では、例えばプラスチック製の成形品であって、図3に示すように、中心軸X,Yが立体交差状に直交する第1回動軸心部19aと第2回動軸心部19bとを備える。図4及び図5にも示すように、第1回動軸心部19aは、第2回動軸心部19bが接合される部分とは第1回転ピン部材29を挟んで反対側の部分が装着口32として帯状に切り欠かれた略円筒形状を有しており、略円筒形状の中空内部の中心軸が、第1回動軸心部19aの中心軸Xとなっている。
連結部材19の第2回動軸心部19bは、第1回動軸心部19aの装着口32が設けられた部分とは反対側の外周面から、径方向外側に突出して設けられた厚板状の部分である。第2回動軸心部19bは、第1回動軸心部19aとの接合部とは反対側の部分の周縁部から凹状に切り欠かれた、装着凹部33を有している。この装着凹部33の中心軸が、第2回動軸心部19bの中心軸Yとなっている。
ここで、連結部材19における第1回動軸心部19aの中心軸Xと第2回動軸心部19bの中心軸Yとが立体交差する位置における、中心軸Xと中心軸Yとの離間長さは、7〜15mm程度となっていることが好ましい。立体交差する位置における中心軸Xと中心軸Yとの離間長さを7〜15mm程度とすることにより、ヨーク片18aの側縁部を、ヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20に沿わせることができる操作性の優れたコンパクトな清掃ヘッドのジョイント構造10を得ることが可能になる。
本実施形態では、例えば連結部材19の第2回動軸心部19bの装着凹部33を、柄側ヨーク部18の一対のヨーク片18aの間の第2回転ピン部材31に無理押しながら押し込んで、第2回動軸心部19bを第2回転ピン部材31に回転可能に装着することで、連結部材19を柄12の下端部に取り付ける。しかる後に、連結部材19の第1回動軸心部19aの装着口32を、ヘッド側ヨーク部17の一対のヨーク突部17aの対向面17bの間の第1回転ピン部材29に無理押しながら押し込んで、第1回動軸心部19aを第1回転ピン部材29に回転可能に装着することで、ジョイント部14(ジョイント構造10)が形成されて、柄12の下端部が、清掃ヘッド11の上面11aの中央部分に回転可能に連結される。
これによって、清掃ヘッド11に対して柄12が垂直に立設する状態から、相当の大きさの角度範囲に亘って柄12を傾倒させた状態でも、清掃ヘッド12を周方向に回転させながら床面等の清掃を効率良く行ってゆくことが可能になる。
また、上述の構成を備える本実施形態の清掃ヘッドのジョイント構造10によれば、柄12を清掃ヘッド11と略平行に配置した状態でも、ジョイント部14を中心とする周方向に柄12をスムーズに回転可能として、高さが低かったり巾の狭い空間においても、柄12からの操作によって清掃ヘッド11を周方向に回転させながら効率良く清掃させることが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、ヘッド側ヨーク部17を構成する一対のヨーク突部17aの各対向面17bは、頂部20aの両側に傾斜部20bを有する対称な山形状の外周縁部20を有しており、柄側ヨーク部18を構成する一対のヨーク片18aは、一対のヨーク突部17aの対向面17b間の間隔幅sと略同じ横幅bを有しており、柄12を清掃ヘッド11と略平行に配置した状態で、何れか一方のヨーク片18aの側縁部21は、何れか一方のヨーク突部17aの対向面17bの外周縁部20と当接可能となっている。
これによって、例えば図2に示すような、柄12を清掃ヘッド11の清掃面15と略平行に配置すると共に、清掃ヘッド11の長辺と直角な方向に延設させた状態から、柄12を清掃ヘッド11に対して相対的に周方向Rに回転させることで、図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(g)に示すように、この回転に伴って、一方のヨーク片18aの側縁部21は、一方のヨーク突部17aの対向面17bの山形状の外周縁部20における裾部と近い部分に当接した後に、柄12をねじるようにして回転させながら、当該外周縁部20の湾曲傾斜部20bに沿って、当該外周縁部20との当接部34(図6(a),(b)参照)における当接状態を保持したまま、頂部20aに向って乗り上げるようにしつつスムーズに移動してゆくことが可能になる(図6(a)〜(c)参照)。
また、ヨーク片18aの側縁部21がヨーク突部17aの外周縁部20に沿って乗り上げて、柄側ヨーク部18が山形状の外周縁部20の頂部20aに達した状態では、柄12は、図2に示す清掃ヘッド11の長辺と直角な方向に延設する状態から、図7(g)に示すように、90°ねじられると共に、清掃ヘッド11の長辺と平行な方向に延設する状態となる。この状態から、柄12をさらにねじるようにしながら、清掃ヘッド11に対して柄12を相対的に周方向Rにさらに回転させることにより、柄側ヨーク部18の他方のヨーク片18aの側縁部21が、一方のヨーク突部17aの対向面17bの山形状の外周縁部20における頂部20aと近い部分に当接した後に、当該外周縁部20の湾曲傾斜部20bに沿って、当該外周縁部20との当接部34における当接状態を保持したまま、裾部に向って滑り降りるようにしつつスムーズに移動してゆくことが可能になる。
なお、便宜上、柄12を清掃ヘッド11に対して周方向Rに回転させる説明をしたが、上記のように、柄12の回転は清掃ヘッド11に対する相対的なものであり、実際の清掃時の操作では、柄12に対して清掃ヘッド11が周方向Rに回転するのである。
このように、柄12を清掃ヘッド11の清掃面15と略平行に配置した状態でも、清掃ヘッド11に対して柄12を相対的に周方向Rに180°容易に回転させることができると共に、反転させた同様の操作でさらに360°容易に回転させることができるので、例えばベットの下等の、高さの低い空間に清掃ヘッド11を差し込んだ場合でも、ねじりを加えた柄12からの操作によって、清掃ヘッド11を周方向に回転させながら、清掃具13を用いて効率良く床面等の清掃を行うことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ヨーク突部の対向面の外周縁部の傾斜部は、凹状に湾曲する湾曲傾斜部となっている必要は必ずしも無く、頂部は、円弧形状に面取りされている必要は必ずしも無い。ヨーク突部の対向面の外周縁部は、ヨーク片の側縁部を当接させてスムーズに移動させる形状であれば良く、傾斜部は、直線状の傾斜部等であっても良い。また、ヘッド側ヨーク部の一対のヨーク突部は、隆起部として設けられている必要は必ずしもなく、突リブ状に設けられていても良い。
10 ジョイント構造
11 清掃ヘッド
11a 清掃ヘッドの上面
12 柄
13 清掃具
14 ジョイント部
15 清掃面
16 清掃シート
17 ヘッド側ヨーク部
17a ヨーク突部
17b ヨーク突部の対向面
18 柄側ヨーク部
18a ヨーク片
19 連結部材
19a 第1回動軸心部
19b 第2回動軸心部
20 ヨーク突部の対向面の外周縁部
20a 外周縁部の頂部
20b 外周縁部の傾斜部(湾曲傾斜部)
21 ヨーク片の側縁部
22 隆起部
22a 切立ち面
29 第1回転ピン部材
31 第2回転ピン部材
34 当接部
R 周方向
V 上下方向
s 一対のヨーク突部の間隔幅
b ヨーク片の横幅
X 第1回動軸心部の中心軸
Y 第2回動軸心部の中心軸

Claims (4)

  1. 清掃ヘッドと柄とを含む清掃具において、前記柄を前記清掃ヘッドと略平行に配置した状態で、前記柄をジョイント部を中心とする周方向に360度回転可能とする清掃ヘッドのジョイント構造であって、
    前記清掃ヘッドの上面から突出して設けられた二股状のヘッド側ヨーク部と、前記柄の下端部に設けられた二股状の柄側ヨーク部とを、中心軸が直交する第1回動軸心部と第2回動軸心部とを備える連結部材を介して連結することで、上下方向及び周方向に回転可能な前記ジョイント部が形成されており、
    前記ヘッド側ヨーク部を構成する一対のヨーク突部の間隔をおいて配置された各対向面は、頂部の両側に傾斜部を備える対称な山形状の外周縁部を有しており、
    前記柄側ヨーク部を構成する一対のヨーク片は、前記一対のヨーク突部の前記対向面間の間隔幅と略同じ横幅を有しており、
    前記柄を前記清掃ヘッドと略平行に配置した状態で、何れか一方の前記ヨーク片の側縁部は、何れか一方の前記ヨーク突部の前記対向面の、前記対称な山形状の外周縁部の傾斜部と当接可能となっており、
    前記柄の前記清掃ヘッドと略平行に配置された状態での周方向への回転に伴って、何れか一方の前記ヨーク片の側縁部を、何れか一方の前記ヨーク突部の前記対向面の、前記対称な山形状の外周縁部の傾斜部に沿って乗り上げるようにして、又は滑り降りるようにして移動可能とした清掃ヘッドのジョイント構造。
  2. 前記ヨーク突部の前記対向面の、前記対称な山形状の外周縁部の傾斜部は、凹状に湾曲する湾曲傾斜部となっている請求項1記載の清掃ヘッドのジョイント構造。
  3. 前記連結部材の前記第1回動軸心部及び前記第2回動軸心部は、こられの中心軸が立体交差状に直交するように設けられている請求項1又は2記載の清掃ヘッドのジョイント構造。
  4. 前記ヘッド側ヨーク部の前記一対のヨーク突部は、前記清掃ヘッドの上面中央部分から隆起する隆起部として設けられており、前記対向面は、前記清掃ヘッドの底面と垂直又は略垂直な面に沿って切り立った切立ち面となっている請求項1〜3の何れか1項記載の清掃ヘッドのジョイント構造。
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