JP5630971B2 - 冷却パイプおよび冷却ユニット - Google Patents

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本発明は、ダイカスト鋳造や射出成形等に使用される金型の冷却孔に装着され、金型を冷却する冷却パイプおよび冷却ユニットに関するものである。
従来、外パイプと内パイプとから構成される二重パイプ構造を有し、冷却ブッシュに嵌合することで、冷却液の往路と復路を形成した冷却パイプが知られている(例えば、特許文献1参照)。この冷却パイプは、外パイプおよび内パイプを基端側において連結し、冷却液ホースが接続されるホース接続部材を備えており、ホース接続部材には、内パイプ内に通じる入水接続口と、外パイプと内パイプとの隙間に通じる出水接続口とが設けられている。
特開平9−1313号公報
しかしながら、上記の特許文献1の冷却パイプにおいて、ホース接続部材から内パイプを取り外すためには、外パイプを冷却ブッシュから取り外して、内パイプを先端側から押し出す必要があり、メンテナンス等を行う際に、その取り外し作業が煩雑であるという不都合があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、外パイプを冷却ブッシュから取り外すことなく、ホース接続部材から内パイプを取り外すことができる冷却パイプおよび冷却ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明は、先端が閉塞された筒状の冷却ブッシュに嵌合される外パイプと、該外パイプの半径方向内方に配置され、先端に開口する内パイプと、これら外パイプおよび内パイプを基端側において連結するとともに、外部の配管に接続するための2つの接続口が設けられ、該2つの接続口の一方から前記内パイプ内に連絡する第1の流路と、前記接続口の他方から前記外パイプと前記内パイプとの間の空間に連絡する第2の流路とが形成された連結部材とを備え、前記連結部材の基端部に、前記内パイプが軸線方向に挿入される挿入孔が設けられているとともに、前記内パイプの基端部に、該挿入孔に嵌合する嵌合部が設けられ、前記連結部材の前記挿入孔内周面には雌ねじが形成されるとともに、前記内パイプの前記嵌合部外周面に雄ねじが形成され、前記内パイプの基端部に前記軸線に沿う方向に側面を有する角柱部が設けられ、前記角柱部は、前記内パイプが前記連結部材に取り付けられた状態で外部に露呈している冷却パイプを採用する。
本発明の冷却パイプによれば、外部の配管から連結部材に設けられた一方の接続口に冷却液を供給すると、外部の配管から送られてきた冷却液は、連結部材に形成された第1の流路を通って内パイプ内に流入する。その後、冷却液は、内パイプの内部を基端側から先端側に向かって流通して、内パイプ先端の開口から冷却ブッシュ内に流出する。冷却ブッシュは先端が閉塞されているため、冷却ブッシュ先端に到達した冷却液は、内パイプと冷却ブッシュとの隙間、あるいは、内パイプと冷却ブッシュに嵌合された外パイプとの隙間を、先端側から基端側に向かって流通する。その後、冷却液は、連結部材に形成された第2の流路を通って、他方の接続口に流出し、外部の配管に送られる。このように、本発明の冷却パイプによれば、冷却液を冷却ブッシュの内部に流通させることができ、冷却ブッシュの外部の熱を冷却液に伝熱させて、冷却ブッシュが挿入された金型等の被冷却物を冷却することができる。
ここで、本発明の冷却パイプは、連結部材の基端部に内パイプの挿入孔が設けられているとともに、内パイプの基端部に該挿入孔に嵌合する嵌合部が設けられている。したがって、連結部材の挿入孔から内パイプを挿入して、該挿入孔に内パイプの嵌合部を嵌合させることで、連結部材に内パイプを自由に脱着することができる。これにより、外パイプを冷却ブッシュから取り外すことなく、連結部材から内パイプを脱着することができる。また、これに伴い、内パイプを取り外す際に、連結部材に接続された外部の配管を取り外す必要性を排除することができる。したがって、内パイプの清掃や交換等を行う際に、その取り外し作業を容易化することができる。
また、前記連結部材の前記挿入孔内周面には雌ねじが形成されるとともに、前記内パイプの前記嵌合部外周面に雄ねじが形成され、前記内パイプの基端部に前記軸線に沿う方向に側面を有する角柱部が設けられているため、角柱部をスパナ等の工具で軸線回りに回転させることにより、連結部材に内パイプを容易に脱着することができる。
上記の冷却パイプにおいて、前記嵌合部に、前記連結部材と前記内パイプとの隙間を密閉するリング状のシール部材を有することとしてもよい。
このようにすることで、シール部材により、連結部材の挿入孔内面と内パイプの嵌合部外面とをシールすることができるので、連結部材内に供給された冷却液が、内パイプと連結部材との隙間から漏れてしまうことを防止することができる。
上記の冷却パイプにおいて、前記接続口には、冷却液ホースを接続するためのワンタッチ継手が設けられている請こととしてもよい。
このようにすることで、接続口に冷却液ホースを迅速、且つ、容易に接続することができる。
本発明は、上記いずれかの冷却パイプと、該冷却パイプに嵌合し、被冷却物に形成された冷却孔に挿入される先端が閉塞された円筒状の冷却ブッシュとを備える冷却ユニットを採用する。
本発明の冷却ユニットによれば、金型等の被冷却物に形成された冷却孔に冷却ブッシュを挿入し、該冷却ブッシュに冷却パイプを装着することで、冷却ユニットが被冷却物にセットされる。本発明の冷却ユニットによれば、上記の冷却パイプを備えているため、外パイプを冷却ブッシュから取り外すことなく、連結部材に内パイプを脱着することができ、内パイプの清掃や交換等を行う際に、その取り外し作業を容易化することができる。
本発明によれば、外パイプを冷却ブッシュから取り外すことなく、ホース接続部材から内パイプを取り外すことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る冷却パイプの概略構成を説明する図であり、(a)は軸線方向の縦断面図、(b)は基端側から見た正面図である。 図1の冷却パイプの内パイプを取り外した際の状態を説明する図であり、(a)は軸線方向の縦断面図、(b)は基端側から見た正面図である。 従来の冷却パイプの概略構成を説明する縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る冷却パイプおよび冷却ユニットについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る冷却ユニット100は、本実施形態に係る冷却パイプ1と、ダイカスト金型等に挿入される冷却ブッシュ2と、冷却パイプ1に冷却液を供給する冷却液供給装置(図示略)とを備えており、冷却ブッシュの内部に冷却液を流通させることにより、該被冷却物を冷却するものである。
図1は、本実施形態に係る冷却パイプ1の概略構成を説明する図であり、(a)は冷却パイプ1の軸線方向の縦断面図、(b)は冷却パイプ1の基端側から見た正面図である。
冷却パイプ1は、図1(a)に示すように、外パイプ3と、外パイプ3の半径方向内方に配置された内パイプ5と、これら外パイプ3および内パイプ5を連結するとともに、冷却液ホース31,32が接続されるホース接続部材(連結部材)7とを主な構成要素として備えている。
外パイプ3は、金型Aに形成された有底孔、または、先端が閉塞された筒状の冷却ブッシュ2に嵌合される。外パイプ3の先端部には、金型Aまたは冷却ブッシュに接続する際に用いられる雄ねじ部3cが形成されている。一方、外パイプ3の基端部には、ホース接続部材7に接続する際に用いられる雄ねじ部3aが形成されている。
内パイプ5は、先端に開口するパイプであり、外パイプ3よりも軸線方向に長く形成されている。内パイプ5は、外パイプ3と同一軸線を有しており、外パイプ3の半径方向内方に配置される。内パイプ5には、後述する隔壁17よりも基端側の位置において、開口5aが設けられている。
図2は、図1の冷却パイプ1において、ホース接続部材7から内パイプ5を取り外した際の状態を示しており、(a)は冷却パイプ1の軸線方向の縦断面図、(b)は内パイプ5の基端側から見た正面図である。
図2(a)に示すように、ホース接続部材7の基端部には、内パイプ5が軸線方向に挿入される挿入孔7bが設けられている。内パイプ5の基端部には、ホース接続部材7の挿入孔7bに嵌合する嵌合部5bが設けられている。
ホース接続部材7の挿入孔7bの内周面には雌ねじが形成されるとともに、内パイプ5の嵌合部5bの外周面に雄ねじが形成されている。また、内パイプ5の基端部には、軸線に沿う方向に側面を有する六角部(角柱部)5cが設けられている。このようにすることで、六角部5cをスパナ等の工具で軸線回りに回転させることにより、ホース接続部材7に内パイプ5を容易に脱着することができるようになっている。
また、内パイプ5の基端部には、リング状のシール部材19が設けられている。このシール部材19は、ホース接続部材7の挿入孔7bと内パイプ5の嵌合部5bとをシールするようになっている。これにより、挿入孔7bと嵌合部5bとの隙間から、冷却液が漏洩することを防止している。
ホース接続部材7は、円筒形状の円筒部材10と、円筒部材10を収容するケーシング20とを備えている。円筒部材10は、その軸線方向にケーシング20に挿入され、ケーシング20に嵌合するようになっている。ケーシング20は、円筒部材10にその軸線回りに回転可能に取り付けられている。
円筒部材10とケーシング20との軸方向の移動は、ホース接続部材7の基端部7cおよび止め輪(C形止め輪)30によって拘束されている。この止め輪30は、一端が開放されたC字形状となっており、円筒部材10に対して取り外し可能となっている。
円筒部材10は、先端側に形成された雌ねじ孔7aにより外パイプ3と連結するとともに、基端部に形成された挿入孔7bにより内パイプ5に連結している。円筒部材10の円筒面には、長手軸方向に間隔をあけて開口する2つの接続口12,13が設けられている。
円筒部材10の内部には、接続口12と接続口13との間に設けられ、円筒部材10の内部を長手軸方向に分割する隔壁17が設けられている。この隔壁17には、内パイプ5を貫通させる貫通孔が設けられている。この貫通孔の軸方向位置において、内パイプ5にはリング状のシール部材18が設けられている。このシール部材18は、隔壁17により分割された円筒部材10の内部空間同士をシールするようになっている。
上記構成を有することで、円筒部材10の内部には、隔壁17よりも基端側の位置において、接続口12から内パイプ5内に連絡する第1の流路が形成される。また、円筒部材10の内部には、隔壁17よりも先端側の位置において、接続口13から外パイプ3と内パイプ5との間の空間に連絡する第2の流路とが形成される。
円筒部材10の円筒面には、接続口12,13に対応する軸方向位置に、全周にわたって形成された周溝(図示略)がそれぞれ設けられている。これにより、接続口12,13に対応する軸方向位置において、円筒部材10の円筒面と、ケーシング20の円筒内面との間に円環状の隙間が形成されるようになっている。
ケーシング20は、円筒部材10の接続口12,13に対応して軸線方向に分割された、第1のケーシング21と第2のケーシング22とを有している。第1のケーシング21と第2のケーシング22とは、軸線回りに相対回転可能に接続されている。
第1のケーシング21および第2のケーシング22は、円筒部材10の円筒面を嵌合させる円筒内面をそれぞれ有しており、円筒部材10をその軸線回りに回転可能に収容している。第1のケーシング21および第2のケーシング22には、冷却液ホース31,32に接続するための接続口がそれぞれ設けられている。
基端側の接続口にはワンタッチ継手33が設けられ、ワンタッチ継手33には冷却液を供給する冷却液ホース31が接続される。先端側の接続口にはワンタッチ継手34が設けられ、ワンタッチ継手34には冷却液を排出する冷却液ホース32が接続される。このように各接続口にワンタッチ継手33,34を設けることで、冷却液ホース31,32を迅速、且つ、容易に接続することができる。
第1のケーシング21の円筒内面には、円筒部材10の周溝の軸方向位置両側において、リング状のシール部材41,42が設けられている。シール部材41,42は、円筒部材10の円筒面と第1のケーシング21の円筒内面の間に形成された円環状の隙間を密封するようになっている。
第2のケーシング22の円筒内面にも、第1のケーシング21と同様に、円筒部材10の周溝の軸方向両側において、リング状のシール部材43,44が設けられている。シール部材43,44は、円筒部材10の円筒面と第2のケーシング22の円筒内面の間に形成された円環状の隙間を密封するようになっている。
上記構成を有することで、円筒部材10の円筒面に設けられた基端側の接続口12は、第1の流路を通じて内パイプ5内に連絡する。また、この接続口12は、円筒部材10の円筒面と第1のケーシング21の円筒内面との隙間を通じて、ワンタッチ継手33を介して、冷却液ホース31内に連絡する。これにより、接続口12を介して、内パイプ5内と冷却液ホース31内とを連絡する流路が形成される。この流路は、冷却液ホース31から冷却液を供給することにより、冷却液の往路として使用される。
また、円筒部材10の円筒面に設けられた先端側の接続口13は、第2の流路を通じて外パイプ3と内パイプ5との間の空間に連絡する。また、この接続口13は、円筒部材10の円筒面と第2のケーシング22の円筒内面との隙間を通じて、ワンタッチ継手34を介して、冷却液ホース32内に連絡する。これにより、接続口13を介して、外パイプ3と内パイプ5との間の空間と冷却液ホース32内とを連絡する流路が形成される。この流路は、冷却液ホース32から冷却液を排出することにより、冷却液の復路として使用される。
次に、上記構成を有する冷却パイプ1の作用について以下に説明する。
図1(a)に示すように、冷却液ホース31から送られてきた冷却液は、第1のケーシング21に設けられた接続口から、円筒部材10の円筒面と第1のケーシング21の円筒内面との隙間に流入する。その後、冷却液は、この隙間を通って、円筒部材10に設けられた接続口12に流入し、円筒部材10に形成された第1の流路を通って内パイプ5内に流入する。その後、冷却液は、内パイプ5の内部を基端側から先端側に向かって流通して、内パイプ5先端の開口から冷却ブッシュ2内に流出する。
冷却ブッシュ2は先端が閉塞されているため、冷却ブッシュ2先端に到達した冷却液は、内パイプ5と冷却ブッシュと2の隙間、および、内パイプ5と外パイプ3との隙間を、先端側から基端側に向かって流通する。その後、冷却液は、円筒部材10内に流入し、円筒部材10に形成された第2の流路を通って、円筒部材10に設けられた接続口13から、円筒部材10の円筒面と第2のケーシング22の円筒内面との隙間に流出する。その後、冷却液は、この隙間を通って、第2のケーシング22に設けられた接続口から冷却液ホース32に送られる。
このように、本実施形態の冷却パイプ1によれば、冷却液を冷却ブッシュ2の内部に流通させることができ、冷却ブッシュ2の外部の熱を冷却液に伝熱させて、冷却ブッシュ2が挿入された金型Aを冷却することができる。
次に、本実施形態の冷却パイプ1において内パイプ5を取り外す際の作業について説明する。
まず、比較例として、従来の冷却パイプにおける内パイプを取り外す際の作業について、図3を用いて説明する。
従来の冷却パイプ51は、図3に示すように、内パイプ55の基端部にホース接続部材57に挿入されるインブッシュ55cが設けられ、このインブッシュ55cに六角ホローねじ56が嵌合される構成とされている。
上記構成を有する従来の冷却パイプ51によれば、ホース接続部材57から内パイプ55を取り外すためには、内パイプ55に設けられたインブッシュ55cと六角ホローねじ56とが別体となっているため、外パイプ53を、金型Aに挿入された冷却ブッシュ52から取り外して、内パイプ55を先端側から押し出す必要がある。また、外パイプ53を冷却ブッシュ52から取り外すためには、ホース接続部材57を軸線回りに回転させる必要があるため、ホース接続部材57から冷却液ホース31,32を取り外さなければならない。したがって、内パイプ55の清掃等のメンテナンスを行う際に、その取り外し作業が煩雑であるという不都合がある。
これに対して、本実施形態に係る冷却パイプ1は、ホース接続部材7の基端部に内パイプ5の挿入孔7bが設けられているとともに、内パイプ5の基端部に挿入孔7bに嵌合する嵌合部5bが設けられている。したがって、図2(a)に示すように、ホース接続部材7の挿入孔7bから内パイプ5を挿入して、挿入孔7bに内パイプ5の嵌合部5bを嵌合させることで、ホース接続部材7に内パイプ5を自由に脱着することができる。これにより、外パイプ3を冷却ブッシュ2から取り外すことなく、ホース接続部材7から内パイプ5を脱着することができる。また、これに伴い、内パイプ5を取り外す際に、ホース接続部材7に接続された冷却液ホース31,32を取り外す必要性を排除することができる。したがって、内パイプ5の清掃や交換等を行う際に、その取り外し作業を容易化することができる。
また、本実施形態に係る冷却パイプ1において、冷却液ホース31,32が接続される接続口が設けられたケーシング20は、円筒部材10の軸線回りに回転可能に取り付けられている。これにより、冷却液ホース31,32が接続される向きを自由に変えることができ、冷却液ホース31,32の取り回しの自由度を向上することができる。その結果、周囲のスペースの有効活用を図るとともに、接続口に冷却液ホース31,32を取り付ける際の作業性を向上することができる。
さらに、本実施形態に係る冷却パイプ1は、冷却液ホース31が接続される第1のケーシング21と、冷却液ホース32が接続される第2のケーシング22とは、それぞれ相対回転可能に設けられている。
このようにすることで、冷却液ホース31が接続される向きと、冷却液ホース32が接続される向きとを異なる向きとすることができる。これにより、各ホースの取り回しの自由度を向上することができ、周囲のスペースの有効活用を図るとともに、冷却液ホース31,32を取り付ける際の作業性をさらに向上することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、内パイプ5の基端部には六角部5cが設けられていることとして説明したが、スパナやレンチ等の市販の工具で取り外し可能な形状であればよく、4角部等の多角柱形状としてもよい。
A 金型
1 冷却パイプ
2 冷却ブッシュ
3 外パイプ
5 内パイプ
5b 嵌合部
5c 六角部
7 ホース接続部材(連結部材)
7b 挿入孔
10 円筒部材
12,13 接続口
20 ケーシング
21 第1のケーシング
22 第2のケーシング
31,32 冷却液ホース
33,34 ワンタッチ継手
41,42,43,44 シール部材
100 冷却ユニット

Claims (4)

  1. 先端が閉塞された筒状の冷却ブッシュに嵌合される外パイプと、
    該外パイプの半径方向内方に配置され、先端に開口する内パイプと、
    これら外パイプおよび内パイプを基端側において連結するとともに、外部の配管に接続するための2つの接続口が設けられ、該2つの接続口の一方から前記内パイプ内に連絡する第1の流路と、前記接続口の他方から前記外パイプと前記内パイプとの間の空間に連絡する第2の流路とが形成された連結部材とを備え、
    前記連結部材の基端部に、前記内パイプが軸線方向に挿入される挿入孔が設けられているとともに、前記内パイプの基端部に、該挿入孔に嵌合する嵌合部が設けられ、
    前記連結部材の前記挿入孔内周面には雌ねじが形成されるとともに、前記内パイプの前記嵌合部外周面に雄ねじが形成され、前記内パイプの基端部に前記軸線に沿う方向に側面を有する角柱部が設けられ
    前記角柱部は、前記内パイプが前記連結部材に取り付けられた状態で外部に露呈している冷却パイプ。
  2. 前記嵌合部に、前記連結部材と前記内パイプとの隙間を密閉するリング状のシール部材を有する請求項1に記載の冷却パイプ。
  3. 前記接続口には、冷却液ホースを接続するためのワンタッチ継手が設けられている請求項1または2に記載の冷却パイプ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷却パイプと、
    該冷却パイプに嵌合し、被冷却物に形成された冷却孔に挿入される先端が閉塞された円筒状の冷却ブッシュと、を備える冷却ユニット。
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