JP5630791B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、
複数種類の図柄を表示した複数のリール(31)と、
各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、
遊技の進行に関する制御を行うメイン制御手段(60)と、
演出の出力に関する制御を行うサブ制御手段(70)と
を備え、
前記メイン制御手段は、
役の抽選を行う役抽選手段(61)と、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役抽選結果に対応するように前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と
を備え、
遊技状態として、遊技状態R1(RT0遊技)、遊技状態R1よりも遊技者にとって有利な遊技状態R2(RT2遊技)、及び遊技状態R3(1BBA遊技)を備え、
前記メイン制御手段は、遊技状態R1又は遊技状態R2において所定の条件を満たしたとき(1BBA入賞時)は、遊技状態R3に移行するように制御し、
前記役抽選手段は、遊技状態R1では遊技状態移行役(リプレイ重複当選)を含めて役の抽選を行い、
前記リール制御手段は、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選した場合において、前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングが図柄の組合せX(「RP」−「RP」−「ベル」)を停止させる操作順番又は操作タイミングであるときは、図柄の組合せXを停止させるように前記リールを停止制御し、
前記メイン制御手段は、遊技状態R1において図柄の組合せXが停止したときは遊技状態R2に移行させ、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、遊技媒体の払出し数が上限数以上となったときに遊技状態R3を終了するように制御し、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、最初に第1遊技(1BBA一般遊技(RT4遊技))を行い、
前記役抽選手段は、第1遊技では、第2遊技(RT6又はRT7遊技)に移行するための移行役S1(RBA)及び移行役S2(RBB)を含めて役の抽選を行い、
移行役S1は、前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて入賞可能となるときと入賞しないときとを有する役であり、
移行役S2は、前記ストップスイッチの操作タイミングにかかわらず入賞可能となる役であり、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3の第1遊技において移行役S1又は移行役S2が入賞したときは第2遊技に移行させるとともに、第2遊技の終了条件を満たしたときは第1遊技に戻るように制御し、
前記メイン制御手段は、移行役S1の入賞によって移行した第2遊技では、移行役S2の入賞によって移行した第2遊技よりも、図柄の組合せZ(「白7」揃い)が停止する確率が高くなるように制御し、
前記サブ制御手段は、遊技状態R3において図柄の組合せZが停止したか否か又は図柄の組合せZが停止した回数に基づいて、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選したときに図柄の組合せXを停止させるための前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングに関する報知を行うか否か又はその報知回数を決定する
ことを特徴とする。
また、遊技状態R3の第1遊技において移行役S1が入賞しない操作タイミングでストップスイッチを操作すると、移行役S1に当選した遊技では移行役S1は入賞せず、移行役S2に当選した遊技では移行役S2が入賞する。
これにより、移行役S1に応じた第2遊技に移行するか、又は移行役S2に応じた第2遊技に移行するかに、遊技者を関与させることができる。
図1は、本実施形態によるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技の進行を制御するメイン(遊技)制御手段60と、演出の出力を制御するサブ制御手段70とを備える。
メイン制御手段60は、役の抽選、リール31の駆動制御、入賞時の払出し等を制御する。メイン制御手段60は、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、メイン制御基板とサブ制御基板は、別体で構成されるとともに、メイン制御基板からサブ制御基板に対し、遊技に関する情報(遊技結果等)を送信可能に両者が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
そして、本明細書では、図3(A)中、各リール31の20番の図柄が停止している位置を「上段」と称し、各リール31の19番の図柄が停止している位置を「中段」と称し、各リール31の18番の図柄が停止している位置を「下段」と称する。
ここで、「有効ライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる図柄組合せラインであり、かつ、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
これに対し、本実施形態では、RT0〜RT5、RT9遊技のときは、3枚のメダルを投入して遊技を行うとともに、上述の有効ラインL1〜L5の5本が当該遊技での有効ラインとなる。
さらにまた、RT7、RT8遊技では、2枚のメダルを投入して遊技を行うとともに、上述の有効ラインL1〜L5の5本が当該遊技での有効ラインとなる。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や、ストップスイッチ42の押し順等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルの払出し又は自動投入が行われる(ただし、特別役を除く)。
特別役である1BBが入賞すると、それぞれ、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技である1BB遊技に移行する。特別遊技は、通常遊技よりも役の当選確率が高く設定された遊技であり、遊技者にとって有利な遊技である。
また、1BBAは、同一の図柄の組合せからなり(同色ビッグ)、1BBBは、2種(2色)以上の図柄の組合せからなる(異色ビッグ)。
さらに、RBAは、1種類の図柄の組合せであるが、RBBは、2種類の図柄の組合せを有している(ただし、同一フラグである)。
なお、特別役は、本実施形態で示したものに限らず、SB(シングルボーナス)、MB(ミドルボーナス)、CB(チャレンジビッグ)等を設けることも可能である。
持ち越される役としては、特別役のうち、1BB(1BBA及び1BBB)、RBAが挙げられる。1BB又はRBAに当選したときは、リール31の停止時に、1BB又はRBAに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、1BB又はRBAの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
本実施形態では、通常遊技の非内部中に1BBに当選し、1BBの当選が持ち越されたときは、内部中となる。また、1BBA一般遊技(RT4遊技)中にRBAに当選し、RBAの当選が持ち越されると、1BBA一般遊技の内部中(RT5遊技)となる。
また、通常遊技で1BBBが入賞すると、1BBB遊技であるRT8遊技に移行する。
なお、「RT(リプレイタイム)遊技」とは、リプレイの当選確率が他の遊技状態と異なることを意味する。
本実施形態では、リプレイの重複当選は、重複当選するリプレイの種類の中に、常にリプレイA及びリプレイBが含まれる。
さらにまた、通常遊技ではRB(RBA及びRBB)は抽選されない。また、役抽選テーブル62Aでは、リプレイは、リプレイAの単独当選のみ抽選される。
これに対し、役抽選テーブル62Bでは、リプレイの単独当選は抽選されず、リプレイA、B、及び他のリプレイとの重複当選のみ抽選される。
さらにまた、役抽選テーブル62Eでは、通常遊技の内部中(RT3遊技)のため、特別役は抽選されない。
役抽選テーブル62H及び62Iは、RB遊技中であるので、小役3Aが高確率で当選するように抽選される。
さらにまた、役抽選テーブル62Hと、上述した役抽選テーブル62Dでは、リプレイCの単独当選が抽選される。
さらに、役抽選テーブル62Jでは、小役3A+小役3Bの重複当選が抽選される。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、1BBA、1BBB、RBA、RBB、小役1、小役2、小役3A、小役3B、小役4、リプレイA〜リプレイEの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。
これに対し、1BB、RBAの当選は持ち越されるので、当該遊技で1BB又はRBAに当選し、1BB又はRBAに係る当選フラグ63aが一旦オンになったときは、その1BB又はRBAが入賞するまでオンの状態が維持され、1BB又はRBAが入賞した時点でオフにされる。
1BBAテーブルは、1BBAの当選フラグ63aのみがオンであるとき、すなわち当該遊技で1BBAに当選したとき、又は当該遊技以前に1BBAに当選し、かつ当該遊技で非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BBA以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、小役2の場合、右リール31については5図柄以内の間隔で「スイカ」の図柄が配置されているので常に有効ラインに停止させることができるが(PB(引込み率)=1)、左及び中リール31については、常に5図柄以内の間隔とは限らないため、常に「スイカ」の図柄を有効ライン上に停止させることができない(PB≠1)。
このことは、1BBA、1BBB、RBA、小役4についても同様である。
これに対し、RBB、小役3B、リプレイA、リプレイBは、当選時に常に入賞となる「PB=1」の役である。
なお、RBBに対応する図柄の組合せは、図4に示すように2種類設けられ、このうち「RP」−「ベル」−「ベル」は、「PB=1」となっている。したがって、RBBについてもRBAのように当選を持ち越す役に設定してもよいが、RBBは、当選遊技で常に入賞するため、RBAと異なり、当選を持ち越す役には設定していない。
RBAテーブルが用いられた場合において、最初に左リール31を停止させるとき、19番の「赤7」図柄付近で左ストップスイッチ42が操作されたときは、その操作タイミングに応じて、図7(A)〜(B)のいずれかの停止形(停止態様)をとるように左リール31を停止させる。
さらに、RBBテーブルが用いられた場合において、上記と同様に、最初に左リール31を停止させるとき、19番の「赤7」図柄付近で左ストップスイッチ42が操作されたときは、その操作タイミングに応じて、図7(B)又は(C)のいずれかの停止態様をとるように左リール31を停止させる。
これに対し、図7(B)又は(C)の停止形となった時点では、RBA又はRBBのいずれに当選しているかは、わからない。
図7(B)の停止形となった場合において、次に中リール31を停止させるとき、RBAテーブル及びRBBテーブルのいずれも、図8(A)に示すように、中段に「ベル」、下段に「RP」を停止させる。このように停止させると、有効ラインL3には、RBAがテンパイし、有効ラインL5にはRBBがテンパイする(ダブテン形)。
また、RBBテーブルが用いられた場合において、左リール31の停止時に「赤7」がいずれにも停止しなかったときは、RBBの図柄の組合せである「RP」−「ベル」−「ベル」をいずれかの有効ラインに停止させる。
すなわち、RBBテーブルが用いられた場合において、左リール31の停止時にいずれかに「赤7」が停止したときは、RBBの図柄の組合せのうち「赤7」−「ベル」−「スイカ」を優先する。
したがって、小役3A+3B重複当選テーブルが用いられた場合であっても、小役3Bに係る「ベル」−「ベル」−「ベル」を停止させ、「赤7」−「ベル」−「ベル」は停止させない。よって、小役3A+3B重複当選テーブル及び小役3Bテーブルのいずれも、「ベル」−「ベル」−「ベル」が停止する点においては同一である。
例えば、小役3Bテーブルが用いられた場合において、左リール31の停止時に、16番の「ベル」が中段又は下段を通過する直前に左ストップスイッチ42が操作されたときは、16番〜18番の図柄を表示窓11内に停止させる(図9(A))。これにより、下段に16番の「ベル」が停止する。
以上より、小役3B単独当選時は、最短で停止するベルとなるが、小役3A+3B重複当選時は、停止時の移動図柄数(スベリ量)が大きいベル(スベリベル)となる。
リプレイ重複当選は、図5及び図6に示すように、6つの重複当選パターンを有し、これらに対応する6つの停止位置決定テーブル65を備える。
リプレイ重複当選テーブル1は、リプレイA、B、Cの重複当選時に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、ストップスイッチ42の押し順が「左中右」であるときは、リプレイBに対応する図柄の組合せ(「RP」−「RP」−「ベル」(以下、必要に応じて「リリベ」と称する。))を有効ラインに停止させ、ストップスイッチ42の押し順が上記以外のときは、リプレイAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置を定めている。
図11は、以上説明した、リプレイ重複当選時におけるストップスイッチ42の押し順と、入賞役との関係を示す図である。図中、「A」、「B」は、それぞれ入賞役がリプレイA、リプレイBであることを示している。
すなわち、リプレイ重複当選時の遊技では、リプレイBの入賞率は1/6であり、リプレイAの入賞率は5/6である。
図12(A)、(B)に示すように、左リール31の停止時には、上段又は下段に「RP」を停止させる。
図12(A)に示すように、左リール31の停止時に上段に「RP」が停止したときは、中リール31については上段に「ベル」、かつ中段に「RP」を停止させる。さらに、右リール31の停止時には上段に「ベル」、かつ下段に「RP」を停止させる。これにより、有効ラインL4にはリプレイAが停止するが、有効ラインL1にはリベベが停止する。
なお、「白7」揃いは、本実施形態では役を構成する図柄の組合せではない。
RT2遊技中は、有効ラインL1〜L5の5本であるので、これらのいずれかにリプレイCの図柄の組合せを停止させればよい。したがって、図13(A)、(B)のいずれかで停止可能であるときは、この位置で停止させる。
図13(A)の場合では、有効ラインL1にリプレイCが停止し、有効ラインL5に、「白7」揃いが停止している例を示している。
なお、「白7」は、各リール31に1個ずつ配置されているので、図13のような停止形を得るためには、遊技者は、目押しをする必要がある。
例えば1BBAの内部中の遊技において小役2に当選したときは、まず、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御する。さらに、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように制御する。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
1BBAに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBAの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技から1BBA遊技を開始するように制御する。
1BBA遊技に移行すると、先ず、最初に1BBA一般遊技(RT4遊技)を開始させる。この遊技では、上述した役抽選テーブル62Fを用いて役の抽選を行う。そして、1BBA一般遊技では、RBA及びRBBの抽選が行われる。
なお、1BBA一般遊技では、遊技回数の制限はない。
RBA(RT6)遊技は、12回の遊技回数、又は役の入賞回数が3回になるまで継続される。遊技回数が12回又は役入賞回数が3回に達すると、RBA遊技を終了して、再度、1BBA一般遊技に戻る。
以上のようにして、1BBA遊技では、1BBA一般遊技とRBA又はRBB遊技とを繰り返し、1BBA遊技での払出し枚数が規定枚数に到達するまで行う。本実施形態における1BBA遊技の規定枚数は、255枚に設定されている。
1BBA遊技における払出し枚数が規定枚数に到達したときは、1BBA遊技を終了して、通常遊技であるRT9遊技に移行する。
1BBB遊技は、1BBA遊技と異なり、一般遊技やRB遊技は設けられていない(1BBA遊技中の遊技状態の移行はない)。
1BBB遊技は、8回の遊技回数、又は役の入賞回数が8回になるまで継続される。遊技回数が8回又は役入賞回数が8回に達すると、1BBB遊技を終了して、1BBA遊技と同様に通常遊技であるRT9遊技に移行する。
なお、後述するRT2遊技に移行させることの決定、及びこれに基づくRT2遊技への誘導は、後述するサブ制御手段70(サブ状態制御手段73)によって制御される。
これに対し、メイン制御手段60側のメイン状態制御手段69は、所定遊技回数の消化や、入賞役、停止図柄等に基づいて遊技状態を移行するように制御する。
上述したように、リプレイ重複当選時は、ストップスイッチ42の押し順正解時はリプレイBが入賞するが、押し順不正解時はリプレイAが入賞するとともに、各リール31の図柄配列上、常にリベベが停止する。
なお、このリベベは、RBB図柄の1つと同一図柄である。この場合、RBB遊技に移行させるではなく、遊技状態をRT0遊技からRT1遊技に移行させることを優先する。
RT0遊技では、(詳細は後述するが、)リプレイ重複当選時に一定条件下でリプレイBを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順が報知される。そして、ストップスイッチ42の押し順が報知されたときは、その押し順に従ってストップスイッチ42を操作すれば、リプレイBを入賞させ、RT2遊技に移行することができる。
これに対し、リプレイBの押し順が報知されないときは、1/6の確率でリプレイBが入賞するが、5/6の確率でリベベが停止(リプレイAが入賞)し、RT1遊技に移行する。
一方、RT1遊技は、999遊技継続され、999遊技はRT0遊技に戻る。
以上のRT9、RT0、RT1、RT2遊技で1BBAに当選すると、1BBA内部中遊技となるが、1BBAの当選に伴う遊技状態の移行はない。これに対し、RT9、RT0、RT1、RT2遊技で1BBBに当選し、当該遊技で1BBBが入賞しなかったときは、通常遊技の内部中であるRT3遊技に移行する。RT3遊技は、当選した1BBBが入賞するまで継続され、1BBBが入賞すると、1BBB遊技であるRT8遊技に移行する。なお、1BBBの当選遊技で1BBBが入賞したときは、RT3遊技を経由しないで1BBB遊技に移行する。
一方、RBBに当選したときは、RBBは上述のように「PB=1」であるので、当該遊技で常に入賞する。そして、RBBが入賞したときは、次遊技からRT7遊技(RBB遊技)に移行する。
1BBA遊技で払出し枚数が規定枚数に到達すると、1BBA遊技を終了してRT9遊技に移行する。
また、RT8遊技(1BBB遊技)は、8回の遊技回数又は8回の役入賞まで継続され、終了後はRT9遊技に移行する。
図1において、サブ制御手段70は、演出制御手段71等を備える。
演出制御手段71は、上述したランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段71は、遊技ごとに、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、ソフトウエア乱数を用いた抽選によって演出を選択し、出力する。
そして、図7(A)に示すRBA確定目が出現したときは、RBAが確定した旨の演出を出力する。
また、図7(B)に示す停止出目が出現したときは、第3リール停止までどのRBに当選しているかがわからないので、第3リール停止後にどのRBに当選したかの演出を出力する。
さらにまた、図7(C)に示す停止出目が出現したときは、第2リール停止時にどのRBに当選しているかがわかるので、第1リール停止後から第2リール停止までの間にどのRBに当選したかの演出を出力する。
さらに、RBAに当選した遊技でRBAが入賞せず、その当選を次遊技に持ち越したときは、次遊技においてもRBAの当選煽り演出を行う。
サブ状態制御手段72は、メイン制御手段60から送信されてくる役抽選手段61の役抽選結果に基づいて、RT0遊技においてリプレイ重複当選時の報知を行うか否かの決定、報知回数を加算するか否かの決定、報知回数のカウント、及び報知の実行等を制御する。
ここで、本実施形態における「報知」の1つは、ストップスイッチ42の押し順に係るものである。
報知制御手段72aは、RT0遊技であって押し順報知の権利を有するときは、リプレイ重複当選時に、リプレイBを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を報知する。具体的には、例えば「リプレイA+B+D」の重複当選時には、画像表示装置23で、「左右中」、あるいは「132」等のような報知を行う。
例えば、報知回数が「N」であるときは、1BB遊技の終了後、RT9遊技からRT0遊技に移行した後、リプレイ重複当選時にリプレイBを入賞させるための押し順を報知したとき、残り報知回数を「N=N−1」とする。そして、RT2遊技に移行し、RT2遊技からRT0遊技に戻った場合において(この時点まで報知回数の加算はないものとする)、再度、リプレイ重複当選時にリプレイBを入賞させるための押し順を報知したとき、残り報知回数を「N=N−1」とする。そして、「N」が「0」になるまで押し順の報知を継続する。
(1)1BBB遊技中において、スベリベル当選時又は非当選時
(2)1BBA遊技のRBA遊技中におけるリプレイC当選時
(3)RT2遊技中におけるリプレイC当選時
(4)通常遊技の非内部中における1BB当選時
(5)通常遊技の非内部中において、100ゲーム消化毎
サブ状態制御手段72は、1BBB遊技中にスベリベル当選時(小役3A及び3Bの重複当選時)、又は役の非当選時に、報知回数を加算するか否かの決定、及びその加算数を決定する。
1BBB遊技においてスベリベルに当選したとき、又は役の非当選時に、サブ状態制御手段72は、所定確率で当選する抽選を行い、この抽選に当選したときは、報知回数を加算することに決定し、その加算数をさらに抽選で決定する。そして、新たな報知回数を記憶する。
ここで、本実施形態における役抽選結果に係る報知(当選役の報知)には、「適正報知」と「矛盾報知」とを有する。
例えば役抽選手段61でリプレイAに当選したときは、リプレイAに当選した旨を報知することを指す。
なお、「適正」という語は、「適合」、「真正」又は「正当」等と同義である。
なお、「矛盾」という語は、「うそ」、「虚偽」又は「不実」等と同義であり、齟齬を生じること、食い違うこと、又は相反すること等の意味も含まれる。
また、「報知」とは、遊技者に対して役抽選結果(適正な当選役、及び矛盾する当選役の双方を含む)を知らせることをいう。なお、「報知」という語は、「告知」又は「ナビ」等と同義である。
また、役の非当選時に矛盾報知を行うときは、例えば「チェリー(小役1)当選」、「スイカ(小役2)当選」、又は「ベル(小役3)当選」を意味する矛盾報知の中からいずれかを選択し、報知する。
したがって、1BBB遊技中で矛盾報知が行われた回数が多いほど、遊技者は、報知回数の加算を期待することができる。
演出制御手段71は、モードを決定すると、1BBB遊技中に、現在のモードを示唆する演出を出力する。例えば「ロー」又は「ミドル」が選択されたときは、昼の背景の選択確率を高くし、「ハイ」の場合は、夕方の背景の選択確率を高くする。さらにまた「エクストラ」の場合は夜の背景の選択確率を高くする。
なお、例えばエクストラモード時は、小役3Bの単独当選時であっても報知回数を加算する抽選を行い、この抽選に当選したときは矛盾報知を行うようにしてもよい。
矛盾報知を行うことに決定したときは、何遊技潜伏させるかを抽選で決定する。そして、決定した潜伏遊技回数の消化後の遊技で矛盾報知を行う。なお、矛盾報知を行う遊技において小役1又は小役2に当選したときは、当該遊技では矛盾報知を行わずに、次遊技に持ち越すように制御する。小役1又は小役2当選時の矛盾報知は、遊技者が報知に従ってストップスイッチ42を操作することで小役1又は小役2を取りこぼすおそれがあり、遊技の公正を害するおそれがあるからである。
RBA遊技におけるリプレイC当選時は、演出制御手段71は、「白7」を揃えるように遊技者に促す演出を出力する。当該遊技でリプレイCに当選していれば、遊技者は、目押しをすれば「白7」を揃えることができる(図13(B)の停止形)。
以上のようにして、サブ状態制御手段72は、通常遊技中や1BB遊技中に、報知回数を加算するか否か及びその加算数を決定する。
さらに、RT2遊技中に裏報知回数がストックされている場合において、このRT2遊技中に1BBに当選したときは、1BBの当選に基づく報知回数の加算抽選を行うとともに、1BB当選遊技の終了時に、裏報知回数を表報知回数に変換し、かつ、1BB当選に基づく報知回数の加算を行う。例えば、1BB当選前に裏報知回数として「N1」がストックされ、1BBに当選によって加算数が「N2」に決定されたときは、1BB当選遊技の終了時に、残り報知回数に、「N1+N2」を加算する。
例えば、残り報知回数が「N3」であり、裏報知回数が「N4」であるときに1BBに当選したときは、残り報知回数は「N3」であると判断する。すなわち、裏報知回数「N4」は、その時点での残り報知回数には含まれない。
一方、「N3=0」であるときは、1BB当選時に、「N3=0」(残り報知回数が「0」であること)に基づく加算抽選、及び1BB当選時の加算抽選の2つを行う。「N3=0」に基づく加算抽選は、最低でも加算数が「1」以上となる抽選を行う。
以上より、RT2遊技移行時に残り報知回数「N3」が「1」以上であるか否かに応じて、そのRT2遊技中に1BBに当選したときの報知回数の加算抽選を異ならせている。
これにより、RT2遊技中の1BBAの当選前(非内部中)にリプレイCに当選したときと、1BBAの当選後(内部中)にリプレイCに当選したときとで、1回のRT2遊技中であれば、遊技者が得ることができる利益は変化しない。
本実施形態では、第1に、裏報知回数が所定値「Nmax 」を超えるときは、所定値以下となるように規制をかける。例えばRT2遊技中にリプレイCに当選して裏報知回数として「N1」がストックされた後、さらにそのRT2遊技中にリプレイCに再度当選し、裏報知回数として「N2」に決定されたと仮定する。
この場合、裏報知回数「N1+N2」が「Nmax 」を超えるか否かを判断し、「Nmax 」を超えるときは、裏報知回数を「Nmax 」に制限する。
上述のように、1BB当選時の残り報知回数(表報知回数)が「0」であるときは、表報知回数が「0」であることに基づく加算抽選、及び1BB当選時の加算抽選の2つを行うが、この両者の加算数の合計値が所定値「Nmax 」を超えるときは、合計値を「Nmax 」に制限する。
このとき、表報知回数「0」に基づく報知回数の加算抽選で「21」に当選し、かつ1BB当選に基づく報知回数の加算抽選で「22」に当選したとする。
この場合、「21+22=43」となり、「28」を超えるので、「43」→「28」に変換する。さらに、この「28」に、裏報知回数の「20」を加算し、「28+20=48」を当該遊技の終了時に表報知回数とする。
以上のように規制をかければ、遊技者に対して過度に射幸心をあおることがなく、かつ遊技者に付与する報知回数を不用意に減らしすぎないようにして、加算数のバランスをとることができる。
(1)本実施形態のRT2遊技(増加RT)は、AT(アシストタイム)を設けることなく、リプレイ当選確率のみが高いRTとした。しかし、これに限らず、例えば押し順ベル(3択又は6択)を設け、RT2遊技は、押し順ベル当選時に押し順を報知することで、出玉率を高く設定することも可能である。このようにすれば、RT0遊技において押し順報知が行われRT2遊技に移行したときはART遊技とし、押し順報知が行われないが偶然にRT2遊技に移行したときは押し順ベル当選時の報知を行わない単なるRT遊技とすることができる。
そして、赤チェリー役入賞時はRT2遊技に移行させ、青チェリー役入賞時はRT1遊技に移行させる。この場合に報知を行うときは、赤チェリー役当選時には赤チェリーを狙うべき旨を報知し、青チェリー役当選時には青チェリーをはずす旨を報知する。これにより、ストップスイッチの操作順番の報知ではなく、ストップスイッチの操作タイミングの報知とすることができる。
<付記>
本願の出願当初の請求項に係る発明(当初発明)が解決しようとする課題、当初発明に係る課題を解決するための手段及び当初発明の効果は、以下の通りである。
(1)当初発明が解決しようとする課題
前述の従来のスロットマシンでは、SRBの入賞により移行するRB遊技は同一のものであったので、どのSRBが入賞したかのみが着目され、RB遊技自体は単調なものとなっていた。
したがって、当初発明が解決しようとする課題は、特別遊技中において遊技状態を移行させる移行役を複数種類設けるとともに、移行役の種類によってその後の特別遊技での遊技態様を異ならせるとともに、移行役の入賞後の特別遊技中に期待感を与えることができるようにすることである。
(2)当初発明に係る課題を解決するための手段(なお、かっこ書きで、対応する実施形態を記載する。)
第1の解決手段は、複数種類の図柄を表示した複数のリール(31)と、各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、遊技の進行に関する制御を行うメイン制御手段(60)と、演出の出力に関する制御を行うサブ制御手段(70)とを備え、前記メイン制御手段は、役の抽選を行う役抽選手段(61)と、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役抽選結果に対応するように前記リールを停止制御するリール制御手段(64)とを備え、遊技状態として、遊技状態R1(RT0遊技)、遊技状態R1よりも遊技者にとって有利な遊技状態R2(RT2遊技)、及び遊技状態R3(1BBA遊技)を備え、前記メイン制御手段は、遊技状態R1又は遊技状態R2において所定の条件を満たしたとき(1BBA入賞時)は、遊技状態R3に移行するように制御し、前記役抽選手段は、遊技状態R1では遊技状態移行役(リプレイ重複当選)を含めて役の抽選を行い、前記リール制御手段は、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選した場合において、前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングが図柄の組合せX(「RP」−「RP」−「ベル」)を停止させる操作順番又は操作タイミングであるときは、図柄の組合せXを停止させるように前記リールを停止制御し、前記メイン制御手段は、遊技状態R1において図柄の組合せXが停止したときは遊技状態R2に移行させ、前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、遊技媒体の払出し数が上限数以上となったときに遊技状態R3を終了するように制御し、前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、最初に第1遊技(1BBA一般遊技(RT4遊技))を行い、前記役抽選手段は、第1遊技では、第2遊技(RT6又はRT7遊技)に移行するための移行役S1(RBA)及び移行役S2(RBB)を含めて役の抽選を行い、前記メイン制御手段は、遊技状態R3の第1遊技において移行役S1又は移行役S2が入賞したときは第2遊技に移行させるとともに、第2遊技の終了条件を満たしたときは第1遊技に戻るように制御し、前記メイン制御手段は、移行役S1の入賞によって移行した第2遊技では、移行役S2の入賞によって移行した第2遊技よりも、図柄の組合せZ(「白7」揃い)が停止する確率が高くなるように制御し、前記サブ制御手段は、遊技状態R3において図柄の組合せZが停止したか否か又は図柄の組合せZが停止した回数に基づいて、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選したときに図柄の組合せXを停止させるための前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングに関する報知を行うか否か又はその報知回数を決定することを特徴とする。
第2の解決手段は、第1の解決手段において、前記リール制御手段は、遊技状態R3の第2遊技において、前記役抽選手段で所定の役抽選結果(リプレイCの当選)となったときに、図柄の組合せZを停止させるように前記リールを停止制御することを特徴とする。
第3の解決手段は、第1又は第2の解決手段において、前記サブ制御手段は、遊技状態R3において、第1遊技で移行役S1が入賞して第2遊技に移行したが、その第2遊技の終了条件を満たす前に遊技状態R3での遊技媒体の払出し数が上限数以上となって遊技状態R3を終了するときは、図柄の組合せXを停止させるための前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングに関する報知を行うか否か又はその報知回数の加算を行うことを特徴とする。
第4の解決手段は、第1〜第3の解決手段において、移行役S1及び移行役S2は、一部の前記リールでは図柄が共通するように設定されており、前記サブ制御手段は、遊技状態R3での第1遊技において、前記一部のリール(左リール31)の停止時に、移行役S1又は移行役S2の入賞可能性を有するときは、移行役S1の入賞を煽る演出を出力するとともに、移行役S1又は移行役S2の入賞が確定したときは、確定演出を出力することを特徴とする。
(作用)
当初発明においては、遊技状態R1では、遊技状態移行役の抽選を行い、遊技状態移行役の当選時に、図柄の組合せXを停止可能な操作態様(操作順番又は操作タイミング)でストップスイッチが操作されたときは、図柄の組合せXを停止させる。
また、この場合、図柄の組合せXを停止させるストップスイッチの操作態様に係る情報が報知される場合がある。
一方、遊技状態R3では、遊技状態R3の第1遊技では、移行役S1及び移行役S2が抽選される。そして、移行役S1の入賞によって移行した第2遊技では、移行役S2の入賞によって移行した第2遊技よりも、図柄の組合せZが停止しやすいようにするとともに、その図柄の組合せZが停止したか否かや、図柄の組合せZが停止した回数に応じて、上記の報知を行うか否かや報知回数が決定される。
(3)当初発明の効果
当初発明によれば、遊技状態R3において図柄の組合せZが停止したか否かやその回数等に応じて、遊技者に有利な遊技状態に移行させるためのストップスイッチの操作情報(操作態様に係る情報)が報知されるので、図柄の組合せZが停止するほど、遊技者にとって有利な遊技状態への滞在確率や滞在遊技回数を長くすることができる。また、どの移行役が入賞したかで図柄の組合せZが停止する確率が異なるので、入賞した移行役に応じて図柄の組合せZが停止することを期待することができる。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
60 メイン制御手段(遊技制御手段)
61 役抽選手段
62(62A〜62J) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
64a 押し順検出手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 メイン状態制御手段
70 サブ制御手段
71 演出制御手段
72 サブ状態制御手段
72a 報知制御手段
L1〜L5、L11〜L12 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (1)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
遊技の進行に関する制御を行うメイン制御手段と、
演出の出力に関する制御を行うサブ制御手段と
を備え、
前記メイン制御手段は、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役抽選結果に対応するように前記リールを停止制御するリール制御手段と
を備え、
遊技状態として、遊技状態R1、遊技状態R1よりも遊技者にとって有利な遊技状態R2、及び遊技状態R3を備え、
前記メイン制御手段は、遊技状態R1又は遊技状態R2において所定の条件を満たしたときは、遊技状態R3に移行するように制御し、
前記役抽選手段は、遊技状態R1では遊技状態移行役を含めて役の抽選を行い、
前記リール制御手段は、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選した場合において、前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングが図柄の組合せXを停止させる操作順番又は操作タイミングであるときは、図柄の組合せXを停止させるように前記リールを停止制御し、
前記メイン制御手段は、遊技状態R1において図柄の組合せXが停止したときは遊技状態R2に移行させ、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、遊技媒体の払出し数が上限数以上となったときに遊技状態R3を終了するように制御し、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3では、最初に第1遊技を行い、
前記役抽選手段は、第1遊技では、第2遊技に移行するための移行役S1及び移行役S2を含めて役の抽選を行い、
移行役S1は、前記ストップスイッチの操作タイミングに応じて入賞可能となるときと入賞しないときとを有する役であり、
移行役S2は、前記ストップスイッチの操作タイミングにかかわらず入賞可能となる役であり、
前記メイン制御手段は、遊技状態R3の第1遊技において移行役S1又は移行役S2が入賞したときは第2遊技に移行させるとともに、第2遊技の終了条件を満たしたときは第1遊技に戻るように制御し、
前記メイン制御手段は、移行役S1の入賞によって移行した第2遊技では、移行役S2の入賞によって移行した第2遊技よりも、図柄の組合せZが停止する確率が高くなるように制御し、
前記サブ制御手段は、遊技状態R3において図柄の組合せZが停止したか否か又は図柄の組合せZが停止した回数に基づいて、遊技状態R1において前記遊技状態移行役に当選したときに図柄の組合せXを停止させるための前記ストップスイッチの操作順番又は操作タイミングに関する報知を行うか否か又はその報知回数を決定する
ことを特徴とするスロットマシン。
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