JP5626999B2 - ブレーキスイッチ調整方法 - Google Patents
ブレーキスイッチ調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5626999B2 JP5626999B2 JP2011044772A JP2011044772A JP5626999B2 JP 5626999 B2 JP5626999 B2 JP 5626999B2 JP 2011044772 A JP2011044772 A JP 2011044772A JP 2011044772 A JP2011044772 A JP 2011044772A JP 5626999 B2 JP5626999 B2 JP 5626999B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- brake switch
- switch
- shim
- striker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
レーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップと、ブレーキスイッチが正常に動作する場合に、アマチュアとコイルケースとの間にシムを挿入するステップと、シムが挿入された状態でブレーキを動作させてブレーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップとを備える。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るブレーキ装置S(釈放状態)の全体構成を示す模式図である。ブレーキ装置Sは、巻上機の運転を停止させるための装置である。いずれも図示を省略しているが、巻上機は、ロープが巻き掛けられているメインシーブを備え、メインシーブはモータに接続されて回転駆動する。メインシーブが回転駆動することによって、ロープの両端に連結される乗りかご及び釣り合い重りが昇降路内をそれぞれ反対方向に走行する。
る。ブレーキスイッチ5は、実際にコイルケース4に固定される固定板5a及び蓋となる板5bからなるブレーキボックス5c内に固定されている。固定板5aには、ブラケット5dが固定されており、このブラケット5dにブレーキスイッチ5が固定される。ブラケット5dに固定されたブレーキスイッチ5には、ストライカー3が接触可能とされている。また、ブラケット5dには、ブレーキスイッチ5に必要な電源を供給するため等のケーブルを引き回す端子台5eも取り付けられている。固定板5a及び蓋となる板5bとは、例えば、図2に示すようにボルト5fによって互いを固定するようにされている。
から開始される(ST1)。ブレーキ装置Sが釈放状態になるということは、上述したように、ドラムDの外周面D1にブレーキシュー2が接触し、それに伴って一体に動作するアマチュア1とストライカー3とがドラムD側へと移動する。従って、ここでの調整は、まず、ブレーキスイッチ5のOFFの動作点における余裕を確保するために行われる。なお、図5(A)のストライカー3は、ブレーキ装置Sが釈放状態になっていることを示している。
で可能とするブレーキスイッチ調整方法を提供することができる。
次に本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
ブレーキスイッチ調整ボルト5gを緩めることに伴ってブレーキスイッチ5がドラムD側と反対側、すなわち蓋となる板5b側へと移動するため、その旨、ストライカー3側からブレーキスイッチ5に向かう矢印が示されている。
dとブレーキスイッチ調整ボルト5gとの間」である場合には、ブレーキスイッチ調整ボルト5gの動きそのものに関係するものであることから、シムXの厚みを温度変化による変化量と同量の厚みとしてしまうと、例えば、上述した例に基づけばブレーキスイッチ5の動きは1/7となってしまう。
2 ブレーキシュー
3 ストライカー
4 コイルケース
5 ブレーキスイッチ
5g ブレーキスイッチ調整ボルト
6 ばね
B ブレーキ本体部
D ドラム
D1 外周面
S ブレーキ装置
X シム
Claims (3)
- アマチュアと一体に動作するブレーキシューをドラムに押し付けてブレーキを釈放するステップと、
前記アマチュアを挟み前記ブレーキシューと反対側に設けられ前記アマチュアと一体に動作するストライカーとコイルケースを介して接触し、スイッチのON、或いはOFFにより、前記ブレーキの吸引、或いは釈放の切り替えを行うブレーキスイッチの動作調整を行うブレーキスイッチ調整ボルトを締め込むステップと、
前記ブレーキスイッチがOFFする動作点まで前記ブレーキスイッチ調整ボルトを緩めるステップと、
前記ブレーキスイッチがOFFした前記動作点の位置から前記ブレーキスイッチをさらに所定の位置まで移動させるべく前記ブレーキスイッチ調整ボルトを緩めるステップと、
前記ブレーキスイッチの所定位置において前記ブレーキを動作させて前記ブレーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップと、
前記ブレーキスイッチが正常に動作する場合に、前記アマチュアと前記コイルケースとの間にシムを挿入するステップと、
前記シムが挿入された状態で前記ブレーキを動作させて前記ブレーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップと、
を備えることを特徴とするブレーキスイッチ調整方法。 - アマチュアと一体に動作するブレーキシューをドラムから離間させてブレーキを吸引するステップと、
前記アマチュアを挟み前記ブレーキシューと反対側に設けられ前記アマチュアと一体に動作するストライカーとコイルケースを介して接触し、スイッチのON、或いはOFFにより、前記ブレーキの吸引、或いは釈放の切り替えを行うブレーキスイッチの動作調整を行うブレーキスイッチ調整ボルトを緩めるステップと、
前記ブレーキスイッチがONする動作点まで前記ブレーキスイッチ調整ボルトを締めるステップと、
前記ブレーキスイッチがONした前記動作点の位置から前記ブレーキスイッチをさらに所定の位置まで移動させるべく前記ブレーキスイッチ調整ボルトを締めるステップと、
前記ブレーキスイッチの所定位置において前記ブレーキを動作させて前記ブレーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップと、
前記ブレーキスイッチが正常に動作する場合に、前記ドラムと前記ブレーキシューとの間、前記ストライカーと前記ブレーキスイッチとの間、或いは、前記ブレーキスイッチが取り付けられるブラケットと前記ブレーキスイッチ調整ボルトとの間のいずれか1つの間にシムを挿入するステップと、
前記シムが挿入された状態で前記ブレーキを動作させて前記ブレーキスイッチが正常に動作するか否かの動作確認を行うステップと、
を備えることを特徴とするブレーキスイッチ調整方法。 - 前記シムの厚さは、挿入される前記シムが接触する部品が温度変化によって膨張することで変動する動作点の変化量を基に設定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブレーキスイッチ調整方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011044772A JP5626999B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | ブレーキスイッチ調整方法 |
CN201210050195.1A CN102653381B (zh) | 2011-03-02 | 2012-02-29 | 制动器开关调整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011044772A JP5626999B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | ブレーキスイッチ調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012180194A JP2012180194A (ja) | 2012-09-20 |
JP5626999B2 true JP5626999B2 (ja) | 2014-11-19 |
Family
ID=46729132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011044772A Active JP5626999B2 (ja) | 2011-03-02 | 2011-03-02 | ブレーキスイッチ調整方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5626999B2 (ja) |
CN (1) | CN102653381B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5605868B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-10-15 | 東芝エレベータ株式会社 | ブレーキスイッチ調整方法 |
FI20135294L (fi) | 2013-03-26 | 2014-09-27 | Kone Corp | Jarru sekä hissijärjestelmä |
JP5976896B1 (ja) * | 2015-07-07 | 2016-08-24 | 東芝エレベータ株式会社 | ブレーキ動作点確認装置及びブレーキ動作点確認方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04338089A (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-25 | Hitachi Ltd | 制動装置 |
JPH0650746A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Suzuki Motor Corp | 寸法計測装置 |
JP2002087718A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | スイッチ点検工具 |
EP1431232B1 (en) * | 2001-06-29 | 2012-11-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator hoist and elevator device |
JP2006193292A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用巻上機 |
CN2900459Y (zh) * | 2006-01-20 | 2007-05-16 | 常熟市电梯曳引机厂有限公司 | 自浮式电磁制动器 |
JP2008037611A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのブレーキ装置の調整治具 |
WO2008155164A1 (de) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Inventio Ag | Einrichtung und verfahren zum überwachen einer bremseinrichtung |
CN101423183B (zh) * | 2008-11-19 | 2010-06-30 | 苏州通润驱动设备股份有限公司 | 改进结构的碟式制动器 |
JP3155615U (ja) * | 2009-07-24 | 2009-11-26 | 株式会社三栄製作所 | 巻上機制動の感知装置 |
-
2011
- 2011-03-02 JP JP2011044772A patent/JP5626999B2/ja active Active
-
2012
- 2012-02-29 CN CN201210050195.1A patent/CN102653381B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012180194A (ja) | 2012-09-20 |
CN102653381A (zh) | 2012-09-05 |
CN102653381B (zh) | 2014-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5350263B2 (ja) | エレベータ制動装置 | |
JP4725980B2 (ja) | モータの制動装置 | |
JP4574636B2 (ja) | エレベーター装置 | |
JP5626999B2 (ja) | ブレーキスイッチ調整方法 | |
JP2014531377A (ja) | エレベータブレーキ制御 | |
CN113830643A (zh) | 用于电梯安全制动系统的电子促动模块 | |
JP2009095939A (ja) | ロボットおよびロボットシステム | |
JP2008207934A (ja) | エレベータ巻上機用ブレーキの解放装置及びそのブレーキの解放方法 | |
JP2005126183A (ja) | エレベータのブレーキ制御装置 | |
JP2015089840A (ja) | 電磁ブレーキ装置、巻上機及びエレベータ装置 | |
EP2868611B1 (en) | A brake assembly for an elevator | |
WO2005050051A1 (en) | Brake and method for adjusting a brake | |
WO2023058199A1 (ja) | 非常止め装置用電動作動器の動作確認装置および動作確認方法 | |
JP2012041168A (ja) | エレベータ | |
WO2023058198A1 (ja) | 非常止め装置用電動作動器の故障検出装置および故障検出方法 | |
WO2024142155A1 (ja) | エレベータ装置 | |
WO2022224351A1 (ja) | エレベータ装置 | |
WO2024004086A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP7445791B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2013234696A (ja) | エレベータのブレーキ装置 | |
KR200424453Y1 (ko) | 드럼방식의 직접형 전자 브레이크를 구비한 권양기 | |
JP2008286333A (ja) | 電磁ブレーキ装置 | |
US11970367B2 (en) | Safety brake actuator | |
WO2023175856A1 (ja) | エレベータ装置 | |
WO2022201529A1 (ja) | エレベータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140926 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5626999 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |