JP5626301B2 - 不織布製造装置 - Google Patents

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本発明は、ノズル列を有するダイから押し出される熱可塑性樹脂を繊維状に延伸して不織布を製造するメルトブローン不織布製造装置に好適な不織布製造装置に関する。
メルトブローン不織布製造方法は、1μm以下〜10数μmの微細な繊維の不織布を製造する技術として、主にフィルター用素材の製造に広く使われている。この技術は例えば直径0.15mmの微細な穴を微細なピッチで直線状に並べたノズル列から吐出される溶融樹脂流を高速の空気流で延伸して移動するコンベア上に集積してノズル列の長さと同等の幅の不織布を得るというものである(例えば、特許文献1〜3参照)。図1は、メルトブローン法の模式図で、ダイ2の先端ノズル列20から出た溶融樹脂流10が、矢印の方向に走行するコンベア11の上に集積され、不織布12が形成される。
本技術の実施にあたって最も重要な機器はノズルであり、特に微細な繊維を得るためには直径0.15mm以下という孔を有するノズル列を有するノズルとなると、加工に数ヶ月かかり、長さが1m以上になると価格も極めて高額なものとなる。ダイとノズルとなると更に高額となる。例えば、幅1mの不織布を製造しているところに0.9m幅の不織布を得ようとすると、形成された1m幅の不織布を0.1m幅カットして処分することになり、材料の無駄が生ずるという問題があり、これを避けるために幅0.9mの不織布を製造できるダイ・ノズルを用意するとなると、前述した高額なコストが掛かることになる。さらにこのようなダイの取替え作業で機械の休止する時間が長くなり、生産性を下げることにもなる。
このような問題に対し、本発明者は、ダイをコンベアベルトの移動方向に直交する不織布のウェブの幅方向に対して傾斜する方向に角度変更可能に設け、形成されるウェブの幅寸法を前記ダイの角度に応じた寸法に調整可能とした発明をすでに出願している(特願2012−126572)。この先行発明は、図2に示すように、ダイ2は図中(a)に示すようにコンベア11の進行方向に対してノズル列20が90度をなすように配置される形態から、図中(b)に示すように角度θだけ回転させることで、不織布12の幅はWcosθとなる。θを90度未満で大きくすれば不織布の幅を小さく調整できる。これにより設備投資が節約でき、生産性を下げることなく、幅の異なる不織布を得ることが可能となる。
本発明者は、この先行発明の中で、ダイを回転させるための手段として、図8および図9に示すように、ダイの樹脂流入口部と前記樹脂供給手段の樹脂供給口部との取り付け構造をフランジ同士の突き合わせ接続構造とし、該フランジ同士をボルト締めやクイックカップリングで締め付け、ダイを回転するときボルトを緩めたりクイックジョイント部を緩めるものを例示している。しかし、このような構造の場合、フランジ接続を緩めると接合面に隙間ができるため緩める前に内部の樹脂を追い出しておく必要がある。これらの作業に相当な時間を要し、結果として生産性の向上に一定の限界が生じる。
特開平2−289107号公報 特開平9−49111号公報 特開2002−38326号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、設備投資が節約でき、生産性を下げることなく、幅の異なる不織布を得ることが可能な不織布製造装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、熱可塑性樹脂が押し出されるノズル列を有するダイの樹脂流入口部を、樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けてなる不織布製造装置であって、前記樹脂流入口部及び樹脂供給口部の一方に、先端に向かって末広がりに拡径する外周面を有する膨出部を設け、他方に、先端に向かって縮径する内周面を有し、前記膨出部を内部に受け入れて該内周面に前記外周面を当止させ、前記膨出部を周方向に相対回転可能且つ軸方向に離間不能に係止する凹部を設け、これら膨出部及び凹部よりなる支持構造により前記ダイの樹脂流入口部を樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けた不織布製造装置を構成した。
ここで、前記膨出部を、前記樹脂流入口部を構成する接合管の先端部の外周、又は前記樹脂供給口部を構成する樹脂供給管の先端部の外周に設けたものが好ましい。
また、前記凹部を、前記樹脂供給口部を構成する樹脂供給管の先端部の外周又は前記樹脂流入口部を構成する接合管の先端部の外周に形成されるフランジと、該フランジの先端面側に突設され、前記内周面を有する保持筒とより構成したものが好ましい。
また、前記膨出部の外周面が円錐面であり、且つ前記凹部の内周面が前記外周面に平行な相対する円錐孔面であることが好ましい。
以上にしてなる本願発明によれば、熱可塑性樹脂が押し出されるノズル列を有するダイの樹脂流入口部を、樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けることで、同じダイで様々な幅の不織布を製造することが可能であり、多種のダイを用意して寸法に応じたものに交換する時間も設備投資のコストも省け、細かな寸法違いなどにも対応でき、また切断による寸法合わせ等も省け、製造コストを著しく低減できる。また、樹脂流入口部及び樹脂供給口部の一方に、先端に向かって末広がりに拡径する外周面を有する膨出部を設け、他方に、先端に向かって縮径する内周面を有し、前記膨出部を内部に受け入れて該内周面に前記外周面を当止させ、前記膨出部を周方向に相対回転可能且つ軸方向に離間不能に係止する凹部を設け、これら膨出部及び凹部よりなる支持構造により前記ダイの樹脂流入口部を樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けたので、接合面に隙間を生じることなく回転させることができ、角度変更前にあらかじめ内部の樹脂を追い出しておく必要もなく、迅速に作業を行うことができ、生産性を下げることなく幅の異なる不織布を得ることができる。
また、膨出部の外周面が円錐面であり、且つ凹部の内周面が外周面に平行な相対する円錐孔面であるので、接続強度を十分に維持しつつ角度変更後もダイを安定した姿勢で保持できる。
メルトブローン法を示す模式図。 本発明においてダイを角度変更可能に設け、不織布の幅寸法を調整可能とした様子を示す模式図。 ダイの樹脂流入口部と樹脂供給手段の樹脂供給口部との接続を示す模式図。 膨出部及び凹部よりなる支持構造の要部を示す縦断面図。 ダイを回転させる補助機構を設けた不織布製造装置を正面からみた模式図。 同じく側面からみた模式図。 ダイを回転させる補助機構を設けた不織布製造装置の他の例を示す模式図。 先行発明におけるダイを回転させる構造の例を示す説明図。 同じくダイを回転させる構造の他の例を示す説明図。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図3は、本発明の不織布製造装置1に係るダイ2の樹脂流入口部21と樹脂供給手段3の樹脂供給口部31との接続を示す模式図であり、樹脂流入口部21を構成する接合管40の先端部と樹脂供給口部31を構成する樹脂供給管50の先端部に、ダイ2の樹脂流入口部21を樹脂供給手段3の樹脂供給口部31に対して回動可能に支持する支持構造Aを有している。
ダイ2は、樹脂流入口部21から溶融ポリマーが押し出される下面側のノズル列に向かって均一に溶融ポリマーを分配するためのT−ダイであり、ノズル列の両側に熱風が吹き出るエアースリットが設けられているスピンヘッドが構成されている。尚、本発明はこのような構造のダイに何ら限定されない。ノズル列の細孔はダイ2の断面に直角な方向に多数並んで配列されており、細孔の両側に熱風のスリット(吹き出し口)がノズル列に平行に設けられている。ノズル列20を一列でもよいし複数列でもよい。
樹脂供給手段3は、特に限定されず、ポリマー(熱可塑性樹脂)を溶融して押し出す押出機と、異物を除去するフィルタと、ダイ2に連続的に定量の溶融ポリマーを送るためのギアポンプと、端部にダイ2の樹脂流入口部21に接続される樹脂供給口部31を有する公知のものを適用できる。
支持構造Aは、図4に示すように、樹脂流入口部21に膨出部41が設けられるとともに、樹脂供給口部31に前記膨出部41を同軸に受け入れる凹部32が設けられた構造である。膨出部41は、樹脂流入口部21の先端に向かって末広がりに拡径する外周面41aを有する構造であり、具体的には、樹脂流入口部21を構成する接合管40の先端部の外周に一体的に形成されている。
凹部32は、先端に向かって縮径する内周面32bを有し、膨出部41を内部に受け入れて該内周面32bに該膨出部41の外周面41aを当止させ、膨出部41を周方向に相対回転可能且つ軸方向に離間不能に係止する構造である。具体的には、樹脂供給口部31を構成する樹脂供給管50の先端部の外周に形成されるフランジ51と、該フランジ51の先端面側に突設され、前記内周面32bを有する保持筒52とより構成されている。
膨出部41の外周面41aは円錐面とされ、且つ凹部32の内周面32bは外周面41aに平行な相対する円錐孔面とされている。これにより外周面41aと内周面32bは全周全面にわたって互いに密着した状態に接合され、さらにダイの自重に基づき外周面41aと内周面32bの間には十分な圧着力が作用しているので、膨出部41の先端面とフランジ51の先端面との隙間13に樹脂が流入しても樹脂が漏れ出ることがないように構成されている。
保持筒52は金属製の保持金具であり、基端側の面にフランジ51を受け入れて嵌合する凹溝52cが形成されるとともに、フランジ51のボルト挿通孔51dに対応する貫通孔52dが軸方向に連通して設けられている。そして、該保持筒52を膨出部41の外周部分に装着した状態で、ボルト挿通孔51d及び貫通孔52dを貫通するボルト33及び座金34、ナット35によりフランジ51に固定することにより、形成される凹部32内に膨出部41が離間不能に係止される。
膨出部41の先端面とフランジ51の先端面との隙間13は理論上は無くてもよいが、これら先端面同士が密着すると、膨出部41が凹部32に対して周方向に回動できなくなり、ボルト33を緩める必要が生じ、樹脂が漏れだす可能性があるため、ボルト33を締めた状態で回動させることができる程度の密着度とする必要がある。このような微妙な密着度を有する接合状態を作り出すためには高精度な加工が要求されるため、実際には隙間13を積極的に設けて加工精度がよくなくても隙間13が無くなり回動不能となるような密着状態となることを回避することが好ましい。
隙間13には樹脂が流入するが、膨出部外周面41aと凹部内周面32bとが上記のとおり圧着されるため、これら面がシールとなって樹脂の流出を防止することができる。このシール効果をより確実にするためには、外周面41aと内周面32bにすり合わせの仕上げ加工を施すことが望ましい。また、隙間13に耐熱性の樹脂などのパッキンを常温状態で押しつぶさない状況にて介装しておくことが望ましい。パッキンは、接続管などの金属よりも熱膨張率が大きいため、温度が上昇する稼動状態で隙間13を確実にシールして樹脂を止めることが期待される。
以上の実施形態では、支持構造Aとして、樹脂流入口部21に膨出部41を設け、樹脂供給口部31に凹部32を設けた構造であるが、逆に樹脂流入口部21に同様の凹部を設け、樹脂供給口部31に同様の膨出部を設けた構造でもよい。この場合、ダイ側の凹部32が樹脂供給手段3側の膨出部の外周面上に軸方向に離間不能で且つ周方向に回動可能に支持される。
また、以上の実施形態では、膨出部41の外周面41aを円錐面とし、凹部32の内周面32bをこれに平行な円錐孔面としたが、膨出部の外周面は末広がりに拡径する外周面であればこのように軸方向に沿って一定の割合で拡径する円錐面以外に、拡径率が変化する曲面、例えば外側凸の球面であってもよい。また、凹部の内周面についても同様に先端に向かって縮径する内周面であれば、一定の割合で縮径する円錐孔面以外に、縮径率が変化する曲面、例えば内側凸の球面であってもよい。
ここで、円錐面又は円錐孔面以外の曲面は加工精度を出すのが難しいため、このような曲面を採用するのであれば、互いに平行な曲面ではなく膨出部の外周面の方を凹部の内周面よりも軸方向に沿った曲率が小さくなるように設定することが好ましく、膨出部の外周面のみ上記円錐面以外の曲面、例えば外側凸の球面とし、凹部の内周面は上記実施形態と同様、縮径率が一定の円錐孔面とすることがより好ましい。
ダイ2は一般に重量が大きいため、支持構造Aのみでは保持できない場合がある。そこで図5及び図6に示すように、別途、上方の架構14から吊り具15により支持することが好ましい。吊り具15は、架構14に回転自在の吊り具支持装置16を介して支持され、ダイ2の回動に連動して回転できる構造とされている。
また、ダイ2は、支持構造Aの構造により人手によりダイ2を必要な角度だけ廻すことが可能になっているが、ダイ2の温度は200〜350度と高温であり、またダイ2の重量が大きい場合には、相当な力も必要となる。そこで、安全上、機械的に行うことが好ましい。このようにダイ2を回転させる補助機構として、まずダイ2を下から回転させる機構について説明する。
図5及び図6に示すように、ダイ2の下方に、ダイ2に係合して所定角度回転させる回転位置決め装置6をセットして行う機構である。回転位置決め装置6は、ダイ2に設けられたピン孔2aに係合するピン61bが上面に突設される係合部材61と、該係合部材61が上面に固定される回転テーブル62aを備えるとともに該回転テーブルを任意の角度回動させる回動装置62と、回動装置62を上記係合部材61とともに上下に昇降させる昇降装置63とより構成されている。
この回転位置決め装置6を用いてダイ2を回転させる際には、まず、ダイ2との係合状態において回転テーブル62aの回動中心軸とダイ2の支持構造の回動中心軸とが一致するようにダイ2の下方にセットされ、回動装置62を回動させ、ダイ2のピン孔2aの角度位置と係合部材61のピン61bの角度位置とが一致して互いに係合する位置にとめる。次に、昇降装置63により回動装置62を係合部材61とともに上昇させ、前記ピン孔2aとピン61bを係合させる。次に、回動装置62を必要な角度だけ回動させて係合部材61のピン61bを介してダイ2を回動・停止させる。そして、昇降装置63により回動装置62を下降させ、ダイ2の下方から回転位置決め装置6を取り外すか、退避させる。
回転位置決め装置6のダイ2下方へのセットは、例えばコンベアの架台・フレームなどに適切な方法で固定すればよい。回動装置62の回動機構や昇降装置63の昇降機構は、手動のものでもモータ等で駆動されるものでもよい。回動装置62としては、例えばロータリーインデックスを適用することができる。本例では、上記した吊り具15及び吊り具支持装置16を介してダイ2を補助的に回転可能に支持しているが、これを省略してもよい。
また、ダイ2を回転させる補助機構として、次にダイ2を上から回転させる機構について説明する。この方法は、図7に示すように、上記した吊り具15及び吊り具支持装置16を利用するものであり、吊り具支持装置16を吊り具15とともに回動させる回動装置6Aを設けたものである。具体的には、ダイ2を支える架構14に回転自在に取り付けられた吊り具支持装置16の上端部に歯車あるいはプーリなどの回転部品64を取付け、これを図示しないギヤードモータやロータリーインデックスで駆動し、所定の角度だけ回転させると、吊り具15でぶら下げられたダイ2を吊り具15とともに所定の角度だけ回動させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
A 支持構造
1 不織布製造装置
2 ダイ
2a ピン孔
3 樹脂供給手段
6 回転位置決め装置
6A 回動装置
10 溶融樹脂流
11 コンベア
12 不織布
13 隙間
14 架構
15 吊り具
16 吊り具支持装置
20 ノズル列
21 樹脂流入口部
31 樹脂供給口部
32 凹部
32b 内周面
33 ボルト
34 座金
35 ナット
40 接合管
41 膨出部
41a 外周面
50 樹脂供給管
51 フランジ
51d ボルト挿通孔
52 保持筒
52c 凹溝
52d 貫通孔
61 係合部材
61b ピン
62 回動装置
62a 回転テーブル
63 昇降装置
64 回転部品

Claims (4)

  1. 熱可塑性樹脂が押し出されるノズル列を有するダイの樹脂流入口部を、樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けてなる不織布製造装置であって、
    前記樹脂流入口部及び樹脂供給口部の一方に、先端に向かって末広がりに拡径する外周面を有する膨出部を設け、
    他方に、先端に向かって縮径する内周面を有し、前記膨出部を内部に受け入れて該内周面に前記外周面を当止させ、前記膨出部を周方向に相対回転可能且つ軸方向に離間不能に係止する凹部を設け、
    これら膨出部及び凹部よりなる支持構造により前記ダイの樹脂流入口部を樹脂供給手段の樹脂供給口部に対して回動可能に取り付けた不織布製造装置。
  2. 前記膨出部を、前記樹脂流入口部を構成する接合管の先端部の外周、又は前記樹脂供給口部を構成する樹脂供給管の先端部の外周に設けてなる請求項1記載の不織布製造装置。
  3. 前記凹部を、前記樹脂供給口部を構成する樹脂供給管の先端部の外周又は前記樹脂流入口部を構成する接合管の先端部の外周に形成されるフランジと、該フランジの先端面側に突設され、前記内周面を有する保持筒とより構成してなる請求項1又は2記載の不織布製造装置。
  4. 前記膨出部の外周面が円錐面であり、且つ前記凹部の内周面が前記外周面に平行な相対する円錐孔面である請求項1〜3の何れか1項に記載の不織布製造装置。
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