JP5625763B2 - 楔式ロープ留め金具の挿入装置 - Google Patents

楔式ロープ留め金具の挿入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5625763B2
JP5625763B2 JP2010247274A JP2010247274A JP5625763B2 JP 5625763 B2 JP5625763 B2 JP 5625763B2 JP 2010247274 A JP2010247274 A JP 2010247274A JP 2010247274 A JP2010247274 A JP 2010247274A JP 5625763 B2 JP5625763 B2 JP 5625763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
socket
wedge
tool
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010247274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012096907A (ja
Inventor
本田 武信
武信 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority to JP2010247274A priority Critical patent/JP5625763B2/ja
Publication of JP2012096907A publication Critical patent/JP2012096907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625763B2 publication Critical patent/JP5625763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、エレベーター等で使用されるロープの端部を、楔式の留め金具に適切に固定するための楔式ロープ留め金具の挿入装置に関するものである。
図1は一般的なエレベーター装置の構成を示す正面図である。
図1において、1はエレベーターの昇降路、2は昇降路1内を昇降するエレベーターのかご、3は昇降路1内をかご2とは逆方向に昇降するつり合いおもり、4はかご2及びつり合いおもり3を昇降路1内で釣瓶式に懸架する主ロープである。主ロープ4は、その一部が、巻上装置5の駆動綱車5aとそらせ車6とに巻き掛けられている。かご2(及び、つり合いおもり3)は、駆動綱車5aの回動に連動して主ロープ4がその長手方向に移動することにより、主ロープ4の移動方向に応じた方向に、昇降路1内を昇降する。
エレベーターの主ロープ4は、一般に、ワイヤロープで構成されているため、かご2やつり合いおもり3に直接接続することはできない。例えば、図1に示すような1:1ローピング方式のエレベーター装置では、主ロープ4の各端部を所定の留め金具7に連結し、この留め金具7を介してかご2(のかご枠2a)やつり合いおもり3に主ロープ4を連結している。
図2は図1に示すA部の縦断面図であり、主ロープ4の端部が留め金具7に適切に締結された状態を示している。図2に示す留め金具7は楔式と呼ばれるものであり、例えば、ウェッジ8とソケット9とから構成される。ウェッジ8は、その名の通り、楔状を呈する部材からなる。また、ソケット9には、ウェッジ8を収納するための収納部が形成されており、その収納部を形成する内側面の一部に、ウェッジ8のV字(ウェッジ8の側端面)の傾斜に合わせた楔受け面9aが設けられている。
かかる構成の留め金具7に主ロープ4を締結するためには、先ず、主ロープ4の一端を、ソケット9の先端部(一端部)に形成された開口9bから上記収納部内に挿し込み、反対側の大きい方の開口9cからロープ4を引き出す。次に、開口9cから引き出した主ロープ4をウェッジ8の外周部分に巻き掛けて主ロープ4を折り返し、その状態のまま、ウェッジ8をその先端8a側から上記収納部内に挿入する。主ロープ4の一端を開口9bから引き出すと、開口9bからソケット9の外部に延びた2本の主ロープ4をソケット9の反対方向(図2のB方向)に引っ張り、ウェッジ8をソケット9の収納部内に適切に配置する。例えば、図2に示すように、ウェッジ8の先端8aが開口9bから突出するまでウェッジ8をソケット9内に引き込むことにより、ソケット9の収納部内において、主ロープ4がウェッジ8の側端面と楔受け面9aとによって適切に挟み込まれる。
ウェッジ8を図2に示す状態まで引き込むと、開口9bから突出したウェッジ8の先端8aに、抜け防止用の割りピン10を挿入する。また、ソケット9内で折り返されて2本になった主ロープ4を、開口9bの近傍において、ワイヤクリップ11を使用して固定する。
このような楔作用を利用した締結方式は、溶接や圧着等の必要がなく、熟練者でなくても、ある程度の締結効率を得ることができるといった利点がある。しかし、上記締結方式では、ウェッジ8をソケット9の収納部内に引き込む際に、ウェッジ8の他端部(先端8aの反対側の端部)とワイヤロープ4との間(図2に示すC部)に隙間(主ロープ4の浮き)が生じ易い。なお、ソケット9内で主ロープ4が浮いている状態のまま、主ロープ4にかご2やつり合いおもり3の負荷が作用すると、その負荷によって上記浮きが解消され(即ち、主ロープ4が移動し)、かご2側の留め金具7とつり合いおもり3側の留め金具7との間の距離が、調整した値から変化してしまう。
このような問題を解決するための従来技術として、例えば、下記特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の楔式ロープ留め金具では、主ロープの折り返し部分を押さえ付ける部材をソケットに設けることにより、主ロープに浮きが発生することを防止している。
特開2001−165245号公報
従来では、上記構成の留め金具7を主ロープ4に締結する際に、主ロープ4が巻き掛けられたウェッジ8をソケット9内に引き込む作業を、人力によって行っていた。主ロープ4にはその表面に油が付着していて滑り易いとともに、主ロープ4の径が太くなると(例えば、主ロープ4の径が16或いは20mm以上になると)、主ロープ4をウェッジ8の曲率に合わせて巻き掛ける作業や、ウェッジ8をソケット9内に引き込む作業自体が、人力では不可能になってしまう。このため、特許文献1に記載の装置を採用しても、ソケット9内で主ロープ4に浮きが発生することを完全に防止することはできなかった。
なお、ソケット9内で主ロープ4が浮いてしまうと、上述したように、かご2等の負荷が作用することによって主ロープ4の距離に変化が生じてしまう。このため、各主ロープ4に作用する負荷にばらつきが生じて、一部の主ロープ4の摩耗が早く進行したり、かご2(或いは、つり合いおもり3)とその下方の緩衝器との間に十分な距離が確保できなくなったりすることがあった。また、ソケット9内で主ロープ4が浮いた状態では、特に主ロープ4にかご2等の負荷が作用していない場合に、ウェッジ8が緩んだり、抜け出てしまったりする恐れもあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、楔式の留め金具にロープを締結する際に、ロープが巻き付けられた状態のウェッジを、ソケット内の適切な位置まで容易に引き込むことができる楔式ロープ留め金具の挿入装置を提供することである。
この発明に係る楔式ロープ留め金具の挿入装置は、外周部分にロープが巻き掛けられたウェッジをソケット内の所定位置まで引き込むことにより、留め金具にロープを締結する楔式ロープ留め金具の挿入装置であって、ソケットの開口からソケットの外部に延びたロープに固定される把持具と、ロープが中空部を貫通した状態で、把持具と開口を形成するソケットの一端部との間に配置されるとともに、ソケット側への変位が、ソケットの一端部に規制される受け具と、把持具に設けられ、受け具をソケットの一端部側に押し付ける押圧具と、を備えたものである。
また、この発明に係る楔式ロープ留め金具の挿入装置は、外周部分にロープが巻き掛けられたウェッジをソケット内の所定位置まで引き込むことにより、留め金具にロープを締結する楔式ロープ留め金具の挿入装置であって、ソケットの開口からソケットの外部に延びたロープに固定される把持具と、ロープが中空部を貫通した状態で、把持具と開口を形成するソケットの一端部との間に配置されるとともに、ソケット側への変位が、ソケットの一端部に規制される受け具と、受け具に設けられ、把持具をソケットから離れる方向に押し付ける押圧具と、を備えたものである。
この発明に係る楔式ロープ留め金具の挿入装置を使用することにより、楔式の留め金具にロープを締結する際に、ロープが巻き付けられた状態のウェッジを、ソケット内の適切な位置まで容易に引き込むことができるようになる。
一般的なエレベーター装置の構成を示す正面図である。 図1に示すA部の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す側面である。 この発明の実施の形態1における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す平面図である。 図3に示すD−D断面図である。 この発明の実施の形態2における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す正面図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図3はこの発明の実施の形態1における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す正面図、図4はその側面図、図5はその平面図、図6は図3に示すD−D断面図である。
本挿入装置は、上記構成の楔式の留め金具7に主ロープ4を締結する際に、作業者が使用するためのものである。即ち、作業者は、本挿入装置を使用することにより、人力に頼ることなく、外周部分に主ロープ4が巻き掛けられたウェッジ8をソケット9内の所定位置まで適切に引き込むことができる。なお、図3乃至図6は、本挿入装置の使用時の状態を示している。また、主ロープ4を留め金具7に締結した時の状態は図2と同じであるため、留め金具7の構成等を含め、その詳細な説明は省略する。
図3乃至図6に示すように、本挿入装置は、把持具12と、受け具13と、押圧具14とにより、その要部が構成される。なお、図3乃至図6において、4aは、ウェッジ8の外周部分に巻き掛けられてソケット9の小さい方の開口9bからソケット9の外部に伸びた主ロープ4のうち、かご2やつり合いおもり3の負荷が作用する負荷側を、4bは上記負荷側4aとは反対側の端部側を示している。
把持具12は、ソケット9の開口9bの近傍で、主ロープ4の負荷側4aと端部側4bとの双方に固定されるものである。具体的に、把持具12は、2つの把持金具15及び16と、把持金具15及び16を固定するボルト等の締付具17とを備えている。把持金具15及び16は、例えば、アルミニウムや銅等の(鉄より)軟らかい金属で構成され、その各側面に、2本のV形の溝15a及び16aが形成されている。そして、把持具12を主ロープ4に固定する場合は、一方の溝15a及び16aに主ロープ4の負荷側4aを、他方の溝15a及び16aに主ロープ4の端部側4bを対向させることにより、把持金具15及び16間に主ロープ4を挟んだ状態で締付具17を締め付け、把持金具15及び16によって、主ロープ4の負荷側4aと端部側4bとの双方を挟持する。
受け具13は、主ロープ4に固定された把持具12と上記開口9bを形成するソケット9の一端部との間に配置されるものである。この受け具13には、その中央に中空部13aが形成されており、受け具13は、主ロープ4の負荷側4aと端部側4bとの双方がこの中空部13aを貫通した状態で、上記位置に配置される。なお、受け具13は、把持具12及びソケット9の一端部間に適切に配置されると、その一部が、ソケット9の上記一端部(本実施の形態においては、開口9bが形成されたソケット9の端面)に接触することにより、ソケット9側への変位が規制される。
具体的に、上記受け具13は、2つの受け金具18及び19と、受け金具18及び19を固定する固定ボルト等の締付具20とを備えている。
受け金具18は、L字状を呈する部材からなり、上記中空部13aの内側面の一部を形成するためのL字状の側面18aを有している。同様に、受け金具19もL字状を呈する部材からなり、上記中空部13aの内側面の他部を形成するためのL字状の側面19aを有している。即ち、受け金具18及び19は、L字状の側面18aと側面19aとが互いに対向するように配置されることにより、上記側面18a及び19aで四方を囲んだ部分によって上記中空部13aを形成する。
また、一方の受け金具18には固定用のネジ孔18bが、他方の受け金具19には固定用の長孔19bが形成されている。そして、受け具13を主ロープ4に対して上記適正位置に配置する場合は、主ロープ4の負荷側4aと端部側4bとが中空部13aを貫通するように受け金具18及び19を主ロープ4の両側から合わせた後、締付具20を長孔19bを介してネジ孔18bに締め付け、両受け金具18及び19を固定する。
なお、受け金具19に形成された長孔19bは、図6に示すように、中空部13aの開口方向と直交する方向に長手を有している。このため、受け金具18及び19の位置を互いに長孔19bの長手方向(主ロープ4の並び方向)にずらすことにより、中空部13aの開口寸法を、その開口の短手方向に変化させることなく、開口の長手方向にのみ調整することができる。即ち、上記構成の受け具13であれば、主ロープ4の並び方向に中空部13aの開口寸法を広げる(狭める)ことができ、種々の径を有する主ロープ4に対応させることが可能となる。
押圧具14は、主ロープ4に固定された把持具12とこの把持具12及びソケット9の上記一端部間に配置された受け具13とを、互いに離れる方向に押圧するためのものである。例えば、押圧具14は、把持具12に設けられ、受け具13を把持具12から離れる方向、即ち、ソケット9の上記一端部側に押し付ける機能を有している。
具体的に、本実施の形態における押圧具14は、把持具12に形成されたネジ孔12aに、ソケット9の反対側から捩じ込まれたボルトからなる。ネジ孔12aは、把持具12が適正に主ロープ4に固定された際に、その軸が主ロープ4の長手方向を向くように形成されている。このため、押圧具14は、ネジ孔12aに締め込まれることにより、主ロープ4に対して主ロープ4の長手方向に変位し、その先端によって受け具13をソケット9の一端部側に押圧する。
上記構成を有する挿入装置を使用して、留め金具7に主ロープ4を締結する場合、挿入装置を図3乃至図6に示す状態に取り付けた後、押圧具14をネジ孔12aに対して更に締め付け、押圧具14により、把持具12と受け具13とが互いに離れるように押圧する。なお、受け具13は、主ロープ4を拘束していないため、押圧具14によってソケット9側に押圧されることにより、ソケット9の上記一端部の端面に接触するまで、主ロープ4に沿ってソケット9側に移動する。そして、受け具13がソケット9の一端部の端面に接触して受け具13の移動が阻止されると、押圧具14の押圧力により、把持具12が主ロープ4を把持したまま、ソケット9(受け具13)から離れる方向に移動する。これにより、ソケット9の収容部内に配置されていた主ロープ4の一部が開口9bからソケット9の外部に引き出され、ソケット9内で主ロープ4に生じた浮きを解消させながら、ウェッジ8をソケット9内の所定位置まで適切に引き込むことができる。
上記構成を有する挿入装置であれば、主ロープ4の径が太い場合であっても、主ロープ4の端部を留め金具7に適切に締結することができる。また、その締結時に、主ロープ4に浮きが発生する恐れもない。
なお、本実施の形態では、ソケット9の一端面によって受け具13を受ける(受け具13の移動を阻止する)場合について説明したが、ソケット9の傾斜した外周面において受け具13を受けるように構成しても良い。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2における楔式ロープ留め金具の挿入装置を示す正面図である。本実施の形態における挿入装置は、把持具21と、受け具13と、押圧具22とにより、その要部が構成される。
把持具21は、受け具13に対向する面に傾斜面21aが形成されている以外は、上記把持具12と同様の構成を有している。なお、傾斜面21aは、把持具21の両側に設けられている。
受け具13は、実施の形態1と同様のものである。
押圧具22は、主ロープ4に固定された把持具21と、この把持具21及びソケット9の上記一端部間に配置された受け具13とを、互いに離れる方向に押圧するためのものである。例えば、押圧具22は、把持具21に設けられ、受け具13を把持具21から離れる方向、即ち、ソケット9の上記一端部側に押し付ける機能を有している。
具体的に、本実施の形態における押圧具22は、把持具21に設けられた基体23と、把持具21及び受け具13の各対向面間に配置された楔金具24と、基体23に設けられた押圧ボルト25とを備えている。楔金具24は楔状を呈しており、V字に形成された部分の一面が受け具13の上面に、他面が把持具21の傾斜面21aに対向するように、把持具21及び受け具13間に側方から挿入するように配置されている。
押圧ボルト25は、基体23に形成されたネジ孔(図示せず)に主ロープ4の反対側から捩じ込まれている。なお、基体23に形成されたこのネジ孔は、把持具21が適正に主ロープ4に固定された際に、その軸が主ロープ4の長手方向と直交する方向を向くように形成されている。このため、押圧ボルト25は、基体23のネジ孔に締め込まれることにより、主ロープ4に対して主ロープ4の長手方向と直交する方向に変位し、その先端によって楔金具24を主ロープ4側に水平に押圧する。
上記構成を有する挿入装置を使用して、留め金具7に主ロープ4を締結する場合、挿入装置を図7に示す状態に取り付けた後、押圧具22の押圧ボルト25を締め付け、楔金具24により、把持具21と受け具13とが互いに離れるように押圧する。
なお、その後の操作は、実施の形態1と同様であり、本構成を有する挿入装置を使用しても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、押圧具を把持具に設けた構成について説明したが、上記機能を実現することができれば、押圧具を受け具に設けても構わない。かかる場合、押圧具は、把持具をソケット9から離れる方向に押圧する。
また、エレベーターでは、かご2やつり合いおもり3を懸架する主ロープ4の他にも、種々の目的でワイヤロープが使用されている。上記各実施の形態においては、楔式の留め金具7にエレベーターの主ロープ4を締結する場合についてのみ説明したが、本挿入装置は、エレベーターで使用されている他のロープを留め金具7に締結する際にも適用できることは言うまでもない。また、エレベーター以外で使用されているロープに適用することも可能である。
1 昇降路
2 かご
2a かご枠
3 つり合いおもり
4 主ロープ
4a 負荷側
4b 端部側
5 巻上装置
5a 駆動綱車
6 そらせ車
7 留め金具
8 ウェッジ
8a 先端
9 ソケット
9a 楔受け面
9b、9c 開口
10 割りピン
11 ワイヤクリップ
12、21 把持具
12a、18b ネジ孔
13 受け具
13a 中空部
14、22 押圧具
15、16 把持金具
15a、16a 溝
17、20 締付具
18、19 受け金具
18a、19a 側面
19b 長孔
21a 傾斜面
23 基体
24 楔金具
25 押圧ボルト

Claims (6)

  1. 外周部分にロープが巻き掛けられたウェッジをソケット内の所定位置まで引き込むことにより、留め金具に前記ロープを締結する楔式ロープ留め金具の挿入装置であって、
    前記ソケットの開口から前記ソケットの外部に延びた前記ロープに固定される把持具と、
    前記ロープが中空部を貫通した状態で、前記把持具と前記開口を形成する前記ソケットの一端部との間に配置されるとともに、前記ソケット側への変位が、前記ソケットの前記一端部に規制される受け具と、
    前記把持具に設けられ、前記受け具を前記ソケットの前記一端部側に押し付ける押圧具と、
    を備えたことを特徴とする楔式ロープ留め金具の挿入装置。
  2. 外周部分にロープが巻き掛けられたウェッジをソケット内の所定位置まで引き込むことにより、留め金具に前記ロープを締結する楔式ロープ留め金具の挿入装置であって、
    前記ソケットの開口から前記ソケットの外部に延びた前記ロープに固定される把持具と、
    前記ロープが中空部を貫通した状態で、前記把持具と前記開口を形成する前記ソケットの一端部との間に配置されるとともに、前記ソケット側への変位が、前記ソケットの前記一端部に規制される受け具と、
    前記受け具に設けられ、前記把持具を前記ソケットから離れる方向に押し付ける押圧具と、
    を備えたことを特徴とする楔式ロープ留め金具の挿入装置。
  3. 前記押圧具は、前記ロープに対して前記ロープの長手方向に変位することにより、前記把持具と前記受け具とを互いに離れる方向に押圧することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の楔式ロープ留め金具の挿入装置。
  4. 前記押圧具は、前記ロープに対して前記ロープの長手方向と直交する方向に変位することにより、前記把持具と前記受け具とを互いに離れる方向に押圧することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の楔式ロープ留め金具の挿入装置。
  5. 前記受け具は、前記中空部の開口寸法を、前記開口の短手方向に変化させることなく、前記開口の長手方向に調整可能な所定の構造を有することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の楔式ロープ留め金具の挿入装置。
  6. 前記受け具は、
    L字状を呈する第1側面によって、前記中空部を形成する内側面の一部を形成するとともに、ネジ孔が形成された第1金具と、
    L字状を呈する第2側面が前記第1側面に対向するように配置されることによって、前記中空部を形成する内側面の他部を形成するとともに、前記中空部の開口方向と直交する方向に長手を有する長孔が形成された第2金具と、
    前記長孔を介して前記ネジ孔に締め付けられることにより、前記第1金具と前記第2金具とを固定する固定ボルトと、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の楔式ロープ留め金具の挿入装置。
JP2010247274A 2010-11-04 2010-11-04 楔式ロープ留め金具の挿入装置 Active JP5625763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010247274A JP5625763B2 (ja) 2010-11-04 2010-11-04 楔式ロープ留め金具の挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010247274A JP5625763B2 (ja) 2010-11-04 2010-11-04 楔式ロープ留め金具の挿入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012096907A JP2012096907A (ja) 2012-05-24
JP5625763B2 true JP5625763B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=46389282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010247274A Active JP5625763B2 (ja) 2010-11-04 2010-11-04 楔式ロープ留め金具の挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5625763B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11078046B2 (en) 2016-12-14 2021-08-03 Otis Elevator Company Elevator system suspension member termination with containment

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102992147B (zh) * 2012-12-05 2014-08-20 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种电梯钢丝绳绳端连接结构
JP5963322B2 (ja) * 2014-06-27 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 主ロープ固定装置およびエレベータ装置
WO2018157385A1 (zh) * 2017-03-03 2018-09-07 太原理工大学 钢丝绳悬挂装置、控制方法及多绳摩擦提升系统
CN111372884B (zh) * 2017-11-20 2021-10-08 株式会社日立大厦系统 绳索末端的紧固装置及绳索末端的紧固方法
CN108861959B (zh) * 2018-09-15 2023-11-14 浙江曼普实业有限公司 一种电梯绳头组合
CN112867689B (zh) * 2018-10-24 2022-09-13 株式会社日立制作所 电梯以及补偿绳索支承机构
CN113474277B (zh) * 2019-05-27 2022-12-09 株式会社日立大厦系统 楔式绳索末端构件的安装夹具以及安装方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538269Y2 (ja) * 1988-08-01 1993-09-28
JPH0285546A (ja) * 1988-09-22 1990-03-27 Hitachi Ltd ロープ締結装置
JP2001165245A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Mitsubishi Electric Corp 楔式ロープ留め装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11078046B2 (en) 2016-12-14 2021-08-03 Otis Elevator Company Elevator system suspension member termination with containment

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012096907A (ja) 2012-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5625763B2 (ja) 楔式ロープ留め金具の挿入装置
JP5341125B2 (ja) くさび・ソケット終端装置、引張クランプおよびエレベータシステム
US20120132874A1 (en) Wire grip
CN104843558B (zh) 电梯
CN112424104A (zh) 电梯绳索末端结构体
WO2006126276A1 (ja) エレベータのロープソケッティング装置
JP2014098435A (ja) ワイヤーロープ把持具
CN111372884B (zh) 绳索末端的紧固装置及绳索末端的紧固方法
JP4826206B2 (ja) エレベータ用非常止め装置
JP2001165245A (ja) 楔式ロープ留め装置
EP1841680B1 (en) Method and device for mounting a rope on a rope pulley
JP7109667B2 (ja) 楔式ロープ端末部品の据付治具及び据付方法
CN103867643B (zh) 一种简易提升带转接夹头
US20100281659A1 (en) Belt clamp
JP2017154825A (ja) 主ロープロッド回転防止治具
JP7070715B2 (ja) 楔式留め装置への索状体取付治具
CN210142039U (zh) 一种钢丝绳破断实验装置
JP5224464B2 (ja) トロリ線接続作業用仮留め装置
JP7226622B1 (ja) ワイヤロープ固定装置
JP2005240296A (ja) 鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法
CN214493258U (zh) 一种高强度吊头
CN116902730A (zh) 绳索握持装置
KR20120001286U (ko) 스턴튜브 선미용 부쉬 체결지그
WO2022137628A1 (ja) 索体引留金具
JP4292942B2 (ja) 荷締ベルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5625763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250