JP2005240296A - 鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法 - Google Patents

鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法 Download PDF

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Toshiki Komiyama
敏樹 小宮山
Akira Hirose
彰 広瀬
Kenzo Kasahara
健蔵 笠原
Masashi Koganezawa
政司 小金澤
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Abstract

【課題】 鉄骨材に傷を付けず、かつ簡単に吊り上げることができる鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法を提供することである。
【解決手段】 鉄骨材用吊り治具1は、鉄骨材2のウエブ3に開口した貫通孔4に挿入される吊りボルト5と、該吊りボルト5の両端部にねじ込まれて上部フランジ6を両側面から挟みつける挟持板7とからなり、該挟持板7は上部に玉掛けワイヤー14が接合され、内側面には滑止シート12が張り付けられ、吊りボルト5の中央部にはウエブ3が嵌合される振止溝9が形成されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法に関するものである。
建築工事において鉄骨材を吊り治具15で吊り上げるには、図5の(1)に示すように、鉄骨材16の上部フランジ17に設置した吊りピース18にシャックル19を介して玉掛けワイヤー20を引っ掛けていた。また、同図の(2)に示すように、鉄骨材16の上部フランジ17の端部にクランプ21を取り付けていた。またその他の吊り治具としては、例えば特開平7−217216号の発明が知られている。
特開平7−217216号公報
しかし、上記の吊りピースは鉄骨材の吊り上げ後に切断しなければならず、切断後の処理も大変な作業であった。またクランプは上部フランジにクランプ傷が残ってしまうという問題があった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、鉄骨材に傷を付けず、かつ簡単に吊り上げることができる鉄骨材用吊り治具およびその吊り上げ方法を提供することである。
以上の課題を解決するための鉄骨材用吊り治具は、鉄骨材のウエブに開口した貫通孔に挿入される吊りボルトと、該吊りボルトの両端部にねじ込まれてフランジを両側面から挟みつける挟持板とからなり、該挟持板は上部に玉掛けワイヤーが接合され、内側面には滑止シートが張り付けられ、ボルトの中央部にはウエブが嵌合される振止溝が形成されたことを特徴とする。また挟持板は、内外両面からナットで締め付けられて固定されたことを含むものである。
また鉄骨材の吊り上げ方法は、鉄骨材のウエブの両端部に開口した貫通孔に吊りボルトを挿入し、該吊りボルトの両端からねじ込んだ挟持板で、上部フランジを両側から挟み込むようにした後、挟持板に玉掛けワイーヤーを接合して吊り上げることを特徴とする。
鉄骨材を傷付けることなく、かつ簡単に吊り上げることができる。また吊りボルトがウエブの貫通孔に挿入されているため、鉄骨材が落下する危険がない。挟持板は吊りボルトの両側からねじ込むだけなので、鉄骨用吊り治具が鉄骨材に簡単に取り付けられる。
以下、鉄骨材用吊り治具(以下、吊り治具という)およびその吊り上げ方法を図面に基づいて説明する。はじめに吊り治具について説明し、次いで、吊り治具の吊り上げ方法について説明するが、同じ構成は同じ符号を付して説明し、異なった構成は異なった符号を付して説明する。
吊り治具1は、図1および図2に示すように、H形綱の鉄骨材2の長さ方向の両端部に取り付けられるものであり、ウエブ3の貫通孔4に挿入される吊りボルト5と、該吊りボルト5の両端部にねじ込まれて上部フランジ6を両側面から挟みつける挟持板7とから構成されている。
また吊りボルト5は、貫通孔4に挿入できる径であり、中央部を除いた部分に雌ネジ8が刻まれ、中央部にはウエブ3が嵌合される振止溝9が設けられている。
一方、挟持板7は、上記吊りボルト5の両端部に内外のナット10、11で固定されて、上部フランジ6を両側から挟み込むものであり、内側面に滑止シート12が張り付けられ、上部の掛止孔13には玉掛けワイヤー14が掛け止めされている。したがって、鉄骨材2は、ウエブ3と上部フランジ6両端部との3点で支持されているため、安定した吊り上げができる。
図3は、高さの異なる鉄骨材2に吊り治具1を取り付けたものであり、鉄骨材2の高さが異なる以外は、上記の吊り治具1と同じ構成である。
次に、鉄骨材の吊り上げ方法を図4に基づいて説明する。はじめに、(1)に示すように、一端部に一方の挟持板7を固定した吊りボルト5を、ウエブ3の貫通孔4に挿入する。次に、(2)に示すように、挟持板7の滑止シート12を上部フランジ6の片側面に当接させるとともに、振止溝9にウエブ3を嵌合する。
次に、(3)に示すように、吊りボルト5の他端部から内ナット10を上部フランジ6の端部までねじ込む。次に、(4)に示すように、他方の挟持板7を吊りボルト5の他端部に取り付けて、外ナット11で固定すると、上部フランジ6が二枚の挟持板7で挟み付けられて、吊りボルト5がウエブ3に固定される。
次に、二枚の挟持板7の掛止孔13に玉掛けワイヤー14を掛け止めして、クレーンで吊り上げると、安定した吊り上げができ、吊り治具1が鉄骨材2から外れないようになっている。
鉄骨材に取り付けた吊り治具の正面図である。 鉄骨材に取り付けた吊り治具の側面図である。 (1)と(2)は高さの異なる鉄骨材に取り付けた吊り治具の正面図である。 鉄骨材の吊り上げ方法を示す図である。 (1)および(2)は従来の吊り治具の正面図である。
符号の説明
1、15 吊り治具
2、16 鉄骨材
3 ウエブ
4 貫通孔
5 吊りボルト
6、17 上部フランジ
7 挟持板
8 雌ネジ
9 振止溝
10 内ナット
11 外ナット
13 滑止シート
14、20 玉掛けワイヤー
18 吊りピース
19 シャッフル
21 クランプ

Claims (3)

  1. 鉄骨材のウエブに開口した貫通孔に挿入される吊りボルトと、該吊りボルトの両端部にねじ込まれて上部フランジを両側面から挟みつける挟持板とからなり、該挟持板は上部に玉掛けワイヤーが接合され、内側面には滑止シートが張り付けられ、ボルトの中央部にはウエブが嵌合される振止溝が形成されたことを特徴とする鉄骨材用吊り治具。
  2. 挟持板は、内外両面からナットで締め付けられて固定されたことを特徴とする請求項1に記載の鉄骨材用吊り治具。
  3. 鉄骨材のウエブの両端部に開口した貫通孔に吊りボルトを挿入し、該吊りボルトの両端からねじ込んだ挟持板で、上部フランジを両側から挟み込むようにした後、挟持板に玉掛けワイーヤーを接合して吊り上げることを特徴とする鉄骨材の吊り上げ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108529414A (zh) * 2018-03-07 2018-09-14 上海艾港风电科技发展有限公司 腹板翻身保护装置
JP7190150B1 (ja) * 2021-10-21 2022-12-15 株式会社 イシハラ 鉄骨の揚重装置
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