JP5625589B2 - クローズドドレンシステム - Google Patents
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Description
、前記負荷機器から排出されるドレンを収集する密閉型のドレンタンクと、このドレンタンクに接続されポンプを有する共通ドレン供給ラインと、この共通ドレン供給ラインから分岐して前記各缶体へ接続され、ドレン制御弁を設けた分岐ドレン供給ラインと、前記各ドレン制御弁の開閉により前記各缶体内の水位を設定水位に制御する制御器と、前記共通ドレン供給ラインの前記ポンプ下流側と前記ドレンタンクとを結んで形成され、ドレンが循環する循環路と、この循環路へ間欠的に薬注する薬注装置とを備え、前記制御器は、ドレンの供給を行っている蒸気ボイラの台数の増減と各蒸気ボイラの運転負荷の増減とに応じて前記薬注装置による薬注量を増減させ、各蒸気ボイラの運転負荷の増減は、各蒸気ボイラの燃焼量と缶体から排出されるブロー水の量とに基づいて演算することを特徴としている。
つぎに、この発明の実施の形態1について説明する。この発明の実施の形態1は、複数台の蒸気ボイラを有し、各蒸気ボイラに対してドレン供給制御を行うクローズドドレンシステムに好適に実施される。
容される場合、複数台の蒸気ボイラに対して1台の薬注ポンプを対応させることができる。たとえは、蒸気ボイラ2台または3台に対して薬注ポンプ1台を対応させることができる。
以上説明した実施の形態1は、複数台の蒸気ボイラを有し、各蒸気ボイラ毎にドレン供給制御と新水供給制御とを切り替えるクローズドドレンシステム(実施の形態2)に好適に実施される。
この実施例1のクローズドドレンシステムは、それぞれ缶体1A,1B,1Cを備え、この缶体1A,1B,1Cにて生成の蒸気を蒸気ヘッダ2などを介して負荷機器3,4へ供給する複数台の蒸気ボイラ5A,5B,5Cと、負荷機器3,4から排出されるドレンを収集(回収)する密閉型のドレンタンク6と、新水を貯留する開放型の新水タンク7と、ドレン供給制御と新水供給制御とを各蒸気ボイラ5A,5B,5Cにおいて選択的に切り替える第一制御器8A,8B,8Cと、ドレン供給制御時に駆動される第一薬注装置9
と、新水供給制御時に駆動される第二薬注装置10とを主要部として備える。
44A,44B,44Cを内蔵している。各第一薬注ポンプ44A,44B,44Cは、共通の薬液を貯留する薬注タンク(図示省略)に接続され、各第一薬注ポンプ44A,44B,44Cに対応する吐出口45A,45B,45Cから第一薬注ライン46A、46B、46Cを通して、循環路21のオリフィス20とドレンタンク6との間に薬液を注入するように構成している。第一薬注ポンプ44A,44B,44Cは、間欠薬注を行う電磁ポンプを使用している。
にドレン供給制御および新水供給制御のいずれかに切り替える給水切替制御の手順(給水切替制御手順)と、ドレン供給制御に含まれドレン供給制御時に第一薬注制御信号を送って第一薬注装置を制御する第一薬注制御の手順(第一薬注制御手順)と、新水供給制御に含まれ新水供給制御時に第二薬注制御信号を送って第二薬注装置を制御する第二薬注制御の手順(第二薬注制御手順)とが含まれている。給水切替制御手順,第一薬注制御手順,第二薬注制御手順の概要をそれぞれ図2,図3,図4に示す。
ここで、実施例1の動作を図面に基づき説明する。図2を参照して、処理ステップS1(以下、処理ステップSNを単にSNと称する。)において、各第一制御器8A,8B,8Cは、各蒸気ボイラ5A,5B,5Cの運転スイッチ(図示省略)がONかどうかを判定する。
S1でYESが判定されると、S2へ移行し、前記給水制御切替スイッチがONされたかどうかを判定する。S2でNOが判定されると、S3へ移行して、つぎの異常が生じているかどうかを判定する。異常との判定は、各缶体1A,1B,1C内圧力が設定値以下、各缶体1A,1B,1Cの異常低水位、各缶体1A,1B,1Cの異常高水位およびドレンポンプ17の給水流量低下のいずれかが検出されたとき行われる。ドレンポンプ17の給水流量低下は、前記ドレン給水制御を行っているのに規定水位を満たさない場合に判定する。
S4のドレン供給制御について説明する。ドレン供給制御は、ドレンポンプ17のON−OFFと、第一ドレン制御弁22A,22B,22Cおよび第二ドレン制御弁23A,23B,23Cの開閉により行う。ドレン供給制御を行っている第一ドレン制御弁22A,22B,22Cを開き、新水供給制御を行っている第一ドレン制御弁22A,22B,22Cを閉じる。
このドレン供給制御時、図3の第一薬注制御が行われる。S11において、各第一制御器8A,8B,8Cは、自らがドレン供給制御を行っているかどうかの信号を取り込み、S12において、第二制御器47に対して、第一薬注制御信号を送る。この第一薬注制御信号は、各蒸気ボイラ5A,5B,5Cがドレン供給制御か前記新水供給制御かの信号と、各蒸気ボイラ5A,5B,5Cの運転負荷の増減の信号とを含んでいる。
S6の新水供給制御は、新水供給制御を行っている各蒸気ボイラ5A,5B,5Cの各新水制御弁39A,39B,39Cを開き、各水位センサ42A,42B,42Cの検出信号により、各新水ポンプ40A,40B,40Cを各缶体1A,1B,1C内の水位が設定水位となるようにON−OFFすることで行われる。新水タンク7内の新水が共通新水供給ライン35と、新水供給制御を行っている各蒸気ボイラ5A,5B,5C各分岐新水供給ライン36A,36B,36Cを通して各缶体1A,1B,1Cへ供給される。
この新水供給制御時、図4の第二薬注制御が行われる。S21において、各第一制御器8A,8B,8Cは、新水供給制御を行っている各蒸気ボイラ5A,5B,5Cの各流量検出器37A,37B,37Cから検出流量信号(パルス駆動信号)を取り込む。そして、S2において、第三制御器52に対して、第二薬注制御信号を送る。この第二薬注制御信号は、各蒸気ボイラ5A,5B,5Cの運転負荷の増減の信号に相当する各蒸気ボイラ5A,5B,5Cに関する検出流量信号(パルス駆動信号)を含んでいる。
3、4 負荷機器
5A〜5C ボイラ
6 ドレンタンク
8 第一制御器(制御器)
9 第一薬注装置
10 第二薬注装置
15A〜15C 共通ドレン供給ライン
16A〜16C 分岐ドレン供給ライン
17 ドレンポンプ
21 循環路
22 第二ドレン制御弁(ドレン制御弁)
Claims (2)
- それぞれ缶体を備え、この缶体にて生成の蒸気を負荷機器へ供給する複数台の蒸気ボイラと、
前記負荷機器から排出されるドレンを収集する密閉型のドレンタンクと、
このドレンタンクに接続されポンプを有する共通ドレン供給ラインと、
この共通ドレン供給ラインから分岐して前記各缶体へ接続され、ドレン制御弁を設けた分岐ドレン供給ラインと、
前記各ドレン制御弁の開閉により前記各缶体内の水位を設定水位に制御する制御器と、
前記共通ドレン供給ラインの前記ポンプ下流側と前記ドレンタンクとを結んで形成されドレンが循環する循環路と、
この循環路へ間欠的に薬注する薬注装置とを備え、
前記制御器は、
ドレンの供給を行っている蒸気ボイラの台数の増減と各蒸気ボイラの運転負荷の増減とに応じて前記薬注装置による薬注量を増減させ、
各蒸気ボイラの運転負荷の増減は、各蒸気ボイラの燃焼量と缶体から排出されるブロー水の量とに基づいて演算することを特徴とするクローズドドレンシステム。 - 前記循環路に流量制限器を設け、この流量制限器の下流側へ薬注することを特徴とする
請求項1に記載のクローズドドレンシステム。
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