JP5625514B2 - 履歴管理システム及び履歴管理方法 - Google Patents

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本発明は、履歴管理システム及び履歴管理方法に関する。
近年、例えば、電子部品や、電子装置等の製品の高機能化が著しい。これに伴って、製品の製造工程、試験工程が増加しており、工程毎の結果を管理する重要性が高まっている。従来、製品を検査するために、製品にRFID(Radio Frequency IDentification)タグを設け、組立・検査ラインに設置したRFIDリーダライタとの間で無線通信を行うことが行われている。このようなRFIDタグを用いた非接触式プリント基板検査システムが知られている(例えば、特許文献1)。また、製品となるIC(Integrated Circuit)チップにアンテナを搭載し、無線方式のICタグリーダを検査装置として採用した半導体製品製造システムが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−242736号公報 特開2006−66806号公報
ところで、製品の製造、試験、検査作業は、製品を搭載したパレットを作業毎に設けられた作業台に順次移動させながら行うと効率がよい。例えば、コンベアを用い、隣接する作業台にパレットを順次移動させることにより、連続的に作業を行うことができる。そして、作業台毎にRFIDのリーダライタを設置し、このリーダライタを用いて工程毎にその履歴を製品に組み込まれたRFIDタグに書き込めば、全ての試験が終了した時点で、全履歴がRFIDタグ内に記憶される。
しかしながら、このように作業台毎にRFIDのリーダライタによるデータ通信を行おうとすると、リーダライタが接近した状態で配置されることになり、混信(クロストーク)が発生するおそれがある。また、適切にデータ通信が行われなかった場合に、再度データ通信を行うと、全体としてアクセス速度の低下を招き、スループットが低下する。さらに、リーダライタを用いた無線通信は、その原理的にもアクセス速度が遅くなることが考えられる。
そこで、本明細書開示の発明は、製造され、又は、試験される製品と送受信機との間の通信時の混信を抑制し、アクセス速度を向上させることを課題とする。
本明細書開示の履歴管理システムは、パレット記憶部を備え、無線通信可能な製品を搭載して移動する搬送パレットと、それぞれ異なる作業が行われ、前記搬送パレットが順次移動するように配列された複数の作業台を備えたパレット巡回手段と、一の作業台に設置され、前記製品と前記製品に関する情報の無線通信を行う第1の送受信機と、前記作業台毎に前記パレット記憶部との間で有線通信を行い、前記作業台毎に前記製品に対して行われた作業に関する履歴を前記パレット記憶部に蓄積する有線通信手段と、前記パレット巡回手段において、前記一の作業台よりも下流側に位置し、少なくとも一以上の作業台を空けた他の作業台に設置され、前記他の作業台に到達した前記搬送パレットが備える前記パレット記憶部から読み出した履歴に、前記他の作業台における履歴を付加して前記製品に無線送信する第2の送受信機とを備えることを特徴としている。
第1の送受信機と第2の送受信機とは、少なくとも一以上の作業台分の間隔を空けて配置される。このため、混信が生じにくい。各作業台で行われた作業の履歴は、パレット記憶部に逐一格納されて製品と共に巡回する。そして、パレット記憶部に蓄積された履歴は、第2の送受信機により、製品内に格納される。前記一の作業台と、前記他の作業台との間に位置する作業台では、有線通信のみを行う。このため、混信することなく安定して高いアクセス速度を維持した通信を行うことができる。
本明細書開示の履歴管理システムによれば、製造され、又は、試験される製品と送受信機との間の通信時の混信を抑制し、アクセス速度を向上させることができる。
図1は、実施例の履歴管理システムの概略構成図である。 図2は、実施例の履歴管理システムを模式的に示した説明図である。 図3は、比較例の履歴管理システムを模式的に示した説明図である。 図4は、作業台及び搬送パレットの概略構成図である。 図5は、メモリの説明図である。 図6は、作業台で行われる履歴に関する情報の流れの一例を示すフロー図である。 図7は、メモリへの情報の書き込みの詳細な流れの一例を示すフロー図である。 図8は、メモリからの情報の読み出しの詳細な流れの一例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されていたり、重なって配置された構成要素を取り除いた状態が描かれていたりする場合もある。
まず、実施例の履歴管理システムの概略構成について図1、図2を参照しつつ説明する。図1は、実施例の履歴管理システム100の概略構成図である。図2は、実施例の履歴管理システム100を模式的に示した説明図である。
履歴管理システム100は、パレット記憶部に相当するメモリ2を備え、RFIDタグ4を備えた製品3を搭載して移動する搬送パレット1を備えている。メモリ2は、読み出し及び書き込み可能な不揮発性メモリである。具体的には、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read only Memory)が採用されている。EEPROMに代えて、他の不揮発性メモリを採用することもできる。製品は、加工中のもの、完成後のものを含む。本実施例における製品は、電子機器であるが、無線通信可能であり、その履歴の管理を行うことができるものは、本明細書における製品に含めることができる。製品3は、RFIDタグ4を備えることにより無線通信可能となっている。履歴は、製造履歴や、試験履歴を含む。本実施例における製品には、図4に示すように複数の電子回路3a〜3cが組み込まれている。
履歴管理システム100は、それぞれ異なる作業が行われ、搬送パレット1が順次移動するように配列された複数の作業台S1〜S8を備えたパレット巡回装置50を備えている。パレット巡回装置50は、パレット巡回手段に相当する。パレット巡回装置50、図1に示すように、二階建て構造を有しており、コンベア部51、スライダ部52、リフト部53を含んでいる。搬送パレット1は、コンベア部51、スライダ部52、リフト部53により巡回する。そして、各作業台で製品3に作業が行われる。作業には、製造工程に含まれる作業や、試験に関する作業を含めることができる。また、作業台の数は、必要とされる作業に応じて適宜増減することができる。実施例の搬送パレット巡回装置50は、先頭作業台となる作業台S1と最後尾作業台となる作業台S8との間に製品3を搬送パレット1上に載置する作業が行われる作業台S0が設けられている。全ての作業が終了した製品3は、最後尾作業台S8にて取り出される。
製品3は、作業台S0で搬送パレット1に載置され、その後、スライダ部52を滑り降り、先頭作業台S1に到達する。その後、搬送パレット1は、リフト部53で作業台S2へ搬送され、コンベア部51によって作業台S8まで到達する。その間、各作業台S1〜S8において、それぞれ異なる作業が行われる。なお、先頭作業台S1と最後尾作業台S8との間に配置された作業台S2〜S7を中間作業台と称する。作業台S2〜S7は、行われる作業によって、図1に示すような遮蔽筐体5、6を備える場合がある。例えば、試験作業により電波が発せられる場合、遮蔽筐体5、6が電波の外部への漏洩を遮断する。
履歴管理システム100は、一の作業台、具体的には、パレット巡回装置50の先頭に位置する作業台S1に設置され、RFIDタグ4と製品3に関する情報の無線通信を行う第1のリーダライタ8を備えている。第1のリーダライタ8は、第1の送受信機の一例である。また、履歴管理システム100は、パレット巡回装置50の最後尾に位置する作業台S8に設置され、RFIDタグ4と無線通信を行う第2のリーダライタ9を備えている。第2のリーダライタ9は、第2の送受信機の一例である。作業台S8は、パレット巡回装置50において、先頭作業台S1よりも下流側に位置し、複数の中間作業台S2〜S7を空けて配置されている。このように、二つのリーダライタが離して設置されているため、第1のリーダライタ8と第2のリーダライタ9との混信が抑制される。
図3は、比較例の履歴管理システム200を模式的に示した説明図である。履歴管理システム200は、実施例の履歴管理システム100と異なり、搬送パレット201にメモリを備えていない。また、履歴管理システム200は、作業台毎にリーダライタ202を備えており、この点も、実施例の履歴管理システム100と異なっている。すなわち、リーダライタ202は、作業台毎に搬送パレットに載置された製品3のRFIDタグ4と無線通信を行う。このため、混信が発生し易い。
第1のリーダライタ8は送受信面8aと、この背面8bを備えている。一方の第2のリーダライタ9は送受信面9aと、その背面9bを備えている。第1のリーダライタ8と、第2のリーダライタ9とは、図1、図2に示すように、背面8b側と背面9bとを、互いに、対向させて配置されている。このような配置は、混信抑制に効果的である。
ここで、作業台S1〜S8及び搬送パレット1の概略構成につき、図4を参照しつつ説明する。作業台Sn(nは1〜8)は、試験装置PC(Personal Computer)10を備えている。試験装置PC10は、作業台Snにおける作業の内容によっては、製造装置PCとなる場合もある。試験装置PC10は、製品I/F(Interface)11、メモリI/F(Interface)12と接続されている。作業台Sn上には、製品I/F11、メモリI/F12と接続されたプロービングユニット13が設けられている。プロービングユニット13は、試験装置側接点としてのニードル13aを複数備えている。
搬送パレット1は、複数の搬送パレット側接点14を備えている。搬送パレット側接点14とニードル13aとは、プロービングユニット13が矢示17のように動作することにより、接続状態と切断状態が切り替わる。搬送パレット1は、メモリ2を備えている。さらに、給電システム15を備えている。給電システム15は、搬送パレット1上に載置された製品3に電源供給することができるようになっている。また、給電システム15は、プロービングユニット13を通じて、外部の電源装置16と接続され、充電状態となることができる。すなわち、搬送パレット1が作業台Sn上に位置しているときに、給電システム15は、充電される。製品3の試験に必要となる電力供給や、搬送中の製品3への電力供給は、給電システム15によって行われる。
製品I/F11は、製品3の試験に関する情報の送受信を行う。メモリI/F12は、履歴に関する情報の送受信を行う。試験装置PC10、メモリI/F12、プロービングユニット13及び搬送パレット側接点14は、作業台Sn毎にメモリ2との間で有線通信を行う。そして、作業台Sn毎に製品3に対して行われた作業に関する履歴をメモリに蓄積する。このように、試験装置PC10、メモリI/F12、プロービングユニット13及び搬送パレット側接点14は、有線通信手段に含まれる。
ここで、メモリ2の内部の構造を、図5を参照しつつ説明する。メモリ2の内部は、使用バンクNo記憶エリア2a、バンク0、バンク1に区分けされている。さらに、バンク0は、使用回数を記憶する第1のエリア2b、履歴情報を記憶する第2のエリア2c、ECC(Error Check and Collection)に関する情報を記憶する第3の領域を備えている。同様に、バンク1も第1の領域2e、第2の領域2f及び第3の領域2gを備えている。通常時、バンク0が使用され、バンク1は、バンク0に異常が発見されたときに使用される。従って、使用バンクNo記憶エリアの初期値は、「0」であり、通常はこのエリアに対してはリードオンリーとなる。そして、代替バンク選択時に、「1」に書き換えられる。
以上のような履歴管理システム100の先頭作業台S1における試験装置PC10は、第1のリーダライタ8と接続されている。また、最後尾作業台S8における試験装置PC10は、第2のリーダライタ9と接続されている。なお、中間作業台S2〜S7における試験装置PC10には、リーダライタは接続されていない。
第1のリーダライタ8は、先頭作業台S1において、製品3に関する情報、具体的には、各製品3に固有の情報である製造番号等に関する情報について、RFIDタグ4との間で無線通信を行う。
第2のリーダライタ9は、最後尾作業台S8において、作業台S1〜S7までに蓄積された履歴をRFIDタグ4に送信して、RFIDタグ4に最終履歴を記憶させる。
つぎに、以上のような履歴管理システム100を用いた製品3の履歴管理方法について図6乃至図8に示したフロー図を参照しつつ説明する。
まず、作業台S0において、製品3が搬送パレット1に載置される。この段階で、製品3には、その製品に固有の情報が、RFIDタグ4内に格納されている。製品3は、その後、それぞれ異なる作業が行われる作業台S1〜S8を順次移動させられる。製品3が載置された搬送パレット1は、スライダ部52を滑り降りて先頭作業台S1に到達する。先頭作業台S1に到達すると、第1のリーダライタ8により、製品3に関するRFIDタグ4内に格納された情報が無線通信により読み出される(ステップS110)。そして、読み出された情報が試験装置PC10〜搬送パレット側接点14を介してメモリ2に転写される(ステップS120)。この情報の転写が行われることにより、メモリ2は初期化される。すなわち、搬送パレット1は繰り返し使用されるため、前回使用時に記憶された情報を消去して、初期化し、今回の情報のやり取りに備える趣旨である。
ステップS120に引き続き行われるステップS130では、先頭作業台S1に割り振られた作業(試験)が実行される。製品3に対する試験の実行は、製品I/F11を通じて行われる。そして、その試験の結果も一旦試験装置PC10に記憶される。そして、その試験の履歴がメモリ2へ書き込まれる(ステップS140)。履歴のメモリ2への書き込みは、メモリI/F12を介して行われる。
ここで、メモリ2への書き込み処理(ステップS140)の内容につき、図7を参照しつつ、より詳細に説明する。ます、ステップS141では、ECC情報を付加し、エラーの検出と、訂正とを行えるようにする。そして、引き続き行われるステップS142では、試験装置PC10からメモリ2へECC情報を込みで履歴情報の書き込みを行う。そして、ステップS143では、ステップS142でメモリ2へ書き込んだ情報を再び試験装置PC10へ読み出す(リードバック)。その後、試験装置PC10は、ステップS142で書き込んだ情報の内容と、ステップS143でリードバックした情報の内容の照合を行う(ステップS144)。その結果、内容が一致しているとしてYESと判断したときは、処理を終了する(エンド)。一方、内容が一致しておらず、NOと判断したときは、ステップS145へ進む。ステップS145では、代替バンクであるバンク1を選択する。すなわち、ステップS144における照合処理の結果、内容に不一致がみられたときは、バンク0のビットセル破壊が生じていると判断できるため、応急処置としてバンク1を使用する趣旨である。ステップS145で代替バンクを選択したときは、同時に使用バンクNo記憶エリアを「1」に書き換えておく。
ステップS145で代替バンクを選択した後は、再び、ステップS141からステップS144までの処理を繰り返す。代替バンクであるバンク1を使用したときは、ステップS144において、ほぼ、YES判定がされ、処理は終了する(エンド)。代替バンクであるバンク1を使用したときは、その周回はそのままその搬送パレット1を使用して製品3を巡回させるが、その周回が終了したときに、搬送パレット1を交換する処置を採るようにする。
つぎに、中間作業台S2〜S7における処理について説明する。中間作業台S2〜S7における情報の送受信は、すべて有線通信となる。まずステップS210において、試験装置PC10は、メモリ2内から情報を読み出す。中間作業台S2の場合は、メモリ2内には、製品3に固有の情報と、先頭作業台S1で行われた作業の履歴が格納されているため、これらの情報を一旦試験装置PC10に読み出す。中間作業台S7の場合は、メモリ2内には、製品3に固有の情報と、中間作業台S6までに行われた作業の履歴が格納されているため、これらの情報を一旦試験装置PC10に読み出す。
ここで、メモリ2内からの情報の読み出し(ステップS210)の内容につき、図8を参照しつつ、より詳細に説明する。まず、ステップS211において、使用バンクNoを読み込む。通常であれば「0」となるが、それ以前の作業台Snで代替バンクが選択されているときは、「1」が読み込まれる。引き続き行われるステップS212では、ステップS211で読み込んだバンクNoに対応するバンクの内容を読み込む。
ステップS210でメモリ2から情報を読み出した後は、先頭作業台S1におけるステップS130、ステップS140と同様に試験実行(ステップS220)、メモリ2への書き込み(ステップS230)を行う。このようなステップS210からステップS230の処理は、中間作業台S2〜S7において共通である。ただし、履歴については、順次蓄積されているので、例えば、中間作業台S7において読み出される履歴は、それ以前の中間作業台S6までのものとなる。なお、履歴は、「良好」または「異常」で表示される。すなわち、「良好」の履歴が表示されているときは、それ以前に行われた試験の全てが良好であったことを意味する。ある作業台Snでの試験結果が「異常」であった場合は、異常であったことを知らせるようにすることができる。この場合、異常と判断された製品3は、その時点で不良品であることが判明し、その後の試験をする必要がないことになる。
つぎに、最後尾作業台S8における処理について説明する。まずステップS310において、試験装置PC10は、メモリ2内から情報を読み出す。これは、ステップS210と共通する処理である。具体的には、メモリ2内には、製品3に固有の情報と、中間作業台S7までに行われた作業の履歴が格納されているため、これらの情報を一旦試験装置PC10に読み出す。
そして、ステップS320において、ステップS130やステップS220と同様に試験を実行する。
ステップS320に引き続き行われるステップS330では、RFIDタグ4内へ情報の書き込みを行う。すなわち、第2のリーダライタ9は、蓄積された履歴をRFIDタグ4に送信して、RFIDタグ4に最終履歴を記憶させる。ステップS310で読み出した情報には、作業台S7までの履歴が含まれているので、この履歴にステップS320で行った試験の履歴を付加してRFIDタグ4へ情報を書き込む。これにより、全ての履歴がRFIDタグ4、すなわち製品3内に格納される。
ステップS330に引き続き行われるステップS340以下は、搬送パレット1の交換に関する処理である。具体出来には、ステップS340において、使用バンクNo記憶エリア2aに記憶されていたバンクNoが「1」であるか否かを判断する。「1」であった場合は、YESと判断し、ステップS350へ進み、搬送パレット1の交換措置を採る。一方、ステップS340においてNOと判断したときは、その搬送パレット1に搭載されたメモリ2は、正常であるので、再度パレット巡回装置50を巡回させるべく、継続処置とする(ステップS360)。
なお、搬送パレット2は、異常が検出されていない場合であっても、記憶された使用回数に関する情報を目安にして、交換措置を採ることができる。
以上、説明したように実施例の履歴管理システム100は、離して設置した二つのリーダライタを備えるとともに、有線による電波干渉のない情報のやり取りを併用している。この結果、RFIDタグ(製品)とリーダライタ(送受信機)との間の混信を抑制し、アクセス速度を向上させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1…搬送パレット
2…メモリ
3…製品
3a〜3c…電子回路
4…RFIDタグ
S0〜S8…作業台
5、6…遮蔽筐体
8…第1のリーダライタ
8a…送受信面
8b…背面
9…第2のリーダライタ
9a…送受信面
9b…背面
10…試験装置PC
11…製品I/F
12…メモリI/F
13…プロービングユニット
13a…ニードル
14…搬送パレット側接点
15…給電ユニット
16…電源装置
50…パレット巡回装置
51…コンベア部
52…スライダ部
53…リフト部
100…履歴管理システム

Claims (4)

  1. パレット記憶部を備え、無線通信可能な製品を搭載して移動する搬送パレットと、
    それぞれ異なる作業が行われ、前記搬送パレットが順次移動するように配列された複数の作業台を備えたパレット巡回手段と、
    一の作業台に設置され、前記製品と前記製品に関する情報の無線通信を行う第1の送受信機と、
    前記作業台毎に前記パレット記憶部との間で有線通信を行い、前記作業台毎に前記製品に対して行われた作業に関する履歴を前記パレット記憶部に蓄積する有線通信手段と、
    前記パレット巡回手段において、前記一の作業台よりも下流側に位置し、少なくとも一以上の作業台を空けた他の作業台に設置され、前記他の作業台に到達した前記搬送パレットが備える前記パレット記憶部から読み出した履歴に、前記他の作業台における履歴を付加して前記製品に無線送信する第2の送受信機と、
    を備えることを特徴とした履歴管理システム。
  2. 前記第1の送受信機が設置された前記一の作業台は、前記パレット巡回手段の先頭に位置する作業台であり、
    前記第2の送受信機が設置された前記他の作業台は、前記パレット巡回手段の最後尾に位置する作業台であることを特徴とした請求項1記載の履歴管理システム。
  3. 前記第1の送受信機と、前記第2の送受信機とは、互いに、送受信面の背面側を対向させて配置されたことを特徴とした請求項1又は2記載の履歴管理システム。
  4. 無線通信可能な製品を、パレット記憶部を備えた搬送パレット上に搭載し、それぞれ異なる作業が行われる複数の作業台へ前記搬送パレットを順次移動させ、
    一の作業台に設置された第1の送受信機と前記製品との間で前記製品に関する情報の無線通信を行い、
    前記作業台毎に前記パレット記憶部との間で有線通信を行い、前記作業台毎に前記製品に対して行われた作業に関する履歴を蓄積し、
    前記一の作業台よりも、下流側に位置し、少なくとも一以上の作業台を空けた他の作業台に設置された第2の送受信機と前記製品との間で無線通信を行い、前記蓄積された履歴を前記製品に送信することを特徴とした履歴管理方法。
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