JP5624396B2 - 異方導電性シートおよび異方導電性シートの製造方法 - Google Patents
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Description
また、このように構成する場合には、導電着脱部材に対応する導電性ピン部材には、フランジ部が設けられていて、そのフランジ部がピン挿通孔の周縁部に位置する。そして、フランジ部は、第1フレームと第2フレームとの間に挟み込まれる。それにより、導電性ピン部材は、ピン挿通孔から外れるのを防止可能となり、異方導電性シートから導電性ピン部材が外れてしまうのを防止可能となる。また、上述のように、フレーム体が第1フレームと第2フレームとから構成されていて、1つのフレームから構成されるものではないため、導電性ピン部材の取り付けおよび取り外しが容易となる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る、異方導電性シート10Aについて、図1〜図6に基づいて説明する。
第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bは、フレーム体を構成するものである。この第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bは、図1におけるY軸方向に沿って、略対称を為す形状に設けられている。また、第1フレーム20Aと第2フレーム20Bとは、互いに位置決めされた状態で取り付け可能となっていて、さらに取り付けられた状態から取り外すことが可能となっている。
続いて、導電性ピン部材30の構成について説明する。なお、導電性ピン部材30は、導電着脱部材に対応する。図1、図3および図4に示すように、導電性ピン部材30は、ピン硬化部31と、フランジ部32とを有している。これらのうち、ピン硬化部31は、ゴム材料と、このゴム材料中に偏在して分散する導電性粒子311とを含んでいる。ここで、ピン硬化部31のうち、導電性粒子311が偏在する領域が導電部312を形成している。この導電部312は、Z軸方向に対して押圧力が加わった際に、導電性粒子311同士が接触することにより、Z軸方向に対して導電性(異方導電性)が発現する。なお、導電部312は、金型40Aにおける磁性ピン43A(後述)の直径に対応する直径を有するように設けられている。
上述の第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bの材料としては、有機材料や、有機材料とガラス布等の無機フィラーを含む複合材料等が挙げられる。有機材料としては、具体的には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、および、ゴム材料、から選択される少なくとも1種が利用できる。これは、スペーサ23が第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bとは別部材の場合であっても同様である。
図3は、導電性ピン部材30の斜視図であり、図4は、導電性ピン部材30の側面断面図である。この導電性ピン部材30は、ゴム材料(ゴムマトリックス)と、そのゴム材料の中に偏在して分散すると共に導電部312を形成する導電性粒子311とを、材料としている。導電性ピン部材30のピン硬化部31を構成する、マトリックス材料であるゴム材料としては、公知のゴム材料が利用でき、たとえば、シリコーンゴム、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、ウレタンゴム、ポリエステル系ゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどを挙げることができる。なお、これらの中でもゴム材料としてはシリコーンゴムが好ましい。
次に、図1に示す異方導電性シート10Aの製造方法について説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Aの製造は、たとえば、特許文献1に開示された製造技術をそのまま利用、または、適宜変形して利用することができる。以下には、異方導電性シート10Aのうち導電性ピン部材30を作製するフローを、図6に示しつつ説明する。
以上のような異方導電性シート10Aによると、導電性ピン部材30は、第1フレーム20Aおよび/または第2フレーム20Bに対して着脱自在に設けられている。そのため、導電部312を有する導電性ピン部材30を、他の導電性ピン部材30から独立した状態で交換可能となる。すなわち、導電部312を他の導電部312から独立した状態で交換する、というニーズに応えることができる。
以下、本発明の第2の実施の形態について、図7から図10に基づいて説明する。なお、本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態で述べたのと同様の構成については、適宜同じ符号を用いて説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Bは、第1フレーム20Aと、第2フレーム20Bと、列状導電性ピンユニット50と、を備えている。
図6に示すように、第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bは、上述した第1の実施の形態における第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bと同様の構成であり、ピン挿通孔21と、位置決め孔22とを有している。なお、位置決め孔22を設けない構成を採用しても良い。また、上述の第1の実施の形態においては、フランジ部32とスペーサ23とによって、第1フレーム20Aと第2フレーム20Bとの間の間隔が所定の間隔に保たれる構成となっている。一方、本実施の形態においては、列状導電性ピンユニット50の連結部52とスペーサ23とによって、第1フレーム20Aと第2フレーム20Bとの間の間隔が、所定の間隔に保たれる構成となっている。なお、本実施の形態においては、異方導電性シート10Bを平面視した場合において、第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bに対して、列状導電性ピンユニット50が占める面積が上述の第1の実施の形態におけるものよりも大きい場合、スペーサ23を設けずに省略する構成を採用しても良い。
本実施の形態においては、第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bの材料および性質は、上述の第1の実施の形態における、第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bと同様となっている。そのため、本実施の形態においては、第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bの材料および性質の詳細に関する説明を省略する。
続いて、列状導電性ピンユニット50の構成について説明する。なお、列状導電性ピンユニット50は、導電着脱部材に対応する。図7および図8に示すように、列状導電性ピンユニット50は、ピン硬化部51と、連結部52とを有している。ピン硬化部51は、上述の第1の実施の形態におけるピン硬化部31と同様のものであるが、本実施の形態におけるピン硬化部51は、導電部511のみから構成されていても良い。すなわち、本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態の導電性ピン部材30のような、別部材から構成されるリング部材33を設けない構成とすることも可能であるため、上述の第1の実施の形態のようなリング部材33を設ける場合に必要である、リング保持部313のような導電部以外の部分を設ける必要がなく、かかる導電部511以外の部分を設けないようにしても良い。
次に、列状導電性ピンユニット50の材料および性質について説明する。本実施の形態における列状導電性ピンユニット50は、ゴム材料(ゴムマトリックス)と、そのゴム材料の中に偏在して分散すると共に導電部511を形成する導電性粒子512とを、材料としている。なお、かかる材料は、上述の第1の実施の形態におけるピン硬化部31と同様であるため、その詳細についての説明を省略する。また、列状導電性ピンユニット50の性質も、上述の第1の実施の形態におけるピン硬化部31と同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における異方導電性シート10Bの製造方法について説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Bの製造においては、図10に示す金型40Bを用いて、列状導電性ピンユニット50を作製する。なお、本実施の形態においては、金型40Bを用いて、列状導電性ピンユニット50の作製を行っている。金型40Bは、列状導電性ピンユニット50の作製に対応した下型41B、上型42B、下側キャビティ部411B、上側キャビティ部421B、磁性ピン43Bを備えている。しかしながら、金型40Bにおける各構成要素は、上述の第1の実施の形態における金型40Aの各構成要素と同様であるため、それらの詳細についての説明は省略する。
本実施の形態における異方導電性シート10Bは、列状導電性ピンユニット50を有する構成のため、第1フレーム20Aおよび/または第2フレーム20Bへの着脱における取り扱いが容易となる。すなわち、導電部のそれぞれが非常に小さいもので、それらが互いに独立しているものである場合、着脱の際の扱いが難しくなる。しかしながら、複数の導電部を長手方向に沿って列状に並べる列状導電性ピンユニット50においては、着脱の際の扱いが容易なものとなる。
以下、本発明の第3の実施の形態について、図11から図13に基づいて説明する。なお、本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態で述べたのと同様の構成については、適宜同じ符号を用いて説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Cは、図11に示すように、第1フレーム20Aと、第2フレーム20Bと、列状導電性ピンユニット60と、を備えている。
列状導電性ピンユニット60のうちピン硬化部61は、上述の第1の実施の形態におけるピン硬化部31と同様の材料から構成されている。また、連結部62(連結部材63)は、上述の第1の実施の形態におけるフランジ部32(リング部材33)と同様の材料から構成されている。すなわち、連結部62(連結部材63)は、ピン硬化部61よりも剛性が高く、導電性を備えない材料から構成されている。なお、その材質としては、上述の第1の実施の形態におけるフランジ部32(リング部材33)と同様の物を用いることができるため、詳細についての説明は省略する。
次に、本実施の形態における異方導電性シート10Cの製造方法について説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Cの製造においては、図13に示す金型40Cを用いて、列状導電性ピンユニット60を作製する。この金型40Cは、列状導電性ピンユニット60の作製に対応した下型41C、上型42C、下側キャビティ部411C、載置部412C、上側キャビティ部421C、磁性ピン43Cを備えている。しかしながら、金型40Cにおける各構成要素は、上述の第1の実施の形態における金型40Aの各構成要素と同様であるため、それらの詳細についての説明は省略する。
本実施の形態における異方導電性シート10Cは、列状導電性ピンユニット60を有する構成のため、第1フレーム20Aおよび/または第2フレーム20Bへの着脱における取り扱いが容易となる。すなわち、導電部のそれぞれが非常に小さいもので、それらが互いに独立しているものである場合、着脱の際の扱いが難しくなる。しかしながら、複数の導電部612を長手方向に沿って列状に並べる列状導電性ピンユニット60においては、着脱の際の扱いが容易なものとなる。
以下、本発明の第4の実施の形態について、図14から図16に基づいて説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Cは、図14に示すように、基材70と、列状導電性ピンユニット80と、を備えている。
基材70は、フレーム体に対応する。この基材70は、上述の第1の実施の形態における第1フレーム20Aおよび第2フレーム20Bと同様に、シート状を為すように設けられている。この基材70の厚み寸法は、特に限定されるものではないが、0.1mm〜2.0mmの範囲内が好ましく、0.2mm〜1.5mmの範囲内がより好ましい。基材70の厚み寸法を0.2mm以上とすることにより、本実施の形態の異方導電性シート10Bの製造時における成形の際に生じる成形歪に基づく導電部811の位置ずれを、回路基板の電気的検査に十分に耐える範囲内に収めることができる。また、基材70の厚みを1.5mm以下とすることにより、小さな圧力でも有効な導電性が得られる。
本実施の形態においては、基材70は、後述する列状導電性ピンユニット80を保持する必要がある。加えて、基材70のピン挿通孔71にピン硬化部81が圧入された際に、当該ピン挿通孔71がピン硬化部81の圧入に対応して、当該ピン挿通孔71の直径が若干拡がるのが好ましい。そのため、基材70は、弾性を有するゴム系の材料から形成されている。かかるゴム系の材料としては、公知のゴム材料が利用でき、たとえば、シリコーンゴム、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、ウレタンゴム、ポリエステル系ゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどを挙げることができる。なお、かかる基材70のゴム系の材料は、列状導電性ピンユニット80のゴム材料(ゴムマトリックス)と同じものとしても良く、異なるものとしても良い。
続いて、列状導電性ピンユニット80の構成について説明する。列状導電性ピンユニット80は、導電着脱部材に対応する。この列状導電性ピンユニット80は、ピン硬化部81と、連結部82とを有している。ピン硬化部81は、上述の第2の実施の形態におけるピン硬化部51と類似した構成となっている。すなわち、本実施の形態におけるピン硬化部81は、導電部811のみから構成されていても良い。これは、上述の第2の実施の形態と同様に、本実施の形態においては、別部材から構成されるリング部材33、連結部材63を設けない構成とすることも可能であるからである。そのため、本実施の形態では、上述の第1の実施の形態のようなリング保持部313、第3の実施の形態のような連結部材保持部613のような導電部811以外の部分を設ける必要がなく、かかる導電部811以外の部分を設けないようにしても良い。
列状導電性ピンユニット80の材料は、上述の第2の実施の形態における列状導電性ピンユニット50と同様の材料から構成されている。そのため、その詳細についての説明は省略する。
次に、本実施の形態における異方導電性シート10Dの製造方法について説明する。本実施の形態における異方導電性シート10Dの製造においては、図16に示す金型40Dを用いて、列状導電性ピンユニット80を作製する。金型40Dは、列状導電性ピンユニット80の作製に対応した下型41D、上型42D、下側キャビティ部411D、上側キャビティ部421D、磁性ピン43Dを備えている。しかしながら、金型40Dにおける各構成要素は、上述の第1の実施の形態における金型40Aの各構成要素と同様であるため、それらの詳細についての説明は省略する。
本実施の形態では、ピン硬化部81の直径がピン挿通孔71の直径と等しいか、またはピン挿通孔の直径よりも大きいため、ピン硬化部81は、ピン挿通孔71に圧入されるか、またはピン硬化部81はピン挿通孔71から抜け落ち難い状態となる。それにより、列状導電性ピンユニット80は、ピン挿通孔71から外れるのを防止可能となり、異方導電性シート10Dから列状導電性ピンユニット80が外れてしまうのを防止可能となる。
以上、本発明の一実施の形態に係る、異方導電性シート10A〜10Dおよび異方導電性シート10A〜10Dの製造方法について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
20A…第1フレーム(フレーム体の一部に対応)
20B…第2フレーム(フレーム体の一部に対応)
21,71…ピン挿通孔
22…位置決め孔
23…スペーサ
30…導電性ピン部材(導電着脱部材に対応)
31,51,61,81…ピン硬化部
32…フランジ部
33…リング部材
40A〜40D…金型
41A〜41D…下型
42A〜42D…上型
43A〜43D…磁性ピン
50,60,80…列状導電性ピンユニット(導電着脱部材に対応)
52,62,82…連結部
70…基材(フレーム体に対応)
311,512,611,811…導電性粒子
312,511,612…導電部
313…リング保持部
411A〜411D…下側キャビティ部
412A,412C…載置部
421A〜421D…上側キャビティ部
511,611…導電部
613…連結部材保持部
Claims (4)
- 複数のピン挿通孔を備えると共に電気の導通を防ぐ絶縁性を有するフレーム体と、
押圧力が加えられる場合に導電性が発現可能な導電部を有するピン硬化部を備え、前記導電部が前記ピン挿通孔に位置して前記フレーム体の表面および裏面から突出すると共に、前記フレーム体に対して着脱可能に取り付けられる導電性ピン部材と、
を備え、
前記フレーム体は、平面視した形状が同一となる第1フレームおよび第2フレームを有し、これら第1フレームと第2フレームとが平面視した場合に重ねられる構成となると共に、
前記第1フレームおよび前記第2フレームのそれぞれには、これらを貫く前記ピン挿通孔が形成されていて、
前記導電部よりも外周側にはフランジ部が設けられていて、前記導電性ピン部材の導電部は、前記ピン挿通孔に位置すると共に、前記導電性ピン部材の前記フランジ部は、前記ピン挿通孔の周縁部に位置すると共に前記第1フレームと前記第2フレームとの間に挟み込まれ、
前記ピン硬化部のうち前記導電部よりも外周側には、押圧力が加えられても導電性が発現しない状態となるリング保持部が設けられていて、
前記リング保持部は、リング部材の内周側を保持し、そのリング部材のうち前記リング保持部よりも外周側に向かって前記フランジ部を突出させていて、
前記リング部材は、前記ピン硬化部よりも剛性が高く設けられていて、
前記リング部材は、前記導電部よりも導電性が劣って絶縁体として機能する、
ことを特徴とする異方導電性シート。 - 請求項1記載の異方導電性シートであって、
前記リング保持部は、前記ピン硬化部における厚み方向における中央側が最も大径に設けられていて、その中央側で前記リング部材の内周側を保持している、
ことを特徴とする異方導電性シート。 - 請求項1または2記載の異方導電性シートであって、
前記導電性ピン部材は、ゴム材料と、このゴム材料中のうち前記導電部に偏在して分散している導電性粒子と、を有している、
ことを特徴とする異方導電性シート。 - 異方導電性シートの製造方法であって、
複数のピン挿通孔を備えると共に電気の導通を防ぐ絶縁性を有するフレーム体を作製するフレーム作製工程と、
押圧力が加えられる場合に導電性が発現可能な導電部を有するピン硬化部を備え、前記フレーム体に対して着脱可能に取り付けられる導電性ピン部材を作製する導電性ピン部材作製工程と、
前記導電部を前記ピン挿通孔に位置させて前記フレーム体の表面および裏面から前記導電部を突出させるように、前記フレーム体に対して前記導電性ピン部材を装着する装着工程と、
を有し、
前記導電性ピン部材作製工程は、
金型の下型に存在する下側キャビティと、金型の上型に存在する上側キャビティとを、流動性を有すると共にゴム原料および導電性粒子を含む原料混合物で充填する充填工程と、
前記上型と前記下型とを押し付けて、加圧する加圧工程と、
前記加圧工程と同時または後に、前記原料混合物に磁場を印加する磁場印加工程と、
を有し、
前記フレーム作製工程で作製される前記フレーム体は、平面視した形状が同一となる第1フレームおよび第2フレームを有し、これら第1フレームと第2フレームとが平面視した場合に重ねられる構成となると共に、前記第1フレームおよび前記第2フレームのそれぞれには、これらを貫く前記ピン挿通孔が形成されていて、
前記導電性ピン部材作製工程で作製される前記導電性ピン部材における前記導電部よりも外周側にはフランジ部が設けられていて、前記導電部が前記ピン挿通孔に位置すると共に、前記導電性ピン部材の前記フランジ部は、前記ピン挿通孔の周縁部に位置すると共に前記第1フレームと前記第2フレームとの間に挟み込まれ、
前記ピン硬化部のうち前記導電部よりも外周側には、押圧力が加えられても導電性が発現しない状態となるリング保持部が設けられていて、
前記リング保持部は、リング部材の内周側を保持し、そのリング部材のうち前記リング保持部よりも外周側に向かってフランジ部を突出させていて、
前記リング部材は、前記ピン硬化部よりも剛性が高く設けられていて、
前記リング部材は、前記導電部よりも導電性が劣って絶縁体として機能する、
ことを特徴とする異方導電性シートの製造方法。
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