JP5623035B2 - 集積回路の機能回路と通信するようにIEEE1149.1JointTestActionGroup標準を拡張するための装置、及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、IEEE1149.1 Joint Test Action Group(JTAG)標準に関し、より具体的には、JTAG標準を用いて回路コンポーネント間の通信を容易にすることに関する。
IEEE1149.1 JTAGインターフェースは、集積回路デバイスへの外部アクセスを容易にするために開発された。JTAGに対応した集積回路デバイスは、典型的には、標準化されたテスト・アクセス・ポート(TAP)を含み、これにより、デバイスのTAPポートを介して外部TAPコントローラによってバウンダリ・スキャン操作を実行することができるようになる。全てのテスト結果出力は、同じTAPポートを介して返信することができる。
標準化されたTAPインターフェースは、元々、プリント回路基板をテストするために用いられていたものであり、後に個々の集積回路をテストすることに用いられるようになった。しかしながら、その複雑さのため、コアベースの集積回路設計は、トランジスタ数の増加割合が入力/出力(I/O)ピンより多いという点で新たな複雑さが生じてきた。そこで、集積回路上に直接成長させることができる標準的なテスト・データ・レジスタ(TDR)セルが開発されている。従って、セルベースのTDRは、一般に、それらが必要とされる集積回路の機能回路境界におけるその境界に沿った場所のいずれにも配置することができる。この開示の目的で、回路設計者は、多数の所定のセルを互いに接続することによって集積回路設計をレイアウトするセルベースの集積回路設計を実装することができる。各々のセルは、一つに統合されて所定の機能を実行する複数のトランジスタを含むものとすることができる。セルは、ライブラリとして保持することができ、その結果、設計者は、各々のトランジスタを個々にレイアウトするのではなく、トランジスタのセルを組み立てて一つにすることによって、簡単に設計を構築できることが多い。
従来の設計は、通信に必要なデバッグ論理を扱うための固有のプロトコルを有する完全なScan Communication(走査通信)バス(SCom)を実装するものである。しかしながら、同様なレジスタ・アドレス指定構造を有するこのSComによるソリューションは、クロック待ち時間のレベルが大きくなる問題と、同様なグローバル配線及びエリアの輻輳問題とを有する。
結果として、ユーザが典型的にはチップ・システムの速度で固有の内部レジスタ・アドレス指定プロトコルを実装することを可能にし、データをJTAGインターフェースの速度でJTAGコントローラとの間で非同期的に転送することを可能にする、非同期通信機構が必要である。
本発明は、JTAG標準バウンダリ・セル・アーキテクチャを再使用することによって機能回路と通信するようにIEEE1149.1 JTAG標準を拡張するための、コンピュータにより実装される改善された方法及び装置を提供するものであり、前記装置は、集積回路の機能回路と関連する複数の機能レジスタを有する、該集積回路と、該集積回路の機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数のI/Oユニットと、を含む。各々のI/Oユニットは、隣接するI/Oユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと、該少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと関連し、それと並列に通信を行う、少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと、該少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理と、を含む。
本発明と合致する実施形態は、関連する機能レジスタに書き込まれるか又はそこから読み出されるデータを表すためのデータ・ビットを含むJTAG標準並列TDRを含むものとすることができる。JTAG標準並列TDRは、データ・フローの方向を示すためのREAD/WRITEビットを含むことができる。データ・ビットによって表されるデータが安定していることを保証するのに十分なタイミング遅延を有するDATA GOOD信号を含むこともできる。
本発明の態様は、関連する機能レジスタをアドレス指定するためのアドレス・ビットを含むJTAG標準並列TDRを含むものとすることができる。本発明と合致する実施形態は、少なくとも1つのJTAG標準並列TDRのアドレス・ビットによって保持される値の正当性を示すためのADDRESS VALIDビットを含むものとすることができる。拡張機能命令の実行時に、IEEE1149.1との適合性を維持するためのJTAG標準命令の実行時には非アクティブである拡張バウンダリ・スキャン信号をアクティブにすることができる。拡張バウンダリ・スキャン信号は、標準バウンダリ・スキャン命令の論理和の反転(inversion of logical OR)とすることができる。
本発明の別の態様によれば、JTAG標準バウンダリ・セル・アーキテクチャを再使用することによって機能回路と通信するようにIEEE1149.1 JTAG標準を拡張するための方法であって、集積回路の機能回路と関連する複数の機能レジスタを有する該集積回路を提供するステップと、該集積回路の機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数のI/Oユニットを提供するステップとを含む方法が開示される。各々のI/Oユニットは、隣接するI/Oユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと、該少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと関連し、それと並列に通信を行う、少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと、該少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理インターフェースと、を含むことができる。
本発明の実施形態と合致するプロセスは、複数の機能レジスタのうちの選択された1つからデータを読み出すための方法ステップであって、複数のI/Oユニットのうちの望ましい1つを選択するためにJTAG命令を発行するステップと、読み出し可能データのアドレスを、選択されたI/Oユニットの少なくとも1つのJTAG標準バウンダリ・スキャン直列TDRにシフトするステップと、読み出し可能データのアドレスを、少なくとも1つのJTAG標準バウンダリ・スキャン直列TDRから、少なくとも1つのJTAG標準バウンダリ・スキャン並列データ・レジスタにロードするステップと、アドレスのローディングが完了した時点で、対応するADDRESS VALIDビットを設定するステップと、読み出し可能データを、少なくとも1つの機能レジスタから、デジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続されたJTAG標準バウンダリ・スキャン直列TDRにロードするステップと、データを複数のI/Oユニットからシフトするステップと、直列TDR内の読み出し可能データが有効となるまで対応するDATA GOOD信号をテストするステップとを含む方法をさらに含む。
本発明の態様によれば、DATA GOOD信号及びアドレス・ビットが消去された後にADDRESS VALIDビットを消去し、ADDRESS VALIDビットが消去された後にDATA GOOD信号を停止させることができる。本発明と合致する他のプロセスは、複数のI/Oユニットのうちの望ましい1つを選択するためにJTAG命令を発行し、書き込み可能データのアドレスを、選択されたI/Oユニットの少なくとも1つのJTAG標準直列TDRにシフトし、書き込み可能データを、選択されたI/Oユニットの少なくとも1つのJTAG標準直列TDRにシフトし、書き込み可能データのアドレスを、少なくとも1つのJTAG標準直列TDRから、少なくとも1つのJTAG標準並列データ・レジスタにロードし、アドレスのローディングが完了した時点で、対応するADDRESS VALIDビットを設定し、書き込み可能データを、少なくとも1つのJTAG標準直列TDRから少なくとも1つのJTAG標準並列データ・レジスタにロードし、JTAG標準並列TDR内の書き込み可能データが有効となるまで、対応するDATA GOOD信号をテストし、書き込み可能データを、第2のデジタル論理インターフェースを介して、JTAG標準並列TDRから少なくとも1つの機能レジスタにロードすることを含むものとすることができる。本発明を合致する実施形態は、通信プロセス全体を調整するJTAGマクロを提供するステップをさらに含むものとすることができる。
本発明の別の態様は、JTAG標準バウンダリ・セル・アーキテクチャを再使用することによって機能回路と通信するようにIEEE1149.1 JTAG標準を拡張するための装置に関するものとすることができる。装置は、集積回路の機能回路と関連する複数の機能レジスタを有する、該集積回路と、該集積回路の機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数のI/Oユニットと、を含むものとすることができる。各々のI/Oユニットは、隣接するI/Oユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと、複数の機能レジスタのうちの関連する1つに書き込まれるか又はそこから読み出されるデータを表すためのデータ・ビットを有する少なくとも1つのJTAG標準並列TDRであって、少なくとも1つのJTAG標準直列TDRと関連し、それと並列に通信を行う、少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと、該少なくとも1つのJTAG標準並列TDRと複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理とを含むことができる。
本発明と合致する実施形態は、データ・フローの方向を示すためのREAD/WRITEビットを含むJTAG標準並列TDRを含むものとすることができる。データ・ビットによって表されるデータが安定していることを保証するのに十分なタイミング遅延を有するDATA GOOD信号を含むこともできる。JTAG標準並列TDRは、関連する機能レジスタをアドレス指定するためのアドレス・ビットを含むことができる。少なくとも1つのJTAG標準並列TDRのアドレス・ビットによって保持される値の正当性を示すためのADDRESS VALIDビットを含むこともできる。
本発明の態様は、IEEE1149.1との適合性を維持するためのJTAG標準命令の実行時に非アクティブであり、拡張機能命令の実行時にアクティブである、拡張バウンダリ・スキャン信号を含むものとすることができる。拡張バウンダリ・スキャン信号は、標準バウンダリ・スキャン命令の論理和の反転とすることができる。
本発明を特徴付けるこれらの及び他の利点及び特徴は、本明細書に添付され、本明細書の別の部分を成す特許請求の範囲に示されている。しかしながら、本発明、及び、本発明を用いることによって達成される利点及び目的をより良く理解するために、図面及び本発明の例示的な実施形態が説明されている説明事項を参照されたい。
本発明の原理と合致するバウンダリ・セル・アーキテクチャのブロック図を示す。 本発明の基礎となる原理による、機能回路との通信を可能にするための改善されたバウンダリ・スキャン・アーキテクチャを示す。 本発明の基礎となる原理による、通信ハンドシェーキングを用いた読み出しデータ・シーケンスのための、図2のアーキテクチャによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明の基礎となる原理による、通信ハンドシェーキングを用いた書き込みデータ・シーケンスのための、図2のアーキテクチャによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明の基礎となる原理による、通信ハンドシェーキングを用いない読み出しデータ・シーケンスのための、図2のアーキテクチャによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明の基礎となる原理による、通信ハンドシェーキングを用いない書き込みデータ・シーケンスのための、図2のアーキテクチャによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明に従って修正された簡単なバウンダリ・スキャン構造である。
本発明と合致する実施形態は、標準的なJTAG機能を変更することなく、標準的なJTAGインターフェースを介した汎用的なI/O通信を可能にする。特に、本発明の態様は、JTAGマクロと顧客の集積回路の通信論理との間における非同期通信を提供する。
本発明と合致する実施形態は、JTAGインターフェース標準によって定義される標準バウンダリ・セル・アーキテクチャを、JTAG標準TDR及びインターフェースを再使用することによる機能回路へのパスを提供するように適合させる。既存のマルチコア・プロセッサ・ソリューションを含むことができ、より一般的なソリューションのための拡張機能を提供することができる。一般に、複数のI/Oユニットと共に複数の機能レジスタを持つ集積回路が提供される。I/Oユニットは、集積回路の機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられる。I/Oユニットの各々は、隣接するI/Oユニットと直列に通信を行うJTAG標準直列TDRを含むことができる。さらに、各々のI/Oユニットは、I/OユニットのJTAG標準直列TDRと関連し、それと並列に通信を行う、JTAG標準並列TDRを含む。
さらに、デジタル論理インターフェースが、JTAG標準並列TDRと複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間で、データの直接転送を制御するように構成される。既存のバウンダリ・スキャン・アーキテクチャの再使用の結果として、配線の混雑の大幅な低減が実現される。従って、集積回路の貴重な面積(real estate)を犠牲にすることなく、非同期通信が提供される。
より具体的には、本発明と合致する実施形態は、IEEE1149.1 JTAGインターフェース標準によって定義されるTDR構造を、デバッグ・パスを提供するように適合させる。本発明の態様は、既存のマルチコア・プロセッサ・ソリューションを含むものとすることができるが、より一般的なソリューションのために拡張され、さらにエリア及び配線の混雑を低減させるために既存のバウンダリ・スキャンTDR論理を再使用するように拡張された。
本発明の実施形態は、非同期プロトコルを可能にするIEEE1149.1 JTAG標準を拡張したインターフェースを、ユーザの(すなわち顧客の)既存の論理に提供する。この新しいインターフェースは、顧客のコア論理内の顧客アドレス指定レジスタと通信する幾つかのTDRを追加することによって、実装することができる。特に、標準的なJTAG機能を変更しない拡張可能なインターフェースを提供するために、追加の同期化論理と共にIEEE1149.1 JTAG TAPコントローラを用いる。
本発明と合致する実施形態は、1つ又は複数の適合する並列TDRと共に、新たな直列TDRを導入する。直列TDRは直列にデータをロードすることができ、並列TDRは並列にデータをロードすることができる。顧客論理への全てのアドレス及びデータ・フローは、これらのTDRを通って、通信プロセス全体を調整するJTAGマクロに戻ることができる。
提供されるADDRESS並列TDRは、READ/WRITE制御及びADDRESS VALIDビットのための2つのビットを確保することができる。データ書き込みシーケンス中に顧客論理に書き込まれるデータを保持するために、DATA並列TDRを提供することができる。必要に応じて、これらの2つのTDRを組み合わせて1つのより大きなレジスタにすることができる。顧客論理内の第3のレジスタを用いて、顧客論理からの読み出しデータを保持することができる。この第3のレジスタの追加ビットが、DATA GOODフラグとして機能する。DATA GOODインジケータは、読み出しデータが安定し、従って正しいことを保証するのに十分なタイミング遅延を含む。顧客の集積回路コア上の顧客論理は、典型的には、JTAGインターフェースとは異なるクロック速度で動作する。従って、あらゆる外部TDRコンテンツを正しくキャプチャするために注意を払う必要がある。アドレス、読み出し/書き込みビット、及び(データ書き込みシーケンス中の)データは、予め設定されているため、ADDRESS VALIDビットのみを顧客のコア・クロックに同期させることができる。
本発明の実施形態によれば、典型的なデータ書き込み動作中に通信ハンドシェーキングを含む以下のステップが行われる。最初に、TAPコントローラのUPDATE−DR状態中にREAD/WRITEビットを論理0に設定することに加えて、データをWRITE DATAレジスタ、ADDRESSレジスタにロードすることができる。第2に、RUN−TEST−IDLE状態に入ってから1TCKサイクル後に、ADDRESS VALIDビットが論理1に設定される。第3に、ADDRESS VALIDビットは、TAPコントローラがRUN−TEST−IDLE状態を終了するまでアクティブのまま維持され、後のTCKサイクル前に顧客論理にキャプチャされなければならない。多くの場合、TCKは、顧客のコアの機能クロックより遅いため、RUN−TEST−IDLE状態におけるルーピングは、設定を大幅に長くすることができる。TDRのDATAレジスタ、ADDRESSレジスタ及びREAD/WRITEビットは、新しい命令がロードされるまでそのまま維持されることがあるが、ADDRESS VALIDビットが消えたときに無効とみなされる。第4に、ADDRESS VALIDビットが論理において同期的にキャプチャされると、顧客の集積回路内の適切なレジスタへの書き込みが開始される。
本発明の実施形態によれば、典型的なデータ読み出し動作中に通信ハンドシェーキングを含む以下のステップが行われる。最初に、TAPコントローラのUPDATE−DR状態中にREAD/WRITEビットを論理1に設定するのに加えて、読み出される顧客のレジスタのアドレスがADDRESSレジスタにロードされる。第2に、RUN−TEST−IDLE状態に入ってから1TCKサイクル後に、ADDRESS VALIDビットが論理1に設定される。第3に、ADDRESS VALIDビットは、TAPコントローラがRUN−TEST−IDLE状態を終了するまでアクティブのまま維持され、後のTCKサイクル前に顧客論理にキャプチャされなければならない。多くの場合、TCKは、顧客のコアの機能クロックより遅いため、RUN−TEST−IDLE状態におけるルーピングは、設定を大幅に長くすることができる。TDRのDATAレジスタ、ADDRESSレジスタ及びREAD/WRITEビットは、新しい命令がロードされるまでそのまま維持されることがあるが、ADDRESS VALIDビットが消えたときに無効とみなされる。第4に、ADDRESS VALIDビットが論理において同期的にキャプチャされると、読み出しが開始される。顧客の集積回路内のアドレス指定レジスタは、READデータを提示することもできる。第5に、CAPTURE−DR状態中に、READ DATAをTDRにロードすることができる。DATA GOODビットが論理1に設定されていない場合には、それが論理1に設定されるまでCAPTURE−DRを通じて繰り返しループを行うことができる。DATA GOODが設定されると、ADDRESS VALIDビット(及び、必要に応じてADDRESSレジスタ)は消去することができる。
通信ハンドシェーキングの設計及びシーケンスの変化形は、限定されるものではないが、以下のステップを含むものとすることができる。第1に、WRITE DATA及びADDRESSは、2つの別々の動作でロードすることができるが、WRITE DATAが最初にロードされるものとする。第2に、WRITE DATA及びADDRESSは、顧客の集積回路(すなわちチップ・ドメイン)にキャプチャされて、後に所望の位置に書き込まれる。このプロセスは、TCKへの依存性のほとんどを取り除くことができる。第3に、ADDRESS VALIDビットは、ADDRESSと同時にロードすることができるが、ADDRESS及びWRITE DATAの有効なキャプチャを保証するのに十分長く(少なくとも、最長のADDRESS及びWRITE DATA遅延パスと同じくらい長く)、顧客の集積回路論理によって遅延させられるものとする。
上述のTDRスキームは、標準バウンダリ・アーキテクチャ・セルに実装することができる。機能モードにおいては(顧客の論理がミッション・モードの状態)、バウンダリ・セルが、主にパススルー・デバイスとして動作する。すなわち、直列パス及び並列パスのラッチ(それぞれ、キャプチャ・ラッチ及び更新ラッチ)は、機能モード時にはアクティブではない。集積回路設計の全体にわたって追加の制御信号を繰り返して、サンプル点及びドライブ点を一部に限定することができる。他の既存のバウンダリ・スキャン構成のほとんどにも、同様の構造を容易に追加することができる。
システム・モードにおいては、機能データの入力をデータ出力パスに選択し、入力/出力パッド・ドライバに送る。同様に、受信データは、読み込みデータ入力から、システムの端末に送る読み込みデータ出力に選択することができる。テスト・モード論理は、システム機能時にはアクティブではない。(DS直列及びDP並列)ラッチが利用可能であり、新たなTDRレジスタの一部として安全に用いることができる。このように、入力/出力チップ動作は、誤りを起こすことはない。直列レジスタ(DS及びES)上のテスト・データ入力(TDI)パス及びテスト・データ出力(TDO)パスは、TDR直列スキャン・パスとして用いることができる。並列レジスタ(DP及びES)は、ADDRESSレジスタ及びWRITE DATAレジスタとしても使用可能である。上述されたものと同じ読み出し動作及び書き込み動作は、ここでは依然として有効であるが、クロック・ゲーティングを用いて、この機能及び標準的なバウンダリ・スキャン外部テスト機能をサポートするように変更した。
バウンダリ・スキャン動作に関するJTAG標準命令時に、新たなバウンダリ・スキャン制御信号:MODE_Eをアクティブにすることができる。こうしたJTAG標準命令は、限定されるものではないが、EXTEST、SAMPLE、及びPRELOADを含む。さらに、IEEE1149.1との適合性を維持しながら、この新たな信号によって新たなプライベート命令が可能になるか、又は、この新たな命令は他の全てのバウンダリ・スキャン命令の論理和の反転とすることができる。
バウンダリ・スキャン・リングにおいて多数のラッチが利用可能であり、並列ラッチの幾つかを用いて、書き込みデータを永続的に保持することができる。影響を受けやすいシステム制御ビット(PLL制御設定、クロック・ゲートなど)を保持するこれらのラッチに障害を与えることを避けるように配慮することができる。このモードにおいては、全ての並列バウンダリ・ラッチが応答しなければならないため、クロッキングは固有である。各々が、この新たなTDRモードのための固有のTDRアドレスを含むことができる。次に、更新クロック(UpdClk)信号をブロックすることができ、このレジスタは、バウンダリ・スキャンの他の部分が新たなTDRデータで更新されているときでも、TDRデータを保持する。更新クロック及びキャプチャ・クロックはいずれも、それらのゲーティングにおいて少なくともMODE_Eを含むことができる。
読み出し動作及び書き込み動作は、典型的には、上述のようなシーケンスで行われる。しかしながら、より長い直列TDRを用いて実施形態を実現することができる。こうしたTDRは、各々が個々にアドレス指定可能な複数の並列TDRを含むものとすることができる。
TDRについてバウンダリ・スキャンを再使用することには、多くの利点がある。1つの利点は、バウンダリ・スキャン論理が既に存在しており、典型的には最初のチップ検査以外には利用されないため、貴重なチップ面積が節約されることである。さらに、バウンダリ・スキャン構造は、チップ上で共通である。バウンダリ・スキャンの遍在性の結果として、ほとんどのTDR要件に対応するために利用できる以上の十分なラッチが存在する。これらの構造の配置は、通常は集積回路全体で均一であるため、設計者は、読み出し及び書き込みを行う論理と物理的にごく接近させてバウンダリ・スキャン構造を用いることも可能になる。このことによって、全体的なルーティングを大幅に節減することが可能になる。さらにまた、この論理には、既にTCKベースのクロックが供給されており、この新たな設計を実装するためにごくわずかなゲーティングの変更が必要となるだけである。従って、開発中の集積回路は、ネットリストをごくわずかに変更した本発明の実施形態によってもたらされる全体面積の節約を利用することができる。本発明と合致する実施形態によって、IEEE1149.1 JTAG標準との適合性を維持しながら、これらの拡張及び改善がもたらされる。
ここで図面を参照するが、図面では、幾つかの図全体を通して同じ番号が同じ要素を示す。図1は、集積回路上に配置されたバウンダリ・スキャン・アーキテクチャ10を示す。複数の機能レジスタ12及びマイクロチップ論理20が、集積回路の機能回路を含むマイクロチップ・ドメインに含まれる。複数のI/O(入力/出力)ユニット14が、集積回路の機能回路の境界周辺に配置される直列通信チェーンの形態で並べられる。セルのライブラリに格納された拡張JTAGセル(enhanced JTAG cell)を用いて、集積回路の基板上に複数のI/Oユニット14をレイアウトすることができる。
図2において最も良く示されるように、I/Oユニット14の各々は、隣接するI/Oユニット14と直列に通信を行うJTAG標準直列TDR16と、JTAG標準並列TDR18とを含むことができ、JTAG標準並列TDR18は、JTAG標準直列TDR16と関連し、それと並列に通信を行う。
デジタル論理インターフェース20は、JTAG標準並列TDR18と複数の機能レジスタ12のうちの対応する1つとの間で、データの直接転送を制御するように構成することができる。さらに、JTAG標準並列TDR18は、関連する機能レジスタ12に書き込まれるか又はそこから読み出されるデータを表すためのデータ・ビット22を含む。JTAG標準並列TDR18は、関連する機能レジスタ12をアドレス指定するためのアドレス・ビット24も含む。
データ・フローの方向を示すためのREAD/WRITEビット26も、JTAG標準並列TDR18に含まれる。さらにまた、アドレス・ビット24によって保持されるアドレスの正当性を確認するためのADDRESS VALIDビット28も含まれる。さらに、DATA GOOD信号30は、読み出しデータが安定し、従って正しいことを保証するのに十分なタイミング遅延を有するインジケータである。
ここで、図3−図6を参照すると、本発明の実施形態と合致するプロセスが示されている。より具体的には、図3は、本発明の基礎となる原理による、集積回路の機能レジスタからデータを読み出すのに用いられる典型的なデータ読み出しシーケンス32を示す。
図3のフローチャート32に示されるデータ読み出しシーケンスは、本発明の実施形態と合致する通信ハンドシェーキング・プロセスを含む。ブロック34において、TDRリングと関連する複数のI/Oユニットのうちの望ましい1つを選択するために、JTAG命令を発行することができる。ブロック36において、システム10は、読み出し可能データのアドレスを、選択されたI/OユニットのJTAG標準直列TDR16にシフトすることによって、続行される。ブロック38において、読み出し可能データのアドレスをJTAG標準直列TDR16からJTAG標準並列データ・レジスタ18にロードすることができる。
TAPを通るループがラン・テスト・アイドルを示し、シフトDRは、データが直列TRD16に読み出され、DATA GOODをチェックするためにシフトされる間、維持される。これらのプロセスは、必要に応じてリトライされる場合がある。次いでブロック40において、アドレス・ローディングが完了すると、その状態は、対応するADDRESS VALIDビットの設定で終わる。ブロック42において、読み出し可能データは、機能レジスタ12から、図1に示されるデジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続されたJTAG標準直列TDR16にロードすることができる。
プロセスはブロック44に続き、ここではデータは有効であり、読み出される。システム10は、読み出し可能データが有効となるまで、対応するDATA GOOD信号をテストすることができる。読み出し可能データは、複数のI/Oユニットからシフトすることができる。
通信ハンドシェーキングは、ブロック46及びブロック48で完了することになる。より具体的には、ブロック46において、システム10は、DATA GOODインジケータ及びアドレス・ビットが消去された後に、ADDRESS VALIDビットを消すことができる。システム10は、ブロック48において、ADDRESS VALIDビットが消去されたことを確認した後、DATA GOOD信号を停止することができる。
図4のフローチャート50に示されるように、書き込みデータ・シーケンスは、通信ハンドシェーキング・プロセスを含む。ブロック52において、JTAG命令が、TDRリングと関連する複数のI/Oユニットのうちの望ましい1つを選択することができる。ブロック54において、システム10は、書き込み可能データのアドレスを、選択されたI/OユニットのJTAG標準直列TDR16にシフトすることによって、続行される。ブロック56において、書き込み可能データのアドレスをJTAG標準直列TDR16からJTAG標準並列データ・レジスタ18にロードすることができる。
アドレス・ローディングが完了すると、ブロック58において、対応するADDRESS VALIDビットが設定されるまで、ラン・テスト・アイドル状態を維持することができる。ブロック60において、書き込み可能データは、JTAG標準並列TDR18から、図1に示されるデジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続された機能レジスタ12にロードすることができる。
ブロック64において、データの書き込みが完了するまで、対応するDATA GOOD信号をテストすることができる。
通信ハンドシェーキングは、図4のブロック66及び68で完了する。より具体的には
、ブロック66を参照すると、システム10は、DATA GOODインジケータ及びアドレス・ビットが消去された後に、ADDRESS VALIDビットを消すことができる。最後に、ADDRESS VALIDビットが消去されたことを確認した後、DATA GOOD信号を停止することができる。
図5のフローチャート70は、本発明の基礎となる原理による通信ハンドシェーキングを含む。ブロック72において、TDRリングと関連する複数のI/Oユニットのうちの望ましい1つを選択するために、JTAG命令を発行することができる。ブロック74において、システム10は、読み出し可能データのアドレスを、選択されたI/OユニットのJTAG標準直列TDR16にシフトすることによって、続行される。ブロック76において、読み出し可能データのアドレスをJTAG標準直列TDR16からJTAG標準並列TDR18にシフトすることができる。
アドレス・ローディングが完了すると、ブロック78において、対応するADDRESS VALIDビットが設定されるまで、ラン・テスト・アイドル状態を維持することができる。ブロック80において、システム10は、読み出し可能データを、機能レジスタ12から、図1に示されるようにデジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続されたJTAG標準直列TDR16にロードすることによって、続行される。並列TDR18内の読み出し可能データが有効となるまで、対応するDATA GOOD信号をテストすることができる。読み出し可能データは、複数のI/Oユニットからシフトすることができる。
図6は、本発明の基礎となる原理による、通信ハンドシェーキングなしの書き込みデータ・シーケンスを示すフローチャート86である。ブロック88において、TDRリングと関連する望ましいI/Oユニットを選択するために、JTAG命令を発行することができる。ブロック90において、システム10は、書き込み可能データのアドレスを、選択されたI/OユニットのJTAG標準直列TDR16にシフトすることができる。ブロック92において、書き込み可能データのアドレスをJTAG標準直列TDR16からJTAG標準並列TDR18にロードすることができる。
アドレス・ローディングが完了すると、ブロック94において、対応するADDRESS VALIDビットが設定されるまで、ラン・テスト・アイドル状態を維持することができる。機能レジスタからの書き込み可能データは、図1に示されるデジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続されたJTAG標準並列TDR18にロードすることができる。JTAG標準並列TDR18からの書き込み可能データは、JTAG標準直列TDR16にロードすることができる。
図7は、入出力能力を有する簡略化された標準バウンダリ・スキャン構造100を表す。R102はレシーバを表し、D104はドライバを表す。ES106及びEP108は、ENABLE SERIALラッチ及びENABLE PARALLELラッチを表す。直列ドライブ・ラッチDS110の後には、並列ドライブ・ラッチDP112が続く。バウンダリ・テスト/スキャン・モードにおいては、データは、キャプチャCLK信号でDS110などの直列ラッチに直列にシフトされ、次いで、アップデートCLKでDP112などの並列ラッチにロードされる。このデータは、ドライバD104で用いるか、又は、レシーバR102に戻すことができる。機能モードの間、(レシーバR102及びドライバD104の両方について)機能データ・パスを用いることができ、それにより、バウンダリ・スキャン構造全体をバイパスする。
チップ・ドメイン回路と共に動作するようにバウンダリ・スキャン構造を変更するために、最小数の論理114、116、118、及び必要に応じて120が追加される。論理114、116、及び118は、論理ゲートの組み合わせによって構築され、受信データと図2に示される新たなREAD DATA/DATA GOOD信号とを多重化するために直列ラッチ110の前に配置される。
次いで、図7においてMODE Eとして示される新たなモード又はプライベート命令を用いて、動作のそのモードを選択する。そのモードの間の適切な動作を保証するために、この新たなMODE Eを用いてキャプチャCLK及びアップデートCLKを生成することができる。ここで、DPラッチからの新たなWRITE DATA/ADDRESS VALIDパスは、機能モードの際にマルチプレクサからアクセス可能であり、それにより、いつでもそのデータにアクセスすることが可能になる。このように、バウンダリ・スキャン構造の標準的な動作のいずれも阻害しないように配慮されている。さらに、この構造は、JTAG標準を用いる回路要素間の通信を容易にすることができるように強化されている。
本発明は種々の実施形態の説明によって示され、これらの実施形態は極めて詳細に説明されたが、特許請求の範囲をこうした詳細に制限するか又は多少なりとも限定することは、本出願人の意図するところではない。このように、幅広い態様における本発明は、示され説明された特定の詳細、代表的な装置及び方法、並びに例示に限定されるものではない。従って、出願者の一般的な発明概念の趣旨又は範囲から逸脱することなく、こうした詳細から離れることができる。

Claims (20)

  1. IEEE1149.1 Joint Test Action Group標準において、集積回路の機能回路と通信するための装置であって、
    前記機能回路関連付けられた複数の機能レジスタを有する前記集積回路と、
    前記機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数の入力/出力ユニットであって、各々の入力/出力ユニットは、
    (1)隣接する入力/出力ユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと、
    (2)前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタ関連付けられた少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタであって、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと並列に通信を行う前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと、
    (3)前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと前記複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理インターフェース
    を含む、複数の入力/出力ユニットと
    を含む、前記装置。
  2. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタは、関連する機能レジスタに書き込まれるか又はそこから読み出されるデータを表すためのデータ・ビットを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタは、データ・フローの方向を示すためのREAD/WRITEビットを含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記データ・ビットによって表されるデータが安定していることを保証するのに十分なタイミング遅延を有するDATA GOOD信号をさらに含む、請求項2に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタは、関連する機能レジスタをアドレス指定するためのアドレス・ビットを含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタの前記アドレス・ビットによって保持される値の正当性を示すためのADDRESS VALIDビットをさらに含む、請求項5に記載の装置。
  7. IEEE1149.1との適合性を維持するためのJoint Test Action Group標準命令の実行時には非アクティブであり、拡張機能命令の実行時にはアクティブである、拡張バウンダリ・スキャン信号をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記拡張バウンダリ・スキャン信号は、標準バウンダリ・スキャン命令の論理和の反転である、請求項7に記載の装置。
  9. IEEE1149.1 Joint Test Action Group標準において、集積回路の機能回路と通信するための方法であって、
    前記機能回路関連付けられた複数の機能レジスタを有する前記集積回路を提供するステップと、
    前記機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数の入力/出力ユニットを提供するステップであって、各々のI/Oユニットは、
    (1)隣接する入力/出力ユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと、
    (2)前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタ関連付けられた少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタであって、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと並列に通信を行う前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと、
    (3)前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと前記複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理インターフェースと
    を含む、前記提供するステップと
    を含む、前記方法。
  10. 前記複数の機能レジスタのうちの選択された1つからデータを読み出すステップをさらに含み、当該読み出すステップは、
    前記複数の入力/出力ユニットのうちの望ましい1つを選択するためにJoint Test Action Group命令を発行するステップと、
    読み出し可能データのアドレスを、前記選択された入力/出力ユニットの前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタにシフトするステップと、
    前記読み出し可能データの前記アドレスを、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタから、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタにロードするステップと、
    アドレスのローディングが完了した時点で、対応するADDRESS VALIDビットを設定するステップと、
    前記読み出し可能データを、少なくとも1つの機能レジスタから、前記デジタル論理インターフェースを介してインターフェース接続された前記Joint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタにロードするステップと、
    前記直列テスト・データ・レジスタ内の前記読み出し可能データが有効となるまで、対応するDATA GOOD信号をテストするステップと、
    前記データを前記複数の入力/出力ユニットからシフトするステップと
    さらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記DATA GOOD信号及びアドレス・ビットが消去された後に、前記ADDRESS VALIDビットを消去するステップと、
    前記ADDRESS VALIDビットが消去された後に、前記DATA GOOD信号を停止させるステップと
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 少なくとも1つの機能レジスタにデータを書き込むステップをさらに含み、当該書き込むステップは、
    前記複数の入力/出力ユニットのうちの望ましい1つを選択するためにJoint Test Action Group命令を発行するステップと、
    書き込み可能データのアドレスを、前記選択された入力/出力ユニットの前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタにシフトするステップと、
    前記書き込み可能データを、前記選択された入力/出力ユニットの前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタにシフトするステップと、
    前記書き込み可能データの前記アドレスを、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group直列テスト・データ・レジスタから、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group並列テスト・データ・レジスタにロードするステップと、
    前記書き込み可能データを、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group直列テスト・データ・レジスタから、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group並列テスト・データ・レジスタにロードするステップと、
    アドレスのローディングが完了した時点で、対応するADDRESS VALIDビットを設定するステップと、
    前記Joint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタ内の前記書き込み可能データが有効となるまで、対応するDATA GOOD信号をテストするステップと、
    前記書き込み可能データを、第2のデジタル論理インターフェースを介して、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group並列テスト・データ・レジスタから、前記少なくとも1つの機能レジスタにロードするステップと
    さらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. 通信プロセス全体を調整するJoint Test Action Groupマクロを提供するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  14. IEEE1149.1 Joint Test Action Group標準において、集積回路の機能回路と通信するための装置であって、
    前記機能回路に関連付けられた複数の機能レジスタを有する前記集積回路と、
    前記機能回路の境界周囲に配置される直列通信チェーンの形態で並べられた複数の入力/出力ユニットであって、各々の入力/出力ユニットは、
    (1)隣接する入力/出力ユニットと直列に通信を行う少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと、
    (2)前記複数の機能レジスタのうちの関連する1つに書き込まれるか又はそこから読み出されるデータを表すためのデータ・ビットを有する少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタであって、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタ関連付けられており、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準直列テスト・データ・レジスタと並列に通信を行う、前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと、
    (3)前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタと前記複数の機能レジスタのうちの対応する1つとの間でデータの直接転送を制御するように構成されたデジタル論理インターフェースと
    を含む、前記複数の入力/出力ユニットと
    を含む、前記装置。
  15. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタは、データ・フローの方向を示すためのREAD/WRITEビットを含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記データ・ビットによって表されるデータが安定していることを保証するのに十分なタイミング遅延を有するDATA GOOD信号をさらに含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタは、関連する機能レジスタをアドレス指定するためのアドレス・ビットを含む、請求項14に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのJoint Test Action Group標準並列テスト・データ・レジスタの前記アドレス・ビットによって保持される値の正当性を示すためのADDRESS VALIDビットをさらに含む、請求項17に記載の装置。
  19. IEEE1149.1との適合性を維持するためのJoint Test Action Group標準命令の実行時に非アクティブであり、拡張機能命令の実行時にアクティブである、拡張バウンダリ・スキャン信号をさらに含む、請求項14に記載の装置。
  20. 前記拡張バウンダリ・スキャン信号は、標準バウンダリ・スキャン命令の論理和の反転である、請求項19に記載の装置。
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